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【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】

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0001名無しって、書けない?(庭) (1級) (アウアウカー 182.251.247.35)
垢版 |
2018/02/17(土) 08:07:22.71ID:3tr7ia1Ta
小説スレから独立しました

基本的にただただ妄想を書いてくだけなんですが
たまに映画とかからパクったりもします

僕は小心者なので中傷は禁止させてください
優しい言葉で励ましたり褒めてください

よろしくお願いしますm(__)m
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured
0002名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)
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2018/02/17(土) 08:10:14.42ID:3tr7ia1Ta
過去スレ

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1487327352/
0004名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)
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2018/02/17(土) 08:20:13.72ID:3tr7ia1Ta
せっかくチワンさんから流用させていただいたのに過去スレも前スレも繋がらない・・・
0005三蔵な理佐ちゃん 第192話(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)
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2018/02/17(土) 08:24:04.54ID:3tr7ia1Ta
「俺君、リサハオレノヨメの預託料が足らないって美浦の堀先生から電話あったよ」
1日の肉体労働を終えた俺とその他3人組

夕飯の準備をして待っててくれた三蔵法師こと徳誰の時の制服を着た理佐ちゃんがお出迎えだ
我々の関係性についてはチワンさんが貼ってくれた原案アリの過去スレを見てくれ

「いっけねえ、口座に金入れとくの忘れてた」
ってうっかり者な俺

リサハオレノヨメってのは俺が理佐ちゃんから譲り受けた父にディープインパクトを持つ良血馬だ

先日の共同通信杯をぶっこ抜いてクラシックの最有力候補に躍り出たばかりだ

「あとさ、生活費もなくなっちゃう」って理佐ちゃんが財布見せる

「なんか金儲け考えるか」ってひとりごちる俺

そんな俺を心配そうに見つめる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、心配しなくてももう人を騙したりするようなことはしないよ」優しく語りかけ理佐ちゃんを安心させる俺

「うん、俺君のこと信じてるよ」って可愛くうなずく理佐ちゃん 

そして翌朝

「みんな怪我だけは気をつけてね」
理佐ちゃんの優しさに送り出されて仕事に向かう俺とその他3人組

「俺君、いつまでお師匠様に黙ってるんですか?」手を振る理佐ちゃんが見えなくなるのを見計らって悟空が聞いてくる

「一生言わねえよ」って車を運転してる八戒の頭に足を乗せて体を伸ばす俺

「お前らも絶対理佐ちゃんに言わねえで墓まで持ってけよ」悟空、八戒、カッパの3人にクンロク入れる俺
 
天竺を目指す旅の途中で資金が底をついた三蔵一行

理佐ちゃんにひもじい思いをさせたくない、いやいやむしろ贅沢な旅をさせてあげたい

そんな理佐ちゃんファーストな俺はあっさりドロボウ稼業に転向したってわけだ

そして今日も街の外れから街の中枢にある銀行の金庫に向かって穴堀りしてる俺

「俺君いつまでこんなことするんですか?昔みたいに水商売したり弱者を食いもんにして稼ぎましょうよ」って性根の腐った八戒

「ダメだよ、理佐ちゃんと人を騙すような真似はしないって約束したから」理佐ちゃん絶対主義の俺はここらへんは絶対にぶれない

「ドロボウも詐欺と変わりまへんやろが」って嫌みを言うカッパ

「こらっ!お前一番の新参者が意見言ってんじゃねーぞ、この野郎、お前が理佐ちゃんの尻小玉抜いたの許したわけじゃねえぞ」って凄む俺

そんな俺のために理佐ちゃんが作ってくれたお弁当

蓋を開けると今日も海苔とおかずでハートマークと頑張って!

なんて書いてありそうだから好き
0006三蔵な理佐ちゃん 第193話(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)
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2018/02/17(土) 08:28:28.25ID:3tr7ia1Ta
「届きましたね」
トンネルの天井部分に手を伸ばして確認した悟空が報告する
同時に歓喜の凱歌をあげる俺と理佐ちゃん親衛隊の3人

この街にやって来てから3ヶ月
ついに銀行の金庫の真下にたどり着いた

「あとは夜中に来てお宝を頂戴するだけだな」って全員とハイタッチする俺


「あれ、どうしたのこんな時間に?」いつもより早い俺の帰宅にちょっと嬉しそうな理佐ちゃん
人見知りな理佐ちゃんが慣れない街で寂しい思いをしてることを知ってる俺だ

「段取りの都合で夜中まで待たなきゃいけないんだ」

「本当に?」やっぱり嬉しそうな理佐ちゃん

「みんなは?」

「どうせなら理佐ちゃん誘って食事会したいなんてあいつらが言いだしてさ、
俺が迎えに来たってわけ」なんて肩を竦める俺

「わあ、ありがとう」って喜ぶ理佐ちゃん

「じゃあさ、パレード見に行こうよ」なんて言い出す理佐ちゃん

「パレード?」

「うん、お姫様が宰相と婚約したからその記念パレード」なんてはしゃいでる理佐ちゃんには逆らえない俺


「まだ悟空ちゃんたち来てないみたいだよ」人混みに流されそうになりながらも悟空たちを探す理佐ちゃん

「しかし、凄い人だな」って苦笑いしながら人混みに流されてきそうな理佐ちゃんの手を握る俺

「仕方ないから2人でパレード見ようか?」
俺の提案に握った手に力を込めることで返事する理佐ちゃん

「俺君来たよ」お姫様クラリサと婚約者を乗せた車が近づいてくる

「理佐ちゃん・・・」お姫様のクラリサが愛しの理佐ちゃんそっくりで驚く俺

驚く俺の横でお姫様を綺麗なんて呟くたまに天然の理佐ちゃん

しかし、クラリサは確か俺の理佐ちゃんと同じ年だからまだ18なんだよな
宰相はどう見ても50越えてたよな
なんだかきな臭いな、陰謀の匂いがぷんぷん漂ってるぜ


そんなこんなで悟空たちと合流した居酒屋

「私もあんなティアラ欲しいな」なんて呟く理佐ちゃん
 
「それよりお姫様の顔、理佐ちゃんそっくりだった」って直球な俺に

「お世辞言ってんじゃねーよ」ってドス効かせる理佐ちゃんだけど

お姫様とそっくりって言われて嬉しさ隠しきれてないから好き
0007名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/02/17(土) 08:30:58.57ID:IOLmbpUQK
>>4
新装開店おめでとうございます♪

ところで
スレ一覧をスマホでコピペされたんですかね?
現在スマホで普通に5Chを見るとitestのほうになるので、単純にコピペしちゃうとアドレスの途中に…が入ったりしてほぼ無効になります

≡をタップしてPC版表示にしてからコピーしたほうがいいっすよ
0008名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)
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2018/02/17(土) 08:37:07.58ID:3tr7ia1Ta
>>7
ありがとうございますm(__)m

実は専用スレ少し憧れてたんですけど小説スレが廃れたら悲しいなと思って新たな書き手が現れるの待ってましたw

早速貼りなおします
0009名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 114.161.129.207)
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2018/02/17(土) 08:45:36.35ID:T9d12k0m0
娘の本スレ?はここかな
0010名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 08:48:25.82ID:24REEiYRa
>>9
お義父さんご訪問ありがとうございます

これからもよろしくお願いしますm(__)m
0011名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 08:49:43.19ID:24REEiYRa
【過去スレ】

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1493391840/
【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1489546278/
【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1487327352/
0012名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 08:53:00.40ID:24REEiYRa
>>11
なんで繋がらないんだ、、、涙

誰かたすけて〜泣
0013同じクラスの理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 08:59:53.83ID:24REEiYRa
高校入学とともに世界一の美人理佐ちゃんに一目惚れした俺

3年になって同じクラスになったのをきっかけに
なんとか仲良くなりたいとは思うものの美人過ぎる理佐ちゃんにビビってるうちにもうすぐ卒業だ

そんなある日の放課後

先生に呼び出されて説教される俺

「こんな時間まで説教されてトホホだよ」って情けない俺に

「愚痴ってんじゃねーよ」なんて声かけてきたのは理佐ちゃんだ!?

可愛い顔してドスの効いた声だったな・・・

なんて気持ちを隠しながら 「理佐ちゃんも居残り説教受けてたの?」って聞く俺

「あんたと一緒にしないで」ってクールな理佐ちゃん

「そうなんだ・・・」憧れの理佐ちゃんと放課後の教室に二人

ドキドキ高鳴る心臓がこれが恋だぜっておしえてる

いつか告白するぜなんて思ってた俺だけどいざ二人っきりになったら・・・

ビビちゃって告白どころか早くこの場を去りたいと帰り仕度急ぐチキンな俺

「じゃあ、帰るわ」って理佐ちゃんに声かけて教室を出ようとする俺に

「ねぇ、俺君のこと待っててあげたんだけど」なんてぶっきらぼうに言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0014同じクラスの理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
垢版 |
2018/02/17(土) 09:13:16.99ID:24REEiYRa
「俺君のこと待っててあげたんだけど」
なんて言ってくれた理佐ちゃんと一緒に駅までの道を歩いた昨日の俺

ずっと憧れてたせいかまともに顔も見れないし会話全然弾ませらんない
理佐ちゃんも恥ずかしがりだから全然喋んないしで超ビビってた俺

情けないことに理佐ちゃんと二人で歩いてるだけでドキドキしちゃって・・・
結局、一言も言葉を交わすことなく反対のホームに消えてく理佐ちゃんの背中を見送った俺

「ちきしょう!勇気が欲しい!」なんて自分の部屋の床を叩き悔しがりながら寝たってわけだ

しかし、そんなことがあったせいか理佐ちゃんに告白したい欲は高まるばかりの俺

授業中ことさら騒ぐ俺

先生を怒らせて今日も居残り説教を喰らう作戦の俺

もし今日も理佐ちゃんが待っててくれたら・・・

そんな期待を胸に居残り説教から教室に戻る放課後の俺

「居ねえじゃねーか!」って思わず叫ぶ俺

これが逃した魚はでかかったってやつか・・・

哀しみと寂しさを友に放課後の校庭を抜けて駅への道を歩く俺

「はぁ・・・昨日は隣に理佐ちゃんが居てドキドキ半端なかったな・・・」

なんてため息つきながらあのドキドキが懐かしくなる俺

「あ〜理佐ちゃん戻ってこい」って思わず呟く俺の耳に

「置き去りにしてんじゃねーよ」って理佐ちゃんの声

慌てて振り向くと

「今日は部活あったから」なんて照れ隠しにそっぽむきながら呟く理佐ちゃん

帰っちゃったんじゃなくて部活出てた理佐ちゃん、真面目で可愛い

可愛すぎる照れ理佐ちゃんにビビってなんも言えない俺に

「わざと居残り説教されてんじゃねーよ」
なんて言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0015名無しって、書けない?(茸) (スププ 49.96.34.76)
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2018/02/17(土) 09:20:01.94ID:lX3T9TRId
素晴らしい
0016同じクラスの理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 09:31:47.54ID:24REEiYRa
「理佐ちゃんまだかな?」
2日連続で幸運の女神ならぬ天地開闢以来の美人女神理佐ちゃんに微笑まれた俺

理佐ちゃんと並んで帰る喜びを知ってしまった俺ってわけだ

放課後誰よりも早く教室を抜け出して校門で理佐ちゃんを待ち伏せしてる恋する忠犬な俺

「おかしいな?今日は部活無いはずだぞ」
なかなか校舎から出て来ない理佐ちゃんに首を傾げる俺

すると4、5人でこっちに向かってくる女子たち

最後尾に理佐ちゃんを発見する俺

どうやら仲良し女子たちでどこぞのファミレスで駄弁ってくようだ

俺のことなど眼中にないかのように楽しそうに話す女友達たちと理佐ちゃん

俺の前を通りすぎて遠ざかる理佐ちゃんの後ろ姿・・・

今日も理佐ちゃんが追いかけてきてくれるかも?
なんて淡い期待がシャボン玉のように弾けた俺

「だいたい世界一美人の理佐ちゃんが俺に好意持ってるなんてどこで勘違いしたんだ・・・」
なんて立ち尽くす俺に

女友達たちに見えないように振り向いた理佐ちゃんが
手でごめんねのポーズしてくれそうだから好き
0017名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
垢版 |
2018/02/17(土) 09:34:43.30ID:24REEiYRa
>>15
ありがとうございますm(__)m
0018名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
垢版 |
2018/02/17(土) 09:42:22.22ID:IOLmbpUQK
>>12
【過去スレ】

☆小説統合スレ☆
【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1516542308/

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1493391840/
【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1489546278/
【物語】欅坂46の小説【エロも可】
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0019同じクラスの理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 09:44:52.18ID:24REEiYRa
昨日の放課後、理佐ちゃんと帰りたくて偶然を装おうために校門で待ち伏せしてた俺

しかし、世の中そんなに甘くはなくて

友達と遊びに行く理佐ちゃんはあっさりと俺の前を通り過ぎて行っちゃった

「もうダメや〜」って諦めのいい俺がはやばやと試合終了かと思いきや

去り際理佐ちゃんからのごめんねポーズで一発逆転な俺

「あれは一緒に帰れなくてごめんねってことだよな・・・」

世界一美人と言っても言い過ぎどころか言い足りない状態の理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんへの淡い憧れが恋心に変わり始めた俺ってわけだ

そんな妄想に集中してたせいか電車乗り過ごして遅刻する俺

みんなの前で先生に怒られる俺

「憧れの理佐ちゃんに情けない姿見られちゃったな」
なんて落ち込みながら自分の席に向かうしょんぼりな俺

クールビューティな理佐ちゃんの視線が辛くて下向きながら理佐ちゃんの横を通り過ぎる俺に

「遅刻してんじゃねーよ」って小さな声でドス効かす理佐ちゃん

ビビって振り向いたら優しい笑顔で俺を元気づけてくれそうだから好き
0020名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 09:48:31.71ID:24REEiYRa
>>18
何からなにまでありがとうございますm(__)m

ご恩は俺が幸せに生きてくことで返します
0021同じクラスの理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 09:59:53.71ID:24REEiYRa
朝から高熱と激しい頭痛に襲われてる俺

いつもなら学校休めると喜ぶ俺ではあるが今日は2月13日

明日のバレンタインデーに備えて最近良い感じになってきた理佐ちゃんとの関係に
何か決定的なものをとお母ちゃんの手を振りきり学校へ向かう悲壮感な俺

授業始まってからは回りに迷惑をかけまいと気丈に振る舞う武士な俺

その甲斐あって回りの友達や先生は俺が高熱と激しい頭痛に苛まれてるとはまったく気づいていない

授業中もチラチラ俺の方をたまに見てくる理佐ちゃん、やはり脈ありだろうか?

「ねぇ、どうしたの?」
1時間目の休み時間に理佐ちゃんが俺の席にやってきた

目立つことが苦手な理佐ちゃんが人前で自分から話しかけてくるなんて珍しいことだ

「うん?なにが」って調子の悪さをおくびにも出さない俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら俺のおでこに自分のおでこくっけてくる理佐ちゃん

マジですか!?って高鳴る俺のアムール心臓バクバクです

「やっぱり、俺君凄い熱だよ・・・」ってちょっと赤い顔する照れ理佐ちゃん

「なんかいつもと違うからおかしいと思ったんだ」
なんて俺の手を引っ張って保健室に連れてってくれる理佐ちゃん

もう熱なのか?恋のドキドキなのか?神のみぞ知るだぜ理佐ちゃんな俺


「理佐ちゃんありがとう」
俺の体調が悪いことを唯一気づいてくれた優しい理佐ちゃんにお礼言う俺

「別に、私保健委員だから・・・」なんて照れ隠しにぶっきらぼうに言う理佐ちゃん

「保健委員だとおでこで熱計るんだ?」ぼそっと呟く俺に

「うるさい!熱あるんだから黙って寝てて」
なんてやっぱり照れ隠しにキレそうだから好き
0022同じクラスの理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
垢版 |
2018/02/17(土) 10:13:44.15ID:24REEiYRa
思いもよらぬ高熱にやられて憧れの理佐ちゃんに決定打を打ち出せぬままバレンタインデーを迎えてしまった俺

「頭が痛い」
なんてふらふらながら理佐ちゃんから義理チョコでも良いからもらいたい
そんな悲壮な決意を胸に学校に来た俺

「俺君おはよう、熱引いた?」
教室に入ってくるなり自然に俺に話しかける理佐ちゃん

「うーん?まだ少し熱っぽいかな」
なんて昨日みたいに理佐ちゃんのおでこ期待する俺

「無理しないほうがいいよ」
なんて言いながら俺のおでこに掌を当てる肩透かしな理佐ちゃん

「わっ!?あんた昨日より熱いじゃん」
思ったより高熱だった俺に持ち前の乱暴な口調が出ちゃう理佐ちゃん

俺を心配した理佐ちゃんの機転で我が家に強制送還な俺

「ちきしょう!チョコどころかカバンからなにから学校に置いてきちまった」って我が家のベッドで愚痴る俺

最悪のバレンタインデーじゃ・・・

翌朝

「あれ?なんで俺のカバンあるんだ?」
なんて不思議がってると

「昨日、同級生って娘が届けてくれたよ、凄い美人な娘」って教えてくれるお母ちゃん

まさか理佐ちゃん・・・

「今日は大丈夫?」教室にいる俺を見つけるとおでこ触って熱計る理佐ちゃん

理佐ちゃんにおでこ触られてちょっと上がる俺の体温

「うん、顔は赤いけど下がってるよ」って微笑む理佐ちゃん
 
「理佐ちゃんカバンありがとう」ってお礼言う俺に

「ありがとう・・・ってカバンにだけ?」って聞く理佐ちゃん

うん?どういうこと・・・

「昨日なんの日?」なんて鈍い俺にちょっと拗ねる理佐ちゃん

まさか!?

慌ててカバンの中探る俺

「理佐ちゃん!もしかしてこれ!?」チョコ掴んで叫ぶ俺に

「大声出してんじゃねーよ」ってドス効かせながら唇に人差し指当てる理佐ちゃん

どう見ても手作りの本命チョコなのに

「たまたま余ってた義理チョコだから」
なんて照れ隠しに言いそうだから好き
0023同じクラスの理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 10:26:28.56ID:24REEiYRa
「ねぇ、チョコのお礼に付き合ってよ」
授業終わって帰り仕度してる俺に愛しの理佐ちゃんから突然の告白キタ〜

「えっ!?・・・」
あまりに突然過ぎてテンパる俺

「ねぇ、ダメ?」
なんて小首かしげて俺を覗きこむ理佐ちゃんが超可愛い過ぎる

「ダメなわけない、よろしくお願いします」って早口で挨拶する俺

「良かった、私一人じゃ不安だったんだ」って何の話だ理佐ちゃん・・・?

「うん?どうしたの?」

話が見えなくて訳分からん状態の俺に疑問形の理佐ちゃん

「いや、付き合ってって言ってたから・・・」って口ごもる俺

「うん、文化祭の協賛金集めでOB訪問しなきゃ行けないんだ」ってそっちの付き合ってかよ理佐ちゃん・・・


「ねぇ、なんで落ち込んでんの?」OBの会社に向かう道すがら聞いてくる理佐ちゃん

「別に落ち込んでないよ」理佐ちゃんに気持ちを悟られたくなくて無愛想に答える俺

「嫌だったら私一人で行くからいいよ」なんて強がる理佐ちゃん


「うわっ!?大会社だよ俺君」
訪問先の会社にビビり俺の背後に隠れる理佐ちゃん

一人で行くからいいよとか言ってた強気はどうしたんだ・・・?

そして高校のOBである会長さんとの面会中もひたすら地蔵に徹する理佐ちゃん・・・

それはそれで可愛い理佐ちゃん

そんな調子で5件ほど回った俺と理佐ちゃん

「俺君ありがとう、私一人じゃとてもじゃないけど無理だった」やっと身の程はわきまえた謙虚な理佐ちゃん

「うん、じゃあ俺あっちだから」
そう言って理佐ちゃんとは反対側のホームへ歩き出す俺

「俺君!」って俺を呼び止める理佐ちゃん

「うん?」って振り向く俺に

「わざとなんだ」って横向く理佐ちゃん

「わざと?」

「うん、わざと俺君が間違うように付き合ってって頼んだの」照れのせいで拗ねてるみたいな理佐ちゃん

理佐ちゃん・・・?

「勘違いしてくれて嬉しかったかも・・・」
なんて言って走り去っちゃいそうだから好き
0024同じクラスの理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 10:34:04.27ID:24REEiYRa
「昨日の嬉しかったかもってのはどうゆうことなんだろ?」
なんて理佐ちゃんがわざと勘違いするように誘ってくれた意味をイマイチ掴めてない恋愛下手な俺

今日も今日とてなんとか憧れの理佐ちゃんとの距離を縮めたいもんだと頭を捻ってるってわけだ

「ねぇ、なにやってんの?」
そんな恋する俺の気持ちも知らずにお昼休みに話しかけてくる理佐ちゃん

まったくドキドキだよ

俺の机の前の席にちゃっかり座って俺を見つめる理佐ちゃん

至近距離理佐ちゃん可愛い過ぎて耐えられん・・・

「別に・・・」
理佐ちゃんの眩しい視線から逃れるように趣味のジグソーパズルを始める俺

「手伝ってあげようか?」って目をキラキラさせる理佐ちゃん

「いや、もう完成しちゃうから」
至近距離理佐ちゃんの超絶な可愛さにやられて思わず断っちゃう気の弱い俺

本当は理佐ちゃんとジグソーパズルやりたいのに・・・

「イジワルしてんじゃねーよ」
ってドス効かせながらジグソーパズルをぐちゃぐちゃにしようとする理佐ちゃん

「やめてくれ〜」ってお願いする俺

「やだ」
困る俺を見てますます楽しそうなドS理佐ちゃん

「あぁ〜」
完成目前だったジグソーパズルが元の木阿弥状態になったの見て落ち込む俺

「ごめんね」
落ち込む俺を見てさすがに悪いと思ったのか謝る理佐ちゃん

「最初からになっちゃったから手伝った方がいいよね?」なんて聞いてくる理佐ちゃん

「うん」ってやっと素直にうなずけた俺に

「完成しそうになったらまた崩しちゃうから最初からだよ」
なんてイタズラな笑顔で言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0025シンデレラな理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 10:52:25.05ID:24REEiYRa
「ねぇ、魔法使って私もお城の舞踏会に連れてってよ」
お義母さんとお義姉さんたちに置き去りにされたシンデレラな理佐ちゃん

魔法使いの俺を呼び出して無茶ぶりだ

「お義母さんたちが帰ってくるまでに掃除終わってないと怒られるんじゃない?」
なんて理佐ちゃんを心配する俺

「あんた魔法使いなんだから魔法で掃除してよ」って俺の魔法に頼る気満々の理佐ちゃん


「なにこれ?こんなの乗りたくないよ」
シンデレラな理佐ちゃんの願いを叶えるために俺が用意したカボチャの馬車に因縁つける理佐ちゃん

「我慢してよ、シンデレラには付き物だからさ」
魔法使い相手ならなんでも叶えてもらえると思って我が儘な理佐ちゃんに手を焼く俺

こんな我が儘だからお義母さんやお義姉さんにイジワルされてんじゃないのかな・・・

「やだよ、お洒落な馬車じゃなきゃやだ、カボチャに乗って舞踏会なんていったら馬鹿にされるじゃん」
おもむろに馬車のカボチャ部分を壊しちゃう理佐ちゃん

俺の魔法で出したカボチャの馬車が・・・

「ほら、早く乗って」呆然と立ち尽くす俺を急かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんでガラスの靴なんて用意してんのよ、嫌がらせ?」
必死に馬車を御する俺にまたも因縁つけてくる理佐ちゃん

馬を急かすために振るうムチが頬に当たって痛い上に理佐ちゃんに絡まれて散々な俺

世界一の美人じゃなかったら職務放棄して逃げちゃうとこだな・・・凄く我が儘な女だわ

「着いたよ理佐ちゃん、急ごう」ってお城に着くなり走り出そうとする俺

「あっ、俺君待って」
俺を呼び止めて懐から絆創膏取り出す理佐ちゃん

「ムチが当たっちゃったみたいだよ」
なんて優しい笑顔で俺の頬に張ってくれそうだから好き
0026名無しって、書けない?(茸) (スプッッ 1.75.239.28)
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2018/02/17(土) 10:57:23.62ID:5D8OzK51d
過去スレ見れないんだが、、
0027シンデレラな理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 10:57:54.80ID:24REEiYRa
「案外優しいとこあるんだな・・・」
お城に向かって駆けってくシンデレラ理佐ちゃんを頬の絆創膏触りながら見送る魔法使いの俺

「ガラスの靴のせいでたどたどしい走り方が可愛いな・・・」
なんて理佐ちゃんのツンデレに恋してしまった俺

「理佐ちゃん慌てると危ないよ〜」
心配して注意してあげる俺

「うるさい!黙って!」心配する俺にキレる理不尽な理佐ちゃん

舞踏会に間に合わないかもと言う焦りとわざわざ魔法でガラスの靴なんて出した俺へのイラつきで不機嫌なんだろう

だがそこすら可愛いのが天地開闢以来の美人理佐ちゃん

なんて、さっきまであんなに疎ましかった理佐ちゃんの性格が可愛く感じる俺、恋って怖いな・・・

理佐ちゃんが帰ってくるまで馬車で寝てようかと思ったら理佐ちゃんからLINEだ

「知らない人ばっかりで不安だから直ぐに来て」なんてLINEの文字

大事な理佐ちゃんが心細い思いしとるなんて駆け出す俺

絆創膏1つでこんなに惚れさせちゃう理佐ちゃんだから好き
0028名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 11:04:15.82ID:24REEiYRa
>>26
俺の貼ったやつは失敗みたいですいませんm(__)m

>>18の過去スレ一覧からだと見れます
0029シンデレラな理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 11:30:18.72ID:24REEiYRa
「はるばる来たぜ舞踏会♪」
なんて舞踏会の華やいだ雰囲気に浮かれるサブちゃんな俺

「おっ、理佐ちゃんあんなとこで小っちゃくなってら」
会ったこともない貴族たちに囲まれて地蔵と化す理佐ちゃんを見て大笑いの俺

あれじゃ、王子様口説くなんて無理だな

「俺君、こっちこっち」遠目に俺を見つけて必死に呼ぶ理佐ちゃん


「急に人見知り出ちゃったからあんたでも居ないよりマシだと思って呼んだだけだから」なんて俺の顔見て安心したせいかいつものツン多めに戻る内弁慶な理佐ちゃん

しかし、理佐ちゃんが調子に乗ってる時間は残されていなかった

魔法使いの俺が出した衣装が12時になったら期限切れで無くなっちゃうからだ

「理佐ちゃん急げ!12時過ぎると魔法が解けて素っ裸になっちゃうよ」
愛しの理佐ちゃんの裸を舞踏会に集まる連中に見られたくない俺

「ちょっと待ってよ」
走りやすいようにガラスの靴を脱ぎ捨てるシンデレラ理佐ちゃん

裸足になったお陰でなんとか時間ギリギリで馬車に滑り込む理佐ちゃん

馬車の隙間から魔法が解けて素っ裸になった理佐ちゃんを覗く俺

「覗いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

俺が調達してきたセカアイ衣装に着替えた理佐ちゃん、やっぱり可愛い過ぎるわ

「残念だったね、王子様と知り合えなくて」って笑う俺

「うるさい!黙って!」なんてキレる理佐ちゃん

「それよりさ、舞踏会でひとりで不安だった時に俺君の顔見たらときめいちゃったんだよね」なんて呟く理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

「好きになっちゃったのかな?俺君のこと・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0030お知らせです(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 11:52:45.20ID:24REEiYRa
もし万が一俺の過去の妄想に興味をもっていただけたら

>>18の過去スレ一覧からお読みください
小説スレの1から全てのスレに出没しています

俺の貼った>>2>>3>>11の過去スレ一覧は失敗したみたいでどこにもたどり着けません

不慣れなもので多々手違い申し訳ありません
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
0031上京理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 12:05:09.47ID:24REEiYRa
「落ちてんじゃねーよ」
高校3年の夏休み明けから付き合い始めた俺と理佐ちゃん
ダメ男な俺ゆえしょっちゅう怒らせてんだけど、その中でも一番ドス効かせてるかもしれない怒りの理佐ちゃん

「理佐ちゃん理佐ちゃん言ってたら人生なんとかなるなんて言ってたけど、あっさり落ちてんじゃん!」

理佐ちゃんの言葉にぐうの音も出ない大学入試に失敗した俺・・・

しかし、綺麗な女性の怒り顔は美しい

「ねぇ、なんか言うことないの?」黙ってる俺にイラつく理佐ちゃん

「せっかく可愛いんだからツンツンするより最後にプンプンってつけて両手で自分の頭叩くふりした方が・・・」って提案する俺

「だからちゃんと勉強してって言ったのに!プンプン」って怒りのあまり逆にやってみるたまにぽんこつな理佐ちゃん・・・

プンプン理佐ちゃんめっちゃ可愛い・・・

「変なことさせてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かせる理佐ちゃん

「ねぇ、分かってんの?離ればなれになっちゃうんだよ・・・」
だんだん元気無くしてくしょんぼり理佐ちゃん

「離れるのやだ〜」
なんて泣き出しちゃう理佐ちゃん

「泣きたいだけ泣きな」
離れるのやだなんて泣き出しちゃった理佐ちゃんの肩を優しく抱いてあげる俺

公園のベンチで寄り添う俺と理佐ちゃんの間に永遠はあるのだろうか?

「ごめんね怒って、大学落ちた俺君が一番辛いのに」
涙が強ばった心を溶かしたのか素直に謝る理佐ちゃん

「気にすんなよ、悲しみを怒りで誤魔化すなんてへそ曲がりな理佐ちゃんにはありがちなことだ」って包容力な俺

「うるさい!黙って!」
言葉とは裏腹にますます俺に身を預ける理佐ちゃん

「来年は絶対受かるから1年だけ寂しさに耐えてくれ」って理佐ちゃんにお願いする俺に

「私より俺君の方が心配だよ」って強がる理佐ちゃん

「そんな強がり言ってる理佐ちゃんの方が心配だけどね」って呟く俺に

「優しいこと言ってんじゃねーよ」って消え入りそんな声の理佐ちゃん

また泣き出しちゃいそうだから好き
0032名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 58.94.38.100)
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2018/02/17(土) 12:05:19.49ID:AigavHib0
>>30
乙ですm(__)m
だから好きで終わってたら、誰でも投稿していいんすかね?
もしダメだったら、お暇します。
0033名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 12:09:03.84ID:24REEiYRa
>>32
ここは専用スレとして育てようかと思ってまして申し訳ありませんm(__)m
0034名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 58.94.38.100)
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2018/02/17(土) 12:15:12.46ID:AigavHib0
>>33
やっぱそうですか
じゃあ向こうに投稿しまーす
理佐ちゃんとの愛を育んでくださいw
0035名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 12:18:35.71ID:24REEiYRa
>>34
ちょくちょく遊びに来てくださいm(__)m
0036上京理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 12:41:37.35ID:24REEiYRa
「良いこと?」
卒業式まであとわずかなある日

待ち合わせ場所の駅前広場で顔を合わせるなり良いことクイズ仕掛けてくる理佐ちゃん

「うん、俺君が一番喜ぶこと」って嬉しそうな理佐ちゃん

俺が一番喜ぶことって言ったら・・・

理佐ちゃんもついに決心してくれたのか・・・

理佐ちゃんの身体に舐め回すような視線を這わせる俺

「やだ〜、こいつ最低〜」俺の視線から何かを感じて距離をとる理佐ちゃん

「ごめんね、教えて」邪な思いを理佐ちゃんに見抜かれて気恥ずかしい俺に

「やだ、エッチなこと考えたから帰りまで教えてあげない」
拗ねて俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん

そして帰り道

「えっ!?東京行かない」理佐ちゃんの予想外な言葉に戸惑う俺

「うん、私もこっちで予備校通う」ってなに考えてんだ理佐ちゃん

「ねっ、嬉しいでしょ?」
なんて戸惑う俺に聞いてくる理佐ちゃん

「嬉しくないの?」
俺が手放しで喜ぶと思ったのか戸惑い顔の俺を訝しげに見つめる理佐ちゃん

「嬉しいよ、けど・・・それはダメだよ」
理佐ちゃんと予備校に通いたい誘惑に逆らいながら話す俺

「理佐ちゃんには理佐ちゃんの人生が在るんだから俺のために自分を犠牲にして欲しくない」誘惑を断ち切るためにあえてきっぱり言う俺

「やだよ、もう決めちゃったもん」って聞く耳持たない理佐ちゃん

「そんなの決めたって言わねぇよ、こっちで予備校通うなんて俺は許さねえ」って譲らない俺

「なんでよ、私が自分で決めたんだから俺君に関係ないじゃん」って強情な理佐ちゃん

「マジで怒るぞ」って理佐ちゃんのために鬼になる俺

「喜んでくれると思ったのに・・・」って泣き出す理佐ちゃん

もうすぐ卒業で涙脆くなっちゃったみたいだから好き
0037上京理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 12:59:17.90ID:24REEiYRa
「ちきしょう〜なんで素直に喜ばなかったんだ!俺」
さっきは理佐ちゃんの前でカッコつけたものの・・・

我が家に帰り夕飯食べたら一気に後悔が襲ってきて部屋の床を叩きながら大声で喚き散らす俺

「本当は理佐ちゃんと一緒に予備校通いたいよ〜!絶対離れたくね〜!」ってさらに遠吠えしながらじたばたする俺

「うるせえ!母ちゃん電話中なのにでけえ声で喚くなバカ息子!」
なんて怒鳴るお父ちゃん、俺よりあんたの声の方がでかいですよ・・・


「おはよう」
待ち合わせ場所で俺を待ってる理佐ちゃんに手を振る俺

「ねぇ、お父さんがご飯食べに来いって言ってるんだけどどうする?」
昨日の気まずさが多少あるらしくぎこちなく聞いてくる理佐ちゃん

「えっ!?俺出禁じゃないの?」  

数ヶ月前に理佐ちゃんの部屋で勉強教わるついでに理佐ちゃんを襲い 
理佐ちゃんに金玉を蹴りあげられあわやおネエになるとこだった俺

それを伝え聞いた理佐ちゃんのお父さんに理佐ちゃん家出禁にされちゃったってわけだ
詳しいことは小説スレの「帰ってきた隣の席の理佐ちゃん」を読んでくださいってさりげなくセンデンな俺

「うーん?昨日俺君に怒られたからやっぱり東京の大学行くって言ったらお父さんがお礼言いたいって」なんてのたまう理佐ちゃん

マシか!?親まで大学行かないで予備校行くって困らせてたのか・・・まさに恋は盲目な理佐ちゃん

うん?理佐ちゃん東京の大学に行くって言ったか?今・・・

「理佐ちゃん東京の大学行くことにしたの?」おずおず確かめる俺

「うん、俺君に怒られたくないからね」ってイタズラっぽく笑う理佐ちゃん

あぁ〜理佐ちゃんと手繋いで歩けるのもあと僅かか・・・ってやっぱりガッカリしちゃうダメな俺に

「ガッカリしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「してねえし」って強がる俺

「本当は私と一緒に予備校通いたかったんだよね」って笑う理佐ちゃん

なんで俺の本心知ってんだ?ってエスパー理佐ちゃんにビビる俺

「なんのことだか・・・」って動揺する俺

「とぼけてんじゃねーよ、私と離れたくないくせに」なんて繋いだ手をギュッってするエスパー理佐ちゃん

「ひぃ〜理佐ちゃんに心が読まれてる」なんてビビる俺に

「でけえ声で喚くなバカ息子!」
って俺のお父ちゃんの真似して種明かししてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0038上京理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 13:04:19.81ID:24REEiYRa
「お母ちゃんの電話の相手理佐ちゃんだったんだ」
理佐ちゃんから種明かししてもらってほっとする俺

マジでエスパー理佐ちゃんだったらほぼ毎日理佐ちゃんをエロい目て見てるのバレまくりだったよ

「うん、せっかくご飯食べに来てもらうからさ、俺君のご飯の好みをお母さんに教えてもらってたんだ」
なんて超理想の嫁な理佐ちゃん

「ありがとうね」急に改まる理佐ちゃん

「うん?」

「やせ我慢して東京の大学に行けって言ってくれてありがとう」って素直な理佐ちゃん

「改まってありがとうなんて言われると照れるな・・・」って動揺する俺に

「俺君のこと好きになって良かった」なんて言ってくれる理佐ちゃんだけど

俺がめっちゃ感動してたら

「いちいち感動してんじゃねーよ」
なんて照れ隠しでドス効かせてきそうだから好き
0039三蔵な理佐ちゃん 第194話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 13:54:56.99ID:24REEiYRa
「そろそろ時間になりますよ」
時計をちらりと見た悟空が俺に目配せする

それを合図に八戒と沙悟浄も立ち上がる

「じゃあ、理佐ちゃん夜勤で稼いでくるからちゃんと鍵かけてね」
うつ伏せでスマホやってる理佐ちゃんが足をパタパタしてるの見ながら声かける俺

「どうでした?」車のハンドルを握りながら俺に確認する八戒

「ピンク、大吉だな」
俺の言葉に安堵のため息つく三蔵法師理佐ちゃんを守るために仕える3匹の妖怪たち

観音菩薩である俺の理佐ちゃんパンツ占いの的中率の高さを信頼している証だ


「おっ!?クラリサと同じティアラじゃん」
目ぼしいお宝とナンバーを控えてない紙幣をごっそりいただき引き揚げようって時に俺の目に飛び込んできたティアラ 

この国の王家唯一の後継者クラリサが今日のパレードで着けてたのとそっくりだ

クラリサと瓜二つの理佐ちゃんにも似合うに決まってる
他のお宝とは別の袋に入れて丁寧な扱う俺

「上手く行きましたね」ホクホク顔で車を操る八戒

「お師匠様におみやげですか」
さっきから理佐ちゃんのためにパクったティアラを熱心に磨く俺に声かける悟空

「うん、なんか裏に字掘ってあんだけど磨り減っちゃってよめねえや」って本当は無学で読めないだけの俺


「わぁ!?なにこれ?」
朝、目が覚めたら枕元に置いてあるティアラ見て喜ぶ理佐ちゃん

「どう?」なんてさっそく着けて見せる理佐ちゃんに

「ティアラは良いけど下がパジャマのままじゃ様にならないっすね」って無神経な悟空

「うるさい!オレクンダイスキ!オレクンダイスキ!」
緊箍児の呪文唱えて悟空の頭を締め上げる理佐ちゃん

「うあぁぁぁ〜」悲鳴あげて転げ回る悟空

「どう?」ってぐったりしてる悟空にもう1回聞く理佐ちゃん

「めちゃめちゃオシャレです」って素直な悟空に

「はーい、よく出来ました」って上機嫌な理佐ちゃん

俺たちのために朝ご飯作ってくれそうだから好き
0040三蔵な理佐ちゃん 誰195話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)
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2018/02/17(土) 16:19:41.17ID:24REEiYRa
「急な話なんだけどさ出発早めようと思うんだ」
愛しの理佐ちゃんが作ってくれた朝ご飯を食べなが3人に話す俺

キッチンには俺がプレゼントしたティアラを着けたままデザート作ってくれてる理佐ちゃん

「いつ頃ですか?」
俺のただならぬ気配を察知した3人が真剣な眼差しになる

「出来れば今日の夕方には街を出たいな」
3人が思ってるより早い時間を切り出すどうにも嫌な予感がして仕方ない俺

「さっきチラッと理佐ちゃんのパンツ見えちゃったんだけどよ、淡いブルーだったんだよな」

「それは?」控え目に聞く悟空

「大凶だ」言いきる俺

それ聞いてため息漏らす悟空と八戒

「前から思ってたんですけど、なんか根拠ありまんのか?その占い」
悟空、八戒と違って疑り深い沙悟浄、嫌なカッパだ・・・

「てめえ!俺君のパンツ占い疑ってんのか?」尊敬する俺と敬愛する理佐ちゃんのパンツを疑われて激怒する短気な猿

「悟空!声を控えろ!理佐ちゃんに理佐ちゃんパンツ占いしてんのバレたら怒られるだろうが!」悟空を怒鳴りつける俺

「いたたたたた」っていきなりほっぺつねられて悲鳴の俺

「人のパンツで占いしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、次パンツ占いやったらこの制服止めて風吹かのスーツしか着ないからね」なんて恐ろしいこと言う理佐ちゃん

慌てて土下座して赦しを乞う理佐ちゃんに徳誰制服着せてパンチラ見るためだけにお供してる俺

そんなこんなで夕方に

「理佐ちゃんもう行くよ」

「うーん、もう少しで終わるから待ってて」
なんて借りてた部屋の掃除に余念がない理佐ちゃん

理想の嫁過ぎる理佐ちゃん最高かよ

なんて理佐ちゃんにますます惚れ直してたら

「俺君、お客さんですよ」なんて八戒がでかいサングラスと帽子で顔を隠した正体不明な女を連れてきた

「なんかヤバイ人かも建物の外に護衛が沢山控えてますよ」俺を部屋の外に連れ出し小声の八戒


「話の前にちゃんと顔を見せるもんだぜ」
そのままの格好で要件に入ろうとする女の機先を征する俺

「ごめんなさい」意外なほど素直にサングラスを外し帽子を脱ぐお姫様クラリサ

「え〜〜っ!?」
突然のクラリサ訪問に二人同時に悲鳴をあげる俺と理佐ちゃん

やっぱり相性良さそうだから好き
0041三蔵な理佐ちゃん 第196話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/17(土) 20:10:15.85ID:BzUEonuCa
「理佐ちゃんに身代わりしろ!?」
とっとと街を離れたい三蔵一行のもとを訪れた理佐ちゃんそっくりなお姫様クラリサ

「はい、宰相と結婚する前に1度でいいから自分の国を自由に歩いてみたいんです」

「お姫様って自分の国も自由に歩けないんだ・・・」呟く理佐ちゃん

まずいな、理佐ちゃん明らかに同情し始めてるよ・・・


「あぁ・・・パレードなんて見に行かなきゃ好かった」って愚痴る俺

結局、自分にそっくりなお姫様への同情心が溢れちゃった理佐ちゃんを止められなかった俺

だいたい強情なんだよな、顔は文句無く世界一可愛いかもしんないけど性格は男だな・・・

「1日だけなんだからいいじゃない」
なんて鏡に向かってクラリサに成りきる練習してる理佐ちゃん、ひどい棒演技だ・・・

「俺君、ちょっといいですか?」
理佐ちゃんの棒演技練習に付き合わされてる俺を慌てて呼びにくる八戒

「なんだよ?うるせえな」
棒は棒として、それはそれで楽しい理佐ちゃんとの時間を邪魔されてイラつく俺

「テレビ見てくださいよ」叫ぶ八戒

テレビのニュースが派手に銀行の金庫が破られたことを報じていた
俺たちの盗んだ金の10倍の被害額を伝えるニュースキャスター
そして理佐ちゃんの頭に輝くティアラが正真正銘王家の後継者たる証だってことも・・・

「うちの理佐ちゃんとんでもない物、頭に乗っけてんな」って苦笑いの俺

「ところで被害額の桁が違ってますね」って苦笑いする悟空

「国を挙げて犯人の検挙に乗り出し国家反逆罪により必ずや極刑に・・・」
ニュースキャスターの声が耳障りでテレビ消しちゃう俺

「コソドロで極刑って中世かよバカ野郎!」って悪態つく俺

「被害額水増しして金の使い込みを誤魔化す、ついでに国家反逆罪で口封じ」冷静に相手のシナリオを読み出す沙悟浄

「あのロリコン宰相とんだ喰わせ者だな」って呟く俺


「俺君、ごめんね勝手にお姫様の身代わり引き受けちゃって」
理佐ちゃんの棒演技に付き合うために戻ってきた俺に神妙な顔で謝る理佐ちゃん

「あのロリコン宰相いかにもエロそうだったから気をつけてな、理佐ちゃんの初めては俺の予約済みなんだから」
なんてくだらないこと言う理佐ちゃんに神妙な顔なんてしてほしくない俺に

「うるせえバ〜カ」
って笑いながら言いそうな理佐ちゃんだから好き
0042三蔵な理佐ちゃん 第197話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/17(土) 22:11:16.97ID:5jt+Yzl2a
「えっ!?俺君がお姫様の相手すんの?」
理佐ちゃんが身代わりやってる間に自由の身になったクラリサのデート相手を俺がやることになって若干雲行きが怪しい理佐ちゃんの機嫌

「八戒がノリノリだったんだけどね、なんかクラリサのお付きのババアが妖怪なんて近づけるなって怒っちゃってさ」
って言い訳するわりに高級ブランドのスーツでびっしり決めた俺

「どっちがノリノリなんだか・・・」なんて言いながら俺のネクタイ直してくれる理佐ちゃん

「お姫様と私どっちが好き」なんて今さらな理佐ちゃん

「なんだよ急に・・・」ってマジな理佐ちゃんに照れる俺

「ちゃんと答えて」って逃がしてくれない理佐ちゃん

「同じ顔だったらお姫様の方がお金持ちだし育ちも良いからさ」なんてアホなこと言ってる理佐ちゃん

「俺は茨城あたりの育ちの悪い感じの方が好きだけどな・・・」って横向いて呟く俺

「ありがとう」なんて笑う理佐ちゃん


「お師匠様楽しそうだな」
車の窓から手を振る理佐ちゃんに手を振り返しながら呟く八戒

「なんだかんだ精神年齢低いからな理佐ちゃん・・・お城とかにワクワクしてんだろうな・・・」
そんな理佐ちゃんが心配で仕方ない俺

「悟空の兄貴が常に筋斗雲で見張ってるから心配ないですよ」って浮かない表情の俺を気づかう八戒

「そんなことじゃねえんだよ、理佐ちゃん人見知りだからご飯の時とかぼっちになってねえか心配なんだよ」って理佐ちゃんには過保護な俺

「さすがに心配し過ぎですよ」って苦笑いする八戒

「それよりそれ?」俺の持ってるティアラに気づく八戒

「宝物だからちゃんと持ってろだってさ」

クラリサのデート相手を許可するのに理佐ちゃんが出した条件

「俺君のことお姫様に貸してあげるから私のことも忘れないようにこれずっと持ってて」
なんてティアラを俺に渡す理佐ちゃんだから好き
0043名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/17(土) 22:26:15.24ID:5jt+Yzl2a
なんで「三蔵な理佐ちゃん」は1シリーズが毎度毎度長くなるのか・・・
0044上京理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/17(土) 23:12:06.65ID:5jt+Yzl2a
「また暗くなってる」
電車に乗った理佐ちゃんが俺の手を握りしめながら呟く

「暗くなるに決まってるじゃん」ってふて腐れる俺

「別れる訳じゃないんだから・・・そこまで暗くならなくても」って言い澱む理佐ちゃん

「分かってんだけどやっぱり寂しいんだよね」

本当は俺も東京の大学に進学して理佐ちゃんと一緒に上京する予定だったのに・・・
見事に受かった理佐ちゃんと落ちた俺

明日には理佐ちゃんは東京に旅立ち俺は田舎で浪人生活ってわけだ

「寂しいの分かるけど勉強頑張ってよ、遠距離1年以上は無理だからね私」なんて悲しいこと言う理佐ちゃん

「俺は理佐ちゃんとなら何年だって遠距離恋愛出きるけどね」って拗ねる俺

「バカ、そういう意味じゃないよ」ってそっぽ向く理佐ちゃん

「来年俺君が・・・」何か言いかけた理佐ちゃんを阻むように閉まる電車のドア

慌てて電車のドアを叩く俺だけど無情に動き出す電車

「マジか!?理佐ちゃんなんか言おうとしてたぞ」って次の電車待って理佐ちゃんを追う俺

「遅いな〜まだ理佐ちゃん家の駅まで2駅もあんのかよ」って苛立つ俺

気休めに窓の外見る俺

間の悪いことに逆方向の電車がホームに入って来て風景を塞ぐ

ますます苛立ちながら窓叩いてたら逆方向の電車に理佐ちゃんが!?

俺に気づいた理佐ちゃんが慌てて電車を降りようと立ち上がるが無情に走り出す俺を乗せた電車

「戻って来るから待ってて」窓開けてホームの理佐ちゃんに必死に叫ぶ俺

駅着いて逆方向の電車を待ちきれず駆け出す白線流しの長瀬みたいな俺

青春って好きな娘に向かって走るってことだろ

途中の踏み切りがうぜぇ、早く走り去れ電車って怒鳴る俺

電車が走り去った踏み切りの向こうに息切らせた理佐ちゃん

「待ってろって言ったのに」って俺も息切れ半端ない

「電車来たけど俺君乗ってなかったから・・・もしかして走ってくんのかと思って」やっぱり息切れな理佐ちゃん

やっぱり電車待ってた方が早かったのか・・・

「それにしても、もう8時近いんだから女の子が一人は危ないよ」てなこと言って電車に負けた気恥ずかしさを誤魔化す俺に

「俺君が勘違いしたからだよ」って拗ねる理佐ちゃん

「勘違い?」

「うん、来年俺君が上京してこなかったら私が田舎に帰って来たくなっちゃうって言いたかったの、俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0045上京理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/17(土) 23:22:03.49ID:5jt+Yzl2a
「俺君、雪だよ」
俺と繋いでた手をほどいて理佐ちゃんが空を見上げながら走りだす

理佐ちゃんが東京に旅立つ朝

雪が降るなんて出来すぎだよ・・・って心の中で呟く俺

「また拗ねてる」
立ち止まったままの俺を振り返って理佐ちゃんが呟く

「拗ねてないよ・・・」って言い返す声がやっぱり拗ねてるガキな俺

俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・
なんて言ってくれた理佐ちゃんを笑顔で送り出してあげるって決めたのに・・・

「本当はね、私も俺君と離れるの寂しいんだ・・・」 
 
ふいに俺に抱きついてくる理佐ちゃん

「俺君が受験失敗した時からずっと我慢してたけど・・・やっぱり離れたくないよ・・・」って泣き出しちゃう理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

俺が受験失敗したせいで離ればなれになっちゃう俺と理佐ちゃん
その事で俺が自分を責めないようにことさら平気な振りしてくれてた理佐ちゃん

俺なんかよりひとりで上京しなきゃ行けなくなっちゃった理佐ちゃんの方が寂しくて不安だったろうに・・・

泣き止まない理佐ちゃんに何もしてあげられなくてそっと抱きしめるだけの無力な俺


「落ち着いた?」
公園のベンチで隣に座る理佐ちゃんに優しく声かける俺

「うーん?もう少しこうしてたいかな・・・」
なんて俺の肩にもたれて甘える理佐ちゃん

「俺君に初めて教科書見せてあげたの思い出すぁ」静かに呟く理佐ちゃん

「今だから言っちゃうけど本当はわざと忘れてたんだ、理佐ちゃんと仲良くなりたくて」って苦笑いしながら白状する俺に

「わざと忘れてんじゃねーよ」って微笑みながらドス効かす理佐ちゃん

「私も今だから言っちゃうけど、初めて俺君に教科書見せてって言われた時ね・・・凄く嬉しかったんだ」
なんて言ってくれそうだから好き
0046名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 00:31:21.31ID:LKjYAMm3a
なんで連投規制が発動してんねん!
0047上京理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 00:33:03.76ID:LKjYAMm3a
「週末には時間作れそうだから遊びに行くよ、うん、理佐ちゃんこそ風邪引かないようにね」
東京に旅立った理佐ちゃんからの電話を切りため息の俺

上京してまだ3日しか経っていないのに頻繁に電話してくる理佐ちゃん

上京前は「電話は面倒くさいから極力LINEにしてよ」なんて強気に俺に命じていたのに・・・

やはりホームシックってやつだろうか?

人見知りする理佐ちゃんが花の都大東京で友達作るのは難しいのかな?

本来そこの橋渡し役をしてあげたくて一緒に東京の大学目指した俺ではあったが・・・

理佐ちゃんの居る東京に遊びに行くために軍資金稼ぎのため勉強そっちのけで親戚の酒屋でバイトに精出す俺

来年こそ合格目指している俺だがやはり目先の理佐ちゃんの方が大事って訳だ

「あ〜今日はまだ火曜日か、早く週末になって理佐ちゃんに会いて〜!」
なんて配達中のトラックの助手席で叫ぶ俺

「わっ!?びっくりした!」
突然叫ぶ俺に驚く日頃から覚悟を練ってない平和ボケな親戚のオッサン

「お前その発作なんとかなんないのかよ、心臓にわるいよ」なんて弱音吐くオッサン

「うるせえ、理佐ちゃんが東京で寂しさに耐えてんだ叫び声ぐらいおおめに見ろ」って親戚のオッサンを睨み付ける俺

「俺には関係ねえじゃねえか」ってぶつぶつ文句言ってるオッサン

と、そこに鳴り響くスマホの呼び出し音

きっと理佐ちゃんからの電話だ

「どうしたの理佐ちゃん?」
ホームシックの理佐ちゃんを気づかって極力優しいトーンで話す俺

「ごめんね、予備校の時間だったね」って謝る理佐ちゃん、健気だ〜

「気にしなくて良いよ、俺が地上に存在してる間の時間は全て理佐ちゃんに捧げるための時間だから」って本当に優しい俺

「ありがとう、嬉しいな」
なんてホームシックのせいか妙に素直な理佐ちゃんが愛おしい

「なんか用だった?」って聞く俺に

「うーん?声聞きたくなっただけ」
なんて理佐ちゃんじゃなかったら絶対に許されない理由の理佐ちゃん


「理佐ちゃんちょっと声が変じゃない?」

「うーん?ちょっと風邪ひいたみたい」って疑いもなく鼻声な理佐ちゃん

「大丈夫?」って聞く俺に

「うん、全然たいしたことないから」
なんて俺に心配かけまいと気丈に答えそうだから好き
0048上京理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 00:47:19.86ID:LKjYAMm3a
「オッサン生涯一度の頼みだ、駅で降ろしてくれ」
理佐ちゃんとの電話を切るなり親戚のオッサンに頭下げる俺

愛しの理佐ちゃんのピンチに居ても立ってもいられない俺だ

「おいおい、勘弁してくれよ、午後からの配達どうすんだよ?」慌てるオッサン

「馴れない東京で一人ぼっちで淋しくしてる理佐ちゃんが風邪で倒れちまいそうなんだよ、配達ぐらいひとりでしてくれ」って頼む俺

「ちきしょう、姉貴のやつどんな教育してんだよ〜」なんて泣き言言いながらも駅まで送ってくれる人の良いオッサン

しめしめ、今からなら3時前には着くぞ
なんて東京行きの電車に飛び乗る俺

窓から見える景色にも飽きた頃

LINEの着信が

「おっ、理佐ちゃんからだ」って喜んで開いてみたら

「私のこと心配して東京に来ようとしてないよね?」なんてLINEしてくる理佐ちゃん

「本当にたいしたことないからダメだよこっち来ちゃ」なんて立て続けな理佐ちゃん

「ごめん手後れ、もう電車に乗っちゃってる」って返信する俺に

「いちいち東京きてんじゃねーよ」なんてドスの効いたLINEしてくる理佐ちゃんだけど
さりげなくハートマーク散りばめてる本当は嬉しい理佐ちゃん


「私の部屋分かる?」
来なくていいなんて強がってたけど実際に俺が東京に向かってると分かったら嬉しさ隠しきれずに電話かけてくる可愛い理佐ちゃん

「うん、部屋の下見についてった時にちゃんと覚えといたから」って下心が役にたった俺

「あんた、そう言うとこは抜け目無いね」って呆れる理佐ちゃん

「うん、いつか夜這いさせてもらおうと思って」ってさりげなく覚悟を促す俺

「させません」って言って電話切るクールな理佐ちゃん

まったくいつまでたっても子供だなって肩を竦める俺

しばらくしたら

「やっぱり心配だから駅まで迎えに行ってあげるから到着時間教えて」
なんてLINEしてくる優しい理佐ちゃん

「無理しないでいいよ」って返信したら

「気使ってんじゃねーよ」って返してくる理佐ちゃんに甘えちゃう俺


「理佐ちゃんどうしたのかな・・・」
駅前の広場で待てど暮らせど現れない理佐ちゃん

30分後理佐ちゃんから電話が

「ねぇ、俺君の居る駅の名前教えて?」
なんて昼間より鼻声が悪化してそうな理佐ちゃんだから好き
0049上京理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 00:54:39.39ID:LKjYAMm3a
「俺君、その駅最初に見た部屋の駅だよ」
風邪を引いた理佐ちゃんを心配して東京にやってきた俺

迎えに来てくれる理佐ちゃんと駅前で待ち合わせをしたはいいけど
ちゃんと覚えていたはずの理佐ちゃんの部屋がある駅を間違えた俺、なんてこったい・・・!

慌てて電車に飛び乗り理佐ちゃんが待ってる2つ隣の駅へ


「俺君こっち」
駅前でキョロキョロする俺を見つけて手を振る理佐ちゃん

たった3日会わなかっただけなのに目の前に現れた理佐ちゃんの可愛さと美しさに感動する俺

「うお〜理佐ちゃん」って駆け寄り理佐ちゃんを抱きしめる俺

「わっ!?」って不意打ち喰らって完全に抱きしめられちゃう理佐ちゃん

「俺君・・・恥ずかしいんだけど」って小さな声で呟く理佐ちゃんだけど

「会いたかった」って半べそな俺見て

「たまには良いか・・・」
なんて言って抱きしめさせてくれる理佐ちゃん

それから30分

「ねぇ、もうそろそろいい?」なかなか離れない俺にしびれを切らした理佐ちゃん

「いや、もう少しこうしてたい」って理佐ちゃんと離れたくない俺

「いや、離れろよ」ってちょっとイラつく理佐ちゃん

危険を察知して理佐ちゃんから離れる変わり身の早い俺


「なんか懐かしいな」って人通りが少なくなったら俺にくっついてくる理佐ちゃん

「まだ3日しか経ってないのにな」なんて俺の顔を覗き込んで微笑む理佐ちゃん

「理佐ちゃん、体、熱くない?」

「うーん?そう」なんて答える理佐ちゃんだけどよく見たら顔真っ赤だしなんだか目もとろんとしとる

慌てて理佐ちゃんのおでこに手を当てる俺

「めっちゃ高熱やん」って心配する俺に

「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて俺を喜ばすこと言ってくれそうだから好き
0050上京理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 01:05:43.96ID:LKjYAMm3a
「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて嬉しいこと言ってくれる理佐ちゃんに喜んだのもつかの間

熱のせいでふらふらの理佐ちゃんを担ぐようにして理佐ちゃんの部屋にたどり着く俺

「理佐ちゃん鍵貸して」って理佐ちゃんから鍵借りて部屋に侵入するちょっとドキドキな俺

「あ〜疲れた」理佐ちゃんをベッドに運んでやっと一息つく俺

「俺君」って呼ばれて振り向いたら起きてる理佐ちゃん

「びっくりした!?」って軽く悲鳴な俺

「ふふ」驚く俺を見て嬉しそうに笑う理佐ちゃん

「着替えるから」ってバスルーム指差す理佐ちゃん

「もう良いよ」
理佐ちゃんに言われてバスルームから出て来たらベッドの中の理佐ちゃんだ

「夕飯何か作ってあげるから少し寝てな」
理佐ちゃんに声かけて買い物に出かける準備する俺

「うん、甘える」なんて素直に返事する理佐ちゃん

それから一時間少々

「ねぇ、どういうこと?」
眉間にしわ寄せて不機嫌モードな理佐ちゃん

ホームシックで寂しがったり、甘えてみたり忙しい娘さんだぜ

「ねぇ、聞いてる」ってなおも絡んでくる理佐ちゃん

「聞いてるから温かいうちに食べな」って優しい俺

「やだ、サッポロ一番じゃなくて普通のご飯が食べたい」って駄々こねる理佐ちゃん

「普通のご飯なんて俺作れないから諦めな」ってあくまで優しく諭す俺

「期待させてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ちぇっ、俺君を初めて招待する時はご馳走作ってあげたかったのにな・・・」って申し訳なさそうに呟く理佐ちゃん

「それで機嫌悪いんだ」って笑う俺に

「独り言聞かないで」
なんて拗ねちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0051上京理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 01:12:22.25ID:LKjYAMm3a
「あの鉢植え何か植えてんの?」
ラーメン食べながらベランダにある小さな鉢植えを指差す俺

「なんにも植えてないよ、前の人が置いてったみたい」

「スーパーでひまわりの種買ってきたから植えていい?」って理佐ちゃんに聞く俺

「ひまわりの種・・・?」

「うん、なんか理佐ちゃん寂しがってんじゃないかなと思って、気休めになんねえかなと思ってさ」
さすがに照れくさくてベランダの方見ながら言う俺に

「気づいてくれてたんだ」ってちょっと嬉しそうな理佐ちゃん

「連絡はLINEでって言ってた人があんだけ頻繁に電話してきたら、さすがに気づくでしょ」
ラーメンのドンブリ片づけながら苦笑いする俺

「ごめん、迷惑だったよね」ってしょんぼりする理佐ちゃん

「理佐ちゃんのためなら俺には迷惑なことなんか何も無いよ」言いながら理佐ちゃんの隣に座って肩を抱く俺

「風邪が移るからキスはダメだよ」って流されない理佐ちゃん

キス諦めて台所の片づけ始める俺

「じゃあ、そろそろ終電無くなるから帰るわ」
俺の言葉と同時に寂しそうな理佐ちゃん

「理佐ちゃんこれ見て」ってポッケからとっときの物を取り出す俺

「俺君・・・これ」
地元の駅と理佐ちゃんの駅が書かれた定期券見て呟く理佐ちゃん

「これさえあれば理佐ちゃんが寂しくなったらいつでも2時間ちょいで駆けつけれんだぜ、なんだったら明日の朝から始発で来てやろうか」って笑う俺に 

「俺君のバカ・・・」って泣き笑いする理佐ちゃん

「風邪移しちゃってもいいよね」
なんて強引にキスしてきそうな理佐ちゃんだから好き
0052赤い糸の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 02:23:14.00ID:LKjYAMm3a
「ねぇ、私と俺君の記念日だいぶ増えたよ」
暦を見ながら笑顔で話しかけてくる理佐ちゃん

「暦にしるしつけてんの?」興味なさそうに呟く俺

「うん、初めてデートしたり俺君が初めて名前で呼んでくれたりは嬉しい記念日だからね」なんて微笑む理佐ちゃん

俺との記念日を数えて嬉しそうにする理佐ちゃんに戸惑う俺

「まだ忘れられないの?」俺の様子に不安気な顔する理佐ちゃん

「うん?忘れてなかったら理佐ちゃんと付き合わないよ」
不安気な理佐ちゃんを安心させようと心にも無いことを言う俺

あの日、俺の渡したプレゼントを投げ捨てて去っていった前の彼女
ほぼダメ男の俺が迷惑かけまくったのが原因だけに責めるどころか、未練ありありな俺

たまたまその現場を見てた花屋の店員だった理佐ちゃん

優しい理佐ちゃんは投げ捨てられたプレゼントを拾ってくれて俺を慰めてくれた
そんなたわいもないきっかけでなんとなく付き合い始めた俺と理佐ちゃん

美人で気立ての良い理佐ちゃんに魅かれ初めてるのは確かだけど
美人のわりにキスの仕方さえ知らなかった純粋な理佐ちゃんに
前の彼女を引きずってる俺はどこか距離を縮めるのを躊躇っていた

「ねぇ、ちなみに今日は何の日か覚えてる?」笑顔で聞いてくる理佐ちゃん

「前の彼女の誕生日・・・」戸惑いながらうっかり答えちゃう俺に

「未練残してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんで私が前の彼女さんの誕生日を記念日にすんのよ」って俺を詰めてくる理佐ちゃん

「ごめん、咄嗟だったから一番印象に残ってる誕生日が出ちゃった」って謝る俺に

「聞きたくない、聞きたくない、ふああああぁ〜」なんて耳を塞いで首を横に振る理佐ちゃん

「やっぱり前の彼女さんとの3年の想い出にはまだかなわないのかなぁ・・・」
なんてため息ついてそうだから好き
0053赤い糸の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 02:29:03.92ID:LKjYAMm3a
「しばらく会わない方がいいと思うんだ」
2ヶ月付き合ってはみたものの前の彼女の事が忘れられない俺のせいですれ違う二人

そんな日々に理佐ちゃんが距離をおきたいと思うのは当然のことだろう

「なんかね・・・私と喋ってても俺君がここに居ないみたいに感じちゃったんだ」って淋しそうに話す理佐ちゃん

「うん、ごめんね」ってうなだれる俺

「謝んないでよ、俺君が悪いんじゃないんだからさ、人を好きな気持ちを責めらんないよ」

俺の中途半端さのせいて自分が傷ついたにも関わらず優しく庇ってくれる理佐ちゃん

申し訳ない気持ちでなんも言えない俺

「そんなに哀しい顔しないでよ、俺君の心が答えを出すの待っててあげるから」
なんて言いながら俺の頭を撫でてくれる優しい理佐ちゃん

こうして理佐ちゃんは俺の元を去っていった

そして翌日

ヤベエな、理佐ちゃん居なくなっちゃった淋しさで前の彼女のことなんてどうでもよくなっちゃった

「俺って馬鹿だな理佐ちゃんのこと大好きになってたのに気づかないんだもんなぁ」
なんて愚痴りながら理佐ちゃんの働く花屋の回りを彷徨く俺

「ねぇ、なにやってんの?」
当然のごとく理佐ちゃんに見つかる俺

「答えが出たみたいだから来ちゃった」って軽い俺

「昨日今日で簡単に答え出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、しばらく会わないって決めたんだからちゃんと考えて、私は5年先だって待っててあげるから」
なんて大げさなこと言って花屋に戻って行っちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0054名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 02:37:39.23ID:LKjYAMm3a
またも連投規制・・・
0055赤い糸の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 02:38:50.37ID:LKjYAMm3a
「5年先とかウソだろ〜」
理佐ちゃんに5年先までだって待ってるから二人のことをちゃんと考えるように言われて頭抱える俺

「理佐ちゃんのことこんなに好きだって答え出てるのに、他に何を考えろってんだよ〜」
ただただ嘆くしかない俺

こうして時間ばかりが過ぎてしまい

あの頃つぼみだった花はあでやかな色をつけ
秋が過ぎ冬を越え枯れ果ててしまった
まるで理佐ちゃんを失い途方に暮れる俺のように・・・

「結局は前の彼女を引きずってる俺のこと嫌いになっちゃったのかな?なんだかもう2度と理佐ちゃんに会えない気がするな・・・」

なんて愚痴りながら街を歩いてたら理佐ちゃんが男と歩いてるの発見

思わず駆け寄り声をかける俺

振り向いたら理佐ちゃんと髪型が似てるだけのブス

「良かった髪型似てるだけのブスだ」
ほっとして余計なこと言ってブスの彼氏にボコボコにされちゃう俺

痛んだ体引きずって帰って来たら理佐ちゃんからの手紙だ

あわくって開く俺

「会ってくれますか?初めて二人が出会った場所で待ってます」
なんて文字が飛び込んできて涙ちょちょぎれちゃう俺

約束の場所に駆けつけたら理佐ちゃんが待っててくれた

「もう、遅いよ」なんてしばらくぶりの再会に照れ隠しに拗ねる理佐ちゃん

「うん・・・」理佐ちゃんが目の前にいる感動で言葉失う俺

「5年先まで待っててあげるなんて言ったのに、私の方が俺君に会いたくなっちゃったんだ」
なんて俺の胸に飛び込んできそうな理佐ちゃんだから好き
0056名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/02/18(日) 02:40:09.71ID:LKjYAMm3a
コブクロの赤い花が原案です
0057名無しって、書けない?(茸) (スププ 49.96.34.76)
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2018/02/18(日) 03:00:15.68ID:YJrSNzeXd
本当に素晴らしいですね、ファンになっちゃいました笑
続き楽しみにしてます^ ^
0058名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.36)
垢版 |
2018/02/18(日) 09:33:18.87ID:qD8tdBRKa
>>57
嬉しいお言葉ありがとうございます
読んでくれてる人が居るというのは励みになります

妄想が続く限り書き続けますのでこれからもよろしくお願いしますm(__)m
0059三蔵な理佐ちゃん 第198話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
垢版 |
2018/02/18(日) 11:01:20.20ID:c31wn2d3a
「楽しいか?」
ベスパから落ちないように俺の腰にしがみついてるクラリサに声かける俺

お姫様とデートならベスパだって八戒に言われてクラリサと2ケツで街を流す俺

「はい、楽しいです」俺の乱暴な運転にもめげずに嬉しそうに返事するクラリサ

理佐ちゃんなら「変な運転してんじゃねーよ」なんてドス効かしてくるんだけどな
なんて理佐ちゃんに馴らされちゃってクラリサの神対応を物足りなく感じる理佐ちゃん専用機な俺

その後、真実の口と祈りの壁なんて見物するローマの休日みたいな俺とクラリサ

「楽しかったです、宰相との結婚前に良い思い出が出来ました」そう言って頭を下げるクラリサ

「お礼は理佐ちゃんに言ってあげてよ、俺は反対してたんだからあんたの身代わりすんの」なんて言いながら理佐ちゃんと同じ顔でお礼言うクラリサに照れてチョコレートパフェほお張る俺

「はい、理佐ちゃんには感謝しても感謝しきれません」って呟くクラリサ

「それより本当にこんなファミレスなんかで良かったの?」

「はい、一度来てみたかったんです」なんてめっちゃ良い子なクラリサにちょっと感動な俺

「あんなジジイと結婚するのって本心なの?」よせばいいのに余計なこと聞く俺、ちょっと情が移っちゃったかな?

「わかりません、幼い頃に両親が亡くなってからずっとそう言われて育ってきたから・・・国のためにはそうするしかないって」寂しそうに笑うクラリサ

「クラリサ・・・」お姫様の孤独と不自由な立場ってやつに言葉失う俺

「初めて名前で呼んでくれましたね」ニッコリ笑うクラリサ

ヤバイな顔が理佐ちゃんで性格が良いなんて超好みだわ・・・


「あのう・・・先程から気になっていたんですけど」クラリサが俺の手元に目を向ける

「理佐ちゃんがお姫様、じゃねえやクラリサの相手する代わりにこれずっと持ってろって・・・ヤキモチ妬いてるみたいで」って苦笑いする俺

「すいません」って俺の言ってる意味に気づき謝るクラリサ

そのクラリサ見て腹が決まった俺

「これ返しますよ」クラリサにティアラ渡す俺

「これ・・・」俺に渡されたティアラが王家の後継者の証だと気づいて驚くクラリサ

「理佐ちゃんは何も知らないんだけど俺たちドロボウなんだよね」っ苦笑いの俺

あんなインチキロリコン宰相にこんな良い娘を嫁にやれるかって
宰相が国の財政が傾くほどの不正流用してるのをクラリサに教えるために自分の正体明かしちゃう俺、なにやってんだ・・・


「という訳で宰相の不正流用の証拠を手に入れてきてくれ」家に帰るなり事情を話して悟空に頼む俺

「えっ!?なんで俺なんすか」って青天の霹靂な悟空

「俺君に逆らってんじゃねーよ」って俺に教わった理佐ちゃんの真似で突然悟空を詰めるクラリサ

「え〜〜っ!?マジで、マジで行かなきゃダメなの・・・」諦める悟空

理佐ちゃんのそっくりさんによる理佐ちゃんの真似だって分かってても言うこと聞かせちゃう影響力ある理佐ちゃんだから好き
0060名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/02/18(日) 11:57:56.47ID:h1EXqnWRK
>>59
>ヤバイな顔が理佐ちゃんで性格が良いなんて超好みだわ・・・

コーヒー返してwww
0061三蔵な理佐ちゃん 第199話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 12:15:34.43ID:c31wn2d3a
「じゃあ、俺は理佐ちゃん迎えに行くからよ、お前はクラリサについていって上手いことやってこいや」
お城に帰るクラリサのお供の振りして宰相の不正流用の証拠を盗みに行く悟空に適当な指示する俺

「しばらくの辛抱だから我慢してくれな、宰相の悪事暴いて追放したら好きなことして好きな男と恋して良い王女になってくれ」ってクラリサを抱きしめる俺

「ありがとうございます」って俺に抱きしめられて頬を赤らめるクラリサ

「あっ、ごめんつい・・・」慌てて離れる俺

日頃からなにかと理由をつけては理佐ちゃんを抱きしめたりしてるせいか同じ顔のクラリサも無意識で抱きしめちゃった俺


「俺君、変なニュースやってますよ、お姫様が行方不明らしいです」

「お姫様ってここに居るじゃねえか」って沙悟浄の言葉に笑う俺たち

「ええっ、ですから変なニュースと申し上げました」

沙悟浄がイライラさせる口調で言った瞬間

突然始まる機関銃の一斉射撃

「理佐ちゃん危ねえ」とっさにクラリサをかばう俺

「俺君早く早く」地下室への扉を開けて叫ぶ悟空

地下室から逃走用のトンネル抜けて車で逃亡成功な俺たち

「クラリサ大丈夫か?」ようやく危険を回避出来てクラリサを心配する俺

「さっき理佐ちゃんって・・・」

「うん?」俺の質問には答えずに訳わかんねえこと言うクラリサに戸惑う俺

「思うさま理佐ちゃんって叫んでましたよ、お姫様をかばいながら」戸惑う俺に八戒が助け船出す

「マジか!?それで咄嗟に体張れたのかもな」って無神経な俺

「理佐ちゃんに感謝ですね・・・」力無く呟くクラリサ


「なんかニュースによると朝から行方不明ってことになってますね」他人事みたいに呟く沙悟浄

「あのロリコン野郎なにを焦ってやがんだ」って呟く俺

「おそらく我々の盗んだ物の中に不正流用の証拠が紛れこんだんじゃないですかね、それが表に出る前にお姫様を亡き者にして王制から独裁へ、そんなとこじゃないでしょうか」

車の荷台に積んである宝の山を見つめる俺
嫌な奴だけど分析力は確かだから当たってんだろうな

「とにかく理佐ちゃん助けに行ってくるわ」って立ち上がる俺に

「私も行きます」なんてクラリサ

「今の話し聞いたろ、命狙われてんだから安全な場所で沙悟浄と一緒に不正流用の証拠探しててくれ」って断る俺

そして悟空と二人で理佐ちゃん救出へ

なかなか出番の無い理佐ちゃんだけど世界一の美人だから好き
0062名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 12:22:08.80ID:c31wn2d3a
ついに200話に王手w
0063名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 12:23:50.01ID:c31wn2d3a
>>60
コーヒーをダメにしてすいやせんww
0064名無しって、書けない?(東京都) (ワッチョイW 118.8.48.108)
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2018/02/18(日) 12:32:40.77ID:69gEDnzQ0
なんで独立したの??
0065名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
垢版 |
2018/02/18(日) 12:54:24.13ID:c31wn2d3a
>>64
前々から一人でやってみたいとは思ってたんですけど小説スレが廃れたらそれはそれで嫌だなと思ってまして
そこに新しい書き手が現れたんでちょっと離れても廃れる心配無いかなと思いまして

それに俺みたいに長く居る奴が居るとなかなか新しい人が参入しづらいんじゃないかなと気づきまして・・・

あとは個人的な理由なんですけど俺は妄想が止まらなくなって連投する時があるんで一人でやってた方が向いてると思いましたね

でも小説スレ好きだから短いのとかは相変わらず書きに行こうかと思ってますw
0066名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/02/18(日) 13:11:13.50ID:h1EXqnWRK
ざっと数えたらこのスレ立ててから24時間であの長文を1人で31レス投下
さらに他スレにも種々書き込みしている庭先生恐るべし(笑)

独立したくなった気持ちもこれで多少わかりますよね(笑)
0067三蔵な理佐ちゃん 第200話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 13:56:40.32ID:c31wn2d3a
「たいした城じゃねえから楽勝だろ?」
城を見渡せる丘から城を見下ろす俺と悟空

「理佐ちゃん待ってろよ、今すぐ助けに行くからな」ティアラをさすりながら呟く俺

クラリサに返したティアラだったが
「理佐ちゃんと約束したんだから持っててあげてください」なんて言われて再び俺の手の中に

「大丈夫ですかね?お師匠様」ってのっけからネガティブな悟空

「大丈夫だよ、あの宰相ロリコンだからな女子高生の理佐ちゃんに命の危険は無いよ」ってロリコンに縋るしかない今の俺

「でもロリコンだと違う危険があるじゃないですか」ってネガティブが止まらない悟空

「お前、めったなこと言うんじゃないよ、それは考えないようにしてるんだから」って悟空に文句言う俺

「まぁ最悪命と引き換えならスパッと股開いちゃった方がいいけどな・・・」なんて悟空のネガティブが伝染してきてる俺

「いいんすか!?お師匠様の初めてもらえる約束あんなに喜んでたのに」ってくだらないこと覚えてる悟空

「バカ野郎!俺が喜んだのは理佐ちゃんの気持ちに対してだよ、観音様舐めんなよめっちゃプラトニックやぞ俺の理佐ちゃんへの思いわ」って憤る俺

「それによ、理佐ちゃんがたとえ性格に難有りでどんなに汚れてたとしても最後に俺の横で笑っててくれればそれで良いんだよ、俺は」って呟く俺

「格好つけてるけどラオウからパクってんじゃないすか」って本当に空気読め無い悟空

そこに八戒からLINE
「宝の山からは不正流用の証拠見つけられず、武運を祈るのみ・・・」

「どうします?」って聞く悟空

「まず理佐ちゃんを助ける、それからはお前があの宰相なんとかしろ」面倒くさいことは悟空に丸投げする俺

「なんとか出来る訳ないじゃないですか」ってこぼす悟空


「居ましたよ」
城に忍びこんで1時間少々で理佐ちゃんを発見したのは記念すべき200話に理佐ちゃんが出番無しなんて嫌だという書き手の我が儘ではなく、あくまで悟空の有能さ故だろう

悟空に言われて天井裏から覗く俺

冷静なつもりだったが愛しの理佐ちゃん見たら堪らんってなもんで天井から即効参上な俺

「俺君!!!」始めは何事かと固まった理佐ちゃんだけど俺だって分かるとほっとして俺の名前を呼んで泣き出す

「理佐ちゃんもう大丈夫だからな」って抱きしめながら理佐ちゃんをチェックする俺

「ねぇ、どうしたの?」俺の視線に気づき不審がる理佐ちゃん

「悟空がさ絶対に宰相にヤラれてるはずだって言うからさ」

答えた瞬間俺に掌底気味にビンタ入れる理佐ちゃんに崩れ落ちる俺

返す刀で「オレクンダイスキ!オレクンダイスキ!」って緊箍児の呪文を唱えて悟空の頭を締め上げる理佐ちゃん

「人がピンチの時にゲスい話ししてんじゃねーよ」って俺と悟空を秒殺してドス効かせるくせに

「本当に怖かったんだから〜」
なんて泣き出しちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0068名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 14:04:58.33ID:c31wn2d3a
>>66
再編集したのも混ざってますからw

本当は「帰ってきた隣の席の理佐ちゃん」と「愛しの嫁理佐ちゃん」も再編集したかったんですけど両方で80話越えちゃうんで断念しました
0069名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)
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2018/02/18(日) 14:06:31.43ID:c31wn2d3a
>>67
遂に200話に到達・・・長かった、、、涙
0070名無しって、書けない?(西鉄大牟田線) (ワッチョイWW 153.184.105.94)
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2018/02/18(日) 18:35:13.17ID:u/SEg2ZF0
いいね(`-ω-´)✧
0071名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/02/18(日) 18:46:16.63ID:h1EXqnWRK
200話おめでとうございます♪
http://o.5ch.net/12ya9.png
似てないみゆきちゃんも駆けつけました
0072同じクラスの理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
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2018/02/18(日) 19:02:19.91ID:u2jrPs0wa
「ねぇ、なに食べてんの?」
お昼休みに学食で買ってきた焼きそばパンを食べてる俺に話しかけてくる理佐ちゃん

毎日休み時間に俺のジグゾーパズルを崩しに来てる理佐ちゃん
当たり前のように俺の前の席に座る理佐ちゃん

席の主が教室に戻ってきたが超美人の理佐ちゃんにどけなんて言えるわけもなく遠くから見てる

軽く手をあげて席の主に謝る俺

「どうしたの?」俺の動きを不思議がる理佐ちゃん

「なんでもないよ」って言いながら袋に入った焼きそばパンを取り出す俺

「もう1個あったんだ」って何が可笑しいのか分からんが笑う沸点の低い理佐ちゃん

それだけでドキドキしてしまう、理佐ちゃんに恋する俺

だいぶ慣れてきて普通に話せるようにはなったけど予測の範囲を越えられるとドキドキしちゃうぜ

「そっか理佐ちゃんはもやししか食べないんだもんね」笑いながら焼きそばパンを食べ始める俺

「うん、なんか恥ずかしいな・・・」って照れる理佐ちゃん

うん?もやしは触れちゃ不味かったのか?
なんか家計の事情かもしれないもんな・・・

「ごめん、もやししか食べられない家の人もいるのに・・・」慌てて謝る俺に

「貧乏と勘違いしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もやしはダイエットしてるだけだよ」なんて苦笑いの理佐ちゃん

「そうなんだ、なんか恥ずかしいって言うから・・・」勘違いしちゃって恥ずかしいのは俺の方だよなんて落ち込んでたら

「恥ずかしかったのは・・・俺君が私がお昼にもやししか食べないの知っててくれたからだよ」なんて照れ隠しに素っ気なく言う理佐ちゃん 

「うん?」意味わかんねぇ俺

「鈍いよ」って俺を冷めた目で見る理佐ちゃん

「俺君が私のこと見ててくれたのが嬉しかったから恥ずかしいの」
なんて照れながらも言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0073名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
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2018/02/18(日) 19:06:01.15ID:u2jrPs0wa
>>70
読んでいただきありがとうございますm(__)m

>>71
ありがとうございますm(__)m

雰囲気は伝わってきますw
0074名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
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2018/02/18(日) 19:08:31.88ID:u2jrPs0wa
義理の妹理佐ちゃんとかも書いてみようかな
0075同じクラスの理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
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2018/02/18(日) 20:01:55.02ID:u2jrPs0wa
「嬉しかったから恥ずかしいってのは完全に恋だよな」
昨日の理佐ちゃんとの会話を反芻しながら学校に向かう俺

そろそろ告るか?いやいやまだ早いか?万が一振られたら卒業までどうする?
そうでなくたって理佐ちゃんに会うためだけに学校来てんのに・・・

そんな俺に背後から「おはよう」の声だ

振り向くと理佐ちゃんだ

「珍しいね俺君がちゃんとした時間にこの道歩いてるなんて」イタズラな笑顔で皮肉を言う理佐ちゃん

「最近、朝の目覚めが良いんだよね」
朝から愛しの理佐ちゃんに会えたウキウキを悟られないよう両手をポケットに入れて高鳴る胸の鼓動を抑える俺

「毎朝、理佐ちゃんに会えるなら頑張って早起きしようかな」ってちょっと勇気出してみる俺

「遅刻防止に私を使わないで」って可愛い理佐ちゃん


「あっ!?お弁当忘れちゃった」
学校が見えてきた辺りで突然棒読みで三文芝居始める理佐ちゃん

「今日のお昼どうしよう・・・」なんて言いながら俺の方をチラチラ見る理佐ちゃん

これはなんだ・・・


「ぎゃっはははは」
教室の自分の席に着いても笑いが止まらない俺

「笑ってんじゃねーよ」
小声で言いながら当たり前のように俺の前の席に座ると横向いて拗ねる理佐ちゃん

ちょうど登校してきた席の主に両手併せて謝る仕草する俺

「ねぇ、聞いてる」って文句言う理佐ちゃん

仲良くなってきたせいか意外とワガママな面もある理佐ちゃんにますます惹かれる俺

「焼きそばパン食べたくて棒演技したのまで聞いた」って理佐ちゃんをからかう俺

「俺君のバカ」
キレて自分の席に戻ってく理佐ちゃん

入れ替わりに俺の前の席に座る席の主

「俺君、渡邉さんと付き合ってんの?」なんて席に着くなり聞いてくる席の主

「そう見える?」って世界一の美人理佐ちゃんと付き合ってんのなんて聞かれて優越感半端ない俺

「見えるよ、休み時間のたびに俺君とこ来て楽しそうに話してるし帰りも一緒に帰ってりし」なんてよく見てんなこの野郎

「あんま人に言わないでね、理佐は恥ずかしがりだから」なんてちゃっかり理佐ちゃんを呼び捨てしちゃう俺

「凄いな俺君、世界一の美人と付き合ってるなんて羨ましいよ」
絶対モテないであろう前の席の主の羨望の眼差しが気持ちいい俺

俺の優越感を知らぬ間に大きくしてくれちゃう理佐ちゃんだから好き
0076同じクラスの理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)
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2018/02/18(日) 20:39:39.14ID:bmw/BYCva
「わ〜い」
嬉しそうな声出して俺のジグゾーパズルの邪魔をする休み時間の理佐ちゃん

さっきあんなにキレてたからゆっくりジグゾー出来ると思ってたのに・・・

そしてお昼休み

「理佐ちゃん焼きそばパンでいいの?」
朝、あんなことがあったからには絶対に自分から買ってきてとは言わないであろう理佐ちゃん
あんな激戦区なパン売り場に理佐ちゃんを行かせるわけにはいかない

「うん、焼きそばパン食べたい」
女ってのは現金なもんで満面の笑みを浮かべる理佐ちゃん


「焼きそばだね」いたってシンプルな感想な理佐ちゃん

俺の机の横に自分の椅子を並べて焼きそばパン食べてる理佐ちゃん

楽しそうではある

「なんか物凄い美味しい食べ物だって想像してた」

「うん?別に」って拍子抜けな返事の理佐ちゃん

「なんだ、さっきあんな笑顔するから凄い美味しいの期待してんのかと思った・・・」
なぜかちょっとガッカリする焼きそばパン大好きな俺

「ごめん、焼きそばパンじゃなくて好きな人と同じ物が食べたかったんだ」なんてポロリと言う理佐ちゃん

マジか!?って立ち上がりめっちゃ理佐ちゃんをガン見する俺

「い、いま・・・俺のこと・・・好きな人って、言わなかった?」胸のドキドキで言葉がうわずります

「え〜っ!違うよ、そういう意味じゃないからね」って慌てて否定する理佐ちゃん

「いや、違く無いでしょ、言ったもん今、好きって」って食らいつく俺に

「うるさい!黙って!」
なんてキレた振りして自分の席にかけってく理佐ちゃん

その可愛い後ろ姿にますます恋させちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0077同じクラスの理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 02:04:23.98ID:cEfwD/tca
「絶対そうだと思ったんだよ」
なんとなく感じてはいたし、うすうす気づいてもいたんだ
ただそれがあまりにも幸せ過ぎるんで現実にしちゃいけない気がして
無意識に気づかないふりしてたんだよ俺は

だがそんな弱気な日々にさよならだ

ついに理佐ちゃんの口から聞いた好きな人

俺は今日のために生まれて来たんだよな〜

「あぁ〜早く放課後プリーズ」なんて浮かれる俺

そして待ちに待った放課後だ

理佐ちゃんが来るのを校門の外で待つ俺

「理佐ちゃんまだかな?」ドキドキしながら校舎の方を見張る恋する俺

そんな俺の背後から

「待ちぶせしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「びっくりした!?」って腰抜かす俺

「絶対、待ちぶせしてると思ったから裏門から出て来たんだよ」って笑う理佐ちゃん

さすがへそ曲がりな女理佐ちゃんだ

「ほら、帰ろう」
裏をかかれて戦意喪失な俺を促す理佐ちゃん

理佐ちゃんの先制攻撃にやられてしまいペースをつかめず雰囲気を作れない俺

いや、元々そんな能力持ってないけど・・・

結局、いつもの仲の良い二人のまま駅が見えてきちゃった・・・

でも理佐ちゃんと並んで歩いてるだけで幸せだからずっとこのままでも良いや

なんて負け犬な幸せ論に浸るダメな俺

「ねぇ、明日からは一緒に帰るって約束しない」なんて突然言い出す理佐ちゃん

「約束?」って聞く俺に

「うん、約束してた方が安心なんだよね、俺君が待ちぶせしてくれてなかったらどうしようって考えちゃうから」
なんて言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0078帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.251.247.38)
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2018/02/19(月) 03:41:35.43ID:UZkQo/mwa
「お〜い!朝だよ〜!」
月曜の朝は愛しの理佐ちゃんの声も遠くに感じて起きれない俺

「ねぇ、ご飯冷めちゃうから起きて」
なかなか起きない俺に作戦を変えて優しくささやく作戦に切り替えてくる理佐ちゃん

試しに薄目を開けてみる俺

うおっ、めっちゃ近くに理佐ちゃんの顔

俺の顔を覗き込む理佐ちゃんのあまりの可愛さに跳ね起きる俺

「やっぱり、起きてた」
跳ね起きた俺を見て寝たふりしてたと勘違いして笑う理佐ちゃん

「早くご飯食べないと月曜の朝から遅刻しちゃうよ」なんて俺を急かす理佐ちゃん


「ごちそうさま」ご飯を食べ終え食器を運ぼうとする俺に

「いいよ、私やっとくから」なんて言ってくれる理佐ちゃん

「あれ?エプロン変わった」朝ご飯食べてやっと観察力が戻ってきた俺

「わあ、気づいてくれた」って嬉しそうに笑う理佐ちゃん

「当たり前じゃん愛する理佐ちゃんのエプロンだぜ」って胸を張る俺に

「変えたの1週間前だけどね」って苦笑いする理佐ちゃん

軽く落ち込むナイーブな俺

「気にしないでいいよ、前に変えた時は私が教えるまで気づかなかったんだから、進歩してるよ」
なんて褒めてくれる理佐ちゃん、俺に甘くねえか?


「じゃあ、行ってきま〜す」
スーツに着替えてバッチリ髪形決めてエリートビジネスマンに変身な俺

「俺君、ネクタイ曲がってるよ」なんて俺のネクタイ直してくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんありがとう」そう言って理佐ちゃんを抱きしめようとする俺を

「ウザいよ」の一言で一刀両断するくせに

行ってらっしゃいのキスは忘れないでしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0079帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 11:21:11.38ID:cEfwD/tca
「思ったより残業が長引いちゃいそうだから先にご飯食べてて」
なんて理佐ちゃんにLINEする健気な俺

俺が愛しの理佐ちゃんが待つ我が家に真っ直ぐ帰らないのは結婚以来始めてのことだ

本当は一刻も早く理佐ちゃんの元に帰りたいけど仕事の付き合いなんだ許してくれ理佐ちゃん

「うちの理佐ちゃんは美人と可愛いに関しては人類の最高到達点だからギャッハハハハ〜」

愛しの理佐ちゃんが我が家で待っているというのに独身以来のキャバクラに盛り上がる俺

愛しの理佐ちゃんを自慢しながら飲む酒は最高だ!なんて高笑いの俺

「無礼なこと聞くんじゃねえブス!てめえなんかを神様の最高傑作理佐ちゃんと比べられるかバカ野郎、ギャッハハハハ」

キャバ嬢に「私と奥さんどっちが綺麗?」なんて聞かれて高笑いしながら激昂する俺

「俺が信長だったらお前の親族全員焼き討ちにするとこだぞ」って理佐ちゃんの名誉を傷つける輩は絶対に許さない愛妻家の俺


「ちきしょう!なんだって俺はキャバのお姉さんたちにモテないんだ!」
終電を逃すまいと駅に急ぎながら嘆く俺

「やっぱり理佐ちゃんと結婚するのに一生分の女運を使い果たしちゃったのかな」なんて電車の窓から夜空を見ながら哲学的なこと考える俺

「理佐ちゃんもう寝ちゃってるかな〜」なんてぼやきながら駅を出る俺

理佐ちゃんが寝てないことを祈りながら家路を急ぐ俺
キャバで振られた夜はいつだって理佐ちゃんの笑顔が見たい!


「ねぇ、何時だと思ってんの!」
起きててくれたけど笑顔じゃなくて怒り顔の理佐ちゃん・・・でも可愛い

「LINEしたのに見てもくれてないし」ってむくれる理佐ちゃん

「ごめんなさい」って素直に謝りながらLINEをチェックする俺

「遅くなっても夕飯待っててあげるから無理しないで頑張って」
なんて理佐ちゃんの優しいLINEに涙がこぼれる俺に

「そんなLINEでいちいち泣いてんじゃねーよ」って笑いながらドス効かす理佐ちゃん

「ご飯温め直すから早くお風呂入ってきて」
なんて優しく言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0080三蔵な理佐ちゃん 第201話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 12:33:22.51ID:cEfwD/tca
「俺が来たからにはもう平気だからね」
両手で目をこすりながら本格的に子供泣き始めた理佐ちゃんを抱きしめる俺

うん?顔形はそっくりでもクラリサより理佐ちゃんの方が全然心地良いな・・・
なんて言うのか?この感じ、めっちゃ脳内麻薬出まくってるみたいな・・・

この幸せ感の原因が何かを確かめるために理佐ちゃんを慰める振りして触りまくる俺

「おぉっ!めっちゃ気色ええやん!」ってどんどん違う意味の幸せ感が増す俺に

「どさくさ紛れに触ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「誤解だよ、なんか理佐ちゃんとクラリサの抱き心地が違うから確かめてただけだよ」ってそんな言い訳で大丈夫か?な俺

「うわっ、キモくて最低・・・」なんてドン引き理佐ちゃん


「こんな時にケンカは止めませんか?」
俺と理佐ちゃんの雲行きが怪しくなってきたとこで間に入ってくれる悟空

理佐ちゃんに緊箍児で締め上げられた頭がまだ痛そうだ
と言う俺も理佐ちゃんの掌低で脳を揺らされたせいか足元が覚束ない

さてどうしたもんかと床に座って思案する俺

その俺に寄りかかって寝ちゃう理佐ちゃん

「ちきしょう、寄りかかられてると動くわけいかないからパンツ見れねえじゃん」
理佐ちゃんのパンツ見たい欲と理佐ちゃんの安眠を守りたい欲の狭間でぼやく俺

「うーん、俺君早く助けに来て・・・むにゃむにゃzzz...」なんて寝言が可愛い理佐ちゃん

この寝顔を守るためなら喜んで命を捨てる覚悟の俺
しかし、永遠に見ていたい寝顔だなぁ、、、zzz


「寝てんじゃねーよ」
ドス効かす理佐ちゃんに揺り起こされる俺

「ヤベッ、理佐ちゃんの可愛い寝顔みてたら寝ちゃったよ!理佐ちゃんの寝顔どんだけ1/f揺らぎなんだよ」って嘆く俺

「いちいち褒めないでよ」
なんて照れ隠しに拗ねる理佐ちゃんだから好き
0081名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 12:38:47.66ID:cEfwD/tca
300話までには天竺にたどり着きたい
0082三蔵な理佐ちゃん 第202話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 14:28:43.94ID:cEfwD/tca
「目は覚めたかね?」
俺たちが目を覚ますのを待ってたかのように護衛を従えて部屋に入ってくるロリコン宰相

「こわ〜い」
ささっと俺の背中に隠れるビビりな理佐ちゃん

その理佐ちゃんを見て一瞬苦々しい表情になる宰相
足を引き摺りながらこっちに近づいてくる

「クラリサの偽者を送り込んで何がしたかったのかは知らんがもう少しマナーや言葉使いを仕込んでおくべきだったな」
理佐ちゃんを指差して皮肉な笑みを浮かべる宰相

「うるせえ、てめえが馬鹿にしてる雑な部分こそ理佐ちゃんの魅力じゃボケ!」って言い返す俺

「おおかた理佐ちゃん襲って金玉蹴り上げられたんだろ?タコ野郎、理佐ちゃん馬鹿にしたてめえは死刑確定だからな覚悟しとけよ」
理佐ちゃんをクラリサより下に見られた気がして怒髪天を突いちゃう俺


「そうだそうだ!お前こそお姫様の命狙って何考えてんだ?」
いきり立って言い返す単細胞バカな悟空

「ちっ、お前余計なこと言うなよ、クラリサが襲われた時に一緒にいたのがバレちゃうだろ」
慌てて悟空に文句言う俺

「もう遅いな、色々知られてるみたいだからクラリサ共々始末してやる」なんて冷酷なこと言う宰相

「俺たちが死んだらお前が国の金を不正流用してる証拠が世に出るけどかまわねえか?」
どうせクラリサ暗殺未遂を知ってるのもバレちゃったしこの際金庫破りもカミングアウトしてブラフかます俺

俺のブラフに表情が変わる宰相


「とりあえず時間稼いだから悟空何とかしてくれ」

ロリコン宰相が苦虫を噛み潰したような顔して引き揚げたの見てほっとする俺

「ねぇ、なんで分かったの?」理佐ちゃんが聞いてくる

「うん?」

「私があいつの・・・蹴ったのなんで分かったの?」
なんて本当に宰相の金玉蹴り上げちゃってた理佐ちゃんだから好き
0083三蔵な理佐ちゃん 第203話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/19(月) 23:45:17.60ID:cEfwD/tca
「やっぱり天井からが無難ですかね」
悟空が俺が蹴破った穴を指差して言う

天井に入ってダクトに伝わって行けば通風口から外に出れるか・・・

潔癖な理佐ちゃんが天井裏なんて匍匐前進出来るかな・・・

うーん?見たいな・・・匍匐前進してる理佐ちゃんを後ろから

「悟空、俺もそれしか無いと思う」悟空を強く後押しする俺


「理佐ちゃんちょっとの我慢だから辛抱して」
そう声をかけて天井から手を伸ばす悟空に理佐ちゃんの手が届くように踏み台替わりにひざまづく俺

「ちょっと待って、俺君これして」
なんてどこから持って来たのか手ぬぐいで目隠しを強要する理佐ちゃん

「ちっ、楽しみがひとつ減ってしまったわ」って呟いて目隠しされる俺

しかも警戒心の強い理佐ちゃんは天井裏を這いつくばる間も俺に目隠しさせたままだ・・・なんて女だ

「ねぇ、なんで俺君が宰相の不正流用の証拠なんて持ってるの」
目隠しで前が見えない俺の手を引きながら理佐ちゃんが聞いてくる

「ブラフだよ、政治家なんてみんなああ言われりゃ思い当たる節はあるだろうからね」って適当に誤魔化す

理佐ちゃんは何も知らなくていい
神様の最高傑作を共犯者にするわけにはいかないからな

そしてたどり着いた通風口

「てめえ、こんな大事な時に方向音痴出すって緊張感無さ過ぎじゃねえか・・・」

喜び勇んで通風口の蓋を蹴破って外に出てみたら海側の時計台の真横に出ちゃった俺たち

「なんで街側から侵入したのにわざわざ海側にでんだよ、元きた道を戻るだけだろが」

なんてくどくど文句言ってたら筋斗雲に乗ってどっか行っちゃう悟空・・・なんて奴だ

「もう、あんたなにやってんの!悟空ちゃん怒ってどっか行っちゃったじゃん」
いざとなったら一番頼りになる悟空が飛び去り、口だけ野郎の俺が残るとゆう非常事態に怒り心頭の理佐ちゃん

その理佐ちゃんを狙って飛んできた銃弾

あわや逸れたけど何が起こったか分からずに呆然とする理佐ちゃん

「理佐ちゃんこっちこい」
理佐ちゃんの手を強引に引っ張って時計台の中に逃げ込む俺

恐怖に震える理佐ちゃん

「理佐ちゃん見てて」

握りしめた手から花を出す俺

さらにその花を理佐ちゃんに持たせて世界中の国旗を出す手品を披露する俺に

「こんな時に手品なんてやってんじゃねーよ」ってマジなドス効かす理佐ちゃんだから好き
0084三蔵な理佐ちゃん 第204話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)
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2018/02/20(火) 00:24:40.00ID:z+GXz3ELa
「ちきしょう、クラリサなら笑ってくれんのに」
理佐ちゃんの気持ちを和らげようと取って置きの手品がスベって悔しさのあまり床を叩く俺

叩いた拍子に床の羽目板が外れて中から大量の紙幣が
なんやこれ〜って慌てて紙幣をかき集める意地汚い俺に

「俺君、私よりクラリサのこと好きになっちゃったの?」
なんてさっきの俺の言ったこと気にしてる理佐ちゃん

「何回も言うようなことじゃねえけど今日の理佐ちゃん頑張ってるから特別な、俺は同じ顔なら茨城あたりの育ちの悪い感じの娘の方が遥かに好きだよ」
言ったは良いけど恥ずかしいので照れ隠しに紙幣をかき集める俺

そんな俺に抱きついてくる理佐ちゃん

「どうした理佐ちゃん!?」

「ううん、なんでもないよ」
なんて言って俺から離れない理佐ちゃん

「理佐ちゃん、チューぐらいは良いかな?」って理佐ちゃんの甘い匂いに誘惑されちゃう俺

「うーん?チューだけだよ」なんてさらにくっついてくる理佐ちゃん

やった〜どさくさ紛れに理佐ちゃんの初めてもいたたきだ〜

って時に

「余裕っすね」って声かける悟空

慌てて俺を弾き飛ばす恥ずかしがり屋な理佐ちゃん

「ピンチだと思って助けに戻ってきたのになぁ」なんて俺と理佐ちゃんをからかう悟空

「それに俺君の抱えてる紙幣は偽札ですよ」
なんて俺にとって一番ショックなこと言う悟空

「なんてこったい」って落ち込む俺

「八戒から連絡が入りまして銀行から盗んだ金の一部が偽札だったらしいです」
俺を理佐ちゃんから離してヒソヒソ話で話す悟空

「偽札で不正流用の穴を埋める計画だったのか」

「今ごろ八戒が警察とテレビ局に持ち込んでますよ、もちろんクラリサ暗殺の件もね」
俺にウィンクする悟空、マジキモい

そっちの対応に忙しくて俺と理佐ちゃんどころじゃなくなっちゃったってわけか


「やっぱり八戒ちゃんとカッパちゃんは有能だな」
泥棒のことは伏せて説明する悟空の話を聞いて八戒と沙悟浄を褒めちぎる現金な理佐ちゃん

「うん?理佐ちゃん髪の毛ちょっと焦げてるよ」

「うそ?」って髪を触って確かめる理佐ちゃん

「さっきの弾かすってたんだ〜」
って髪がちょっと焦げたぐらいで騒げるほど余裕が出てきた理佐ちゃんだから好き
0085同じクラスの理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)
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2018/02/20(火) 01:58:30.85ID:bVDn7cRqa
「眠気が半端ない・・・」
授業中だというのに眠気との戦いに負けそうな俺

さっきから理佐ちゃんが心配そうに見てる

心配かけまいと理佐ちゃんに手を振る俺
昨日までの俺ならこんな大胆な行動は出来なかっただろう

だが今日の俺は昨日までの俺とは違う
今日の俺は理佐ちゃんと毎日一緒に帰る約束をした男なのだ

そんな、男としてはこれ以上無いであろう自信を胸に理佐ちゃんに手を振る俺

いつになく大胆な俺の行動に驚き、回りの目を気にして慌てて黒板の方を見る恥ずかしがりな理佐ちゃん

でも、ちょっと時間差だけど小さく目立たないように手を振り返してくれる愛しの理佐ちゃん

休み時間と同時に俺の元へ飛んで来る理佐ちゃん

「ねぇ、大丈夫?」
なんて聞きながら、もはや休み時間の理佐ちゃんの指定席になってる俺の前の席に座る理佐ちゃん

「うん?なにが」

「もう、なにがじゃないでしょ、凄く眠そうだよ」
心配そうに俺の顔を覗き込む理佐ちゃんにドキドキ高鳴る俺のアムール

落ち着くんだ俺、今日から一緒に帰るんだろ!顔を覗き込まれたぐらいでドキドキしてたら将来結婚式で誓いのキスする時どうすんだ

なんて理想の未来に思考が飛躍しちゃって落ち着くなんて無理な俺

「昨日寝てないんだよね」って照れること言わすな理佐ちゃんな俺

「寝てないの!?」

「うん、寝て起きたら夢になっちゃってたらヤバイからさ」ってますます照れる俺

「うーん?夢・・・ごめん、意味わからないからもう少しちゃんと話して」って優しく聞く理佐ちゃん

「理佐ちゃんと一緒に帰る約束したのが朝起きたら夢だったみたいなことになってたら嫌だったから寝なかった」

「え〜〜っ!?」
俺の理佐ちゃんと一緒に帰るに対する執念にびっくりする理佐ちゃん

「もう、なにやってんのよ」って呆れる理佐ちゃんだけど

「これから私とデートの約束したり、もっと大事な約束するかも知れないんだよ、そのたびに徹夜してたら早死にしちゃうよ」
なんて俺と似たような理想の未来を描いてそうな理佐ちゃんだから好き
0086帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)
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2018/02/20(火) 02:58:33.45ID:bVDn7cRqa
「わっ!?まだ着替えてない・・・」
日曜日ぐらいのんびりしようかと思っていた俺

しかし、意に反し愛しの理佐ちゃんに朝の6時前から起こされた俺

訳が分からず録画しといた吉岡里帆のドラマを見てる俺

「ほら、早く着替えて〜」理佐ちゃんに急かされるまま着替える俺

「どっか行くの?」
遅ればせなが理佐ちゃんが急いでいるのがお出かけのせいだと気づいた俺

「やっぱり忘れてた」お弁当を手提げ袋鞄に入れながらぼやく理佐ちゃん


「何日も前から約束してたでしょ、昨日の夜も確認したよ」
理佐ちゃん言うところの約束を果たすために海に向かって親戚のオッサンから貰った愛車軽トラを走らせる俺

「マジか・・・昨日の夜は競馬の予想に必死過ぎて適当に返事したかも」なんてダメな俺

「もう、私と一緒に帰る約束したら夢になるのが怖くて徹夜してた俺君どこ行っちゃったの?」なんて拗ねる理佐ちゃん

「あん時はまだ高3だったから8年前かぁ」目を閉じて懐かしむ理佐ちゃんとの日々

うっかり車線をはみ出し対向車の大型トラックにクラクション鳴らされる俺

「運転中に目つむってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「本当に世話焼けるな俺君は・・・好きになってからずっと心配ばっかし」
なんて俺を幸せにしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0087帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)
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2018/02/20(火) 12:25:37.25ID:p7EiYoFla
「美しい理佐ちゃんよ♪限りない可愛さよ♪この胸のトキメキよ理佐ちゃん〜♪」
海を目指して快適に走る俺の愛車軽トラ

横を見りゃ世界中のどんな景観を束にしたより遥かに美しい愛しの理佐ちゃんだ!
俺じゃなくたって気分も揚がって理佐ちゃん替歌も歌いたくなるってもんだ!

「替歌歌ってんじゃねーよ」
ドスは効かせるものの海が近づいてきて機嫌の良さは隠せない理佐ちゃん

「理佐ちゃんも俺の替歌歌ってよ」
理佐ちゃんの機嫌の良さに便乗してお願いする俺

「歌いません」キッパリと俺に引導渡すクールな理佐ちゃん

「ねぇ、俺君♪なんで好きになっちゃったのかな♪」仕方なく自分で歌う俺に

「西野カナ歌ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ほら、これ食べて静かにしてて」
なんて朝ごはんようにおむすび作っといてくれた理佐ちゃん

理佐ちゃんにおむすび食べさせてもらって幸せな俺、運転してて良かった

「特別にポテチののり塩も買っといてあげたんだよ」
おむすびのおかずにはポテチののり塩という俺のこだわりを覚えてる理佐ちゃん、嫁の鏡やん

「昨日買っといてくれたの?夜中にお菓子漁ってたけど全然気づかなかった」って呟く俺に

「俺君、見つけると全部食べちゃうから隠しといたからね」
なんて得意顔で言いそうな理佐ちゃんだから好き
0088帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)
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2018/02/20(火) 13:09:34.50ID:p7EiYoFla
「眠くなっちゃった」
運転中の俺におむすびとポテチを食べさせるとうとうとし始める理佐ちゃん

「寝てていいよ、まだまだ時間かかるから」なんて優しい俺

「俺君がひとりで運転可哀想だから起きてる」
なんて俺よりさらに優しい理佐ちゃんだけど

「うーん、俺君ごめんzzz...」って数分後には夢の中だ

朝も早からおむすび作ったりお弁当作ってたんだ無理もない
理佐ちゃんが寒くないように自分の上着を脱いでかけてあげる俺

目を覚ました理佐ちゃんの目に最初に映る景色を海にするためにスピードを上げる俺、愛ってスピードだろ

そしてあっさりスピード違反な俺

「捕まってんじゃねーよ」ってパトカーが遠ざかるの見ながらドス効かす理佐ちゃん

「あぁ・・・寝なきゃ良かった」って俺より落ち込む理佐ちゃん

「ごめん、目覚ました理佐ちゃんに海見せてあげたくて・・・」謝る俺

「それは・・・ありがとう」って照れる理佐ちゃん


「わぁ、綺麗だねぇ」
海が見えてきてはしゃぐ理佐ちゃん

2月の海は逆巻く波がただただ痛そうで俺にはとても綺麗には見えない・・・

やはりアウトドアな理佐ちゃんとは感性が違うのだろうか・・・?

駐車場に軽トラを停めて砂浜へ

誰もいない・・・こんなに寒いんだ当たり前か・・・

「わぁ、めっちゃテンション上がるね」
なんて海に向かって駆けってく野生に帰る理佐ちゃん

誰もいない砂浜を走る理佐ちゃんはこの世の何よりも美しい
寒いけどこんなに綺麗な理佐ちゃん見れたから良しとしよう

「俺君、早くこっち来て〜」
なんて波打ち際で手招きする理佐ちゃんだから好き
0089名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)
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2018/02/20(火) 14:56:43.35ID:p7EiYoFla
理佐ちゃんdocomoのCMおめでとう
0090帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)
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2018/02/20(火) 14:57:21.79ID:p7EiYoFla
「早くこっち来て〜」
なんて波打ち際で誘う理佐ちゃんの可愛さにふらふら近づいたのが運のつき

「俺君、ほら!」
なんてはしゃぐ理佐ちゃんが海の水をかけてくる

「やめろ〜」って言いながらやり返す俺

「やだよ」って負けず嫌いに火がついてさらにやり返してくる海の女神理佐ちゃん

思いがけず楽しく海水の掛け合いに引きずり込まれる俺


「寒いよ〜」
水遊びの代償は大きく2月の海の厳しさに震える俺

「弱っ・・・私なんて全然平気だよ」って得意顔のる理佐ちゃん

当たり前じゃ、愛しの理佐ちゃんに風邪は引かせられんとさりげなく理佐ちゃんが濡れないように俺が配慮したからじゃ

なんてこと理佐ちゃんには言えない俺

「やっぱ理佐ちゃん強えよ・・・」っておべっか使う負け犬な俺


遊ぶだけ遊んで理佐ちゃんの作ったお弁当食べたら眠くなっちゃった俺

「今日は特別だからね」なんて膝枕してくれる理佐ちゃん

理佐ちゃんに頭撫でてもらいながら夢の中へ

「ねぇ、俺君♪なんで好きになっちゃったのかな♪」

何処からともなく聞こえてくる天使の歌声に跳ね起きる俺

「理佐ちゃん!?今、替歌歌ってくれてた?」

「知らない」
泡を食って聞く俺にそっぽ向いて答える顔が真っ赤な理佐ちゃん

「照れんなよ〜」ってからかう俺に

「うるさい!黙って!」って照れ隠しにキレる理佐ちゃん

「からかったからもう歌ってあげないからね」
なんて拗ねちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0091三蔵な理佐ちゃん 第205話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 21:02:08.06ID:/y/8mLqpa
「これで隠しとけば」
理佐ちゃんの頭に王家の後継者を証しするティアラを載せる俺

「隠れた?」
ティアラで上手に髪のお焦げを隠して聞く理佐ちゃん

「うん、隠れたし世界一可愛い」ってうなづく俺

「ありがとう」って微笑む理佐ちゃん

いつの間にか城の周りには警察とマスコミが集まって凄い人だかりだ

「俺君有りましたよ」
悟空がダイナマイトを持って戻ってくる

「ねえ、ダイナマイトなんてどうするの」訝しげに聞いてくる理佐ちゃん

「警察とマスコミに観音菩薩からの慈悲」って笑う俺


ドッカーン!!!

物凄い音で吹っ飛ぶ時計台

舞い上がる偽札の花吹雪

爆発で城に入る口実が出来た警察が乱入してくる


「これでロリコン宰相も失脚ですね」
丘の上から城を見下ろしてしみじみ語る悟空

「あの野郎、理佐ちゃんのこと撃たせやがったからな、本当は死刑なんだけど理佐ちゃんが許してやれって言うからよ」
慈悲深い理佐ちゃんには困ったもんだよ

「だって髪の毛先がちょっと焦げただけだから可哀想じゃん」ってどこまでも優しい理佐ちゃん


「あっさり寝ちゃいましたね」
車を運転する俺の横で寝息をたてる理佐ちゃんを後ろの席から覗き込む悟空

最初は興奮気味に今日一日のことを話してたけど俺と悟空が一緒にいる安心感で気が緩んだのかあっさり寝ちゃった理佐ちゃん

「一人で不安だったろうからな」

理佐ちゃんの可愛い寝顔見てようやく理佐ちゃんを取り帰した実感湧いてきた俺

いつまでも眺めてたい寝顔の理佐ちゃんだから好き
0092三蔵な理佐ちゃん 第206話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 21:51:21.94ID:/y/8mLqpa
「ちょっとした革命騒ぎだな」
クラリサとクラリサの支持者が臨時政府を設けたホテルに帰る俺と理佐ちゃんと悟空

「俺さん!」
俺の顔を見るなり抱きついてくるクラリサ

めっちゃ良い匂いや・・・

理佐ちゃんの厳しい視線が気になってクラリサを抱きしめそうになる手と戦う俺
なんとか抱きしめたがる我が両手との戦いに勝って理佐ちゃんを見る

満面の笑みを浮かべる理佐ちゃん

それから1週間

なんとか混乱もおさまり三蔵一行が天竺へと旅立つ日がやってきた

「じゃあどうしてもこの国には残ってくれないんですね」悲しい瞳で俺を見つめるクラリサ

皆と少し離れたとこに喚ばれてクラリサに残って欲しいなんて頼まれたモテる俺

「君はしっかりしてるし大人だから俺なんか居なくても平気だと思うんだけどさ、俺の理佐ちゃん、君と似てるの外見だけで意外とぽんこつでさ、目が離せないんだよね、ごめん」
なんて理佐ちゃんの方を見ながらクラリサに謝る俺

ヤバイなまた理佐ちゃんに焼きもち妬かれるな・・・

「理佐ちゃんのこと愛してるんですね、私だけじゃなくこの国まで救っていただき本当にありがとうございます」 
爽やかな笑顔で俺に頭を下げるクラリサ

俺たちを見送るクラリサが遠ざかる

クラリサに手を振る俺に
「お姫様の心盗んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

なんて言っていいか分からず戸惑う俺に

「ねぇ八戒ちゃんから聞いたんだけど、お姫様が銃撃された時に私の名前叫んで助けたのってさ・・・」最後の方は小声になる理佐ちゃん、照れてんのか?

「咄嗟過ぎてクラリサのこと理佐ちゃんのつもりで庇ってた、クラリサには悪いけど理佐ちゃんだと思わなかったらあそこまで命張れなかった」
なんだかんだ言いながら結局理佐ちゃんファーストな俺に

「嬉しいな、本当はねちょっと焼きもち妬いてたんだ」
なんて言いながら手繋いできそうな理佐ちゃんだから好き
0093名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 21:59:21.76ID:/y/8mLqpa
三蔵な理佐ちゃんシリーズ
カリオストロの城編がやっと完結しました

原案の「カリオストロの城」がうろ覚えだったのと途中妄想が暴走してしまい原案から離れてしまったのはお許しくださいm(__)m
0094帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 23:14:50.79ID:/y/8mLqpa
「俺君!俺君!お〜い俺君〜!」
理佐ちゃんが俺を呼んでいる
いや、呼んでるんじゃなくて居ないことを確認してるんだな

俺が愛しの理佐ちゃんを残して死んだのが1年前
しかし、理佐ちゃんへの未練から成仏出来ずにさ迷ったあげく
ラッキーなことになんとか理佐ちゃんの背後霊になって半年

風呂に入るたびに覗かれるのを警戒するのが当たり前になってしまった理佐ちゃん

「幽霊舐めんなよ、うっかり返事したら居るのバレちゃうじゃねぇか」って理佐ちゃんの上手を行く俺

天井に張りついて気配を殺した甲斐あってお風呂に入る理佐ちゃん

「うひょ〜理佐ちゃんの裸いただき」
なんて歓喜の雄叫びあげて理佐ちゃんの居るお風呂に一直線な俺

「ちきしょう!なんでだ!」
何度チャレンジしてもガラスに跳ね返される背後霊な俺

「ばーか、お札貼っといたんだよ」ってアッカンベーする理佐ちゃんだけど

童貞のまま死んだ俺にはバスタオル巻いただけの姿で充分エロい・・・


「ねぇ、さっき思ったんだけどさお札に弱いってことはあんた悪い霊なんじゃないの?」
お風呂上がりにアイス食べながら酷いこと宣う理佐ちゃん

「お札に弱いのが悪い霊だけなんて理佐ちゃんたち生者の考え違いだよ」って適当なこと言って誤魔化す俺

「本当かな?試しにお祓いしてもらおうかな」
なんてとんでもないこと言い出す理佐ちゃん

「お祓いなんてしたら俺成仏しちゃうぜ、理佐ちゃん今さら俺いなくなったら寂しいだろ?」って訴える俺に

「うーん?あんたと付き合ったの高1の時の1ヶ月だけだからなぁ」
なんてあんまり俺に愛着無いみたいな理佐ちゃん

もしかしてもう愛してくれてないのか・・・?
ってマジへこみな俺に

「幽霊が落ち込んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ほら、俺君の好きなどら焼きだよ」
なんてどら焼きを供えてくれる理佐ちゃんだから好き
0095帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 23:30:24.70ID:/y/8mLqpa
「ねぇ、なにやってんの?」
宙に浮いて瞑想している俺に声かけてくる愛しの理佐ちゃん

「昨日、指導霊にお札パスする方々聞いたら邪念を捨てて高い波動だせばパス出来るって教えてもらったから瞑想で邪念を捨ててんの」

「お札パスしたいのって私のお風呂覗きたいから?」

「うん、覗きたいから」って素直に答えるあたりもう波動が上がってきてる俺

「そんな邪な動機で波動上げてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、あんたなんて邪念の塊なんだから邪念無くなったら消えちゃうよ」ってイジワル言うドS理佐ちゃん

それから3日後

「ねぇ、薄くなってない?」
ほとんどの邪念を捨てた結果影が薄くなっちゃった俺を心配する理佐ちゃん

「もう理佐ちゃんのお風呂覗きたい邪念しか残ってないんだけど、これ捨てたら消滅しちゃうかも・・・」

「え〜〜っ!?」って俺の理佐ちゃんのお風呂覗きたい執念に驚く理佐ちゃん

「もう、消滅するまでお風呂覗きたがらないでよ」って呆れる理佐ちゃん

「ところで話変わるけど、今日のけやかけの収録、心霊特集で霊能者来るんだけど俺君大丈夫?スタジオうろちょろして祓われちゃったりしないでよ」

普段は背後霊なんてウザいとか言って邪険に扱うくせに・・・ 本当は優しい理佐ちゃん

「大好きだ〜」理佐ちゃんの優しさに感動した俺

鏡に向かってピアスつけてる理佐ちゃんに背後から抱きつくある意味本当に背後霊な俺

しかし、幽霊の悲しさ儚くも理佐ちゃんを通り抜けるだけの悲しい俺

「なんか怖いからそこら見物してるわ」
スタジオにいる霊能者から出てるオーラがマジもんなのにビビってスタジオに入らず外に漂うことにした俺

「せっかくだから女優さんの着替え覗きてえな」って吉岡里帆を探す俺

「ちきしょう!吉岡里穂のドラマはチャンネル違うじゃねえかよ」 気づいた時には後の祭りな俺

すっかり夜中で愛しの理佐ちゃんは帰っちゃったみたいだし・・・

うちひしがれてたどり着いた理佐ちゃんの部屋

「もう寝てるだろうから理佐ちゃんのエロい寝姿見よ」

なんて思ったら泣いてる理佐ちゃん発見

「どうした理佐ちゃん、スタッフにイジワルされたのか?」って慌ててかけよる俺

「今日来てた霊能者が私には何にも憑いてないって言うから・・・」

マジか・・・あの霊能者インチキだったのかって己が目の節穴ぶりに驚く俺

「そしたらいつまで経っても俺君帰って来ないからさ、本当に成仏しちゃったのかと思って泣いちゃったの・・・」
なんて可愛いとこある理佐ちゃんだから好き
0096帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 23:38:23.16ID:/y/8mLqpa
「俺君見てよ!この前遊び行った時の写真に俺君写ってるよ」
理佐ちゃんがスマホを俺に見せてくる

「ここに写ってんの俺君だよね」
見やすいように画像を拡大してくれる理佐ちゃん

なのに俺ときたらスマホを覗き込むふりして理佐ちゃんの胸チラに夢中だ
やっぱり童貞で死ぬと女体への執着心が半端ないのかな?

「ねぇ、見てる?」何かを察知したのか眉間にしわを寄せて俺を睨む理佐ちゃん

邪しまな思いを見抜かれそうで理佐ちゃんの目が見れない俺

「どこ見てたの?」ってむくれる理佐ちゃん

「胸元見てました」なんだかんだ言って理佐ちゃんにはウソつけない俺

「やだ〜こいつ本当にやだ〜」って悲鳴あげる理佐ちゃん

「あんたさ、私の背後霊になったんだからちょっとは真面目にとか思わないの?」
いずまいを正して背後霊としての今後の俺の行く末を真剣に考える理佐ちゃん

長い夜になりそうだ・・・


「え〜〜っ!?」
目覚まし時計を見て悲鳴あげる理佐ちゃん

「もう、撮影に遅れたら俺君のせいだからね」
明け方近くまで俺の行く末を語り続けたせいで寝坊した理佐ちゃん

「なんで幽霊の将来なんて私が真剣に考えなきゃいけないの、もう死んじゃってるのに」ってぷんぷんな理佐ちゃん

「non・noの撮影だったらモデルさんいるかな」ってぷんぷん理佐ちゃんそっちのけでワクワクな俺

「ちょっと、変なことしないでよね、私だってまだ慣れてないんだから」ってめっちゃ警戒してくる理佐ちゃん

「でも理佐ちゃんにしか見えないから着替え覗いても分からないと思うよ」

「そういう問題じゃありません、絶対に私から離れちゃダメだからね」

理佐ちゃんからの側を離れるな指令で撮影中も理佐ちゃんの横にいた俺

そして数日後

「ただいま」なんて上機嫌に帰宅な理佐ちゃん

引き伸ばした写真を見せてくる

「この前のnon・noの撮影で撮ってもらったのをカメラマンさんにお願いして引き伸ばしてもらったんだ」

ポーズ決める理佐ちゃんの横にうっすら写る俺

「もう俺君と一緒に写真撮れるなんてないかもしれないからね」
なんて嬉しそうに部屋に心霊写真を飾っちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0097帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 23:45:39.84ID:/y/8mLqpa
「俺君〜!どこにいんの〜」
今日も今日とて愛しの理佐ちゃんが俺を呼んでいる

いつもなら理佐ちゃんの呼び声には万難を廃して駆けつける俺ではあるが・・・

「いくら理佐ちゃんに惚れてるからって毎度毎度すぐに駆けつけてたら男の沽券に関わるよな」

なんて聞こえないふりして最近理佐ちゃんの隣に引っ越してきた美人OLのお風呂を覗く俺

「無視してんじゃねーよ」ベランダの間仕切り越しにドス効かす理佐ちゃん

鋭い・・・

「あんたさ、いくら幽霊でも覗きは犯罪だよ」
理佐ちゃんの得体の知れない眼力にビビり素直に部屋に戻りお説教される理佐ちゃんの背後霊な俺

「お隣さんが越してきてから私のお風呂に関心しめさないから怪しいと思ってたんだよね」ってちょっと悋気を覗かせる理佐ちゃん

「すいません、19才の理佐ちゃんには出せないお隣のお姉さんの色気に誘惑されてしまいました」って土下座して謝る俺

「土下座しながら失礼なこと言ってんじゃねーよ」
なんてドスを効かせながら霊能者から貰った聖水を俺に浴びせかける理佐ちゃん

「熱い!」って逃げる俺

「ねぇ、あんたが幽霊になった原因って私への未練じゃなかったの?」

「そうです、高1の時に付き合ってた理佐ちゃんと初体験するつもりが金玉蹴られて逃げられたのがなんとしても心残りで・・・」

聖水怖さに俺が理佐ちゃんの背後霊になった来歴を語る俺

「うわっ、本物の色情霊じゃん・・・」ってドン引きする理佐ちゃんだけど

「とにかく私以外の人のお風呂覗くのは今後浮気とみなしますから」
なんてめっちゃ焼きもち妬いてくれる理佐ちゃんだから好き
0098帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)
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2018/02/20(火) 23:58:15.92ID:/y/8mLqpa
「焼きもちはそのへんにして本題聞かせてくんないかな?」
自分のお風呂にはお守りで結界作っちゃって覗かしてくれないくせに・・・

隣の美人OLを覗くのは浮気だと決めつける理佐ちゃんの身勝手さについついビジネスライクな口調になる俺

「なによ!焼きもちって」って絡んでくる輩な理佐ちゃん

「なんだよ、自分は風呂覗かさせないくせに他の女の風呂も覗くななんてよ、だから処女は面倒くせえんだよ」
なんて売り言葉な俺

「ムカつくなぁ、だいたいあんたと別れてから私が誰とも付き合わなかったと思ってんの?」
俺の売り言葉を買う理佐ちゃん

「幽霊になるほど私の初めてに執念燃やしてたみたいだけど、とっくに初体験なんて済ましてますよ、バーカ」って俺にアッカンベーする理佐ちゃん

「なんですと〜」って動揺隠せない俺
 
常日頃からヤりマンは国の宝だと思っている俺だが・・・
理佐ちゃんはそのままで世界の宝なのだから貞操観念は堅持して欲しい俺

「それから経験人数毎月更新してんだからね」
なんて、さすがにそれはモロバレでしょ、なウソつく負けず嫌いな理佐ちゃん

「ガッカリした、うん?・・・なに出してんの?」

「経験人数スカウターです」
そう言ってスカウターかけて理佐ちゃんを見る俺

「ギャッハハハハー」理佐ちゃんの額に浮かび上がる0の文字に腹を抱えて笑う俺

「なにが経験人数毎月更新してるだよ、ただの処女じゃねえか〜」って理佐ちゃんの可愛いウソがツボる俺

「泣くぞ・・・」って半べそな理佐ちゃん

「あっ、ごめん、笑いすぎた・・・」

謝る俺からスカウター取り上げる理佐ちゃん

おもむろにスカウターで俺の経験人数をチェックする理佐ちゃん

「ギャッハハハハーあんただって0じゃん男のくせに」って大爆笑の理佐ちゃん

「だって俺・・・理佐ちゃんに金玉蹴られた後すぐに病気になってそのまま去年死んじゃったから・・・」って寂しく苦笑いする俺

「ごめん・・・」って謝る理佐ちゃん

「今日からさ、お風呂の音だけなら聞いててもいいよ」
なんて不器用な優しさ見せてくれる理佐ちゃんだから好き
0099同じクラスの理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.250.243.14)
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2018/02/21(水) 07:52:48.02ID:IEQW7Kxca
「ついに放課後がきてしまった・・・」
5時間目が始まった辺りから緊張し始めてちょっとヤバイぐらいドキドキな俺だ

愛しの理佐ちゃんもやっぱり意識してるらしく不自然なほどこっちを全然見ない
直前のお昼休みはいつものように俺の前の席に座り俺のジグゾーパズルが完成するのを邪魔して喜んでいた理佐ちゃんだったのに・・・


今の二人を流れる緊張感はきっと恋の始まりなんだろう

やべぇ、恋なんて言葉使ったせいでますます緊張してきた

だいたい教室から一緒に帰るべきなのか?
廊下の途中あたりでさりげなく並ぶべきなのか?
はたまた下駄箱で靴を履き替えてる時に上手く併せるべきなのか?

事前の打ち合わせ不足が響いてる・・・

「理佐、今日付き合ってよ」

ひぃ〜俺がもたもたしてる間に理佐ちゃんが志田さんに誘われとる

必死に言い訳して断ろうとする理佐ちゃんを心の中で応援しつつ
見てるの心臓に悪いからチラチラこっち見る理佐ちゃんに手で廊下で待ってるジェスチャーする俺


「見捨ててんじゃねーよ」
5分後ドスを効かせながら廊下に出てくる理佐ちゃん

「お幸せにね〜」
俺が理佐ちゃんに詰められてる横を手を振りながら帰ってく笑顔の志田さん

「ちょっと、変なこと言わないでよ」
歩き去る志田さんに慌てて言い訳する理佐ちゃん・・・本当に照れ屋だな

「なに笑ってんの?」照れ隠しに俺に八つ当たりする理佐ちゃん

「ねぇ、一緒に帰る約束してるんだから、普通に帰ろうって誘いにきてよ」って拗ねる理佐ちゃん

「なんか皆の前で理佐ちゃんと一緒に帰るの照れちゃった」って可愛い俺に

「さんざん人のこと待ちぶせしてたのに今さら照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、俺君がちゃんと誘ってくれなかったから愛佳に俺君と帰りたいからごめんって言っちゃたじゃん」
なんて断り方が素直で不器用な理佐ちゃんだから好き
0100同じクラスの理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー 182.250.243.14)
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2018/02/21(水) 19:52:43.82ID:IEQW7Kxca
「ねぇ、なんでさっきからニヤニヤしてんの?」
俺と並んで歩く理佐ちゃんがなんだか拗ね始めているようだ・・・

「なんか気に障った?」って平静を装い探りいれる俺

「顔がキモい」ってぶっきらぼうに暴言吐く理佐ちゃん

キモいだと・・・なんだ急に理不尽な女だな
この顔が好きで俺の回りうろちょろしてたんちゃうんけ?

「俺の顔どっか気に障ったかな?」
なんて心とは裏腹に下手に出る俺

高校に入学した時から憧れてた愛しの理佐ちゃんと一緒に帰る立場から転落したくないんだ、犬にもなるさ

「うん、ニヤニヤし過ぎ」ってクールに呟く理佐ちゃん

「ニヤニヤしちゃうの理佐ちゃんのせいだぜ」って拗ねる俺

「なんで私のせいなのよ」って唇を尖らせる理佐ちゃん

「志田さんに俺君と帰りたいなんて言うから嬉しくてさ」って照れ笑いの素直な俺に

「勘違いしてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かす理佐ちゃん

「あれは言葉のアヤだよ」って俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん

気まぐれな理佐ちゃんの真意が分からず立ち尽くす俺

「ほら、早く行くよ」なんて声かける理佐ちゃん

慌てて理佐ちゃんに追いつく俺

「俺君が照れさせるから言葉のアヤとか言っちゃったんだからね」って拗ねながら話す理佐ちゃん

なんだ?また絡まれるのか・・・拗ねる理佐ちゃんにビビってたら

「照れさせるから素直に言えなかっただけで本当は俺君と帰りたかったの、嬉しいって言ってくれてありがとう」
なんて恥ずかしそうに一気に早口で喋る理佐ちゃん

拗ねてんじゃなくて素直になろうと頑張ってたみたいな理佐ちゃんだから好き
0101名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)
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2018/02/21(水) 21:33:31.80ID:MMvtLgBZa
理佐ちゃんは神様からの贈り物
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