【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】 [無断転載禁止]©2ch.net

2017/03/15(水) 11:51:18.42

素人レベルからでも投稿できる小説スレです
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です

投稿者は多大な時間と労力をかけて
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします

またこのスレの投稿される作品はすべてフィクションであり
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません

前スレ
　
【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1487327352/

VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured

2017/03/15(水) 12:03:55.51

>>1
スレ立て　乙です！！

2017/03/15(水) 12:32:46.38

>>1
ありがとうございますm(__)m

2017/03/15(水) 15:51:14.29

楽しみにしてます

2017/03/15(水) 19:18:50.32

>>1
スレ立てありがとうございます

2017/03/15(水) 20:48:50.24

>>1
ありがとうございます！
ダメぽん民の俺の妄想の相手をしてくれる唯一の居場所です。

2017/03/15(水) 21:44:28.10

>>1
乙ぽん☆彡(∩´∀｀)∩＜ﾃﾞｰｽ

>>6
妄想小説の一つも書けない自分のようなダメぽん民も居ますから大丈夫ですよヽ(^。^)ノ

2017/03/16(木) 01:25:16.75

ねぇまだ寝ないの？」
理佐ちゃんが眠そうな顔して聞いてきた
「大事なこと忘れてたからまだ寝れない」
「大事なことってなに？」
ちょっと興味あるらしく近寄ってくる理佐ちゃん
眠いせいか動きがトロくて可愛い

「小説スレのパート2立ててもらえたから
早速小説かいてんの」って
ちょっと得意気な俺
「俺君小説書けるの？」いぶかしむ理佐ちゃん
そういえばゆいぽんのスレや理佐ちゃんのスレに
変なこと書いてんのはバレてるけど
小説スレは理佐ちゃん知らなかったなと微笑む俺

「またキモいこと書いてんでしょ」って疑り深い理佐ちゃん
「キモいこと書いてないよ、恋愛小説だもん」

「その面で恋愛小説書いてんじゃねぇよ」
理不尽にも俺が恋愛小説書いてることに切れてドス効かす理佐ちゃん

「ねぇちょっと見せて」
「怒るからヤダ」
「やっぱり怒ること書いてるんだ」
さすが勘の鋭い理佐ちゃん
俺のスマホを奪い慣れた手つきて小説スレを探し出す
俺の影響ですっかり2ちゃんにハマってしまってるな理佐ちゃん　
「やっぱりキモい」
いきなりひどいお言葉　　
「ねぇなんで私出てるの」
「俺のは俺が理佐ちゃんの好きなところをでっち上げてでも書くってテーマだから」
　
「でっち上げてまで2ちゃんに私のこと書いてんじゃねぇよ」ってドス効かせるくせに

眠い目こすりながら徹夜で読んでくれて
「愛情感じたからこれからも書いて良いよ」って言ってくれそうだから好き

2017/03/16(木) 01:30:08.07

早速投稿させてもらいましたm(__)m

2017/03/16(木) 02:23:45.62

>>9
これ読んで理沙に推し変しましたありがとうございます

2017/03/16(木) 02:58:00.24

間違えて別のスレにあげてしまったので、改めてここに投稿させていただきます。よろしくお願い致します。志田×理佐「一緒に」

「なんかカップルみたい」
観覧車の席に腰を下ろして私は言った。
「もう……」
向かいに座る理佐が、照れたような顔をした。

今日は、久しぶりの丸一日の休日だった。私は理佐を誘い一緒に遊園地に行った。
一通りアトラクションを巡ってすっかり日も沈み、もう夜になってしまった。
そして私は、最後に観覧車に乗ろうと理佐を誘った。理佐は快諾してくれた。

「楽しかったね」
私がそう言うと、理佐も「うん」と目を優しく細めて頷いた。
そうして理佐はふーっと、長く一息ついて、足を伸ばしてくつろぐ姿勢をとった。
「明日仕事だね」
「だね～」
他愛のない会話をして、私たちはお互いに、遊び疲れた体を休める。
「……」
しばらく、お互いに口を開かない静かな時間が流れた。
鉄筋を伝わってきた観覧車の低い駆動音だけが、静かに聞こえる。
理佐は少し顔を横に向けて、外の景色を見ている。こうして見える理佐の顔の輪郭はやっぱり綺麗だ。
「……」
観覧車の小さな空間のなかに、心が落ちつく、静かな時間が流れる。

私たち二人は、話をしなくても気まずいという雰囲気にはならない。
いつからだろう、初めて会ったとき、そして少し話し始めてから、理佐とは、なんというか波長が合うなあと感じていた。
まだ会って２年もたっていないのに、ずっと前から知り合いだったような、自然な空気が私たちの間には合った。
取り繕うこともない、無理にテンションをあげる必要もない、自然体で、あるがままの自分でいられる関係。

2017/03/16(木) 02:59:17.80

今この時を幸せに感じる。
大好きな理佐と何にも邪魔されず、二人っきりで、こんなに穏やかなひとときを過ごすことができる。
こんな時間がどれだけあるだろう？明日になれば仕事でまた忙しくなる。
新たな仕事にプレッシャーを感じながら、うまくいくかどうか、活動のことばかりが気になってしまう、あの多忙な時間がまた始まるだろう。
――それに傷つくことだって。
「ねえ、理佐」
私は理佐に声をかけた。
「なに」と理佐が私の方を見る。
「この前、番組でどっきり企画やったじゃん？」
「うん」理佐が思い出したようにうなずく。

それは私たちの番組の企画でのことだった。
その回の企画は、どっきり企画で、私が理佐に「活動を辞めたい」と打ち明かしたとき、理佐はどのような反応をするか見るというものだった。
番組を作る大人たちは、「辞めないで」というような、引き留める反応をするという予想した。
しかし、理佐の反応は、
「辞めよう」
という、私を引き留めるどころか、自分も辞めたいともとれる反応だった。
「その後、理佐、ブログで『辞めないので心配しないでください』って、ファンの人にいったじゃん」
「うん」
「あれ、本当だったの？」
理佐は番組の放送後、ファンの人たちに向けて、その懸念を払拭させる内容のブログを発信していた。
しかし、私には、理佐のことが気がかりだった。
「どういうこと」理佐が首を傾げる。
「だって、理佐に限らず、私たちが辞めたいって思うことがあるのは、嘘ではないわけじゃん？」
「そうだけど、今はもう立ち直ってるから」
理佐がいつもの、すこしハスキーな、落ち着いた声で言った。
「心配しないでいいよ」
そう言って理佐は微笑む。
もちろん私は、今は「辞めたい」なんて思ってない。理佐もそうだろう。
しかし、今仮に活動を辞めないで続けたとしても、その先に、何があるのだろうか？
「でもさ、正直、アイドルってずっと続けられるわけじゃないじゃん？」

2017/03/16(木) 03:00:24.86

「えっ？まあ、うん……」
突然の話に、理佐が神妙な顔はになった。
「いつか終わりが来るよね」私は言った。
アイドルだって年をとる。ずっと若い時の姿のままいられるわけじゃない。
今はちやほやされていても、いつかは「価値」がなくなって、用済みにされることぐらい、私にだってわかってる。
人間が生物としてもっとも美しいのは、たった８年かそこらだ。
それに対して、続いていく人生はあまりに長すぎる。
「ずっと続けられる仕事じゃないし、他の仕事に活かせるわけでもないし」
「たしかにね……」
理佐が少し視線を落として、そう呟いた。
「アイドルに未来ってないよね」
私がそう言ってから、私たちは二人とも口を閉ざしてしまった。
こんなときにこんな話をしなくてよいだろうけれども、これは私が常々思っていたことであった。
例えば、アイドルが、24歳ぐらいになって、普通の人生を望んでも、社会はそれを許さないんじゃなかと私は思う。
その時には、私より若くて、私より勉強している人がきっとたくさんいるだろうから。
年を取って、しかも学歴もない人間を選ぶ人なんていないと思う。
でも今なら、まだ間に合うかもしれない。普通の、多数派が歩むような人生のレールに乗れるかもしれない。
なんで、こんなことを話し始めてしまったのだろう。
せっかくの楽しい休日だった。
でも、私は、この話をせずにはいられなかった。
「でも、愛佳もまだやめないんでしょ？」
しばらくの沈黙のあと、理佐が突然言った。
「うん…」
私は中途半端にうなずいた。
そう、厄介なのは、この夢はいまこの時にしか叶えられないということだ。
10代後半から、20代前半のこのときにしか、アイドルはできない。
同じ5、6年間でも、50歳とか60歳からの5、6年間では叶わない。
ただ、この期間に、人生の大部分の方向性は定まってしまい、そしてそれは、あとではほとんど変えられないのもまた事実だった。

2017/03/16(木) 03:01:28.41

「難しいよね……」私は呟いた。
沈黙が辺りを覆う。
すると、
「私はまだ辞めない」
と、理佐が言った。
いつになくはっきりとした口調だったので、思わず私は理佐を見つめた。
「だって、愛佳がいるから」
「えっ？」
私は首をかしげた。
私……？
「愛佳がいるなら、私もいる」
理佐は私を見つめていった。
その目は私のことを、頼りにしてくれているように見えた。
しかしまた、どうしようもなくて諦めなければいけないものを受け入れたかのような、悲しい眼差しのようにも見えた。
「私たち、二人一緒でしょ？」
初めて会って話し始めて、番組でコンビみたいに取り上げられて、こうしてプライベートでも一緒にいて……
「だから、私は辞めない」
私を見つめてそう言ったあと理佐は私から視線をはずし、優しい微笑みを浮かべた表情で、また窓の外を眺め出した。
私は理佐の横顔をじっと見つめながら思う。
――私は理佐と、このさきも一緒にいられるのだろうか？
「もうすぐだね」
不意に、外を向いていた理佐が言った。
気がつくと、もうすぐ観覧車が下に着こうとしていた。
私たちの休日が終わって、また日々が始まる。
――一緒にいたい。
私は思う。
理佐がそう言ってくれるなら、私は理佐のそばにいよう。
これからもずっと。
欅坂がこのさき、上へとのぼるときも、あるいは下へ沈むときも。

「着いた」理佐が言った。
観覧車が地上へ着いた。
私たちは席を立つ。

――私たちはいつも二人一緒。
このさき、どうなるかはわからない。
でも、たとえ堕ちるときも。
――そのときも理佐と一緒に。

(架空の話です。内容も書き手の本心とは限りません。)

2017/03/16(木) 03:20:59.84

ベーコン「さあ、これが最初のパートナーじゃ。はよ選べはよ」
こうして欅のメンバーは四天王制覇を目指す旅をすることになった。

みぃちゃん➡ポッチャマ
すずもん➡ハリマロン
ぺーちゃん➡ガーディ
おだなな➡コイキング
てちこ➡ピカチュウ

おだなな「おい～」
野生のポッポにぼこぼこにされピンチのおだなな。すると、
おだなな「えっ！マジで！」
野生のピジョンが現れた。ダメもとで投げたボールで一発捕獲。
おだなな「うおー!イエエエエエエイ!」

ぺーちゃんは爆笑し、ガーディは爆睡していた。

2017/03/16(木) 05:58:07.44

>>14
めっちゃリアルだし深い話ですね

2017/03/16(木) 11:01:33.38

欅×不良学園ドラマ

「唯、一緒に帰ろう」
「うん」
友達に声をかけられて、私は鞄を手に取った。

この学校に入学してから、そろそろ一ヶ月になる。
始めは知らないことや初めてのことばかりで、慣れない気持ちで過ごしていたが、やっとこの学校の生活に馴染んできた
都立欅坂女子高等学校。格式を重んじ、友愛の精神を大切にする校風に憧れて、私はこの学校に入学した。
学校の格調の高さに相まって、その偏差値も高く、正直受験は苦労したけれど、なんとか入学することができた。
そして、一年生の春がはじまった。
「いいよね、ここ」
私は、校舎の脇の、きれいに掃除された道を歩きながら、隣を歩く友達に言った。
「そうだね。入ってよかった」
学校の雰囲気はとても落ち着いていて、クラスの他の友達も、みんな知性と優しさをあわせ持つ、いい人たちばかりだ。
日の光を受けて白く輝く校舎の外観を見上げながら、私は満ち足りた気持ちになっていた。
「ねえ、あれなんだろう？」
すると突然、友達が前方を指差して言った。
「なに？」
私は彼女が指差す先に目を遣った。
見ると、前方の校門のすぐ外側に、見かけない姿をした人たちがいる。
「なんだろう……？」
校舎に近づくにつれて、その人たちの姿がよく見えてきた。
(なに？こわい人たち……？)
校門の外にいるのは、4人の――おそらくは――男子学生であった。
もちろん、女子高であるこの学校の生徒ではない。
見たところ、まだ10代の男子だ。

2017/03/16(木) 11:02:42.45

ただ、目を引いたのは、その出で立ちである。
学生服を着崩し、なかには明らかに私服とおぼしき衣類をそれに合わせている人もいる。
髪は染められるか、ワックスで固められるかしていて風紀が微塵も感じられないような刺々しく、物騒な印象だ。
不良、と断じるほかない４人の男子が校門の外に、行儀の悪い佇まいで、校門から出ていくこの学校の女子たちを、威圧的な目つきで見ていた。
「なにあれ……、ちょっと、無視しよう」
隣を歩く友人がそう言った。
私たちは会話をやめ、顔を俯かせた。自然と歩みもすこし早くなる。
(早く通り過ぎよう)
上目遣いに様子を盗み見ると、男たちは、検分するかのように、通り行く女子学生を見ているようだった。
校門の境界線にさしかかり、こちらをにらんでいるであろう男たちと私たちの距離が最も近くなった。
緊張が走る。
(なに……？)
そのまま通過するつもりだったが、私はただならぬ視線を感じて、ちらりとその方に目を泳がせてしまった。
やはり、男たちは私たちを、こわい眼で見ていた。
そして,そのうちの一人と眼が合った。
猫のそれのように、つり上がった鋭い眼で、その男はこちらを見ていた。
その眼に、不意に恐怖心が芽生えた。
私はとっさに視線を外し、地面を見て、そのまま歩いた。

「こわかったね」
「うん」
校門を通りすぎてしばらく歩いたあと、やっと私たちは口を開いた。
「明日、先生に言っておこう？変な人たちがいたって」
友人の言葉に私は頷いた。あんな物騒な人たちに、学校のすぐそばに居座られたら、みんなきっと不安な気持ちになってしまう。大人の人たちに何とかしてもらわなければいけないだろう。
(なんだったんだろう……？)
さっき眼があった男の鋭い眼光が脳裏に浮かんだ。

このとき胸に生まれた胸騒ぎはしばらくしても消えなかった。

2017/03/16(木) 20:37:48.94

>>8～>>18
ごめんなさい　前スレの残存容量が予想以上に残ってたので
前スレを使い切ってからやるか　このスレでやりはじめるか
ただいま前スレで協議中です　場合によっては前スレにもう一度貼ってもらうことに
なるかもしれません　すみません　m(__)m

2017/03/17(金) 00:01:09.33

決まったら、ゴーサインください。
ハイパーリンク的にURLが貼ってもらえると助かります。
よろしくお願い致します。

2017/03/17(金) 01:24:50.49

現在　前スレを消化してからこちらを使う流れとなってきていますので

前スレ
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1487327352/
の方へお願いします

またしばらく前スレを使うことになると思いますのでお手数ですが
皆様もよろしくお願いします

2017/03/17(金) 19:59:18.36

理佐ちゃんに見守られながらまだ入院中の俺
理佐ちゃんが退屈しないようにと買ってくれたトランプでイカサマ博打を開帳して相部屋のジジイや気の弱そうな患者から効率良く金を巻き上げる日々だ

「やい！てめえ博打で負けた金は綺麗に払いやがれ！！」
俺の怒声に青白い顔したオッサンが怯えている
「払えないんならてめえのおかず寄こせ！」
いっぱしの侠客を気取りながら夕飯のコロッケ取り上げて満足している子悪党な俺
コロッケ美味しいなって思いながら自分の部屋にもどったら

理佐ちゃん来てた！！

愛しの理佐ちゃん来訪に喜ぶ俺
「理佐ちゃん来てたの！？大丈夫ジジイに変なことされなかった？」
喜び過ぎて大声になる俺に照れる理佐ちゃん
「ちょっと声大きいよ」って注意する姿も可愛い理佐ちゃん
理佐ちゃんと見つめあう幸せなひとときに溶けちゃいそうな俺

「変なことなんてしないよ！」
俺と理佐ちゃんの甘い時間に割り込むジジイのすっとんきょな声

理佐ちゃんにお小遣いあげて売店でなんか買いに行ってもらう俺

理佐ちゃんの居ない隙にジジイ詰めてやろうと意気込む俺

「おいジジイ、俺の居ない隙に理佐ちゃんと二人で話なんてしやがって、その上俺と理佐ちゃんの二人の世界壊すなんて外道の中の外道たな貴様は｣
「なんだよ急に」俺の豹変に驚くジジイ
「うるせえ！喋るなジジイ！理佐ちゃんはな前世で善行積んだご褒美であんな凄え美人に生まれてこの世に観光旅行に来てんだ!貴様のような汚えジジイが話しかけるな図々しい」
「なに訳わかんない事言ってんだよ」言い返してくる愚かなジジイ
「てめえは本当に馬鹿だな観光旅行行ってわざわざ犬のウンコ見る馬鹿居るか？」
「犬のウンコ!？」
「そうだよお前理佐ちゃんから見たら犬のウンコなんだぞ、よ～く身のほど弁えて理佐ちゃんの眼に映らないようにしろ分かったかジジイ？」
俺の言葉に唖然としてるジジイ
フリーズしてしまったようだ

「プリン買ってきたよ」理佐ちゃん帰って来た！！
優しい理佐ちゃんは俺のあげたお小遣いで俺のためにプリン買ってきてくれた
なんて俺思いで優しい心の持ち主なんだと感激の俺
「理佐ちゃん売店で嫌な事言われなかった？あのババア意地悪だから心配してたんだぜ」
「う～ん？なんともなかった」って理佐ちゃんにほっとひと安心の俺

「お爺ちゃんもプリンどうぞ」
優しい理佐ちゃんはジジイにまでプリン恵んであげてる

でもジジイ下向いて動かない
なんて生意気なジジイなんだとまた怒りが湧いてくる俺
「てめえジジイ理佐ちゃんがプリン恵んでくれるんだもっと躍り上がって喜べ」

突然俺の肩つかむ理佐ちゃん
「ちょっとこっち来て」
理佐ちゃんの冷たい声にやな予感な俺

｢ねぇ私の居ない間にお爺ちゃんになんかした？｣
声は優しいが顔が恐い理佐ちゃん
理佐ちゃんのキツい尋問に簡単に白状しちゃう俺

理佐ちゃんにめっちゃ怒られたけど
ジジイに優しい理佐ちゃんは天使だろうから好き

2017/03/17(金) 22:19:47.07

『てつがくしゃ　てち』

私は毒薬を飲まされ、目が覚めたら…
体が縮んでしまっていた。でも、縮んでも5cmくらいかな？
私はコナンくんと同じ薬を飲まされたのかもしれない。
しかし、それにしては身長は高いままで、ここ最近も伸び続けている。

それは冗談として、「大人っぽいね」とよく言われる。
「怒ってる？」と言われることも多い。
原因は私の「眼」だ。鋭い目つきをしていることは、自覚している
けれど、そんなに怖いかなぁ？

でもね、その「眼」は私の大きな武器なんだ。
アイドルになってから、羨ましがられることが多い。
山口百恵さんの再来なんて言われると、ちょっと照れちゃうなぁ。
４作連続でセンターは嬉しいけれど、いつまで続くのかな？
みんなだって、センターをやりたいはずだから、リアクションに
困る。でも、黙ってちゃ何も伝わらない。
「とりあえず、頑張りたいと思います…」
これが精一杯のことば。

そういえば、今日は「不協和音」のラジオ解禁だ。
自分の声を聞くのはそんなに好きじゃないけど、ラジオ聞かなきゃ。

「サイレントマジョリティー」は1年前かぁ。
少しは成長できたかな？
成長しなきゃダメなんだ。
絶対に世界一のアイドルになってやる！

「過去には絶対戻りたくない」

2017/03/17(金) 23:08:34.11

「なんで働かないといけないんですか？」と聞いた学生への、とある経営者の回答
http://yunues.strangled.net/epost/1071.html

2017/03/17(金) 23:16:45.99

欅×不良学園ドラマ②

あの日現れた不良少年とおぼしき他校の男子学生たちが姿を現したのはあの日きりだった。
しばらくは心配していたものの、私たちは再びいつもの学校生活へと戻っていた。

「よし」
独り言が出てしまった。私は鞄の中にいれた、今しがた購入したばかりの本を鞄の外から撫でる。
(帰ったらすぐ読もう)
休みの日の今日は、街の大型書店に買い物に来ていた。

そして、気になった本を購入し、帰ろうと道を歩いていたときだった。
(あっ)
書店に隣接して建つ別の建物の入り口の脇で、座ってたむろしている二人の若い男が私の目に入った。
(また不良……？)
私は、不快な気持ちになった。先日の校門前にいた不良たちのことが思い出される。
(なんでこういう人たちって、こんななんだろう？)
私にはこういう類いの人たちが理解できなかった。
行儀の悪い姿勢で、建物の入り口に陣取って。
道行く人たちが嫌な気分になるではないか。そういうことをこういう人たちは考えないのだろうか？

先日の不良少年たちのことが脳裏に浮かんだ私は、歩きながら、その二人組に目を向けてしまった。
すると、私の視線に気がついたのか、男たちが顔をあげて、私の方を見てきた。
(いけない……)
こういう人たちと目を合わせてはいけない。
私はとっさに顔を俯かせて、その場を通りすごそうと足を早めた。
(ああいう人たちなんて、いなくなればいいのに)
ああいう、世の中の風紀を乱していて、もしかすると悪いことにまで手を出しているような人たちは、もっと大人の人とか、警察が指導するべきだと私は思う。
なんとなく私は、さっきの男たちにがいた方を振り返った。
「えっ」
私は目を見張った。
視線の先に、私の方に向かって歩いてくるさっきの二人組の姿があったのだ。

2017/03/17(金) 23:17:37.84

(嘘でしょ？)
きっと、たまたま同じ方向に歩いているだけだ。
(つけてきているわけじゃないよね……)
私はわざと路地を曲がり、これが私の勘違いでることを確かめようとした。
しかし、視線の先で、男たちが角を曲がってきたのが目に入った。
「嘘っ!?」
もう偶然だと思えない。男たちは故意に私と同じ方向を選んできている。
心なしか、まだ向こうにいる男たちと目があったような気がした。
男たちが早足になるのが見えた。
私を追いかけてきているのだ。
(なんで……!?)
私は駆け出した。すこし走って後ろを振り替えると、男たちもこっちに向かって走ってくるのが見えた。
(追いかけてくる！)
私は全力で走りだした。
さっき目が合ったせいか、男たちがなぜか追いかけてくる。
そんなに走っていないうちから、もう息が乱れ始めていた。脇に抱える鞄が揺れ、後ろで結わえた髪がバサバサと肩の辺りを打つ。
どっちに行っていいかなんてわからない。角があったらとにかく曲がった。男たちから姿を隠せるように。
(まだ……？)
大分走ったが、まだ追ってきているのだろうか。私は後ろを一瞬振り返った。
「！」
だが、男たちは、まだ私を見逃していなかった。
再び前を向いて逃げる。
なんでこんなことになったのかわからない。でも追い付かれたら、きっと変なことをされる……。
「ハァ……ハァ……」
速度が落ちないように、力を振り絞りながら、私は一つの路地の角を曲がった。
だが、曲がった道の先に、人影があった。
「！」
私は体にブレーキをかけた。
勢いをなんとか殺して、立ち止まる。
そこにいたのは、一人の男――正確には少年だった。
男たちに追いかけられいている恐怖心から、私の体は、急に現れた人影に過剰に反応してしまい、びくりと足が止まった。
そして、道の先にいた、その男の子と目が合った。

2017/03/17(金) 23:18:33.19

その少年は、大人しくみえる感じの、まとまった髪型で、毛先がすこし外に跳ねている。
背は中ぐらいで、体は細い。
肌の色は薄く、鼻や口、輪郭といった顔のつくりは、童顔のそれだった。
だが三白眼のその眼の眼光は鋭く、前髪で陰る険しい目元は、暗く恐しい印象を与える。
少年が帯びている雰囲気が、なにか、まがまがしいというか、異様なものに感じられた。
「……」
少年と目があった私は、体が硬直して動けなかった。
だが、私に気がついた少年は、私のことをじろりとにらみながらも、視線を流して、そのまま私の隣を歩いて通りすぎた。
(関係ない人だ……)
はっと我にかえる。
たぶんこの少年は、ただの通りすがりの人なのだろうけれど、少年から警戒心を解くことができなかった私は、通りすぎていく少年をしばらく目で追ってしまった。
すると、少年が歩いていく先から、先の男たちが追い付いてきた。
(いけない！)
私が再び逃げ出そうと男たちに背を向けた時、
「なんだてめえ」
という声が聞こえた。
振りかえると、さっきの少年が、道の真ん中で、男たちの前に立って動かないでいた。
まるで立ち塞いでいるかのように、道の真ん中で微動だにしない。
少年に気がついた男たちが彼に、因縁をつけるように近寄っていく。
(えっ……)
男たちが近づいてきても、少年はやはりその場を動こうとしない。
(関係ないのに！)
何を勘違いしたのか、男たちが少年を敵視する姿勢で、さらに彼に接近していく。
「やんのかオラ」
男たちの一方が、いかつい顔で首を傾けながら少年に凄む
このまま、喧嘩が始まってしまいそうな雰囲気だ。
(どうしよう……)
なんで男たちをやり過ごさないのか、少年の意図はわからなかったが、とにかく、このままではあの少年が、男たちに誤解されたまま、いさかいに巻き込まれてしまう。
(でも……)
しかし、どうすることもできない。

2017/03/17(金) 23:19:16.50

「おらっ」
男の野太い大声に、ビクッと両肩が勝手にせりあがった。
追ってきた男たちの片方が、少年に向かって、腕を大振りして殴りかかっていくのが見えた。
(！)
しかし、少年は俊敏な小さな動きでそれをかわした。
(えっ……)
拳をかわされた男は、すかさず2、3と次の攻撃を続ける。
だが、どの攻撃も少年には当たらない。巧みな動きですべてかわしている。
(あっ)
少年が、自身に殴りかかってくる男に体を近づけたかと思うと、次の瞬間、男が崩れ落ちた。
「野郎！」
それが目に入ったのか、もう一人の男が一瞬意表を突かれたような驚いた顔をして、倒れた男に立ち代わるように、すぐさま少年に殴りかかっていった。
「オラッ」
男の気炎が上がる。しかし、その威勢とは裏腹に、男のどの攻撃も、やはり少年を捉えることはなかった。
「ぐあっ」
すると、先ほどと同様、少年が一瞬のうちに男に間を詰めたかと思うと、男が少年のすぐ斜め前で、体を90度折り曲げた。
今度は何が起きたか分かった。男の腹に、少年の左の拳が、小さく鋭い動きで突き刺さったのが見えた。

「うっ……」
あっという間の出来事だった。気がつくと男二人は、苦悶の表情で、地面の上でのたうっていた。
私は呆然とその場に立ち尽くしていた。
少年は地面に転がる男たちを見下ろすように立っている。
(えっと……)
どうするか迷った。
少年の意図も、どうしてこんなことになったのか、この成り行きの整理もつかないけれど、結果的に少年に助けられた形だ。お礼をいうべきだろうか
(でも……)
だが、倒れているとはいえ、自分を追ってきた男二人のところに駆け寄るのはこわい。
それに、男たちに絡まれたからといって、こんな風に殴り倒してしまった少年は、一体何者なのか。
お礼を言わなければならない気はするが、そうするには、わけがわからなさすぎる。

2017/03/17(金) 23:20:01.23

「あっ……」
そうこう躊躇っているうちに、男たちから顔をあげた少年がこちらに顔を向けた。
再び目が合う。
「あの……」
離れた位置から、出た声は小さくて、少年に届いたどうかわからない。
「えっと、あの、あっ……」
何といっていいかわからないまま、言葉を探しているうちに、少年は顔を戻して、私に背を向けて歩き出した。
「あのっ」
今度は彼に届くくらいの大きさの声が出たが、少年は振り替えることなく歩いていってしまった。
「……」
少年はそのまま行ってしまった。
結局お礼どころかなにも言えず、私は少年を呼び止めようと、中途半端にあがっていた手を、やり場のないまま下ろした。

(誰だったんだろう……)
私は昨日、――定かではないが――私を助けてくれた少年のことを思いだしていた。
(お礼ぐらい言うべきだったな……)
あの時、恐怖と警戒心で、少年に近寄れなかったことが悔やまれる。
助けてもらったのだから、お礼を言うのが道理というものだろうに。
「ねえ聞いてる？」
「えっ？」
友人の声に私は我に帰った。
休み時間、私のところにおしゃべりにきていた友人は「も～」といって唇を尖らせた。
「あっ、菅井先輩」
すると突然、友人が教室の入り口の方を指差して言った。
見ると、一人の女子生徒が、自身に気がついた周囲の生徒に優雅な微笑みを向けながら私たちの教室に入ってくるところであった。
この学校の生徒会長である、３年の菅井友香先輩だ。
すぐに、クラスメートたちが彼女の周りに集まり、教室の入り口付近に人だかりができた。
「私たちも行こう」
友人がそう言って、私たちもその人混みに参加した。
クラスメートの頭と頭の間から、菅井先輩の姿が垣間見える。

2017/03/17(金) 23:22:11.44

これはこの学校でよく知られたことであるが、菅井先輩は本物の「お嬢様」であるらしい。噂では財界のトップのご令嬢だとか。
気品あるその姿は、この学園の校風を体現している。まさにこの学園の象徴的な存在だ。

2017/03/17(金) 23:23:59.59

入学して間もない私たちでも、その存在は入学当初から知っていた。
入学式の際、新一年生を迎える挨拶で、生徒全員が彼女に目を奪われた。
菅井先輩を知らない者はこの学校にいない。彼女は人気者で、ほとんどの生徒を慕っている。私にとっても憧れの存在だ。
菅井友香生徒会長の容姿とその存在感は、一度見ただけで記憶されるほど、人の目と心を引き付けるものであった。
「やっぱりきれい……」
隣で友人が嘆息して言った。菅井先輩を一目見ようと背伸びしている。
菅井先輩は人混みの中心にいる他のクラスメートと何やら話していた。私たちはこの人混みの最も外側にいるから、会話に参加できない。その内容も、周囲の生徒の歓声のざわめきで聞こえなかった。
すると、菅井先輩と話していたクラスメートの一人が顔を人混みの外側に向けて、声を張った。
「ねえ、唯いる？」
突然、なぜか自分の名前が呼ばれた。
きょとんとしていると、ぱっと人混みが道を開けるように私に向けて二つに別れた。
「えっ？」
「菅井先輩が呼んでるよ」
菅井先輩のそばにいたクラスメートはそう言って私に手招きした。
「私……？」
わけがわからないでいると、
「どうしたんだろう……でも唯、ほらっ」
と、隣にいた友人が私の背を押した。
「えっ……」
なんでかわからないまま、私は、きょろきょろと私を挟むクラスメートに目を右往左往させながら、菅井先輩の前まで歩み出る。

そうして私は菅井先輩と対面した。
清楚さを感じさせる艶やかでまっすぐ伸びた黒髪に、知性を感じさせる目元。
黒髪とは対照的に、顔や手、首もと、露出の少ないこの学校の制服でも覆うことのできない箇所から覗く肌は、絹のように白く、上品に微笑む口元は優雅さを湛えていた。
同じ制服を着ているはずなのに、菅井先輩だけ特別な感じが出ているぐらい、誰よりも制服が似合っていた。まるで彼女のためにデザインされたかのように、制服を着こなしている。
(すごい……皇族の人みたい……)
菅井先輩を間近で見て、私はそのオーラに圧倒された。

2017/03/17(金) 23:24:36.10

その菅井先輩が私に何の用だろう？
「あなたが、今泉唯さん？」
菅井先輩は、しっとりとした、でもよく通る声で、私に問いかけた。
「えっ、あ、はい……」
雲の上の存在である、あの生徒会長が、一生徒、それも一年生の私に一体なんのようだろう？
「放課後、生徒会室に来てくれる？」
菅井先輩は言った。
「えっ？」私は首を傾げた。
生徒会室？なんで私が？
私の疑問をよそに、菅井先輩は、
「放課後に迎えに来るから、待ってて」
そう手短に言うと、菅井先輩は優雅な微笑みを浮かべて、自分を取り囲む周りの生徒に軽く声をかけながら、教室のその外に出ていった。
いきなりのことに呆然としていた私は、その理由を聞くことすらできず、その場に残された。
「どうしたんだろう？」
友人が言う。
「うん……」
私もわけがわからなかった。

2017/03/17(金) 23:48:58.57

>>23
僕は大阪さんのこーいう作品のがなんか好きです
初期の頃に描いてた、てちがインタビューされるやつのような
僕が勝手に違いを感じてるだけで描き手側からしたら軍曹のシリーズ物などと特に差はなかったりするのかな

2017/03/17(金) 23:52:41.59

>>33
インタビューのは、結構時間かけましたからね
うーん、なかなか難しい

2017/03/18(土) 01:06:19.26

俺もインタビューのやつ凄く印象深かった
文章全体がなんかてちってた

2017/03/18(土) 15:42:03.24

『恋愛学者　てち』

「なんで、笑ってんだよぉー」
「14歳が何言ってんだーと思って」

はい、その通りです。平手はまだ14歳でした。
恋愛に関して、平手は何もわかってません。

ところで、アイドルは恋愛達者であるべきでしょうか？
答えはYES。
アイドルはみんなに愛される職業ですからね。

渡辺梨加ちゃんを見てるとそう思わされます。
20歳とは思えない振る舞い、話し方、運動音痴など
いろいろな欠点があります。でも、愛されるのです。
それがアイドルの本来あるべき姿なのでしょう。

それに比べ、平手は14歳とは思えない風貌、雰囲気、カリスマ性…
少し言いすぎかもしれませんが、渡辺梨加ちゃんよりは
しっかりしているはずです。でも、愛されない。

もちろんファンが多いことは自負しております。
応援してくれるのは、大変ありがたいことです。。
でも、その多くのファンは「14歳だから…」という理由で、
私を神格化しているように思います。
年齢というのは怖いものです。

さて、男性の方に覚えていてほしい言葉があります。

「You know the Queen of Heart is always your best bet」

まあ、私は英語わかんないんですけどね。
でも、英語ってかっこいいじゃないですか。
最近、トランプしてないなぁ。
おわり

2017/03/19(日) 04:38:49.91

>>36
英語が読めない･･･

2017/03/19(日) 04:42:47.33

愛しの我が嫁理佐ちゃんから突然の競馬禁止令
「なんで競馬駄目なの？」
競艇も競輪も理佐ちゃんに辞めさせられた俺
ギャンブラーを自負する俺としてはせめて競馬だけは死守したい

「だって俺君自分のことギャンブラーってよく言ってるけどギャンブル弱いからね」
「理佐ちゃん勝負は時の運だから負けることもあるよ」
「でも私俺君が勝ってるの見たことないよ」
うむっ確かに理佐ちゃんと出会ってから勝ってないな

「もしかして理佐ちゃんサゲマンか!?」ってうっかり言ったら
食い気味に「サゲマン呼ばわりしてんじゃねぇよ!」
俺の暴言にドス効かせ怒る理佐ちゃん

「ゴメン理佐ちゃん今のは冗談」
慌てて機嫌を取る俺
「幸運の女神も女だからさ自分より美人の理佐ちゃんと結婚したから俺んとこ来ないのかも」
「やっぱり私のせいにしてる」
「しょうがないよ、だって理佐ちゃんが美人過ぎるのがいけないんだから」
「褒めてくれるのは嬉しいけど女神より美人は言い過ぎ」
「いや、言い過ぎじゃないよ、理佐ちゃんさえ居てくれたら一生幸運の女神が訪れなくてもいいもん俺」
俺の言葉に照れる理佐ちゃん
｢大げさだよ｣ってそっぽ向いちゃった

｢本当理佐ちゃん居れば幸せだからね俺は｣

俺の言葉に照れながら「どさくさ紛れに女房口説いてんじゃねぇよ」って可愛くドス効かせる理佐ちゃん

こんな変な口説き方でも純粋過ぎる理佐ちゃんは照れて競馬禁止令忘れてくれそうだから好き

2017/03/19(日) 05:03:34.10

知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
http://opper.dropfiles.net/epost/1075.html

2017/03/19(日) 19:11:08.22

世界一の美人理佐ちゃんの飼い犬になってもうすぐ１年というある日

野性の目覚めから飼い主理佐ちゃんにさかってしまい
あろうことか理佐ちゃんの足にチンチンくっつけて腰カクカクしてしまった俺

我ながら困ったもんである　
体は犬だが心は前世の記憶を持ったおっさんだからなぁ
やっぱり人間の女にも反応するわなぁ

ましてや理佐ちゃんは顔は世界一の美人でスタイルまで完璧だからな
自分でも気づかん間に腰カクカクしてしまったわ

思えば理佐ちゃんがお風呂入るの覗いたりしてたのも
ちょっとした芽生えだったのかも知れないなぁ性の

なんてこと考えてたら理佐ちゃんのお帰りだ

｢ただいま｣って優しく声かけてくれる理佐ちゃんだけど抱っこ無しが切ない俺

試しに鼻ならしてせがむ俺
優しい理佐ちゃんが｢どうしたの？｣って聞いてきた

チャンスとばかりに体丸めて理佐ちゃんの足元に転がる

あとは俺の可愛さにほだされた理佐ちゃんが抱き上げてくれるのを待つばかりの俺

期待にワクワクして理佐ちゃんを見上げる俺

しまった！理佐ちゃんのパンツ丸見えやん！？チンチン出て来てまうと焦る俺　

しかし時遅し、理佐ちゃんが｢キモーいキモーい｣って逃げていく
どうやら出てしまっていたようだ、チンチン

逃げてく理佐ちゃんを引き留めようと
咄嗟に声かけようとしたらワンッて鳴き声しか出ない犬の身の悲しさ

｢今日から寝る時お布団に入れてあげないからね｣って
振り向いて言う理佐ちゃんは超クールビューティだろうから悲しいくらい好き

2017/03/19(日) 19:55:23.54

美人飼い主理佐ちゃんからのお布団侵入禁止令

まさに痛恨の事態勃発である
マジかよ～って頭抱える飼い犬の俺

理佐ちゃん外見で誤解されがちだけど性に対して潔癖なとこあるからなぁ

それに対して心はおっさんだから分別あるけど体は犬だからね俺
しかも１才、正直性欲をもて余す猛犬ですよ私は

とりあえず理佐ちゃんのお風呂覗いて気の高ぶりを静めるか

あれ？お風呂のドア開かない
理佐ちゃんなんか置いて開かなくしちゃった･･･

なんて女だ！俺、犬だぜ
飼い犬を警戒するって、どんだけ俺に異性感じてんねん！

理佐ちゃんの裸見れなくてガッカリの俺

お風呂も覗けないしお布団にも入れて貰えないなんて･･･
これじゃ犬の身の旨味がまったく無いじゃんとヤケおこす俺　

スリッパくわえてぶるんぶるん振り回して唸る俺

こんなんでスッキリ出来るなんて犬は単純で楽だぜ
　
｢入って来ちゃダメだからね｣
理佐ちゃんお布団どころか部屋にも入れてくれない

理佐ちゃんの部屋のドアをひっかきながらワンワンって吼える俺
全然無視だ、さすがザクール

諦めて理佐ちゃんの部屋の前で泣き寝入りの俺

なんだか暖かいぬくもりに抱かれて目覚める俺
あらっ！？理佐ちゃんの顔超アップですやん

なんでだ！？
眠たい目で辺りを見ると
理佐ちゃんの腕枕で寝てる俺！？
何故かは分からんがチャンスとばかりに理佐ちゃんの胸に顔を埋める俺
犬の幸せをここぞとばかりに満喫する俺

｢う～ん！？｣
ヤバい理佐ちゃん目覚ましちゃった
慌ててク～ンク～ンって鼻ならして理佐ちゃんを潤んだ瞳で見つめる忠犬のふりする俺

そんな俺を見て｢おはよう｣って頭撫でてくれる理佐ちゃん

｢部屋の前で寝てるの見たら可哀想になっちゃった｣って優しい理佐ちゃん

お腹みせてさらに甘える俺に｢甘えてんじゃねぇよ｣ってドス効かせるくせに
優しい理佐ちゃんは俺のお腹撫でてくれそうだから好き

2017/03/19(日) 20:26:21.01

>>41
発想が凄すぎるわ

2017/03/19(日) 20:54:06.49

前スレ埋めるのが忙しいのであまりこちらは見てませんでした

>>40>>41
この犬シリーズは名作なので実写版で映画化希望
主演は理佐ちゃんと犬のダブル主演
（ダブルセンターみたいなもんです　庭さんは少なくとも声で出演）

「映倫」の了解得られないときはアニメも可

2017/03/19(日) 21:14:31.75

>>40
超絶美人でかわいい理佐ちゃんも
いつかはどこかの殿方のチンチンなめさせられることになるかもしれないので
いっそのこと愛犬として予行演習をしてあげたらいかがでしょうか　
理佐ちゃん嫌がるなら寝てる間でも可（人間なら犯罪だけど愛犬無罪）

2017/03/19(日) 21:16:25.38

>>42
飼い主理佐ちゃん書いてると妄想が暴走気味になりますねw

>>43
何気に俺もこのシリーズお気に入りなので誉めてもらえて嬉しいです

それ以上に★１に引き続き管理人さんがコメントつけてくれて嬉しいです
あっ、こっちのスレでは管理人さんじゃないのかw

2017/03/19(日) 21:23:16.30

>>44
以前は応援スレにエロいことも書いてたんですけど
最近は理佐ちゃんを神格化し過ぎてエロいの書けなくなっちゃったんですよねぇ(涙)
エロい理佐ちゃん書きたいんですけど妄想が湧いてこない自分が情けないw

2017/03/19(日) 22:56:44.29

でも飼い犬になるとチンチンが出るのだから大丈夫！

2017/03/19(日) 23:03:42.56

>>47
ダメだ、レベル高すぎてついていけない
何が大丈夫かわかんないww
管理人さん、結構真面目タイプだと思ってたから、
少々困惑しておりますww

2017/03/19(日) 23:34:52.98

>>48
まあこのスレでは管理人ではないですけど
庭さんが今日理佐スレで結構ヘコんだようだし
エロ妄想に衰えを感じはじめたような弱気なこといわれたので
まだまだ大丈夫と励ましただけですよーｗ

大阪府さんは純情な小説が多いからきっと若そうでもっと大丈夫！

2017/03/19(日) 23:52:52.69

>>49
ご心配おかけしましたm(__)m
さっき理佐ちゃんのスレ見に行ったら擁護してくれてる方が何人かいらしたので
お礼をかねてそれをネタにした妄想貼ってきました
やっぱり理佐ちゃんのファンの方は優しい人が多いですね

2017/03/20(月) 02:34:54.32

わたしもコソッと援護してきましたｗ　まあ2ちゃんねるの中にいると
誰しも一部の心ない人にひどいこと言われたりして凄く嫌な思いした経験が
時々あると思うけど　実際はそれ以上にいい人の方がずっと多くいるはずと
信じて今後もお互いがんばりましょう

2017/03/20(月) 08:40:30.81

>>51
重ね重ねありがとうございますm(__)m
昔の話ですが俺が何か書き込むたびに文字数制限いっぱいに
死ぬ死ぬって書き続ける人に粘着された時はちょっと引きましたねぇw

俺自身は慣れてるので何を書かれても所詮文字なんで痛くも痒くもないんですが
愛しの理佐ちゃんスレに悪意のある言葉が氾濫したら嫌なので当分自粛ですね
俺には小説スレあるんで妄想書く場所には困ってないのでw
こんな俺の妄想を楽しみにしてくれてる理佐ちゃんスレの方々には申し訳ないんですけどね･･･

2017/03/20(月) 15:52:12.96

>>52
まあ、文章が長ければ「ノイジーマイノリティー」だとみなして、
非難する人は少数ながらもいますからね
ただ、その非難している人も「ノイジーマイノリティー」
だと思いますけどね
サイマジョ聴きながら、少し哲学的なことを考える
春分の日の夕暮れだよ

2017/03/20(月) 16:18:14.73

>>53
ありがとうございますm(__)m
理佐ちゃんのスレが荒れるのは嫌なのでしばらく自粛ですw

2017/03/20(月) 16:27:01.18

優しい理佐ちゃんのお陰でやっと退院出来る俺

入院患者からインチキ博打で巻き上げた金を嬉しそうに数える俺
これで理佐ちゃんに服でもプレゼントすることにするか
理佐ちゃんの喜ぶ顔が俺にとっては一番の退院祝いだからな

「ジジイ！世話になったなお前は多分退院出来ないだろうけど達者でな」って高笑いの俺

「うるせぇ！美人の嫁しか良い所のないクズ野郎！」って言い返してくるジジイ

「ジジイ本当に馬鹿だなぁ理佐ちゃんぐらい凄ぇ美人の嫁いたら
俺みたいなクズ野郎の欠点なんて楽勝で補ってくれるんだぜ」
ジジイの暴言も楽勝で聞き流す余裕の俺
そろそろ理佐ちゃんが迎えに来る頃だ

じゃあなって言いながらジジイの懐に諭吉を１枚入れてやる粋な俺

「粋な俺じゃないでしょ」って理佐ちゃんいきなり登場

戸惑う俺に「お爺ちゃんに聞いたよ」って理佐ちゃん
まさかジジイ俺を売ったのか？

「皆から取り上げたお金出して」
なんてことだジジイの奴美人の理佐ちゃんには絶対服従な俺の弱点を狙ってきやがった

理佐ちゃんに有り金全部巻き上げられた俺
「ほら、行くよ」って理佐ちゃんに促されて病院を後にする無一文の俺
　
「あれ、理佐ちゃん車で来たの？」
「うん、車だよ」
「無免ヤバくね！？」って慌てる俺に
「俺君じゃあるまいし無免なんてしないよ」

理佐ちゃんが無免なんて危ない橋渡らなくて良かったぜって胸撫で下ろの俺

ということは・・・やっぱり運転席にはねぇ三郎

理佐ちゃんとならんで後部座席に乗り込みながら
「お義父さんちはっす」って挨拶する俺
うなずくねぇ三郎

気まずい・・・嫁の親父と喋るなんて難しいぜ
理佐ちゃんはさっきから機嫌悪いふりしてるし
ねぇ三郎が居ると照れ屋が攻撃的に出てしまうのには困ったもんだぜ

「お義父さんわざわざ迎えに来てもらっちゃってすいません」って気を使う俺
バックミラーでチラッと後ろをみるが
機嫌悪いふりしてる理佐ちゃんが気になるらしくちっちゃくうなずくだけだ

アンタまで理佐ちゃんに気つかうことないだろ！
いくら美人でも娘に気つかうなんて情けないぞ、ねぇ三郎
だいちアンタ居るから照れ屋こじらせてるだけで理佐ちゃんこれ全然機嫌悪くないかんね

しょっちゅう理佐ちゃん怒らせてる俺だから分かるけどこれ機嫌悪くないかんね

お父さんが一緒だと照れて機嫌悪いふりしちゃう理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんも可愛いだろうから好き

2017/03/20(月) 16:30:22.79

理佐ちゃんの棒演技にすっかり騙され
理佐ちゃんの機嫌が悪いと思い込んでるねぇ三郎

なんとか場の空気を和ませようと理佐ちゃんに話しかける俺
「入院中は理佐ちゃんに苦労かけちゃったなぁ」
「別に」って食い気味に冷たいお返事
またねぇ三郎がチラッとバックミラー越しに見てる
「理佐ちゃんに心配かけた分も一緒懸命働くからね」
「当たり前」って一段と冷たいお返事

己れは思春期真っ只中か！
親父居るぐらいで照れ屋こじらせてからに！
なんて言えない俺

仕方なくねぇ三郎に話をふる

「しかしお義父さんはいつ会っても存在感無いっすよね」
ドンッ！って肩パンしてくる理佐ちゃん
おいおい退院したてやぞ

「私のお父さんいじってんじゃねぇよ」ってぼそっと呟く理佐ちゃん
バックミラーで見てたねぇ三郎ちょっと嬉しそう

面倒くせぇ親子だなぁって嘆く俺
　
でも理佐ちゃんがお父さん思いでホッとしたのも確か
良かったなねぇ三郎

家着いたら用事だからってすぐ帰っちゃうねぇ三郎

理佐ちゃんと二人になりたいから早く帰れと思いながら
「お義父さんゆっくりしてってください」って言う俺に

「俺君が帰って来るって理佐が昨日から楽しみにしてたからね
早く二人っきりにしてあげたいから帰るよ」ってねぇ三郎

「よけいなこと言ってんじゃねぇよ」って照れながらねぇ三郎にドス効かす理佐ちゃん

俺帰って来るの楽しみにしてくれてたのか理佐ちゃんって感激の俺

照れ屋な理佐ちゃんはねぇ三郎帰ってからもしばらく照れてそうだから好き

2017/03/20(月) 21:31:26.29

北の街で再会した俺と理佐ちゃん
二人の間にゆっくり時は流れていた　

「火曜日は貸し切りだから理佐ちゃん独り占め出来て幸せだなぁ」
なんて軽口叩く俺
「普通は定休日だって知ったら遠慮しない」っていきなりな理佐ちゃん
「やっぱり遠慮した方が良かった？」恐る恐る聞く俺
「うーん？答えない！」って可愛い意地悪してくる理佐ちゃん

「そう言えば明日だね」ってひとり言みたいに呟く俺
「うーん？」ってはぐらかす理佐ちゃん
やっぱりまだ引きずってるのか？

ちょうど１年前理佐ちゃんの旦那さんの命日だと知らずに
理佐ちゃんを口説きにこの店に来た俺

思いがけない理佐ちゃんの涙に立ち尽くしてから１年がたとうとしていた

「明日は東京でしょ」ってちょっと寂しそうな理佐ちゃん
「そうだね」つられて寂しそうな俺

無言の時間が流れる店内

八代亜紀の雨の慕情が流れてる

理佐ちゃん八代亜紀好きなのかな？
いつも流れてる気がするな

帰り際、店の外まで送ってくれた理佐ちゃんに
「ごめんな」って謝る俺
「うーん？何が？」ってとぼけてくれる理佐ちゃん
「明日、理佐ちゃんの側に居れなくて」って言う俺に

「心配してんじゃねぇよ」って気丈に振る舞う理佐ちゃんは　
健気さが切ないだろうから好き

2017/03/20(月) 21:35:46.13

翌日、やっぱり理佐ちゃんが気になって仕事が手につかない俺
理佐ちゃん大丈夫かなぁ
旦那さんのこと思い出して泣いてねぇかなぁ
今頃墓参りしてんだろうな可愛いんだろうなって気を揉む俺

「おい！何だこの資料！」理佐ちゃん心配過ぎて部下に八つ当たりする俺
「あん！何だその不満な顔、てめえ理佐ちゃん気取りかおい！」
戸惑う部下
「俺をな顔色ひとつで操れんのは理佐ちゃんだけだからな憶えとけ！」ってもう仕事関係ない俺　

今日は接待だけど理佐ちゃん気になっちゃって楽しめないなって俺
５時か、理佐ちゃんもう店の準備してるかな
って思ってたら理佐ちゃんから電話だ
運命感じるなぁこのタイミング
喜び勇んで電話に出る俺

「ほいっ！どうした理佐ちゃん」
「わっ！？俺君元気だね」ヤベっ理佐ちゃんの旦那さんの命日に明るい声出しちゃった
せっかく昨日の晩から渋い俺を演出してきたのに

「そう」って慌てて渋く取り繕う俺
「うん、昨日とは別人みたいだった」
「気のせいだと思うよ」
「そっか、仕事中ごめんね、なんか急に俺君の声聞きたくなっちゃって」
「俺の声なんかで良かったら何時間でも喋るよ」
「ばーか、仕事の邪魔しちゃったね、切るよ」

俺の声聞きたいなんて珍しく可愛いこと言ってたな理佐ちゃん？

んっ？待てよ
天気調べる俺、やっぱり理佐ちゃんの住む街に雪がふってる

１年前もそうだった雪降るまでは気丈に振る舞ってたんだ理佐ちゃん

気づいたら会社飛び出してた俺

気丈に振る舞ってても脆いとこのある理佐ちゃんだから　
きっと俺が来るの心細く待ってそうだから好き

2017/03/20(月) 21:39:37.76

理佐ちゃんが心配になって会社を飛び出し電車に飛び乗った俺

途中までは良かったが雪で電車遅延しとるやん(泣)

電車を捨ててレンタカー屋に飛び込む俺
「理佐ちゃん待ってんだ早くしろ！」
「理佐ちゃんですか？どちら様でしょうか？」
「うるせぇ聞き返すな！世界一の美人ってだけ憶えとけ！」
啖呵切って車をスタートさせる俺

雪道怖え～理佐ちゃん助けてって我が女神理佐ちゃんに祈ってなんとか辿り着いた北の街

すっかり遅くなっちまった俺
こんな時間じゃ店閉まっちゃってんだろこれ
意味なかったかな来たの・・・

おっウソだろ暖簾出てる
店の中を覗いてみたら
理佐ちゃんカウンターに突っ伏して寝てる
慌てて店の中に入る俺
理佐ちゃんの寝顔を覗き見る　
やっぱり世界一の美人だと納得の俺

寝てる理佐ちゃんに自分のコートをかけてあげる俺

理佐ちゃん寝てる間にちょっとだけイタズラしちゃおうかなと色魔な俺

理佐ちゃん起きないと胸元覗き込んじゃうぞ～

って理佐ちゃん起きそうだ
慌ててカウンターの椅子に腰掛ける俺
　
「俺・・・君・・・？」寝惚け顔も可愛い理佐ちゃん
「出しっぱなしだったぜ暖簾」
「うん・・・」
「来ると思ったから・・・」
「えっ？」
「たぶん来ると思ったから俺君が」
「それで暖簾出してたの？」
「やっぱり来てくれた」って言いながら涙ぐむ理佐ちゃん

泣いてる理佐ちゃん
でも今年の涙は去年みたいな悲しい涙じゃないと思っておこう
理佐ちゃんの肩抱きながらラジオのボリューム上げる俺

今夜の俺と理佐ちゃんには八代亜紀の舟唄が似合うだろうから好き

2017/03/20(月) 23:22:30.45

前スレ918レスで512KBに到達して完走しました
お疲れ様でしたw

2017/03/20(月) 23:24:02.70

>>60
お疲れ様ですw

2017/03/20(月) 23:33:11.39

>>60
>>61
前スレ>>1です　無事に完走できました！！
皆様ご協力　大変ありがとうございました！！

512KBでアウトです！
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1192806.jpg

スレ左下の表示は689KBでした
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1192808.jpg

2017/03/20(月) 23:50:15.29

なんかマラソン完走みたいですねww

2017/03/20(月) 23:56:49.71

いや、なんか最後に向けてだんだんきつくなる山登りのようなw

2017/03/20(月) 23:58:24.30

>>63
てっきり>>1000までいきそうにも見えたのですが
最後は急速に書き込める文字数が減っていき
完走を見届けに集まる方も一挙に増えて
冷や冷やのレースみたいな展開で面白かったです

2017/03/21(火) 00:05:46.47

最後が俺の苦しいとはお恥ずかしいw

2017/03/21(火) 00:07:46.04

>>64さんもご協力ありがとうございました
「もんねるず」をまた楽しみにしています

2017/03/21(火) 00:22:10.41

>>66
いや最後に駆けつけて参加してくれて楽しかったです！
>>57->>59
今読みましたが　なかなか大作ですね
最後にコートかけるあたりからのとこがジーンとして特によかったです
あと八つ当たりされた部下が戸惑ってるところが個人的にツボでしたｗ

2017/03/21(火) 00:29:12.07

>>57

俺くんが八代亜紀好きだから流してんだよ

2017/03/21(火) 00:42:40.99

【もんねるず・後編・終章】

美愉｢やっぱり今日は話せて良かった。また相談に乗ってね｣
ねる｢高いわよ(笑)｣
美愉｢そうか(笑)何かお礼しないとだね｣
ねる｢冗談だよ(笑)お礼なんかいいからさ、季節が来たら一緒にドングリ狩りにでも行こうよ｣
美愉｢いいね！秋が待ち遠しいね｣
ねる｢やっぱり秋が最高だよね～｣

こうして2人は寮に帰って行きました。
そして、その後ろ姿を見送る人影が…

｢すずもんとねるで、もんねるず、か…｣ﾌﾌﾌ

それは神様でした。

｢さすがに僕の計画も全てお見通しだったか…頼もしい奴らだ。やはり欅坂のこれからは彼女らにかかってるのかも知れないな｣

そう考えながら、神様は懐から次の新曲の資料を取り出し、目を通します。

｢さっき、２人で季節の秋が好きな話をしていたな…２人の季節…２人のシーズン…
いや、セゾン、『二人セゾン』…うん、これがインパクトもあるし曲にも合うじゃないか！イメージ湧いてきたぞ｣

こうして欅坂の新曲のタイトルは決まりました。
彼女たちの快進撃はさらに続くのでありました。

[次が最終編かも？…書けたらね(笑)]

2017/03/21(火) 01:07:28.56

>>68
北の街の理佐ちゃん編の俺君はちょっとだけカッコイイかもw

>>69
まさか理佐ちゃんが俺君のために八代亜紀流してくれてたなんて気づきませんでしたw

2017/03/21(火) 01:09:07.66

>>70
今日はもんねるず大活躍ですねw

2017/03/21(火) 01:11:08.76

「ねぇ明日の試合見に行ってもいい？」
同じクラスの理佐ちゃんが昼休みに聞いてきた

「勝手に見にくりゃいいじゃん」
突き放すような言いっぷりになっちゃったのは
理佐ちゃんが可愛い過ぎて照れてしまったからだ、青いな俺

ちょっと悲しそうな顔して去っていく理佐ちゃん

午後の授業も理佐ちゃんが気になって仕方ない俺

やっぱり元気無いな理佐ちゃん
絶対に俺のせいだよと猛烈な後悔にさいなまれる俺　

後ろの席のブスが早くプリント寄越せって背中突っついてくるが上の空の俺

せっかく内気な理佐ちゃんが勇気出してくれたのに・・・
放課後練習サボって理佐ちゃんを待ち伏せするか

決心と同時に背中突っついてる後ろの席のブスの手を
プリント渡すふりしてコンパスで刺しちゃう俺　

「理佐ちゃんちょっといい?」
「俺君どうしたの?」
「いや、何か気になっちゃってさ」
「何が?」
「試合見に来てくれるって言ってたじゃん」
「見に行っていいの?」
「理佐ちゃん見に来てくれたら嬉しいなと思って」
俺の言葉聞いた途端に嬉しそうな理佐ちゃん

なのに「うーん?わかんない」っていたずらに笑う理佐ちゃんはめっちゃ可愛いだろうから好き

2017/03/21(火) 01:15:22.77

「俺君今日練習どうしたの?」
「何か理佐ちゃん心配だったからバックレちゃったw」
「バックレてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃんに苦笑いの俺

「心配してくれたんだ私のこと」ってひとり言みたいに呟いて歩き出す理佐ちゃん
なんだか嬉しそうでホッとする俺

「理佐ちゃん野球好きなんて知らなかったな」って並んで歩く理佐ちゃんに話しかける俺
「野球は･･･そんなにかな」
「そうなの?試合見に来たいって言ってたから野球好きなのかと思ってた」

「野球じやなく・・・の応援・・・」って小声で呟く理佐ちゃん
「えっ何?」よく聞き取れなくて聞き返す俺
「野球じゃなくて俺君の応援に行きたいの」ってそっぽ向いてきっぱり言う理佐ちゃん

「あ、ありがとう」突然の理佐ちゃんの言葉に戸惑う俺
「ねぇ応援してあげるんだから活躍してよね」って小首傾げながら言う理佐ちゃんの可愛さにいちもにもなく頷く俺
「理佐ちゃんのためにホームラン打つわ俺」って調子こく俺
「試合の前の日に練習バックレちゃったのに」って笑う理佐ちゃん
また苦笑いの俺
「理佐ちゃんもバックレなんて言ったりするんだね」
「普段は言わないよ、俺君がよく使ってるから合わせてるだけ」
「そうなんだ」
「俺君と同じ言葉使いたいなと思って」
さらりと言う理佐ちゃん
なんか今日はドキドキすること言ってくるな理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんにつられたわけじゃないけど
「明日活躍したら俺の彼女になってくんない」って言っちゃう俺
さすがに調子乗り過ぎてヤバいかな・・・相手学校一美人の理佐ちゃんだぞ

「いいよ」って理佐ちゃんが照れながら頷いてくれた
マジか理佐ちゃん!?
「でも・・・」って続ける理佐ちゃん
でも何だろうってドキドキしながら聞いてる俺に優しい理佐ちゃんは

「私の判定だと俺君に甘いから試合出なくても活躍したことにしちゃうけど大丈夫？」って聞いてくれそうだから好き

2017/03/21(火) 02:24:44.72

>>73
理佐ちゃんへの対応とはまるで正反対に
時々出てくるブスとかジジイだとか売店のババアとかに
いつも無茶苦茶厳しい仕打ちするとこがワロタｗ
特にのブスの手をコンパスでブッ刺しちゃうところｗ
>>74
理佐ちゃんが「俺君の応援に行きたいの」と言うところと
告白を照れながらOKするところがいいですね

2017/03/21(火) 10:09:41.52

>>75
なんか最近は俺君に実際の俺の性格が投影されてきてるんですよね

理佐ちゃんはツンよりデレの方が増えてきてるしw

2017/03/21(火) 12:48:09.03

【てちこねるこ・①】

平手｢は～い、てっちてちにしてやんよ！欅家てち子で～す｣
ねる｢漢字の欅は21画～♪笑福亭は～にかく～♪けやき家ねる子で～す｣
平手｢また妙な歌を歌ってますね～楽屋じゃないですよここは(笑)｣
ねる｢いやいや、今日はくりたろ子師匠のアンダーということでね、よろしくお願いしま～す｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

平手｢まあとにかく、ネタに支障のないようにお願いしますね｣
ねる｢おっ、早速ダジャレですか。このこの～｣ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
平手｢どこ触ってんねん！｣
ねる｢あ！尻を触ったらシリアスな顔に｣
平手｢あんたもダジャレかい｣
ねる｢そういえばアスって英語で肛もｎ…｣
平手｢聞こえませ～ん｣

2017/03/21(火) 13:24:06.35

「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
http://supernews.celebsplay.com/0317.html

知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
http://supernews.celebsplay.com/index.php?id=1075

2017/03/21(火) 14:37:52.20

http://chekia.b2.valueserver.jp/7.html

2017/03/21(火) 20:09:29.44

ついに理佐ちゃんに春がやって来た
これほど嬉しい春はあるまい
これほど素晴らしい春もあるまい
これほど喜び溢れる春は理佐ちゃんの春だからだ

まだちょっと寒いけど理佐ちゃんの春を寿ぎたい火曜の夜だよ

理佐ちゃんがnon-no専属モデルになった日に詠める詩

2017/03/21(火) 20:20:17.74

【てちこねるこ・②】

平手｢そんな私たちは今回、揃って坂上AKBに選ばれまして｣
ねる｢バイキングに出るんかい｣
平手｢飛びます飛びます｣
ねる｢古すぎるわ！｣
平手｢蝦夷を征伐するぞー｣
ねる｢古いにも程があるわ！それに“さかがみ”じゃねーし｣
平手｢(笑)まあ、こんなちょっと高尚に軽くボケながらですね｣
ねる｢自分で高尚とか言うな(笑)｣
平手｢でも勉強になるでしょ｣
ねる｢最後だけやないかい。まあとにかく、坂道AKBですよ。ＭＶもかっこいいと評判の｣
平手｢はいはい、なんかＣＤもそのタイプが一番売れてるそうで、嬉しいですね｣

ねる｢で、またセンターがてちこさんってことでね｣
平手｢～♪｣
ねる｢その当然っていう顔、むかつきますね～(笑)｣
平手｢それにフロント5人はそれぞれみんなセンター経験者っていう豪華版でして｣
ねる｢あ、確かに｣
平手｢欅坂とは大違いです｣
ねる｢こらこらこら｣

2017/03/21(火) 21:01:23.81

>>81
アイドル社会の現状を、あえてメンバーに
風刺させる漫才とでも言いましょうか
僕は好きですよ

2017/03/21(火) 21:23:59.22

【てちこねるこ・③】

平手｢そしてフロント5人の配置にも秘密があるんですよ｣
ねる｢はぁ…？｣
平手｢まずAKB/HKTの宮脇さんと乃木坂の堀さんが隣同士になっちゃうと紛らわしいので離す｣
ねる｢よく言われてるけど、そんなに似てるかなあ？(笑)｣

平手｢似てるといえば、AKBの小嶋さんとタヌキ同士の交流はしたの？｣
ねる｢いや、小嶋さんは今泉推しっていうことでそっちへ行かれて…って、誰がタヌキやねん！｣
平手｢何をいまさら(笑)｣
ねる｢ていうか、小嶋さんはカワウソ説もあるって聞いてるから、てちこのほうがいいかと…｣
平手｢誰がカワウソやねん！そんなこと言われて私、かわうそ～(かわいそう～)｣
ねる｢珠理奈さんみたい(笑)｣
平手｢そう！もうひとつの秘密は珠理奈さんなんです｣
ねる｢…どういうこと？｣
平手｢宮脇さんと堀さんを離すことで、自動的に珠理奈さんと乃木坂の飛鳥さんも離れます。これで顔の大きさの差が目立たなｋ…｣
ねる｢聞こえませ～ん｣ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

2017/03/21(火) 21:45:07.78

>>83
欅坂だけでなく乃木坂やAKB48グループにも造詣が深いですね
先週のAKBSHOWを見たとしか思えない詳しさｗ

2017/03/21(火) 21:57:17.36

48SHOWはもちろん見ていますw
前にも言ったけど
欅坂が一番詳しくないんですよw

【てちこねるこ・④】

ねる｢ＭＶ撮影のときはとにかく踊りましたね～｣
平手｢みんな汗だくだよね｣
ねる｢先生も1万円札で汗拭いてたよね｣
平手｢そのタカヒロさんじゃねえし｣

2017/03/21(火) 22:36:50.00

【てちこねるこ・終】

平手｢そういえばAKBさんは今年も総選挙やられるみたいだね｣
ねる｢漢字欅は嫌いでも、ひらがなけやきは嫌いにならないでください！ってやつだよね｣
平手｢こらこらこら｣

ねる｢でも今年も結局、坂道グループの参加はなかったね｣
平手｢良かった…よね？｣
ねる｢兼任中に生駒さんが堂々ランクインしたのは格好良かったけどね～｣
平手｢もしも同じように欅坂から１人参加するとしたら、誰がいいかな？｣
ねる｢そりゃセンター様でしょ｣
平手｢いやいや、ぶっちぎりの1位になっちゃって迷惑かけちゃうから｣
ねる｢この自信はどこから生まれるのか…？｣

平手｢やっぱりさ、大のAKBファンでもある今泉がいいかも｣
ねる｢確かに。AKBっぽい雰囲気もあるし｣
平手｢AKBの向井地さんと一緒に芸歴長い爆乳ちんちくりんユニットもできそうだし｣
ねる｢ちんちくりんは要らないんじゃないかな(笑)｣
平手｢そして総選挙で見事ランクインして、司会の徳光さんに紹介されるの。
『第79位、AKB48/欅坂46兼任、今泉佑唯！』｣
ねる｢順位低くない？(笑)｣
平手｢『では喜びの声を聞きましょう。ずーみんに、ズーーミン(ズームイン)！』｣
ねる｢お後がよろしいようで…｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

2017/03/21(火) 23:24:43.01

毒舌でボケかますてちがクセになるw

2017/03/21(火) 23:28:43.27

理佐ちゃんのために会社も接待も放り出して駆けつけた北の街

その甲斐があったのだろうか？
俺は今、理佐ちゃんの肩を抱いている
前に肩を抱いた時は激しく拒絶されたっけw
あん時は落ち込んだもんだが今の俺から見たら笑い話だぜ

理佐ちゃんは静かに俺に身を預けている
雪の中理佐ちゃんのために何もかも捨てて駆けつけた男
悪くないイメージだとほくそ笑む俺
いっそ勢いで抱いちまうか？
だってこれ抱けるだろ理佐ちゃん

１歩踏み出す勇気を掻き立てるために理佐ちゃんの髪の匂い嗅いじゃう俺
欲情を勇気に変えるために

めっちゃ良い匂い

「今日泊まるよ、いいだろ」
欲情に背中を押されて決めに行く俺
「・・・」無言で返事する理佐ちゃん
理佐ちゃんの肩を引き寄せキスしようとする俺

うん？寝てる？
理佐ちゃん寝ちゃってる
起きてる時と違って子供みたいな寝顔だな

俺に気許し過ぎだぜ理佐ちゃん
俺の顔見て安心しちゃったのかよ
こんなに信用されちゃったら何も出来ねぇよ俺

理佐ちゃんの寝顔見てたら邪な気持ち無くなっちゃって
朝まで理佐ちゃんのこと見守っちゃいそうだから好き

2017/03/21(火) 23:31:28.65

結局理佐ちゃん起きるまで寝ずの番しちゃった俺
寝ようかと思ったけど俺に身を預けて寝てる理佐ちゃんの顔に見惚れてたら朝になっちゃった

「起こしてくれれば良かったのに」
「あんなに気持ち良さそうに寝られたら起こせないよ」って笑う俺
照れ隠しで「変なことしなかった？」って憎まれ口きく理佐ちゃん
まぁ可愛いから大目にみよう

理佐ちゃんが作ってくれた朝ご飯食べて支社に行く俺

とりあえず昨夜の接待を飛ばしちゃったのを部下の不始末として処理する俺
これで今日の仕事終わり、夜に備えて高いびきの俺

「やっぱり眠そうw」何だか嬉しそうな理佐ちゃん
店にはやっぱり八代亜紀が流れてる

「いつ来ても八代亜紀流れてるね」
「うーん？そう？」
「俺が八代亜紀好きだから流してくれてるって昨日天の声が聞こえたんだよね」

「勘違いしてんじゃねぇよ」ってドス効かせながら肉じゃが出してくれる理佐ちゃん

やっぱり勘違いか天の声のバカ野郎～
ぬか喜びさせやがって

「でも偶然だなぁ俺君も八代亜紀好きなんて」
「俺君も・・・？」なんか嫌な予感の俺

「旦那も好きだったの・・・八代亜紀」

うわっ・・・やっぱり

あぁ理佐ちゃん旦那思い出して湿っぽくなっちゃったよ
せっかく昨日から良い流れに乗ってたのに、どうしてくれんだよ天の声さんよう(怒)

でもやっぱり理佐ちゃんの店には八代亜紀が
似合うから好き

2017/03/21(火) 23:35:25.28

旦那さんの話しする理佐ちゃん
やっぱりまだ忘れらんないのかってがっかりする俺

そりゃ年がら年中八代亜紀流れてるわなって何だか八代亜紀嫌いになりそうな俺

がっかりしたら急に眠くなっちゃった俺
カウンターでうとうとしてたら耳障りなジジイの声
「たまには違う歌流せよ」ってジジイが理佐ちゃんに因縁つけてる

俺もジジイに賛成だ
八代亜紀ばっか聞いてるから死んだ旦那忘れらんないんだぜ理佐ちゃん

そんな事考えながら成り行きを見守る俺

困った理佐ちゃんが違う曲かけようとしてる
めっちゃ目が潤んじゃってる理佐ちゃん

「ジジイ、ここは八代亜紀の歌聞きながら飲む店なんだから嫌だったら出てけ」
気づいたらジジイに文句言ってる俺

「何訳わかんねぇこと言ってんだそんな話聞いたことねぇぞ」
「うるせえ！俺がさっき決めたんだよ
この店は八代亜紀しか流さねぇ店なんだってな
分かったら金いらねぇからとっと消えろ」

理佐ちゃんと旦那さんの絆みたいなの見せつけられて
ヤケ起こしてる俺の剣幕に慌てて店を出てくジジイ
　
二人だけになったら
「勝手にお金いらないとか言ってんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん
なかなか堅実な経営者だと感心する俺

「旦那との思い出なんだよね・・・たぶん
守ってくれてありがとう」
申し訳なさそうに呟く理佐ちゃん

なんて言っていいか分からない俺

八代亜紀聞くたびに理佐ちゃんが愛おしくなるだろうから好き

2017/03/22(水) 00:52:33.65

俺くん、この店に来てから出てくる言葉が八代亜紀ばかりやん

最早八代亜紀の小説スレになってるの好き

2017/03/22(水) 02:43:51.45

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄（Ｓ高予想）
http://shikiko.bobcentury.com/0313.html

2017/03/22(水) 07:52:58.24

>>91
たぶん高倉健の｢駅STATION｣って映画見た影響でしょうねw
なんかラストシーンの居酒屋で流れてる八代亜紀の舟唄が印象的だったもので

2017/03/22(水) 15:11:34.79

シマリスシリーズ一応完結します

【最終編：てちもんず・①】

その翌日から美愉は
平手の傍らになるべく居られるように努めました。
言葉は無くとも寄り添うように。

平手が楽屋にお土産を持ってきてくれたときには人一倍喜びました。
平手の笑顔を引き出せるように。

そして和栗やのＨＰもチェック。

そんな月日が流れ、12月のある日、美愉の生誕祭の日がやってきました。
お祝いの手紙は平手からです。
しかし、平手はこう切り出しました。
｢私は今日、手紙を書いてきませんでした。気持ちを直接言葉にして伝えたかったからです。｣

そしてこう言いました。

｢私の心の扉を開けてくれたのは、鈴本です｣

それを聞きながら涙が止まらない美愉と
そんな２人を見ながら微笑む、ねるの姿がありました。

2017/03/22(水) 15:13:44.52

【てちもんず・②】

それから何日か経ったとある日曜日。
鈴木家のリビングではカラカラと輪を回して運動しているミューの姿が。
今日は家の人がいるのでシマリスモードなのです。

お母さんと娘はＴＶで欅坂46SHOWの再放送を鑑賞中。

母｢やっぱりゆりちゃんがいちばんかわいいわね～｣
親戚でもあり、もちろん一家揃って平手友梨奈推し。

美愉｢(実は家族にもメンバーがいるんだけどなあ…)｣
と少なからず寂しくもあり…

娘｢あ、鈴本もかわい～い！｣
美愉｢(それ、私じゃなくてずーみんですけど)｣
と、さらにちょっと寂しくなっていたところ…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪

母｢誰かしら？…(ｶﾞﾁｬ)あ、あらまあ！いらっしゃい！｣

｢おじゃましま～す｣と言って入ってきたのは、おかっぱの背の高い少女でした。

2017/03/22(水) 15:15:51.58

【てちもんず・③】

美愉｢(あ…！)｣

もちろんその少女は平手友梨奈。私服ではありますが、かなりおしゃれな中学生であります。

美愉｢(今日もメチャカリだな…)｣

母｢久しぶりじゃないの。今日は１人なの？｣
平手｢うん。実は今日は情熱大陸の密着のやつで、久しぶりの里帰りシーンを撮ってもらってるところなんです｣
母｢え？じゃあ、これからカメラが来るの？どうしましょ、こんなに散らかってて(大汗)｣
平手｢あ、大丈夫です。さっき熱田神宮で撮影して、次に行くまでの空き時間がちょっとできたんで、ワガママ言って寄せてもらっただけなんです。カメラは来ないです｣
母｢良かった～｣
娘｢普段から片付けてないからでしょ｣
母｢散らかすのはあんたでしょ｣
平手｢まあまあ(笑)…あ、ミューちゃんと遊んでもいいですか？｣
母｢もちろんよ｣

平手はリスのケージに近づき、ポケットから何やら取り出しました。

平手｢お土産を拾ってきたんだ｣

そう言って平手はミューにドングリを差し出しました。

2017/03/22(水) 15:23:43.79

【てちもんず・④】

美愉｢(クヌギを拾ってくるとは、わかっとるねぇ～)｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

平手はドングリを完食して満足気なミューをケージから出し、肩に乗せます。

平手｢久しぶりだけど、ミューも大きくなったね｣
母｢いやいや、なんか太っちゃってね～｣
美愉｢(余計なこと言うんじゃないよ)｣
平手｢いや、何か頼もしくなった｣

鈴木家の人々とＴＶを見ながらくつろぐ平手の肩の上で
美愉も平和なひとときを過ごしました。
母｢そういえばこの前の長濱ねるちゃんとの漫才、良かったわよ～｣
平手｢ありがとうございます｣
娘｢元の相方の鈴本って、下ろされちゃったの？｣
平手｢いや(笑)、収録当日にスケジュールの都合で急遽変更になったの｣
美愉｢(その日はあんたがインフルエンザにかかって急に自宅療養になったから私が出かけられなくなったんだよ)｣

そしてしばし時は過ぎ…

平手｢あ、そろそろ行かないと｣
母｢あ、そうか、撮影中だもんね。次はどこなの？｣
平手｢名駅で地元の友達と待ち合わせなんです｣
母｢そんな場所じゃ大騒ぎになんないの？｣
平手｢大丈夫ですって(笑)｣

そんな会話を聞きながら美愉にはひとつの疑問が…

美愉｢(熱田神宮から名駅に行くなら、ここって途中ついでにふらっと寄れるような場所じゃないよね？無理してでもわざわざ来たってこと？)｣

2017/03/22(水) 15:42:35.65

【てちもんず・終】

頭に疑問符が湧いている美愉をケージに戻し、平手は玄関に向かいました…

…と思っていたら、急にケージのところまで再び戻ってきて、美愉を見つめる平手。

平手｢また、来るからね｣
美愉｢(う、うん)｣

平手｢…いつもありがとう。栗太郎！｣

美愉｢(…え！？…えぇ！？)｣

そう言うと平手は仕事へと戻って行きました。

美愉｢(ど、どうして…？？)｣

神様｢僕は教えてないぞ｣

動揺する美愉に神様の声が聞こえてきました。

神様｢もちろん長濱だって教えてない。それに教えたところで信じるやつなんかいないよ｣
美愉｢じゃあ…？｣

神様｢“こころ”ってものはすごいパワーがあるってことだよ。平手は“こころ”でこのことを感知した。今日、それを確かめるためにやって来た｣
美愉｢そんな…｣
神様｢そして確信したんだな｣
美愉｢そんなことができるの…？｣
神様｢さすが僕が選んだセンターだ｣
美愉｢自画自賛かよ｣

それだけ言い残して、神様はまた姿を消しました。

家の人たちは再びＴＶに夢中です。

夕陽が当たる壁に貼られた平手のポスターを見ながら、美愉はつぶやくのでした。

美愉｢こちらこそありがとう。また明日。｣
―了―

2017/03/22(水) 16:00:44.00

>>98
読んでてとてもほっこりしました！執筆お疲れ様でした！！

2017/03/22(水) 16:07:03.50

>>99
ありがとうございます

ちなみに欅坂に詳しくないんで次回作は無理ですのでそこんとこよろしくです

2017/03/22(水) 18:20:07.16

面白かったです　私からしたら広西チワン族さんは
欅とか名古屋近辺とか結構詳しい方ですよｗ　欅だけに関わらずとも
坂道と48Gとの絡みとかで何か書きたいものが出てきたら是非またどうぞ

2017/03/22(水) 18:30:13.35

>>90
いつか理佐ちゃんの前で嘉門達夫のやる井上陽水の歌マネの
「誰も知らない素顔の八代亜紀」を誰かに歌ってもらいたいです
俺君か理佐ちゃんキレるかもしれないけどｗ

2017/03/22(水) 19:51:00.82

>>97
めっちゃ良い話しになってるけど最終回ヤダ
もっと読みたいっす（涙）

2017/03/22(水) 19:52:53.45

>>102
リバーサイドの替え歌でしたっけ？
キレるなら理佐ちゃんかな

2017/03/22(水) 22:11:27.50

愛しの理佐ちゃんにまたも夜遊びがバレた俺

「なんでキャバクラ行くの？」
「友達に誘われてしまって・・・仕方なく」
「その割りに毎回楽しそうに帰ってくるよね」
「たぶん無理矢理お酒飲まされて酔っちゃってるから・・・内心は嫌々です」
理佐ちゃんの追及をかわそうと心にも無いこと言う俺

「前から思ってたんだけど本当に私のこと好き」
「好きに決まってんじゃん」
「全然信じらんない！」
疑惑の眼差し向けてくる理佐ちゃん

「じゃあ私のどこが好き？」ってストレートな理佐ちゃん

チャンスだ！好きなとこ言いまくって理佐ちゃんを照れさせてやる
いつもみたいに泥仕合に持ち込んでなんとか切り抜ける決心の俺

「顔は世界一美人だと思ってるぐらい好き」
「知ってる」って照れるどころか顔に自信持ってた理佐ちゃん
「他には？」
「うーん・・・」悩む俺
「何で悩むの！？私って顔だけ！」詰めてくる理佐ちゃん
「おっぱいもちょうど良い大きさで好きかな」慌てて答える俺
「・・・」冷めた目でこっち見る理佐ちゃん
理佐ちゃんの視線に耐えきれず喋る俺
「ケツも意外と大きくて好きだし美脚も大好き」
おぉっ好きなところ結構有るぞw

「身体ばっか褒めてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「最っ低！身体目当てで私と結婚したの？」さらに怒る理佐ちゃん
身も蓋もないこと言って俺を詰めてくる

なんで褒めてんのに怒るんだ理佐ちゃん！？と困惑の俺

けど理佐ちゃんなら怒ってる顔も美しいだろうから好き

2017/03/22(水) 22:16:03.20

「ねぇ私の良いところって身体しかないの？」めっちゃ詰めてくる理佐ちゃん

「理佐ちゃん勘違いだ、顔が１番好き身体は２番」って慌てて火に油注ぐ俺

「俺君の好きな私って外見ばっかしじゃん」ってさらに火力アップの理佐ちゃん
「だって理佐ちゃんと出会って一瞬で恋に落ちたんだぜ俺、中身なんて知るわけないじゃん」　

「なんで中身知らないで好きになったのよ？」さらに詰めてくる理佐ちゃん
「分かんないよ、好きになるのなんて自分で決めらんないじゃん」
「なんでよ？」
「事故みたいなもんで突然突っ込んでくるじゃん」
「何それ？わけわかんない」
「初めて理佐ちゃんと会ったときに好きな気持ちが天から降ってきたの勝手に
俺なんて全然好きになろうと思わなかったのに
こんなの道歩いてて突然ダンプが突っ込んでくるようなもんだろ」

「ダンプと一緒にすんじゃねぇよ」ってぼそっと呟く理佐ちゃん

おっ俺の戯言もしかして効いてる？

「だからさ中身知る時間もないほど一瞬で理佐ちゃんを好きになっちゃったの俺
そうなっちゃったら中身関係ないじゃん」
「どうして？」って聞く理佐ちゃん
声からトゲが無くなってきてる

どうやら俺のトンデモ恋愛論に理佐ちゃんの怒りが好奇心に変わってきたみたいだ

「だって好きになっちゃったら理佐ちゃんがジジイやババアに暴言吐くようなクズな性格してても
俺からしたら世界一可愛い性格に見えちゃうだろ！」って俺史上最高の名言に

「ジジイやババアに暴言吐いてるクズは俺君じゃねえかよ！」って

理佐ちゃんだったら渾身のツッコミで返してくれそうだから好き

2017/03/22(水) 22:19:06.01

「ねぇそんなに私の顔好きなの？」って聞く理佐ちゃん
もう怒ってないようだ
喋り続けて良かったと内心ほっとする俺

「大好き」素直な俺
「どのくらい好きなの？」ってさらに聞く理佐ちゃん
良い流れだと喜ぶ俺

「世界中の人がドブスって言っても俺だけは世界一の美人だって言えるぐらい好き
何も足さなくていいし、何も減らさなくていい
好きのど真ん中が理佐ちゃんの顔」

「俺君ってさ暴言の才能は有ると思うけど
女の子褒めるの下手だよね」
笑いながら言う理佐ちゃんは何故か機嫌直ってる

俺は女褒めるの下手だったのか・・・
だからキャバクラ行ってもモテないのか？

「理佐ちゃんこそなんで俺のこと好きになったの？」
「うーん？分かんないw」
「なんでや！」
「だって俺君冷静に考えたら良いところ無いよね・・・」
「マジか!？」
「なんで私結婚したんだろ・・・？」
「理佐ちゃんあんまり考え過ぎない方がいいよ
恋とか結婚なんてノリ一発で決めちゃう類いのもんなんだから」
「そうなの？｣
「そうだよ！それに俺イケメンだからそこが良かったんじゃないかな」
「その顔でイケメンとか言わないで!ねぇ謝って!」
「すいません」

ちっあんなに理佐ちゃんの顔褒めたのに俺のことは褒めねぇのかよ

「もうイケメンとか言わないでよね」
落ち込んでる俺に追い討ちかけてくる理佐ちゃん　

「世界中の人に聞いたら全員が全員イケメンじゃないって答えると思うよ俺君の顔は」

理佐ちゃんやめてくれ・・・
これ以上聞いてたら俺泣いちゃう

半べその俺に完全に機嫌直った理佐ちゃんは

「でも私だけは俺君の顔が好きのど真ん中なんだよね」ってさらりと言ってくれそうだから好き

2017/03/22(水) 22:54:23.21

【凝ってます・①】

平手｢これはこれは…座礁したはずの小説がいつの間にか完結してるじゃあ～りませんか｣
美愉｢…｣
平手｢…何か？｣
美愉｢…あのさ、その黒縁メガネとチョビひげは何なの？｣
平手｢いや、一度やってみたかったから(笑)｣ｿｿｸｻﾄﾊｽﾞｽ

美愉｢まあ意外と似合ってたけどね｣
平手｢自分で見て、お父さんに似てた(笑)｣
美愉｢チャーリー平手さんか(笑)…ところで小説は結局、いくつか動画見たりぐぐったりしてでっち上げたみたいよ｣
平手｢はぁ…そんな適当な大人にはなりたくないなあ｣
美愉｢それにひきかえスレのみなさんの優しいことと言ったら｣
平手｢見習って私も素敵な大人になりたいわあ｣

美愉｢でも言うてもてち子はまだ中学生だし、大人になるにはまだまだ時間あるでしょ｣
平手｢いやいや、それが最近、歳を感じることが多くて｣
美愉｢へぇ…どんな時に？｣
平手｢まずね、肩とか背中とかがしょっちゅう凝ったり痛くなったりするんですよ｣
美愉｢ダンスとかの影響もあるんじゃないの？｣
平手｢いや、自分では、握手会が原因だと思うんです。
とにかく沢山の方が来てくれるので、1日中立ったまま握手するのはかなり体に負担なんじゃないかと｣
美愉｢…それで？｣
平手｢だから、途中で沢山休める姐さんがうらやましい｣
美愉｢そう来ると思ったよ！それに姐さんって何だよ｣
平手｢え！？兄さんだったんですか？｣
美愉｢そういうことじゃねえよ｣

2017/03/22(水) 22:58:02.81

【凝ってます・②】

美愉｢私が思うに、てち子は姿勢が悪いときがあるから、それもよくないんじゃないかな｣
平手｢…そうですかねぇ？｣
美愉｢背が高いせいもあるけど、猫背っぽいよね｣
平手｢背が高いせい…姐さん、腕上げましたね｣
美愉｢ダジャレのつもりじゃねえよ｣
平手｢でも、姿勢悪い自覚はないんですけど｣
美愉｢いや、今もそうだと思うよ｣
平手｢じゃあ、本当にそうかどうか、背中を触ってみてくださいよ｣
美愉｢そう？じゃあ…｣
平手｢にゃ～お｣
美愉｢…はい？｣
平手｢え？何か？｣
美愉｢いや、今…｣
平手｢もう1回触ってくださいよ｣
美愉｢そう？じゃもう1回…｣
平手｢にゃ～お｣
美愉｢…は？｣
平手｢確かに猫背ですね！｣
美愉｢阪神巨人師匠のネタやないか～い！｣
平手｢じゃ、今度は姐さんで鳩胸のネタを…｣
美愉｢いやいや、てち子がまだ中学生だからそれやっちゃうと某アイドルの写真集発売中止騒動みたいになっちゃうから｣

2017/03/22(水) 23:00:02.89

【凝ってます・終】

美愉｢じゃあさ、私が凝ってるところをマッサージしてあげるよ｣
平手｢えぇ？プロのトレーナーさんじゃなくて大丈夫なんですか？｣
美愉｢いやいや、こう見えても私も実はちゃんと本格的なところで習ってきてるからさ｣
平手｢本当ですか？じゃあ、お願いします｣

美愉｢じゃあ、肩からいくね。…はい、ドンドコドンドンドンドコドン！ドンドコドンドンドン！｣
平手｢…あ、あの…｣
美愉｢はい？気分悪いですか？｣
平手｢いや、そういうわけでは…｣
美愉｢じゃあ、続けますよ。…はい、ドンドンカチカチドンドコドン！ドンドコドンドコスットントン！｣
平手｢あの…｣
美愉｢はい？｣
平手｢何ですか？その、ドンドコドンってのは？｣
美愉｢こういうマッサージです｣
平手｢どういうやつなんですか｣
美愉｢タイコ式マッサージです｣
平手｢タイコ式！？タイ古式マッサージやないんか～い！もうええわ～！｣
２人｢ありがとうございました～｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

2017/03/22(水) 23:54:05.34

>>104　そうです　
サビが「ホテルはリバーサイド～♪」というのです
>>106　>>107
俺君のトンデモ恋愛論が暴走気味でいいですね
久々に「ねぇ謝って！」が聞けてなんかうれしいです

>>108
復帰！？お疲れ様です
チャーリー浜とか阪神巨人とか懐かしめのネタ満載ですね
>>86の徳光のズームインもｗ
写真集発売中止騒動のアイドルの元ネタだけは
残念ながら私にはわからなかったのでよければ知りたいです

2017/03/22(水) 23:58:41.64

>>111 写真集の件ですが
河西智美写真集
で検索してくださいm(_ _)m

2017/03/23(木) 00:17:01.83

>>112
子供が乳オッパイ隠してたやつですねw

2017/03/23(木) 00:23:47.76

>>112
ああ　あれなら知ってましたｗ　
結構昔のアイドルかなと見当違いしてました

2017/03/23(木) 00:27:32.78

>>111
理佐ちゃんのルックスの前でひとめ惚れしないなんて不可能ですから
ひとめ惚れしちゃったら全部良く見えてしまうから性格の良し悪しなんて判断出来ないですよね
昔、キャバのお姉さんにハマった時も喜んで騙されてましたもんw

2017/03/23(木) 01:36:00.55

俺君の行動で庭さんの実生活でも重なるところもいくらかあるんですねｗ
でも現実に病院のジジイや売店のババアをとことん邪険にしたり
ブスの手にまじでコンパスをブッ刺してたら
超奔放な性格でなかなか恐いですけどｗ

2017/03/23(木) 07:49:49.78

>>116
ちょっとだけサイコパスなんですw

2017/03/23(木) 08:53:51.89

【ヤバい】

平手｢サイコパスって何ですか？｣
美愉｢精神がヤバい人っていう意味だって。ねるに聞いたけどサイコが精神でパスが病的にヤバい、危険なっていう意味なんだって｣
平手｢あぁ、じゃあ、顔パスっていうのは顔がヤバい人なんですね…｣
美愉｢…って言いながら〇ーちゃんや〇さんのほうをチラチラ見るんじゃないよ！それにそれは意味違うし｣
平手｢そういえば姐さんも一時期顔パスで…｣
美愉｢あんたもだよ｣

2017/03/23(木) 12:37:55.90

ふーちゃん・よねさん「呼んだ？」

2017/03/23(木) 12:52:54.33

>>118
ワロタwww

2017/03/23(木) 17:38:12.29

【マッサージ】

平手｢いや、この前はあんなこと言っちゃったけど、あのマッサージ結構効きましたよ｣
美愉｢でしょー？私、あれ以外にもマッサージいくつか習ってるんだよ｣
平手｢頑張れば将来開業できるんじゃない？｣
美愉｢ちょっとやってみようか？…という流れでネタに入るわけですわね(笑)｣

平手｢あの…今日はちょっと腰が…｣
美愉｢腰が痛いんですか？｣
平手｢痛いっていうか、腰が嫌な感じなんです｣
美愉｢原因がわかりました。越谷(こしがぃや)に行ってましたね｣
平手｢…67点｣
美愉｢相変わらず厳しいな(笑)…じゃあ、始めますよ。『今日もノリスケさん遅いのかしら～』｣
平手｢…今度は何？｣
美愉｢『イクラ！そっち行ったら危ないわよ～』｣
平手｢あぁ、はいはい…タイ古式じゃなくてタイ子さん式マッサージですね(笑)｣
美愉｢何故わかった(笑)｣
平手｢でも気持ち良かったです｣
美愉｢ありがとうございます｣
平手｢ハァ～イ！バブゥ～？｣
美愉｢可愛いじゃないか｣
平手｢いやいや、『ハァァ～イ！ハァ～イ！？』｣
美愉｢あ、なるほど。イクラですかってことか(笑)｣
平手｢はぁい｣
美愉｢『まったくカツオったら！出てきなさい！カツオ！カツオ～！』｣
平手｢サンザンエン(3000円)ですね…って、苦しすぎるわ～！｣
２人｢どうもありがとうございました～｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

2017/03/23(木) 19:38:15.64

タラちゃんですー

2017/03/23(木) 19:45:25.42

>>121
平手と美愉の2人ともボケとツッコミができるんですね
漫才でボケとツッコミさせながらダジャレでサザエさん一家を
次々と出して完結させていくのはなかなか難しいことだと思います

とりあえず私の方はてっとりばやくエロ俳句で応対

波平が
フネの股間に
ワカメ酒

2017/03/23(木) 20:34:28.68

「なんで働かないといけないんですか？」と聞いた学生への、とある経営者の回答
http://hubv.silksky.com/1703.html

2017/03/23(木) 20:36:24.50

>>122
理佐ちゃん居るやん！

>>123
じゃあ俺はエロ短歌で参戦

波平が
タイコの乳を
揉みしだき
ノリスケキレて
フネの乳揉む

2017/03/23(木) 21:59:20.54

>>125
修羅場状態のエロ短歌ワロタｗ

2017/03/23(木) 22:18:15.35

【新年度】

美愉｢もうあと1週間ちょっとで4月ですよ｣
平手｢早いですね～｣
美愉｢てち子もようやく高校生ですか｣
平手｢新しい生活が始まるんでね、不安もいっぱいですけどね｣
美愉｢いや、でも新年度になれば、またいいこともいっぱいあるかも知んねんど？｣
平手｢…70点｣
美愉｢おっ!｣ﾆｺﾆｺ
平手｢70点で満足しないでくださいよ(笑)｣

2017/03/23(木) 22:37:37.83

【新曲】

美愉｢それにね、4月に入れば早々に新曲も発売だし｣
平手｢『グランドプリズム』ね｣
美愉｢いつまでガセに踊らされてるの(笑)｣
平手｢いや、わかってますけどね、『グランドプリズム』のほうが良かったなと｣
美愉｢どうして？｣
平手｢糞曲なのは仕方ないとしてもですね｣
美愉｢こらこらこら(笑)｣
平手｢タイトルだけでも何とかならなかったのかって｣
美愉｢何でよ？インパクトあっていいと思うけど｣

平手｢例えばですよ、新曲の取材とか歌番組のトークの時とかに、曲について当然訊かれるじゃないですか
その時に絶対『メンバーの中での不協和音はあるの？』って訊かれると思いません？答えにくすぎますよ｣
美愉｢まあ、でも、無いです、みんな仲良しですって答えればいいんじゃないの？｣
平手｢えっ…！？｣
美愉｢こらこら!そんな戸惑うんじゃないよ｣
平手｢な、なるほど～そ、そうですよ…ね…｣
美愉｢目が泳ぎまくってるね～イアン・ソープも真っ青なくらい泳いでるね～｣

2017/03/23(木) 23:07:31.57

【続・新曲】

美愉｢それに今はそういう質問はちゃぷてんが答えるだろうから、てち子がそんなにプレッシャー感じなくても｣
平手｢でも、それはそれでちゃぷてんがどう話すのか心配で…｣
美愉｢みなさ～ん、欅坂は本当に仲良しですからね～！ネタですからね～！｣

平手｢やっぱり、そういう時にメンバーが答えやすいように、タイトルを考えて欲しい｣
美愉｢例えば？｣
平手｢『制服とサラブレッド』とか｣
美愉｢確かにちゃぷてんがいろいろ語りそうだね｣
平手｢『オレンジ1/3』とか｣
美愉｢オダナナにお任せだね｣
平手｢『また栗拾ってください』とか｣
美愉｢…私のだけダサくないか？｣
平手｢ああ、でもきっと次はまた『顔パス』みたいなタイトルになるんだ…どうしよう…｣
美愉｢だから２人をチラチラ見るんじゃないっての！｣

2017/03/24(金) 01:32:29.37

>>129
『また栗拾ってください』がツボってしまったw

2017/03/24(金) 02:07:18.14

夢を叶えるために上京した理佐ちゃんと浪人生の俺の遠距離恋愛の日々

理佐ちゃん家で朝ご飯ご馳走になって別れ際理佐ちゃんにチューされた俺
帰りの電車の中で理佐ちゃんから「次はそっちからチューしてきてよ」ってLINEもらった

早速理佐ちゃんにチューしに行こうと東京行きを画策する俺
なんか用事でっち上げないとチューだけしに来たって言っても
理佐ちゃんへそ曲がりだからチューさせてくれないからなぁ

なんて悩んでる内にあっという間に１ヶ月だ

最近の理佐ちゃんがなんか元気ない
元気を装おっているが声で俺には分かる
LINEの文字もやっぱり元気ない
俺がチューしに行かないから淋しくなっちゃったのかな？

そうこうする内に理佐ちゃんから里帰りするから迎えに来てとLINE来た

やった！チューしに東京行く口実出来たやんと喜ぶ俺

１ヶ月ぶりの東京は空が違って見える
やっぱりチューが待ってるからか？
いや待ってるのはチューじゃねぇや理佐ちゃんだ

どのタイミングでチューするか？
それだけを考えながら理佐ちゃんに声をかける俺
「理佐ちゃんお迎えにまいりましたよ～」

ドアの鍵を開けてくれる理佐ちゃん
部屋に入ると同時に抱きついてくる

なんだ！？理佐ちゃん積極的だな
これはチューか？チュー来いってことなのか？

って俺の思考がフル回転してる間に
理佐ちゃんが泣きだした
なんだ!？どうしたんだ理佐ちゃん？

「どうした理佐ちゃん？」
「ちょっとだけ・・・」
「うん？」
「ちょっとだけこうしてていい？」
涙に濡れた瞳で俺を見つめる理佐ちゃん

理佐ちゃんを安心させようと抱きしめる俺　　

何があったのかは知らないが泣いてる理佐ちゃんは
世界中を敵に回しても俺が守ると決心させてしまいそうだから好き

2017/03/24(金) 02:09:55.00

何だかよく分からないまま嗚咽する理佐ちゃんの頭を撫でてる俺
これはチュー無しの方向だなと心で泣く俺

理佐ちゃんの嗚咽がだいぶ和らいできたみたいだとひと安心の俺
「理佐ちゃん落ち着いた？」
「うーん？分かんない？」
「もう少しこうしてる？」
「うん、こうしてたい」って素直で可愛い理佐ちゃん

チュー出来そうもないから、せめて理佐ちゃんを抱きしめてたい俺歓喜

「ねぇ」
「何？」
「頭・・・」
「頭？」
「まだいい子いい子してて(照)」
照れながらも甘える理佐ちゃんめっちゃ可愛い

「なんかさ・・・」
「うん？」
「なんかね、自信無くなっちゃった」
「・・・」無言で次の言葉を促す俺
「頑張ってきたんだよ、ずっと・・・」
「うん」
「でも上手くいかない事の方が増えてくの・・・」
「そうなんだ・・・」
「もう嫌になっちゃった・・・」

また泣き出した理佐ちゃんを抱きしめる俺

泣きつかれた理佐ちゃんをベッドに運び深いため息の俺

理佐ちゃん夢を諦めて帰って来る気みたいだな・・・
理佐ちゃん帰って来たら毎日会えるし楽しいだろうな

明日連れて帰っちゃおうかな

理佐ちゃん寝てる間にコンビニに買い出しの俺
お昼ご飯は理佐ちゃんのために何か作ってあげよう

買い物の帰り道も理佐ちゃんが帰ってきた薔薇色の日々を妄想して心踊る俺
もう完全に連れて帰る方向の俺

あっ理佐ちゃん起きてた
荷造りしてる理佐ちゃん

「荷物まとめるの手伝って」
「本当に帰って来るんだ」
「うん、田舎で俺君のそばにいるよ」

嬉しいこと言ってくれる理佐ちゃんが可愛いすぎるから好き

2017/03/24(金) 02:13:57.39

理佐ちゃんと二人で荷造りして
理佐ちゃんと二人で俺が作ったサッポロ一番塩ラーメンをたべる

理佐ちゃんが帰ってきたらなんでも二人なのか楽しいだろうな
けど・・・なんかスッキリしない俺

だって理佐ちゃん夢諦めてないじゃん
荷造りしながらため息ばっかりで未練たらたらじゃん

ラーメン食べ終わってまた荷造り始める二人

「俺君今日こそ泊まってく？」つとめて明るく聞く理佐ちゃん
「うん・・・」曖昧にうなずく俺
「嬉しくないの？この前あんなに泊まりたがってたじゃん」
「いや、嬉しいよ」
「良かった」
嬉しそうに笑ってるけど・・・理佐ちゃん無理してるよなぁ

「やっぱり俺終電で帰るわ」
俺の言葉に驚く理佐ちゃん
「ねぇどうして帰るの？」
聞いてくる理佐ちゃんに答えず
荷造りした荷物をばらし始める俺
って何やってんの俺
理佐ちゃん連れて帰るんじゃなかったのかよ俺
あんなに帰ってきた理佐ちゃんと過ごす日々を喜んでたのに
どうした俺!？

「ねぇ何やってんの？せっかく荷造りしたのに」
「理佐ちゃんは帰って来ちゃ駄目だよ
諦めきれてないだろ夢
自信無くしただけで帰ってくんなよ」
「急にどうしたの？」俺の言葉に驚く理佐ちゃん

「今帰って来たら絶対後悔するよ
自信なんて無くていいからもう一回頑張れよ」
「俺君・・・」
「諦めたくないんだろ？」

俺の言葉にうなずきながら「諦めたくないよ・・・」って絞り出すように呟く理佐ちゃん

「諦めたくないに決まってるじゃん」って涙声の理佐ちゃん

「いつも優しいのに・・・何で今日は優しくないの・・・」って泣きじゃくる理佐ちゃん

やべえ言い過ぎちゃったか？
「理佐ちゃんごめん、ちょっと言い過ぎたね俺」
「もういい！知らない」本格的に泣きじゃくる理佐ちゃん

大人っぽい理佐ちゃんだけど泣く時は両手で目をこする子供泣きになるから好き

2017/03/24(金) 02:17:59.30

泣きじゃくる理佐ちゃんを何とかなだめて落ちつかせる俺

「俺がやさぐれた時に理佐ちゃんが心配して帰って来てくれたことあるじゃん」
「うん、俺君が心配させるから」
「あの時に決めたんだよ俺
理佐ちゃんがピンチの時は俺が助けるって」
「そうなんだ・・・ありがとう」
「だからやってみろよ、諦めたくないんだったらやった方がいいよ
理佐ちゃんが辛い時は俺が絶対助けに来るから」
「やっぱり優しいな」
「えっ？」
「俺君はいつも優しい」泣きはらした顔でにっこり笑う理佐ちゃん

「ヤバい終電に間に合わなくなっちゃう」
慌てて帰る用意する俺

「理佐ちゃん荷物一人でばらせる？」
「うーん？分かんない？」って笑いながら俺を困らせる理佐ちゃん
「いやいやばらせるでしょ」って理佐ちゃんの思惑どおりに困る俺

「じゃあ帰るからちゃんと鍵かけてね」っていう俺に

「子供扱いしてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん

電車に乗ってすぐ理佐ちゃんからいつも通りLINE来た

「ねぇなんでチューしないで帰ったの(笑)」

すっかりチュー忘れてた・・・
なんのために東京くんだりまで来たんだ俺って嘆いてたら

理佐ちゃんがまたLINEで

「今日の俺君優しいだけじゃなくてカッコ良かったから惚れなおしたかも・・・」
なんて送ってきてくれそうだから好き

2017/03/24(金) 02:18:42.50

俺くんの謎のイケメン属性発生しててワロス
描かれてないけどコンビニでサッポロ一番買った時も店員と一悶着あっただろうなぁ

2017/03/24(金) 02:23:09.50

翌朝
本当だったら理佐ちゃん家に泊まって今頃は理佐ちゃんとベッドの中でイチャイチャだったのかもなぁ
理佐ちゃんヤケおこしてたからなぁ、あんなチャンスなかなか無いよな
せめて抱きしめてる時に思うさま触っとけばよかったなと後悔
なんであそこで男気スイッチ入っちゃうかなぁ俺

なんてこと考えてたら理佐ちゃんからLineだ

「もうすぐで着くから駅まで迎えに来て」って理佐ちゃん帰ってきちゃってる！？

駅から出て来た理佐ちゃんちょっと照れくさそう

「帰ってきちゃった」ってちょっと照れ笑い
「なんで？」
「切符もったいないから里帰り（笑）」
ほっとする俺
「夢諦めたら俺君に怒られちゃうからね」っていたずらに笑う理佐ちゃん
「別に怒らないよ」
今度は俺が照れる番みたいだ

河原の土手を歩きながら理佐ちゃんの実家に向かう二人

「しばらくぶりだね俺君とこの道歩くの」
「そうだね」
「ねぇまた聞かせて」
「何を？」
「昨日言ってくれたやつ」
「何か言ったっけ？」
あんな恥ずかしいこと何度も言えるか

「言ったよ、私のこと絶対に助けに来てくれるって」嬉しそうに言う理佐ちゃん
「そんなこと言ったかな」ってとぼける俺に

「とぼけてんじゃねぇよ」って言いながらキスしてくれそうだから好き

2017/03/24(金) 02:27:59.23

>>135
理佐ちゃんが俺君を好きになる要素もたまには描いておかないとリアリティがないじゃないですかw

2017/03/24(金) 03:02:29.95

>>136
長編のいい話ですね（泣）
キス！キス！キス！と目の前の性欲にいたずらにつっ走らず
大好きな理佐ちゃんをあえて都会に戻らせ
夢をかなえさせようと突き放すことが本当の愛だと
思う俺君の男気がよく伝わりました
そのあとちょっとだけ俺君の田舎に帰ってきて
理佐ちゃんと河原で交わしたやりとりがまたほのぼのしてよいですね
これはドラマか映画にしてほしいｗ
普段エロめな小説ばかり投稿してる私が言うのもなんですがｗ

2017/03/24(金) 05:31:08.99

>>138
しばらくぶりに上京理佐ちゃん書いたので勘が掴めず
思いもよらない方向に話が展開してしまい長くなってしまいましたw

2017/03/24(金) 10:08:32.32

【よかった】

平手｢いや～、良かったですね｣
美愉｢思わずホロッと来そうないい話でしたね～。やっぱり文才ありますね｣
平手｢いや、あの…ていうか、それはもちろんそうなんですけど｣
美愉｢はい？｣
平手｢このままここが漫才スレになっちゃったらどうしようって心配してたんで｣
美愉｢確かに小説スレですからね～、私たちも多少自重しないとですかね｣
平手｢姐さんはしばらくずいぶん自重してましたよね？｣
美愉｢自重ってのは自ら重くなるっていう意味じゃねえよ｣
平手｢お前に喰わせるサッポロ一番はねぇ!｣
美愉｢それは次長課長だろ｣
平手｢お前に喰わせるサッポロ一番はねぇ三郎！｣
美愉｢意味がわかんねぇよ｣
平手｢いや、そこは、意味がわかんねぇ三郎、じゃないと｣
美愉｢どういうことだよ？それ(笑)｣

2017/03/24(金) 12:47:50.97

>>140
漫才で褒めてもらえるとは思わなかったw

2017/03/24(金) 23:30:01.88

>>136
理佐ちゃんと俺くん、いい感じになってますねー
キスされたら気絶しちゃいそう

2017/03/24(金) 23:30:56.93

『高1の軍曹』第9話

雪のように白い背中が、僕の瞳に突き刺さる。
その白さは暗い室内でもはっきりと感じられ、窓に見える雪と
同じ程に白い。その純白を汚してはいけないと思い、僕はふれるのを
ためらう。
「何してるの？寒いから早くこっち来て」
やっと彼女にふれようとしたら、目が霞んだ。

何かがおかしい。ここはどこでしょうか。
それより、なぜ茜ちゃんは全裸なのでしょうか。
こんな状況になり得るはずがないのです。
そんなことを考えていましたら、茜ちゃんが雪解け水となり、
僕の夢も覚めました。

時刻は午前7時、窓を開けて庭をのぞくと、雪がチラついている。
11月の初雪が僕に変な夢を見させた。
目をこすりながら、コートを探す。初雪の日にはテンションがあがり、
無性に外に出たくなる。小さい頃は、雪だるまを作って遊んだものだ。

庭に出ると茜ちゃんが立っていた。
今朝の夢を打ち消すように目をつぶると、茜ちゃんが話しかけてきた。
「初雪だねー」
「そうだね」
空を見上げた茜ちゃんは、目をつぶり空気を吸い込む。
緑色の芝生と白い雪と白い肌がとても美しい。僕の視線に気づいた
らしく、向こうを見た。
「さむっ、帰ろ。」そう言うと、足早に自分の家に戻っていく。
少し縮こまって帰る茜ちゃんがとても可愛いかった。

　これが恋なら夢で会いたい
　これが恋なら夢が覚めても…

2017/03/25(土) 00:35:48.30

>>143
この淡い感じの恋心が好き

>>142
やっとキスまでたどり着きましたw

2017/03/25(土) 00:41:15.58

夢で思い出した
一昨日の話

【高原の朝】
丘は春暁に微睡んでいた。
霧に覆われたこの丘を、僕たちは二人きりで散歩していた。
露に濡れた草木は朝霞を漸くのことで通り抜けた光を集めて仄明るく輝いていた。
僕はこの一枚のタブローの様な光景に感動して立ち尽くした。
「はー、寒いー」
菅井の不意な一言に、僕は彼女が楽しんでいないのかと心配して振り返ったが、彼女の緩い弧を描いて繊やぐ瞼は
それがまったくの杞憂であることを僕に伝えていたので、僕はほっと安堵した。
そのとき、風が起こった。
風は霧を追い払い、彼女の長い黒髪を靡かせた。
遠くの朝焼けは樺色のロアーライトを当てられたホリゾントの様に、まだ雪が残った灰色の山脈の一襞一襞をくっきりと浮かび上がらせ、
眼下に広がる榛色の服を着たうらぶれた森と恥ずかしそうに髪を押さえる彼女の朱鷺色の笑顔を明るく照らしていた。
僕はこの上ない幸せと充足感を覚え、そしてそこで目を覚ました。
どうやら夢だったようだ。

2017/03/25(土) 00:44:17.59

「ねぇ明日ゆっくりして来ていいよ」
社員旅行の俺に自慢の嫁理佐ちゃんが優しいこと言ってくれる

「いや理佐ちゃんひとりで留守番心配だから俺だけ泊まらないで早く帰ってくる」
「１日ぐらい平気」って強気な理佐ちゃん
「いや、万が一があると危ないから帰ってくる」
「ねぇ過保護やめて」
「俺過保護かな？」
「うん、かなりのね」
「けっこう厳しい男だって評判だぜ」
「他の人にはね・・・でも私には過保護すぎる気がする・・・嬉しいけど」
「そうかな全然変わんないって思うけどなぁ」
「いや甘いよ、私には大甘だよ俺君は」

自分が甘やかされてることに自信満々の理佐ちゃん

「私のこと心配だったら実家帰ってるから大丈夫だよ」
「それなら安心だわ」
「じゃあそうする」
「ねぇ三郎に迎えに来てもらうの？」
「私のお父さんをねぇ三郎っ呼ばないで!」

「じゃあ、理佐ちゃん俺行くね」
「うん、行ってらっしゃい」って優しく送り出してくれる理佐ちゃん
「あっ、待って」
「うん？何」
「はい、これ」ってお小遣いくれる理佐ちゃん
「いいの諭吉くれんの!？」諭吉３枚に大興奮の俺

「３万円ぐらいで興奮してんじゃねぇよ」ってドス効かせながら
俺の服の乱れを直してくれる理佐ちゃん

旅行なんて行っても会社のおっさん達に囲まれて温泉なんて楽しいのかね

ってめっちゃ楽しい
行きのバスから酒呑みまくりのバスガイドさん触りまくりの俺

宿ついて温泉入って夜の宴会も大はしゃぎの俺
酒呑みまくりの美人コンパニオン触りまくりの俺　　

はしゃいでたら電話かかってきた
ちっうぜぇなもう少しで美人コンパニオン持ち出せるのにって舌打ちの俺
どこの馬鹿だよ不粋な真似しやがって

なんだねぇ三郎じゃねぇか
なんの用だよこんなとこまで

って理佐ちゃん怪我した!!!

理佐ちゃんが心配で美人コンパニオンなんで眼中じゃねぇよってなっちゃいそうだから好き

2017/03/25(土) 00:44:59.04

>>143
冒頭の雪と守屋のイメージが綺麗でうまいね
テーマの提示の仕方とか台詞の口調も自然で唸った

2017/03/25(土) 00:49:56.63

「理佐ちゃんに何があったんすか？」ってねぇ三郎に聞く俺
「大したことないから落ち着いて」
「いや落ち着かない無理無理」
「本当に大したことないから」
「理佐ちゃんに何かあったら俺生きてけないですよ(泣)」
「俺君、ちょっと落ち着いて話聞いてくれ」
「聞いてますよ、理佐ちゃん大怪我したんでしょ、ちゃんと聞いてます」
「いや、全然違う大したことことないから」
「俺には大したことなんすよ、わかんねぇオヤジだな、病院教えて？」
「病院行くような怪我じゃないから本当に、今は家にいるよ」

それを聞いたらねぇ三郎に用はない
会社の後輩に命じてタクシーを呼ぶ俺
愛しの理佐ちゃんの待つ茨城へ向かう俺

「おい！赤ぐらいで停まるな行け」
後ろからシートを蹴る俺
半べそかきながら赤信号に突っ込むタクシー運転手
もう７回目の赤信号突破だ
「お前こんなことで訴えるなよ
俺は被害者になるより加害者になることを選ぶ人間だからよ」
「はい、分かっております」
「俺はそうゆう素直な返事好きだわ～」　「ありがとうございます｣って素直な運転手
「俺ちょっと寝るから頼むは
今晩は徹夜で理佐ちゃん看病しなくちゃ行けないから
俺が寝てる間も赤信号で停まるなよ」
「分かっております」ますます素直な運ちゃんで気分が良い

理佐ちゃんの実家に着いたらもう夜中だよ

「あらっ俺君どうしたの？」なんて呑気なお義母さん
「理佐ちゃんが怪我したって聞いたもんで」
「えっそれで!？」
「はいっすっ飛んで来ました
理佐ちゃんの具合どんなもんですか？」
「ただの捻挫よ」
「捻挫ですか痛がってませんか？」
「痛いは痛いんだろうけど・・・」
「やっぱり痛いんだ・・・」って理佐ちゃんを心配する俺
「理佐の言ってた通りね」
「はい？」
「俺君は過保護だから怪我したなんて聞いたら飛んで来ちゃうから黙ってって言ってたのよ」
「そうなんですか？」
「どうせお父さんでしょ？」
「はい、電話で教えてくれました」

なんてお義母さんと話してると

「ねぇお母さん」って理佐ちゃんが痛そうに足引きずって廊下に出て来た

「理佐ちゃん大丈夫か？」って駆け寄る俺

「何で俺君がいるの？」って口ポカーンの理佐ちゃん

驚いた顔も美人だろうから好き

2017/03/25(土) 00:53:24.99

「俺君温泉は？」って聞く理佐ちゃん
「入って来たよ」
「そうじゃなくて旅行！」
「バックレて来ちゃった」
「何で～～！？」ってまた驚く理佐ちゃん

「もう！せっかくのんびりしてもらおうと思ったのに」ってむくれる理佐ちゃん
そのまま部屋に閉じ籠っちゃった

「俺君ほっといていいわよ」って言いながらお茶いれてくれるお義母さん
「理佐ちゃん大丈夫ですかね？」
「あの娘は昔からあぁなの、
嬉しいくせに照れ隠しで不機嫌なふりしちゃうのよ」
「そうなんですか？」
「そうよ、俺君が甘やかすからワガママになっちゃったんじゃない」
「甘やかしてますかね俺？」
「今日だってずっと俺君のこと自慢してたわよ」
「俺のことですか！？いつも怒られてばっかりですよ」
「たまにやらかすから油断出来ない奴だって言ってたわよw」
「言ってましたかぁ」って苦笑いの俺

「でも凄く優しいんでしょ
びっくりするくらい大事にされてるってノロケてたわよ」

理佐ちゃんなにノロケてんだよ俺まで恥ずかしくなるわ

「本当はね私もお父さんも結婚には反対だったのよ」
「マジですか！？」突然のお母さんのカミングアウトに気が動転の俺
「俺君自分では隠してるつもりみたいだけど時々チンピラみたいになるでしょ
だから不安だったのよ親としては可愛い娘だからあれでもw」

バレてたのか・・・油断できないなお義母さん

「だから意外だったのこんなに大事にしてもらってるなんて」
「おおげさっす」照れる俺
「今日だって会社の旅行ほっぽって駆けつけてるしw理佐ちゃんのためにw」
　
このお義母さんさりげなくSだな
やっぱり理佐ちゃんのお母さんだけのことはあるわ

「余計なこと言ってんじゃねぇよ」って言いながら理佐ちゃんが部屋から出て来た

まだ照れ隠しで不機嫌を装ってそうだから好き

2017/03/25(土) 00:55:16.73

「理佐ちゃんに怒られちゃうから先寝るね」って言って逃げてくお義母さん
「もう！変なこと言わないで」ってむくれる理佐ちゃん

「ごめんね、せっかくの温泉旅行だったのに」ってあやまる理佐ちゃん

確かにあの時ねぇ三郎から電話がかかってこなければ今頃は美人コンパニオンと・・・

そんな気持ちを隠しながら
「つまんない旅行だったよ酔っ払ったおっさんに囲まれてさ
お陰で脱け出せて助かったぐらいかも(笑)」

「そうなんだ」やっと笑顔になった理佐ちゃん

「やっぱり私には甘いなぁ俺君は、普通来ないよ捻挫くらいで」
「お義父さんがわざわざ電話してくるからだよ」
「明日起きたらお父さんはお仕置きだね」
「お仕置きだよ」

「大したことないって知ってたら今頃温泉てのんびりしてたのに」
「ウソつけ♪大したことなくたって来ちゃうくせに」
「俺はそんなに甘い男じゃねぇよ」
「大甘だよ」って微笑む理佐ちゃんの可愛さに何も言えない俺

「俺君？」って小さい声でささやく理佐ちゃん　
「なに？」って聞き返す俺に

小さい声で「大好き」って言ってくれそうだから好き　　

2017/03/25(土) 00:59:20.70

>>145
なんか幻想的でめっちゃ文学ですね

2017/03/25(土) 06:08:20.56

>>145
なかなか私には使えそうにない難しい言葉や文体が多いですが
普段から明治・大正期の本をたくさん読まれてるのですか？
>>150
よくこんな長い物語を毎日詳しく書けますね
これはなかなか真似できない能力です
私なら同じ長さのものだと頑張っても3～4日かかりそう

2017/03/25(土) 08:17:10.43

>>145
これ、音読してみたら分かるけど、すごくリズムがいい
情景的には止まっているのに、流れるような文章で心地よいです

2017/03/25(土) 09:54:51.66

>>151
過去形、とりわけ過去完了形で記述すると臨場感を失わせることができるので、幻想的なフレーバーを与えるには持って来いですね
駄文書き散らした身で偉そうに講釈を垂れても説得力に欠けるでしょうが

>>152
人並み程度にしか読んできていませんが、お察しの通り大正から昭和初期のあの感じが好みです

それより短時間でいくつも書き上げる庭さんの発想力と文体の勢いが恐ろしい

2017/03/25(土) 17:10:56.37

この流れでも強引にエロを投稿　‥（以下）

2017/03/25(土) 17:13:40.82

（この物語はすべてがフィクションであり　実在する人物・団体・建物との関係は
　一切ありません‥）

『栗とリス』

「おいで！リスちゃん！」
昨日都内の動物ショップであまりのカワイさに目を奪われ
ついつい衝動買いしてしまった雄のリスを部屋の中に放ちながら
美愉は明日初めてテレビ東京で収録に挑むテレビ番組の収録のことについて考えていた
「ああ　土田さんと澤部さんかあ‥　ずっとテレビの中でしか見たことのない
あの超人気芸人さんたち前でお話しするなんて　やっぱ緊張するよなあ‥
ほんと　どうしよう‥」
たくさんのスタッフさんがいて何台ものカメラに囲まれ
四方八方からたくさんのライトで照らされたスタジオ‥
そんな場所でみんなに注目されながら
果たして自分はちゃんと自己紹介をできるだろうか‥
緊張と不安に怯え、少し泣きそうにさえなる美愉だったが
そう考えながらも美愉は無意識のうちに
自分の股間の上部に人差し指の先端を当てていた‥
実は美愉には緊張をほぐすためには誰も見ていない場所で
ついつい股間に手を当ててしまう悪い癖があった　
股間の上部にある小さな突起物　いわゆるクリトリスの先端に指をあてると
なんだか緊張が少し和らぎ気持ちよくなってくる
気がつくとその先端部は前より少し大きくなるとともに
さらにもっと気持ちよくしてと美愉に要求してくる
そしていつの間にか美愉の指の動きは
すぐには止められないほど　どんどん速くなっていた
「あっダメ！やめなきゃ‥」
だがその思いとは裏腹に美愉の手の動きはどんどん激しくなっていく‥
悶々として湧き上がる肉欲の奔流に勢いよく押し流され
気付くと美愉は下着をすべて脱ぎ捨てていた‥　
「あっ‥あんっ‥」
そんな美愉の発するドスケべないやらしい『メス』の声に気づき
リスが雄（オス）としての本能を刺激されたのだろうか
「キュキュキュッ！！」と短く鳴きながら美愉のところにやってきた
リスは美愉の股間の周りをピョンピョン飛んだり跳ねたりしながら元気よく動き回る
するとリスは突然何か特別な「好物」でも見つけたかのように
美愉の動かす手の指の間をすばやく通り抜け
スタスタスタッと勢いよく美愉の濡れた股間の中に潜り込んだ　
そして美愉のその大きくなったクリトリスの先端をコリコリと甘噛みしだす
美愉のその先端部が大好きなリスには生えかけの「木の芽」や
小ぶりな「ドングリ」にでも見えたのだろうか
リスは夢中になって舐めたり噛んだりした
元々リスの歯は部屋で飼う飼い主のためにお店側であらかじめ
丸く削られ短く整えられているので美愉が怪我をすることはない
むしろ逆に美愉にはリスのその無邪気な甘噛みがとても心地よかった
「ありがとう　リスくん‥！」
美愉はまだその飼い始めたばかりのリスに名前をつけていなかったが
なんの訓練をしなくとも美愉にひたすら奉仕するそのリスのことがますます好きになった
「そうだ！リスくんは私の『クリトリス』が大好きみたいだから
『クリトリス』から名前を一部をとって『クリ』にしよう！
うん！『クリ』くんがいい！決めた！今日から君はこれから『クリ』くんだよ！！」
美愉は微笑みながらそう言った

2017/03/25(土) 17:15:02.44

リスにはその言葉はよく分からなかったがリスは元気に飛び跳ねたりして
「キュキュキュッ！！」とうれしそうに鳴きながら
美愉のその『クリ』を噛んでは舐め　舐めては噛んだりを何度もしつこく繰り返した
「あん‥気持ちいいの！『クリ』くん！！もっと！もっとして！」
美愉と『クリ』くんはすっかり離れられない関係になった‥
そして美愉と『クリ』との熱く淫靡な夜はさらにふけていった‥

翌日　都内の某スタジオ

美愉にとっていよいよ初めての「欅って、書けない？」の
スタジオ収録が始まった　初回はまだ会ったことのない土田と澤部に
メンバーが一人ずつ呼ばれ　それぞれが自己紹介や特技などを
MCの2人の前ですることになっていた
本番が差し迫り　ほとんどのメンバーが真剣に自分の自己紹介を練習している
中には声を出し身振り手振りで練習する子もいた
美愉も小声で自己紹介の練習を何度も繰り返した
「えっと‥はじめまして愛知県出身　高校三年生の17歳　鈴本美愉です‥　
特技は料理で‥あと　大好きなリスを飼ってます‥まだ
あだ名が決まってないので‥みなさんに考えていただければ
うれしいと思います‥よろしくお願いします」
すると番組スタッフさんが控え室に顔を出し　メンバーを一人ずつ呼びに来る
呼ばれたメンバーは順に一人ずつスタジオの方へと消えていった‥
美愉は自分の順番が差し迫ってくるのを感じていた
ジリジリと緊張感が高まってくる‥冷や汗が流れ心臓も激しく鼓動し始める
まるで心臓が飛び出しそうだ　これほどの酷い緊張は半年ほど前に受けた欅坂46
（鳥居坂46）の最終オーディション以来だ

あまりに緊張しすぎたせいか美愉が気が付くとつい股間の方にまた手が行っていた
（あっ　いけない！！）
とっさに手を引き　美愉は息を潜めて周りをそろそろと見回す
幸いみんなは自分の自己紹介の練習で精一杯で
誰一人として美愉の方は見ていなかった‥
「ばれなくてよかった‥」
美愉はホッとして息を大きく吸った

そんな時　控え室のドアが開き　番組のスタッフさんが入ってきた
「次　鈴本美愉さんです」
「あ！はいっ！！」
突然の呼び出しに美愉は慌ててた　
途端に心臓は堰を切ったようにバクバクと動き出し
手足はガタガタと震え始める　全身からは汗も噴き出した
緊張感が半端ではない　美愉は手足も何もかもがカチコチに固まり
もう動かせないのではないかという気すらしたが　勇気をふりしぼって
ぎこちなく歩きながらも　なんとかスタジオの入り口までたどり着いた　
すると突然　メンバーが入場のための音楽が鳴り始める
「入らなきゃ！」と思う美愉ではあったが
スタジオに入るちょうどその入り口まで来たところで
どうしても脚がこわばってしまって最初の一歩がなかなか踏み出せない‥
するとマネージャーさんが「頑張って！」と言いながら
美愉の背中をいきなり「ポン」と強く押し
美愉はあっという間にスタジオの中に押し出された

2017/03/25(土) 17:17:25.17

美愉の目にはスタジオの何個もの明るいライトの光が
一斉に飛び込んできた　メンバーやスタッフさんたちの多くの拍手も聞こえてくる
美愉は緊張と震えで顔が一瞬こわばりそうになったが何とか
必死に笑顔を作りながら土田と澤部の方へ歩いていった
「はい～どうぞ～！」
土田と澤部がニコニコしながら迎えてくれる
ぎこちない歩き方しかできない美愉だったが
ニコニコした2人を見てるといくらか緊張がほぐれた気がした
目の前にいる土田はまるでギャグじゃないかと思うほどデカい顔だったし
澤部の方は体型が思った以上にずんぐりして
丸坊主のあの頭と人懐っこい笑顔が妙にかわいらしく思えた
そのせいか美愉は緊張のど真ん中にいたはずなのに
澤部を見てつい「ぷっ！」と噴いてしまった　
「笑われてしまったよ！」
澤部がすさかさずツッこんでくる　
土田もそれを広げてその場を盛り上げてくれる
さすがに人気芸人さんたちだ　美愉は少し緊張が和らいだ　
（なんとかいけるかもしれない！）
そう思いながら土田らといくらかトークを交わして
少し落ち着いた美愉だったが
盛り上がったトークもひと段落したところで
次は自分一人だけで自己紹介をする段取りになった
「それじゃお願いしまーす！」
土田がそう言うと　途端に周りは静かになり
スタッフや既に着席している多くのメンバーの視線が
一斉に美愉一人だけに集まる
カメラは自分だけを撮ってるのでモニターには美愉だけが大きく映っている
すると収まりかけていた美愉の心臓は急に勢いを盛り返した
バクバクと鼓動が波打つのが自身でも聞こえる
体は小刻みに震えてノドも渇いてきた　
「は‥はじめまして‥」
詰まりながらもなんとか最初の言葉が出た　
そしてその次の言葉も必死につなげる
「愛知県出身　高校三年生の17歳　鈴本美愉です‥　
特技は料理で‥」
そこまで言うと　美愉は自分の両脚がガタガタと大きく震えていることに気がついた‥
（やばい！やばい！なんとか収めなきゃ‥どうしよう‥）
美愉は必死だったがよく見ると手の方もブルブルと震えている
するとあれほど必死に暗記したはずの次に言う言葉が全く思い出せない‥　
美愉の頭は真っ白になっていた　美愉はあれほど練習した自己紹介が
思い出せないことにショックを受けた　それとともに
あまりの緊張で気を失いそうにすら感じた
美愉は必死に呼び起こして記憶をたどり寄せようと頑張ったが
一向に次の言うべき言葉が何一つ思い出せない‥
もうダメか‥　時間がじりじりと経過し
スタジオ全体の空気はシーンと張り詰めている
美愉はとうとうあきらめた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

2017/03/25(土) 17:18:41.36

（訂正　つづき）

そしてスタッフさんの方に向かってNGを出そうと決めた
だがその瞬間　美愉の脳裏には部屋の中でリスの『クリ』くんが
元気に走り回りピョンピョンと飛び跳ねている姿がよみがえった！そうだ！
次に言うことは飼っている「リスが大好き！」だったのだ！やっと思い出した！！
危機一髪のところをなんとか救われたと思いながら美愉は慌ててこう言った！

「『クリ』が大好きです！！！」

その瞬間　美愉は真っ赤になった‥！
　「リス」と言うべきところを『クリ』と言ってしまった！！
昨日の夜をともに過ごした美愉だけの『秘密の友達』‥　
その名前を今つい世間にさらしてしまったのだ！！
美愉はとんでもない恥ずかしさと後悔で激しく動揺した‥　
そのあと美愉は放心状態となり自分がそのあと何を言いどう対応して
自分の番が終わったのか‥まったく覚えていない‥
スタジオでは美愉が「栗」が大好きということで
それなりに話が盛り上がって一応の収束はしたのだが‥
　
その日から美愉のあだ名は『栗太郎』となったのである　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

2017/03/25(土) 18:33:06.27

>>159
栗太郎命名秘話ワロタwww
長編お疲れ様です

2017/03/25(土) 20:58:19.18

>>152
>>154
俺の場合は妄想癖のままに理佐ちゃんにこんなこと言って欲しいとかこんなことして欲しいとかを
その日の気分で脈絡なく書いてるだけなんで
能力とか発想力なんて言われると恥ずかしくなりますm(__)m

2017/03/25(土) 23:19:46.34

『となりの梨加ちゃん』

「おはよー」
梨加ちゃんが眠そうな目をして、僕の隣に座った。
志田さんはノートを見たままだ。

「まなか～、なにやってるの？」
「ん？この人に宿題、見せてもらってる。」
「あ、あたしもやってない。見せて」
「いいよ」
勝手に決めるなよ。それに、「この人」って何だよ。

「昨日、ありがと。」
「なにが？」志田さんが聞き返す。
「いや、こっち」そう言って、僕を指さす。
「ああ、全然いいよ。」
「えっ！？なになに！？何があったの！？」

昨日の出来事は夢のようだった。放課後に梨加ちゃんとデート
できたのだ。デートといっても、マクドナルドで梨加ちゃんの
似顔絵を描いただけだ。やましいことは何もないが、志田さんに
事情を説明しても、信用してもらえなかった。

「マズイことになっちゃたね」
「どうして、志田に言っちゃうの？」
「ふふっ」
「なんで笑ってんの？」
いつの間にか志田さんがこっちを向いている。
「やっぱり、お似合いじゃないですかぁー」
「ほんとに、何もないから」
「ふふっ」
「渡辺さん、さっきから何で笑ってんの？」
「なんか、たのしー」
「はあ？」

まあ、梨加ちゃんの言葉には賛成だ。
何でもない会話ができるだけで、僕は幸せ者なんだ。

　青春時代の何でもない会話…Priceless
　買えるものはMasterCardで

2017/03/25(土) 23:46:42.05

>>162 うん、お見事(拍手

マジでこのシリーズのＣＭは作るべきだね

2017/03/26(日) 01:48:49.77

>>160
「栗太郎がクリいじる」みたいな下ネタが以前からよくありましたので
その辺の強引な物語的解決を一つ提示してみましたｗ

2017/03/26(日) 05:17:52.94

愛しの理佐ちゃんの誕生日に何かプレゼントしようと
性懲りもなく全財産を競馬につぎ込む骨の髄からギャンブラーな俺

ひーっ!？福永の馬鹿野郎内で詰まりやがった(泣)
｢力抜けた馬に乗ってんだから直線までに進路確保しとけよタコ!｣
などと怒鳴ってみてもむなしいだけのウインズ後楽園

仕方ないな会社終わりにバイトするかって決意の俺

「今日から残業だから帰り遅くなるよ」
「いつまで残業？」
「今週一杯かな」
「えっ金曜日も？」
「たぶん・・・」
「そうなんだ・・・」さびしそうな理佐ちゃん

心配するな理佐ちゃん金曜日は君の誕生日じゃないか
絶対に早く帰ってくるつもりの俺だが
理佐ちゃんにはサプライズしたいので誕生日のことは忘れたふりする役者な俺
　
後輩がやってるペンキ塗る仕事が一番金になるので強引に割り込む俺
理佐ちゃんに誕生日プレゼントを送るために頑張る俺

初日からめっちゃ疲れ果てる俺
もう３時過ぎてるじゃねぇか馬鹿野郎って後輩に悪態ついて我が家に送ってもらう俺

「お帰り～」って！？
理佐ちゃん起きて待っててくれてる
「理佐ちゃん俺平気だから寝てていいよ」
「えっ？たまたま起きてただけだよ」

そんなこと言うわりにご飯とお風呂の用意が完璧な理佐ちゃん

「今日は寝てていいからね」って朝イチで念を押す俺
「うーん？わかった」って素直な理佐ちゃん

だんだんペンキ塗る仕事に慣れてきた俺

「おい！８時だ夜ご飯食わせろ」って夜食を強要する俺

あっ！理佐ちゃんから電話だ

「お弁当作ったから持って来たんだけど会社に誰もいないよ」
「マジで！？」
「どこにいるの？」
「えっ、えっとね・・・」
「どうしたの？」しどろもどろの俺を怪しむ理佐ちゃん
「今、お客さんの会社にいるからちょっとゴメン」って電話切っちゃう俺

うかつだったぜ、先に寝てていいって言ったら
お弁当作って持って来てくれるのが理佐ちゃんなんだよなぁ

そんな優しい理佐ちゃんは理想の嫁だろうから好き

2017/03/26(日) 05:23:30.88

なんとか理佐ちゃんを誤魔化した俺

へとへとになって帰宅すると電気ついてる
やっぱり起きてる理佐ちゃん

「ねぇウソついてるでしょ」って昨日と違う理由で起きてた理佐ちゃん

「ウソなんかつかないよ」しらをきる俺
「本当に？」
「うん」ってうなずく俺
「じゃあ今日もお弁当作って持っていていい？」
「いや・・・それは・・・」口ごもる俺
「・・・」

日頃の行いの悪さのせいだろうか？
めっちゃ俺を疑う理佐ちゃん

「どうせ綺麗な女の人がいるお店行ってんでしょ」
捨て台詞残して寝ちゃう理佐ちゃん

サプライズって大変なんだなと痛感する
俺

「おい！今日の夜ご飯は焼肉食わせろ！！食わせなきゃペンキぶちまけるぞ(怒)」

理佐ちゃんに冷たくされてるイライラを後輩にぶつける俺　

後輩いじめてる間に時がたち金曜日だ
後輩からバイト代も貰って理佐ちゃんへのプレゼントも買ったし
後は会社終わりに理佐ちゃん誘ってお食事でもするか
それで理佐ちゃんの機嫌なおるといいな

あっという間に仕事終了

さぁ理佐ちゃん誘い出すかって思ったら後輩から電話だ

「すいません俺君、仕事間に合わないんで三時間でいいから助けてください」
「やだ」あっさり断る俺
また電話かけてくる後輩
「俺君頼みます、若い子が怪我しちゃって俺だけじゃ終わらないんです」
「やだ」ってやっぱり断る俺
またまた電話かけてくる後輩
「バイト代倍払います」
「・・・」沈黙の俺
「３倍(泣)」
「３時間だけだからな」ってバイト代３倍の誘惑に負けて理佐ちゃんの誕生日忘れる俺
どうせキャバクラで遊んでると思われてんだ
理佐ちゃんも誕生日なんて期待してねぇだろ
なんて自分勝手なこと考える俺

「なんとしても間に合わせないといけない仕事なんだゴメン」
「いいよ」ってあっさり許してくれる理佐ちゃん
やっぱり期待してないや良かった

「でも今日中に帰って来てね」
「うん？」
「絶対だよ」
泣きそうな理佐ちゃんの声に罪悪感をおぼえる俺

泣きそうな理佐ちゃんはちょっと早く帰ろうかなと思わせてくれそうだから好き

2017/03/26(日) 05:27:54.21

後輩のピンチに駆けつけて感謝される俺

理佐ちゃん待ってるから急いで帰る俺

「お帰り～」って機嫌良い理佐ちゃん
わっ！？めっちゃご馳走作ってる

「理佐ちゃんこれ」ってプレゼント渡す俺
理佐ちゃんの機嫌の良さが持続してる間に
「ゴメン遅れちゃって」謝る俺
「いいよ、私のためでしょ」
「えっ！？」
「誕生日プレゼントのために後輩君のとこでバイトしてくれてたんでしょ」
「なんで知ってんの？」
「昨日の朝、手にペンキついてたから」
「マジかよ～せっかく内緒で頑張ってたのにサプライズ失敗かよ～」って嘆く俺

「嘆いてんじゃねぇよ」って言いながら俺の頭いい子いい子してくれる理佐ちゃん

「俺君みたいなダメ男でも私の誕生日はちゃんと覚えててくれたのがサプライズだよ」
笑顔でキツいこと言う理佐ちゃん

「嫁の誕生日ぐらい覚えてるわ」って照れる俺

「嬉しいな・・・本当に」
　
そう呟く理佐ちゃんの笑顔は最高に可愛いだろうから好き　

2017/03/26(日) 06:05:21.81

理佐ちゃんは理想の嫁だから俺君が理佐ちゃんのために
こっそりしてるバイトもちゃんとお見通しですね
それにしても俺君の後輩の扱い方が邪険すぎてワロタｗ

2017/03/26(日) 08:02:21.41

ジジイババアと同じ扱いw

2017/03/26(日) 10:48:10.30

無謀な企画なので途中で終わることを予告しておきます

【童話・①】

むかしむかし…っていうほどでもないかな…あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。

婆｢あらあら、お爺さん、不良に絡まれて呼び出されたんですか？｣
爺｢シバかれに行くんじゃねえよ｣

お爺さんは山へ芝刈りに行きます。

爺｢おや、洗濯物持って…コインランドリーに行くのかい？｣
婆｢何言ってるんですか！川で洗うんですよ｣
バキッ！
爺｢痛たた…婆さん、手荒い(手洗い)ねえ…｣

そしてお婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川でレースひらひらの股間が割れたパンティを洗っていると
川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れて来ました。

しかし桃が好きではないお婆さんはそれを右から左へ受け流しました。

そしてお爺さんのブーメランパンツを洗っていると
今度は大きな栗が流れて来ました。

お婆さんはそれも無視していましたが
栗は流れに乗りながら川辺に近づいてきて…

ドンッ！

婆｢痛たた…！何だいこれは…？｣

強引な栗の振る舞いに負けて、お婆さんは栗を家へ持って帰ることになりました。

2017/03/26(日) 10:50:26.73

【童話・②】

家には一足先にお爺さんが帰ってきていました。

爺｢おぉ…やっぱり栗を拾ってきたんじゃな｣
婆｢やっぱり、って何ですの？｣
爺｢予知夢を見たんじゃよ｣
婆｢いつからわかってたんです？｣
爺｢おおきな栗を～♪昨日知ったで～♪｣
婆｢…50点｣
バシッ！

別にどこに行かなくても、お爺さんはシバかれているようです。

爺｢それにしても大きな栗じゃのう｣
婆｢いやもう本当に重くて重くて…｣
爺｢さっそく茹でないとだが、鍋に入るかのう？｣

すると…
｢やめて！死んじゃうよお！｣
という声が栗の中から聞こえました。

婆｢あ？こ、声がしましたよねぇ？｣
爺｢確かに。とにかくまず皮を剥いてみるか｣
そう言うとお爺さんはクリの皮を剥き始めました。

婆｢お爺さんは乱暴すぎますよ！もっと優しくしてくださいよ｣

お婆さんはお爺さんの手を払いのけ、自分でクリの皮を剥き始まました。

婆｢ほら、顔を出してきましたよ｣

…まあ、こんな定番の下ネタを楽しみながらクリの皮をむくと
中から可愛い子供が現れましたとさ。

2017/03/26(日) 10:54:41.12

【童話・③】

爺｢あ、あの…ニホンゴ、ワ～カリマスカ～？｣
婆｢バリバリ日本語じゃないの｣ﾊﾟｼｯ
子｢さっき私が日本語しゃべったの聞いたでしょ｣
婆｢でも…何でそんなにふてくされてるんだい？｣
子｢あなたが重い重い言うから傷ついたんです！｣

爺｢あなたのお名前何てえの？♪｣
子｢子供がトニー谷を知ってるわけないでしょ｣
爺｢いや、知ってるやん｣
子｢あ、しまった(笑)でも吾が輩は名前はまだないのだ｣

婆｢じゃあ、栗から生まれたから名前は栗太郎にしましょうかねぇ｣
子｢いや、あの、私、女の子なんですけど｣
爺｢じゃあ、確かめさせてもらおう｣
婆｢何を言うてるんですか｣
バキッ
子｢…お爺さん、のびちゃいましたけど｣
婆｢いや、のびたフリしてチラチラ覗いてることもあるから、油断しちゃダメよ｣
子｢はい…｣
婆｢じゃあ、今日からうちの子よ、よろしくね、栗太郎！｣
子｢だから女の子なのに…(泣｣

さて、栗太郎の運命は如何に！？

2017/03/26(日) 13:31:19.23

広西チワン族さんソフトめな下ネタはOKだったのですね
トニー谷（昔？？の芸人）とか出すと世代がばれそうｗ

2017/03/26(日) 13:58:20.86

>>172
新シリーズ始まった～
エロ昔話楽しみですw

2017/03/26(日) 15:23:27.12

>>173-4
実は前スレに参加した初期に名前欄に書いていた『ＯＧＲＴ』というのは
地下板でネタを書いていたときに一部の方からつけられた『お下劣さん』という名前から来てますし
去年の後半には乃木坂板の下ネタスレでそこそこ有名だったんですm(_ _)m

しかし今回このまま下ネタで続くかどうかはわかりませんw

2017/03/26(日) 18:17:42.00

>>175
お下劣さん･･･
凄い名前ですねw

2017/03/26(日) 18:30:32.14

乃木坂にその手のスレがあるのは全く知りませんでした
いま勉強のために見に行ってきたけど
どれなのかさっぱりわからなかったので
もしよければスレタイの一部だけでも教えてください

2017/03/26(日) 19:02:17.20

>>177 すでに落ちてますが、こちらです
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/nogizaka/1478511381/

前半は関東・甲信越になってるんですが
全く同じガラケーなのに途中からチワンになりました

2017/03/26(日) 20:50:01.04

理佐ちゃんの買い物に付き合って両思いになれるって伝説のカフェに連れてかれた中２の俺

そこで理佐ちゃんの気持ちを聞かされてなんとなく付き合うことになった俺

「ねぇまた遅刻？」
俺を待っててくれた理佐ちゃんが拗ねて文句行ってる
「ごめん、なかなか脱け出せなくて」

中２とはいえ俺にも男同士の付き合いがあるんだ許せ理佐ちゃん
彼女が出来たからって彼女優先なんてのは男の世界では許されないんだよ
それがたとえ超美人の理佐ちゃんでも・・・

そんなこと考えてる俺に

「ねぇ聞いてる？」って理佐ちゃんが話しかけてくる
「あっ、ごめん聞いてなかった(笑)」笑って誤魔化す俺
「もうっ！次は待っててあげないからね！」
むくれる理佐ちゃん

「最初の内だけだったね先に来て待っててくれてたの」
「すいません」平謝りの俺

最初は理佐ちゃんの方が俺を好きだったはずだが
付き合う内に立場が逆転してしまったようだ
今では完全に理佐ちゃんのかかあ天下になってしまった

「理佐ちゃんの方こそ最初は大人しかったのに・・・」
「大人しかったのに･･･何？」
「気が強いんでびっくりした」
ささやかな抵抗を試みる俺

「そっ、それは・・・」俺の抵抗に戸惑う理佐ちゃん

「俺君に心を許してるからだから大目に見てよ」

なんて照れながら理佐ちゃんに言われたら大目に見てしまうだろうから好き

2017/03/26(日) 20:54:26.27

自分の気の強さは大目に見させるくせに俺には遅刻は許さんと
中２にして早くも将来かかあ天下な家庭を築く片鱗を見せる理佐ちゃん

「ねぇ明日は遅れないでよ、もし遅れても待っててあげないからね」
どんだけ遅刻を警戒してんだ理佐ちゃん

明日は夕方まで友達と遊んで夕方からは理佐ちゃんの買い物のお供の俺

正直、買い物のお供より友達と遊んでる方が楽しいな

理佐ちゃんとは毎日学校で会えるし
放課後一緒にゲーセン行ったりしてるからな
理佐ちゃん真面目だからまだまだエッチなことさせてくれる雰囲気にならないし
休みの日ぐらいは男友達と悪さしてる方が楽しいんだよな
正直女が買い物に行く場所なんて面白くねぇし

なんて不遜なことを考える俺

そのせいだろうか？

男友達と盛り上がり過ぎて遅刻確定だよこの時間

あちゃあ、雨まで降ってきたよ(泣)
理佐ちゃん絶対に怒ってるな

「ごめん遅れる、理佐ちゃんが雨に濡れて風邪ひいたら大変だからどっかでお茶してて」
とりあえず電話で機嫌とる俺

「機嫌とってんじゃねぇよ」って全てお見通しでドス効かす理佐ちゃん

やべぇめっちゃ怒ってるよ
どんどん気強くなってんじゃねぇかよ
待っててくれなくていいから一人で買い物行っちゃってくれ！ってヤケ起こす俺

そんなこと独り言を言いながらとりあえず待ち合わせ場所に行く俺

あっ！？理佐ちゃん待ってる
雨の中傘もささずに立っとる
ヤベきっと怒り過ぎて雨眼中にないんだ

「理佐ちゃんごめん」恐る恐る謝る俺
「雨の中待たせてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん

慌ててお店の軒先で雨宿りする二人

「俺君のせいでずぶ濡れ」ってぼやく理佐ちゃん
「濡れないようにどっかでお茶しててって言ったのに」

「だって俺君だけ濡れたら可哀想かなって」って笑う理佐ちゃん

可愛い笑顔でそんな優しいこと言われちゃったら
生涯理佐ちゃんの気の強さを大目に見ようと思っちゃいそうだから好き

2017/03/26(日) 23:16:36.28

>>172
これ何回読んでも笑っちゃうなぁww

2017/03/26(日) 23:17:43.71

>>180
最近の理佐ちゃん、デレが多いですね

2017/03/26(日) 23:18:16.75

『プレイバック Part3』

真紅なポルシェが高原の緑を切り裂いていく。
22歳になった彼女は、周りを気に留めることなく、この
ポルシェを購入した。かつて、山口百恵はマイクを置いたが、
彼女はマイクを握り続けたままであった。

交渉の末、平手友梨奈への密着取材を許可され、彼女のポルシェに
乗り込んだ。しかし、ハンディカメラや録音機器などの持ち込みは
一切禁止されていた。今、その理由に薄々気づき始めた。

彼女は少し泣いていた。わけを聞こうか迷っていると、平手が口を開いた。
「ここを走っているとね、あの曲を思い出すんですよ。」
「サイレントマジョリティーですか？」
「ええ、よくわかりますね。」
「欅の曲といったら、誰もが思い浮かべますが…」
「そうですよね。わたしにとって、一番好きな曲で、一番キライな曲です」
「矛盾しているんじゃ…まあ、いいでしょう。まず、このドライブと
その曲の関係性をお聞かせください」
「モーセの十戒ですよ。わたしがポルシェで、みんなが高原の緑」
「なるほど、少しわかる気がします。では、この曲の嫌いなところは？」

ここで少し言葉を詰まらせた。頬を伝う涙がどのようなものか、
僕にはわからない。
つづく

2017/03/26(日) 23:19:01.80

つづき
「とにかく全てが嫌でした。それでも、全てが好きだった…
メンバーに対する罪悪感と優越感。大人に対する不満と感謝。
よく【残酷なまでに美しい】とか言いますよね。ああいう感じです」
「そうですか…ではその涙の説明は不可能ですよね？」
「涙？今、わたし泣いてますか？」
「はい、そのように見受けられますが…」
「ああ、それ多分、花粉症ですよ。この頃ひどくって」

涙の追求はやめておこう。口元がきつく締められているのを見ると、
花粉症というのは嘘だとわかる。泣いているのを見られたくないから、
カメラの持ち込みを禁止したに違いない。

「次の質問を最後にしてもらえますか？少しだけ、黙って走りたいので」
「ええ、いいですよ。では、涙の理由を聞かせてください。
答えたくなければ、結構です。」
「花粉症です」

　車のヘッドライト消した頃　街へ帰るアクアラインは
　話すには長すぎて　走るしかない

2017/03/27(月) 00:16:13.66

>>178
リンクありがとうございます
今30～40分ぐらい読んできました　全部読もうと思ったのですが
まだ2時間以上かかりそうな感じでしたので
保存してまたじっくり読んでみたいと思います
あのスレで広西チワン族（＝関東・甲信越）さんが
されていた『乃木坂発電中』のクオリティが高く
なかなか素晴らしい才能をお持ちだとわかりましたので
もしよければですが　いずれは「欅書け」とか「KAYABINGO」など
を素材にしてあんな感じでMCとメンバーらが
下ネタ満載で絡むスタジオトークをこちらでもやってもらえるとうれしいです

2017/03/27(月) 01:57:13.45

>>182
最近は妄想の中で理佐ちゃんが勝手にデレて来てしまうんですよw

インタビュー形式でてちの内面性を掘り下げるスタイル好きです

2017/03/27(月) 02:01:10.91

愛しの理佐ちゃんは高校の同級生だ
俺的には世界一の美人だと思ってる
そんな理佐ちゃんと二人になるチャンスが突然やって来た

「文化祭でおばけ屋敷なんて陳腐だよね今どき」
「文句言わない」
ぼやく俺を笑いながらたしなめる理佐ちゃん

「でも二人一組でダンボール集めってのは楽しいかも」呟く俺
「何で楽しいの？」
「理佐ちゃんと二人で歩けるからかな」
軽くジャブ出してみる俺

「それはダンボール集めが楽しいんじゃなくて
私と歩くのが楽しいってことじゃない・・・え～！？」
言ってから自分の言葉の意味を悟り照れる理佐ちゃん

照れるってことは意外と脈ありかな？

俄然張り切ってダンボールを集める俺
理佐ちゃんに良いとこを見せたいじゃないか

「私人見知りだから自信ないな」って商店街に着いたら弱気な理佐ちゃん
弱気な理佐ちゃんの姿に男気スイッチが入った俺
「大丈夫だよ、俺が交渉するから理佐ちゃんは俺の後ろに立っておっさんのこと見つめてて」
「見つめてるだけでいいの？」
「理佐ちゃんみたいな美人に見つめられてたらNO！なんて誰も言わないよ」
「美人とか言わないでよ」また照れる理佐ちゃん

「おっさんダンボールくれよ」って八百屋のおっさんに頼む俺
「なんだお前その口のききかた」怒るおっさん
「人にもの頼むの・・・頼むのに・・・」
俺の後ろで自分を見つめる理佐ちゃんに気づいた八百屋のおっさん
「裏にあるの好きなだけ持ってけ！」
さすが理佐ちゃんの美人力

「俺君凄いね」
「えっ・・・？」
「こんなに簡単にダンボール貰えちゃうなんて凄いよ」
「いやいや理佐ちゃんのお陰だよ」
「私見つめてただけだよ」
「それが一番重要な役割なんだよ」
言いながらメロン貰っちゃう俺

「いいの？」
「大丈夫大丈夫また理佐ちゃんが見つめたらおっさん何も言えないからw

「泥棒の片棒担がせてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん

素直にメロン返そうと思わせてくれそうただから好き

2017/03/27(月) 02:03:56.16

理佐ちゃんの正義感に負けてメロンはパクリ損ねたけど
俺の話術と理佐ちゃんの美人力で着実にダンボールを集める俺と理佐ちゃん

「意外だなぁ俺君がこんなに頼りになるなんて」
「見直した」
「うん、見直した」って笑顔の理佐ちゃん
「えっ！俺のこと好きになったの」ってぐいぐい行く俺
「えっ何でそうなるの！？」
「ごめん、ノリで好きになってもらえるかと思って」イタズラに笑う俺

「そんな簡単に好きになるか」ってぼそっと呟く理佐ちゃん

「明日も理佐ちゃんとコンビ組みたいなぁ」
「組めると良いね」って笑う理佐ちゃんの笑顔が眩しい

翌日
ありえねぇなんでこんなブスとコンビ組まなきゃなんねぇんだよ
未練がましく理佐ちゃんを見つめる俺

「俺君頑張ってね！」って笑顔で手をふる理佐ちゃん

「ちょっと俺君」
「うるせえ話しかけるなブス」
「何よそれ」
「何よじゃねぇよ話しかけるなブス」
「あんたいつの間に理佐と仲良くなったのよ？」
「知らねぇよブス」
「理佐から男子に話しかけるなんて珍しいよ」
「お前ブスのくせに良いこと言うな」ってちょっと嬉しい俺

理佐ちゃんとコンビじゃないと全然つまらない・・・
なによりこのブスじゃ見つめる作戦が使えねぇ
こんなブスに見つめられたら逆に怒るはおっさん

美人の理佐ちゃんだったら見つめるだけで
ダンボール集めちゃうのになって思わせちゃうから好き

2017/03/27(月) 02:06:54.03

翌日こそは再び理佐ちゃんとのコンビ復活をという俺の願いもむなしく
昨日と同じブスとのコンビになっちゃって落ち込む俺

「ちょっとどこ行くのよ」叫ぶブス
「ションベンだ馬鹿野郎待っとれや」

ションベンしてブスが待つ場所とは逆方向にバックレる俺

「バックレてんじゃねぇよ」ってドス効かせてきたのは理佐ちゃんだ

「ねぇなんで帰ろうとするの？」
「だって理佐ちゃんとじゃないと楽しくねぇんだもん」って駄々っ子な俺

「じゃあ私と行く？」
「えっ！？そんなのいいの？」
「もう代わってって頼んじゃった」
「マジ？」
「俺君嫌われてるみたいだから簡単にOKしてくれたよ」

あんなブスに嫌われてるのは複雑だがお陰で理佐ちゃんとのコンビ復活か
これが捨てるブスあれば拾う理佐ちゃんありってやつか

「ブスと一緒だと俺がバックレると思って代わるなんて理佐ちゃん読みが深いね」
「そうでもないよ」
「いや、俺の行動読みきるなんて大したもんだよ」

「私も楽しくなかったんだ」
「えっ？」
「昨日俺君とじゃなかったからつまんなかったの」
「そうなんだ」

「意外と簡単に好きになっちゃたみたい俺君のこと」

理佐ちゃんの言葉に時間よ止まれって祈っちゃいそうだから好き

2017/03/27(月) 02:49:16.81

>>187
この理佐ちゃんに見つめられると
ほいほいといと簡単にダンボールを渡してしまうおっさんは
庭さんであり私でもあるのではないかと思ってしまったｗ
>>188-189
あいかわらずブスにメチャ手厳しくてワロタｗ
理佐ちゃんの方からやっぱり俺君といっしょに
コンビになりたいって来てくれたらこれは相当うれしいですね

2017/03/27(月) 16:54:05.17

>>190
理佐ちゃんに見つめられたら抵抗出来ないですよねw
理佐ちゃんが首切り役人だったらダンボールどころか
自分の首｢どうぞ｣って差し出しちゃいますよ

最近の妄想が理佐ちゃんの方から歩み寄ってくれるから書いてて照れますw

2017/03/27(月) 19:14:40.95

知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
https://t.co/L9NDQ9Y06X

2017/03/27(月) 21:19:42.88

雨の中待ち合わせに遅れた俺を待ってた理佐ちゃん

「すっかり濡れちゃった」
理佐ちゃんの声に振り向くと確かに雨でびっしょりだ

うわっ！？ちょっと透けてる
ヤバいブラ紐から目が離れない

「ねぇどうしたの？私の肩どうかした？」
無言で理佐ちゃんの肩を擬視する俺をいぶかしんで聞いてくる
「あっなんでもない」咄嗟にウソつく俺
服が透けてることを教えようという気持ちはいっさい湧かなかった俺
なにしろ俺は中２だ
好きな子のブラ紐が透けて見えたら？
それもただの好きな子じゃない
おそらく世界一可愛い理佐ちゃんのブラ紐が透けて見えてるんだ
「悪魔にだって魂を売り渡すさ」と嘯く俺

「理佐ちゃん後ろ拭いてあげる」優しさを装う俺
「ありがとう」素直にお礼を言って背中を見せる理佐ちゃん

やっぱり背中も透けブラしてる
感動で立ち尽くす俺

「ねぇどうしたの？さっきから変だよ」
「あっ、ごめん感動しちゃって」
「感動・・・？」怪しむ理佐ちゃん

「なんかこわい！？」って歩き出す理佐ちゃん

「理佐ちゃん待ってよ」って追いかけるふりして背中の透けブラを堪能する俺

透けブラしてる理佐ちゃんの後ろ姿は
世界の果てまでも追いかけたいと思わせてくれそうだから好き

2017/03/27(月) 21:23:39.03

「理佐ちゃん待ってよ」
なんてこと言いながら背中の透けブラを追いかける俺

うん！？ちょっと待てよ
俺に理佐ちゃんの透けブラが見えてるってことは？周りを見渡す俺

やっぱり見てる...(泣)
変なおっさんが俺の理佐ちゃんの透けブラ見てる...(泣)

「おいコラ！おっさん！なに見てんだコラ」おっさんにキレる俺
「何も見ていない・・・」とぼけるおっさん
「とぼけんなコラ！お前俺の理佐ちゃんの透けブラめっちゃ見てたろがい！！」

「俺君どうしたの？」心配そうに理佐ちゃんが声をかける
「理佐ちゃん大丈夫だから理佐ちゃんの透けブラは俺が守るから」
って言ってるそばからおっさんが理佐ちゃんの背後に回り込んでる(怒)
「おっさんコラ！誰の透けブラだと思ってんだコラ！理佐ちゃんの透けブラ俺のだぞてめぇ！！」

「透けブラ！？」びっくりする理佐ちゃん
しまった怒りのあまり透けブラ連呼しちゃった

おっさんを追っ払った俺慌てて理佐ちゃんの元へ
「理佐ちゃん大丈夫？追っ払ったからもう安心だよ」

「いつから？」
「えっ！？」
「いつから気づいてたの透けてるの？」
「いや・・・全然・・・気づかなかった・・・」しどろもどろになりながれとぼける俺
「さっきから俺君の様子おかしいと思ってたら・・・見てたんだ」
「えっ・・・何のこと？」なおもとぼける俺

「とぼけてんじゃねぇよ」ってドス効かす理佐ちゃん

透けブラ理佐ちゃんに詰められたらマジで白状する５秒前だから好き

2017/03/27(月) 21:28:41.33

「ねぇ俺君は私のことどう思ってるの？」
「好き・・・かな？」
「それだけ？」
「彼女・・・かな？」理佐ちゃんの質問の正解が分からず探り探り答える俺

「ねぇ自分の好きな彼女の服が透けてたら教えてあげようと思わない？」
「思ったんだけど理佐ちゃん歩くの速くて・・・」
「俺君ウソついてるね」理佐ちゃん鋭い

「おじさんだけじゃなくて俺君も見てたでしょ？」
「見てないよ」ってまだしらを切る俺
「とぼけないで」って理佐ちゃん

「変なおじさんから守ってくれて嬉しかったんだよ」
「・・・」なんだろう急に
「正直に言ってくれたら見せてあげたのに・・・(照)」

マジか理佐ちゃん！超感動の俺
「見てた！雨宿りしてた時から透けブラ見てた」エロ心に後押しされて素直な俺

「透けブラ見てんじゃねぇよ(照)」って照れながらドス効かす理佐ちゃん

「誘導尋問は酷いよ(泣)」
「うるさい！謝って！」
「透けブラ見てごめんなさい」

「ねぇなんでおじさんのこと怒ったの？」
「理佐ちゃんの透けブラ見てたから」
「俺君変人だけあってヤキモチも変だね」
「ヤキモチじゃないよ」
「ヤキモチだよ」譲らない理佐ちゃん
「理佐ちゃんの透けブラは俺だけのもんだから他の奴には見せたくないだけだよ」
「それをヤキモチって言うんだよ」って笑う理佐ちゃん

雨上がりの夜空を見上げる理佐ちゃんはなんだか嬉しそうだから好き

2017/03/27(月) 22:01:43.51

理佐ちゃん俺君が透けブラを見てても結局許してくれたから
そんなとこが好き！
正直に言えば見せてあげたのにと理佐ちゃんから言われたら
中二の俺君でなくともそら超感動ですわｗ
それにしても俺君が透けブラ見てるのを理佐ちゃんに見つかりそうになった時に
その辺見ながら素知らぬ顔してとぼけながら口笛吹いてそうなのを想像しまったｗ
定番の「謝って！」も久々に聞けてよかったです

2017/03/28(火) 19:22:33.76

>>196
女性は本来的には男よりエロいですから
好きな男がさかってくるのは内心嬉しく思っているはずと思いたい

2017/03/28(火) 20:15:18.48

理佐ちゃんがさかってくるところを目の前で見てみたいｗ

2017/03/28(火) 20:56:38.02

>>198
残業で帰りが遅くなった俺
愛しの理佐ちゃんが待つ我が家へ帰り着いたのは夜中過ぎだ
｢もう、電話ぐらいしてよ｣
怒りながらもご飯の仕度して待っててくれる優しい理佐ちゃん
｢忙しいの分かるけど身体には気を付けてね｣
なんて優しいこと言うくせに
ご飯の後は俺の身体を獣のようにむさぼってくれそうだから好き

2017/03/28(火) 22:30:23.16

早速リクエストに応えていただきありがとうございます！！（＾人＾）感謝♪