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>>765 鳥が単系統というのは主流の意見では疑われてはなかったけど、走鳥類が果たして単系統なのかどうかというのは意見が分かれてたな
分布域とか外見とか見てたら、例えばダチョウとヒクイドリとキーウィは別々の鳥から進化したと考えるのが自然とも思える
でも実際は最新の定説では走鳥類とシギダチョウで単系統。進化ってこう考えたら起こりにくいか起こっても残りにくいイベントなんだな
>>766 発酵させた牧草か茶葉を与えるとか
あるいは塩なしで自然発酵だけで漬けたすんき漬けとか
飲み水にラブレ
http://www.kagome.co.jp/labre/ >>808
吉川竜
将司竜
胡瓜顔
佐倉爪
引篭嘴 走鳥類ってくくりがそもそも学術的でないだろ。
猛獣みたいなもん。 怪獣好きをこじらせて恐竜ヲタになった池沼の分際で学術的とか言うか
アホちゃうか ただ単に多系統である事が判明したグループを学術的でないって言うのは言い過ぎだと思う。 学術的って言いたかっただけだろ
アホのくせに難しい言葉使いたがって恥をかくいい例だよ >>815
お前は見てて恥ずかしくなるからもう来んな 知り合いから教えてもらった副業情報ドットコム
暇な人は見てみるといいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
35BSU >>771
>>774
亀だけど
始祖鳥が現生鳥類とは別系説のように
鳥型に進化した獣脚類が複数いても
現生鳥類の系譜以外は残っていなければ結果として鳥類は単系統ってこと
複数いたホミニッドのうち現生人類に繋がる種以外は全滅してるからホミニッド
が結果的に単系統になってるのと同じ 恐竜のような下等生物から鳥に進化するのは奇跡中の奇跡だよ
奇跡は何度も起こらない そもそも鳥が恐竜から進化したというもの胡散臭い
恐竜が進化してもせいぜい亀ぐらいにしかならない 恐竜は転んだら即死するけど亀はひっくり返しても首を伸ばして起き上がる
正統な進化の跡が見られる >>821
全部生き残ってたら
鳥類
偽鳥類
鳥形類
似鳥類(お値段以上?)
とかいろいろいて楽しかったのになw コウモリは「哺乳類の鳥」という程には鳥に似てないけど、
クジラやイルカは魚に充分に似ていて
魚との違いを探すのがちょっと楽しい 同じような体の基礎である脊椎動物同士、
鳥と翼竜のように姿かたちがクリソツでなくとも、飛べるが、
泳ぐにはそうもいかんということか。魚も側系統群だが、
特に遊泳能力が高いのはどれも体型が似てるしね。
これが節足動物とか軟体動物になると、また違ってくるが。 >>828
恐らく全ての系統が生き残ってたらそれら全てが鳥類って認識になるだろ多分 恐竜って亀の仲間だけど鳥に擬態してただけだろ
恐竜が生き残っていても鳥の分類には何の影響も無いよ
亀の種類が増えるだけ >>833
なんで鳥の定義が変わったり無くなったりすると思ったんですか? 鳥類の上に鳥群がありその上に原鳥類がある。ここまで行くと相当の恐竜が含まれる。
多系統ならデイノニコサウルス類、つまりドロマエオサウルス科も含まれるからデイノニクスも入ったグループを鳥類とはとても呼べない。
ぶっちゃけた話、原鳥類と言えば、鳥類の文字が入っているけれど羽毛恐竜よりも少し飛行する方向に羽毛が進化しかかっている位の認識でしかない。
もつともデイノニクスを原走鳥類とか古走鳥類と言えばいいかもしれないが。
鳥の定義が無くなると思ったのは、羽毛恐竜が存続したら鳥類は現在ほど栄えない。鳥類の天敵は羽毛恐竜になる。猛禽類はいない、羽毛恐竜と完全にかぶるから。ニッチかもしくは海鳥限定だったのではないか。それなら、羽毛恐竜ありきの世界では鳥類の定義が必要かどうか。
もし猿が高度に知能が発達してホモサピエンスと変わらなかったら、ヒトは毛なし猿になって、ヒトという独立種を考えないようなもの。 >>836
羽毛恐竜が今まで生き残っていたとしても鳥類が栄えないって事はないんじゃない?白亜紀には鳥類が小型翼竜を駆逐する勢いで繁栄してたみたいだし
羽毛恐竜=小中型の地上性の捕食者だと思うから、それだと現在のキツネ類やネコ科と変わらないし、それでもなお今日鳥類は繁栄している。
羽毛恐竜が当たり前の世界では鳥類を鳥類として定義する意味が無いという事で鳥類の定義が変わるor消えるって言う点については納得です。 昔から隕石落下よりもかなり前から恐竜は減っていたって話ではあったよね その辺諸説あるわな
バッカーは恐竜異説内でマーストリヒチアンの頃は恐竜の属数がカンパニアンの頃と比べると減ってるって指摘してた
けど他の研究者の統計だと別にそんなことは無いってデータも出てる 恐竜は欠陥生物だから隕石落ちる前から風とか雨とかで絶滅しそうになってたかもな 白亜紀は大陸移動による気候変動と裸子植物から被子植物の交替の時代。
白亜紀後期に地球上の生物の総数が減少したかも知れないが恐竜だけ衰退は無いと思う。ただ繁栄絶滅のサイクルは短くなったのと、小型軽量化した骨格は化石に成りにくかったんじゃないかな。 そもそも恐竜の化石が碌に出てない時代もある。化石の属数ってのも、
所詮、人間が見つけられる範囲。
地層の数が少なかったり、発掘調査がしづらいような辺境地域に地層の分布が偏ってたら?
もし、白亜紀半ば、前期や後期の序盤に隕石が落ちて恐竜が滅んでたらどうだろう。
恐竜はジュラ紀がピークで、徐々に衰退していて、とどめに隕石で消えた、
なんていう誤った見方が出来ちゃっただろ。
(白亜紀前期や後期序盤は、そもそも発掘される化石がジュラ紀後期や白亜紀後期終盤に比較してとても少ない) 恐竜は欠陥生物だから絶滅しそうに数が減ったけど下等生物特有のゴキブリみたいな生命力でまた増えて結局は雑魚だから隕石で絶滅しただけだろ 哺乳類の化石の増減と恐竜の化石の増減が一致しているのか、それとも恐竜が減ると哺乳類が増えるという関係なのか、それともまったく関連が見られないのかというのも興味あるんだけど、どこかでそういう研究ある? 恐竜の生き残りの現生鳥類は1万種、一方現生哺乳類は多く見積もって五千種程度
現在は恐竜の方が多いわな >>848
哺乳類の化石自体が稀っす。当時の哺乳類の多くが小さくて林床に棲んでる生物なんて
そうそう化石化しない。せいぜい歯などの断片的なものが中心。
中国の遼寧省の白亜紀前期の化石群は
火山の噴火によるガスで短時間で生物が死に、
そのまま森林ごと灰に埋もれたので、羽毛恐竜含め、哺乳類などの森林に棲む小型動物が化石になったという、
とても珍しいケースです。 隕石で絶滅するぐらいだから火山が噴火したら周囲数千キロの恐竜は全滅しただろうな 噴火ごときで絶滅しかかって双弓類に主導権握られて二億年近く夜勤で下積み生活を強いられてやっとこさ表舞台に再登場したと思ったら種数で圧倒されたのが単弓類。後の哺乳類の祖先である。
その負け犬根性の一派のヒトが地球と言う借家を明け渡すべく火星あたりに逃げ場を求めて鋭意努力中。でも失敗するゾ。 むしろ人類以外の哺乳類は皆、いい迷惑だろうよw
やっとこさ得た覇権があと数千万年位は維持できて1億年位はいくかなーだったのが、
人類のせいで哺乳類の天下が強制終了しかねない状態になっちまった。 ずっと気になってるんだけど二足歩行の獣脚類に第一趾が残ってるのはなんでなのかな?現生の走鳥類なんかは既に退化して無くなってる。地面にも接地してないし何か用途があったとも思えない。 ティタニスには前足の復活の傾向が見られたという話もあるが 樹上性から地上性になったのなら第1趾は消滅せざるをえない。 ちなみに、ハトは第1趾が対向の位置にある。つまり樹上性。しかも首を前後に振ることで地上性にも適応している。更に鳥類の中でもトップクラスの長距離ランナーという万能ぶり。
ハトからもしも先祖返りで獣脚類のような肉食性が出てきたら、野良犬野良猫は毎日血祭り。飼い犬飼い猫は外出禁止令。ああ残念クルッポー。 不思議ではあるけどあの小さな第一趾がずっと残り続けたおかげで
鳥が木に留まって生活できるようになったのだから影響大きいんだよな
意外と安定性に寄与してたのかな? >>858
鳩が恐竜まで先祖がえりしたらノロマで転んだら即死する欠陥生物になるだけだよ そもそも恐竜が隕石が落ちたぐらいで簡単に絶滅してから6000万年以上も進化を続けてきたのが現在の鳥だからな
わかりやすく言うと恐竜がレベル1なら鳥はレベル6000万ぐらいの差がある
鳥が軽く羽ばたいただけで恐竜即死 まぁ、そのお陰で人類が誕生する隙間が出来た訳だし、隕石には感謝すべきなのかもな バカの一つ覚え君は今は「隕石ごとき」がお気に入りかw なんで恐竜だけが滅びたんだろ
哺乳類とかは生き延びてるじゃんか 犬というかオオカミの狼爪と同じだと思う。
岩や木などの高所によじ登ったり、足場の悪い泥濘や氷雪の中を歩くなどの時にひっかけるためなのだろう。
野生動物、特に活発に走行や徘徊を1日中行い餌等を探す生活をするタイプのものには
ああいう位置の爪がなかなかどうして、使う機会が多いのだろう。 >>865
哺乳類も一部が生き残ってただけで、多くはあそこで消えました。
単孔類と同じくらい原始的な哺乳類(つまり卵生だったと思われる)
のほうが中生代全体では多数派だったのです。 羽毛恐竜と古鳥類と真鳥類と新鳥類でなんで、新鳥類だけ存続したのかね?
この4種に大きな差は感じられないけどな。 羽毛恐竜に関しては鳥とは全く違う下等生物だからな
毛虫に毛が生えてても哺乳類で無いのと同じで恐竜に羽毛が生えてても鳥とは全く関係無い冷血爬虫類で絶滅して当然の下等生物 >>868
特に理由が無いのかもしれないよ
生き残ったのが、子孫を残したってだけなんじゃない? 理由大アリだよ
どんくさくて鈍い欠陥生物だから必然的に絶滅したんだよ >>868
差と言えば飛行能力に差があったんじゃないのかな、飛行に有利な筋肉が付く竜骨突起は新鳥類含む胸峰類だけにしか無かったみたいだし。
飛行能力の差がどう命運を分ける要素になったかは知らないけど。 恐竜は別に滅んでないけどな。鳥を見てくれ
運云々でいうなら中生代に恐竜が栄えたのもそれのおかげって説も有る
三畳紀当時は恐竜よりよほど多様性に富んだクルロタルシ類が居て、当時現れたばかりの恐竜は生態系内では彼らより下だった
それが三畳紀とジュラ紀の境目の大量絶滅でクルロタルシ類が居なくなって、恐竜がその後の天下をとった
この彼らの命運を分けたのは明白な理由如何より、運の要素が強いとか いや、実はエナンテイオルニス類なんだわ。
かなりの多様化に成功した「鳥類」なんだわ。
真鳥類にすら入れてもらえないが、樹上性、地上性はもとより草食、渡り、水中と、新鳥類のかなりの部分を先取りして繁栄してるんだわ。新生代の繁栄の約束をされていてもおかしくないにも関わらず白亜紀末に絶滅したのが不思議。 俺も絶滅した欠陥生物を見て馬鹿にして笑いたい
笑い声に驚いて転んで即死するかもな 最近好きになってきたんですが、初心者向けのオススメ本とかないですかね 恐竜の本って恐竜と怪獣を混同してるようなキモヲタが書いた痛い本しか無いからね
恐竜は鳥より亀やカエルに近い下等生物だから亀の本でも見て勉強するといいよ 全身標本しか載ってない本ってないかな?
肉付けされたものって色とか羽毛とかいろんな面で嘘っぽいと思っちゃうから 亀ってノロマで変なところでひっくり返ると起き上がれなくて死ぬんだぜ
でもそんな鈍い亀でも隕石ぐらいじゃ絶滅なんてしない
恐竜どんだけ欠陥生物なんだよwww
しかも恐竜とか幼稚で恥ずかしいしwww >>878
大人のための恐竜学って本オススメですよ、読んだことないけど 恐竜はまだ本とか出てる方だよね!
アノマロカリスとか単弓類とかだけの本ってほとんど見ない
まぁ恐竜の本に載ってる事も多いけど
翼竜とか魚竜もそうか… 単弓類って全く人気ないだろ。
幕張メッセで単弓類博なんて大赤字。 まあ、単弓類は恐竜と違って復元も大して変化してないしなあ。
盤竜類はトカゲの親戚みたいなので、姿勢もトカゲそのもの。
獣弓類になるとトカゲとケモノを足して2で割ったようなので、
胴体を少し上げてるがワニ並みで…
というものだ。
大きな帆、でかい牙、派手な頭部、巨大な体躯など我々が見慣れない目立つ特徴をもった
ものも多いけど、やっぱビジュアルでは直立姿勢で闊歩する多種多様な恐竜に及ばない。
陸上の王者になりきれていなかった哺乳類の祖先達は要は派手ではない。
(単弓類は頂点に立ったことはあれど、恐竜や現在の哺乳類並みに様々な生態地位をもってない)
恐竜はじめ中生代の双弓類は現在の哺乳類の特に中大型の地位をいわば先に開拓した先駆者達で
哺乳類並みの活動的な動物だけに、たいへん多種多様で、
中には陸上哺乳類が未だに到達できていないレベルの体躯などを誇っていたので、
我々を魅了するわけだ。
これは何も単弓類だけの話じゃなく、
石炭紀やペルム紀や三畳紀の中期くらいまでの恐竜の祖先にあたる双弓類の系統を展示しても、
恐らく、全く人気は出ない。それらはトカゲやワニによく似ていただろうから。
時代をおって、より活発で俊敏で直立二足歩行という独特の動物になっていくだろうにしても
小型でほっそい動物でしかないからな。 六本木ヒルズで三畳紀展をやったのは大地震の前の年だったかな。
早いもんだ。
科博でもないのに、よくもまあ、やれたもんだと思ったわ。
原始的な恐竜と異相ぶりを強調した単弓類や
巨大なクルロタルシ類(ワニの類縁)なんかを交えて
モンスター大集合みたいな感覚でアピールしてましたな。 > 盤竜類
にわかなんですけどこれって股関節がめっちゃ開いてるって事は恐竜ではないって事でしょうか?
アンキロサウルスはどうだったっけ?とググってみるとまっすぐ付いているようなのでこれ恐竜で大丈夫だなって確認したんですが
そもそも「恐竜」って股関節の付き方だけじゃなく分類で見分けられるのでしょうか?
盤竜類は 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/四肢動物上網/有羊膜類/単弓網/盤竜目
アンキロ(鳥盤目)は 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/爬虫網/双弓亜網/主竜形下網/恐竜上目/鳥盤目 だそうですが 盤竜類は恐竜じゃありません。つまりディメトロドンは恐竜ではないんです。
爬虫類みたいな外見の絶滅した太古の大き目な生物=恐竜ではないのです。
盤竜類は単弓類の最初の原始的なものの総称です。
この単弓類の現時点における最後の唯一の子孫が哺乳類です。
この単弓類は有羊膜類あるいは羊膜類という、殻付きの卵を産めるようになったことで、
両生類から枝分かれした生物から進化しました。
そして爬虫類(双弓類)もこの羊膜類から派生・進化しました。
つまり、単弓類は双弓類の兄弟で双子のお兄さんみたいなものです。
ちなみに恐竜が鳥の祖先ということからわかるように鳥も双弓類です。
>股関節の付き方だけじゃなく分類で見分けられるのでしょうか
最近はそれが確実視されています。爬虫類の中の主竜類というグループ(ワニを含み、カメと近縁なグループ)の中の
鳥頸類(恐竜とその兄弟分にあたる翼竜を総括する分類)という仲間から恐竜の祖先が生まれ、全ての恐竜、ひいては鳥の祖先になったのです。
直立歩行は最も見分けやすい特徴に過ぎません。独特な細かい骨格の共通点などは幾つも見つかっていますので、
間違いなく一つの分類に括れるとみなされています。 ありがとう 見た目としての判断は間違ってなかったんだね
しかし分類では「竜」の字があるのにややこしい・・・
じゃあ恐竜はどこに分類されているのって話になるんだけど
「主竜形下網に属していて尚且つ脚が体に対して垂直になっているもの」でいいのかな?
Wikipedia見てみてるけど分類自体表記がブレブレでよくわからない
(「生物の分類」の項でもざっくりとしかまとめられていない)
分類を全て網羅してる樹形図があればいいんだけど ごめん>890の下四行見落としてた
「鳥頸類に属していた尚且つ脚が体に対して垂直になっているもの」か バシロサウルス➡鯨
しかし、盤竜類ってどう見ても爬虫類。やっぱり有羊膜類の下に爬虫類を置いて、そこから単弓類と双弓類を置いたほうがしっくりくる。
哺乳類の祖先に爬虫類を置きたくないから恣意的に決めたんだろうか? 従来までの「爬虫類」という言葉を羊膜類と言い換えたと思えばいい。
化石種も含めた従来の爬虫類という言葉は陸上で産卵できる卵を産めるようになった段階以降を指してたから。
というか爬虫類は事実上、側系統群だから、日常ではともかく、
生物学的には厳密には使わんほうがいい言葉だね。「魚類」も同様に。
最近じゃ実は両生類すらそうかもしれないとかいうことになってるが…。 >>891
一般的な説明だと、恐竜とは「直立する爬虫類」だとよく言われるし、実態として正しい
ただし最近の恐竜本を読めば大抵
恐竜とは「スズメとトリケラトプスの最新の共通祖先とその子孫全てをいう」…とかいう変な定義が書いてある
(ちなみにスズメとトリケラトプスである必然性は別にない。竜盤類と鳥盤類から一種ずつであれば何でもいい)
一見ワケワカなんだけど、要は今の古生物学のトレンドとしては
形態そのものじゃなく系統によって定義しますよって意味である
何でかっていうと、形態は進化によって二次的に変化することがあるからで
A:もし這い歩き型に戻った奴が発見されたら恐竜とは呼ばれないのか?
B:もしワニが直立型に進化したら恐竜と呼ばれるのか?
みたいな問題が起こり得るからだ
その点、系統で定義してれば安定性を確保できる
A:「スズメとトリケラトプスの最新の共通祖先」の子孫であればそれは恐竜である
B:ワニは別系統の生物なのでどこまで行っても恐竜扱いにはならない
と峻別しておける
……まあでも子供に「恐竜って何?」と聞かれたら「直立する爬虫類」でいいと思います >>895
スズメとトリケラトプスだとブロントサウルスがあぶれちゃう可能性が出てきたのでディプロドクスも定義に足される。 酉ケラトプスのかわりに竜脚類のどれかでなく、古竜脚類のどれかになるのと違う? オルニトスケリダ仮説だと獣脚類は竜盤類から飛び出し、鳥盤類と共にオルニトスケリダって言うグループを形成して鳥盤類と獣脚類は姉妹群になる。
この際、恐竜の定義が鳥とトリケラ〜だと竜盤類まで含める事は出来ない。つまり竜脚類が恐竜じゃない事になってしまうので、ディプロドクスを定義に加えるのが適切。
あと古竜脚類はもう無い。 竜盤類鳥盤類の分類見直しはあくまでまだそういう仮説が提起された段階であって、
それで定説が塗り替わったとかそういう次元の話じゃまずないよ >>895
学術的にはすげー曖昧なんですね恐竜って
翼竜とか首長竜でも十分に浪漫は感じられるし無理に「恐竜」で括らなくても良いような気がしてきた
でもそれを皆がやらないのはやっぱりネームバリューのせいかな・・・ 曖昧というかまぁ
本来は分岐図を描いて「ここから先を○○類と呼ぶ」ってポイントで示すのが分かりやすいんだよね
それを言葉だけで示そうとしたら「スズメとトリケラトプスの〜」だの妙な表現にならざるを得ないだけで
例えば首長竜や翼竜は恐竜より前に分岐した特定グループの名前であって
それぞれ別物だ、という区切りははっきりあるのよ そもそも、そのスズメとトリケラトプスの最新の共通祖先だと断言出来る化石が見付かってないから、そういう言い方しか出来ないんじゃないのかな?
見付かっていないけど、最初の恐竜はいたはずだから考え方は曖昧じゃないと思う 言ってしまえば「共通祖先」っていうのは常に仮想上の存在でしかあり得ないんだよね
だって、「ある種の最初の一匹を生んだ親は厳密に何という種だったか」なんて永遠に分かるはずがないんで
ただ、膨大な化石種の特徴をデータ化してコンピュータで解析していけば
「どういう形からどういう形に進化し枝分かれしていったか」というおおむねの系統仮説が一応できてくる
その仮説に立って、「ある一つの共通祖先」から派生したと思われる生物群を○○類と呼ぶ
……というのが今の古生物学で使われる分岐分類の手法
つまり恐竜が直立しているのは「直立型の共通祖先」から派生した結果そうなっているのであって
直立すること自体が恐竜の定義という訳ではない
まぁ今風の考え方ではそうなるってことで…… スズメを出したのはスズメ目が鳥類で一番最近分岐した目だから。 大昔のワニ含めるクルロタルシ類も直立した足を持ってた種類もいたと思うけど、これは恐竜類とクルロタルシ類の共通の祖先が持ってた特徴ってわけでもない? 恐竜ってワニより亀に近いからワニと恐竜(亀)の共通祖先となると相当原始的な爬虫類まで遡らないとダメだし、そこまで遡るとワニとか亀の原型もわからない種になるよ クルロタルシ類と鳥頸類の共通祖先の段階じゃ直立歩行はなかったんじゃない? レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。