(つづき)
このような歴史の変遷を経て、神の民イスラエルはその再建の道を歩み始めたのでした。
「わたしはこの民をわたしのために造った。 彼らはわたしの栄誉を語らねばならない」(イザ 43:21)と神が語られたことが実現するために。

教会も、神がキリストによって世を御自分と和解させて委ねられた使徒たちの宣教(IIコリ 5:18-19)を、再び現代に継続するために再建されなければならないのです。
使徒たちの宣教の継続は、すべての時代の教会に受け継がれ、教導職と信徒の区別無くすべての信者に委ねられた “神のものは神に返す” 聖なる行為であります。
そしてその宣教の主題はただ一つ、「神と和解させていただきなさい」(IIコリ 5:20)であります。

外の世界の変遷は神の御手のうちにあるのであって、教会が歴史を動かしたり変えたり出来ると考えるのは恐らく思い上がりでありましょう。
ですから、そうではなくて、“何が神の御心であるか”(ロマ 12:2)を弁える判断力を、主が私たち一人一人の信者の心に与えてくださいますように。

・・・・・ 以下、本文参照。
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