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物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★2【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/16(金) 20:45:47.52ID:t9KsbD3u0
素人レベルからでも投稿できる小説スレです 
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です 

投稿者は多大な時間と労力をかけて 
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします 

この度小説スレと原案ありスレを統合しました 

以下は原案ありの簡単な説明です 

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。 
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。 
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。 
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。 
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。 

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください 

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり 
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません 
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured
0003名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/16(金) 20:49:19.72ID:t9KsbD3u0
これで良かったですかね?
一応前スレのまんまですが
0004名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/16(金) 20:51:41.95ID:t9KsbD3u0
【 】が片方抜けてました
すいませんm(_ _)m
ですが、よければここを……
0005名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/16(金) 21:04:06.20ID:p4DStrqPa
>>4
ありがたく使わせていただきますm(__)m
0006名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/02/16(金) 21:59:06.79ID:gi0Skke2K
【過去スレ】

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1493391840/
【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1489546278/
【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1487327352/
0007名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/02/16(金) 22:01:21.63ID:gi0Skke2K
【このスレにかかっている2つの呪い(笑)について】

◆文字数制限◆
スレの性質上、長文レスが多くなることが災いして、スレの途中から1レスあたりの文字数制限が発動します。
この制限はスレが進むにつれ更にどんどん厳しくなり、最終的には1レスあたり3〜5文字までになる予定(笑)

この呪いに対抗する術はありませんので、発動後は、長い作品の場合は適宜分割レスを活用してください。

また、この制限がある程度進んだところで次スレが立つかも。

◆埋め立てですか?◆
ある程度の長文のレスがいくつか続くと(目安としては4〜5レス程度)、このようなメッセージが出て次に長文レスが書き込めなくなる事態が出現します。
この場合は1回短いレスを挟むと、また書き込み可能になります。
自分自身で書き込んでもOKです。
0008三蔵な理佐ちゃん 第192話(庭)
垢版 |
2018/02/16(金) 23:39:47.86ID:XgGEGXRfa
「俺君、リサハオレノヨメの預託料が足らないって美浦の堀先生から電話あったよ」
1日の肉体労働を終えた俺とその他3人組

夕飯の準備をして待っててくれた三蔵法師こと徳誰の時の制服を着た理佐ちゃんがお出迎えだ
我々の関係性についてはチワンさんが貼ってくれた原案アリの過去スレを見てくれ

「いっけねえ、口座に金入れとくの忘れてた」
ってうっかり者な俺

リサハオレノヨメってのは俺が理佐ちゃんから譲り受けた父にディープインパクトを持つ良血馬だ

先日の共同通信杯をぶっこ抜いてクラシックの最有力候補に躍り出たばかりだ

「あとさ、生活費もなくなっちゃう」って理佐ちゃんが財布見せる

「なんか金儲け考えるか」ってひとりごちる俺

そんな俺を心配そうに見つめる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、心配しなくてももう人を騙したりするようなことはしないよ」優しく語りかけ理佐ちゃんを安心させる俺

「うん、俺君のこと信じてるよ」って可愛くうなずく理佐ちゃん 

そして翌朝

「みんな怪我だけは気をつけてね」
理佐ちゃんの優しさに送り出されて仕事に向かう俺とその他3人組

「俺君、いつまでお師匠様に黙ってるんですか?」手を振る理佐ちゃんが見えなくなるのを見計らって悟空が聞いてくる

「一生言わねえよ」って車を運転してる八戒の頭に足を乗せて体を伸ばす俺

「お前らも絶対理佐ちゃんに言わねえで墓まで持ってけよ」悟空、八戒、カッパの3人にクンロク入れる俺
 
天竺を目指す旅の途中で資金が底をついた三蔵一行

理佐ちゃんにひもじい思いをさせたくない、いやいやむしろ贅沢な旅をさせてあげたい

そんな理佐ちゃんファーストな俺はあっさりドロボウ稼業に転向したってわけだ

そして今日も街の外れから街の中枢にある銀行の金庫に向かって穴堀りしてる俺

「俺君いつまでこんなことするんですか?昔みたいに水商売したり弱者を食いもんにして稼ぎましょうよ」って性根の腐った八戒

「ダメだよ、理佐ちゃんと人を騙すような真似はしないって約束したから」理佐ちゃん絶対主義の俺はここらへんは絶対にぶれない

「ドロボウも詐欺と変わりまへんやろが」って嫌みを言うカッパ

「こらっ!お前一番の新参者が意見言ってんじゃねーぞ、この野郎、お前が理佐ちゃんの尻小玉抜いたの許したわけじゃねえぞ」って凄む俺

そんな俺のために理佐ちゃんが作ってくれたお弁当

蓋を開けると今日も海苔とおかずでハートマークと頑張って!

なんて書いてありそうだから好き
0009名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/16(金) 23:42:02.75ID:XgGEGXRfa
さっそく投稿させていただきましたm(__)m

原案ありスレで書いてた西遊記をベースにした「三蔵な理佐ちゃん」です
0010地平線の名前(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 00:59:02.82ID:KW+js90/0
「ねぇ、帰ったら?顔色悪いよ?」
「すいません。」
今朝から妙に身体がだるかった。だけど、講義を休むわけにはいかない。うちの大学は欠席に厳しいのだ。それに、今日は同好会があった。尚更休めない。
僕は奈々未さんに頭を下げると部室を出た。しかし、どうしてだろう。身体が重たく、なかなか前に身体が進まない。
「送ってく。」
奈々未さんの声が後ろから響く。
そこから先は意識が朦朧としていたのでよく覚えていない。
タクシーのなか。奈々未さんに住所をぼそぼそと言って聞き返されたこと。アパートの鍵を開けてくれた奈々未さんの腕につけられた古い時計のこと。
ここしか覚えていない。
意識がはっきりとした頃。 僕はアパートの部屋にあるみなれたベットに寝ていた。
部屋は昏い。何時かはわからない。
「目、覚めた?」
傍らには奈々未さん。
「すいません。」
起き上がろうとした僕に寝てていいから。
と僕を寝かした。
「もう。あんまり無理するなよ。」
そう、微笑んでTシャツの袖を捲って台所へ向かった。
しばらくして出てきたのはたまごがゆだった。奈々未さん曰く、
「風邪の時はこれがいちばん」らしい。
なぜか。僕は風邪の時でも食欲はおちない。ものの数分で平らげてしまった。
食べたあとはすぐ眠くなりぼくはとろんと眠ってしまった。
朝。日差しが眩しくて目が覚めた。
奈々未さんは僕のベットに突っ伏して寝ていた。
その寝顔を、見ると改めて奈々未さんの整った顔立ちに気づく。しばらくずっと見ていると、背伸びをして奈々未さんが起きた。僕は慌てて寝たフリをした。
「体の具合どう?」
奈々未さんは額に手を当てる。
気がつけばすっかり体も楽になっている。
「うん、大丈夫だね。」
奈々未さんは頷く。
「じゃ、私かえるから。」
部屋の隅に置いたバックを持って出て行く奈々未さん。
「あ、あの。」
「ん?何?」
「あ、ありがとうございます。」
奈々未さんはニヤッと笑って去っていった
0011地平線の名前の予告編みたいなものその2(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 01:13:59.96ID:KW+js90/0
てち「さてさて。何度目の登場か?どうも平手友梨奈です。」
飛鳥「どうも。」
てち「はじめまして!モーニングムーンめっちゃ好きなんです!」
飛鳥「そっちのASKAじゃねーよ。というかみんな知らないでしょ。」
てち「ところでなぜここに飛鳥さんが?」
飛鳥「知らねーよ。こっちが聞きたいよ」
てち「一応カンペがありまして、どれどれ」(目を離す)
飛鳥「老眼かよ」
てち「そうなんです!この前も小学生に間違われちゃって」
飛鳥「童顔じゃないから」
AD、巻きの合図
飛鳥「ほら、早くして」
てち「えー。さて地平線の名前、どんどん物語は進んでいきますが、作者の千葉県が煮詰まったため物語が進みません。ですが、どうやら今後出てくる登場人物のメモはあるのでそれを紹介しよう!とのことです」
飛鳥「ていうかいいのそれ。」
てち「本人的にはいいらしいです。しかもメモ通りに物語が進んだ試しがないので構わないと。」
飛鳥「尚更だめじゃねーか。」
てち「ま、暇つぶしに紹介しましょー」
飛鳥「さて、さっき乃木坂から、俺の嫁ことななみんが登場しましたが、乃木坂のメンバーはまだまだ登場人物します。それは」
若月「はーい、若月佑美です」
飛鳥「若はどんな役なの?」
若月「それ、良いのいって?」
てち「それはしーっ!だそうで」
若月「ですよね。」
てち「あっ、ところではじめまして!ユーモアスピーチコンサルタントの」
若月「若林じゃないから。別に私若林受け継いだ訳じゃないから。」
てち「さて、欅ちゃんもどんどん登場しますよー、」
若月「無視かよ。」
てち「えっ、時間ない?」
飛鳥「ASKAのくだりがいらなかったんだよ」
てち「どこかでゆいぽんも登場しますお楽しみにー!」
0012三蔵な理佐ちゃん 第193話(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 01:39:03.01ID:tAsC9K4Ja
「届きましたね」
トンネルの天井部分に手を伸ばして確認した悟空が報告する
同時に歓喜の凱歌をあげる俺と理佐ちゃん親衛隊の3人

この街にやって来てから3ヶ月
ついに銀行の金庫の真下にたどり着いた

「あとは夜中に来てお宝を頂戴するだけだな」って全員とハイタッチする俺


「あれ、どうしたのこんな時間に?」いつもより早い俺の帰宅にちょっと嬉しそうな理佐ちゃん
人見知りな理佐ちゃんが慣れない街で寂しい思いをしてることを知ってる俺だ

「段取りの都合で夜中まで待たなきゃいけないんだ」

「本当に?」やっぱり嬉しそうな理佐ちゃん

「みんなは?」

「どうせなら理佐ちゃん誘って食事会したいなんてあいつらが言いだしてさ、
俺が迎えに来たってわけ」なんて肩を竦める俺

「わあ、ありがとう」って喜ぶ理佐ちゃん

「じゃあさ、パレード見に行こうよ」なんて言い出す理佐ちゃん

「パレード?」

「うん、お姫様が宰相と婚約したからその記念パレード」なんてはしゃいでる理佐ちゃんには逆らえない俺


「まだ悟空ちゃんたち来てないみたいだよ」人混みに流されそうになりながらも悟空たちを探す理佐ちゃん

「しかし、凄い人だな」って苦笑いしながら人混みに流されてきそうな理佐ちゃんの手を握る俺

「仕方ないから2人でパレード見ようか?」
俺の提案に握った手に力を込めることで返事する理佐ちゃん

「俺君来たよ」お姫様クラリサと婚約者を乗せた車が近づいてくる

「理佐ちゃん・・・」お姫様のクラリサが愛しの理佐ちゃんそっくりで驚く俺

驚く俺の横で綺麗なんて呟くたまに天然の理佐ちゃん

しかし、クラリサは確か俺の理佐ちゃんと同じ年だからまだ18なんだよな
宰相はどう見ても50越えてたよな
なんだかきな臭いな、陰謀の匂いがぷんぷん漂ってるぜ


そんなこんなで悟空たちと合流した居酒屋

「私もあんなティアラ欲しいな」なんて呟く理佐ちゃん
 
「それよりお姫様の顔、理佐ちゃんそっくりだった」って直球な俺に

「お世辞言ってんじゃねーよ」ってドス効かせる理佐ちゃんだけど

お姫様とそっくりって言われて嬉しさ隠しきれてないから好き
0013名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 01:45:52.68ID:tAsC9K4Ja
>>12
ちょっとルパン三世のカリオストロの城を取り入れてますw
0014名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 01:56:40.50ID:tAsC9K4Ja
>>11
煮詰まってる時って脳の無意識な部分が勝手に物語を作り始めてるから無意識に委ねてみるのも面白いかも
意識で書いてるとなかなか物語が動き出さないから袋小路に入ってしまう人が多いみたいです

出過ぎたこと言ってたらすいませんm(__)m
0015名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 01:59:44.97ID:KW+js90/0
>>14
いやいや、ありがとうございます!
0016図書館の海(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:50:59.15ID:KW+js90/0
時計の針がコチコチと退屈そうに動く。ページをめくる乾いた音とエアコンの唸り声だけが響く。ブラインド越しの校庭を、眺める。サッカーボールを追いかける部活の生徒たち。
0017図書館の海 二冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:51:44.39ID:KW+js90/0
図書館のカウンター。図書委員の僕と由依。由依は髪を耳にかけながらまだバーコードを貼ってない新刊図書を読んでいる。まだ、誰も読んでいない新しい本を読めること。それが図書委員の醍醐味だ。僕も由依の横顔をちらっと見たあとカウンターに積まれた、本の1冊を手に取る。
0018図書館の海 三冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:52:25.44ID:KW+js90/0
フィルムコーティングされたばかりの表紙はまだ気泡が付いている。それを潰すと、パラパラとページをめくる。鼻腔に侵入する紙とインクの香り。
今年の夏、刊行された本。たしかこれ本屋大賞にノミネートされてたっけ。300ページはある。僕はちらりと時計を見る。まだ、時間はある。
0019図書館の海 四冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:53:04.19ID:KW+js90/0
「ねぇ、」
由依が僕の肩を叩く。
大げさにびっくりした僕に(昔からの悪いくせだ)、由依は口に手を当て、笑った。
「どうしたの?」
僕は由依に訊ねる。
「ん?この本面白いよ。」
由依は書店のカバーが掛かった文庫本を取り出した。気がつけば由依は別の本を読んでいた。
0020図書館の海 五冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:53:41.67ID:KW+js90/0
「その本、あげる。」
「いいの?」
「うん。誕生日でしょ?明日。」
「だけど、ほんとに」
「いいのいいの。」
「じゃあね。」
文庫本を押し付けるようにして出てった由依。扉の閉まる音。時計を見るとそろそろ閉館の時刻。僕はカウンターからまわりを見渡す。もう誰もいない。由依を追いかけるようにして僕は図書館を出た。
0021図書館の海 六冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:54:28.43ID:KW+js90/0
「ただいま。」
家に帰ると姉がクシャッとした笑顔でおかえりなさいと出迎えてくれる。料理が上手で、優しくて、だけどちょっとドジな姉。姉は周りから聖母と呼ばれている。
自分の部屋に行き制服を脱ぐ。するとすかさず姉から
「制服シワになるからちゃんとたたんでよー!」
と階下から聞こえる。
「わかったよー!」
僕はいう。
0022図書館の海 七冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:55:15.35ID:KW+js90/0
暫くしてから僕はベットに寝っ転がり、由依がくれた文庫本を取り出した。
汚れちまった悲しみに 中原中也
中原中也。どこかで耳にしたことのある名前だ。なぜこの本なのだろう。考えながら、ページを捲る。
0023図書館の海 八冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:56:12.51ID:KW+js90/0
「ちょっと聞いてるの?」
耳元で突然姉の声がした。
「えっ、姉ちゃん?」
「えっ、じゃないでしょ。もう何回呼んだと思ってるの」
気がつけばもう夜9時。ずっと中原中也の世界に浸っていた。
「ごめん。」
「ご飯。できたから。早く」
「うん。」
姉が部屋を出る。軽くため息をつく。
なぜ由依がこの本をくれたのか。まだ分からなかった。
最後のページ。

「きっと君にはこの本が似合うはず ずっと君が好きでしたゆい」

黒いボールペンに女の子らしい文字が恥ずかしそうに並ぶ。
僕は文庫本を黙って抱きしめた。
0024図書館の海 九冊目(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:56:55.01ID:KW+js90/0
翌日。学校に行くと、君はいなかった。転校したと朝のホームルームできいた。
僕は窓の外をみた。規則正しくならぶ校庭の木々。外は晴れなのに雨が降る。
由依の仕草、声。頭のなかで蘇る。
0025名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 03:58:59.36ID:KW+js90/0
思うままに書いたらこんなことになった……
0026名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 04:52:15.85ID:KW+js90/0
続きをかいたけど、すごい重たい話になった。実体験を含ませたせいだ。。
0027図書館の海2 第一話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:03:57.46ID:KW+js90/0
「なにその切ない話」
昼下がりのカフェ。大学生になった僕は文学部の仲間と思い出話に浸っていた。
僕の話をしたあと、守屋さんはまっさきにそう言った。
「んで、そのあとはどーなったの?」
設楽さんはパンケーキを切り分けながら言った。
「いや、そのあとはないです。」
「ないって、それで終わりってこと?」
「はい。」
「すげー悲しいじゃんそれ。」
うなづく周り。
「その子はそれ以来あってないの?」
渡邉さんが訊ねる。
「はい。行先も言わなかったみたいで。」
0028図書館の海2 第二話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:04:55.23ID:KW+js90/0
僕が話しえたあと、まっさきに喋り始めたのは同じ2年の守屋茜。僕と同じ文学部、文芸創作コース専攻。
パンケーキを頬張るこの人は設楽統。文学部の教員。そのフランクさ故か。学生に人気がある。よくこうして学生とカフェで甘いものを食べて喋り倒している。
渡邉理佐は1年。守屋と同じ高校を卒業している。つまり守屋の後輩。
そして。アイスコーヒーをひたすらかき混ぜている彼女。彼女は渡辺梨加という。僕は高校三年間、同じクラスだった。
0029図書館の海2 第三話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:06:44.45ID:KW+js90/0
つまり、由依とも同じクラスだったわけだ。
高校にも。そしていまも、わたなべという名前をもつものが複数いたので僕はずっと梨加と呼んでいる。梨加は人前だとやたら緊張し、無口になるが、こうして仲のいい人といる時はおしゃべりになる。がしかし今はひたすらアイスコーヒーをストローでかき混ぜている。
0030図書館の海2 第四話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:07:34.26ID:KW+js90/0
「梨加,どうしたの?」
「由依ちゃん元気かなと思って。」
「どうだろうね。」
設楽さんの友達、日村さんのバカ話をよそに由依のことを話す二人。
「由依ちゃん。静かで、優しくて。だけどいつもどこか寂しそうだった。窓きわの席でひとり。」
梨加がポツリという。
0031図書館の海2 第五話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:08:18.84ID:KW+js90/0
由依はどこかクラスメイトと離れ、一人だけの世界を作っていた。僕もそうだった。だから由依と話があったのかもしれない。
梨加とは同じクラスでよく話す、数少ない女子だった。梨加もまた優しい子だ。人の心がわかる、傷ついた僕の心を、何度も癒してくれた。
0032図書館の海2 第六話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:09:59.56ID:KW+js90/0
由依は高校一年生の冬に転校した。突然。だったかもしれないが、もともとあまり話すクラスメイトが居なかったせいか、翌日にはその存在は忘れられていった。だけど、僕は忘れられなかった。
0033図書館の海2 第七話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:12:02.34ID:KW+js90/0
あれから僕は中原中也の文庫本を持ち歩くようになった。制服の少し広めのポケットに。
いまもその文庫本はカバンの中にある。こんなに未練たらしい男もめずらしい。だが、それくらい好きだった。いまなら躊躇うことなく言える。
0034図書館の海2 第八話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:14:39.96ID:KW+js90/0
文庫本をパラパラと捲る。少し角が折れている。6ページ目はかすかに破けている。
高校二年生。
クラスメイトに虐められていた。誰に?ほぼ全員だ。無視、バイ菌扱い。些か子供っぼいと思うが、僕の心は修復不可能なまでに傷ついた。
0035図書館の海2 第九話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:15:39.39ID:KW+js90/0
文庫本の傷はあるクラスメイトに取り上げられた時のものだ。僕は取り上げられた時、ああ、しまった。もう終わりだと思った。あの文庫本は破られ、捨てられるだろう。そう予感した。その時、梨加が声を上げた。
梨加は叫び声ともなんともつかぬ声をあげながら、そのクラスメイトに向かって鋏を振り回した。なぜそうしたのかわからない。僕はただ、それを見ているだけだった。
0036図書館の海2 第10話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:17:15.36ID:KW+js90/0
その鋏は額に当たった。額からは赤い点がつき、やがて一筋の線となった。クラスは静寂に包まれた。そのクラスメイトは文庫本を投げ捨て教室を去った。
梨加は僕に駆け寄り文庫本の埃を払って渡した。
「ごめん、ずっと。」
梨加はぽつりと呟いた。
0037図書館の海2 第11話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:19:03.93ID:KW+js90/0
梨加は僕がいじめられてるときも普通に話しかけてくれた。梨加だって虐められてしまう。そう思ったが、なぜか梨加は虐められなかった。後で知った事だが、そのクラスメイトは梨加が好きで、ある日梨加に告白した。
0038図書館の海2 第12話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:20:58.49ID:KW+js90/0
しかしのらりくらりとかわされた。そんなとき。梨加と仲良さそうに話す僕を見つけた。それがいじめの原因だ。そのクラスメイトはクラスカーストの上位にいた。だからほかのクラスメイトは逆うことも止めることもできなかった。そんなことしたら
0039図書館の海2 第13話(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:21:59.65ID:KW+js90/0
つぎは自分のばんだからだ。梨加は無視やバイ菌扱いするクラスメイトをよそに僕に話しかけ続けた。だけど、梨加はいじめを止める勇気がなかった。話しかける。それは止められないことへの彼女なりの罪滅ぼしなのか。わからない。
そのクラスメイトはそれっきり学校に来なくなった。以降、いじめはなくなった。
0040名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 05:27:06.54ID:KW+js90/0
連投失礼しましたm(__)m
0041名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 06:30:45.98ID:3tr7ia1Ta
>>40
連投はかまわないんですけど短い文章で多レスになるとあっという間にスレが終わるかなw

他の人の投稿したのもあっという間に流れちゃうしw

それで1レスはなるべく長くってお願いしてたんですよね
0042名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 06:53:38.51ID:3tr7ia1Ta
良く考えたらここあなたが立てたスレだから好きにしていいやw

うっかり自分で立てたつもりになってたわww
0043名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 08:00:39.30ID:3tr7ia1Ta
>>25
全然面白いですよ
転校しちゃうとこまで書いたのがじわじわと余韻の残る感じ

続編はぺーちゃんの内に秘めた狂気がw
0044ブティックの理佐ちゃん(大阪府)
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2018/02/17(土) 12:18:39.71ID:AigavHib0
ホワイトデーのお返しを何にしようかと考えながら百貨店の婦人服売り場をうろついていると、
ショーウインドウの向こうで美人な店員がお辞儀の練習をしていた。
僕がしばらく立ち止まっている間、ずっとお辞儀の練習をしていて時より首を傾げている。
その美人店員のことがどうにも気になってしまい、気づいたら片想い。気づいたら店内。

「いらっしゃいませ」
練習よりも固くぎこちない動きでその店員が出迎えた。
小顔のなかに輝く白い歯が印象的で、赤い口紅をより際立たせている。
「あの…女の人のプレゼントを探しに来たんですけど」
店員が緊張していると、こっちも緊張してしまう。
「素敵ですね、プレゼントなんて」
素敵そうな仕草もせず、店員が言った。

「この時期ですと、スカーフなんかもおすすめでございます」
二月の終わりにもなると、もうマフラーの在庫は少ないそうだ。
「これはいかがですか」と薦められたスカーフの値札を見て、来るべき店を間違ったことに気づいた。
別に買えないほどの値段ではなかったが、義理チョコのお返しには少々高い。
しかし、スカーフよりも安いアイテムがこの店内にあるとも思えなかったので、素直にスカーフを買うことにした。
「色はこれだけですか?」
スカーフは紫を基調としたものであり、大人びたデザインだった。
「緑もございますよ」
「じゃあ、緑も見せてもらえますか」
「かしこまりました」

店員はインカムを使って型式とカラーを伝えた。
口をほとんど開けずに意思疎通する姿は見事としか言いようがない。
「この紫も、品があっていいですよね」
商品を待っている間、沈黙するのが嫌だったので、僕はどうでもいいことを話題にする。
「私は紫の方が好きです。何ていうか、”おとしやか”ですよね」
「“おとしやか”?おしとやかのことですか」
「ああ、それです。わざとじゃないですよ」
0045ブティックの理佐ちゃん(大阪府)
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2018/02/17(土) 12:19:12.52ID:AigavHib0
「お待たせしました」
向こうから緑のスカーフを持った店員が現れた。こちらも美人だ。
しかもよく見ると、それは知り合いの理佐ちゃんであり、チョコのお返しの張本人でもあった。
僕に気づいている様子はない。
「どちらにされますか?あと、お客様、もうそろそろ閉店の時間ですので…」
一人目の美人店員のペースとは違い、やや高圧的だ。
「じゃあ、やっぱり紫で。おしとやかですもんね」


ブティックの冷たい空気に比べれば、初春の大気はまだ温かく感じられた。
むき出しになった茶色い木々は自然な安心感を与えてくれ、冷たい風に生きた心地がする。
信号待ちをしている時だった。
「ねぇ、何で紫選んだの?」
二人目の店員、理佐ちゃんが横にいた。赤信号を見つめながら僕に問いかけた。
「何だ、気付いてたのか」
「当たり前でしょ。この間チョコあげたんだから」
「皆に配ってただろ」
「カムフラージュのためにね。ホントは…」
信号が青に変わる。スクランブル交差点に人がなだれ始める。
僕は理佐ちゃんを見る。理佐ちゃんと目が合った。
「なんてね、今度は緑のスカーフも買いに来てよ」
そう言って片手を挙げて、心中察せないまま人ごみの中に消えていく理佐ちゃんだから好き。

でも、その後に「今日はありがとうございました」なんて言って近寄ってきてくれる最初の店員、なぁちゃんも好き。

おわり
0046名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 12:26:25.43ID:24REEiYRa
>>45
俺とは違うこのオシャレ感はなんだろう?
0047名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 15:26:52.34ID:KW+js90/0
>>41
長くするとすぐ長すぎます!とでるのでついみじかめに。たぶん、セリフが少なく情景描写が多いせいで文字数が多くなって
0048名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 15:32:50.74ID:24REEiYRa
>>47
了解しました( ̄▽ ̄)ゞ

ところで前スレで書いてたあかねんのやつも連作にしてみたら面白いんじゃないですかね

場面は毎度タクシーの中で何故か運転手さんも毎回同じ人みたいな感じで掘り下げたら面白そう
0049名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/02/17(土) 15:33:29.55ID:IOLmbpUQK
>>47
ふと思ったんですが、それってレスの長さじゃなくて
“長すぎる行があります!”
じゃないかしら?
だとしたら途中で改行すれば続き書けますよ

違ったらスマソ
0050名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 16:26:04.45ID:KW+js90/0
>>49
そうなんですね!ありがとうございます。初耳です。
0051地平線の名前(千葉県)
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2018/02/17(土) 16:27:18.72ID:KW+js90/0
喧騒が戻る。構内のスターバックス。
遠くの方はややオレンジがかった空。
「そう、そんなことがあってから私に頭上がらないの。ねー?」
そういいながら微笑む奈々未さん。悪い顔をしている。
しれっと、空いてる席に座り、キャラメルマキアートを頼んでいる奈々未さん。
「おっと、そろそろバイトだ。」
そういって奈々未さんはキャラメルマキアートを手にスターバックスを出ていった。

「もうこんな時間。」
彼女は時計を見る。汗のかいたグラス。すっかり中身の薄くなった液体。
グラスの中に注がれるオレンジの夕日。
僕はそれを黙って見つめた。
「じゃあ、そろそろ。」
そういって2人はほぼ同時に立ち上がった。
買い物をするという彼女と別れて僕は一人帰路に着く。

溜まった洗濯物を狭いベランダで干していると彼女が話しかけてきた。
「同じですね。」
彼女をみる。僕の部屋のベランダから、彼女の部屋のベランダも見える。彼女もやはり洗濯物を干している。5月の風が彼女の髪を弄ぶ。
その風は僕の体も撫でつける。
「そういえば名前聞いてなかった 」
風にかき消されないように。ボリュームをあげて喋る。
僕もおなじボリュームで名前をいう。
「なんて呼んだらいい?」
「苗字でも 名前でも どっちでもいいです」
「これから、よろしくね。菅井さん。」
僕は精一杯の微笑みをなげかけた。

夜の帳がおりるその時まで二人はずっと楽しそうに話していた。
0052名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 16:51:46.50ID:KW+js90/0
>>48
ありがとうございます。やってみます。
0053東京-夏-(千葉県)
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2018/02/17(土) 16:52:25.06ID:KW+js90/0
「箱崎ジャンクションから先3キロの渋滞です。以上日本道路交通情報センターの日村がお届けしました。」
「日村さんありがとうございました。」
「いやー、夏も終わりですね。ってなんかすげージジイみたいだけど。だってもう8月の30だもんね。」
ラジオの声で夏の終わりを知る。
今日が何日で、
明日が何日
なのかすらも思い出せないくらい。
忙しかった。
「すいません。ちょっと冷房下げてもらえますか。」
タクシーの中。
乗った時はちょうど良かったが効き過ぎたのか。
寒く感じる。
梅雨はあけ、
どこまでも青空が広がる夏が訪れた。
ライブ尽くしで、
あの人の顔を思い出すことも少なくなった。
それでいいのだ。
そう思った。
昨日までの台風の中にいるような騒がしい日々はすぎ、
今は漸く落ち着いた。
ながいネオンの縦列。
私は心の中でため息をついて、
溜まったLINEを消化する。
私はすぐLINEを溜めてしまう。
「あかねん、お疲れ」
「あしたオフだからどこかいこー」
菅井からだ。
彼女も忙しかっただろう。
キャプテンとして、周りのことも、色々……
ハア。
ため息が今度は口から出た。
私は思わず、窓の外をみる。
「すいませんね。いつもはこまないのに。おかしいな。」
ボソボソと謝る運転手。
「あっ、いやそんなつもりじゃ。」
軽い既視感に襲われる。
たぶん疲れているのだろう。
ため息で曇ったガラスを指先で拭って、他人事の街並みを眺める。
東京の街はいつだって孤独に感じる。
いや、孤独に感じるのはもしかしたら自分が孤独だからか。
頭を軽くふってネオンの縦列に目をやる。
まだ、長い……
0054名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 19:08:26.42ID:uDv2xHJja
>>53
さっそくリクエストに応えていただき乙ですm(__)m

あかねんの頑張って空回りした後の疲れた感じが出てて良いですw
0055新宿の理佐ちゃん(千葉県)
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2018/02/17(土) 19:18:06.63ID:KW+js90/0
新宿三丁目。
紀伊國屋書店や伊勢丹などがたちならぶ通りを二人、
すこし間隔を開けて歩く。
彼女は黒いコートの襟を寒そうに握りしめる。僕は右手を少し動かし彼女の手を見つめた。
意外と純情な僕たちは、
まだ手さえ繋いだこともない。
意を決して、僕は彼女の手を握る。
白く、小さい、そして柔らかい。
彼女は少し驚いて
「突然手を握るんじゃねーよ」
という。しかし、握った手を離そうとしないのは
まんざらでもないのだろう。
彼女の名は渡邉理佐という。
同じ高校に通っていて、
いまは大学に進学した。
しかし大学は違う。
僕は昔から絵が好きで、
美術系の大学に行った。
彼女は学校の推薦で私立の女子大に行った。
お互い時間が合わない。大したこともない用事で時は埋められてゆき、本当に大切な用事は後回し。
僕は握った手を僕の着るコートのポケットのなかに入れる。
寒さのせいか、顔の赤い彼女は不機嫌そうに黙り込む。
だけど、不機嫌に見えるだけで本当は恥ずかしいのだと僕は知っている。
「ありがと。」
目も合わさず、こっそりつぶやく。

「今日なに食べたい?」
いつになく嬉しそうな彼女に、
「理佐の好きなものでいいよ」
と微笑みながら言う。
0056名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 19:18:51.15ID:KW+js90/0
>>54
ありがとうございます。
タクシーシリーズもなかなかいい感じに行きそうです
0057名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 19:22:12.28ID:KW+js90/0
実はこのタクシーシリーズ
桑田佳祐さんの、東京がモチーフになってます。運転手のイメージも東京のmvの桑田さんです。あかねんのアダルトな感じを出そうとしてみたりしましたがあらぬ方向に滑り出しました笑
0058ガラスを割れ!(千葉県)
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2018/02/17(土) 19:39:00.53ID:KW+js90/0
「外、涼しくて気持ちいいよ。」
理佐ちゃんに言われて教室からベランダへ。
僕はベランダからサッカーをするクラスメイトを見つめ、ため息つく。
「行かなくていいの?」
「だって、運動ヘタだし」
「そうやって逃げてるからでしょ」
放課後
サッカーに、興じるクラスメイト。
黄昏ているとドアの閉まる音。
気がつけばドアの向こう、鍵を閉める理佐ちゃん。
「えっ、」
といいながらガラス戸を叩く。
するとガラスがすごい音を立てて割れた。
だけど親切にカーテンまで閉めたせいで
理佐ちゃんは無傷。
派手に割れたガラスと
割れたガラスで手を切って、
大量に血を流す僕に涙目の理佐ちゃんはかわいい。

保健室。
生徒に人気の深川先生に手当してもらう僕。申し訳なさそうな理佐ちゃん。
理佐ちゃんに
理佐ちゃんは悪くないよと深川先生の聖母オーラに包まれついそんなことを口走る僕。
包帯でぐるぐる巻きになった手じゃない方をぎゅっと握ってくれる理佐ちゃん。

そのあと職員室で苦笑いしながら担任の土田先生に注意を受けてる時もずっと手を握る理佐ちゃんが愛おしい。

夕方
「ごめんね。」
という理佐ちゃん。
だけど僕はわざわざ職員玄関から来てくれた深川先生の元へ行ってしまう。
「いいの?」という深川先生に
「いいんですよ。」とカッコつける僕に
「深川先生を好きになってんじゃねーよ」と嫉妬する理佐ちゃんがたぶん、世界で一番かわいい。
0059実は(千葉県)
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2018/02/17(土) 19:49:33.55ID:KW+js90/0
てち「はい、どーも!平手友梨奈です」
もな「志田愛佳です」
てち「さて新曲のガラスを割れ!を引っ掛けてやりましたねー、この人」
もな「3月7日発売です」
てち「血のにじむような宣伝に感謝ですね」
もな「……」
てち「これ、実は千葉県の実話なんです」
もな「えっ、やば」
てち「しかも大分庭さんに影響を受けてますね」
もな「あの、鑑定士の?」
てち「それは丹羽さん。乃木中のね。マニアックすぎるでしょ。」
てち「理佐ちゃんシリーズの作者ですね。実は千葉県の文体だと大分狂気が滲んだ作品になるので、庭さんの理佐ちゃんシリーズを参考にしたとのことです。」
もな「理佐ちゃんシリーズ大好きなんですね千葉県」
てち「そうなんです」
もな「いやー、庭さんも理佐ちゃんも千葉県のインフルエンサーなんですね」
てち「はい、ということで乃木坂46の新曲インフルエンサー発売中です!」
てちもな「よろしくお願いしますー」
てち「違うでしょ。ガラスを割れ!の宣伝しなくちゃ」
もな「えっ?」
てちもな「改めてガラスを割れ!よろしくお願いしますー!」
0060名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 21:19:21.55ID:BzUEonuCa
>>55
>>58
まだ理佐ちゃんの素晴らしさが描ききれてませんな
まだ理佐ちゃんは早いかな、なんちゃってwww

>>59
ありがとうございますm(__)m
0061名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 21:35:54.15ID:KW+js90/0
>>60
やっぱりそうですよねぇ
0062名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 22:11:00.54ID:KW+js90/0
ここの板の作者さん全員で同じモデルをテーマに小説を作ってみたいですねー。
0063名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/17(土) 22:21:34.43ID:5jt+Yzl2a
>>62
面白そうだけど俺は基本的にインプロで書くからモデルやテーマ決めちゃうと書けなくなっちゃうんだよね

理佐ちゃんだから勝手に妄想が湧いてくれるだけでw

それにモデルとテーマ決めると発想や物語性が限定されちゃうから
空間や人物を描写する能力が高い大阪府さんに絶対勝てないから俺は逃げるw
0064名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/17(土) 22:31:15.28ID:KW+js90/0
>>63
たしかに……
思いつきで言ってみただけでしたけれど
そうかもしれませんね……
0065名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 22:44:48.12ID:KW+js90/0
ああ、このメンバーだと負けない
みたいな描写力があればな
0066名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/17(土) 22:54:33.25ID:5jt+Yzl2a
>>64
でも大阪府さんとチワンさんはモデルとテーマ決めて書くの絶対得意だと思います
あとたまに書きに来てくれる空さんも得意そう

ぽん民さんは描写力は確かだけどゆいぽんに惚れこみ過ぎてるので他メンだとどうかなw

>>65
描写力は本当に羨ましい
0067名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 23:01:05.84ID:KW+js90/0
>>66
ためしにゆるーい感じで。
ゆいぽんを、テーマに書いていただこうかな……
描写力……ありがとうございます
0068名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/02/17(土) 23:22:04.46ID:AigavHib0
『内科医なーこちゃん』

頭痛は激しさを増し、視点が定まらない。
アスファルトがうねり、電柱が曲がって見える。
体温は高いはずだが、風が吹く度に背筋が震えた。
帰省中のどの場面でインフルエンザを移されたのだろうか。接触の多い年末は、感染頻度も高くなる。
今年のお正月は寝て過ごすことになりそうだ。

医院の入り口に立った。
年末最後の診察日にも関わらず、混雑している様子はない。とんでもない田舎だからだ。
「こんにちは、初診です」
僕は下を向いて挨拶をした。
「こちらにご記入お願いします」
受付の人は問診票を僕に渡した。若い女の子で白衣を着ていた。

すぐに診察室へ通された。
「どうされましたか」
先ほどと同じ声で、若い女の子が聞いた。
「熱があって、頭痛がします、あとは…」
「あ!久しぶり」
「え?あ、菜々香だ」

全く準備ができていなかった。上がり続ける心拍数を、菜々香に測られた。
「大丈夫?すごいドキドキしてるよ」
「うん、やっぱりインフルエンザかな」
「ちょっと待ってね、もう結果出るから…あ、インフルエンザだね。若いから治りも早いよ」
「そっか、じゃあ大人しく寝てるわ」


「起きなさい、早く。玄関に長沢さんいるわよ」
母さんの声が下から聞こえた。夕べ変な時間に寝たからか、今が何日の何時かわからない。
時計は10時を差していた。知らない間に夜は明けていたということだ。

「昨日、大丈夫だった?」
「ああ、もう治ったよ。それより仕事は?」
「今日から休診だから。ていうかまだ治ってないよ、熱下がったあともウイルスはいるからね」

菜々香と会うのは、僕が卒業式の時に告白して以来だった。
「忙しいから」という意味不明な理由で振られたため、煮え切らない思いがあった。
今では、忙しいと云う理由もよくわかる。

「ごめんね、あの時本当は好きだったんだよ。でも、どうせ付き合えなかったから」
「医者になろうとしてたんだもんな、仕様がないよ」
「ねえ、手繋いでもいい?」
「まだ、ウイルスいるんだろ?」
「医者は耐性があるから、簡単には移んないよ」

僕は菜々香の左手を握った。薬指に硬い感触がした。
「そっか…」

もう遅かった。

おわり
0069名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/02/17(土) 23:25:10.77ID:AigavHib0
>>66
理佐様と同じで褒められるのは苦手なタイプなんで止めてくださいw
それに、人物描写は庭さんの方が絶対上手いです

>>67
私は人のパロディーを作るの好きなので、ご要望あらば馳せ参じますw
0070名無しって、書けない?(千葉県)
垢版 |
2018/02/17(土) 23:44:41.93ID:KW+js90/0
>>69
ぜひお願いします。
0071フラッグを立てろ(千葉県)
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2018/02/17(土) 23:47:32.82ID:KW+js90/0
川面に跳ねた石は
波紋を立てて沈んでゆく
それを座りながら、眺める2人の男女。
男の方は
終始彼女のほうを気にしながら、
女の方は川面を見つめながら
なにか考え事をしている。



私はゆっくりとスカートをはらい、
立ち上がった。
私のなかにいる、小さな女の子は
髪を結わえて、踊ってる
私は、親のいいなりでいつだって
うまく生きられない
クラスではおどけたフリをして
笑われている
それが私に与えられた役割だった
蜜柑色の夕日に溶けた
川面を黙って見つめた。
彼は私のことを心配そうに見つめる

「奈那がやりたいなら、やってみれば」
私の名前を心許ないように呼んでから手探りで言葉を漏らした。
「簡単に言わないでよ」
わかっている。
髪は風に乱れ 額にはうっすら汗が滲む
頬には静かに涙が流れた
彼はぎこちない仕草で私を抱きしめる
私はただ彼に身を任せた

柔軟剤の香り、嫋やかな風。
どれくらいそうしてただろう?
彼の肩にもたれる。

15分前のことだ。
乃木坂46の新しいプロジェクト。
1期生募集。
そのオーディションがある。
迷っている参加しようか。
ぽつり呟きながら歩いていた。
本当は、まよってなど、いない。
答えは出ていた
ただ、彼に背中を押して欲しかった
「知りたいの、新しい世界を……」
掠れた声で私は彼に告げる。
「いいんじゃない。」
「ほんと?」
「だって、君の人生だ。好きにしたらいいさ。」
遠くで電車の駈ける音が聞こえる。
微笑む彼の顔が夕日の逆光で眩しい。
草木が奏でる。夕方の優しいメロディ。
手を繋ぎ直した。
太陽は翳りながらも
まだ二人を照らし続ける……
0072名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/02/18(日) 00:28:00.79ID:h1EXqnWRK
試しに大阪府先生と同じテーマで書いたらどうなるか

【内科医なーこ先生】

なーこ「次の方どうぞ」
患者「お願いしま…うわ!びっくりした」
なーこ「あ…すいませんね。私、可愛過ぎましたか?」
患者「え?あ…確かに可愛い…ですけど…」
なーこ「じゃあ、びっくりしたじゃなくて『うわ!内科医が可愛いやないかい!』くらい気の利いたこと言わないと」
患者「何で診察室でダジャレ言わないといけないんですか。そうじゃなくて、その服ですよ」
なーこ「え?アイスのシミ、残ってます?」
患者「そうでなくて、何で白衣じゃなくて真っ赤なんですか」
なーこ「あ…これね。私も白がいいって言ったんですけどね、母親が勝手に赤を注文しちゃったんで…」
患者「そ…それでこの診察台の毛布と枕がビリビリなんですか…」
なーこ「なぜわかった」
患者「なんとなく…」
なーこ「でもこれはこれでいい点もあるんですよ。血しぶき浴びても目立たないし」
患者「怖いっすよ」

なーこ「で、今日は何の御用ですか」
患者「何の御用って…診察希望ですよ」
なーこ「わかりました。ではまずは財布を見せてください」
患者「財布?何でですか?」
なーこ「いいから早く。…ふむふむ、くしゃくしゃの千円札が6枚ですね」ガタガタ
患者「え…あの…」
なーこ「はい、じゃあこちらがピン札で千円札6枚、確認してください」
患者「何なんですかこれは?」
なーこ「新札希望とおっしゃったから」
患者「その『しんさつ』じゃないよ!それになんで引き出しにそんなお金入ってるの」
なーこ「母のヘソクリです」
患者「大丈夫なのそれ?」
0073内科医なーこ(千葉県)
垢版 |
2018/02/18(日) 01:00:06.93ID:aPqYVI820
僕もためしに。
今日は珍しく忙しい。
なにせ、二人も診察に来た。
私は突然の同級生の関ジャニ、
いや同級生の患者に動揺して
二人目の患者には母のへそくりで新札に交換してしまった。
古い診察室を見回す。
一応医療機器は新しい。
しかし、椅子やテーブルはかなり年金、
いや、年季が入っている。
ここは知り合いから譲り受けたのだ。
なぜならお金がなかったからだ。
看板もかつてのまま
「虹彦内科医院」
となっている。
まあ、虹彦内科だと勘違いして来る人も多いから当分このままでいいんじゃ内科。
と思っている。

暇だな。私は医療機器を駆使してアイスクリームを作ることにした。
点滴袋のあいたやつに氷と塩、クリームを入れる。
そしてなぜか大量に置いてあるビーカーを器にして頂く。
これがなかなか美味しい
しかし、寒い。
季節を間違えた。


「すいません。」
また来た。アイスクリームを置く。
なーこの一日は忙しい。
0074名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/02/18(日) 09:27:13.71ID:h1EXqnWRK
【内科医なーこ先生・ビヨンド】

なーこ「おや、39度ありますね。寒気はありますか」
患者「今は大丈夫ですけど夕べは…」
なーこ「ああ…お母さん毎月お辛いんですね」
患者「はい。おかん、生理痛がひどくて…って、違うだろ〜!悪寒戦慄がひどくて、だろ〜!」
なーこ「…腕を上げましたね(微笑)」
患者「必死ですよこっちも」

なーこ「じゃあ、インフルエンザ検査をしてみましょう」
患者「何するんですか」
なーこ「この検査キットで調べます」
患者「それでわかるんですか」
なーこ「きっとわかります」
患者「しょ…しょうもない…」
なーこ「こいつをてめえの汚ねえ鼻の穴に突っ込んでぐりんぐりん言わせてやるぜ」
患者「言葉の割には棒読みだから迫力がないな」
なーこ「じゃあいきますよ」
患者「痛たた…!」
なーこ「フフッ」
患者「やっぱ怖い…」

なーこ「うーん、陰性ですね」
患者「予防注射は受けましたから」
なーこ「あら〜、僕ちん、ワクチン受けたの〜」ナデナデ
患者「どういうダジャレなんすか」
なーこ「じゃあ肺の音を聴きますから胸を開けてください」
患者「あ、はい…」
なーこ「…今度から病院に来る前には乳毛を処理してきてくださいね。彼女いないのはわかりますけど」
患者「やかましいわ」

なーこ「肺の音も異常ないので、お薬出しときます」
患者「ありがとうございます…あの…先生ってよく見ると欅坂46の長沢菜々香さんに似てますね」
なーこ「よく言われるんですよ。おかげで私も欅坂のファンになりました」
患者「あ、僕もなんですよ。先生はいつ頃からファンに?」
なーこ「『ガラスを割れ』っていう曲を聴きまして」
患者「つい最近ですね」
なーこ「はい。内科医だけに、超・新規(聴診器)です」
2人「お後がよろしいようで〜」
パチパチパチパチ
0076名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/02/18(日) 17:37:12.54ID:2U7YnSiE0
同じテーマと言いながらコメディータッチが過ぎませんかね…
なーこちゃんとの純情を書いた私がバカみたいじゃないですかw

>>72
とは言え、流石ですね
テンポ、流れともに気持ちいいです

>>73
千葉県さん、チワンさんのダジャレウイルスに感染してるじゃないですか

お二人とも、私の物語の要素をしっかり含んでいてくれてて嬉しいです
0077名無しって、書けない?(大阪府)
垢版 |
2018/02/18(日) 17:39:20.45ID:2U7YnSiE0
>>75
コントでもいいので、もし書いてくれる人が居たら大歓迎です
0078名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
垢版 |
2018/02/18(日) 18:12:00.17ID:h1EXqnWRK
>>76
いや、やはり差別化は大事かと思いまして(笑)
それに内科医なーこちゃんで発想すると自分の場合どうしてもこうにしかならないんですもの(笑)
でも実を言うとひとつネタを入れ忘れてちょっとだけ反省してます
0079名無しって、書けない?(千葉県)
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2018/02/18(日) 18:46:03.00ID:aPqYVI820
>>76
お二人の流れを受けて……笑
0080帰ってきたイタコの理佐ちゃん4(庭)
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2018/02/18(日) 21:38:18.87ID:u2jrPs0wa
「ねぇ、今日のけやかけの収録、心霊特集で霊能者来るんだけど俺君大丈夫?スタジオうろちょろして祓われちゃったりしないでよ」
普段は背後霊なんてウザいとか言って邪険に扱うくせに・・・

本当は優しい理佐ちゃん

「大好きだ〜」理佐ちゃんの優しさに感動した俺

鏡に向かってピアスつけてる理佐ちゃんに背後から抱きつくある意味本当に背後霊な俺

しかし、霊体の悲しさ儚くも理佐ちゃんを通り抜けるだけの悲しい俺

「なんか怖いからそこら見物してるわ」
スタジオにいる霊能者から出てるオーラがマジもんなのにビビってスタジオに入らず外に漂うことにした俺

「せっかくだから女優さんの着替え覗きてえな」って吉岡里帆を探す俺

「ちきしょう!吉岡里穂のドラマはチャンネル違うじゃねえかよ」

気づいた時には後の祭りな俺

すっかり夜中で愛しの理佐ちゃんは帰っちゃったみたいだし・・・

うちひしがれてたどり着いた理佐ちゃんの部屋

「もう寝てるだろうから理佐ちゃんのエロい寝姿見よ」

なんて思ったら泣いてる理佐ちゃん発見

「どうした理佐ちゃん、スタッフにイジワルされたのか?」って慌ててかけよる俺

「今日来てた霊能者が私には何にも憑いてないって言うから・・・」

マジか・・・あの霊能者インチキだったのかって己が目の節穴ぶりに驚く俺

「そしたらいつまで経っても俺君帰って来ないから本当に成仏しちゃったのかと思ってないちゃったの・・・」
なんて可愛いとこある理佐ちゃんだから好き
0081帰ってきたイタコの理佐ちゃん5(庭)
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2018/02/18(日) 22:19:39.80ID:u2jrPs0wa
「俺君見てよ、この前遊び行った時の写真に俺君写ってるよ」
理佐ちゃんがスマホを俺に見せてくる

「ここに写ってんの俺君だよね」
見やすいように画像を拡大してくれる理佐ちゃん


なのに俺ときたらスマホを覗き込むふりして理佐ちゃんの胸チラに夢中だ

「ねぇ、見てる?」何かを察知したのか眉間にしわを寄せて俺を睨む理佐ちゃん

「どこ見てたの?」ってむくれる理佐ちゃん

「胸元見てました」背後霊になってからはウソつかない俺

「やだ〜こいつ本当にやだ〜」って悲鳴あげる理佐ちゃん

「あんたさ、背後霊になったんだからちょっとは真面目にとか思わないの?」
いずまいを正して背後霊としての今後の俺の行く末を真剣に考える理佐ちゃん

長い夜になりそうだ・・・


「え〜〜っ!?」
目覚まし時計を見て悲鳴あげる理佐ちゃん

「もう、撮影に遅れたら俺君のせいだからね」
明け方近くまで俺の行く末を語り続けたせいで寝坊した理佐ちゃん

「なんで幽霊の将来なんて私が真剣に考えなきゃいけないの、もう死んじゃってるのに」ってぷんぷんな理佐ちゃん

「non・noの撮影だったらモデルさんいるかな」ってぷんぷん理佐ちゃんそっちのけでワクワクな俺

「ちょっと、変なことしないでよね、私だってまだ慣れてないんだから」ってめっちゃ警戒してくる理佐ちゃん

「でも理佐ちゃんにしか見えないから着替え覗いても分からないと思うよ」

「そういう問題じゃありません、絶対に私から離れちゃダメだからね」

理佐ちゃんからの側を離れるな指令で撮影中も理佐ちゃんの横にいた俺

そして数日後

「ただいま」なんて上機嫌に帰宅な理佐ちゃん

引き伸ばした写真を見せてくる

「この前のnon・noの撮影で撮ってもらったのをカメラマンさんにお願いして引き伸ばしてもらったんだ」

ポーズ決める理佐ちゃんの横にうっすら写る俺

「もう俺君と一緒に写真撮れるなんてないかもしれないからね」
なんて嬉しそうに部屋に心霊写真を飾っちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0082名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/18(日) 22:20:55.28ID:u2jrPs0wa
たまにはホラーな理佐ちゃんも良い
0083名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/02/18(日) 22:34:47.29ID:h1EXqnWRK
>>82
自分に言わせてもらえば純粋に悲恋の物語にしか見えませんが(;_;)
0084名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/18(日) 22:48:51.94ID:u2jrPs0wa
>>83
悲恋にするか幻想の中に生きるメンヘラ女の狂気を描くか悩みますねw
0085名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/02/18(日) 23:15:59.39ID:2U7YnSiE0
>>82
全然怖くないw
そういえば小説スレにホラー作家さんは現れたことない気がしますね
0086名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/02/18(日) 23:18:51.25ID:2U7YnSiE0
>>78
見事なオリジナリティーですw
もうひとつのネタが気になります
0087名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/02/18(日) 23:19:01.82ID:h1EXqnWRK
>>85
かつて怖い話スレでほん怖風なのを書いたことはありますな
0088名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/19(月) 00:29:36.20ID:cEfwD/tca
>>85
俺も以前に「ノートいっぱいの理佐ちゃん」みたいなタイトルでサスペンス調なの書いたけど苦労しましたからね
ホラーはもっと難しそうで手がだせないw

俺もなーこ選手権参加しようと思ったんですけど一行も浮かんで来なかったw
0089名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/19(月) 00:31:59.74ID:cEfwD/tca
>>87
チワンさんの多才さが羨ましい

ぜひ投稿してくださいm(__)m
0090名無しって、書けない?(庭)
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2018/02/19(月) 00:35:46.98ID:cEfwD/tca
また過疎ってる時に投稿しにきますm(__)m

ってだいたい過疎ってるけどw
0091地平線の名前(茸)
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2018/02/19(月) 02:27:38.50ID:T8Th10edd
「いらっしゃいませ。」
僕の低い声は狭いコンビニでさえも響くことは無い。
時計の針は午前二時を指す。
あれから菅井さんと、
しばらく喋ったあと、
夕食を取り、ここに来た。
週四でこのコンビニでバイトをしている。
シフトはこの1年ほぼ変わらない。
さすがにテストなど、
重要なイベントがある時は変わってもらうが、それ以外はとくに支障がない。
このコンビニは混むのは、
基本午前中から昼にかけて。
だから商品を入れ替えたり、
それ以外はほとんど暇だ。
そんなこのコンビニ。
つい数年前まで深夜の、バイトは1人体制だったが近年、深夜を狙っての強盗が各地で多発したため、2人体制に変わった。

「本当に暇だよね。深夜って。」
頬を膨らませ、若月さんがつぶやく。
若月さんは同じバイト店員。ここ数ヶ月はずっと若月さんと一緒に深夜のシフトに入っている。
「そういえば、なんで深夜のシフト入ってるんですか?」
若月さんが振り向いて
「時給が高いからに決まってるじゃん。」
と言った。
「ですよね。」吐き出すように呟いた。
「ところで、君彼女とかいないの?」
「いきなりなんですか?」
「いやー、なんとなく。」
「え、いませんけど。」
「そう、なんだ。」
「なにがですか?」
「いや。」
そのとき聞きなれた音がした。
ウォレットチェーンだ。
「いらっしゃいませ」
僕は精一杯の大声を出す。
「あれ?」
ウォレットチェーンこと今野さんは鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしている。
「あっ。先生。」
若月さんもまた鳩が
豆鉄砲くらったような顔をする。
「若月。」
「ん?」
僕は今野さんと若月さんを交互に見た。
「いや、彼女は教え子でね。」
午後の紅茶ロイヤルミルクティーなんて可愛らしい飲み物を買う今野さんを腹の中で笑った。
「じゃあ。」
今野さんはウォレットチェーンを、チャラチャラ鳴らしながらコンビニを出た。
0092名前は変わりましたが千葉県です。(茸)
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2018/02/19(月) 02:29:15.11ID:T8Th10edd
当分茸になりますが、千葉県です
よろしくお願いします
0093幽かな音(茸)
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2018/02/19(月) 02:47:57.62ID:T8Th10edd
水滴の零れ落ちる音に私は心を凍らした。
その音は立て続きに三度鳴った。
靴音と、木の床が軋む音。
彼女の吐いた白い息が
冷たい空気のなかに溶けて消える。

「はい、カット!」
監督の野太い声が響く。
ライトが当たって周りが照らされる。
ここは数十年前に廃校となった建物。
今日はここで
新曲のミュージックビデオを撮影をしている。
新曲は来月公開のホラー映画の主題歌になった。
ミュージックビデオもその世界観に寄り添う形でホラー仕立てとなった。

「はい、休憩入ります!」
ADが怒鳴るように言う。
そのシーンの撮影が終わった。
撮影はあとワンカットを残すのみだ。
先にバスの中で
待つメンバーの元へ行こう
として彼女は出口の方へ足を向けた。
すると。
「おい、どうなってんだ」
監督の声が夜の校舎にこだまする。
「いや、その……」
スタッフはみな、小さなモニターに近寄ってなにか、話し込んでいる。
「どうしたんですか。」
「あっ、渡辺さん。あの……」
スタッフが監督に説明した方がいいですかね。と耳打ちする。監督は黙ってうなづく。
「いや、さっきのシーンの映像チェックしてたんですけどね。そしたら映像にノイズが」
「撮り直しですか?」
「いやー、原因を確かめてるのでいまはなんとも」
梨加は今まで自分がたっていた廊下の先を見た。
そこには薄くぼんやりとした
白い影が幽かに揺らいだ。
その影は人の形をしていた。
梨加は口を手で抑え、
ぎゅっと目をつぶり、耳を塞いだ。
梨加の顔の近くに冷たい風がふく。
梨加は暫くして目を開く。
静寂が梨加を包む。

「えっ?」
梨加は呆気にとられた。
そこには梨加意外誰もいなかった。
監督も、ADも、マネージャーも。
機材も、跡形もなく消えていた。
夜の校舎に梨加は唯ひとり佇んでいた。
梨加は堪らなくなって、校舎の外へ駆けた。
重たい木のドアをあけ、外の空気を吸う。
「えっ?」
梨加は呆然とした。
空は赤く燃え上がり、サイレンの音が鳴り響く。煙の匂いが立ち上り、防災頭巾を被った人々が遠くの方に見える。
「なにこれ?」
梨加はつぶやく。
0094名無しって、書けない?(茸)
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2018/02/19(月) 02:53:25.85ID:T8Th10edd
民俗学者の常光徹さんの本を読んで怪談とかそういうのを書いてみたいとは思ったんですが。なかなか難しいです。
モチーフは常光徹さんの本から。
あとは映画学校の怪談シリーズ。
続編は書こうか迷ってます
0095名無しって、書けない?(茸)
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2018/02/19(月) 02:55:37.55ID:T8Th10edd
それかこの続きを誰かに書いてもらってリレー形式にするのも面白い……かな笑
0096名無しって、書けない?(大阪府)
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2018/02/19(月) 07:25:25.01ID:wT9NPJ7P0
>>88
ノートシリーズは気持ち悪い怖さがありましたね

>>93
のしかかるような怖さですね
民俗学的なホラーが実は一番怖かったりします
千と千尋とかも、半ば教訓的な形で心に残ります
0097名無しって、書けない?(広西チワン族自治区)
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2018/02/19(月) 11:33:09.55ID:pT1sJWRpK
>>86 それ入れてもうひとつ書いてみた(笑)

【外科医なーこ先生】
教授「では外科の手術会議を始めます。最初の症例どうぞ」
なーこ「よろしくお願いします」
教授「え…えへん。長沢くん、その格好は何かね」
なーこ「外科の大門です。よろしく」
教授「TV見過ぎだろ。それにそのサングラスと角刈りのヅラは何かね?別の大門になっとるぞ」
なーこ「あ、しまった」フフッ
教授「何が『しまった』だよ。わざとやってるだろ」
なーこ「なぜわかった」
教授「いいから症例をプレゼンしなさいよ」
なーこ「は、はい…症例は45歳男性で…」
教授「サングラスとヅラ取らんのかい」
なーこ「診断は胆石です」
教授「スルーかよ」

なーこ「こちらが患者さんの超音波画像ですが、この真っ黒な部分が胆嚢で…」
教授「ほう…中に大きな白い影が見えるが、それが?」
なーこ「はい。それが患者さんの石です」
教授「で、これを手術で取りたいという希望が?」
なーこ「はい。それが患者さんの意思です」
教授「…これはダジャレなのか?」

なーこ「そこで私は2つの方法を提案しました」
教授「ほう…ひとつめは?」
なーこ「患者さんの胆嚢から体全体を切除する手術です」
教授「表現が逆だろ!怖すぎるわ」
なーこ「フフッ」
教授「何を満足しとるんじゃ!で、2つめは?」
なーこ「私が研究中の新たな治療法です」
教授「そんなのあったのか?」
なーこ「滅菌したこれを使います」
教授「碁石みたいな見た目だが…その黒いやつは何なのかね?」
なーこ「これを胆嚢の両側に縫合して固定するんです。するとそれに挟まれたこの白い石が黒くなって消えて治るという方法です」
教授「オセロじゃないんだから」
なーこ「教授、オセロという名前はは登録商標だから迂闊に使わないほうが」
教授「そういう問題じゃないよ!そんな方法が本当にうまくいくわけないだろ。普通の胆嚢切除にしときなさいよ」
なーこ「実は私…胆嚢の手術、初めてなんです」
教授「そうだったか…自信ないのか?」
なーこ「いえ、大丈夫です」
教授「さすが大門先生だな(笑)」
なーこ「私、心配しないので」ドヤッ
教授「…いちばん危ないタイプだ(汗」

―了―
0098幽かな音(2)(茸)
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2018/02/19(月) 16:40:35.85ID:T8Th10edd
「あれ、梨加さんは?」
スタッフのひとりが周りを見渡していう。
「スタッフさんと話してませんでした?」
マネージャーのひとりが不思議そうな顔をする。
「あれ。戻ったのかな。見てきます」
スタッフがロケバスの元へゆく。
「え?いない?」
マネージャーは大声で聞き返す。
スタッフによるとロケバスには戻っていないらしい。
「んじゃあ、校舎の中ですか?」
カメラマンの、ひとりがいう。
「それしかないでしょ、」
「でも校舎のなかなんて歩き回るか?」
「さあ?」
ざわつく現場。
すると奥でモニターを睨みつけていた監督が変な声を上げた。
「おい、こりゃダメだ」
スタッフの一人がモニターをのぞき込む。
モニターは不愉快な砂嵐を写していた。
「壊れちまった。」
0099名無しって、書けない?(庭)
垢版 |
2018/02/19(月) 17:11:47.33ID:cEfwD/tca
>>96
あれ僕の身内の実体験だからいまだに親戚が集まると話に出ますよ

>>97
>>98
チワンさんも千葉県さんも乙でありますm(__)m
0100お袋の実家の話(庭)
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2018/02/19(月) 18:01:27.29ID:cEfwD/tca
俺のお袋の田舎の話なんですけど

もう何代も続けて女しか生まれてなくて
田舎行く度にその話を聞かされて子供心に不思議だなと思ってたんですよ

たまに男の子が生まれることがあったらしいんですけど
基本的に体が弱くて1年も生きられないらしいんです

俺の祖母が嫁に来たばかりの頃に義父から聞いた話によると
江戸時代の初期に男が生まれない呪いをかけられて万が一男が生まれても子供が作れるようになる前に呪い殺されちゃうらしいです

お袋の実家があるのがけっこう山の中に家が20軒ぐらいしかない集落なんですけど
そんな家系だからか平地にある集落から離れた山の中腹にあったんですよ

冬に行くと山から野犬が降りてきて超怖かったです

俺が生まれた時も田舎の祖父と祖母があちこちからお祓いする人喚んで来て凄い騒ぎしたらしいです
実際、5才になるまで田舎行ったことなくて昔の人の迷信に対する信じこみようって凄いなと思ってたんですよ

でも不思議なもんで婿養子を迎えて跡を継いだお袋のお姉さんは子供全員女なんですよ

その娘たちの子供も全員女でちょっと気味悪いなと思い始めた頃に
山の中腹にある家を引き払って集落のある平地に引っ越したんです

家が3軒並んだ左端の家に

田舎の嫌らしさってまだ残ってて集落自体には呪われた家系だからって村八分にされてたんですよ

もう平成なのにちょっと驚くぐらい頑迷な連中でしたね、あの集落の連中は

でも3軒並んだ家の人たちは隣組ってこともあって親切にしてくれてたんですね


そしたらお袋の実家が引っ越した年に
実家の反対側、右端の家で男の子の赤ちゃんがお風呂に浮いて死んじゃったんです

その1ヶ月後に赤ちゃんの祖母が自殺しちゃって
赤ちゃんを殺しちゃって罪の呵責に耐えられなくて自殺したんだってめっちゃ近所で噂になってましたね
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