羅生門のスレッドが見当たらないわけだが
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>>37
頭が悪いから何度見ても真実が判らない。
良かったら判り易く(三船が倒れてた理由も含め)教えてください。 三船が言うように素直に腹が痛くて倒れてたのだと思ってた 納得がいく真実を解説してくれるの待ってるのに。マジで。 >黒澤作品はセリフが聞こえにくいのが多いが
この作品はとりわけ聞こえにくい。
?
逆だろ。
この映画はかなり聞き取りやすいけど。
アフレコ部分が多いせいかな。 用心棒に続いて2本目の黒澤映画鑑賞
用心棒はそんなにいいかな?って感じでした
だけどこれはめちゃくちゃおもしろかった 米映画でカンヌグランプリの『セックスと嘘とビデオテープ』は羅生門から
インスパイアされた映画だろ。
羅生門では実際には出来ない死者の証言を巫女を使ってるが、
セックスと〜では内面心理をビデオカメラを通して語らせてる。
また、短剣がギラッと輝くシーンは『異邦人』でも使われてる。
これは面白かった
もう再現出来ないだろうな
役者が凄すぎる 俺はこの映画を観て、太刀より弓矢が強いのかと初めて知った。やっぱり飛び道具は卑怯だよな。 羅生門伝説
・黒澤明は毎日、京都や奈良の古い門を見て歩き「羅生門」のイメージを膨らませていった。
・羅生門のオープンセットは面積1983平方メートル、幅32メートル、
奥行き21メートル、高さ19メートル、建設にかかった日数は25日間。
・羅生門の側面には長さ35メートル高さ6メートルの土塁を築き、
背景には長さ35メートル高さ4メートルのホリゾントに裏山を浮き上がらせた。
・新たに焼き上げた瓦の数は4000枚、その一つ一つに「延暦寺十七年」と年号が刻まれていた。
・暗い森の中での撮影のために鏡照明という器具を世界で初めて森に運び込む。
・木漏れ日を描写するために光明寺の木を遠慮会釈なく切り倒した。
・多襄丸の顔にかかる木の葉の影を揺らすために木の枝の影をライトで作る。
・カメラが見え隠れするギラついた太陽を延々と追いかけて行く移動ショットは、
それまでの映画のタブーに真っ向から挑戦したモノで、三人の登場人物の心理描写とあいまって
絶妙な効果をあげた。この技法は「黒澤明の太陽モンタージュ」と呼ばれ、後に続く映画に多大な影響を与えた。
・衣装は軽石でこすりグチャグチャになったものを身につけた。
・三船と森の殺陣は従来の舞いの美しさを追求せず片手で太刀を振り回し、
猛獣のような叫び声を挙げて、太刀と太刀を叩き付け合う死闘の描写に徹した。
・雨に大量の墨汁を混ぜ重い質感を狙った。
・羅生門の屋根に放水装置を施して滝津瀬の如く落下する雨を表現。
・羅生門の周囲に掘った溝に水槽タンクから3tの水を一気に流し込んで豪雨の感じを出した。
・消防車3台を出動させ大量の水を使ったために近隣住宅は水不足。
・1950年ヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞。日本映画が国際映画賞で受賞した初めての作品となる。
・1982年ヴェネチア国際映画祭創立50周年記念「獅子の中の獅子」(過去のグランプリの最高位)に輝いた。 黒澤は永田雅一に「今度の映画ではセットは門一つ以外何もいらないよ」と言った。
永田は門一つだけか、これは安くつくな、助かったと思ったそうだ。
ところがその門の建造費が莫大なものになった。 こんなキャストで みてみたい
多襄丸 :三船敏郎 →荒川良良
金沢武弘 :森雅之 →小日向文世
真砂 :京マチ子 →仲間由紀恵
杣(そま)売り:志村喬 →大杉漣
旅法師 :千秋実 →きたろう
下人 :上田吉二郎 →中村獅童
巫女 :本間文子 →竹中直人
放免 :加東大介 →上島竜平 とにかく三船の演技を見てるだけでも飽きない。
彼が黒澤映画の中で一番野性味にあふれた演技をかましてるのはこれだ。 旅法師はどうしてもレッドソックス岡島にしか見えない。 やっぱりこれが黒澤の最高傑作でしょ
構成といいなんか凄い ttp://www.asahi-net.or.jp/~ij9s-ucym/rasyoumon.html
この解説はわかりやすいな 早坂の音楽の語り口がすごい
佐藤勝もすごいけど黒澤に押されてだろうけどどうしても変な音を入れてしまう
でもこの羅生門における早坂の音楽の付け方は全てが完璧 撮影の宮川一夫もスゲー。
俺が黒澤映画で印象に残っているシーンはほとんどが
「羅生門」と「用心棒」(撮影を担当)だ。
黒澤作品で好きなのはまた別にあるんだけど、
1シーン1シーンが本当に奇跡的と思うぐらい素晴らしい。
トリス ウイスキー「雨と子犬」は一番好きなCMだし。 出演者は結局何人だっけ?
赤子含めて九人か?
主演の三人(三船、森、京)に
加藤、巫女、志村、千秋、大河内と捨て子の赤ちゃん、、、かな? >>61のコピペはもういいから、頭が悪い僕になぜ三船が倒れていたかの理由を教えてください。 >>72
三船敏郎
森雅之
京マチ子
志村喬(木こり)
千秋実(坊さん)
上田吉二郎(下人)
本間文子(巫女)
加東大介(放免)
+赤ん坊 最近見たんだが面白いね、この映画
旅法師はリリーフランキーにちょっと似てた 千秋実は晩年はかなり太ってたような
この映画では痩せてるので驚いた
それからオープニング(テロップが終わってから)で
すぐに門のところの柱(右側)の影から白くてキラって光るものがある
鏡? 黒澤監督は気づかなかったのかな? 志村喬が目を剥いた演技をしてる作品は相対的につまらない。
生きるとか、スキャンダルとか。 それは同感
坂口はちんこケース付けてアフリカで過ごした経験もあるしな この映画の三船多襄丸の運動量は凄いけど、当人は全然平気だよね。
それに武弘との決闘の殺陣がとてもブサイクなのがいい。 オチビの頃、ビデオで見せられた時は 「理想と現実の話し」だと解釈してしまった。
理想=三船が語る太刀回り。 現実=志村が語る太刀回り
テーマ=人生はカッコ悪いものである。 俺の爺さん(大映社員)、この映画のスタッフでした。
編集作業が長引き、初号プリントが完成したのが東京での試写会前日午後
だったそうです、うちの爺さんはそのフィルムを抱えて京都駅から
寝台列車に乗り込みましたがあいにく満員。連日の徹夜続きで意識が朦朧
としていたところに偶然、京マチ子とそのマネージャーが乗り合わせており、
「○○さん(爺さんの名)、寝てないんでしょ?」と言って
寝台席を譲ってくれたそうだ。 >>84
すごいね
貴重な歴史の証言がこのスレから生まれたよ スタンリー・キューブリックへのインタビュー(月刊イメージフォーラム'88年6月号P14)から抜粋。
「『羅生門』には、とても魅せられた。 あれは五十年代だったな。原作も読んだ。五、六ページの短編でとても面白かった。作者の名は忘れたけど。」
フェリーニやペキンパーも、この映画が黒澤のベストらしいけど
人間精神の普遍的な命題と捉える向きがあるんでしょうかね。 日本未公開のキューブリックの処女長編「恐怖と欲望」は羅生門の影響が指摘されてるよね こないだこの映画観たんだけど、内容がさっぱり理解できなかった。
黒澤映画には字幕が必須だけど、これはつかないんだもの。
これじゃ話がわからないよ。
ってことで今、小津の東京物語を観てます。先週は木下の二十四の瞳を観た。
昭和20年代の日本映画はすごいな。ハリウッドを越えてたかも。 木漏れ日が美しさと同時に、事件を予兆するような不安感を出している。 スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンは日本のインタビューで
「処女の泉」は黒澤の「羅生門」に触発されて作ったと語っていた
その時、ラショモンの発音の仕方をインタビュアーに一生懸命教わっていた >>37の三船の倒れてる理由がいまだに解らない。
誰か解説お願い >>94
もう、真相は「藪の中」ってことでいいじゃない。 今日夜9時からBS2でやる「暴行」はモロ「羅生門」のパクリ。 >>96
何かオリジナル要素があるかと思えば、完全コピで驚いた。
太陽直射や霊媒師まで まんまとは… もっともあんな完全な脚本を変えようなんて許されないけどね。
でも 間違いなく本国ではコケてるな。 ふしぎの海のナディアでジャンが
自転車に乗って通りかかるナディアに一目惚れして
追いかけていくシーンはよく考えたら羅生門のパクリだ。 >>97
あっちでの評価は散々だよ。当たり前だけどw
なかったことにされてるみたいw ポール・ニューマンも恥じてんだろね。三船のオーバーアクトをトレースしてるけどみっともないだけ。開き直って演じてるようにみえる。 原作の羅生門は、2階でババが死体あさしているほどデカかったのに
映画のは小さいよね 三船の後ろにスタッフと思しき白い人影が動いているね。
始まって1時間10分あたりのシーンだけど。
もしかして幽霊の可能性もある? >>101
映画の最初と最後に羅生門(かな)出てくるけど
同じ芥川の原作でも「羅生門」と「藪の中」は別でしょう。
このスレの映画「羅生門」は原作が「藪の中」で芥川の「羅生門」
とは無関係、ただ「藪の中」というタイトルでは映画としてヒット
したかは疑問ですが。アーーややこしい。
>芥川の「羅生門」
とは無関係
「羅生門」読んでないだろ。
あれは、黒澤なりの「羅生門」への返歌だよ。
舞台背景として使ってるのもあるけど。 うんちく
・「暴行」はきちんとライセンス取ってのリメイク。ちなみに映画の前にブロードウェイで舞台化されたもの。
・「藪の中」だけでは尺が足りなくて興行にならないから「羅生門」をブリッジに足した。足す前のタイトルは「雌雄」。
・音声が聞き取れないのは「羅生門」のダビング作業中に大映の撮影所が2回火事になって突貫作業したうえに
当時は光学音声だったから。試写の直前の完成もそのため。ちなみにアメリカ輸出版はキチンとトラックダウンをし直している。
戦後5年製作の映画とは思えない!!完成度高! >>101
間口33m 奥行き22m 高さ20m 柱の円周1・2mが小さいだってえ? 間口とか奥行とかの意味を>>101は知らないと思う。 羅生門の裏側には二階へ上がるための階段があったね。
二階へ上がるシーンは無いのによく作ったな。
黒澤の完璧主義には関心するよ。 アメリカ人作家のバロウズのインタビュー本を見ていたら
昔の事で友人たちの証言が食い違うと「まるで羅生門のようだな。」を
連発していた。 >>110
バロウズはヤクのヤリスギで進行性記憶喪失じゃなかった?
「類は友を呼ぶ」で友人たちも似たようなもんだろうから、さぞかし面白い食い違い会話だったと想像… ラストの志村喬の「私には子が6人いる。6人育てるのも7人育てるのも一緒だ?」も大嘘なのかと思っていた。
京都に羅生門造ってほしいなあ
世界中から人が訪れる絶大な観光名所になるだろうね
つくるとしたら、平安神宮のあたりかな
御所につくってもいいけど
屋根に噴水装置埋めて時々土砂降りタイムもな。
当然水は墨汁ブレンドで。 通名報道を辞めたら在チョンがいかに日本に寄生する害虫かわかるだろうな 太っている上田吉二郎しか知らなかったので最初に見た時は誰か
わからなかったよ。 三船が昼寝をしてた大木なんだが、あれって奈良・春日原生林の地獄園地の
首切地蔵のそばの大木か?その通りは柳生街道といって昔の街道で、本物
指向の黒澤なら喜んで使いそうなんだが。
誰か知らんか? 新橋の焼き鳥『羅生門』
雰囲気は正に雨宿りしているといった感じ。 キューブリックやペキンパーもこの映画好きなんだってね。
俺もこの作品大好きだ。 キューブリックやペキンパーとお前に何の関係がある? MISTY、トヨエツが山道や川を走るとき「どっこいしょ。あ、危ない。よっこいしょ」って感じで
まるでヒョウのような動きの三船と比べ身体能力が歴然と劣っていた。
むろんカメラワークの差もあるだろう。
椿三十郎といいトヨエツが何でワイルドな役に起用されるんだ?
あのひとは「愛していると言ってくれ」みたいな役がお似合い。 一番真実に近い証言は最後のきこりの告白でほかの3人の証言は自己の見栄で虚飾されていてきこりの証言も短刀を盗んだ部分が隠されていた。
結局全員が嘘吐きで雨宿りに来た乞食の言うとおり所詮人間はエゴの塊だというのがテーマであり結論で坊主の嘆く誰も信じれない世界が生の世界だという解釈で良いのか?
んで最後のきこりに6人の家族があるというのも本当か嘘か解らない疑獄の怖さがオチ? >結局全員が嘘吐きで雨宿りに来た乞食の言うとおり所詮人間はエゴの塊だというのが
テーマであり結論で坊主の嘆く誰も信じれない世界が生の世界だという解釈で良いのか?
芥川の「羅生門」はまさにそういう作品だけど。
黒澤はそれをひっくり返した。
いかなる人間も自分のエゴから逃れることはできない。
ただし、それを自覚した上で
自分の意思で違う道を選択することはできる。
「生きる」も
「羅生門」のバリエーションだから
「生きる」を見てからもう一度
「羅生門」を見てみたら。
そういえば両者に
「この世は闇だ」という同じ台詞があり
その台詞をいう、いわれるのが同じく千秋實なのは
けして偶然ではないはず。 赤ん坊から服を盗んだ上田に説教するときの志村が妙に可愛い件について 羅生門の京マチ子綺麗だな
ttp://blog.drecom.jp/gojyourakuen-kingyo/img/1177/img20070308_2.jpg
これはエロい
ttp://summaars.net/yokihi/yokihi11.jpg 映画になる素材にした橋本忍と黒澤明に脱帽。
死んだ人間を巫女をつかってよみがえさせる場面の
強引さと映画的な輝き。
淀長さんの言うように、いきなりクルクルとまわって
袖がひらひらとする美しさ。 「この映画には神が宿っている」byベルイマン
「これを越える映画はないし、これからも出てこない」byペキンパー 先月観たけど忘れちゃったよ。
結局、誰が侍を殺したんだっけ??
三船が何言ってるか聞き取れない・・・ ハリウッド映画の「暴行」って、リメイクっつーか「羅生門」そのまんまだな。
「荒野の七人」とか「荒野の用心棒」と違ってまったくひねりが無い。 夜、旅館で黒澤が寝ている部屋に京マチ子が入ってきて
演技指導お願いしたらしいが・・・エッチな事したのかな? 牛肉を串刺しにして山賊焼とかいって食っていたんだろ。
京マチも食っていたのか? 京「黒澤先生キスの仕方教えてください」
黒澤「しょうがねーな。こうやるんだよ」
京「あっ・・・・」 市川崑は「偸盗」を「羅生門」って題名で作ろうとした 内田けんじの「運命じゃない人」が凄いのは単に別視点だとこうだというだけじゃなくて観客が思い込んで
いる意味と現実が全く異なるものだということ。個人的な感覚では「羅生門」よりずっと凄いと思った。
誰が真実を言ってるかなんて、金田一少年やコナンに推理してもらうわけにはいかないよね? 羅生門
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/127_15260.html
藪の中
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/179_15255.html ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています