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IUTを読むための用語集資料スレ2
0390132人目の素数さん
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2024/04/27(土) 10:56:24.81ID:ow5Z8f7w
渕野昌 下記の「グロタンディク宇宙」の説明が
分かり易い
望月先生の(グロタンディク)宇宙は、標準的な用語の使い方からずれている

https://fuchino.ddo.jp/index-j.html
渕野昌
https://fuchino.ddo.jp/misc/category-vers-sets-2020-x.pdf
圏論と集合論 23年1月22日
以下の文章は、現代思想2020年現代思想7月号「特集=圏論」に寄稿した論説の拡張版である。雑誌掲載版では紙数の制限などのために削除した部分も復活させている。また、投稿後/校正後の加筆訂正も含まれる。

4 グロタンディク宇宙 ・・11

「与えられたどんな順序数βよりも大きな順序数αで、Vαが⌜⌜ZFC⌝⌝を満たすようなものが存在する」という公理を集合論に付加して考えると、この体系はZFCより真に強いものとなるが、この体系では、次のようにして、小さい30)圏や、小さい圏からなる大きな圏27)を集合論の対象として捉えなおすことができる

グロタンディク宇宙は、このアイデアでの、「Vα|=⌜⌜ZFC⌝⌝となるVα」の特別な場合で、その存在の主張はこのようなVαの存在の主張よりずっと強くなるが、 反面、もう少し「通常の」数学の言葉で表現できる条件で規定できる集合の概念である。

実際には、大きいカテゴリーの議論を含むカテゴリー論は、ZFCの無矛盾性の強
さを超えずに集合論の中に組み込むことができる
0391132人目の素数さん
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2024/04/28(日) 13:48:31.17ID:OWUeIreS
ゴミ箱

0257 132人目の素数さん 2024/04/28(日) 13:23:08.55

>>254
>望月論文の意味がわかる、ちゃんと標準的な数学の表現だけを使って表現できるならやればいい

・プロ数学者が考えていることは、IUTを乗り越えていくこと
・"Arithmetic and Homotopic Galois Theory”は、IUTの復習セミナーにあらず
・みんな自分の次の論文を狙っています(下記は一例)

(参考)
https://ahgt.math.cn...ry%20RIMS%202024.pdf
A RIMS- Kyoto University & “Arithmetic and Homotopic Galois Theory” lecture
BERKOVICH METHODS FOR ANABELIAN RECONSTRUCTIONS AND THE RESOLUTION OF NONSINGULARITIES
E. LEPAGE- April. 08, 10, & 12, 2024

RESOLUTION OF NON-SINGULARITIES AND LOG-DIFFERENTIALS TALK 2 This talk will focus on Mochizuki and Tsujimura’s proof of the absolute anabelian conjecture: every isomorphism between the étale fundamental groups of hyperbolic curves over finite extensions of Qp is geometric. The new input of their work is the proof of resolution of non-singularities: given a hyperbolic curve X over a finite extensions of Qp is geometric, every divisorial valuations on K(X) comes from some irreducible component of the special fiber of the stable model after replacing X by some finite étale cover. If Mochizuki and Tsujimura’s proof is written in a purely scheme-theoretic framework, some of its intuition comes from previous work using analytic methods: resolution of non-singularities can be reduced to the study of the vanishing of differentials appearing in the image of the Hodge-Tate map H1(XCp ,Zp(1)) → H0(XCp ,Ω1). I will reformulate their proof using analytic geometry.
ID:Agzcnutl(3/3)

0259 132人目の素数さん 2024/04/28(日) 13:41:10.60
カレーにスルー
0392132人目の素数さん
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2024/04/28(日) 18:35:51.50ID:OWUeIreS
>>383
ゴミクズ

「不確定性原理」
信号処理と量子力学とに関係していて
コーシー=シュワルツの不等式
である”不確定性”の存在が証明されるという(下記)
”不確定性”=誤差 と読み替えれば分かり易いかも
そして、コーシー=シュワルツの不等式を使うから
不等式が出てくるのは、当然のこと
(不等式は基礎論とは、無関係だが、量子論理という分野があるそうな)
0393132人目の素数さん
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2024/04/28(日) 18:37:36.96ID:OWUeIreS
IUTTはトンデモ
0394132人目の素数さん
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2024/04/28(日) 19:51:14.93ID:5VbZet92
ゴミ箱 IUTTはトンデモ

MathWills @KimChan
信号処理と不確定性原理と量子力学と 2020/12/12

信号処理の授業で不確定性原理の話が出てきて、証明を見たら、量子力学の不確定性原理とまったく同じやんけ!と思った経験を整理しました。
本投稿では、信号における局在性の定義を説明してから、その不等式制約を示して、最小波束を導出します。
最後に、一次元量子力学の不確定性原理も定数倍を除いてまったく同じ証明であることを説明します。(量子力学の知識がなくとも、お楽しみいただけるかと思われます。)

目次
信号とフーリエ変換
局在性の定義
局在性の制約
最小波束
cの制約
最小波束の計算
量子力学との関係
おわりに

後で使うコーシー=シュワルツの不等式を復習しておきます。
コーシー=シュワルツの不等式
任意の信号
g(t),h(t)について、以下の不等式が成立する。等号が成立するのは、
∃c∈Cに対して、
h(t)=cg(t)を満たすときのみである。

局在性の制約
実は、時間領域と周波数領域における局在性(分散)の積、つまり
(Δt)^2 *(Δω)^2
の値には不等式制約が存在します。
これをコーシー=シュワルツの不等式を用いて証明するのですが、
0395132人目の素数さん
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2024/05/04(土) 08:31:08.68ID:B+vDRgim
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https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1713536729/266
2024/05/04(土) 08:07:32.28ID:B+vDRgim
>>265
>https://mathoverflow.net/questions/108860/anabelian-geometry-study-materials
>Will Sawinはanabelian geometryを勉強しているようだ。

なるほど
・Will Sawinのコメントは2カ所あり
 i)Cite Improve this answer Follow edited Dec 12, 2013 at 18:49 Will Sawin
 ii)2 That is quite a list of authors. – Will Sawin Oct 5, 2012 at 18:39
 ですね。
・補足すると、上記”ii)2”は、”answered Oct 5, 2012 at 7:45 Niels”へのコメントで
 ”i)Cite Improve ”は、Dec 12, 2013で 1年後に思い出したようにFollowしている

追記
・”1 users.ictp.it/~pub_off/lectures/lns001/Matsumoto/Matsumoto.pdf –
Junyan Xu
May 7, 2013 at 23:11
Add a comment”
があるが、リンク切れ

・ここ5chでもあるが、単にURLのリンクだけ貼ると
 リンク切れのときに、再現が難しいんだ
 だから、必ず 題名と年月日と著者は、明記するようにしているのです
・Matsumoto=松本眞 広島大と思うのだが

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E7%9C%9E_(%E6%95%B0%E5%AD%A6%E8%80%85)
松本 眞(まつもと まこと、1965年2月18日[1] - )は、日本の数学者。名前の表記は旧字体の「眞」が正しい[2]。
広島大学大学院理学研究科教授。専門は疑似乱数、数論幾何、組合せ数学、位相幾何学。優れた疑似乱数生成法であるメルセンヌ・ツイスタを考案したことで知られる。
http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/m-mat/
まつもと まことのホームページ
(本人の情報 2023年8月一杯で退職しました)

(これ良いんじゃね?)
http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/m-mat/TEACH/TEACH/kyokusen1.pdf
代数曲線に触れる松本 眞∗平成16年12月12日
http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/m-mat/TEACH/hosoku1.pdf
代数曲線に触れる:補足松本 眞∗平成21年12月2日
目次
1局所環1
2ネーター環4
3近代的代数幾何(空間概念とスキーム論)5
3.1アフィンスキーム:集合から関数環へ. . . . . . . . . . . 6
4層10
4.1カテゴリー(圏). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
0396132人目の素数さん
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2024/05/04(土) 08:33:20.98ID:B+vDRgim
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https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1712989377/400
2024/05/01(水) 17:18:42.78ID:htxJqTT9
いま振り返ってみると
下記の「過去と現在の研究の報告 (2008-03-25 現在)」が
非常に参考になる!
必読の文献だね

1)
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Kako%20to%20genzai%20no%20kenkyu%20(fonto%20umekomi%20ban).pdf
過去と現在の研究の報告 (2008-03-25 現在) (フォント埋め込み版)

(c)楕円曲線のHodge-Arakelov理論: (1998年〜2000年)
この理論は、
古典的なガウス積分
∫-∞〜∞ exp(-x^2)dx=√π
の「離散的スキーム論版」と見ることもできる。詳しくは、
A Survev of the Hodge-Arakelov TheolEV of ElliDtic Curves I.II
をご参照下さい。

P5
因みに、2000年夏まで研究していたスキーム論的なHodge-Arakelov理論がガウス
積分
∫-∞〜∞ exp(-x^2)dx=√π
の「離散的スキーム論版」だとすると、IUTbichは、
このガウス積分の「大域的ガロア理論版ないしはIU版」
と見ることができ、また古典的なガウス積分の計算に出てくる「直交座標」と「極座
標」の間の座標変換は、(IU版では)ちょうど「The geometry of Frobenioids l II」
で研究した「Frobenius系構造」と「etale系構造」の間の「比較理論」に対応して
いると見ることができる。この「本体」の理論は、現在のところ二篇の論文に分けて
書く予定である。

2)
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/students-japanese.html
望月新一を指導教員に志望する学生・受験生諸君
0397132人目の素数さん
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2024/05/04(土) 08:50:33.99ID:B+vDRgim
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https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1712989377/476-477
2024/05/02(木) 23:32:38.54ID:e13eGB1v
>> 472-473
信心というより、修行(いわゆる勉強)が足りないのでは?
下記の”望月研を希望する学生へ”のどの段階まで、修行は進んでいますか?

https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/students-japanese.html
望月研を希望する学生へ
私の研究の主なテーマは、「双曲的代数曲線の数論」です。「双曲的代数曲線」
とは、大雑把に言うと、多項式で定義される幾何学的な対象の中で、上半平面
で一意化されるリーマン面に対応するものです。ただし、複素数体の上でしか
意味を成さないリーマン面の理論と違って、代数的な対応物を扱うことによっ
て、数体やp進局所体といった「数論的な体」の上で定義されたものの様々な
興味深い性質を考察することが可能になります。また、双曲的なリーマン面と
同様に、双曲的代数曲線の研究では、基本群およびその基本群へのガロア群の
作用が重要な役割を果たします。私の研究に関するもっと詳しい説明について
は本サイトの「論文」、「過去と現在の研究」、または「出張・講演」を
ご参照下さい。

修士課程への入学を希望する学生に対しては次のような予備知識を
要求しております:
 (1) 代数位相幾何の基礎的な知識(=基本群や特異コホモロジー)
 (2) リーマン面の基礎的な知識(=line bundleやRiemann-Rochの定理)
 (3) 可換環論やスキーム論の基礎的な知識(「松村」、「Hartshorne」を参照)
ただし、特に(3)については完全な理解を要求するのではなく、内容に対して一定の「親しみ」さえあれば、
入学してからセミナーなどで復習することは可能です。

仮に修士課程に入学し、私の学生になった場合の、少なくとも最初の一年間の「カリキュラム」は
大体次のとおりになります:
 (a) 「松村」、「Hartshorne」の復習
 (b) 複素多様体や微分多様体の理論の復習
 (c) エタール・トポス、エタール・コホモロジー、エタール基本群
 (d) 曲線やアーベル多様体のstable reduction
 (e) log scheme の幾何
 (f) エタール基本群のweightの理論

これらの基本的なテーマの勉強が済んだら、
 (i) crystalやcrystalline site, crystalline cohomology
 (ii) Fontaine氏が定義した様々な「p進周期環」
 (iii) p-divisible groupsとfiltered Frobenius moduleの関係
 (iv) Faltingsのp進Hodge理論
 (v) p進遠アーベル幾何
 (vi) p進Teichmuller理論
のようなp進的なテーマに進むことなどが考えられます。

つづく
0398132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 08:50:51.48ID:B+vDRgim
つづき

「IUTeich」(宇宙際タイヒミューラー理論)ですが、
様々な既存の理論の上に成り立っているそれなりに高級な理論なので、修士課程の段階で直接IUTeichの
勉強を始めるのはちょっと難しいと思いますが、関連したテーマで、IUTeichの「心」を汲んでいるものについて
勉強することは可能です。IUTeichの「心」は、簡単に言うと、次のようなものです:
 「数論幾何において本質的なのは、環やスキームのような‘具体的’な対象たちではなく、むしろそれら
 の具体的なスキーム論的な対象たちを統制している、様々な(‘組み合わせ論的アルゴリズム’に近い)
 抽象的なパターンである。」

このような現象の典型的な例として次のようなものが挙げられます:
(1) log schemeの幾何:詳しくは、私の論文 Extending Families of Curves over Log Regular Schemesの
文献リストに出ている加藤和也先生の二つの論文を参照して下さい。簡単にまとめると、
「多項式環等、Noether環の構造のある側面の本質は、モノイドという組み合わせ論的な対象に集約される」
という内容の理論です。
(2) 遠アーベル幾何:これについては、沢山の論文を書いていますが、入門的な解説では、次の二つが挙げ
られます:
・「代数曲線の基本群に関するGrothendieck予想」
・「代数曲線に関するGrothendieck予想 --- p進幾何の視点から」
簡単にまとめると、「数論的な体」の上で定義された双曲的曲線の構造は、その有限次エタール被覆の自己
同型群の群論的構造だけで決まるという理論です。

(3) 圏の幾何:これについては、私の論文
・Categorical representation of locally noetherian log schemes
・Categories of log schemes with archimedean structures
・Conformal and Quasiconformal Categorical Representation of Hyperbolic Riemann Surfaces

それから、講演のレクチャーノート
・「A Brief Survey of the Geometry of Categories (岡山大学 2005年5月)」
を参照して下さい。簡単にまとめると、スキーム(または、log schemeやarchimedeanな構造付きのlog
scheme)や双曲的リーマン面の構造は、そのような対象たちが定義する圏(=‘category')の圏論的構造
だけで決まるという話です。

因みに、IUTeich関係の話では、p進Teichmuller理論に登場する「標準的なFrobenius持ち上げの微分を
とる」という操作の「抽象的パターン的類似物」が主役です。p進Teichmuller理論の解説としては、
・An Introduction to p-adic Teichmuller Theory
・「An Introduction to p-adic Teichmuller Theory」 (和文)
が挙げられます。
(引用終り)
以上
0399132人目の素数さん
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2024/05/04(土) 10:12:00.48ID:B+vDRgim
転載
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1713536729/
2024/05/03(金) 20:40:39.91ID:ygS3n9Mw
>>251
>このabc喜劇において与えられた役割を立派に果たすがよい

おお
良いことを

望月氏も、2003年ころは 宇宙に夢をみて
a∈aに妄想をたくましくしていたが
出来上がった理論は、結構ZFCGの中におさまったらしい
しかし、若い頃(20年前)の余韻さめず、IUT理論と名付ける

若手Z氏がもう一人の数学者と来日し、討議したのち
返信で相手を罵倒する悪いクセが出た(joshi氏にも罵倒癖でた。なんだかな)

かっかかっかしたZ氏は、意趣返しのレビューを出す大失態(若気の至り)
一方、望月氏にはフランス国から強力な援軍が参戦
米国から、ケドラヤ氏やフロリアン・ポップ氏も参加
Stixもどうも宗旨替えをした感あり

はてさて、この結末やいかに!
0400132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 10:17:52.98ID:B+vDRgim
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https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1712989377/425-430
2024/05/02(木) 11:15:51.94ID:D4jdpvN5
>> 410
>F_1のところだけど、フロベニオイドのとこだよね。

1)F_1は、下記の2003年九大と北大の講演で出てくる意味は
 明らかに、一元体のF1の意味ですよ (>>394より 一元体 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%85%83%E4%BD%93
2)”信州大(2008)の講演資料 https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/taguchi-san-no-nooto.pdf”
 ではなく、そこは 下記の九州大学 2003年7月 田口さんのノートのことですよ
 で 田口さん=田口 雄一郎氏で、現在東工大教授ですね(彼は同時九大です(下記))
3)おっしゃる通り”フロベニオイドは望月新一(2008)によって導入された”が
 2003年当時は、F1=一元体を考えていた
 一元体だから、本来は元aしかない、つまり「a∈F1」しかないw
 だれが考えても、元aの1個ではどうしうもない!w
 そこで、”a∈a∈a∈a・・”と妄想したのかも(2003)
 その妄想が、”フロベニオイド”になったかもしれないですね(2008)
 それは、まさに天才の発想ですね

(参考)
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/travel-japanese.html
望月新一 出張・講演
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/taguchi-san-no-nooto.pdf
[9] 数論的 log scheme の圏論的表示 (九州大学 2003年7月). 田口さんのノート
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Suuronteki%20log%20scheme%20no%20kenrontekihyouji%20kara%20mita%20daen%20kyokusen%20no%20suuron%20(Hokudai%202003-11).pdf
[10] 数論的log schemeの圏論的表示から見た楕円曲線の数論 (北海道大学 2003年11月). PDF

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000090231399/
田口 雄一郎 TAGUCHI Yuichiro
所属 (現在)
2024年度: 東京工業大学, 理学院, 教授
所属 (過去の研究課題情報に基づく)
*注記 2016年度 – 2023年度: 東京工業大学, 理学院, 教授
2015年度: 東京工業大学, 理工学研究科, 教授
2012年度 – 2015年度: 九州大学, 数理(科)学研究科(研究院), 准教授
2013年度 – 2014年度: 九州大学, 数理学研究院, 准教授
2007年度 – 2012年度: 九州大学, 大学院・数理学研究院, 准教授
2008年度 – 2011年度: 九州大学, 数理学研究院, 准教授
2006年度: 九州大学, 大学院数理学研究院, 准教授
2005年度 – 2006年度: 九州大学, 大学院数理学研究院, 助教授
2005年度: 九州大学, 大学院・数理学研究所, 助教授
2005年度: 九州大学, 大学院数理学研究科, 助教授
2001年度 – 2005年度: 九州大学, 大学院・数理学研究院, 助教授
2004年度: 九州大学, 大学院・数理学研究科, 助教授
1999年度 – 2000年度: 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授
1998年度: 北海道大学, 大学院理学研究科, 助教授
1997年度: 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助手
1997年度: 東京都立大学, 理学研究科, 助手
1993年度: 東京都立大学, 理学部, 助手

つづく
0401132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 10:18:11.51ID:B+vDRgim
つづき

2024/05/02(木) 11:42:14.40ID:D4jdpvN5
>> 425 補足
>https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/travel-japanese.html
>望月新一 出張・講演
>https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/taguchi-san-no-nooto.pdf
>[9] 数論的 log scheme の圏論的表示 (九州大学 2003年7月). 田口さんのノート
(引用開始)
P1
これは新しい幾何の世界への入口である。
但し、scheme論では上の等式によりaffine schemeを貼合せることが出来たが、
ここでは通常のscheme論を安易にまねて貼合せをするのではなく、
一般の圏を、圏同値を除いて、扱ふ
(つまり圏が基本的幾何的対象。)
これをIU幾何( inter-universal geometry )と呼ぶ。

圏としてSch(X)の形のものだけ考へてゐたのでは
本質的に(通常のscheme以上に)新しい対象は出て来ない。
新しい幾何を得るためには圏Sch(X)を少し「狭める」必要がある。
この様な新しい幾何的対象(圏)として、現在
次の二つのものが考へられてゐる:
(1) Loc*型圏(ここでは″F_1上のFrobenius"が定義出来る。)
(2)分布版(これにより"F 1上の楕円曲線の族の分類射"が定義出来る。)
略す
P2
別な言ひ方をすれば、分類射Loc*→M/F_1が出来た!
(引用終り)

さて、上記で
・新しい幾何の世界、通常のscheme論でなく、つまり圏が基本的幾何的対象
・これをIU幾何( inter-universal geometry )と呼ぶ
・この様な新しい幾何的対象(圏)として、現在
 (1)Loc*型圏(ここでは″F_1上のFrobenius"が定義出来る。)
 (2)分布版(これにより"F 1上の楕円曲線の族の分類射"が定義出来る。)
 別な言ひ方をすれば、分類射Loc*→M/F_1が出来た!
と記されています

なので、F_1は 一元体
″F_1上のFrobenius"が定義出来る→フロベニオイド
じゃないでしょうか
(引用終り)
以上
0402132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 10:26:59.54ID:B+vDRgim
F1=一元体について
黒川・小山先生が
「望月氏の論文は、F1上の微分をF1上の小平・スペンサー写像として構成するところが最大の要点であり」
と記されている
この本(ABC予想入門)は、私も読みました

https://アマゾン
ABC予想入門 ペーパーバック – 2018/2/16
黒川 信重 (著), 小山 信也 (著) ‎ PHP研究所

上位レビュー、対象国: 日本
susumukuni
5つ星のうち5.0 abc予想が映す現代数学の風景: 数学愛好者に薦められる超面白い一冊
2013年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
望月新一教授の論文で解決されたのでは?と現在注目を集めている「abc予想」の解説書である。この予想が提出されるに至った歴史的経緯、この予想から導かれる重大な帰結、更にラングの講義録集『ラング 数学を語る』の第II講に、この予想が「20世紀における最高の予想の1つ」として解説されている事、などをご存知の数学ファンも少なくないだろう。本書はその様な方々にとっても、とても魅力ある書であると言える。

本書の最大の魅力は、ゼータ関数論や絶対数学の開拓者であり唱道者でもある著者が、abc予想とゼータ関数に関する「リーマン予想」と「ラングランズ予想」、さらに楕円曲線と保型形式の数論との関わりを情熱的に語っている所にあると思う。
例えば、2.6「素数とリーマン予想」、2.7「リーマン予想と絶対数学」では、リーマン予想とラングランズ予想攻略への絶対数学の位置づけに関する著者の揺ぎない信念が語られており、非常に印象的である。
また、「望月氏の論文は、F1上の微分をF1上の小平・スペンサー写像として構成するところが最大の要点であり」とあり、壮大な数学宇宙の広がりを予見させてくれる。
0403132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 12:52:07.38ID:9aDs5pF7
Fq は元数がqである有限体を表す記号です。
元数が1である有限体は存在しません。
何を言ってるかわかりません。
0405132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/04(土) 20:25:36.77ID:B+vDRgim
en.wikipedia Monoid schemes 「環の加法構造を「忘れ」、乗法構造だけを残すこと」 これIUTそっくり

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%85%83%E4%BD%93
一元体(field with one element)あるいは標数1の体とは、「ただひとつの元からなる有限体」と呼んでもおかしくない程に有限体と類似の性質を持つ数学的対象を示唆する仮想的な呼称である
しばしば、一元体を F1 あるいは Fun[note 1] で表す
通常の抽象代数学的な意味での「ただひとつの元からなる体」は存在せず、「一元体」の呼称や「F1」といった表示はあくまで示唆的なものでしかないということには留意すべきである

そういった新しい枠組みにおける理論で一元体を実現しているようなものは未だ存在していないが、標数 1 の体に類似した対象についてはいくつか知られており、それらの対象もやはり用語を流用して象徴的に一元体 F1 と呼ばれている
なお、一元体上の数学は日本の黒川信重ら一部の数学者によって、絶対数学と呼ばれている

F1 が旧来の意味の体にならないことは、体が通常加法単位元 0 と乗法単位元 1 という二つの元を持つことから明らかである
制限を緩めて、ただひとつの元からなる環を考えても、それは 0 = 1 のみからなる零環 (trivial ring) であり、零環の振舞いと有限体の振る舞いは大きく違うものになってしまう
提案されている多くの F1 理論では抽象代数学をすっかり書き換えることが行われており、ベクトル空間や多項式環といった旧来の抽象代数学でしばしば扱われる数学的対象は、その抽象化された性質とよく似た性質を持つ新しい理論における対応物で置き換えられている
このような理論によって新しい基礎付けのもと可換環論や代数幾何学の展開が可能となる
こういった F1 についての理論の決定的な特徴のひとつは、新しい基礎付けのもとで古典的な抽象代数学で扱ったものよりも多くの数学的対象が扱えるようになり、そのなかに標数 1 の体であるかのように振舞う対象があるということである

https://en.wikipedia.org/wiki/Field_with_one_element
Field with one element
This object is denoted F1, or, in a French–English pun, Fun.

Monoid schemes
Deitmar's construction of monoid schemes[25] has been called "the very core of F1‑geometry",[16] as most other theories of F1‑geometry contain descriptions of monoid schemes. Morally, it mimicks the theory of schemes developed in the 1950s and 1960s by replacing commutative rings with monoids. The effect of this is to "forget" the additive structure of the ring, leaving only the multiplicative structure. For this reason, it is sometimes called "non-additive geometry".
(google訳)
モノイドスキーム
Deitmar のモノイド スキームの構築[25] は、 F 1幾何学の他のほとんどの理論にモノイド スキームの記述が含まれているため、「 F 1幾何学のまさに核心」と呼ばれています[16]。道徳的には、可換環をモノイドに置き換えることによって 1950 年代と 1960 年代に開発されたスキーム理論を模倣しています。この効果は、環の加法構造を「忘れ」、乗法構造だけを残すことです。このため、「非加算ジオメトリ」と呼ばれることもあります
0406132人目の素数さん
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2024/05/04(土) 21:42:23.34ID:b7B9koXu
【閲覧注意】

>1は数学の線形代数|・|≠0を理解できないトンデモ 

0426 132人目の素数さん
2023/10/29(日) 14:22:15.63

IUTは、ガリレオ天動説です
だんだん、理解され受け入れられてきたよ
0407132人目の素数さん
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2024/05/06(月) 09:04:25.44ID:Co8XPBRF
IUTとF1

https://m-hiyama.はてなblog.com/entry/20100713/1278997329
檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
2010-07-13
僕がエフイチにハマる理由

ここんとこF1の話ばっかりしてますな。

「いわゆる「一元体」の正体をちゃんと考えてみる」において、「F1」という記法も、「一元体」「標数1の体」という言葉もあまりにも不適切でヒド過ぎるとブーたれたけど、いまさらどうにもならないので、F1を使います。太字・下付きが面倒ならF1、呼び方はエフワンだとカーレースみたいだからエフイチ。

F1の計算て、デジャブな感じ、何かと思い当たるふしがあるのです。そこが面白い。コンヌみたいな超天才の大数学者が、喩え話とかではなくて、モロに 1 + 1 を真剣に探求しているってことも、世間話としては楽しいしね。

F1単独じゃなくて、F2、B、F1の3つ組で考えるとより興味深いと思います。どれも台集合は {0, 1} で、足し算が違います。もし1ビットの計算機があったら、機械語命令Addは、繰り上がりを捨てて 1 + 1 = 0 とするのが自然だと思います; これはF2の計算。真偽値計算なら、1 + 1 = 1 (論理OR)ですよね; Bの計算がこれです。skipとhangについては「コンヌの挑戦とプログラムの代数」で述べました; これ、F1の計算になっています。

1956年にティッツ(Tits)が夢想した「n次の一般線形群GLn(K)が、n次の対称群(置換群)になる」状況は、拡張アミダ圏で実現できます。つまり、拡張アミダ圏は、“足し算なしの線形代数”のモデルになっています。

半世紀近くも見つからなかった構造がこんなに簡単だったなんて、なんか面白いでしょ。

[追記]
あーそうだ、もうひとつ理由がありますね。F1の掛け算九九は簡単です:「ゼロゼロがゼロ、ゼロイチがゼロ、イチゼロがゼロ、インイチがイチ」 -- これなら子供に負けないでしょう。(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20100714#c1279078194 参照)
0408132人目の素数さん
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2024/05/06(月) 09:21:29.07ID:Co8XPBRF
IUTとF1 その2
//m-hiyama.はてなblog.com/entry/20100709/1278665632
檜山正幸のキマイラ飼育記 201007
コンヌの挑戦とプログラムの代数
掛け算から足し算を作るパズルとしてだけではなく、コンヌ/コンサニの論文はとても興味深いものです

「掛け算ありき」から見えるエキゾチックな世界と真実の世界
モノイドだけで作る幾何空間 準備編
なにが興味深いかというと、まったく単純でつまらなそうな対象物のなかに極めて深遠な構造が隠されているかもしれない可能性と神秘性です。それと、その“単純でつまらなそうな対象物”がコンピュータやソフトウェアの世界でもお馴染みのモノだということです。あまりにも“単純でつまらなそう”なので、注目も意識もされないのですが、これなしでは何もできないほどに本質的かつ基本的な対象物です

謎の代数 {0, 1}
コンヌ御大が、非可換幾何、スキーム理論、モチーフ理論などを総動員して探求・解明しようとしている代数系は {0, 1} です。なんでこんな“単純でつまらなそうな”モノが壮大なアタックの対象になるのか、それが謎ですよね。僕は、かすかに雰囲気を感じるだけで分かってません。それでも、コンヌとその周辺の試みが成功すると、とんでもないインパクトがありそうなことを察することはできます

次に足し算です。足し算の可能性、あるいは足し算に対する態度は3つあるようです
1.1 + 1 = 0 と定義する
2.1 + 1 = 1 と定義する
3.1 + 1 は未定義とする
1番目は、F2 = Z/2Z の計算なので、今までもよく知られていたものです。2番目はANDとORを持つ論理計算 -- 掛け算も足し算もベキ等な可換代数系になります。F2に比べると少し型崩れした感じがありますが、論理計算はお馴染みです。これはブール代数なのでBで表します

最後のケースが、足し算を考えない吸収元付きモノイドです。コンヌやその他の人々は、この代数系をF1(標数1の体)と書きます。その意味をあまり詮索せずに、記号「F1」は単なる符丁と考えたほうが精神衛生上は良いと思います

コンヌ達は、F1を実際に基礎体のごとく扱って、F1上のベクトル空間、拡大体、多元環(algebra)、加群などを議論しているようです。足し算なしの線形代数ですね。まー、「足し算なしの線形代数」は常人の想像を超えているので、とっかかりはゼロ(吸収元)付き可換モノイドを調べよう、となるでしょう(その話が、「モノイドだけで作る幾何空間 準備編」)

プログラムは順次実行で結合できますから、順次実行を掛け算とする(非可換)モノイドになります。そして、プログラムは状態空間に作用しますから、モノイド作用を持つ集合(状態空間)としてシステムをモデル化できます。状況をまとめてみると:
・プログラムのモノイドは{0, 1}を含みます
・そのモノイドは状態空間に作用しています
さて一方、基礎体(係数体)K上で線形代数をやろうとすると、Kを含む多元環(可換とは限らない)Aを考えて、A上の加群を考えたりします。このとき:
・多元環Aは基礎体Kを含みます
・その多元環は加群に作用します
「『足し算なしの線形代数』は常人の想像を超えている」と書きましたが、よく知られているプログラムの実行モデルは「足し算なしの線形代数」にかなり近いんじゃないか、とも思えます
コンヌ御大の挑戦が僕らに無関係だとは言えません
0409132人目の素数さん
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2024/05/06(月) 09:30:54.33ID:Co8XPBRF
IUTとF1 その3

https://m-hiyama.はてなブログ.com/entry/20100707/1278464212
檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
2010-07-07
モノイドだけで作る幾何空間 準備編

コンヌとコンサニの論文 "Characteristic 1, entropy and the absolute point" ( http://www.alainconnes.org/docs/Jamifine.pdf)を拾い読みすると、次のようなメッセージがあるように思えます。

掛け算があれば、足し算はなくてもいいんじゃないか
今まで可換環が担っていた役割を、吸収元付き可換モノイド(commutative monoid with absorbing element)で代用することがかなりの程度できるようです。ただし、足し算は冗長な概念だったということではなくて、足し算がない世界も存在し得るということです。そして足し算がない世界は、足し算がある世界とは様相が一変します。エキゾチックを超えてミステリアスな世界のようです*1。

以下では、モノイド演算は常に掛け算(乗法)とみなし、その吸収元をゼロと呼びます。足し算は考えないので、ゼロは足し算の中立元(単位元)ではなくて、掛け算により次のように特徴付けられる元です。

・任意のxに対して、x・0 = 0・x = 0

ゼロ付き可換モノイドの圏をCMoZ(Commutative Monoid with Zero から)と書くことにします。CMoZの射は、f(0) = 0 となるモノイド準同型です。(コンヌ/コンサニは、CMoZではなくMoという記法を使っています。)

ここでは、コンヌ/コンサ二に沿って、ゼロ付き可換モノイド概念だけから幾何空間(geometric space)を構成します。「空間」という言葉はやたらに色々な場面で使われるので、本来の幾何学的な空間を幾何空間と呼びます。幾何空間とは位相空間であって、座標や関数環(の類似)の概念を持つものです。デカルトの意味での解析幾何の対象物と言ってもいいかもしれません。

まだ定義はしていませんが、幾何空間の圏をGSと書きます。モノイドがベースなので、モノイド幾何空間または幾何モノイド空間(monoidal geometric space, geometric monoidal space)と呼ぶのが正式ですが、モノイド・ベースだと了解されているなら単に幾何空間とします。モノイド空間とは限らない場合は、「一般の幾何空間」と呼ぶことにします。

一般の幾何空間のアブストラクトナンセンスな定義
Cは圏で、その部分圏Lが与えられているとします。C=(可換環の圏)、L=(局所環の圏)が典型的な例です。圏Cの対象は、空間の上に棲んでいる関数達の集合を表現するモノです。部分圏Lの対象は特に、1点での関数芽の集合を表現するのに適したモノ、Lの射は1点の周辺の対応を記述するモノですね。茎や芽の概念を定義するために、圏Cでは、有向系(directed family of objects)の極限が取れる必要があります。

つづく
0410132人目の素数さん
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2024/05/06(月) 09:31:20.81ID:Co8XPBRF
つづき

さて、(X, S)が(C, L)に値を持つ幾何空間であるとは:
1.Xは位相空間である。Xを、幾何空間の台空間(underlying (topological) space)と呼ぶ。
2.SはX上の層である。Sを、幾何空間の構造層(structure sheaf)と呼ぶ。
3.Xの点xにおける茎Sxは、部分圏Lの対象となる。
最後の条件は局所性(locality)条件と呼びます。Cの部分圏Lに属する対象は、空間の1点の状況を記述する目的のモノで、局所対象と呼びます。局所性条件は、空間の各点が実際に局所対象で記述できるということです。

C=(可換環の圏)、L=(局所環の圏)であるときが、通常の代数幾何のセッティングです。これ以外の状況を一般的に定義してもナンセンスな感じですが、可換環以外の例が少なくとも1つ(モノイドのケース)がある*2ので、一般的な定義を与えておきます。

モノイド・ベースの幾何空間
上の一般的な幾何空間の定義では、(C, L)がパラメータになっていました。(C, L)を具体化します。
・ベースとなる圏Cとして、CMoZを採用する。つまり、可換な掛け算ができて、0を持つような代数系とその準同型の圏です。
・Cの部分圏Lとして、対象はCMoZと同じで、可逆元の逆像がちょうど可逆元になるような準同型(後述)からなる圏をとる。
二番目の条件は次の意味です; f:M→N がCMoZの射だとして、M×, N×を可逆元の集合だとします。掛け算の単位1は可逆元なので、M×, N×は空ではありません。fが局所射だとは次が成立することです。

足し算と掛け算
ここまでの話は、やたらに一般的な枠組みを準備しただけで、「足し算が不要」とか「掛け算だけ」の内容には踏み込んでいません。「掛け算だけでOK」を実質的に示すには、可換な掛け算(とゼロ)だけを持つモノイドM(CMoZの対象)から、幾何空間 Spec(M) を実際に作る必要があります。Spec は関手になっていて、CMoZをGSに(反変的に)埋め込みます。

これが事実なら、可換モノイドは必ず何らかの幾何空間なのだ(控えめに言えば、「何らかの幾何空間から派生するものだ」)と言えます。

[追記]
圏GSは、グロタンディーク構成の良い例になっていますので、そのことを補足します。

位相空間X上の「圏Cに値をとる層」の圏をShf[X]とします。圏のベキ(指数)DCを[C, D]とも書くことにすれば、Shf[X] = ([Open(X), C]の適当な部分圏)です。連続写像 f:X→Y があると、層の押し出しは、f*:Shf[X]→Shf[Y] という関手を定義します。この状況は、(関手の反変・共変の違いを無視すれば)Shf[-] が位相空間の圏Topをベース圏とするインデックス付き圏(indexed category)であることを意味します。幾何空間の圏は、このようなインデックス付き圏から作ったグロタンディーク構成になっています。(「インデックス付き圏のグロタンディーク構成」を参照。)
(引用終り)
以上
0413132人目の素数さん
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2024/05/06(月) 22:51:48.96ID:Co8XPBRF
望月さんも、2003年ころは F1(一元体)による理論構築を考えていた
最終的には、圏論とモノイドが残った

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%85%83%E4%BD%93
一元体
しばしば、一元体を F1 あるいは Fun[note 1] で表す
一元体上の数学は日本の黒川信重ら一部の数学者によって、絶対数学と呼ばれている
https://en.wikipedia.org/wiki/Field_with_one_element
Field with one element
Monoid schemes
Deitmar's construction of monoid schemes[25] has been called "the very core of F1‑geometry",[16] as most other theories of F1‑geometry contain descriptions of monoid schemes. Morally, it mimicks the theory of schemes developed in the 1950s and 1960s by replacing commutative rings with monoids.

https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/travel-japanese.html
望月新一 出張・講演
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Suuronteki%20log%20scheme%20no%20kenrontekihyouji%20kara%20mita%20daen%20kyokusen%20no%20suuron%20(Hokudai%202003-11).pdf
[10] 数論的log schemeの圏論的表示から見た楕円曲線の数論(北海道大学 2003年11月)
P1 F1上のキカが必要
 「属性方程式」 a∈aを解きたい
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/taguchi-san-no-nooto.pdf
[9] 数論的 log scheme の圏論的表示 (九州大学 2003年7月). 田口さんのノート
(引用開始)
P1
これは新しい幾何の世界への入口である。
但し、scheme論では上の等式によりaffine schemeを貼合せることが出来たが、
ここでは通常のscheme論を安易にまねて貼合せをするのではなく、
一般の圏を、圏同値を除いて、扱ふ
(つまり圏が基本的幾何的対象。)
これをIU幾何( inter-universal geometry )と呼ぶ。
この様な新しい幾何的対象(圏)として、現在
次の二つのものが考へられてゐる:
(1) Loc*型圏(ここでは″F_1上のFrobenius"が定義出来る。)
(2)分布版(これにより"F 1上の楕円曲線の族の分類射"が定義出来る。)
略す
P2
別な言ひ方をすれば、分類射Loc*→M/F_1が出来た!
(引用終り)

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ABC予想入門 ペーパーバック – 2018/2/16
黒川 信重 (著), 小山 信也 (著) ‎ PHP研究所
レビュー
susumukuni
5つ星のうち5.0 abc予想が映す現代数学の風景: 数学愛好者に薦められる超面白い一冊
2013年4月2日
本書の最大の魅力は、ゼータ関数論や絶対数学の開拓者であり唱道者でもある著者が、abc予想とゼータ関数に関する「リーマン予想」と「ラングランズ予想」、さらに楕円曲線と保型形式の数論との関わりを情熱的に語っている所にあると思う。
例えば、2.6「素数とリーマン予想」、2.7「リーマン予想と絶対数学」では、リーマン予想とラングランズ予想攻略への絶対数学の位置づけに関する著者の揺ぎない信念が語られており、非常に印象的である。
また、「望月氏の論文は、F1上の微分をF1上の小平・スペンサー写像として構成するところが最大の要点であり」とあり、壮大な数学宇宙の広がりを予見させてくれる。
0415132人目の素数さん
垢版 |
2024/05/08(水) 00:10:15.44ID:HIdmE4s3
>>1
【閲覧注意】

>1は数学の線形代数|・|≠0を理解できないトンデモ 

0426 132人目の素数さん
2023/10/29(日) 14:22:15.63

IUTは、ガリレオ天動説です
だんだん、理解され受け入れられてきたよ
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