X



トップページ数学
1002コメント1068KB

純粋・応用数学(含むガロア理論)3

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001132人目の素数さん
垢版 |
2020/07/19(日) 22:51:08.91ID:2Y0qBKwb
クレレ誌:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AC%E8%AA%8C
クレレ誌はアカデミーの紀要ではない最初の主要な数学学術誌の一つである(Neuenschwander 1994, p. 1533)。ニールス・アーベル、ゲオルク・カントール、ゴットホルト・アイゼンシュタインらの研究を含む著名な論文を掲載してきた。
(引用終り)

そこで
現代の純粋・応用数学(含むガロア理論)を目指して
新スレを立てる(^^;

<過去スレ>
・純粋・応用数学(含むガロア理論)2
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592578498/
・純粋・応用数学
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1582599485/
<関連過去スレ(含むガロア理論)>
・現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む84
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1582200067/
・現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む83
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1581243504/
<関連姉妹スレ>
・Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 48
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592119272/
・IUTを読むための用語集資料集スレ
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1592654877/
・現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/
0211現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP
垢版 |
2020/08/12(水) 07:48:01.56ID:KiyP/uDI
>>200 補足

<もっと抽象的に行列を離れて>
・「零因子」は、群の中には存在しません(下記、蟹江とyahooなどご参照)
・環に「零因子」が存在します(下記蟹江など)
・”R が可除環となることと、R の単元群が R の非零元全体 R* に一致することとは同値”です(下記、可逆元と斜体ご参照)

(参考)
http://kanielabo.org/essay/
エッセイの部屋
http://kanielabo.org/essay/daisu.pdf
代数 / 群・環・体 蟹江幸博 数学セミナー6月号 (2003.6.1), pp.38-43.
P6
R が環で,x に左逆元 y, y′ があったと
する.つまり,yx = 1 = y′x だな.左分配律から
(y − y′)x = 1 − 1 = 0 になる.y≠ y′ だから,0 でな
い元の掛け算で 0 が出てくることになる.こういう
元を「零因子」と言う.

体ならありそうもないわけで,その根
拠は逆元の存在だ.それは実際,簡単に証明できる.
体には零因子がない.

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13168979413
数学の代数学について
sun********さん2017/1/9 数学の代数学について yahoo

可逆元と零因子はなぜ同時には成り立たないのでしょうか?
本を読んでも見つけられなかったのでよろしくお願いします

つづく
0212現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP
垢版 |
2020/08/12(水) 07:48:54.20ID:KiyP/uDI
>>211
つづき

ベストアンサーに選ばれた回答
san********さん 2017/1/903:02:35
まず,言葉の定義を確認しておきます。
環R(ここでは可換環としますが,非可換な環でも同様)において,
単位元を1,零元を0とするとき,
a∈R が可逆元であるとは,あるb∈Rでab=ba=1となるものが存在するときにいう。
(このbはaに対して一意的に定まり,aの逆元と呼ばれ,a^(-1)で表す)
a∈R が零因子であるとは,a≠0であり,あるb∈Rでb≠0,かつ ab=0となるものが存在するときにいう。

ここで,一般的に可換環で1≠0であることに注意します。
(極端な例として,R={0}という零環というものがありますが,ここでは考えません)
さて,a∈Rが可逆元かつ零因子であるとすると,
aは逆元a^(-1)をもつ。
そして,零因子であるから,あるb∈Rが存在し,b≠0,ab=0 を満たす。
この両辺にa^(-1)をかけると,
a^(-1)・a・b=a^(-1)・0
(a^(-1)・a)・b=a^(-1)・0
1・b=a^(-1)・0
よって,b=0 となり,b≠0に反し,矛盾。
よって,可逆元かつ零因子となる元は存在しない。

零因子が,「0でないもの同士であり,その積が0となるもの」という点がポイントです。

余談ですが,今回のこの事実は,
2つの2次正方行列で,どちらも零行列ではないが積が零行列になるものを考えると,これらはどちらも逆行列を持たない
ことを一般化したものです。
復習のために,この具体例を作って考察してみて下さい。

つづく
0213現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP
垢版 |
2020/08/12(水) 07:49:15.99ID:KiyP/uDI
>>212

つづき

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E9%80%86%E5%85%83
可逆元
(抜粋)
定義
群や単位的半群に対しては、それを半群と見るとき、その元が正則(一般化可逆、擬可逆)元であること、単位元に対する可逆元であること、および単元であることの概念は一致する。

環の単元群
環は乗法について半群を成し、環が単位的ならばそれは単位的半群であるから、この構造に関する可逆元、単元(単数)を考えることができる。とくに、単位的環 R の単元の全体は、R の単元群 (group of units) と呼ばれる R の乗法的半群の極大部分群を成す。R の単元群は U(R), R× などで表す。R が可除環となることと、R の単元群が R の非零元全体 R* に一致することとは同値である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%9C%E4%BD%93_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
斜体 (数学)
(抜粋)
斜体(しゃたい、英: skew field; 歪体, 独: Schiefkorper, 仏: corps, corps gauche)は加減乗除が可能な代数系である[1][注 1]。除法の可能な環であるという意味で可除環(かじょかん、division ring, Divisionsring)ともいう[3]。
(引用終り)
以上
0214現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP
垢版 |
2020/08/12(水) 07:53:03.14ID:KiyP/uDI
>>211 補足の補足

群・環・体
この文脈で
「零因子」と、「逆元を持つ」は密接な関係があります

「逆元が存在するかどうかを論じてる
たまたまそれが零因子でないという性質と同値である
だから関係大ありだとほざきたいらしいが・・・」(>>178
なんて、”たまたま”でないことは、ちょっと群・環・体(蟹江)を読めば、すぐ分かること(^^;

抽象代数学に、無知ってことですねWWWWW(^^;
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況