【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 [無断転載禁止]©2ch.net
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この小説スレのルールは単純で、次の2つだけです。
1 必ず欅坂46またはけやき坂46のメンバーが登場人物となること。
2 原案ありのものを書くこと。また、物語が完了したら、その出典を明らかにしてください。
(原案の作品や作者についての情報も書いてもらえればありがたい。)
1は説明の余地はないので、2について補足しておきます。
インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。
原案がないと書いた当人が考える物語は、↓の最新スレ(現在は6)に書いてください。
(共有すべきマナーは同じなので、その注意書きも参考にしてください。)
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1493391840/
【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1489546278/
【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1487327352/
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天才などともったいないお言葉ありがたしm(__)m
でもこんだけ長いこと書いてるのに皆さんに比べると文章が上手くならないんですよね・・・
憧れは池波正太郎みたいな読みやすいけど軽くない文章なんですけど・・・なかなか難しい
ちなみに俺はパソコンは全然出来ないのでスマホオンリー時々友達のタブレットです >>350-358
お経忘れちゃう理佐ちゃんが可愛いですね
それにいくちゃん、なかなかいいキャラじゃないですか
居酒屋シリーズの時も思いましたけど、3人目4人目の動かし方が上手ですね
>>359
やり取り見てて思ったんですが、庭さんは相談に乗るの上手ですね
返答にりきみがなく、とても自然な感じがします
>>343
意外だな、僕の勝手なイメージではITインテリでしたが、
東京都さんにそんな一面があったとは…
何かと液晶を見る機会の多いこの時代、目は大事にしたいものです >>360
実は居酒屋シリーズもまだ頭の中では続いてて機会があったら再開したいんですけど
頭の中では一瞬で浮かぶ映像を文字に起こすとなると時間がかかってしまうんでなかなか書き始めらんない状態です
相談上手いですかw
返答に力みが無いのは俺が超個人主義の運命論者だからですかねw
でも相談に乗る時はあんまり親身になると同じ目線に入っちゃうから
むしろ他人事って立ち位置で気楽に答えた方が良いとは思いますよね >>348-358
いざ、そのチャンスが来た!というときに気弱になる俺君に共感してしみますね。
誠実で純粋な恋をしている男にとっては、好きな女性からの最大の贈り物はその肉体ではなく、愛されているという気持ちである。
そんなことをラクロ「危険な関係」で読んだことがありますが、表面的にはチャラくても俺君は心の奥ではまさに純情そのものですね。
そういうことを深刻ぶらず、うまくコミカルに描かれているので、抵抗なくすーっと頭に入ってきます。
最終的には俺君と理佐ちゃんとがエッチができるのかというのも今後の興味となりました。 >>360
たぶん心ネットが外部とつながっているという強迫観念による因性のものだと思っています。
まあ、俺のPCなんかに興味本位で不正アクセスする者なんていないというのはわかってはいます。
知り合いの脱会を手助けしたことで某広域カルト教団に集団ストーカーされたことがトラウマになって、
それがネット環境にまで影響してしまったようです。 >>362
理佐ちゃんを己が欲望のままに自由にしたいという雄の本能と
理佐ちゃんの聖なるなにかを守りたいという女性への憧れが無意識に相克してるんでしょうね
なんせ俺君中身は中2だからw
俺君が女性への憧れを喪わずにエロとの狭間で悩んで成長すれば
自然と理佐ちゃんとも結ばれる方向に話も進むんでしょうけど・・・
天竺に着くまでに俺君そこまで成長するかなw >>363
ということは、『霧の中の風景』は少なからず実体験がベースになっているんですね
妙にリアリティーや不気味さを感じたのはそういうことだったのかなあ
東京都さんの作品は影の部分が多くて、まあ言ってみればあまり好きではなく、例えば書店に並べてあって立ち読みしたとすると、
5行ほどで本を閉じちゃうくらいに好きではないんですが、妙な深さがあるんですよね
僕の物語は読んだ側からさっと消えてしまうと思うんですが、東京都さんは心に引っかかるものがあるんですよ
トラウマって文章にすると、案外大したことなかったりするんですが、宗教はヤバイですね 実際のところ東京都さんの症状は、いわゆる電磁波過敏症の症状としては一般的ではあるんですけどね…
と実は化学物質過敏症である私からのコメント
というスレチカミングアウトスマソw 中2の時に学年で3番目に可愛いと言われてた娘に誘われてデートしたんだけど
緊張してたせいかコーヒーに砂糖を上手く入れられずに逃げたことがある
あの娘の可愛さとミニスカートが眩しくて舞い上がってしまったのだ
それ以来コーヒーは飲めなくなってしまった
これはトラウマって言わないか?
ちなみに小説スレの初期の頃に書いた「中2の理佐ちゃん」の元ネタです 「うわっ!?何やってんの」
2度寝から目覚めた愛しの理佐ちゃんがベッドの横に立ち続けてた俺を見て悲鳴をあげる
「どうしても聞かないとダメ、私お経の暗記していくちゃんの部屋の妖怪やっつける準備したいんだけど」
なんて爺と悟空のやっかい事に捲き込まれたくない一心でお経の修行する気の理佐ちゃん
「分かったわよ、聞いてあげるからそんな顔しないで」
困り果てた俺を見て諦めてくれる優しい理佐ちゃん
「なんでも爺の兄弟子でめちゃくちゃ強い人が居たらしいんだけど
ある満月の晩にお酒飲んだ帰りに道ばたで寝ちゃったんだって
そんで帰って来ないの心配した兄弟子の奥さんが探しに行ったら
猿に踏まれて潰れてたらしいんだよね」
「その猿が悟空ちゃんだって言うの?」理佐ちゃんが疑わしげに呟く
「それがさ、悟空が自分で言ってたんだよね、俺の先生の先生は王向斉だって」
「じゃあ、悟空ちゃんの先生って言うのがお爺ちゃんの兄弟子なんだ・・・」って絶句する理佐ちゃん
「なに深刻な話してんだよ、猿違いだってこともあんだろ、だいたい悟空の兄貴の足じゃ人なんて踏み潰せないよ」って気楽に笑う八戒
「そうだよ、八戒ちゃんもたまには良いこと言うね」
って八戒の楽観論にあっさり乗っちゃう理佐ちゃん
「お師匠様、ご褒美に絆創膏貼ってください」なんて調子に乗ってお尻出す八戒
「朝からお尻出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、たぶん猿違いだと思うけど悟空ちゃんに聞いてみようよ」ってやじ馬根性丸出しの理佐ちゃん
なんだかんだ理由つけてるけどお経の修行は面倒くさいみたいだ・・・
そんな理佐ちゃんだけど世界一可愛いから好き 「悟空ちゃんに聞いてみようよ」
なんて愛しの理佐ちゃんの提案に乗ることにした俺
居間で朝刊読みながら鼻くそほじる悟空を発見
しかし、タイミングの悪いことに爺といくちゃんも居るじゃねぇか
「仕方ない悟空に聞くのは後にしよう」
爺の醸し出す緊張感にビビって俺が先送りしようと決断した矢先
「俺君なんだか悟空ちゃんに聞きたいことあったんだよね」
明後日の方を向いてうわずった声でわざとらしく切り出す超絶棒演技の理佐ちゃん
緊張感でフライングしちゃったみたいだ
事が事だけにさりげなく聞き出そうってあれほど言っといたのに・・・
「おおっ!?そういえば事が事だけにさりげなく聞き出そうって言ってましたね」
理佐ちゃんに釣られてしまったのか余計な事まで口走る八戒
棒演技の理佐ちゃんと違ってシェークスピアの舞台にも出れそうなぐらい腹から美声なのがムカつく
劇団理佐ちゃんの突然の開幕に呆然とする悟空と爺
「八戒さん、凄い綺麗な声じゃないですか」って変なとこに食いつくいくちゃん
「そう、天の川デートで何人もの美女を歌声だけて落とした男だからね」
なんていくちゃんに褒められて調子に乗る八戒
「その醜い見てくれを補って余りある美声ですよ」
って褒めてるつもりが結構キツいいくちゃん
「オイラがレストランのメニュー読むだけて女たちはうっとり恋に落ちたもんさ」
なんて絵に描いたような豚もおだてりゃ木に登る状態の八戒
「フランク・シナトラみたいなこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんを無視して口説きの勝負歌を披露する八戒
「えーん、無視された」
なんて言いながら俺に泣きついてきそうだから好き 「女口説くのに永ちゃんの『アイ・ラブ・ユー,OK』なんてシブイなあの豚」
なんて八戒と音楽の趣味が合いそうな俺
「ねぇ、そんな呑気なこと言ってる場合?師匠の私を無視するなんてあり得ないんだけど!」
って八戒に無視されてご立腹の愛しの理佐ちゃん
「そんなことより理佐ちゃん、あの棒演技はなんだったの?危うく悟空に怪しまれるとこだよ」
って理佐ちゃんにダメ出しする俺
「ちょっと緊張しただけだよ」って言い訳する理佐ちゃん
「ちょっと出かけるよ」
どうやって悟空から話を引き出すか相談中の俺と理佐ちゃんに声かける八戒
「どこいくのよ?」ってふくれっ面で問い質す理佐ちゃん
「いくちゃんがこれから舞台のプロデューサーに俺の歌声を聴かせたいらしくてさ」
なんてすかして肩竦める得意顔の八戒
「なんであんただけなの?」って八戒だけが誘われたのが面白くなくて絡む理佐ちゃん
「お師匠様の棒っぷりじゃプロデューサーに見せたって無駄じゃないっすか」って理佐ちゃんを見下す天狗な八戒
「俺君、八戒ちゃん天狗になってるから懲らしめてよ」
っていくちゃんと出かける八戒を見送り悔しがる理佐ちゃん
「それより理佐ちゃん悟空から参考書返してもらって予習しておけば」って話を逸らす俺
「え〜っ、お爺ちゃんと悟空ちゃんの因縁のほうが面白そうだからやだ!」
なんて昨夜お経を忘れて妖怪退治しくじったの全然懲りてないみたいな理佐ちゃんだけど好き 「やっぱり心配だよ」
なんて調子良いこと言ってお経より爺と悟空の様子見に居間へ向かう愛しの理佐ちゃん
「理佐ちゃん待った」
居間から漂うただならぬ闘気に理佐ちゃんを引き留める俺
そうっと居間を覗きこむ俺と理佐ちゃん
「爺さんさっきから俺に殺気向けてるけど、何のつもりかな」って爺に対峙する悟空
「ワシの尊敬する兄弟子が40年ほど前の満月の夜に弟子の猿に踏み潰されてな、
お主の師もワシの兄弟子と同じ王向斉先生の弟子だと聞いてな・・・」
そこまで言って悟空を睨む爺
「40年も前じゃ俺まだ生まれてねぇよ」って鼻くそほじる悟空
どうどうウソつくとこが逆に怪しい悟空
「そうだよお爺ちゃん、悟空ちゃん生まれてたとしても40年前は山の下敷きにされてたよ」
ナイスタイミングでフォローに入る理佐ちゃん
「それに悟空ちゃんの足じゃ人は踏み潰せないよ」
畳み掛けるように意外な盲点を突いてくる理佐ちゃん
いや、それほど盲点でもねぇか?
「そうですよ、うちの悟空は満月になると大猿になる設定じゃないですから」
って理佐ちゃんのために悟空をフォローする俺に
「ドラゴンボール混ぜてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど
「ねぇ、書くの面倒くさくなっちゃうから風呂敷広げ過ぎはよくないよ」
なんて優しく忠告してくれそうだから好き 「実際のところ心当たりあんの?」
己の推測の矛盾点を突かれて戸惑う爺を愛しの理佐ちゃんが寝室に連れてってる隙に悟空に聞いちゃう俺
「うまいことドラゴンボールの悟空のせいにしてくれたのはありがたいんですけど・・・
俺も満月の夜になると巨大化しちゃうんですよね」
ぼそりと呟く悟空
マジ・・・
「それに五行山の下敷きになってたのなんて芝居で結構自由にしてたんですよね」
やっぱりコイツが踏み潰したのか・・・
「なんで踏み潰しちゃったの・・・?」ってカマかける俺
「隙があったらいつでも打ちかかっってこいとか言うから・・・
満月待って巨大化して師匠が酔っぱらったの見計らって打ちかかったら躓きまして・・・
それがかえって師匠の意表をついちゃったらしくて・・・」
俺のカマにひっかかりあっさり白状しちゃう悟空
師を敬愛していたのか思い出し涙の悟空
「悟空ちゃん・・・」
っていつの間にか戻って来てたのか、うっかり聞いちゃう理佐ちゃん
戸惑う顔が美人過ぎるから好き 「理佐ちゃん、悟空はわざとじゃなかったんだ事故だったんだよ、このことは墓場まで持っていこうよ」
って戸惑う理佐ちゃんに悟空を庇いだてする俺
「猿が躓いたぐらいで不意を突かれるとは・・・ワシの兄弟子らしいわ
」って理佐ちゃんの後ろに立ってた爺
ヤベェ、今度こそアウトだよ〜
「理佐ちゃんこっち!」
爺と悟空の戦いに捲き込まれないように理佐ちゃんと机の下に避難する俺
俺をあっさり関節技で極めた爺VS天地開闢以来の極悪猿
なんだかんだの好カードにワクワクしながら観戦準備の俺と理佐ちゃん
「立ち合いの結果命を落としたのならば、それも拳士の宿命というものだな」
そう言って泣いてる悟空の肩を叩く爺
意外なことの成り行きに拍子抜けした弾みで理佐ちゃんのケツ触る俺
「どさくさ紛れに触ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「俺君も意拳習いなよ、強くなれるよ」
すっかり意気投合した爺と悟空の稽古観ながら勧める理佐ちゃん
「痛そうだからやだよ、それに理佐ちゃんの護衛なら悟空と八戒が居るから俺は弱くていいの」ってあっさり拒否る俺
「私は俺君に強くなってもらいんだけど」って拗ねる理佐ちゃん
「なんでよ?」って聞く俺に
「そんなの好きな人に守ってもらいたいからに決まってるじゃん」
ってぶっきらぼうに呟く理佐ちゃんだから好き 「なぁ、これちゃんと教える気ねぇだろ」って悟空に文句言う俺
愛しの理佐ちゃんにそそのかされて意拳を習ってる単純な俺
「そんなことないですよ、これは站椿といって意拳の基本中の基本なんで我慢してください」って説明する悟空
「ウソつけよ、こんなのただ立ってるだけじゃねーか!」って文句言う俺
「俺君、何事も基本が大事だから辛抱しなよ」
なんておやつ食べながらお経の参考書パラパラしてる理佐ちゃん
「だって理佐ちゃん酷くねぇか?こんな手抜き指導で強くなれるわけないよ!
いつになったら理佐ちゃん守れんだよ!!」ってがなりたてる俺
「うるさ〜い!俺君のせいでお経覚えられないじゃん」
って己の集中力の無さを俺のせいにする理佐ちゃん
早々とお経に飽きてファッション雑誌を読み始めてしまう
どうしようもねぇ女だな・・・
「なによその目、俺君が邪魔するからお経の勉強出来なかったんだけど」
って俺の軽蔑の眼差しが気にさわったのか?
絡んでくるヤカラな理佐ちゃん
「拳法の鍛練してる横で勉強するほうが、間違いなんじゃねぇの?」って言い返す俺に
「嫌味言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど
「私が居ないとヤル気出ないと思ってそばに居てあげてんのに」
なんて拗ねちゃいそうな理佐ちゃんだから好き 「お昼ご飯作るの手伝ってこよ」
ファッション雑誌にも飽きてしまった愛しの理佐ちゃんは婆やの手伝いしに厨房へ
「悟空殿、組手の相手をしてくださらんか」って鍛練の仕上げに悟空を誘う爺
「昼めし前の腹ごなしに一丁やりますか」って気楽に受ける悟空
朝、見損なった好カード再びにワクワクする俺
対峙する二人に閃く俺
「せっかくだから夜にやる理佐ちゃんの妖怪退治とWメインイベントにしましょうよ」って爺に持ちかける俺
「なに言ってんすかそんな大げさなことしないですよ」
って拒否る変なとこ真面目な悟空
「悟空よう、お爺様はお前の師匠の弟弟子だぞ、言ってみりゃ渡世上の叔父貴にあたる人だ
その叔父貴をよ、華々しく引退させてあげたいと思って俺言ってんのに・・・」
って悟空を説得する俺
「ワシのために引退試合なんて申し訳ない気がしますな」って遠慮気味の爺
「遠慮しないでください、お爺様の引退に花を添えるために理佐ちゃんにも透け透けの特別衣装を用意しますから」
って最強の交渉カードをいきなり提示する俺
「俺さんがそこまで言ってくれるならワシに異存はありません、悟空殿よろしく」って悟空に頭さげる爺
まだスケベ心は健在なようだから好き 「おい!大至急ビラ作れ」
爺の会社の社員たちに大号令を発する俺
「文面はな『美人妖怪退治師師理佐ちゃんキモヲタ生き霊軍団に貞操の危機』
これを一番目立つとこに頼むわやっぱりエロ要素あったほうが確実に集客出来るからよ
あとはお前らが適当に考えとけや」
ビラ作りのスタッフに的確なアドバイスする俺
「理佐ちゃんの衣装のデッサン見せろ」って次はデザイナーにアドバイスな俺
「ダメだ!お前のデザインだとブラもパンツも見えちゃってんじゃねーかバカ野郎
俺の理佐ちゃんに変な格好させんじゃねぇよ
あくまでブラとパンツは見えないけど露出は高目ってギリギリなラインを目指せよ
区切りはつけても妥協はすんな、己を貫いても自我を出したら良い物は出来ねぇぞ!」
なんて貴乃花親方の倅の工房に貼ってあった言葉パクってデザイナーに発破かける俺
厨房覗いたらなんにも知らない理佐ちゃんは呑気にお昼ご飯作ってそうだから好き 「いただきま〜す」
愛しの理佐ちゃんの作ってくれたお昼ご飯
俺の好物ばっかり作っちゃうえこひいき半端ない理佐ちゃん
「理佐ちゃんおかわりちょうだい」ってめっちゃ食べる俺
「ねぇ、ちゃんと噛んで食べなよ」
なんて苦笑いしながら山盛りご飯をよそってくれる理佐ちゃん
「ところで理佐さん、ワシのためにひと肌脱いでいただきありがとうございます」
って理佐ちゃんに深々と頭を下げる爺
「うん?なんのこと・・・」
爺にいきなりお礼言われて訳わかんねー状態の理佐ちゃん
「なんでもないよ理佐ちゃん!お爺様は恍惚の人1歩手前だから、若い女見るとありがたくてお礼言っちゃうんだよ」
咄嗟の俺の言い訳に益々訳わかんねー状態が加速する理佐ちゃん
「お爺様、理佐ちゃんは照れ屋だからギリギリまで知らせないほうが才能を発揮できますから」って裏に爺を連れてって言い含める俺
責任感の強い理佐ちゃんの性格を逆手に取って
舞台に観客入れて引っ込みつかなくなってから理佐ちゃんには話す算段の俺
「やっぱりこんなやり方お師匠様が可哀想ですよ、これじゃ騙し討ちじゃないですか」
泣きそうな顔で俺と爺の話に割り込む悟空
「猿のくせに良心の呵責なんか覚えてんじゃねぇよバカ野郎!」って怒鳴る俺
猿にまで良心の呵責を覚えさせちゃう理佐ちゃんだから好き 「うるせぇ、てめえ理佐ちゃんのカードで宿代やら飯代やら払って貰ってなんとも思わないのかよ?」
って芽生え始めた良心にビビる悟空を一喝する俺
「なんですか?突然・・・」
突然の女に金払って貰うってどうなんだ?問題を切り出す俺に戸惑う悟空
「惚れた女に金払って貰ってヘラヘラしてるヒモみたいな男になりたかねぇんだよ俺は」
って戸惑う悟空に一気に捲し立てる俺
「結構ヘラヘラしてたような・・・」って過去の会計時の俺を思い出し呟く悟空
「だからよ、こうやって興行打ってたまには惚れた女に好きな物食べさせてあげてぇじゃん」
愛しの理佐ちゃんにお金払って貰ってるやるせない思いを吐露する俺
「その惚れた女に透け透け衣装着せて稼いだ金で・・・ですか・・・」って絶句する悟空
「俺のささやかな夢だよ、自分の金で理佐ちゃんになんかしてあげたいってさ
いつか本家の若頭補佐に上がりたいって夢見てる枝のチンピラ君だって惚れた女を風呂に沈めた金で夢を掴もうとするだろ?
それと一緒だよそういう夢を追う気持ち・・・猿には分かんねぇかな」
って引きの説得術で悟空を落とす俺
「風呂に沈めるってなんですか?」って素人みたいな事聞く悟空
「女をソープに堕とすことだよ」って教えてあげる優しい俺
「喩え話がゲス過ぎるよ」って文句言いながらも納得する悟空
なんとか爺と悟空を丸め込んで食卓に戻ってきたら・・・
ビラと透け透け衣装を理佐ちゃんに見せてるバカ社員供・・・
ビラと衣装を睨みながら怒りに震える理佐ちゃんだけど好き >>381
自分的には新記録ですねw
書き始めた時はこんなに長くなるとは思いませんでした
やはり西遊記とゆうストーリーありきなのでスラスラ書けるからでしょうか?
>>382
逆に200話までに天竺にたどり着けるか危惧しとります
何故か脱線が多くて未だ沙悟浄も仲間入りしてない体たらく
今書いてるいくちゃん編もこんなに長くなるとは・・・ 『Sweet Lady Yuka』
波の形に揺れているボートの上で僕とは昼寝をしていた。
叔父さんはアヒルに餌をやっている。
湖に打ちつける八月の熱い太陽は、高温のマグネシウムのように強い光を放っていた。
耳をそばだてると、水面の揺れる音、迷い込んだ蝉の鳴き声、小さい子の笑い声、
それらがゆっくりと聞こえてくる。
その中に友香ちゃんの声が聞こえた気がした。
僕は少し身を起こして、じっくり聞いた。
水の中に吸い込まれて途切れてしか聞こえないが、彼女の声だった。
見知らぬ男女が交差点ですれ違うように、友香ちゃんのボートは間近を通った。
家族と一緒にここへ来たらしく、楽しそうに会話をしていた。
僕は片手を上げかけて、遠慮した。
友香ちゃんがチラッとこっちを見て、少し目を大きくした。
すれ違いざま、下手くそなウィンクと「餌」をプレゼントしてくれた。
「乗馬よかったの?」
「いいの。ほら、昼間に会うの初めてじゃん」
友香ちゃんは、家族からの乗馬の誘いを断ってまで僕に会いに来てくれた。
施設のはずれにあるカフェは意外にも空いていた。
ボートですれ違う時に、友香ちゃんが家族の目を盗んで何かを投げた。
手帳の切れ端のようなもので、「焼き小龍包」とあったので何事かと思ったが、裏面にはこのカフェの名前が記してあった。
「昨日眠るときにね、もうちょっと一緒に居ればって後悔したの」
丸テーブルに肘をつきながら、僕の方を見ないで言った。
その眼は、乗馬できなかったことへの未練も残っているように見えた。
「二人でボート乗る?」
僕は言った。このままカフェに留まっても、仕様がないと思った。 つづき
友香ちゃんはボートに乗るなり、揺らし始めた。
僕を楽しめようとしているみたいだけど、船酔いするだけだった。
「この湖ね、紙に願い事を書いて投げたら叶うんだって」
後に嘘とわかるのだが、あんまりにも楽しそうに言うので友香ちゃんの手帳をちぎり、
先に表に僕が、その後裏に友香ちゃんが願い事を書いた。
「なんて書いたの?」
「え〜、ひみつ〜」
友香ちゃんは紙を胸に押し当て、太陽に向かって投げた。
やってる事はただの不法投棄だった。
僕の気持ちは紙の裏まで届いただろうか。
湖の底にある言葉を掬って確かめたかったけれど、あまりにも深すぎる謎だった。 友香ちゃん×ALFEEシリーズです
今回も覆面バンド(という扱い)の、『誰よりもLady Jane』です。
歌詞の一部を拾った程度です
それと自分でも何をどう参考にしたか説明できませんが、堀辰雄『美しい村』もアイデアの一部です
塩沢湖に軽井沢タリアセンというレジャー施設があるんですが、彼が戦前に別荘として使用してたのとのことです あと全然関係ないですが、青空の『割れたスマホ』にちょっと曲調が似てますな すいません一行目早速ミスってたw
「と」は消してください >>389
出来るだけ同じアーティスト縛りで書くことにしています
そろそろ元ネタが尽きてきたので、新しいメンバーに挑戦しようかと思っているところです 「貴様らコラ〜!俺が発注したのと全然違うじゃねぇかバカ野郎」
愛しの理佐ちゃんの怒りが俺に向く前に機先を制してデザイナーと社員たちを怒鳴る俺
「なんだお前これ?ピンク映画のチラシじゃねぇんだぞコラ」ってビラを破り捨てる俺
「お前もだバカ野郎!
俺は理佐ちゃんの清純な神々しさを強調した衣装をデザインしろ言うたろがい!」
透け透け衣装をデザイナーに投げつける俺
俺の剣幕に竦み上がるデザイナーと社員たち
所詮呑気に学校行ってたボンクラどもじゃ潜ってきた修羅場の数が違う俺には敵わんね
「理佐ちゃん心配ないよ、こいつらが私利私欲で暴走したみたいだから直ぐに是正させるよ」
って理佐ちゃんを安心させる俺
「ちょっとこっちこい」ってデザイナーと社員を理佐ちゃんに見えないとこに連れ出す俺
「舐めてんのかバカ野郎!!」
って意味不明に壁を怒鳴って落ちてた鉄パイプで壁を力任せに殴り威嚇する俺
交渉をスムーズに進めるための地ならしってやつだ
「これみんなお前らが勝手にやったことだよな?」って上から見下ろすように脅す俺
「はい」って震え声で返事してくれるデザイナーと社員さんたちだから好き 「うん、うん、人間素直なのが一番だからね、そうしてくれてれば僕と込み合うことも無いから仲良く出来るよ」
って満足気な俺
「じゃあ、僕の制止を振り切ってそのままのコンセプトで進めなさい」って計画はそのまま進めさせる俺
「いやぁ、参ったよ理佐ちゃん」
お昼ご飯食べ終わって片づけしてる愛しの理佐ちゃんを手伝いながら悩む振りする俺
「何に参ってんのよ」なんて皿を洗いながら聞いてくれる優しい理佐ちゃん
「さっきの連中クビだってさ」ってウソつく俺
「あんなことでクビになっちゃうの・・・?」って驚き戸惑う理佐ちゃん
「俺止めたんだけどさ、あのビラ街頭で配っちゃったらしいんだよね、でもあんな衣装理佐ちゃんに着せたくないからさ俺断ったんだよ
そしたらなんかウソのビラ配ったことになるから会社の信用が失墜しちゃうってなって責任取らされるらしいよ」
口からでまかせ出放題のホラ吹きな俺
「そうなんだ・・・」
効いてる!
優しくて責任感の強い理佐ちゃんに俺のウソが確実に効いてる!
「なんか私のせいみたいで悪いな・・・」って力無く呟く理佐ちゃんだから好き 「理佐ちゃんのせいじゃないから気にすることないよ、収益上げて手柄立てるために理佐ちゃんを利用しようとした悪党の自業自得だよ
いくらブラとパンツ見えないデザインだって俺だけの理佐ちゃんの肌で集客しようなんて許せないよ」
愛しの理佐ちゃんを丸め込むために長広舌ふるう俺
「ありがとう俺君優しいな」って俺の手を握ってくれる理佐ちゃん
「なんか同情しちゃって私さえ我慢すればクビにならないのかな?
なんて思ったけど彼氏の俺君がそんなに嫌がるなら絶対に肌見せないよ、心を鬼にして断固拒否するね」
って俺の思惑とは逆の方向へ決意固める理佐ちゃん
これが策士策に溺れるっやつか!?
呆然自失で立ち尽くす俺に
「ねぇ、初めてちゃんと彼氏って言ってあげたのに喜んでくれないの?」
なんて聞いてきそうな理佐ちゃんだから好き 「そんなニヤニヤしてて良いんすか?」
愛しの理佐ちゃんが透け透け衣装を拒否したことでイベントの成功が危ぶまれる俺を心配する悟空
「だってお前理佐ちゃんに面と向かって彼氏っ言われちゃったらニヤニヤするしかねぇじゃん」
なんて理佐ちゃんの透け透け衣装は見れなくなったものの
晴れて理佐ちゃんの彼氏面出来る喜びがじわじわ湧いてきてニヤニヤが止まらない俺
「それに広告が大げさなのなんて世の常だし、透け透け衣装の代わりに女子高生の理佐ちゃんが制服パンチラ見せたら客は喜ぶだろう、心配いらねぇよ」
爺の財力使って理佐ちゃんにパンチラしてもらうために巨大扇風機を急ピッチで作らしてる俺
「流石ですね・・・」って抜かりない俺に感嘆の声を漏らす悟空
「当たり前だろ、理佐ちゃんと出会う前は興行の観ちゃんって呼ばれた俺だぜ」
って観音菩薩のかたわら興行師として鳴らしてた俺
「何が興行の観ちゃんよ」
悟空とそんなこと話してる俺を呼びに来た呆れ顔の理佐ちゃん
「勝手に私の妖怪退治をイベントにして、私緊張しいなんだからね」
なんて文句言いながらもヤル気になってきた理佐ちゃん
「お爺様のためだからさ頼むね」って理佐ちゃんを拝む俺
「もう、俺君の頼みだから仕方なくやるんだからね」なんて拗ねたふりする理佐ちゃん
「うん、ありがとう」って理佐ちゃんに素直にお礼を言う俺
そんな俺を見て満足そうに笑う理佐ちゃん
なんだかんだ俺に恩着せて喜ぶ理佐ちゃんだから好き すみません、しばらくネットにつながる環境にいなかったので、書き込みませんでした。 >>365
>少なからず実体験がベースになっているんですね
ご指摘の通りです。
実体を知るためにカルトの巣窟に潜入した時の体験の一部をもとにして書きました。 >影の部分が多くて
>心に引っかかるものがある
そう言ってもらえると、皮肉ではなく嬉しいですね。
学生のときにはいわゆる名画座に入り浸って、カビの生えたような大昔のヨーロッパ映画ばかり見ていました。
そんな中で最も心惹かれたのがベルイマンとタルコフスキーの二人の監督ですが、その影響かもしれません。
8年ほど前に、NHK-BSで女優イングリッド・バーグマンのドキュメント「私を演じる孤独」というのが放送されて、
その中でバーグマンはベルイマンを次のように評しています。
(バーグマン最後の出演作品「秋のソナタ」の監督がベルイマンです。)
「重苦しくて残酷、ときには退屈。普通の映画は観終わったらすぐに忘れるが、ベルイマンの映画はずっと心に残る」
敬愛するベルイマンへのその批評とちょっと似ているような評価をされただけでもとても嬉しいですね。 あ、映画なんてプロとしてはもちろんアマチュアとしても撮ったことはないんですけどね。
似ていて嬉しいと言ったのは、プロ野球の超一流選手と打撃フォームが似ていると言われて、喜んでいる小学生と同じようなものです。 >>366
わざわざ心配してもらった上に、貴重な情報をてありがとうございます。
なるほど、電磁波過敏症がトリガーとなって、精神的な不安が助長されているということは考えられますね。
物理的な要因なのか心因性のものなのかというのをはっきりと区別すること自体に意味はないのかもしれないですね。
それと多少のスレチや脱線があったほうが、活性化すると思いますけどね。 「欅って、書けない?」も始まったし、「欅坂46SHOUW」も「Re;Mind」もまだ見ていないし、
とても疲れているので、庭さんや大阪府さんの新作の感想は明日にでも書きますね。 >>400
お疲れ様です
こちらとしては作品を見てもらえるだけでも有難いので、どうぞ無理をなさらないように
季節の変わり目、疲れを残すと病のもとになり兼ねませんのでね >>391-394
巨大扇風機w
全然反省してないじゃないですかw
とは言え、私も見たいですね
個人的な見解を申し上げると、スカートが一瞬だけひらっと揺れるのにロマンを感じるわけでございまして、
暴風に立ち向かいながら必死にスカートを押さえているありさまはあわれみを覚えます >>368-379
>>390-394
今回もおもちゃ箱をひっくり返したようなドタバタを面白おかしく楽しませてもらっています。
そしてその中に人間の業とでもいうべきものが自然とにじみ出ていますね。
大好きな女性だから大切にしたい。
でも、それには先立つものがないといけない。
そこで興行を打つが、その目玉としてその大好きな女性をエロい見世物にしようとたくらんでいる。
それは矛盾であるが、しばしば人間というのはそういった矛盾の中でしか生きられないことが多い。
庭さんの書くものは面白いんだけど、そのおかしさに足をすくわれない芯があるから、安定していますね。 >>384-386
美しい自然を絵画のように描写する腕前は相変わらずお見事の一語に付きます。
今回はそれに加えて回想と現実の交錯のさせ方がとてもうまい。
冒頭の軽井沢(かな?)の湖のシーンはカフェにいる「僕」の回想シーンとなっていることで物語に陰影が生まれている。
そして再び二人で湖に行って、紙を丸めて湖に投げるという同じ行為が現在の風景をトレースさせて回想の中の風景と重なる。
終わり方も詩情があふれていて個人的にはとても好きです。 >>401
いえ、けっして無理してとかではなく、お二人の書いたものを見ていると自分が持っていないものを持っていて、
その本質が何かということを探求したいという思いから自分のためにメモ代わりに書いているだけです。 >>402
200人以上の女性と致したエロスの達人に教えてもらったんですけど
達人クラスになるとスカートが捲れてパンツが見えるより
パンツが見えないようにスカートを抑える手の方にエロスを感じるらしいですよw
やはり3桁越えるような達人は感性が常人とは異なるのでしょうね
女子高生がエレベーター乗る時にカバンでケツ隠すの見た時は
カバンにエロスを感じるって言ってましたからね・・・ >>403
お疲れのところ感想を聞かせていただきありがとうございます
「おもちゃ箱をひっくり返したようなドタバタ」東京都さんのこの言葉
常日頃より人生とか命の本質って秩序より混沌に在ると思ってまして
なるべく自分や人生を秩序だてないように工夫してるんですけど
書いてる物にも無意識に反映してるのかなと嬉しく思います >>330-331
ラスト・ステップ(その3)
「なあ、握手会にまで来て、なぜあんな異常な言動するんだ?」
「やっぱりエラ張りデカ鼻離れ目の三重苦の上村ヲタだったのか。あの女が嫌いだから、思ったことを言ったまでだ」
「上村がお前さんに何かしたのか?」
「あいつは差別主義者だ」
「はあ?上村がそんな言動をしたことを見聞きしたことは一切ないが」
「ナチ服を着て、ユダヤ人差別をしただろ」
「ずいぶん前のことだな。それにナチスもどきの格好をしたというのなら、上村一人だけじゃなくて、欅坂全員がそうじゃないか。
なぜ、ターゲットを一人に絞る?」
「ナチ服のあいつの画像が流出したから代表して責任を取らせてんだ」(続く) ラスト・ステップ(その4)
「驚いたな。ピント外れもはなはだしい。画像が流出していてもしていなくても全員が同じ服を着ていたから、罪があると本気で思っているなら全員が同罪だ。
それに本気で責任とらせるつもりなら、まず第一に服をつくったデザイナーで、その次がチェックを怠った欅坂運営だろ」
「上村には責任がないと言うのか?」
「何も知らないで服を着たんだから、責任があったとしてもごく軽微なもんだ」
「いくら上村が馬鹿だといっても、ナチスのことを知らないなんってあり得るか!」
「ナチスがユダヤ人に行った残虐行為は当然知っているだろう。
ただし、あの服がナチ軍服を真似たということは間違いなく知らなかったはず、上村だけでなくメンバー全員が」
「なんでそんなことがわかる?」
「ナチ軍服を真似た服を着たアニメの登場人物かなんかをかっこいいと思ったデザイナーがさらにそれを真似てつくったと思う。
最初からナチ軍服がモデルと分かっていたなら、はなからそんなもんつくるわけがない。
服には詳しいデザイナー自身ですら分別がつかなかったのに欅のメンバーにわかるわけがない」(続く) ラスト・ステップ(その5)
「知らなかったら何でも許されるというわけではない。知らなかったことを反省して、謝罪文をブログで書かないとダメだろうが」
「お前さんの正義を貫こうとする姿勢はわかった。ユダヤ人の身になって激しい怒りを感じているんだな?
だったら、もっと見逃せないものはいっぱいあるぞ。
たとえば、シェークスピアの『ベニスの商人』では、ユダヤ人のシャイロックが金に汚い悪人として登場する。
それも特殊なユダヤ人としてではなく、一般的なユダヤ人の典型としてだ。
また、ドストエフスキーの『白痴』でも、ロスチャイルドという実在の人物の名前をユダヤ人の代表として登場させ、守銭奴のように書いている。
おまけに『ジュウ』というユダヤ人差別語まで使っている。
今回のナチ軍服モドキは元凶のデザイナーですら意図的なものではなかったが、シェークスピアもドストエフスキーも意図的に悪意を持ってユダヤ人を描いている」
「そんなことは知らん」
「知らずにいて、今まで抗議して来なかったというのなら、その無知は許そう。
だから、お前さんも上村が無知であったことを許してやれ」(続く) ラスト・ステップ(その7)
「ふざけんな、差別主義者を許せるわけがないだろうが」
「じゃあ、もう一度繰り返す。シェークスピアもドストエフスキーも意図的な差別主義者で、その上、影響はかなり大きい。
小さな悪よりも巨悪に対してレジスタンスを行うのが筋だ。とりあえず、『ベニスの商人』や『白痴』を文庫で出版している新潮社や岩波社に反省を求めに行け。
両社が反省文をネットに上げて、文庫を発禁するまで抗議しろ。上村に反省を求めるのはその後だ」
「馬鹿か、そんな世界的に認められた文学作品と愚劣なアイドルとを一緒にすんな」
「立派なものだから差別は許され、ア劣った存在だから差別は許されないと主張したいのか?
だったら、それこそ最も醜悪な差別じゃないか。」(続く) ラスト・ステップ(その8)
「醜悪なのは上村だろうが、あれだけ多くの人が上村を嫌っていて、ディスった書き込みも多い」
「2ちゃんねるのことを言ってるのか?」と俺はあきれて笑ってしまった。
「な、何が、おかしいんだ?」
「なあ、子供のころ、透明人間になれたら、どんなイタズラでもできるとか思ったことはないか?
あるいは今でも女湯を覗けるのにと思ったことはないか?」
「はあ?なに関係ないこと言ってんだ」
「匿名掲示板も同じようなもんだということだ。
自分の正体を知られることなく発言機会を得ているというのは誰もが透明人間となれることに等しい。
責任を取らされることはないから、全く筋道の通らないことでも平気で書いてしまう。
ただし、道理の通らない上に罪もない人を中傷する卑怯な人間というのはごくわずかだが、
目に余るような目立つ書き込みを繰り返しているから、大勢いるように見えるだけだ」(続く) 続きをずっと考えていましたが、出来が悪そうなものしかどうやっても思いつかないので、諦めて書くことにしました。
数日中には、あと4、5話を書いて終わらせます。 >>410ー414
前回のプロローグからヲタの小競り合いが始まると予想してたら
人種差別という人類が抱える宿業とでも言うべき大きな問題にまで話が拡がるダイナミックな展開ワロタwww
>>415
東京都さんならではの味わいが出てて興味深く読ませてもらいました
このテーマでどう話が展開するのか楽しみです >>415
全然出来良いですよ
論理的な掛け合いの中にも臨場感がありますし、
暴言男の困惑する姿が、物語の現実性をギリギリのところで保っていますね
>>405
>メモ代わりに
時々、東京都さんが一人語りする感じがしていたので、
この言葉で妙に納得しましたw 「ところで理佐ちゃんなんか用だったんじゃないの」
俺に恩着せて満足そうに笑ってる愛しの理佐ちゃんに聞く俺
「あっ、忘れてた」なんて迂闊で可愛い理佐ちゃん
「ほう八戒君不合格ですか」
理佐ちゃんから八戒がオーディション落ちて帰ってきたの聞いてほくそ笑む俺
「俺君、笑ったら悪いよ」
なんて注意するも満面な笑み浮かべるドS理佐ちゃん
さっそく八戒をからかうために居間へ向かう俺と理佐ちゃん
「やっぱり豚じゃ難しいってさ」なんて爽やかに笑う八戒
「歌は完璧だったんですよ」って八戒の横で悔しがるいくちゃん
なんだよ?全然落ち込んでないのかよ、つまんねぇな」ってがっかりする俺
「いやぁ、落ち込んでますよ、ミュージカルデビューと婚約発表のダブル受賞逃しちゃったんだから」
ってやっぱり落ち込んでない八戒
「何がダブル受賞だよ、デビューも婚約も賞じゃねぇじゃん」ってアホな八戒に笑う俺
「うん?今・・・婚約って言わなかった?」って女性だけに細かいとこに目が行く理佐ちゃん
「あ〜っ、八戒さん言うの早いですよ」って理佐ちゃんの問いに慌てて割って入るいくちゃん
まさか・・・
悪い予感しかしない俺
横見たら理佐ちゃんもマジかよ・・・って顔してそうだから好き 「うーん?確かに見た目は全然タイプじゃないんですけど・・・才能に魅かれたと言うか・・・」
なんて八戒と婚約しちゃった理由を話すいくちゃん
悪い予感ほど当たるって言うけど・・・
「乃木坂のいくちゃんが豚と婚約しちゃうなんて、やっぱり末法の世なんだな」
なんて早く天竺にお経を取りに行って乱世を鎮めなければと決意を新たにする俺
「いくちゃん!考え直してください、アイツ歌の才能有っても性格最悪ですよ」
って半べそかきながらいくちゃんを説得する愛しの理佐ちゃん
「おいおい、オイラもう天竺の旅止めたから師匠でも弟子でもないんだから口のきき方に気をつけろよな」
言うと同時に理佐ちゃんを突き飛ばす八戒
「理佐ちゃん大丈夫か!?」
慌てて理佐ちゃんを抱きとめる俺
「俺君、オイラ生田家の婿養子になるからさ、お爺ちゃん唆して余計な金使われたら迷惑なんだよね」
どさくさ紛れに理佐ちゃんに抱きつく俺にイベントの中止を要請する八戒
「お前、理佐ちゃんのデビュー戦と爺の引退試合を取り止めろってのか?」
俺から離れようとする理佐ちゃんをますます抱きしめながら八戒を睨む俺に
「どさくさ紛れに触ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ごめん、なんか八戒ムカついたから」って言い訳する俺
「うーん?言い訳になってないけど許してあげる」
なんて難しい顔しながらも優しい理佐ちゃんだから好き 「理佐ちゃんが拗ねちゃってさ」爺に呟く俺
いくちゃんと婚約した八戒に興行を中止にされてからもう1週間
いつまで経ってもいくちゃんの部屋に棲み憑いたヲタの生き霊軍団を祓ってくれないのを訝しんで訪ねてきた爺
「お経を読み上げるだけの簡単な仕事なのに何故なかなか祓ってくれないのかとは思っておったんじゃが・・・」
って困り顔の爺
「うん、簡単だから余計デビュー戦を派手に飾りたかったみたいなんだよね」って同じく困り顔の俺
「はて?理佐さんはあまり乗り気じゃなかったんじゃ・・・」俺の言葉に戸惑う爺
「そこが理佐ちゃんの難しいとこだよね
内気だから目立ちたくないって思いながらも
周りにお膳立てされて仕方なくって感じならそこそこ注目はされたいみたいな・・・
まあ、女だし・・・仕方ないやね」
って女心の複雑さにため息漏らす俺
興行は中止で金は入ってこないし、愛しの理佐ちゃんが拗ねてるからいつまでたっても天竺への旅に出発出来ないし
残ったのは目の前に立つ巨大扇風機だけの惨状に暗澹たる表情の俺
「おっ!俺さんOL風の二人組が来ましたぞ 」ってそんな俺に声をかける爺
巨大扇風機のスイッチを入れる俺
舞い上がるOLのお姉さんたちのスカートに笑顔で握手する俺と爺に
「巨大扇風機活用してんじゃねーよ」
ってドス効かせながら部屋に入って来る理佐ちゃんだから好き 「悟空ちゃんから聞いたよ、その巨大扇風機で私のスカートめくろうとしてたって」
って両手を腰に据えて俺を睨む愛しの理佐ちゃん
「興行の目玉にしようかと思ったんだよね」って悟空の裏切りに戸惑いながら答える俺
「人のパンチラ目玉にしようとしてんじゃねーよ」って呆れる理佐ちゃん
「こんな大きな扇風機、八戒ちゃんに買い取れって言われてどうするつもりなのよ?」
って俺を詰めてくる理佐ちゃん
「俺さん今度は女子高生3人組じゃ!」って理佐ちゃんに言い訳しようとする俺に声をかける爺
条件反射で扇風機のスイッチ入れて窓にへばりつく俺と爺
舞い上がる女子高生3人組のスカートにやっぱり笑顔で握手の俺と爺
「人が話してる最中にくだらねぇことしてんじゃねーよ」って再びドス効かす理佐ちゃん
「壊しちゃうからね」なんて言って巨大扇風機を倒そうと揺らし始める理佐ちゃん
「理佐ちゃんダメだよ、製作費いくらしたと思ってんだ!」
「そうじゃ、止めてくれい」
巨大扇風機を壊そうとする理佐ちゃんに哀願する俺と爺
そんな俺と爺を見てドSの血が騒いだ理佐ちゃん
「やだ」って言って揺するの止めなそうだから好き 「ムカつく!」
揺すってもびくともしない巨大扇風機に怒る愛しの理佐ちゃん
壊すの諦めてくれた理佐ちゃんにほっと胸を撫で下ろす俺と爺
「理佐ちゃん誤解なんだよ、スカートめくりしてたんじゃなくてお爺様に商品説明してたんだよ」
「女の子のスカートめくりってどんな商品説明よ」って唇尖らす理佐ちゃん
「いやいや、風の鋭さを測るのにはスカートのひらひら具合が調度いいんじゃよ」
なんて取って付けたようなウソつく爺
「そうなんだ」なんてあっさり信じる理佐ちゃん
金持ちの爺のバックボーンにコロリと騙されるなんて・・・
神の最高傑作なんて言われてる理佐ちゃんもやっぱりそこは現代女性
皮相的な価値観に洗脳されとるなぁ・・・なんて嘆きの俺に
「嘆いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだから好き 「お爺様ありがとうごさいます
」スカートめくりを利用したプレゼンが効を奏して巨大扇風機を爺に買い取ってもらえた俺
「これで八戒への借金も棒引きだし良かったわ〜」って和む俺
「良くないよ、このままいくちゃんが不幸になるのみすみす見逃す気?」って俺を焚き付ける理佐ちゃん
「祝福してあげないの?」って理佐ちゃんとは裏腹に呑気な俺
「してあげないよ、どう見てもアイツお金目当てだもん」って鋭い理佐ちゃん
「鋭い理佐ちゃんじゃねーよ」って俺の心の声にドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、しっかりしてよ、八戒ちゃんより俺君の方が生き意地汚ないんだからさ
どんな手使ってでもいくちゃんを守ってあげてよ」
なんて仰有る優しい理佐ちゃんだから好き 文字数制限に引っかかり細切れ投稿すいませんm(__)m 「ねぇ、まだ小説スレに妄想書いてんの?」
自分でいくちゃんを守ってあげてよなんて言ったの忘れて
八戒を貶める怪文書書いてる俺に呑気ななこと聞く愛しの理佐ちゃん
なんだかんだ言っても孫娘のいくちゃんには甘い爺
そこにつけこんで会社の実権を握ろうと画策してる八戒
気づいたら爺は形だけの会長にされちゃってすっかり蚊帳の外だ
怪文書ぐらい書かないと挽回出来ないよと張り切って八戒の悪口書く俺
「うわっ・・・怪文書なんてエグすぎないかな?」
自分で俺をそそのかしたくせに用意した怪文書見てドン引きする理佐ちゃん
「怪文書はエグくないよ、文書にしてみたらエグい経歴の八戒が悪いんだよ」って怪文書に目を通しながら笑う俺
「そうだよね・・・これ、ウソは書いてないもんね」
って自分に言い聞かす小心者な理佐ちゃんだから好き 「じゃあこれ頼むわ」って八戒反対派の社員に怪文書の原稿渡す俺
「くれぐれも爺さんには無関係な出版社に持ち込めよ」って社員に念を押す俺
八戒追い出したら爺を復帰させて社内の実権を握るためにも爺には綺麗でいてもらいたい俺
「ねぇ、八戒反対派ってなに?」って不安気に聞く理佐ちゃん
「昨日のうちに社内に八戒反対派のグループ作ろうと思って目ぼしい社員にいくらか掴ませといたんだ」って用意周到な俺
「えっ!?なんで・・・」って驚く理佐ちゃん
「このさいだからさ、いくちゃんと八戒を別れさせるついでに爺さんの会社乗っ取っちゃおうかと思ってさ」
なんて照れ笑いな俺
「思ってさじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、なんでそうなるの?」って聞く理佐ちゃん
「いやぁ、理佐ちゃんからOK貰ったからさ、とことんやったろう思ってさ」
って理佐ちゃんに格好いいとこ見せたいからイケイケな俺
「なんか怖〜い」とか怯えてそうな理佐ちゃんだから好き 「ねぇ、悟空ちゃんどこ行ったか知らない?」
なんて俺の野望を阻止するために悟空を探す愛しの理佐ちゃん
「筋斗雲で月に行ってるよ」
「えっ、なんで月なんかに行ってんのよ」って俺の返事に驚く理佐ちゃん
「怪文書の次はスクープ第2弾として月に住む超美人にストーカーして天界を追われた過去を文春に売ったろう思ってね」
「それで悟空ちゃんを月に・・・」
俺の徹底ぶりに絶句する理佐ちゃん
「それもあるんだけどさ、理佐ちゃん悟空の実印預かってるでしょ?」
「預かってるよ」嫌な予感しかしてない表情の理佐ちゃん
「悟空が月に行ってる隙に悟空名義の口座作っとこうと思ってさ」
「なんで・・・?」
「爺を会社に復帰させたら色んな名目つけてその口座にどんどん会社の金を流し込むからさ」ってナイスアイデアな俺
「犯罪にならないの・・・?」ってビビりな理佐ちゃん
「俺も法律とか分からないからさ、それで万が一のこと考えて悟空の名義にしたんだよね
俺と理佐ちゃんは天竺行かなきゃいけないから捕まると不味いからさ」
「悟空ちゃん嵌めてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、目的変わってない?」
って真剣な眼差しで俺を諭す理佐ちゃんだから好き 「目的変わってない?」
なんて愛しの理佐ちゃんに諭されたものの・・・
生来欲深で人を陥れることに密かな悦びを抱く俺
それになによりこの世界で何より大切な女のためにも止まれない俺
「でもさ、爺の会社から10億ぐらい引っ張ったら俺と理佐ちゃんの新婚生活が楽になると思わない?」
なんて理佐ちゃんを説得する俺
「10億もいらないよ・・・」俺の目標金額の多さにドン引きの理佐ちゃんだけど
「俺君と一緒に暮らせたら貧乏でも全然幸せだよ」
なんてこと言ってくれる天使な理佐ちゃん
しかし、現実ってやつは金で回る物だって知ってる俺は理佐ちゃんに内緒で計画を進めてしまうわけだ
天使な理佐ちゃんに苦労知らずで贅沢三昧に面白おかしい人生を送ってもらうためなら
世界中の人たちが不幸になっても構わないという理佐ちゃん原理主義な俺
そのためなら泥にまみようが世界が破滅しようが構わん覚悟なわけだ
そんなこと知らない理佐ちゃんはなんだかんだ貧乏だけど楽しい新婚生活を夢見てそうだから好き 「やっぱり止めときなよ」
悟空の名前で口座作りにのこのこ銀行にやって来た俺に愛しの理佐ちゃんが待ったをかける
「ねっ、悪いこと言わないからさ私とランチして帰ろうよ」
なんて腕組ながら俺をランチに誘う理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんを軽くあしらい銀行の窓口で美人のお姉さんに揚がる俺
「他人の口座は作れません」なんてあっさり銀行の窓口にいる美人さんに断られる俺
美人にはキレづらいのでオッサン銀行員に変わってもらう俺
「てめえ!因縁つけてんのかこの野郎!!」
なんてイキッてみたけど逆に怪しい野郎だなんて警察呼ばれちゃう俺
「理佐ちゃん助けて!」
って叫ぶ俺の目に俺を見捨てて群衆に紛れ込む理佐ちゃんの後ろ姿
なんて女だ・・・
しかし、チラリとも俺を振り返ることなく一心不乱に逃げてく様は織田信長並みである意味天晴れな理佐ちゃん
結局半日搾られたけ黙秘貫いて無事釈放され爺の別宅にたどり着いたらもう夕方だ 「俺君どうしたんすか!?」って見も心もボロボロの俺に駆け寄る悟空
「うーん、かくかくしかじか・・・」ってウソの事情を話す俺
「そりゃあ災難でしたね」って俺に同情してくれる悟空
「理佐ちゃんどうしてる?」って見捨てられたけどやっぱり理佐ちゃんが一番心配な俺
「それが・・・急にいくちゃんの部屋に棲み憑いてるヲタの生き霊集団を退治しにいっちゃいまして・・・」
って突然ヤル気になった理佐ちゃんに戸惑いながら話す悟空
「マジか・・・」って絶句する俺
早速悟空と連れだっていくちゃんの部屋がある爺の本宅へ赴く俺
「めっちゃお経唱えてますよ、あんな真剣なお師匠様初めて見ました」って驚く悟空
警察に引っ張られた俺の巻き添えになりたくない一心で
現実逃避がてらお祓いに精を出す理佐ちゃんだから好き 文字数制限のために100話到達が早まるのは不本意なので前編後編スタイルを取り入れてみた俺なりのこだわり >>433
こだわりながらの執筆乙であります
次スレのタイミングがまた難しそうですね >>434
自分的には短く刻むと書いてる作品に飽きてしまうのが分かったので
ある程度ストレスを感じたら速やかに次スレを立てたいとこですね
これについては皆さんと活発な議論が必要なのかなと思っております
ただ活発になるほど書き手も読み手も居ないのが1番の問題ですけどw いま大体600文字ぐらいですからね…
あっちのスレだと100文字台まで粘ったりしてましたけどw
スレ立てされた東京都さんの意見も今後聞きたいですね >>420-432
いや〜面白い。
怪文書を差し出して社内抗争を勃発させ八戒を追い落とそうとする。
しかもその機に乗じて爺さんの会社を乗っ取ろうとする。
八戒のスキャンダルを探るため悟空を月まで派遣する。
さらに悟空の留守を見計らって、彼名義の通帳をつくって会社の金を振り込ませるとたくらむ。
荒唐無稽な話の連続と見せかけて、最近の銀行の防犯システムを反映した実情にその奸計が阻まれる。
常識にとらわれず自由にイマジネーションを膨らませると思ったら、ちゃんと常識のたがをはめてくる。
お見事です。 >>435
文字制限がきつくなったら次スレに移行するのは個人的には賛成です。 ラスト・ステップ(その9)
「なんだ、さっきから揚げ足取りばかりして」と奴は泣きださんばかりになった。
「揚げ足取り?そんなことなど一切していない。お前さんの主張の核心部分にかかわることばかりだ。
まあ、いい、話題を変えるか。お前さんが上村を嫌っているのはよくわかった。でも、少なくともヴィジュアルに関しては欅坂の中でもトップクラスだというのは認めざるを得んだろ」
「ふざけんな、エラ張りデカ鼻離れ目の三重苦じゃないか」
「エラは張っていないし、鼻は綺麗な形をしていて、むしろこじんまりしている」
「なるほど、なるほど、重度の上村ヲタから見れば、そう見えるのか。
だが、そういう重度ヲタでも離れ目というのは否定できないみたいだな」と勝利宣言するような高笑いを奴はした。
「『その均衡に何らかの奇異を持たぬかぎり、絶妙の美とはなりえない』というよなことを哲学者ベーコンは言っている。
ま、簡単に言えば、塩をふったスイカはその甘さが引き立つというのと同じようなもんだ。
他のパーツは美しく調和していて、あの奇異な離れ目がますます上村の顔を魅力的なものとしている。
そして、それは量産型の美人とは違い、見る者にフックをかけやすいという強みがある」(続く) ラスト・ステップ(その10)
また、取ってつけたような反論をしてくるかと思ったら、意外にも神妙な面持ちに奴はなっていた。
「なあ、もしアンタが金もない、女もいない、仕事も劣悪な条件のものにしか就けていないとする。
そういった状況でも、上村がいれば、それだけ人生はやっていけるか?」としんみりとした口調で尋ねてきた。
「そりゃまあ、何がなくても、上村と一緒になれるなら、幸福になれる自信はある」
「なに馬鹿なこと言ってんだ!上村ほどの女がアンタ程度の男と一緒になるわけないだろ!
『上村がいれば』と言ったのは、ファンとしての立場で上村のことを思っていればってこと言ってんだ!」
「ん?上村ほどの女?なんだ、お前さん、上村に価値があるような言い回しだな。ついに本音が表に出たか?」
「う、うるさい、だから、揚げ足どりしないで、こちらの質問に答えろよ」
「そんな悲惨な状況ならば、ファンとしての立場で上村を思うだけでは、幸福にはなれないかもしれないな」
「なれないかもしれない?あ、はっはっはっは、そりゃいいや。重度の上村ヲタでもその程度か」(続く) ラスト・ステップ(その11)
「お前さんの質問に答えてやった。今度はこちらから質問する。
上村に相当な価値があることは本心では認めているんだよな?
そして、上村のことを思うだけで、もしかすれば人生はハッピーになるかもしれないという希望も持っているじゃないか?
それも、一緒になろうなんて夢物語のような厚かましいものではなく、ファンとしての立場でとわきまえて・・・・」
「うるさい、それ以上言うな。あんなブス、好きじゃないぞ」
「お前さんが上村を嫌う理由は何なんだ?」
「・・・・・」
「どうしたんだ?話せない何か深刻な理由でもあるのか?」
「自分自身にもよくわからん。わかっているのは俺自身が上村を嫌いだということだけだ。上村のような女だけは絶対に好きになるまいと決めている」
「『好きになるまい』という努力でもしているのか?」と俺は思わずせせら笑ったら、奴はむっとして答えた。
「ああ、そうだ。欠点を見つけるため、上村のメッセを取っているし、上村の写真を載っけたFLASHの増刊号も買った。上村の不細工な顔を生で見るため、今日も握手会に来た」(続く) ラスト・ステップ(その12)
コイツを殴ってやろうという気持ちは徐々に小さくなっていたが、それを聞いて完全になくなった。
「いや、驚いた。お前さんのことが少し好きになったかもしれないな」
「なにキショいこと言ってんだ。俺のようなアンチでも金を落とせば認めてくれるというのか?」
「それどころか無銭アンチですら、上村に全く興味を持っていない連中よりは上村推しに近いとも言える」
「本気でそんなこと言ってるのか?」
「われ汝の行為を知る。汝は冷かにもあらず、熱きにもあらず。
われはむしろ汝が冷かならんか熱かならんかを願う。
かく熱きにもあらず、冷かにもあらず、ただ微温(なまぬる)きがゆえにわれ汝をわが口より吐き出さん」と俺は暗証した。
「なんじゃ?そりゃ」 「新約聖書のヨハネ黙示録の中の一文だけどな。
『冷か』は憎しみ、『熱き』は愛情、『微温き』は無関心、『口より吐き出さん』は拒絶すると捕らえればよい」
そう言って、再度その一文を俺は暗唱した。
「つまり、憎しみは愛と近いところにあり、無関心こそが愛から最も遠いところにある。そういう解釈でいいのか?」
「その通り。完全なアンチは完全な推しに至る最後の階段に立っている。その違いは最後の一段を踏み越えるかどうかだ」
そう言ながら、奴の手を引っ張って、コンクリート段の上まで引き上げた。
「海岸線沿いに歩けば、赤レンガ倉庫があり、その中には飲食店がある。ちょっと飲んでいかないか?」
「ああ、付き合ってやる。目離れ一重苦の上村の悪口を俺の中に残らないようにとことんまで今日は吐き出してやる」(了) 原案はドストエフスキー「悪霊」の中の「スターブローギンの告白」です。
(新潮文庫だと下巻の第三部の最後の章となっているが、最新の翻訳本だと第二部の中に組み込まれているようだ。)
ヨハネ黙示録を引用するあたりがその原案にあたり、元々は宗教の話を強引につくり変えて悲惨な結果となってしまいました。 後、「『その均衡に何らかの奇異を持たぬかぎり、絶妙の美とはなりえない』というよなことを哲学者ベーコンは言っている」の件は、
エドガー・アラン・ポーの「リジイア」からパクリました。 ユダヤ人差別に関して引用した箇所は、ドストエフスキー「白痴」は新潮文庫で下巻P269-270のあたりです。
シェークスピア「ベニスの商人」は短いので、特にページを指し示す必要もないでしょう。 >>447
乙でありますm(__)m
ドストエフスキーやシェークスピアの登場人物の中にもアンチの人たちに共通するような心像風景の持ち主がいるのは興味深いですね
健全なアンチ的精神は時代を越えてある種の普遍性を備えてるとは思うけど
2ちゃんで見かけるアンチが普遍性を備えてたらやだなぁw >>439-444
この主人公(視点側の人物)に、是非とも握手会場に出向いていただいて、実際に説教してほしいですねw
『悪霊』は人がめっちゃ死にますね
特にマトリョーシャの死に方が印象的でした
そろそろ文字数キツイっすね >>448
この板のアンチって精神構造は似たり寄ったりなので、そういう類型としてなら普遍性はあると思いますけどね。 >>449
「白痴」も「悪霊」も読んだのが大学一年のときでした。
「白痴」は恋愛がベースになっているので読みやすかったのですが、「悪霊」は難しかったですね。
マトリョーシャの死以外にも、キリーロフの宣言してからの自殺、シャートフの殺害などが印象に残っています。 お言葉に甘えて「三蔵な理佐ちゃん」は新しいスレに投稿させていただきましたm(__)m 新スレ立て乙でした
そして早速の投稿も乙であります
とにもかくにも100話突破おめでとうございます
とこちらにカキコ >>456
ありがとうございます
100話は1も2なく俺の妄想の源泉である理佐ちゃんのお陰ですかね 「あ〜面倒くせぇ」
天に向かって思わず愚痴る俺
西洋人のくせに中国に伝わる仙道の奥義白日昇天して永遠の命を手に入れた俺
東に美人の女子大生が居ると聞けばセレブの集まるパーティに招待するよと口説き
西に亭主に先立たれて嘆いてる美人の未亡人が居れば寂しさにつけ込み口説き
南に住んでる美人OLには頑張ってる君も好きだけどそのままの君はもっと好きと口説き
北に住んでるババアにはさすがに年寄りは口説けんはと見下り半を突きつける
雨にも負けず風にも負けない悠々自適な日々を過ごしてたんだけど
ある日突然
所属してるフリーメーソンって組織から
「お前もたまには世界の役に立て」なんて言われて強制労働させられることになった俺
フランス革命でギロチンにかけられちゃう王妃が居るから助けろなんて無茶ぶりされたら愚痴もでるやね
なんだかんだ愚痴りながらも仕事先のベルサイユ宮殿にやって来た俺
そこで寝てたのがフランス国王ルイ16世の王妃マリーアントワネット理佐ちゃんだから好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています