H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part73 [無断転載禁止]©2ch.net
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
ほらほら
ここでスレ違いって出てこないからvw
3ヵ月で700億円vwvwvw エキスパンダーブリードサイクルのエンジンをさらに大推力・高比推力にするためのアイデアで、
ターボポンプ駆動後の水素ガスを燃焼室・ノズル冷却用液体水素の予熱に利用し、
タービン駆動後のガスを冷却で液体化させて排出できれば、
タービン背圧を大きく下げることができ、ターボポンプのパワーを向上できるっていうのを聞いた。 >>805
日本にはそんな広い土地余ってないよなぁと思ったが、1箇所だけ可能性がある。沖縄の米軍基地の跡地。
第二射場を作るなら、種子島と同じ機能を持たせる(GTOとSSO両方打つ)のか、種子島と機能をわける(SSOに特化)のかでもかわってくる。
ヴァンデンバーグのようにSSOに特化するなら北海道は魅力的。 > 松浦晋也さんがリツイート
>> 岡口基一? @okaguchik 5時間5時間前
>>二つの記事を並べてみると,じわじわくる(^_^)
>>
>>首相、57億円拠出を表明 女性起業家支援のイバンカ氏基金
>>https://this.kiji.is/298982602593420385?c=39546741839462401 …
>>
>>日本の男女格差114位に下落 「政治」123位に後退
>>http://www.asahi.com/amp/articles/ASKC15VTCKC1UTIL03R.html …
松浦晋也、ミスリードを誘う記事にまんまと釣られた政権煽りのツイートを
喜々としてリツイート
twitterで思想の近い人間の吐く言葉ばかり見て
脳が煮染められてるからこうなる
「イバンカ基金」の実態は↓
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/ivanka-japan2
日本の男女格差問題は独立して問題提起や糾弾をすべきで
「イバンカ基金」を煽りに使うのは公平さをあまりに欠いてる >>810
板違い
よそにスレ立ててやって
それなら邪魔はしないし >>811
嫌です
H-IIAやH3を扱うジャーナリストの精神状態がこうなってるというのは
この先出て来る記事を読む上で有益な情報だと判断するので書きます
あなたに指図は受けません そもそもこのスレで一人を除いて松浦の話をするやついなくね? >>806
では、H3も6機クラスタでw
>>813
何人いるかは知らないけど、松浦さん含めた
科学ジャーナリストのtweetだとか記事から
話が話が広がることはあまりないね
どちらかというと皆さん独自に調べた事を持ち寄って
会話してる >話が話が広がることはあまりないね
こいつら調査能力無いもん。 (かの人の態度はツンデレとかその辺りになるんだろうか?) >>813
挙句の果ては「本人登場?」だもん。
正真正銘の基地外。 今後松浦とやらの話を一切禁止すればみんな幸せになれのでは >>804
価格以外に,運用開始時期も重要
需要面では OneWeb のインターネット衛星コンステレーションは 700-2000機の衛星のプランだけど,
SpaceX のインターネット衛星コンステレーション計画と競合するので,Falcon 9/Heavy での打ち上げは無い.
予定しているのは Soyuz (これは約20機)と Ariane 6 と NewGlenn
あと時間的な制約があって,最初の約700機は6年以内に整備しないといけない.
もし NewGlenn の開発が遅れると別のロケットを手当てする必要があり
しかも SpaceX 社以外でないといけない.
まあ,H3-32L なり 24L の打ち上げは 2021 年度以降になるので
間に合うかどうかギリギリではあるけど. >>824
最大限好意的な解釈をして、One Webは数百機単位の衛星の製造と打上の資金を調達し、H3の開発が予定通りにいき、運用初期から受注後一年以内での安定運用できるなら、その通りかと。
#一番のポイントのSpaceXが打上を拒否せざるを得ない、巨大打上需要が存在し、H3がその一角を担える可能性があるのはその通りかと。 SpaceX 社自体のインターネット衛星コンステレーション計画は
OneWeb のをさらに上回る規模で,7500+4400 機の衛星.
まだ十分に煮詰まってないが(6年以内に運用段階に持っていく見通しが立たない),
仮に 6 年ルールが緩和されると, FBR をまたずに Falcon Heavy を使って着手するかも
しれない(Falcon 9 FT では厳しい).,
いずれにしても SpaceX の打ち上げ能力のかなりの部分を占有することになる.
他には Boeing 社が数千機規模のインターネット衛星コンステレーション計画を立てているが,
やはり6年以内の運用ルールに引っかかっている.
仮に 6 年ルールが緩和されるとしたらこちらもほぼ同時にスタートとなるだろう.
Boeing は OneWeb のような SpaceX との深刻な確執はないが,
SpaceX のインターネット衛星コンステレーション計画が,
SpaceX 社の打ち上げ能力のかなりを占有する事情を考慮すると,
他の会社のロケットを手当てせざるを得ないだろう.
ということで,H3-32L なり 24L の運用のタイミングとか,
年間打ち上げキャパシティが潜在的に結構大事かも. >>826
MHIが商業化の為には開発スケジュールが遅延しない事が重要だと言ってるのはそこらへんの事情もあるのかも。
官需だけなら最悪重い衛星以外はH-IIAの打上でどうにかなるし… でもロケットの新開発でスケジュール通り進むことのほうが珍しくないか。 >>828
え?日本で開発したN-I, N-II, H-Iは延期なかったよ、ととぼけてみる。
H-II/H-IIAは年単位で遅れたしね。でもH-IIBは新エンジン開発は無かったとはいえ一応計画通りだった気がする。
H3も恐らくはエンジン開発次第なんだろうなぁ… H3の開発自体は順調に進みそうな気がするけど、最小構成の打ち上げで50億円と言う目標の方が眉唾と言うか難しそうな気がしなくもないな。
まぁH2Aよりは安いって程度で終わるかも。 コストダウンという点では,意外と
H-IIB と H3-24L
の比較が大きいかもしれない.
H-IIB は現在 HTV 専用になっているけど,
H-IIA と第1段直径が違って互換性がないこと,
第1段と第2段の段間部やフェアリングが異なることなどが
コストアップ要因になっている.
H3 ロケットでは生産設備が共通化される事は大きい.
あと,SRB-3 の TVC 省略も. >>830
H3-30は打ち上げ能力を下げたコストダウンが目的だから、目標は達成してほしいな。
そうじゃないとデュアルロンチを放棄した意味がない。 >>830
最小構成H3-30は50億円はあちこちで公言してるから、出来る目処がたってるのかと。
で過去の発表からH-IIA204 - H-IIA202 = 20億円 だからSRB-Aは1本十億円位らしい。
でSRB-3はその半額目指してるらしいから、色々あってLE-9の1基分のコスト削減に失敗してもH3-24は70億円程度。
Falcon9が市場を席巻する中でも、弱者の戦略を取れば一定の地位は確保出来なくもなさそう…
最近海外からの打上を1基ずつ紐付で受注すると毎回喜ぶのと同時に思う事がある。
あぁ、ヒューズとSS/Lから30機分の打上契約獲得してたのに…
H-IIの連続失敗さえなければ、計30機の民需と、年数機の官需を合わせて、2000年代は米露欧の次を確保し、2010年代も米露中欧の周回遅れにはならなかっただろうに…
とっても悔しい… なお,H-IIB の製造技術だけど,
摩擦攪拌接合(FSW)だの.タンクドームのスピニング成形では
.コストパフォーマンスの向上に努力しているが,
逆に H-IIA の製造に反映されたかどうかは資料が見つからなかった.
この他,ヘリウム高圧系は,H3 ではかなり省略される
(H-IIA F-35 ではトラブルの元になったが,歩留まりが悪い部品とのこと).
H-IIA/B ではバルブ駆動系の他,LE-7A の TVC(油圧だけど,大本はヘリウム高圧系)
を使っている. >>834
後半,20年近く前だが,さすがに H-II の2機連続失敗での信頼性失墜は大きかった.
H-IIA 海外受注も,15機以上連続成功して以降. >>836
H-IIの失敗から10年経った時でも、海外の宇宙関係のメディアに、「日本は打ち上げ失敗の後遺症に苦しんでいる」とか書かれていたからなー。
打ち上げ回数自体が少ないので一回失敗すると全体の打ち上げ成功率がガクッと落ちてしまう。
「日本は予算が少ないほうがうまくいくんだ」なんていう伝説を信じこんでしまったツケだな。 >>830
H-IIA202が100億円として、SRBレスで80億円。
エンジンが簡素化で安くなってるけど、エンジン機数が1から3に増えてるから、単純に安くはならない。
(LE-XはLE7-Aの半額(予定)だったが、LE-9もそのくらいだろうか)
エンジン、ブースター以外の要素で約30億円は削らないと、1発50億円に達成できない。
フェアリング、上段エンジン、上下段の燃料&酸化剤タンクで30億円も削れるものなのか。 あのなぁ
機械製造の比率が高いと、数作った方が値段が下がるんだぞ。 >>839
>フェアリング、上段エンジン、上下段の燃料&酸化剤タンクで30億円も削れるものなのか。
アビオニクスを忘れてますなあ,これが従来結構高価だった.
他には油圧系統とか,ヘリウム高圧系(製造の歩留まりが悪い=コスト高)とか.
この他,射場のメンテナンスコスト(打ち上げ前の組立て,試験,打ち上げ後の片付け)も
入ってます.
他にもいくつかあるはず. >>837
3件の失敗はLE-5A, LE-7, SRB-Aと2段目、1段目、ブースターと主要コンポーネントが全部順番に失敗の原因になったからねぇ…
どのケースも十分な試験を行えなかった事で発見出来なかった問題や、試験で問題は発見されていたが十分な予算がなく応急措置の対応しか出来てなかった問題が原因になってる。
H-IIA完成後も少し調べるとLE-7AとSRB-Aは改良(というか開発中に発見された問題に応急措置対応したために本来の性能が出なかった部分の問題の根本的解決)を長い事してる。
これ考えると事故は必然だったと言え、ヒューズとSS/Lの30機の打上を実現できた可能性は低かったのかも… 同一シリーズロケット直近15回くらい連続打ち上げ成功して、低リスクだと判断されたら、
他国と条件が同程度ならそこそこ受注はとれるのでは? >>839
> H-IIA202が100億円として、
それってH-IIでは?
H-IIA202は80億円とか聞いてたけれど。
M-Vが60億円で、ペイロードが倍も違うのにM-V高杉、という議論があった、とか。 >>846
自己レス
現在、JAXAや三菱重工は、H-IIAロケットの価格を明らかにしていないが、標準型で約100億円、H-IIA 204型で約110億円といわれている。
これは世界の他のロケットからすると、同程度か少し高価といったところで、打ち上げ回数もまだ少ないこともあり、商業打ち上げの受注では苦戦を強いられている。
あれ、本当だ… H-IIAで80億円になる!ってのが蓋開けてみたら100億円程度にしかなってなくてズコー、じゃなかったっけ
H3も要注意だと思う 情報収集衛星の打ち上げで約100億円って報じられてたような
商業衛星じゃないから利益のほとんどないギリギリの値段が100億ってとこだと思う
ファルコン9は別として、アリアンVと競うときは120億とかで売ってるかもね イプシロンも30億ぶちあげて
試験機は50億越えだしな >>847
嫌気されてるのはコストや信頼だけじゃなく、エクストリーム衛星搬入だろうと思われ。 >>853
船で種子島に運んで街中を陸送すること?
でも年に数回程度の打ち上げでは、わざわざ空港や道路を整備して空輸するのもコストのほうがかかるんじゃないかな。 >>849
Atlas V や Falcon 9 では官需,特に国防関係の衛星打ち上げでは,
商業衛星打ち上げより,(かなり)高い価格だな.
どちら の方がギリギリの値段なのかねえ?
他のロケットでも同様な傾向があるかどうかは,調べてみる. ちなみに,アリアン 5 ではヨーロッパの各国政府から補助金が出ている.
(一時は補助金減額したが,Falcon 9 との競争でまた増やしたらしい)
そういう観点では,
>>856
のアメリカの国防関係の衛星打ち上げの契約額が割高というのは
機密保持とか安全性の要求とか打ち上げ優先順位などのほか,
事実上の補助金なのかもしれない.
H-IIA がこの点どういう政策とっているかは不明.
(商業衛星打ち上げ費用は非公開のため)
>>852
確かに為替の影響は結構大きい.
10年ほど前に比べ H-IIA202 の円建て打ち上げ費用は約1割上昇しているが,
為替変動でドル建て価格は安くなっている.
(円建て打ち上げ費用上昇の一部は,海外調達部品の為替変動,
他にはアビオニクスなど部品枯渇対策など) IGSの打ち上げなんて競争入札じゃないんだから、いくらでもぼったくればいい。 >c) 3D 造形技術(Additive Manufacturing, AM)等の新規製造技術の採用。
>LE-9エンジンでは製造コスト低減のために積極的に新規製造技術を採用している。
> 3D造形技術がその代表例であり,パウダーベッド式金属積層造形(Selective Laser Melting, SLM)
>及び材料噴射式金属積層造形(Laser Metal Deposition)を適用予定である。
>これらは従来,機械加工,接合(溶接,ろう付)といった複数の工程で製作していた
>複雑な構造体の製造コスト,工期を大幅に削減することができる。
このあたりも進化してますな。
世界のロケット製造のトレンドというか。 >機体の構造系・推進系については,既存仕様をベースにしつつ,形状簡素化,特殊材料削減,
>工程自動化等により低コスト化を実現している。図4には,H3 推進薬タンクの一体成型ドームを示す。
>H-IIB 開発で獲得したドーム成形技術を発展させ,一体成型範囲を広げることで部品点数を削減し,
>コスト低減を実現した。
>電気系については,高い信頼性を低コストで実現するため,又,短期間での機器更新に容易に対応するため,
>制御機能を分散させ,機器間をネットワークで接続する構成とした。
>アビオ機器には民生部品(航空機用・自動車用部品)を最大限活用する方針とし,
>放射線試験による耐性評価を踏まえ,適用可能な部品種を選定した。
あらゆる面で、20年分の製造技術の進化を取り入れて、
H3はいわば、その集大成なんだろうね。
ちょうどよい時期だったのかも。
アンガラとか長征5/7とか、少し早くデビューしたロケットでは、こうは行かないかな? http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/index_zui.html
再使用型ロケットによる競争力強化検討(その3)
H29.9.22
三菱重工業(株)
東京都港区港南2−16−5
H3ロケットの改良に対するシステム検討であり、H3ロケットの全機システムに関する設計技術情報を有している必要がある。
提案業者は、H3ロケットの打上げ事業者である上、ロケット機体の開発業者でもあり、
H3ロケット全機システムに関する設計技術情報(業者保有の非開示情報)を有している唯一の業者である。
【第1項(1)ウ:特定の技術または設備を有する者以外にはできない契約】
16,416,000 色々新型のロケットにむけた調査研究が動いているもより。
H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part73 [無断転載禁止]©2ch.net・
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/galileo/1505523599/
863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2017/11/11(土) 22:27:26.47 ID:/+D/uyNr
http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/index_zui.html
再使用型ロケットによる競争力強化検討(その3)
H29.9.22
三菱重工業(株)
東京都港区港南2−16−5
H3ロケットの改良に対するシステム検討であり、H3ロケットの全機システムに関する設計技術情報を有している必要がある。
提案業者は、H3ロケットの打上げ事業者である上、ロケット機体の開発業者でもあり、
H3ロケット全機システムに関する設計技術情報(業者保有の非開示情報)を有している唯一の業者である。
【第1項(1)ウ:特定の技術または設備を有する者以外にはできない契約】
16,416,000
LNG ロケットスレ [転載禁止]©2ch.net・
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/galileo/1420199947/
121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2017/11/11(土) 23:58:33.64 ID:BXqrT03T
http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/nendo/zui29nendo.pdf
月サンプルリターン機構想の軽量化検討(そのイ) 一式
H29.9.20
株式会社IHIエアロスペース
本契約は、昨年度実施した、月着陸船への搭載を
目指しているロケットによる打上げから月着陸まで
の軌道を 飛行する LNG 進系を 搭載したシステム
構想の改善案を検討するものであり、軌道上での
LNG推進系のシステム、極低温推進薬の挙動、
及び低蒸発率を実現する 推進系構造等に
関する 設計手法、 並びに 昨年度検討したシステム
構想における設計解析手法の技術情報を有する 者が一に 限
定される 必要がある。相手方は、LNG推進系の研
究開発、 軌道間輸送機の極低温推進系に加えて、
昨年度月サンプルリターン機システム構想の検討
を行っており、本業務の実施に必要となる軌道上で
のLNG 推進系のシステム、極低温推進薬の挙動、
及び 低蒸発率を実現する 推進系構造等に
関する設計手法、並びに 昨年度検討したシステム
構想の設計解析手法についての
技術情報(業者保有の非開示情報)を有している唯一の業者である。
>>115
のエンジンを利用するのだろうか?
SLIM の次は月サンプルリターンだろうか,
推力としては3トン程度が適切なのだろうな. >>862
>あらゆる面で、20年分の製造技術の進化を取り入れて、
>H3はいわば、その集大成なんだろうね。
うわあ・・・。
完成してもないエンジンに自画自賛が過ぎないか?
他国の新エンジンが技術進化を取り入れてないとでも? >>866
要素実証でSSMEに匹敵する燃焼圧力を叩き出しただろ?
解析が主、実証が従で進めてて、ここまで全く問題が出ていない。
量産初号機の完成度はかなり高いぞ。 開発が順調だと断言出来ちゃう人ってすごいなぁ…
LE-7Aだって開発当時公開それてる情報では順調そうだったよね。 >>866
まず,LE-9 エンジンは第1回シリーズ(3ヶ月,11回)の燃焼試験を無事終えている.
(他のエンジン開発ではしばしばこの段階で事故を起こしていたりするんで一安心)
次に,引用した文章の中ではエンジンだけでなく,ロケット機体全体の改良点(複数)について述べている.
もしかして,「エンジン」と「ロケット」を間違えて書いている? >>867
そこまで言うと,贔屓の引き倒しのような,,,
>>868
エンジン爆発とか,そこまで行かなくても主要部品がかなり損傷受けたとかなら,
流石にマスコミ報道があるだろう.
このごろ宇宙ジャーナリストが現地取材してないようなので,他の情報源で確認すると,
第1回シリーズの試験日程を見る限り
http://www.rocket.jaxa.jp/engine/le9/firingtest.html
試験間隔は週1程度,やや間隔があいても2週間なので,
中程度の損傷もなかったのだろう.
ところで,
「開発当時公開それてる情報」
ってなに? >>866
誤爆?
引用部分には、LE-9に関する記述は皆無だと思うが・・
タンクの製造法とか、バルブ構造とか、アビオニクスその他、
一般にLE-9の革新性ばかりが注目されてるが、実際には
数十万点と言われるロケット全体の部品のあらゆる面で、
20年前のH2Aの時から製造技術が広く刷新されているだろう、
という話をしてるんだが。
>>871
エンジンの設計手法自体も革新性があるよね。
最初から詳細なコンピュータシミュレーションとかやって、
実際のコンポーネント試験や実機試験で故障が出るたびに、
大きく工程を戻してやり直す、って時間と労力のロスを最小限にする新手法の開発。
これを徹底してたから、初回の実機型エンジンですら、ある程度満足できる結果が出ている。
世界初の「大型エンジンでエキスパンダーブリード」という未踏の領域の割にはスムーズ。
大型エキスパンダで恐れていた、「実機を作ってみたら、十分にポンプ圧力が上がらない」なんてトラブルは
どうやら出ていないようだし。 >>866
>他国の新エンジンが技術進化を取り入れてないとでも?
技術進化の取り入れに苦労はしているみたいだね,
ブルーオリジンの BE-4 は5月に事故を起こし10月に初めて燃焼試験成功とか,
SpaceX の Merlin 1D++ は11月に事故を起こして試験台を損傷したとか
(これは燃焼試験ではなく,液体酸素のリーク試験中だったようだが,修理に数週間かかるとか)
SpaceX の Raptor エンジンは,推力が当初目標700t の2-3割,昨年目標300tの半分程度しかでなかったりとか.
(Raptor については当初目標の推力 700t が高すぎたのだろう,でも F-7 とかRD-170 とかで
実現はしている値)
ESA の Vinci エンジンは上段エンジンだけど順調な方かな(でも開発着手からは長い). ラプター推力の変遷の理由については、スペースXスレに解説があるよ。
エンジンのデザインは、
@先ず最初に、「ロケットの使用目的・用途」を決める。
A次に、「その目的を達成するためのロケットの全体性能」を決める。
Bその次に、「そのロケット性能を出すためのエンジン性能」を決める。
という順番になる。
推力700トンは、ファルコン9同様にエンジンを9機と想定していた時代の話。
推力300トンは、まだ火星専用ロケット/宇宙船と想定していた時代の話。
最新の170トンは、衛星打ち上げから月面/火星・都市間スペースプレーンなど、
汎用的な目的に変更されたことによるもの。
マスク氏は、「単に推力を上げるだけなら、さほど困難はない」とも言っている。
「一番の課題は、航空機エンジン並の再利用整備性を実現すること」だとも。 SpaceXは、現時点では、
打ち上げ1回ごとに簡易整備(目視点検やコンピュータの自己診断?)
打ち上げ10回ことに重整備(オーバーホール?)
100回使用
を目指してるのでは?
まあこの会社は目標もどんどん変更するので、いつまでこれにこだわるかは知らんが
最初に決めた目標にこだわらず、
市場動向や技術開発に応じて目標をどんどん変えていける点がこの会社の利点でもある 各国政府には絶対に真似できないフットワークだな。
ベンチャー企業ならではだ。
ブルーオリジンはBFRにどう対抗するのかな?
ニューグレンは、上段の再利用ができるような構造・性能とは思えない。
BE-4は実機型エンジンが組み上がってるし、今さら変更できる時期でもない。
ULAヴァルカンの要求仕様もあり、将来に渡って固定的に提供し続ける必要がある。
そもそも資金的には全く困ってない会社なのに、ULAと組めば連邦議会/議員の横槍・雑音が
入ってくるようになるだろう(実際、BE-4工場の1つは有力議員の地元に建設予定)。
パートナーであるULAを差し置いて国防衛星打ち上げへの参入も疑問符が付く。
10兆円もの個人資産があるのだから、既存のあらゆる宇宙企業を無視して(あるいは買収して)
我が道を行く選択肢もあったと思うが・・ >>875
いつも思うけど,後出しジャンケンの理屈もどきだな.
フルフロー2段燃焼サイクルの開発に苦労してますと正直には言えないんだろうな.
>>876
目標の変更じゃないけど,Falcon Heavy は結構遅延しているな
ロケット業界での遅延はいつもの事とはいえ,完成した機体を束ねるだけかと思っていたら
結構難航したな.
Red Dragon も中止したし. ULAはバルカンのエンジンを決めることについて、別に焦る必要は無いっすよvwvwと舐めプ中。
その一方、Dream Chaserが滑空着陸に成功したようだ。
よしよし。 先にエンジンがあって、それからロケットのデザインを決めるようにすると、
NASAアレスロケットや、SLSのような悲惨なことになる。
SLSは、あれがベストだと思って設計されたのではなく、
「既存のシャトルのエンジン・SRBを使え!」と、連邦議会や議員が叫んだからああなった。
ロケットエンジンは、上記の@→A→Bの流れが重要だ。
逆にすると、上手く行かない。
歴史の教訓だ。
だから、エンジンのデザインは、ロケットのデザインが完全に固まるまで決まらないというのが
正常な流れだ。
特にこの1年で、ITS → BFRで、ロケットデザイン/用途が大きく変わったことが大きい。 >>876
前半,30-40 年前にスペースシャトルが目指していた目標だな.
機体回収と再利用自体もスペースシャトルが実現していた.
再利用によるコストダウンが未実証な部分で,これは実際に運用結果を見るしかないし,
さらに SpaceX がその分を顧客にリターンするかといえば,
BFR の開発費用(約一兆円)とか,衛星コンステレーション計画(これも1兆円かもっと多い)
をどうやってまかなうかという課題がある.
(株式公開して増資すれば何とかなるかもしれないが,その場合火星植民計画は棚上げに
なる公算が大きい)
>>877
ITS や BFR は機体規模に比例して必要な開発金額もでかいのだよ
(上記1兆円というのは SpaceX 自体の試算)
まあ,過去の巨大ロケットの開発費用からすると妥当な金額というか,
何かトラブルがあるともっと膨らむだろうけど. ITSとBFRは、規模が2倍も違うので
開発費も同じになるわけではないだろう。
ITSは射場から新設だけど、BFRは39Aの改造で行けるのでは(SLSと同クラス、サターンVより小さい)
ITSと異なり、BFRは既存のカリフォルニアのファルコン工場に収容できるとか。
完全な新規開発要素は、ラプターとFRPタンク、上段宇宙船、離着陸船など。
着陸回収技術や制御ソフトウェアなどは流用できるだろう。 >>880
ITS から BFR への変更には,エンジン以外に
巨大複合材タンクの製造が困難,
インフラ建設の課題(射場や試験設備の建設が非常に遅い)
というのもあったな.
機体が巨大で,エンジン数が多い(約40基)ので
エンジン単体がそれなりにできて試験をパスしても,
全体を組み合わせた試験を別個にして確認しないとダメだし,
最終的には打ち上げ数回しないとダメかもしれない.
(アメリカのサターン V と旧ソ連の N1 ロケットの対比のようなもの,
さらに開発費用の節約と言うのもあったかもしれない.
目標として,火星有人飛行と地球近傍の商業打ち上げは随分異質なので
必要なロケットの規模も桁違いで,
本格的な開発費用の節約には火星有人飛行を暫く棚上げにするしかないだろうけど...
(往復で2年半かかるというのと,有人宇宙用の資材輸送が厳しい)
>>882
ITS の開発費用1兆円というのは,SpaceX 自体の発表だから結構楽観的だろう.
実際に要素開発に取り組んで,開発費用が予想よりかなり上回ったので,
機体規模を縮小したのでは? >>882
>ITSは射場から新設だけど、BFRは39Aの改造で行けるのでは(SLSと同クラス、サターンVより小さい)
サターン 5 は3,000トンで,
https://en.wikipedia.org/wiki/Saturn_V
BFR 予定は 4,400t だったと思うが,
また縮小したのか? イーロンちゃんは本業がねぇ…
3ヵ月で700億円だっけ? サイズのことさ。
直径はSLSが8.4m+SRB、BFRが9m、サターンVが10m。
全高は100m級で似たようなものだろう。
離昇推力は、サターンVが3500トン前後、BFRが5400トン前後。
39A射場の強化で何とか行けるのではないかと推測。 >>886
そんな曖昧な推測だと,あとになって開発費がどんどん膨らむぞ.
というか,ITS クラスのロケットの開発費として10 billion $(1兆円)
https://www.geekwire.com/2016/spacex-elon-musk-colonize-mars/
はそんなに桁外れの金額ではない
ずっとサイズの小さいアリアン 5 ロケットでも 4 billion euro (日本円で 5-6千億円)
スペースシャトルで$7.45 billion ($43 billion in 2011 dollars, adjusting for inflation)
Falcon 9 の開発費は一見するとすごく安いんだが,段階的改良費用を積み上げると
数千億円(性能も当初のものよりかなり向上はしているので見合ってはいるが)
実際のところと,ITS クラスのロケットの開発費としては
10 billion $
は少なめに見積もっている方.
もうひとつ, Falcon 9 では ISS の輸送手段ということで,NASA からの安定した需要と
補助金が見込めた.
またこのクラスのロケットが GTO 衛星打ち上げ需要とうまく重なっていた.
Falcon 9 では(LNG エンジンとか複合材タンクなど)新規技術の開発も控えめ
ITS や BFR では NASA からの補助が見込めるのだろうか?
>>885
NASA からの補助金が見込めなければ,ロケット事業以外からの持ち出しでも無いと
(Blue origin は大丈夫かな,ロケットの計画規模も一回り小さいし) >>887
おっと,4 billion euro は Ariane 6 の予定開発費だった.
Ariane 5 の開発費は$7 billion (日本円にして約8千億円)
H-II の開発費 2700億円というのは安いと自慢すべきか,
本来必要な試験が不十分だったと反省すべきか.
(しかしこの開発費でよく2段燃焼サイクルに挑戦したねえ) >>883
>(アメリカのサターン V と旧ソ連の N1 ロケットの対比のようなもの,
旧ソ連の N1 ロケットについて少し調べた.
あれはエンジンの性能は高く(推力は控えめだけど)信頼性も良かったけど,
30基のエンジンの燃焼供給配管の干渉とか,
ロケットのノズルガス同士の流体力学的干渉が難物で,
しかも予算の都合か時間の不足か,
30基のエンジン全部を組み合わせた地上試験してなかったので問題点が洗い出せず,
結局4機打ち上げ失敗して計画中止.
ここまでクラスター数が多いと,エンジンの開発は楽になるけど,他の部分に皺寄せがいく.
だから RD-170 の開発とかに向かったのか. >>866
いや、「20年分の製造技術の進化を取り入れて、その集大成なんだろうね。」は正しいと思うよ。
ただ、他国も同じようにしているしH3が他国のロケットより優れているかどうかはまた別の話だろうけれど。 https://www.space.com/11575-commercial-space-rocket-launches-spacex-prices-musk.html
http://www.parabolicarc.com/2011/05/31/nasa-analysis-falcon-9-cheaper-traditional-approach/
スペースXは非公開の私企業なので、正確なファルコン9開発コストは公開されてないけど、
いくつかのヒントはある。
ファルコン1開発に9000万ドル、ファルコン9の初打ち上げまでに3億ドルが費やされたと発表されている。
その後、ファルコン9(およびマーリン)は進化・改良を続けている。
さらにマスク氏は、回収再利用の技術確立に10億ドル以上が費やされたと言っている。
NASAは独自に調査を行い、(NASAなどが行ってきた)伝統的な開発手法では、
ファルコン9(初号機)開発に40億ドルかかるはずで、民間企業的な手法なら17億ドル程度だろうと推測している。
なおブルーオリジンのジェフ・ベゾスCEOは、ニューグレン完成までにおよそ25億ドルかかるだろうと推測している。
H-IIロケットは当初2000億円の予定で、その後LE-7の開発難航で結局2700億円かかった。
H3ロケットの開発費用は、1900億円。
アリアン5は70億ユーロで、EU各国の利害が複雑に関わっているとはいえ、ずいぶんかかっている。
またアリアン6は40億ユーロで、メインエンジンは小改良で済ませ、SRBは小型化/FRP構造化した。
上段エンジンは完全新開発とはいえ、日本から見れば、ずいぶんかかっているんだなという感じか。
個人的な感想としては、BFRの完成予定は2022年と発表されているが、
現段階でサブスケールの燃焼試験に進んでいるラプターは、何とかなるのではと推測。
むしろ世界でも実現例の無い極低温FRPのタンクで苦労するのでは(特にLOXタンク)。
あとは独特の形状の巨大宇宙船か。
>ITS や BFR では NASA からの補助が見込めるのだろうか?
ISS物資輸送や人員輸送の契約の支払金を使ってファルコン9やドラゴンは開発・改良された。
そしてその契約は今後も続く。ISSは、少なくとも2024までは継続が決っている。
また先月、米政府の国家宇宙諮問会議でペンス副大統領は、月面への帰還を提唱した。
月軌道の深宇宙ゲートウェイ構想も進んでいる。
火星移民専用ロケット(ITS)ではちとアレだが、BFRはISS輸送・月面開発にも使う予定のロケット。
またBFRは商業衛星打ち上げでもファルコン9/ヘビーを置き換えるという。
そのあたりが、開発費用のソースになるんじゃないかね? 1月に失敗で12月に復帰ならまずまずだね。
今度は成功しますように。 岡P出てたね。
LE-9のアップの映像と、
燃焼試験の映像と、
例のH3のショボいCG動画。
目新しい情報は何もなし。 結局NHKは「えいちさん」か…
この悪しき風習断ち切れなかったな まぁ順調そうでなにより。
未だに50億円言ってるから、
コストダウンもまだ破綻してないのだろう。 何で今日 NHK で報道が?とおもったけど,
「
本日種子島宇宙センターで、LE-9エンジンの実機型の機体公開が行われました。
LE-9エンジンは、2020年に試験機1号機の打ち上げを目指しているH3ロケットの
第1段エンジンとして開発が進められています。
」
https://twitter.com/JAXA_jp/status/930319628047327233
で納得.
人工衛星「しきさい」も公開されたとか.
こちらの記事も
JAXA、「LE-9」エンジンの実機型を公開 「H3」ロケット第1段に搭載へ
http://sorae.jp/030201/2017_11_14_jaxa.html LE-9 の燃焼試験#1 は4月から7月まで実施したけど,
その後,「製造工場にて分解」ということなので,
本日種子島で公開された
>>902
は恐らく実機型#2エンジンだな.
いよいよ次の燃焼試験シリーズが始まるのか? http://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/others/hydrogen201711.html
登録不要ということで行ってみたが…あまり真新しい情報は無かったね。
orbital transfer and landing vehicles applied LH2 and/or LCH4
RV-Xは2018年に実施
ぐらいかな。
液面と熱交換を連成させたシミュレーションは見事だったけど、知らん人には「ふーん」で終わるし。 >>903
やはり次の燃焼試験シリーズに備えての公開のよう
http://www.asahi.com/articles/ASKCG2V2KKCGTIPE003.html
「センターでは4月から別の試験機でLE―9の燃焼試験を実施。この日
公開された試験機は10月末に液体水素や液体酸素の燃料を備え付けた
試験場に搬入されており、近く耐久性の試験が行われる。」 目標に向かって順調に進んでいる、と考えていいのかな?
難航しているようには見えない。 日経によると、三菱はH3を年10回以上打ち上げる予定らしいが
射場整備は大丈夫なのかね。 レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。