>オリーブオイルも野菜も果物も魚も食べすぎれば〜


この手の「なんでも摂りすぎれば〜」というコメントは、
自分が重宝している食品のデメリットを他人に指摘された際の定番の返し。

「水だって飲みすぎれば死ぬ」などと極論に走りやすく、説得力が薄い。
要するに、「程度の差」を全く考慮できていない、浅はか極まりない意見なのだ。

例えば、旬の野菜を使った新鮮なサラダと、油ギトギトのドーナツ、
これらを健康への観点から同列に捉える人はいない。が、
どちらも「摂りすぎれば毒」と言うことはできる。一応。
だが、その指摘に何の意味があるのか?

このように、明らかに「程度の差」があるものを“一緒くた”にし、単純化し、
苦しい言い訳を狙う時に登場するのが「なんでも摂りすぎれば毒」という言い回しである。