果糖を摂らない75gOGTT後に、血漿フルクトース濃度増大も起きているらしい

フルクトース毒性 河崎孝弘 山内俊一 糖尿病48巻6号(2005)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/48/6/48_6_419/_pdf
>糖尿病での高フルクトース血症の病的意義
>われわれは通常の75g経口ブドウ糖負荷試験時に,血糖値増加に30分以上の遅れをもって血漿フルクトース値が有意な増大を示すことを認め,内因性のフルクトース合成増大の可能性を確認している.

インスリン抵抗性2型糖尿患者にのみ起こる現象(血糖上昇時の高インスリン血症併存が必須)なのだろうけれども
急速にだぶついた過剰グルコースをフルクトース合成経路に逃がすことで血糖上昇を緩和ないし迂回させているとなると
これはもはや誤り、棄却された仮説と言うべきであろうな


http://www.muramoto-clinic.com/blog/2017/05/post-10-487857.html
>生体にはブドウ糖を合成する代謝経路(糖新生)が存在しますが、▽果糖を合成する代謝経路は存在しません▽。