【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合5【京・若尾・山本】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
大映映画に関しての、総合スレです。
作品、俳優、監督、脚本、何でも構いません。
大映映画について、語り合いましょう。
前スレ
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合3【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1554124800/
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合4【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1613731922/ 本郷功次郎は、東宝で言うと黒部進みたいな感じかな。
顔はいいけど芝居が下手。
黒部の扱いよりはずっといいけどね。 若山富三郎ってボスキャラだけど雷蔵さんに対しては普通だったんだろうか、勝新は雷蔵をリスペクトしてる感じだけど 大映時代の若山は中途入社の外様だから大スターの雷蔵に何も言える立場にない(結局大映で芽が出なくて東映移籍してる)
それに笠原和夫の『破滅の美学』によれば若山(ということは勝新のでもある)の祖父の武部申策は大正から昭和にかけての関東の侠客の大立て者だった
愛国団体「国粋会」の重鎮でもあることから国士としても有名だったらしい
とはいえいくら右翼の国士でもヤクザには変わらないわけで
市川雷蔵も養子だから生粋ではないが歌舞伎役者出身には違いなく
そこら辺で勝新太郎は雷蔵に複雑な感情を抱いていたみたい 普通も何も会社を代表する大スターと2番手3番手役者の関係性だよ >>203
寺島雄作は何年に亡くなったんだろうと調べたら没年不詳なのね
同じく脇役でよく出てた橘公子も没年不詳か
橘公子は一応戦前はスターだったんだけどな 若山富三郎は眠狂四郎で変な少林寺拳法使いで出ていい味だしてたな、雷蔵さんとの共演ってそんなにないんだろうか 伊丹十三も俳優として大映所属だったんだよな
1年で辞めちゃつたけど
他に松坂慶子も大映だった
ただ松坂慶子の場合は入社の1年後に大映倒産 伊丹十三
「黒い十人の女」で新人アナウンサー役で出てきて驚いた
監督としてしか知らなかったから 演技力はあると思うが伊丹十三が「北京の55日」や「ロードジム」のような海外の映画におうして出演出来たのが不思議でならん 伊丹十三はテレビ版座頭市のゲストがめちゃくちゃよかった
あのゲスぶりは自分的時代劇クズ亭主のナンバーワンだ
なのにそこはかと漂うインテリジェンスと気品がたまらなくいい
それこそ映画版に出ていないのが不思議でならん テレビ版座頭市はゲストも石原裕次郎や丹波哲郎や若山富三郎や原田芳雄など豪華だった
勝新が自分で脚本や監督やる他に元大映の三隅研次や田中徳三それに黒木和雄や勅使河原宏と自分の人脈使ってやりたい放題やってた 「偽大学生」は伊丹の大映入社のご祝儀で大江が映画化許可したんかな 再会て映画見つけたけど森雅之久我美子三國連太郎で全然大映らしくないキャストだな >>232
やっぱりカメラかな、特に森田富士郎が劇場用クラスのクオリティに上げていたように思う
映画では牧浦地志の方が目立っていたけれど、テレビになると森田がおそらくナンバーワンかと
そういえば武田千吉郎とかいうカメラマン、あんな腕でなんで大映京都の専属やっていたのか本当に不思議だわ
これが他のカメラマンだったらよかったのにと思った作品はいくつもある >>236
武田千吉郎って『婦系図』や『続・忍の者』『続・兵隊やくざ』とかのキャメラマンでしょ
そんなに駄目かなあ
調べると武田千吉郎は1950年以前から宮川一夫や杉山公平や伊佐山三郎や石本秀雄らと並んで大映撮影部に所属してるから戦前から活動してるかなり御年配の方だったと思われるけど 増村保造の演技指導について若尾文子も岸田今日子もどちらも小津安二郎監督のようだったと述べてる
たぶん身体のちょっとした動作や喋る口調に至るまで全て増村の指示通りやらせられるということなんだろう
増村と名コンビだった白坂依志夫によれば大映で新人監督が育たなかった理由の一つが永田雅一が増村保造を可愛がりすぎたためなんだそうだが そういや演技指導で思い出したが
森田芳光の若いころは、森田と助監督とでそのシーンを丸々役者に演じて見せて
「この通りにやってください」という演出方法で、それから外れたことをすると
どんなベテラン俳優でも延々とやり直しさせられてた、と高嶋兄が証言していた。
当然だけど「スタイルの人」ほど細かく指示する傾向にあるよね 小津なんか俳優どころか小道具にまでミリ単位で指示出してるから
従わない小道具は次から使わない 著作権を持つのは監督だから、従うのは当然かな。
ゲームプログラマーが勝手に裏技を仕込んでバレたらクビになるw 既存の作品4K化してる暇があったら出してない作品出せよという感じ
滝の白糸とか見たい 円盤文化終わる前にブルーレイて出して欲しい作品はあるな
増村なら初期のくちづけと青空娘
巨人と玩具は何故か北米版が出てる 出てないと思ってた作品がオマケDVDで付属してるのもあるのよな
眠狂四郎勝負のブルーレイに初DVD化の鬼斬り若様が入ってたり 蝶々失踪事件なんて何かのオマケDVDになってたりするかな 雷蔵、若尾、京マチ子のブルーレイには本人出てるレアな映画のDVDが付属してるの多い
田宮の白い巨塔には九時間の恐怖入ってた 九時間の恐怖は良かったな
島耕二でいうとセクシーサイン好き好き好きも大好き >>245-246
言い返せなくなるとキチガイのふりするの、みっともないからやめなよw 脚本家や音楽家はクラシカルオーサーとして著作権者だけど、
映画監督には著作権が帰属しないから日本映画監督協会が著作権法改正運動をしてるんでしょ。 井上梅次版『黒蜥蜴』は正直深作欣二版よりも好き
世間的には映画『黒蜥蜴』というと美輪明宏の出てる深作のほうが有名なんだろうけど 梅次は天知茂版も面白いんだよな
小川真由美の黒蜥蜴 雷蔵が嫉妬するほどの天知の演技
あれは伊藤大輔のせいか 京マチ子は結局大映倒産まで在籍し続けたんだけど
ちょっともったいないというか大映に京マチ子を上手く活かせる作品が溝口逝去以降そんなに無かったのがなあ
吉村公三郎や市川崑もいるが現在でも知名度のある代表作というと小津の『浮草』や勅使河原宏の『他人の顔』になっちゃう
三隅研次や増村保造も積極的に起用するといわけではなし五社協定があるにしろ黒澤が使いたいと言ってたのだから使わせてあげればよかったのに >>263
マキノで思ったけど大映版殺陣師段平はどういう経緯で制作されたんだろ
日活の人生とんぼ返りのようにマキノ自身がリメイクってわけでもないし 今見てるけどめちゃくそ画質綺麗
浮草の4Kと全然違うよ シバレンが眠狂四郎を書くのに机龍之介を意識してたというのもあるが雷蔵の机龍之介が狂四郎まんまでな…… 爺いは独り言が好きだから
でも脈絡のない独り言は認知症の始まり 1969年の『人斬り』を観た
撮影・森田富士郎、美術・西岡善信で莫大な予算をかけたそうだが
五社英雄でなく三隅研次、田中徳三、池広一夫の誰かに代わりに撮ってもらいたかった
制作がフジテレビだから五社英雄なんだろうけどさ >>272ではないが
五社演出はなんというか、映像は刺激的なんだけれど、
この人はやっぱり45分が合っていて
映画サイズに長くするとなんだか間延びして締まりがなくなっている印象
テレビドラマは本当に面白いんだけれどね 吉原炎上とかの宮尾登美子シリーズも?
今もカルト的な人気あるじゃん 先日東映チャンネルに上がってた牙狼之介も面白かったわ
改めて「用心棒」が与えた当時の影響力の大きさを知った 五社の娘が黒澤明とかが世間では名高いけど五社作品もすごいんだよということを知って欲しいみたいなこと言ってたな >>275
カルトってことは
極く一部でしか取り上げられていない
ってこと からっ風野郎もカルトというか変な映画だな
元々裕次郎映画の没脚本を流用したらしいんだがあれで裕次郎主演の日活の映画になっていたらどうなってたんだろう
いくら大卒のインテリとはいえ船越英二がヤクザというのも似合わないし まあ三島主演ってことで何かと持ち上げられるが
一言でいうと駄作だわな 喘息の殺し屋というケッタイな役を演じた神山繁は印象に残る上手い演技してた
根上淳の敵側のやくざの親分も子煩悩とかそもそも脚本からして奇妙な作品なんだよね
日活で鈴木清順に撮らせたら面白くなったかも 喘息なのに殺し屋
やくざ親分なのに子煩悩
これで奇妙な脚本言われるのか 三島接待映画だよな
慎太郎や清張は端役で色々出てるけど 大菩薩峠最初玉緒ヒロインかよしょぼいなと思ったら後から山本富士子出てきてやはりこうじゃないとと思った
ちなみに狂四郎とは似てないと思う狂四郎は基本善人だし >>289
雷蔵の狂四郎が正義の味方なだけで柴田錬三郎の原作の狂四郎は善人じゃないよ 映画版の眠狂四郎は東映の旗本退屈男と物語の骨子はなんら変わらないよ DVDよりアマプラ角川チャンネルのが画質良いから婚期とか家庭の事情とか入れて欲しい 雷蔵も田宮二郎も生きてたかもしれない年齢だよね
田宮二郎見ると必ず自殺したこと思い出す 山本富士子も田宮二郎もそうだが自社でスター潰してりゃ世話ないわ
それで大映はスターの層が薄いってアホかよ >>301
田中徳三監督が、電話で「もう俳優辞めたいんです」という田宮を「まあとりあえず京都に来てんか」
といって「悪名」でバーンと当てさせたんだけれど
後年「あの時引き止めなければあんな死に方せんかったかもしれんなあ」と述懐していたらしい >>305
なんで俳優を辞めたくなったんだろうね田宮二郎 wiki読んだら田宮二郎は女の勲章で売れたって書いてあるけど テレビはともかく映画でのシリアスな田宮って
二枚目であるが意外と目立たないからなあ、そこは本人もよくわかってたんだろう
なんやかんや言ってもモートルの貞や清次の方が圧倒的に光っているしな 目立たないってどういうこと?主役のオーラがないと?
黒シリーズでは宇津井よりも断然田宮の方が光ってると感じたけどねえ 大映作品じゃないが加藤泰が松竹で撮った「人生劇場」の吉良常は田宮二郎がミスキャストと言われてるけど加藤泰が述べてるように原作の吉良常は海水浴に来たヤクザの親分を出入りと勘違いして刺し殺して刑務所行きって間の抜けた人物
東映の「人生劇場」で月形龍之介が演じたから大侠客みたく威厳があるイメージだけど本来は田宮二郎くらい軽いヤクザでいい 作り物の映画なんだから本物に寄せる必要はまったくない
その映画の中で魅力的に描かれていれば問題なし
それが魅力的に見えるかどうか
あとはは役者の力量 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています