【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合5【京・若尾・山本】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
大映映画に関しての、総合スレです。
作品、俳優、監督、脚本、何でも構いません。
大映映画について、語り合いましょう。
前スレ
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合3【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1554124800/
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合4【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1613731922/ 大映の本読んだら大映には絶対な序列があって京マチ子の席に違う人が座ったら大変だったらしいね 大映でなくても日活で石原裕次郎の席に他人が座ったり東映で高倉健の席に違う人が座っても大変なことになったと思う 大映でなくても日活で石原裕次郎の席に他人が座ったり東映で高倉健の席に違う人が座っても大変なことになったと思う , -――- 、
lヽ / __ \
/| | \ /__ヽ\
,  ̄ ̄\/ |. ―-―┴- 、l/´ `ヽ}
/ { / . -― 、 、 `丶\ ノ
/ / ̄ ̄` ン'´ / } !\. \\ /
{ { / / イ 'l !|ヽ. ヽハ―く //
ゝ \. / l ____/// l/リ_ |||! l彡'′
\ \_l , l´ /`/ '〃ナ_ミ!/l | l、 l
. \_/ l l lゝ,≠< fLハ K | ムハ\l
ゝ l l l-i{ fL.ハ 弋tリ lイニヽ ヽ
V ハl\ l 弋tリ ' __ "´ K }、 丶
V ノ ,i{ヽ "´ / , -ヽ ∧, V ヘ \
/ 〃{ ヘ V } ムソ }} ヘ
/ /i{ ゝへ ゝ__ノ / 、ノ' / ̄丶
/ //゙ゝ |`¨l> . _/| _/ }‐
/ ' ' /l | ヽ. L../ / r―<
/. / { ___j 、 } /-‐i \ヽ ヽ
{ ' V > ⌒_ン / ,l `ヽ
V __j_ ! 「`丶、 / /l \ r-、_ノ
| { | | \{ / l |
ゝ. ゝ /^) / /
__ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
もはや仁義なき戦いとタメをはるまでの東映の財産となったYes!プリキュア>5の美しきメインヒロイン!
! キュアドリーム様が小さな体に大きな夢を乗せ華麗に>>5get!!
丿脇役キュアルージュにデカイ顔はさせない!!
∠__ズタボロになったバンダイカーン様の夢と栄光はこの私がキュアしてみせる!!
ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
おねが>>1マイメロディ キティの噛ませ犬のくせに図に乗ってんじゃねーよヴォケ!!
ふしぎ星の☆>>2たご姫Gyu! 夢と希望を護るのはこの私よ!!
>>3ルモでポン! わがまま言ってばかりいるとトイレ>100回流しの刑よ!
きらりん☆レボリュー>>4ョン 今のうちにせいぜいアイドルごっこを楽しむがいいわ(プププwwwww
美少女戦士セーラー>6ーン どう見ても私達のパクりです 本当にありがとうございました♥
明日の>7ージャ 私はあなたの仲間になんてならない!!絶対に!!
ふたり>8プリキュアSplash☆Star バンダイカーン様の顔に泥を塗りやがって!!
プリキュアシリーズの一番の小物、プリキュアシリーズの恥さらしが!!
おジャ魔女どれみどっ>9ぁーん! そこのイカリング、私に喧嘩売ってんのか!?お?コラ!!ちょっと来いや!
出ましたっ!パワパフガールズゼッ>10 ちっちゃくて毒があって可愛いわよね☆ ん?誰、あんた達(wwwww
>11-1002は来年の>2月まで夢の中で遊んであげるわ♥ 東宝では、三船敏郎の席に新人の加山雄三が座って鼻ほじっていても、後から来た三船は黙って立っていそう
むしろ加山が指で弾いた鼻くそを、箒とちりとりで掃除していそう 椿三十郎の撮影中に寒い中、大部屋俳優ほっておいて加山雄三たちだけがチャーシューメン食ってたんで、三船敏郎がキレて説教してる >>2
永田雅一の愛人説あったから誰もさからえないだろうな
それでなくても日本を代表する大女優だし 京マチ子はグランプリ女優だからね
山本富士子も看板だけど後輩 男優では長谷川一夫、監督では溝口健二と衣笠貞之助が別格で先生呼び
女優では既出の通り京マチ子が別格
他は俳優も監督も割とフランクだったらしい
雷蔵、勝新も雷ちゃん、勝ちゃんだし
あと京マチ子本人は別格扱いに居心地悪さを感じてたのではないかと若尾文子が言ってたな 勝新太郎だったか大映に入社した時、4人に挨拶をしに行ったとの話。
大河内伝次郎
長谷川一夫
溝口健二
宮川一夫 >加藤泰は東映だけど伊藤大輔は「先生」呼び
何んの話? 三隅研次はあまり宮川一夫と仕事してない
理由は簡単で現場に監督が二人いることになるのが嫌だったから
そう考えると篠田正浩はスタッフの使い方は上手かった
それが映画の面白さに繋がってないのはなんだけど スコセッシは世界の映画ベストの中に溝口の『楊貴妃』入れてるのな
あれは失敗作だと思うけど 溝口は転ぶ時は上手に転ばないといけないと言っただけあって
あまり調子が良くない作品でも愚作はないからな
遺作の赤線地帯だって凡作という風潮の時代もあった 「赤線地帯」は溝口が自身のメロドラマ性を壊して新たな境地を開いた作品だから名作だけど
やはり出来不出来激しいよ
「宮本武蔵」とか溝口じゃなくていいんじゃないという作品まで撮ってる 大映の監督は溝口組のスタッフが使えたことは幸運だったな
松竹の小津組や東宝の黒澤組は他の監督の作品に率先して参加はしていない >>19
あれは戦時中の国策映画だから仕方なくね? 元禄忠臣蔵は大石内蔵助が天皇に祈りを捧げたり国策っぽいけど、宮本武蔵は国策でもないような
そういう時代だから仕方ないけど、でも戦後は「女性の勝利」だもん >>24
あれもGHQが脚本を検閲してる時でしょ
成瀬も浦島太郎の後裔とかやってるよな
成瀬のはわざと馬鹿馬鹿しくやって抵抗してるようにも感じるが 大映は監督を育てようという気が全くなかったから
唯一力いれて育成したのは増村保造くらいじゃないの >>7
三船が加山等を殴るシークエンス撮影直前に
黒澤はワザとラーメン食わせた
三船が本気で殴る様に仕掛けた訳だ 勝新太郎が生前語った「唯一、かなわないと思った俳優」、市川雷蔵が涙を流しながら語った身の上話… 俳優・三夏紳が明かす「大映」秘話
当時からよく、スターらしからぬ堅物といわれていた雷蔵さんも、色事に興味がなかったわけではありません。
ある酒席で私に、「トルコ風呂ってのはどうなんや?」と聞いてきたこともあります
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01091056/?all=1&page=6 >>31
市川雷蔵のエピソードよりも増村保造の鬼畜っぷりに唖然とする
若尾文子よくこの監督と長年名コンビ組めたなあ 増村自作を語る
くちづけ
ウェットなところや日本的と思われるところはすべてカット
試写をしたら社長にこれは違う商売にならないと言われる
同じ試写室で見ていた市川崑が突然立ち上がり、とにかく若さに溢れてていいんじゃないですかと言って出ていった
青空娘
ボーイッシュで野生的な性格、これだけ描けばいいと思ってピントを合わせてやりました
出来上がって試写をすると好評
ワンダフルピクチュアだと言われ社長に金十万円のご褒美
市川崑に見せたら、お前もまた大映の人間になった。こんなことじゃ見込みはないと言われてしまいました
暖流
左幸子が大変良かったので彼女にピントを合わせて作品のテンポを上げました
市川崑がこれを見て、英(船越)ちゃんと左さんのおかげで、この作品が良かったのはお前のせいじゃないと言われました そば屋で最高に美味いチョコレートを開発し続けるイタリアンの天才シェフは気楽なもんだなw 増村保造はイタリア映画実験センターを1955年に卒業しているが丁度入れ替わりにガルシア・マルケスが入学してる
ネストール・アルメンドロスは翌年の1956年に入学だが自伝「キャメラを持った男」によるとイタリア映画実験センターはイタリア人にしか実際に映画の機材を使わせたり映画を撮らせることを教えなかったため失望してすぐに辞めてる 増村保造ってエリートのイメージあるけど永田雅一との関係上手くいってなくて
初監督作品の「くちずけ」も永田雅一が観て激怒してる 一方、多数の証言が一致する点では、永田は『羅生門』では制作立案の段階で無関心であった。
試写では途中で席を立った。
その後も、海外で続々と受賞し始めるまで、「なんや、サッパリわからん」と、自分の会社の作品をこき下ろしていた。
グランプリ受賞の報に狂喜乱舞する新聞記者たちに「で、グランプリってのはどのくらい凄いんだ?」と聞きなおしたが、その後は自分の功績を並べ立てた。 >>40
でも大映に助監督として所属しながら東大哲学科に通って50年代にイタリアへ映画の勉強のため留学なんてことが許されたのは増村だけでしよ >>41
> でも大映に助監督として所属しながら東大哲学科に通って
この部分については他の人や映画会社でもやろうと思えばできる
助監督は仕事のない日は出社しなくてよかった
松竹では脚本を書くのが推奨されてたが
東宝の黒澤も脚本を書いてた
変名や実名で他社やTVドラマの脚本を書いてた人もいた
遊んでいた人ももちろんいただろう
これは増村が風変わりな人間であることのエピソード >>34
ファザコンこじらせて細野にやたらと噛みついてた若き日の坂本のよう 大映の若手監督で特出した人というとやはり三羽烏の池広一夫くらいしか思い付かない
いやそりゃ井上昭とかもいたけどさ
大映はスターの層が薄いと言われるけど溝口や吉村公三郎などの巨匠もいたが監督の層も薄かったような
市川昆もいるけどうーん >>44
溝口、吉村、市川は他社から来た監督だしね 大映京都の監督陣は粒揃いの感じがするんで層が薄かったようには思えないけどなあ
大映東京の方は増村だけ突出して残りが悲惨なイメージがある くだらない話だけど詳しい人がいたら教えて
大映の髪結部長だった石井ヱミはコトバンクだと「日本髪の結髪の第一人者として、溝口健二、伊藤大輔、衣笠貞之助らの名監督にかわいがられられて、『雨月物語』『地獄門』などの数々の名画を支え」とあるけどIMDBだと雨月物語は結髪は花井りつという人で戦後の溝口の時代ものの結髪はほとんどこの人がやってて石井ヱミは他の監督はともかく溝口との関係は無い
どちらが正しいのですか 結髪は俳優との結びつきの方が大きくないかな
主役が指名するので連名になる場合がある >>44
東映だって内田吐夢、加藤泰、鈴木則文くらいしかいないじゃん 深作欣二はデビュー時点で映画監督人生二回目ぐらいの感じだったからなあw >>49
内田吐夢、加藤泰と来て鈴木則文なところ大好きだなあ つくづく溝口健二の早世が惜しいな
永田雅一が医者に「日本の宝ではなく世界の宝なんです」と言ったがその通り
享年58歳だから生きていれば大映の倒産も免れた可能性あったかも >>55
それはないよ
直営映画館が少ないのが倒産した理由だから
松竹や東宝が残ったのは直営がたくさんあって
多くの映画館でかけられて後に不動産業も営めたから
東映は健さん純子文太実録の人気で直営増やせた
東映は鉄道屋起源で不動産業は上手い
それに溝口に健さんほどの集客力はない 言ってしまえば大映の倒産は永田雅一の責任ってこと? 映画の製作・配給は行っても、興行はほとんど既存の地方興行主に任せており、直営の映画館は皆無に近かった。東宝の小林一三も「君はグランプリ・プロデューサーだから興行みたいなチマチマしたことはせずに製作すれば必ず僕のところで上映しよう」と言ったとされる。 末期に模索してたけど日活のようにポルノ路線もダメだったのかな 日活は作品のレベルも落ちてたから割り切れたんじゃないかな
組合も強かったから自宅待機減らしたいし 日活も末期は任侠映画撮ってたんたから大映も撮れば良かったんだろうけど市川雷蔵が俺に鶴田浩二のようになれというのかだもんな
「悪名」や「兵隊やくざ」は大映のやくざ映画といえるけど勝新太郎も独立しちゃうし 小沢茂弘は高島易断
創始者が「俺に呪いかけやがって!」と既知外男に刺殺され
マスコミは「自分の危険も占えなかったのかw」
これは鬼畜電波系ブーム中既知外に惨殺された村崎百郎に近い
実は鬼畜電波系ブームの仕掛け人が町山智浩 死人が出るとスットボケタまま放置 向き不向きがあるからな
鶴田の狂四郎も似合わないわ 戦前からの剣戟映画のスターはだいたい東映に行った感じ
片岡千恵蔵、月形龍之介、市川右太衛門、大河内傳次郎
やはりマキノ光雄の縁かな
行かなかったのはバンツマ、嵐寛寿郎か
戦中はバンツマ、アラカン、千恵蔵、右太衛門全員大映だったけど前後永田雅一が追い出した >>67
戦前に自分の映画会社で客入るだけでなく名作を作ってた役者は
ラッパとは付き合いきれんのだろうね そのおかげで月形の水戸黄門シリーズは信じられんくらい豪華で
役者眺めてるだけでも楽しい♪ GHQの命令でチャンバラ禁止になって現代劇やるから剣戟役者クビにしたんだけど阪東妻三郎や嵐寛寿郎などは現代劇も出来る俳優じゃない
それに時代劇がずっと禁止とは限らず実際その後の大映の主流は時代劇になるのだからバイプレイヤーとしてでもいいから皆残しておけばよかったのに 永田は京都寺村組組長だった私の父と兄弟分で
父を「きょーらい」と呼んでいた @宮崎学
「永田のおっちゃん きょーらいて何や」
「ほう ボンは耳がええな 耳ええ子は出世するでえ」 チャンバラは禁止になってない
例えば民衆のために戦う義賊が主人公のチャンバラは可能
・くどくも言ふやうであるが、左の三点は絶対にいけない、
一、封建的の忠義、
二、婦人の貶下、
三、英雄はいけない、
但し民衆のために戦ひし人は可なり、
詳しくは
占領下の歌舞伎弾圧と解除の経緯--父繁俊のGHQとの交渉手記
河竹登志夫
を読んでいただきたい
チャンバラ禁止令というのは本当におかしい名前で虚構である 時代劇といえば忠臣蔵で忠臣蔵さえやれば絶対に客が入るの時代に忠臣蔵禁止が痛かったんだよ 撮影始まるまではゴネて撮影始まったら素直になるのが雷蔵
撮影始まるまでおとなしくて撮影始まったらゴネ出すのが勝新太郎 >>71
当時の映画関係者でヤクザと関わり無い人のほうが珍しいんじゃない
興行やるのに絶対ヤクザとは結び付いてなきゃいけない ラッパは濃すぎるから問題になってる
長谷川一夫の顔切らせたり 長谷川一夫の顔切り実行犯の一人が伴淳
@晩年の伴淳を遠くから
「あの野郎・・・何時か殺ってやる・・・」
と「昔の顔」に戻って凝視していたのが渥美清
A伴淳は映画館で痴漢したら女が抵抗しないのでクンニまで逝った
映画館を出ると「アンタ顔血塗れだよ」と言われた
Aはタモリが伴淳から聞いた話 昔は映画館がインターロックすると893が来た
シネコンになっても来ていた と聞いた 永田はペプシ・ミリンダの権利も持っていた
昭和の映画館がペプシ・ミリンダだったのも
永田のシノギだった 永田雅一は大映社長の他にも野球のオーナー(私財で東京スタジアム建設)や馬主や東京スポーツのオーナーや聖心女子学院のパトロンと色々やってる >>62
女賭博師シリーズなんかは任侠映画じゃないの? >>84
荒らしには構わないこと
雷蔵も若親分シリーズ撮ってる 結局雷蔵と勝新頼みだからしょうがない
同じく倒産の危機に瀕してた日活とどうしても比べちゃうけど日活がロマンポルノに舵を切り替える前にも藤竜也や梶芽衣子といった次世代のスター候補いたぞ 大映の次世代ヒーローは ガメラ
次世代ヒロインは 渥美マリ 増村保造が書いてるが自分が仕事して納得した女優は若尾文子・岸田今日子・叶順子・関根恵子・原田美枝子・梶芽衣子だとさ >>64
鶴田浩二って、艶、色気、哀しさがある?
単なるナルシストだろ >>89
中村玉緒はそうだろうなと思うけど
『美貌に罪あり』で演出した山本富士子が入ってないのが意外 「華岡青洲の妻」での高峰秀子はどうどったんだろうか >>92
YouTubeで鶴田浩二の「明治侠客伝三代目襲名」観たけど、この演技は雷蔵じゃ無理だよ そんなこと言い出したら軽妙さのない鶴田には
雷蔵のコメディチックな作品は全て無理だろ 一般的かつ陳腐な慣用句を、感想や評価に用いる奴はだいたいニワカ 鶴田浩二のイメージは任侠映画が強すぎるけど
コメディも普通に演じてるよ イメージが強すぎるのは、その適性しかないからだよ
コメディが普通にうまけりゃ役も増えるし、自ずとイメージも強くなる ここってやたら偉そうに決め付けてレスしてる変なのが居て笑える 一般的なイメージで言えば市川雷蔵は眠狂四郎の人で勝新太郎は座頭市の人だと思う 鶴田は任期物とか見てなかったからドラマの司令補のイメージが付いてしまったわ 一般的イメージでは眠狂四郎は田村正和だよ
雷蔵は早世した銀幕スターという漠然としたイメージだろう 映画好きでない一般人に聞いたら市川雷蔵って誰それでしょ さんまの正月番組での玉緒ヤバかったな
あんなんで人前でトークで出れんのか 映画好きでない一般人に聞いたら三船も黒澤も誰それだよ 街コン行きまくってた時映画好きの話して皆んな小津安二郎は知らないけど黒澤明は誰でも知ってたよ
さすがだと思った 一般人が誰を知ってる知らないなんてど〜でもい〜〜〜 流行歌の歌詞には真実も本質も含まれていませんので、真に受けると間が抜けますえ 何言ってんだよ
真実も本質も嘘もマコトも含まれてるから流行るじゃん んだべ
あなたにとっての本質はわたしにとっての表層 >>114
俺が一時期よく行ってたりらくるのマッサージの兄ちゃんは黒澤明という名前は知ってたが俳優だと勘違いしてたぞ それは黒沢年男じゃー
まあこっちの方が知名度は上かもしれん 雷蔵の遺作が「博徒一代 血祭り不動」って……せっかくの遺作だけどまんま東映の任侠映画で雷蔵や大映じゃなくてもいい
作品じゃん
これが最後の作品は辛いわ…… 黒沢年男は藤本P通して「黒澤作品に出たい」と言ったら
「苗字が気に喰わない 改名すンなら考えてもやる」と断られた 増村保造監督は鬼のような演技指導で有名で
名コンビの若尾文子はじめ皆同じような証言してるんだけど
船越英二だけは「監督から厳しい指導受けたこと全くありません」と述べてる
これは増村が船越なら演技指導徹底しなくても任せられると認めてたのか
逆に船越には何言っても無駄だろうと匙投げたのかどっちなんだろ そりゃ前者でしょ
こんなうまい役者世界でも滅多にいないから
説得力が異常 >>125
いや、むしろ三船敏郎と混同してる感じだった 増村保造スレで若尾文子がスターとして売れだしたのは1959年頃からと書いてあって
あれ1953年には「祇園囃子」1956年に「赤線地帯」で溝口作品出演だからもう1959年以前に大映のスターじゃんと思ったのですが実際のところはどうだったんですか? 玉尾はインスタ見てたら今でも勝新のこと愛してそうだよな
雷蔵との結婚するかも話私も本で読んだ 売れるってのはピンの主役で客入るのが条件じゃないかな 「十代の性典」はいまだに若尾文子の前ではタブーらしいから本人にとってはそれで人気者になっても恥としか思ってない でも個人的に増村作品は若尾文子と組んでない作品のほうが好き 大映の映画に司葉子出たことあったんだね知らなかった
若尾文子の写真集見ると表に出てない作品まだたくさんあるな
どんだけの量作ってたんだ でも若尾文子確か増村保造の没後かなり厳しい言葉で非難してたような 上野山功一亡くなったのか・・・
ご冥福をお祈りします >>140
永すぎた春
お嬢さん
獣の戯れ
に出演
いずれも主演
>>144
批判かなあ?
こてんぱんに絞られたと何度も言ってる
一回だけ自分のやり方を認めてもらったと 日本映画専門チャンネルって悪名と兵隊やくざよく放送してるけど何でだろう
あと市川雷蔵と勝新太郎て本雷蔵は興味あるけど勝新は興味ないから読むか迷う 特定の映画の放送が多いのは、放映権の購入の関係じゃないかな
1回放送する権利とか、期間中なら何度でも放送可とかね >>149
人気あるからでしょ
amazon prime videoとか他でも定番だし 『悪名』も『兵隊やくざ』も名作なんだけど長期シリーズ化に向いてない題材というか
どちらも極端にいえば第一作で話は綺麗に完結してるよね 毎回同じように完結するからエンターテイメントになるんや 長期シリーズ化に向いてない題材
だとしたらどうして長期シリーズになったんでしょうねえ?
じゃああなたはどんな題材が長期シリーズに向いていると思いますか? 俺は「あなた」とは別の人だけど
長期シリーズってサーガ形式とは別だと思っている
毎回緩やか、あるいはバッサリとリセットを行った上でバリエーションに物語を嵌め込んで行くのが一般的な長期シリーズの方法論かと
連続したストーリーが一貫して描かれるタイプの作品はシリーズと云うより、各作品が長編内の章立てになっている大長編物語(ロマン)とか呼ぶ方が妥当な印象
前者が若大将シリーズや男はつらいよシリーズ
後者が戦争と人間三部作やスターウォーズシリーズ
陸軍中野学校はどちらなのか難しいが、悪名は二作目までが後者で三作目以降が前者か 脚本家がシリーズで違うからしょうがないんだけど眠狂四郎も当初は自分も女である母から生まれた子ゆえ女は斬らないがポリシーだったのにシリーズが進むにつれて女も平気で斬るようになったね
性格も非情かと思えば人情家になったり 「悪名」シリーズはシリーズを重ねてもかなりの高水準を保っていたように思うが
勝新と田宮は日本映画史上最高のコンビかもしれんとさえ思う
流れるような演出の田中徳三と画面の美しい宮川一夫の相性がバッチリ合っていたのも大きいね 悪名はまだコンビて感じするけど兵隊やくざや犬シリーズはボーイズラブにしか見えない 見えたっていいし見えなくたっていい
そこをどうこう言う方がおかしい >>159
俺は真逆で悪名は最初は凄く面白かったけど
どんどんつまらない人情者になったという感想 その点、眠狂四郎は2作目で人情狂四郎が最高点に達して
それ以降はシリーズの無国籍エログロB級感と相まって
非情な剣客っぷりがハマっていった感じだね 「座頭市物語」「眠狂四郎無頼剣」
外様で敵役なのに主人公を食う存在感をみせる天知茂
井上ひさしに「『座頭市物語』は天知茂が勝新太郎に勝つのが納得いかない」と言わせしめ
「無頼剣」は雷蔵が自分より目立ってるという理由で天知茂の出ているシーンを削らせた ここで話題に出たから10年ぶりくらいに眠狂四郎見てるがまぁ面白いね
でも私が好きなのはぼんちや最高殊勲夫人みたいなの そもそも無頼剣は外伝的で天知主演のような造りしてるしね
狂四郎は補佐するかのようにキャラ改変され、最後の最後まで天知の印象が強く残る
よく雷蔵があれにOKだしたよな 三隅なら無頼より勝負、炎情の方が好きだね
元々無頼は眠狂四郎じゃない話よね 意外だよね
その話が本当なら雷蔵もスター様だったんだなと思った いくらヒットシリーズで大映がもうそれにすがるしかなかったとはいえ松方弘樹で眠狂四郎は無理がありすぎ
さすがの森一生や池広一夫でもどうしようもない
やはり市川雷蔵あっての眠狂四郎だから >>160
邦画三大BLシリーズ「悪名」「兵隊やくざ」「犬」シリーズすべてに深く関わった田中徳三監督
実は「鯨神」の本郷功次郎と勝新も結構キていると思った
>>165
>「座頭市物語」「眠狂四郎無頼剣」
外様で敵役なのに主人公を食う存在感をみせる天知茂
そうねえ三隅研次監督は天知茂が出ると人物の描写バランスが崩れるのかも
「斬る」でも最初の方の天知のところがピークになってしまっているように思うわ あとでカットしろとか言うくらいなら本読んだ時点で却下しろや分かるやろ 弁天小僧でも揉めたらしいが、元々伊藤と雷蔵は合わなかったらしいから
人気シリーズの一篇で意趣返ししてやろうという意識もあったんじゃないのか
と邪推したくなる カットしたらしいが無頼剣の天知茂はそれでも主演並みに目立ってるけどね >>162
同意
人情っていうか任侠だよね、ハードすぎてつまらない
悪名はアクションコメディのままがよかった
狂四朗は逆に、初期の気のいい青年みたいなのは、長谷川一夫っぽいヒーローに見える
ハードボイルドロマン時代劇は発明だね
>>166
あと「好色一代男」とか好き 殺陣といっても三船敏郎が黒澤映画でやったリアリティー重視のものもあれば勝新太郎や若山富三郎のように脅威の身体能力や刀さばきが凄く上手いもあるけど日本舞踊の流れを組んで踊るような殺陣もちゃんとある
この踊るような殺陣は歌舞伎出身の雷蔵は上手いと思うよ そういえば、今日の夜からBS12で狂四郎シリーズ一挙放送があるね。週一放送かな。 狂四郎の必殺技である円月殺法って刀で文字通り円月のように丸く弧を描いて相手に催眠効果与えるというかなり荒唐無稽といえば荒唐無稽な技なんだよね
劇中でも指摘されているが刀が自分の顔の真正面に来ると自分の視線塞ぐことになり隙が出来るわけだし
それが映画だと(原作の小説もだけど)不自然にならないから上手いんだろうな まあ出自からして、転び伴天連による黒ミサの儀式で生まれた栗毛の呪われた子だしな >>174
三隅研次は天知茂のことを個人的に買って評価してたから三隅作品に天知茂が出ると自然目立つようになる
同じ大映のシベリア抑留組でも西岡善信は学徒出陣の将校だったから三隅監督のほうが厳しいところに行かされたらしい
酒も飲めないし人付き合いも他の監督と比べると余りしなかった
本人は陰気な性格はシベリアのせいと言っていたようだが >>176
狂四郎に土下座させたりな
「無頼剣」は不可解なシーンが多い 柴田錬三郎は「これは狂四郎ではない」と激怒したってな 「座頭市物語」も天知茂ばかりかっこよくて
ぶっちゃけ勝新は薄気味悪い按摩にしか見えないからな
まあ名作というならそれはそれで にしか見えないて、薄気味悪い按摩だからそれで合ってると思うよ 「悪名」もそうなんだがシリーズものの宿命で「座頭市」も寅さんかよと思うくらい人情話になって座頭市も優しいおじちゃんになっていく >>194
テレビ版になると勝新の意向が強くなって異形の人に戻るんだよな >>189
あれは強盗の一味と知った上で探りを入れてたのかと思った 大映映画おしゃれ手帖て本買ったけど案の定中身全部絵
これが手間をサボらずに写真だったらどんなに良かったか 東映だと遠藤辰雄とか汐路章とか「何の映画観てもいつも脇役で出てんなあ」って俳優がすぐに思い付くんだが大映でそういう存在ってあんまり浮かばないというか強いて言えば木村元や伊達三郎や五味龍太郎あたりになるのか 大映ニューフェイス第10期は田宮二郎・叶順子・毛利郁子と才能がある若手が揃ってたんだが皆大映を不幸な去り方したな
叶順子は順調に行けばスターになれただろうに撮影の照明のせいで失明寸前になり引退は撮影所が悪いだろう 炎情剣は瑳峨三智子がやれば良かった。
中村玉緒は合わない。 元々目が悪かったのを悪化させるくらいはあったんだろうけど
「そのせいで失明寸前」というのは言い過ぎよ 炎情は傑作
玉緒ではラストに斬られてもあんまり感じるものがない 本郷功次郎は雷蔵・勝新に次ぐスター候補と言われてたんだが
これといった映画に出会えず伸び悩んだ印象だな
時代劇のスターにしたいのか現代劇のスターにしたいのか大映も扱いかねてた >>213
いわれていたんじゃなくて
大映側が勝手に言ってただけ
世間はそんな風には見てなかったしとてもそんな器じゃなかった 本郷功次郎は、東宝で言うと黒部進みたいな感じかな。
顔はいいけど芝居が下手。
黒部の扱いよりはずっといいけどね。 若山富三郎ってボスキャラだけど雷蔵さんに対しては普通だったんだろうか、勝新は雷蔵をリスペクトしてる感じだけど 大映時代の若山は中途入社の外様だから大スターの雷蔵に何も言える立場にない(結局大映で芽が出なくて東映移籍してる)
それに笠原和夫の『破滅の美学』によれば若山(ということは勝新のでもある)の祖父の武部申策は大正から昭和にかけての関東の侠客の大立て者だった
愛国団体「国粋会」の重鎮でもあることから国士としても有名だったらしい
とはいえいくら右翼の国士でもヤクザには変わらないわけで
市川雷蔵も養子だから生粋ではないが歌舞伎役者出身には違いなく
そこら辺で勝新太郎は雷蔵に複雑な感情を抱いていたみたい 普通も何も会社を代表する大スターと2番手3番手役者の関係性だよ >>203
寺島雄作は何年に亡くなったんだろうと調べたら没年不詳なのね
同じく脇役でよく出てた橘公子も没年不詳か
橘公子は一応戦前はスターだったんだけどな 若山富三郎は眠狂四郎で変な少林寺拳法使いで出ていい味だしてたな、雷蔵さんとの共演ってそんなにないんだろうか 伊丹十三も俳優として大映所属だったんだよな
1年で辞めちゃつたけど
他に松坂慶子も大映だった
ただ松坂慶子の場合は入社の1年後に大映倒産 伊丹十三
「黒い十人の女」で新人アナウンサー役で出てきて驚いた
監督としてしか知らなかったから 演技力はあると思うが伊丹十三が「北京の55日」や「ロードジム」のような海外の映画におうして出演出来たのが不思議でならん 伊丹十三はテレビ版座頭市のゲストがめちゃくちゃよかった
あのゲスぶりは自分的時代劇クズ亭主のナンバーワンだ
なのにそこはかと漂うインテリジェンスと気品がたまらなくいい
それこそ映画版に出ていないのが不思議でならん テレビ版座頭市はゲストも石原裕次郎や丹波哲郎や若山富三郎や原田芳雄など豪華だった
勝新が自分で脚本や監督やる他に元大映の三隅研次や田中徳三それに黒木和雄や勅使河原宏と自分の人脈使ってやりたい放題やってた 「偽大学生」は伊丹の大映入社のご祝儀で大江が映画化許可したんかな 再会て映画見つけたけど森雅之久我美子三國連太郎で全然大映らしくないキャストだな >>232
やっぱりカメラかな、特に森田富士郎が劇場用クラスのクオリティに上げていたように思う
映画では牧浦地志の方が目立っていたけれど、テレビになると森田がおそらくナンバーワンかと
そういえば武田千吉郎とかいうカメラマン、あんな腕でなんで大映京都の専属やっていたのか本当に不思議だわ
これが他のカメラマンだったらよかったのにと思った作品はいくつもある >>236
武田千吉郎って『婦系図』や『続・忍の者』『続・兵隊やくざ』とかのキャメラマンでしょ
そんなに駄目かなあ
調べると武田千吉郎は1950年以前から宮川一夫や杉山公平や伊佐山三郎や石本秀雄らと並んで大映撮影部に所属してるから戦前から活動してるかなり御年配の方だったと思われるけど 増村保造の演技指導について若尾文子も岸田今日子もどちらも小津安二郎監督のようだったと述べてる
たぶん身体のちょっとした動作や喋る口調に至るまで全て増村の指示通りやらせられるということなんだろう
増村と名コンビだった白坂依志夫によれば大映で新人監督が育たなかった理由の一つが永田雅一が増村保造を可愛がりすぎたためなんだそうだが そういや演技指導で思い出したが
森田芳光の若いころは、森田と助監督とでそのシーンを丸々役者に演じて見せて
「この通りにやってください」という演出方法で、それから外れたことをすると
どんなベテラン俳優でも延々とやり直しさせられてた、と高嶋兄が証言していた。
当然だけど「スタイルの人」ほど細かく指示する傾向にあるよね 小津なんか俳優どころか小道具にまでミリ単位で指示出してるから
従わない小道具は次から使わない 著作権を持つのは監督だから、従うのは当然かな。
ゲームプログラマーが勝手に裏技を仕込んでバレたらクビになるw 既存の作品4K化してる暇があったら出してない作品出せよという感じ
滝の白糸とか見たい 円盤文化終わる前にブルーレイて出して欲しい作品はあるな
増村なら初期のくちづけと青空娘
巨人と玩具は何故か北米版が出てる 出てないと思ってた作品がオマケDVDで付属してるのもあるのよな
眠狂四郎勝負のブルーレイに初DVD化の鬼斬り若様が入ってたり 蝶々失踪事件なんて何かのオマケDVDになってたりするかな 雷蔵、若尾、京マチ子のブルーレイには本人出てるレアな映画のDVDが付属してるの多い
田宮の白い巨塔には九時間の恐怖入ってた 九時間の恐怖は良かったな
島耕二でいうとセクシーサイン好き好き好きも大好き >>245-246
言い返せなくなるとキチガイのふりするの、みっともないからやめなよw 脚本家や音楽家はクラシカルオーサーとして著作権者だけど、
映画監督には著作権が帰属しないから日本映画監督協会が著作権法改正運動をしてるんでしょ。 井上梅次版『黒蜥蜴』は正直深作欣二版よりも好き
世間的には映画『黒蜥蜴』というと美輪明宏の出てる深作のほうが有名なんだろうけど 梅次は天知茂版も面白いんだよな
小川真由美の黒蜥蜴 雷蔵が嫉妬するほどの天知の演技
あれは伊藤大輔のせいか 京マチ子は結局大映倒産まで在籍し続けたんだけど
ちょっともったいないというか大映に京マチ子を上手く活かせる作品が溝口逝去以降そんなに無かったのがなあ
吉村公三郎や市川崑もいるが現在でも知名度のある代表作というと小津の『浮草』や勅使河原宏の『他人の顔』になっちゃう
三隅研次や増村保造も積極的に起用するといわけではなし五社協定があるにしろ黒澤が使いたいと言ってたのだから使わせてあげればよかったのに >>263
マキノで思ったけど大映版殺陣師段平はどういう経緯で制作されたんだろ
日活の人生とんぼ返りのようにマキノ自身がリメイクってわけでもないし 今見てるけどめちゃくそ画質綺麗
浮草の4Kと全然違うよ シバレンが眠狂四郎を書くのに机龍之介を意識してたというのもあるが雷蔵の机龍之介が狂四郎まんまでな…… 爺いは独り言が好きだから
でも脈絡のない独り言は認知症の始まり 1969年の『人斬り』を観た
撮影・森田富士郎、美術・西岡善信で莫大な予算をかけたそうだが
五社英雄でなく三隅研次、田中徳三、池広一夫の誰かに代わりに撮ってもらいたかった
制作がフジテレビだから五社英雄なんだろうけどさ >>272ではないが
五社演出はなんというか、映像は刺激的なんだけれど、
この人はやっぱり45分が合っていて
映画サイズに長くするとなんだか間延びして締まりがなくなっている印象
テレビドラマは本当に面白いんだけれどね 吉原炎上とかの宮尾登美子シリーズも?
今もカルト的な人気あるじゃん 先日東映チャンネルに上がってた牙狼之介も面白かったわ
改めて「用心棒」が与えた当時の影響力の大きさを知った 五社の娘が黒澤明とかが世間では名高いけど五社作品もすごいんだよということを知って欲しいみたいなこと言ってたな >>275
カルトってことは
極く一部でしか取り上げられていない
ってこと からっ風野郎もカルトというか変な映画だな
元々裕次郎映画の没脚本を流用したらしいんだがあれで裕次郎主演の日活の映画になっていたらどうなってたんだろう
いくら大卒のインテリとはいえ船越英二がヤクザというのも似合わないし まあ三島主演ってことで何かと持ち上げられるが
一言でいうと駄作だわな 喘息の殺し屋というケッタイな役を演じた神山繁は印象に残る上手い演技してた
根上淳の敵側のやくざの親分も子煩悩とかそもそも脚本からして奇妙な作品なんだよね
日活で鈴木清順に撮らせたら面白くなったかも 喘息なのに殺し屋
やくざ親分なのに子煩悩
これで奇妙な脚本言われるのか 三島接待映画だよな
慎太郎や清張は端役で色々出てるけど 大菩薩峠最初玉緒ヒロインかよしょぼいなと思ったら後から山本富士子出てきてやはりこうじゃないとと思った
ちなみに狂四郎とは似てないと思う狂四郎は基本善人だし >>289
雷蔵の狂四郎が正義の味方なだけで柴田錬三郎の原作の狂四郎は善人じゃないよ 映画版の眠狂四郎は東映の旗本退屈男と物語の骨子はなんら変わらないよ DVDよりアマプラ角川チャンネルのが画質良いから婚期とか家庭の事情とか入れて欲しい 雷蔵も田宮二郎も生きてたかもしれない年齢だよね
田宮二郎見ると必ず自殺したこと思い出す 山本富士子も田宮二郎もそうだが自社でスター潰してりゃ世話ないわ
それで大映はスターの層が薄いってアホかよ >>301
田中徳三監督が、電話で「もう俳優辞めたいんです」という田宮を「まあとりあえず京都に来てんか」
といって「悪名」でバーンと当てさせたんだけれど
後年「あの時引き止めなければあんな死に方せんかったかもしれんなあ」と述懐していたらしい >>305
なんで俳優を辞めたくなったんだろうね田宮二郎 wiki読んだら田宮二郎は女の勲章で売れたって書いてあるけど テレビはともかく映画でのシリアスな田宮って
二枚目であるが意外と目立たないからなあ、そこは本人もよくわかってたんだろう
なんやかんや言ってもモートルの貞や清次の方が圧倒的に光っているしな 目立たないってどういうこと?主役のオーラがないと?
黒シリーズでは宇津井よりも断然田宮の方が光ってると感じたけどねえ 大映作品じゃないが加藤泰が松竹で撮った「人生劇場」の吉良常は田宮二郎がミスキャストと言われてるけど加藤泰が述べてるように原作の吉良常は海水浴に来たヤクザの親分を出入りと勘違いして刺し殺して刑務所行きって間の抜けた人物
東映の「人生劇場」で月形龍之介が演じたから大侠客みたく威厳があるイメージだけど本来は田宮二郎くらい軽いヤクザでいい 作り物の映画なんだから本物に寄せる必要はまったくない
その映画の中で魅力的に描かれていれば問題なし
それが魅力的に見えるかどうか
あとはは役者の力量 市川雷蔵なんて転びバテレンとの間の子にはとても見えないものな
岡田真澄かミッキー・カーチスかジェリー藤尾あたりが眠狂四郎を演じれば見た目は原作通りになったんだろうが 「黒の試走車」では高松英郎に押されてほとんど空気だったし(あれは演出も悪かったんだが)
「白い巨塔」でも周りの演技達者な役者たちに埋もれがちだったし
あとシリアスな映画作品はいくつか観たけれど、個人的には「白いシリーズ」とかの方がずっとよかったと思っている
それに比べると悪名シリーズでは勝新を喰うほどの輝きぶりだったからな 上でも書かれてたけど悪名はマンネリの極致でしょう
見れるのはせいぜい2作 マンネリであることが見れない理由にはならないでしょ シリーズ物なんか全部マンネリだろw
大まかな筋も同じで役者も同じ
そこを楽しめなかったら映画見るなよw 白い巨塔の田宮二郎すごい良いと思うけどな
この人は社会派も得意だし悪名みたいな軽快なのも得意見た目も良い
すごい俳優だったと思う
標準語と関西弁どっちも似合うのもすごい 「黒の試走車」なんて田宮じゃなければあのぎらぎら脂ぎったムード出てないからね 大映をクビになったのは田宮二郎自身のプライドの高さから来たものでもあるが永田雅一の「三役クラス」発言も当時の大映の状況考えれば翌年に市川雷蔵が亡くなっちゃうわけだからそんな悠長なこと言ってられる場合じゃなかったろうに
雷蔵や勝新太郎もゴネで有名だったんだからキャストクレジットの順番くらいどうにでもあしらえただろう 実現の問題は別として、
「白い巨塔」の主役はたとえば緒形拳が演じたら面白いものが出来ただろうし
「黒の試走車」は個人的には川津祐介の方がよかったと思っている
でも悪名シリーズのモートルの貞・清次は本当に他の役者が全然思い浮かばない
それくらい自分的には高く評価しているんですよ >>289
玉緒より富士子の方が貫禄があるヒロインだよなぁ >>324
ネタなのかマジなのかはわからんが
緒形拳は新国劇の俳優で大映所属じゃない
それに1965年に大河ドラマの『太閤記』の秀吉役で人気になったばかりでテレビ俳優のイメージのほうが強く映画はそれまで2本しか出てない
その緒形拳に大作の『白い巨塔』(1966)の主人公を演じさせるの? 緒方謙とか田宮二郎に顔がガン負けしてるやん
どういうことだ 川津祐介だって62年ころは松竹専属で若手の青春スター
ポジションもキャラクターの雰囲気も大映でいえば川口浩に近い
そんな幼さが残る男に黒の試走車のドギツイ役やらせるのか あのねえ、だから「実現の問題は別として」と前置きしてるでしょうが
こういう人が演じたら面白かっただろうと言っているだけ
ID違うけれどなにこれ?同じ人?
俳優名をこれだけ間違えるほど激昂させてしまったのならそれは申し訳なかったな ねえ。たとえ話と断ってるのに大真面目に否定してかかるのが怖い。話が広がらないよ。 例え話でいいのなら「白い巨塔」は監督・黒澤明、財前五郎が三船敏郎、東貞蔵を志村喬、里見脩二を森雅之、花守ケイ子を京マチ子でやれば面白くなったんじゃないか 地獄のような流れになってるので私もひとつ
「黒の試走車」もジョン・フォードで見たかったな
車だけにねっ >>332
黒澤が監督したらリアリティが薄れて漫画みたいな作品になりそうだな いや『黒の試走車』面白く撮れるのはリドリー・スコットだけ 真面目な話「白い巨塔」はそれこそ増村保造で良かったんじゃないか
田宮二郎の演技に不満はないがやはり面白くない
山本薩夫は「忍びの者」は好きだが社会派ものは図式的になってどうも好きになれない
後の「皇帝のいない八月」で三島由紀夫を意識したようなキャラを渡瀬恒彦にやらせてるから
「からっ風野郎」を山本薩夫に撮らせたらどうだったろうか 青空娘見てるんだが芦屋小雁出てて徹子の部屋見てたらちょうど出ててまだ生きてたんか!てびっくりした
ちなみにかなり顔変わってた… どちらも大映の大スターではあるけど
若尾文子が増村保造との名コンビで増村自体がカルトな人気があるから名作も多く若尾文子も映画ファンから語られる機会もまた多いのに対し
山本富士子は1963年で映画界から完全引退してテレビや演劇のほうに活動の場を移しちゃったから1953年デビューで映画は10年しかやってない
それであれだけのインパクトを残せたのだから凄かったというべきか一寸惜しいとうべきか >>324
お前が緒形拳とかアホなこと言い出したから
すっかり大喜利大会になってるじゃねえか 見たものが気に入らないから
役者が変われば面白いものが出来るんじゃないか
という幻想を抱きたいんですよ >>344
女経見てたら山本富士子が自分のことをセリフでずば抜けた美人て言ってて笑った
若尾文子はアイドルみがあるから今も人気あるんだと思う >>348
笑うもなにも山本富士子はミス日本初代グランプリだぞ 何でも知りたがる>>349みたいなバカはいつの世にもいるものだ 知らない事は訊いてもいいだろ
アイドル味じゃないのか 大映映画はたいてい雷蔵か勝新が主役の作品が多くて本当にスターの層が薄かったんだなと実感させられる 永田というド田舎モンがトップだった大映
メインを次々と潰していった天罰がくらって倒産したクソ映画会社であった >>358
日活を簒奪して大映を作ったから
奪い返されるんじゃないかと怖かったんだな
その前に松竹の尖兵になって役者の買収もやってるし
松竹は本当に酷い会社 個人的に市川雷蔵と若尾文子の現代劇のラブコメとかもっと見たかったな
ぼんち好きだから 同じ元歌舞伎役者でも萬屋錦之介や大川橋蔵はほぼ現代劇やらなかったな
そういう意味でも市川雷蔵は意欲的だったというべきか 森の石松鬼より恐いは現代劇も部分もあって新鮮だったな
錦之助は時代劇の格好の方が良く見えるw 当時人気絶頂だった林長二郎(長谷川一夫)が松竹から東宝へ移籍したとき
暴漢に顔を斬りつけられる事件は当時の大ニュースとなった
今なら連日ワイドショーで特集されていただろう
役者にとって売り物の大事な顔を傷物にされたことは一生涯の痛手
そのとき一枚かんでたのも永田ラッパだったのである 何をソースに断言してるのかしらんが、参考人として事情聴取されただけでは? ジジイはWikiのコピペ大好きだよねえ
さも自分が発見したかのように自慢げに貼るw
と思えば
マユツバな都市伝説の信者だったり妄想全開のレスしてくるw そしてそのコピペをソースに編集されるWikipedia やっぱりwikiだったんだ
おそらく映画渡世を元に書かれてるんだろうけど
それとwikiとではだいぶニュアンスが変わる
そしてそれを真に受けたアホがここで教唆犯だと断言してしまう
ああ愚かなことよ じゃあ森雅之のwikiに書いてある妾がいたってのも信じない方がいいの? wikiで小林旭を検索してみればわかるが「1954年第3期日活ニューフェイスに合格。」って
第3期日活ニューフェイス開催は1956年だよ
平気で間違いが書いてある 「座頭市物語」のキャストに中村豊が入ってるの、
明らかに間違いなのにネット上の資料だとまかり通ってる >>379や>>380の情報を鵜呑みする奴は居ないだろう >>383
本編のクレジット見たら一発で分かるんだが 先駆者の市川崑は別格として
東宝の岡本喜八・東映の沢島忠と村山新治・日活の中平康と蔵原惟繕・大映の増村保造と
各社からだいたい同じ頃に現れたモダニズム派新人監督たちはやたら早口でセリフを喋りスピード感が身の上
だか次第に皆テンポがゆっくりしてくる
そうしてお気付きのように松竹はこれらのような新進気鋭の監督がいなかったので焦り所謂「松竹ヌーヴェルバーグ」が出てくる 今夜の河4K見てる
めっちゃ綺麗で感動した
しかも付属DVDが見たかったやつ 今夜の河と読めるので
今、夜の河としなさい
あと同梱DVDのタイトルくらい書き給えよ 宮川一夫だもんなあ綺麗なはずだ
篠田正浩とのコンビもそうだけど溝口はじめ余多の名匠と組んで来たのだから仕事をちょっとは選べよとも言いたくなるが 宮川一夫の代表作は
御用牙のチンチンを鍛えるシーン >>390
大映と大映スター好きなら垂涎ものの作品
何かは買ってからのお楽しみ 宮川一夫と組むということは現場に監督がもう一人いるってこと
だから三隅研次はあまり組みたがらなかった
ただでさえ勝新がうるさいのに それYou Tubeに上げてるバカがいるよ
若尾文子のブルーレイ特典の嬉しい朝も上げられてる >>397
乞食の小遣い稼ぎか
でもまともな人はDVDを手元に置きたいと思う え?どうやって小遣い稼げると思ったの?
もしかして広告収入ついてると?w
こういうガチバカ正義マンがせっかく上げてくれてるPD映画垢を
片っ端から通報して潰してくんだよなぁ 嬉しい朝は消されてアップし直してるな
前回はアクセス多くてコメントがたくさんあったが今回はコメント不可 蔵出しDVDの作品が一部KADOKAWAオンデマンドで見れたりするからな
そっちで上げればベストなんだが >>387
村山新治は現在完全に忘れられた存在だけど
増村保造は会社別なのに何故か評価してて
TVの大映ドラマ撮らないかと村山に話がきた時に面倒臭いのでギャラを大幅にふっかけて断ろうとしたんだけど増村が「あの人はそのギャラに合うだけの実力はあります。A級の監督なので払って撮ってもらったほうがいい」と言って村山が感動した逸話が残ってる >>166
増村保造は面白いけど
どうも市川崑はハマれない
名作と呼ばれる『黒い十人の女』も観てみたけどダメ
好き好みはあるにせよ何故何だろう >>405
この時代の市川崑と金田一時代の市川崑だいぶ違うと思う
評価されてるのは後者 >>405
名作じゃないなあ
黒い十人の女は
奇作だよね
基本的に奇作しか撮れない人
女経 物を高く売りつける女
くらいじゃないか?
万人が面白いと思うのは
俺は野火が代表作だと思うがやっぱり癖が強い
けどあの原作の映画化としては本当にうまくやったと思う
足にさわった女、こころ、日本橋、鍵、私は2歳、雪之丞変化
面白く見てるが万人向きの映画とは思えない 犬神家の一族とか面白いけど純粋に映画として見れば弛緩してるよね。
というか70年代以降はどの名監督もダメだ >>412
あー分かる
50年代60年代だけだよね良いの >>411
市川崑は脚本が和田夏十だから演出どうのこうのではなく和田夏十のシナリオに合わなかったら厳しいと思う 山本富士子が他社の作品に出たい(「彼岸花」「猟銃」「京化粧」「憂愁平野」は他社だけど)を許さず解雇
何でも五社協定の貸し出し禁止の名簿女優トップが山本富士子だったそうで……(男優はトップが市川雷蔵、2番目が何故か勝新でなく本郷功次郎)
山本富士子は記者会見で円満退社と言っていたけど実は永田雅一は大激怒だったんだよな >>418
山本富士子は契約交渉に芸能プロの代理人を立てたのが不味かった
田宮二郎は評判悪いラッパの息子の解任を要求したのが不味かった
ということが分かってきてる 本読むと山本富士子は親が結構口出して来てたらしいけど退社の時もそうだったのかな? >>396
勝新は三隅にだけは余計なこと言わずおとなしく従ってたらしいじゃん 付属DVD目的で赤い天使買ったらスタジオは大騒ぎ入ってた
ラッキー 勝新はどちらかといえば田中徳三と気が合ったと聞いたことあるけどなあ
全然関係ないがテレビ版座頭市の最後の2回は勅使河原宏が演出だけど何だよあれ鈴木清順かよ 勝新て実はオタク趣味の人だから、勅使河原招集もある意味コレクション収集みたいな感じだったんでしょ 田中徳三は助監督時代に市川崑から「私の尊敬する作家は溝口健二である」と言われて(市川崑は欧米至上主義みたいなところがあって着るものから身に付けるものまで全部欧米製使ってた)市川作品と全く異質の溝口健二を尊敬している市川崑のことを好きになったそうだ
ちなみに田中徳三の市川作品ベスト3は順不同で『ビルマの竪琴』(これはモノクロとカラーどちらのバージョンかわからず)『炎上』『処刑の部屋』 船越英二の番組たまたま昨日だけ録画したら長谷川一夫の話出て来てびっくりした
自分のお婆ちゃんの妹と結婚したって話 夜の河
宮川のカメラとか見どころあるけど不倫ストーリーつまんない
時代が違うから仕方ないが
俺にはプログラムピクチャーの作品の方が好みの作品が多いようだ 夜の河は当時は話題になったらしいがあまり面白くないよね
夜の蝶の山本富士子と芥川比呂志はあんなに面白いのに 始めてカラー映画で赤旗が映ったで当時話題になったようだ 衛星劇場で偽れる盛装やってたから見てるけどこの頃の京マチ子綺麗だなーこの作品で評価されたらしいね >>>419
父親が危篤のとき、
「まだ、大丈夫だから」と言われ(←封切に間に合わせるためのウソ)
撮影に戻ったら、亡くなったと聞かされ大号泣
結婚しても本数が多く、両立が大変なのでフリーに…と言ったら
「調整しますから、1年やってみて駄目ならまた話し合いを」
1年後、やっぱり仕事が大変でフリーになりたいと言ったら…
こんなのでは大映との関係は最低だし
この年、叶さんも退社してタイミングが悪かったのでは >>436
1955年プリマイド売り上げ1位は若尾文子で
京マチ子は言わずと知れたグランプリ女優だけど大映というか永田雅一は山本富士子を一番に考えてたみたいだもの
ミス日本の肩書きと各社争奪戦でようやく契約勝ち取った経緯もあるのかな 若尾文子って今も人気あるしすごいね
ちなみにスタジオは大騒ぎで若尾文子と根上淳が同列で扱われてたんだけど当時は人気あったのかな 品川隆二の日本橋での役柄と東映移籍後の3枚目のギャップが凄い てんやわんやで漫才してた船越と高松
同じ年に亡くなってるのね そんなのベルトルッチスレで聞けだけど
ラストエンペラーは坂本龍一を始め立花ハジメなど日本人俳優は素人ばかりだったのに
なぜプロの俳優の高松英郎は使ったんだろう
ベルトルッチの好み? 坂本は戦メリ出てたから役者としての認知度は海外でもあるやろー 田中小実昌が市川崑の『満員電車』を喜劇映画の大傑作と絶賛してるんだけど
そんなに面白いの? 満員電車、プーサン、ブラックな笑いが好きな人には手放しで褒めると思う >>446
本当は鶴田浩二の予定だったらしいけど本当かね >>453
社会風刺ものとしては満員電車やプーサンより増村の巨人と玩具や最高殊勲夫人のほうがよく出来てる気がする
まあ笑いはないけど ブラックと社会風刺は違うだろう
ブラックというより軽薄に近いと思うが 市川崑の映画は無責任男シリーズに近いふざけた筋のものが結構ある >>457
満員電車は一流大学卒業した川口浩が結局一流会社クビになって大卒の経歴隠して学校の小使いになるけど大卒がバレて学校の先生たちより学歴良いからまたクビ
最終的に掘っ立て小屋で勉強を教える塾教師になって小学校の校庭では校長が児童にしっかり勉強して高校大学へ行き一流企業に勤めましょうと訓示を述べておしまいって話だから社会風刺も入ってるでしょ >>450
アメリカのクライテリオンからブルーレイ出てるのに知らんのか 市川の億万長者は第五福竜丸の年に放射能マグロ食って死んだり、二階で娘が原爆作ったり狂ってたな
大映じゃないからスレチならすまんね >>461
以前つべに落ちていたのをたまたま観たが確かに面白かった
マトモな画質でもう一度観たい 海外の認知度高いという根拠が「クライテリオンからBD出てるから」なのかw Criterionからでてれば誰も知らんとは違うわな Criterionから出てる邦画はそれなりに海外で評価されてるのだけだぞ
英語の解説もあるし 誰もしらんワロタwww
2021年4月、4K修復版の公開に際し[4]、マーティン・スコセッシやベルナルド・ベルトルッチ、クリストファー・ノーランのコメントが予告編で紹介され]。またノーランは、世界の名作を高品質な映像ソフトで販売するアメリカのレーベル、クライテリオンのタイトル700本の中から、本作をベストテンの6位に選出。
「デビッド・ボウイのカリスマ性を捉えることに成功した稀有な作品」と評し、米インディ・ワイヤーでノーランが薦める35本の映画の一つにも挙げられた。
ノーランが監督する『プレステージ』にボウイが出演し、ロレンスを演じたトム・コンティも『ダークナイト ライジング』に出演した。 >>458
クレージーキャッツの主演映画撮りたがってて実際に企画も上がってたけど実現しなかったんだっけ?
岡本喜八の日本アパッチ族は企画自体通らなかったそうだが市川崑のはどんな内容だったんだろう >>470
クライテリオンからでたBDで知ったんだろうな >>469
川津も誘惑する女優もみんな学生には見えんやろ~ 日本語ネイティブでない人は
戦メリの酷い台詞廻しが気にならないというメリットがあるのだよ
何となくおかしいのは分かるだろうがな >>477
川津は何歳の時も社会人入学の学生のようだ
会社員やっていても 川津と言ったら世代的にはTVのワイルド7だな
最近だと昆虫大戦争が話題になってたな 私が最初に川津見たのでんきくらげだかしびれくらげだから怪しい俳優というイメージが強い 川津裕介は大島の「青春残酷物語」の印象が強くて松竹ってイメージ 美貌に罪ありを見た
いつもの若尾、野添、川口、川崎のいつもの面子に山本富士子、杉村春子、勝新が加わっててワロタ
勝新は山本としかほとんど絡みないけど >>488
あれ脚本が田中澄江さんだけど結構硬い話だよね
面白いけど
勝新はまあなんというか… 増村は若尾文子は勿論、岸田今日子も梶芽衣子も原田美枝子も演技力を褒めたけど山本富士子については特に言及してないな
ちなみに太地喜和子は大嫌いだった 増村はガツガツとした演技する人が好きだからなあ
そういう富士子で思い出せるのは夜の蝶の終盤くらいかな
怒る時も静かな怒りで表現するのが好きな人だし その山本富士子も当時は「顔が綺麗なだけの大根役者」と言われていた 大根というなら石原裕次郎や高倉健だって演技上手くないよ
でも舞台と違って映画はスター性がものを言うから >>39
田中徳三の著書だと永田は羅生門の撮影の遅れに焦って黒澤を叱責したとか、試写を見終わった後で「よくわからん高尚なシャシンやなあ」と感想述べたとか書いてたけどなあ 大映は青春ものとコメディがジャンルとして弱いと書いてある本があったけど
青春ものが弱いなら東映も青春スター不在だったような 東映にとっては任侠映画が青春ものであり、高倉健や藤純子が青春スター
もちろん青春ものの定義にもよる話だからめんどくさい脊髄反射はいらない 大泉時代の若い千葉真一は青春アクションと言えるかもね >>500
当時は各社住み分けで得意なジャンルで勝負してたんだからそんなこと書いてる奴がおかしい 三隅や田中徳三の話は出てくるけど森一生は出てこないな
インタビュー本の『森一生映画旅』は買ったほうがいい?前に中島貞夫の『遊撃の美学』や深作欣二の『映画監督深作欣二』を買って読んだんだけど思っていたよりつまらない内容でなあ 勝新太郎曰く「一緒に撮っていて一番楽しかったのは森先生。その代わり、出来たシャシンを観て一番ガッカリしたのも森先生だった」
調べてみたら大映発足から倒産まで一番数多く映画を撮ってるのが森一生でそりゃ玉石混淆になるよなと
田中徳三がまだ新米助監督だった頃に某女優から使い走りを頼まれて
「助監督は女優の小間使いではない!」
と顔を真っ赤にして怒鳴ったのが森一生だったそうな 大映作品ではないが森一生が溝口の『祇園の姉妹』の助監督に就いた時の話は面白かったな
溝口があまりに口うるさいから森含む助監督連が腹を立ててて
「偉そうにしたってどうせ大した作品じゃないんだろ。観に行って馬鹿にしてやろうぜ」とみんなで実際に観に行ったら
それまで「クソオヤジ」と言ってたのが映画館出る時には「溝口先生」になってしまっていたとか >>507
第一映画はラッシュをスタッフに見せなかったんだろうか?
新藤兼人によれば第一映画が破綻した後に
溝口が新興キネマで「愛怨峡」を撮った時は
昼飯を食って溝口に対する軽口を叩きながらスタジオに戻ったら
溝口はスタジオにずっと残っていて一同驚き
少し後にラッシュを見て完全に降参したらしいが
女優が女優ではなく一人の女としてフィルムに定着されている
という表現だったと思う
美術助手に過ぎなかった新藤兼人自身の体験として クレージーキャッツの犬塚弘が森一生監督は早く家に帰って酒が飲みたいものだからかなり強引に撮影を早く終わらせる人だったと自伝に書いてたな 『ある殺し屋』『薄桜記』『不知火検校』『昨日消えた男』は傑作・会心作だろうが
『続・座頭市物語』『若親分兇状旅』『忍びの者 新・霧隠才蔵』といったシリーズ屈指の凡作も多い
早撮りで有名だったのが渡辺邦男・マキノ雅弘・森一生
晩年はビクトル・エルセが好みだったとかセンスは抜群なんだが 監督の年齢的なものかも知れないが
森一生の作品は映画というより「活動写真」という感じがするな
タッチがドライすぎて盛り上がりに欠けるんだけれど
「兵隊やくざ脱獄」「ある殺し屋」「薄桜記」「新悪名」あたりはそれがうまく活きていていい作品だと思う 初めて衣笠貞之助監督作品を観た時、雰囲気がどことなく三隅作品に似てるなと思ったし
テレビドラマ「怪談利根の渡し」で霧の中の船のシーンを観て「あっ雨月!」と思ったら田中徳三
やっぱりみんな助監時代に忙しく走り回りながらも合間で相当勉強していたんだなとつくづく感心する >>514
俺も衣笠の事を思い出した所だった
森一生の話で 衣笠の何を見たの?なんで一番大事な作品名書かないの? 雷蔵の『炎上』はもともと市川崑は川口浩で撮りたかった
でも永田雅一が「国宝に火ィつける役なんてとんでもない!」と頑なに拒否
で雷蔵だとすんなりOK
「雷蔵のほうがスターやのに……」と市川監督納得出来ず >>518
太陽族映画の処刑の部屋が炎上したからでしょ
同じ監督と主演でまた問題作ではね
wikipediaを一応確認してみたら書いてなかったw 川口浩が吃音の放火僧を演じるにはちょっと都会的過ぎるよね 雷蔵も不遇の身だったとはいえ歌舞伎役者出身で東京とはいえなくても京都と大阪の充分洗練された関西文化圏の都会人だよ 前にも話が出たがスター不在だったのなら自分が言い出した五社協定の違反だけど新東宝から若山富三郎と天知茂を正式に引き抜けよ
二人とも大映で成果出せなかったならともかく立派に仕事してるでしょ
若山は勝新がいるからいらないと言っても勝新には無い若山富三郎の個性がある
それで東映でスターになれたんだから大映でもスターにさせることが出来たろ
大映じゃないけど『子連れ狼』で三隅との相性も良かったんだし 前にも出たも何もそんなしょうもないこと語ってるのお前くらいだろ Wikipediaだと橋本治は市川崑のファンと書いてあるんだが
橋本治の好きな市川崑の映画って『東京オリンピック』でストレートなファンとは微妙にズレるんだよな
好きな映画ベスト10を挙げた時も10位に『東京オリンピック』が入っていて1位が『人間の條件』2位が『歌ふ狸御殿』3位が『血煙高田馬場』4位が『宮本武蔵』で市川崑作品でランクインしてるのは『東京オリンピック』だけだし 祇園の姉妹の話しが出たので新旧どっちも買ってまだ見てない新の方みたらつまらなかった
小野道子じゃ画面が持たない
しかも祇園囃子とキャスト結構被っててなんか二番煎じみたいだった 森一生が言うには永田雅一ほど映画が好きで技術革新にも積極的だった映画会社社長は他にいないんだけれど、自社の映画監督はプログラムピクチャーに撤しさせて絶対に監督からの企画などは通さず、芸術作品や大作を撮る時には他社から大物監督を招聘、だから大映では新人監督が育たなかったらしい 芸術作品や大作にそれなりの格のある大物監督が選ばれるのは当然でしょ 大映の監督のイメージの強い溝口健二だって戦後に松竹・東宝からやってきた監督で衣笠貞之助も東宝で吉村公三郎も松竹
海外の映画祭や国内のコンクール向けの映画はこうした監督が制作してて
大映はこういう体質があったから自社の新人監督が育たなかったと森一生は言ってるんじゃないの
森一生は新興キネマ以来の人だから >>534
大映の監督はむしろ甘やかされてたんじゃないかな
ディレクターシステムの松竹に比べると
日活と大映はスターシステムだしね >>534
溝口は日活→第一、新興、松竹→大映
日活の後は全部永田雅一だよ
第一映画=新興キネマってのは松竹が日活を潰すために
永田に金渡して日活から引き抜きするために作った会社
溝口も日活から引き抜かれた
二人はそういう意味で盟友だから
児井たちからリクエストがあれば貸してやっただけ >>535
脚本書けませんという監督ばかりだったのは痛いよな
依田義賢や八尋不二といった優秀な脚本家が多くいるから任せてられるという部分もあったんだろうけど
白坂依志夫は永田雅一が育てようとした監督は増村保造だけという主旨のことを言ってた 何が痛いの?
作曲家に歌詞も書けと言ってるようなもんじゃないか 監督は必ずしも作家主義的に評価される必要はないが
脚本書けるくらいじゃないと職業演出家に留まるのは仕方ない >>532
『森一生 映画旅』によれば正確にはこう。
〈だから、そういう意味では、監督を育てるちゅうことをやらなかったですね、大映というとこは。
ぼくはいまでも、大映はいい会社やったと思うけど、残念なのは、いいもんいうたら、およそ売れてる監督を引っぱってやらしたりして、自分んとこの監督の本質なり傾向なりを見極めて、それを育てていって、それとともに会社の商売になるように、総合したもんをやっていこちゅうのが、なかったことですね。
大映におるやつは、みんなプログラム・ピクチャーの監督であって、ちょっと文芸的なもんは、黒澤(明)さんとか、よそから名の売れたのを呼んできて撮らせる。よその人にしてみれば、名前は出てても、自分の会社ではやりたくてもやれんもんがあるでしょう。それを、「おお、うちじゃやらすぞ」ちゅうて、いい顔して、やらせておった傾向がありますなあ(笑)。だから、よその人は助かったでしょう。好きなことができて。だけど、大映の子飼いのもんは、絶対そういうもんがないですね。
その意味で、大映におった若い監督は、みんなかわいそうやと思うんですよね。それぞれやりたいもんあったけど、もうしまいには誰も言わなくなりましたからね。ただ、頑張ってやったのは、池広(一夫)君の『ひとり狼』(一九六八)。あれは池ちゃんが頑張って頑張って、やりましたね。して、やっぱりいいシャシンでしたからね〉 >>540
黒澤明に関しては
試写や受賞後のラッパのリアクションをみても
芸術的な作品を作ってもらおうという思惑なのではなく
本木荘二郎のトークマジックに説得されてしまっただけだろう
大映は製作者も育ちにくい環境だったんじゃないか
社長がワンマンだから >>542
チャンリンシャンって何だ?と検索したら1989年のシャンプーのCMかよ
ジジィだなあ 増村保造は大島渚と論争になったらしいけど詳細がわからない
勝敗はついたのか?平行線で終わったのか
若尾文子は増村の「ルネサンス的女性」には不満があったようだね
「増村さんは自分の理想の女性像を押し付けすぎる」
「もともと物事をタイトに見る人だったけれど、それがさらに狭まっていった」
「もっとパッと変わっていくのを期待していましたけど」なんて言ってる 時代という名のメカニズムが人の心を忘れさせたんだよ >>539
東映は助監督には必ず脚本を書かせてたらしいな
沢島忠か中島貞夫かどっちか忘れたけど「脚本は必ず書けるようになっとけ。まともな脚本はほとんど下りてこないから現場で自分で直せるようになれ」とマキノ雅弘に教えられたと言ってた 森一生は元々伊丹万作の大ファンで学校辞めて伊丹に弟子入りしようとしたら「大学は行っとけ」と断わられたんだっけ
それで行ったのが京大ってのが凄いが >>552
松竹なんて監督昇進の条件が上手いシナリオを書けるかどうかだったから松竹出身の監督は全員脚本書ける
おまけに助監督時代にスクリプターもやらせて鍛えるから日活に引き抜かれても成功してる監督が多い
もっとも大島渚も鈴木清順も神代辰巳も自分と波長の合う脚本家と出会ったら以降は自分ではシナリオ書かなくなるよね >>554
鈴木清順は脚本を直しまくるから実質共作だな
新藤兼人のけんかえれじいさえ直してる
新藤兼人には流石に事前に断り入れてる
大島渚は後期もいっぱい共作クレジットあるし単独もある >>553
森一生だったかはちょっと不明だけど伊丹万作没後に大映の監督が家の表札持って帰っちゃったんで後に伊丹十三が大映に入社した際に返して下さいと頼みに行ったというエピソードが残ってる 大島渚は『青春残酷物語』のラストは『薄桜記』のラストを意識したと述べてた
大島は自分のより前の世代の批判ばかりしてたのに『薄桜記』は見て評価してたのね 三隅と雷蔵は元々シリーズ化するつもりで剣鬼を作ったけど興行が振るわなかったので断念したって話があるけど
この場合は企画に口出す権限持ってたのは三隅というよりはやはり雷蔵だったのかな >>530
小野道子って華やかさに欠けるから主演は無理 >>557
14年後だから保管しててくれたんだろうな >>557
このスレで初めて有益な情報にふれた気がする 今大菩薩峠2見てるが雷蔵の目瞑りながらの殺陣すごいな 完結編の、まるでフランケンシュタインの怪物みたいな最期が、如何にも机竜之助だな 「大菩薩峠」って、そもそも原作がもう読まれてないけど、戦前の大ベストセラーで、映画も戦後になってからも大映以外に渡辺邦男と内田吐夢の東映版と岡本喜八の東宝版がある。その後は映画化の企画すら立たないほど忘れ去られてしまったけど。
中村玉緒は演技上手いがお浜は他のもっと綺麗目の女優でも良かった気がする。渡辺邦男だとお浜は光浦光子、内田吐夢は長谷川裕見子、岡本喜八は新珠三千代が演じてる役だし。 祇園囃子の時の木暮三千代の年齢調べたら35歳だね
この人年齢不詳だよね >>567
もう十年くらい前に連載時のバージョンが出版された
俺も綺麗な人じゃないと駄目だと思う >>568
木暮実千代が1918年生まれで
山田五十鈴が1917年生まれだから1歳しか違わない
東映だけど1953年に『女間者秘聞・赤穂浪士』で共演しているね
溝口作品は『雪夫人絵図』『祇園囃子』『新・平家物語』『赤線地帯』と結構出ているな >>570
CSでかなり若い時の映画見たが美人でもないし芋ぽいし年増になってから綺麗になった女優の典型かも
三浦光子もそう
稲妻のあのクネクネとしたの現代の女優さん出来ないだろ 祇園囃子見てるがこの前宮川町の元?舞妓が告発したの思い出した 溝口の元々の構想だった若尾が木暮を見捨てて成り上がっていく祇園囃子も見てみたかった
ただそれだとイヴの総てそのまんますぎて逆に評価低くなった可能性もあるか 大映じゃ無理だったんじゃないか?
ラッパは祇園に配慮する必要あっただろうし
祇園の姉妹の二の舞というわけにはいかなかっただろう >>570
溝口はああいう外見の女性が好きだったらしいよ
肉感的な女性が >>64
鶴田浩二は高倉健みたいにおおらかさが無いから、石井輝男に嫌われてたよな 高倉健のどこにおおらかさがあるんだよ
人一倍細かいことに厳しそうだろが >>575
溝口健二は戦後もまた山田五十鈴と組んで何か撮ってほしかったな
山田五十鈴のあの崩れた感じって溝口の世界観にとても合うと思うと思うんだよな
戦前の『浪華悲歌』『祇園の姉妹』は山田五十鈴ありきの映画だし 山田五十鈴がどういう基準で映画選んでるか分からない人だし
(キヌタプロとか男絡みでないものの話だけど)
溝口が田中絹代萌えで何でもやらせたからなあ
夜の女たち お遊さま
は山田五十鈴の方が合ってただろう
赤線地帯の沢村貞子だって山田五十鈴の方がよかったかも
五十鈴は二人より年下だからね
10代で浪華悲歌、祇園の姉妹に出てるから 溝口健二が西鶴一代女からまた脂が乗ってきて(よく戦後まもなくの作品はスランプと言われるがそうでもないとは思うけど)、雨月物語、祇園囃子、山椒大夫ときて、次の噂の女はちょっと地味な気がする
決して悪くはない映画で、それどころか「和製ヘップバーン」久我美子の魅力が良い作品なんだけど、その次が近松物語で、山椒大夫と近松という溝口を代表する名作の間にあるから、なんというか…… >>579
山田五十鈴主演、成澤昌茂脚本の青電車って映画の企画があって大阪物語の次の作品になるはずだったみたいね 溝口健二の早逝は悲劇ではあるけど
その後の黒澤明を見ていると同じようにスタジオシステムが崩壊した後に作品を作ることが難しそうな人なので長生きしててもどうなったか 『刺青』の新藤兼人脚本は谷崎の「刺青」と「お艶殺し」を継ぎ合わせてる為に筋にぎこちないところがある
だからラストの刺青師の言葉「この女郎蜘蛛だけは許せねえ」に必然性がない
「お艶殺し」だけで本来は話は完結しているので脚本上タイトルの「刺青」が余計になってる
それに『刺青』は若尾文子の相手役に華が無さすぎる
『妻は告白する』の小沢栄太郎や川口浩や『清作の妻』の田村高廣のように文子の夫になるような役者にも魅力が無くちゃ
『刺青』は一般的には増村監督の代表作のひとつに挙げる人が多いんだろうけどその辺りが不満なんだよな 「巨人と玩具」とか「黒の試走車」で描かれる殺伐としたサラリーマン社会は現代よりシビアな感じだね。巨人と玩具のラストでは川口平社員が「こんな生き方より、もっと人間らしい生活があります!」高松宣伝部長「文句は日本に言ってくれ!この日本では無理だ。とにかくがむしゃらに働かなければ生きていけないんだ、この日本は!」
三丁目の夕日だと昭和30年代は理想の時代だけど、現実はもっと厳しく残酷な時代だったということか。 >>584
俺も刺青は詰まらない
新藤兼人は何度か谷崎を扱ってるけど成功したことない
谷崎が小説を書くため枠組みとして利用している観念的なものだけを取り上げ
谷崎が本当に描きたい自分の性格に根ざした情念は常に取り逃がしてる
原作を知ってるとそこが気になって仕方がない
原作が妨げにしかなってない
新藤兼人は偽れる盛装みたいに理屈が建っている話は得意なのにね
新藤の脚本でけんかえれじいのような映画を撮る清順には驚く まあ監督の増村も原作を尊重して文芸映画を撮るようなタイプではないからなあ >>588
谷崎の女性と増村の女性は全然違うしね
けど卍は新藤脚本は読んだことないんだけど
この時点で原作からは捻れていて
増村の演出で更に捻れてるから
原作から設定だけ借りた映画になっていて面白い
出てる役者の個性が生きてる そうそう刺青は相手役の俳優がしょぼくてリピする気になれない
最低でも川口浩レベル持ってこないと >>587
「けんかえれじい」は新藤兼人の最初持ってきたシナリオ読んで鈴木清順がこれではつまらないと苦情を言い
新藤兼人の承諾のもとかなり自分で書き直したんだそうだ
新藤兼人が「愛妻物語」を撮った際は大映の監督たちが書いてくれる脚本の量がこれから少なくなるんじゃないかと危惧したくらい脚本家としては凄腕の人だけど全部完璧という人ではないし(川島雄三の「しとやかな獣」は川島の演出力+新藤兼人の脚本の力によるものだとは思うけれど) 「婦系図」1955年公開か
丁度鶴田浩二が独立してフリーになってた頃だな
森雅之は1955年くらいまで大映専属みたいな感じだったけど、この作品以降他社の作品に出るようになるね成瀬の「浮雲」が1955年だ
森雅之もフリーで特に特定の映画会社とは契約結んでないんだっけ 市川雷蔵の眠狂四郎シリーズをBOXでいつになったら販売してくれるのか
勝新太郎の座頭市に並ぶ雷蔵の代名詞じゃないか >>594
森は演劇の方でも
文学座やめて民芸
民芸やめて新派
その後もフリーで民芸に出る
って変わった経歴だから
時期によって契約したりフリーだったり
変わったんじゃないかな
その辺思うままにやってた人 >>594
映画館で見たんだけど山本富士子はこの頃が一番綺麗 >>595
DVDは出てたからブルーレイのことか? 青空もからっ風も最高殊勲もしとやかも
いっぱいアップされとるよ 角川に数百円払えば見れるのにそんな貧乏な奴らばかりなのか トゥエルビで狂四郎シリーズやってるけど若い頃見た時はいまいちハマらなかったけど久々に見ると面白いわ
ただ、シリーズ中で世評が高い勝負、無頼剣の2作は狂四郎としてはちょっと真っ当すぎる感じがする >>600
動画上げてる奴がコメント欄でレスしてる奴にレス返してて笑えるwww 勝負はともかく無頼剣は元々狂四郎じゃないのを狂四郎にしたんやろ
俺は炎情が好きやで >>590
長谷川明男じゃ、役不足だな
合うのは川口浩や川崎敬三、小林勝彦、島田竜三辺りだな あの顔の下半分が爛れたお姫様のは多分今後一生見ない 眠狂四郎シリーズって最初は女性は斬らないを守ってたんだけどシリーズが進むにつれ平気で女も斬るようになっていくよね 勝利と敗北
はじめに解説があるんだけど珍しく?川口浩が褒められてて驚いた 仏文学者・鹿島茂の著書『甦る昭和脇役名画館』を読んでいたら『兵隊やくざ』に触れてた
「田村高廣は自分では暴力は嫌いと言いながら、勝新の暴力は黙認する利用主義者」
「実現不可能な綺麗事を並べているだけで、自分では軍隊に一切反逆せず汚れた仕事は全て勝新に代行させている」
「戦後左翼インテリの典型で、増村が批判的に描いても虫酸が走る」
増村保造は有田上等兵のことを批判的に描いていたかな? 勝利と敗北
母のおもかげ
どっちも東宝女優出てるけどやっぱり東宝は良いね 大映と同じくらい東宝が好きだから
シネマヴェーラに香川京子来てたの知らなくて落胆した
若尾文子はもう2回生で見たのに 香川京子って溝口健二・黒澤明・成瀬巳喜男・内田吐夢と日本映画黄金期の巨匠の映画に幾本も出演しているスターで現在も御存命なのに
何故か大女優というような扱いを他の黄金期のスターに比べで受けてないような気がする ドーンと主役級じゃないからじゃない?
脇役やヒロインが多いよね いち早くお茶の間の人気者になったことでテレビドラマの女優さんて印象がついたとか
白川由美なんかもそれだ >>618
気がしようがしまいが、それはあなたの自由だけど単なる主観。
間違いなく日本を代表する女優だし、海外の映画祭にも呼ばれているし、代表作と言える『近松物語』はゴダールの『映画史』にも引用されている。 >>610>>611
久保菜穂子もバッサリ
それから女優陣も斬ってたな 今の20代は浅丘ルリ子とか吉永小百合は知ってても
香川京子と聞いても分かる人少ないだろう 20代の日本映画ファンが知っているって状況と、20代のMCUあたりのハリウッド映画ファンが知らないって状況は同列にして考えるべきじゃないな
週イチぐらいの頻度で映画館に通っているひとでも、溝口黒澤を観たことがないひとは少数派とも言い切れない うちの親の話では香川京子はご主人の仕事で海外暮らししてたというし芸能活動休んでた時期あったのでしょう
あと家事してる人の手だとも言ってた
イチローが好きな女優に挙げてたね >>625
40代50代でも香川京子だけ知られてないと思う いや昔の映画見てたら必ず香川京子出てくるよ
知らない奴はそもそも映画に興味ない 浅丘ルリ子や吉永小百合クラスは映画興味ないやつにも知られてるしな 本郷功次郎見ると大映宣伝マンが本に書いてたこと思い出す
それくらい演技に印象がないし見た目も特に何とも思わない >>635
とはいえ大映はスターとして売り出してたし
五社協定でも大映の引き抜きを断る俳優で上位だったんだよ >>629
へえ
イチローって古畑の大ファンで有名だから香川京子が出てるような作品観てるイメージなかったわ むしろ香川京子が出ていない作品だけを選ぶのが難しいぐらいいろんな映画やドラマに出ているからなあ >>627
古典邦画で特に有名な七人の侍や東京物語を観た人よりもローマの休日観た人の方がずっと多そうだもんなあ >>627
映画に全く興味ない20代が溝口や黒澤を知らなくても不思議ではないが流石に映画好き自称してるシネフィルなら歳関係なくそこらへん知らないほうがおかしい 知らない自称映画ファンがいるとしたら元々映画自体に興味あるわけではないんだろ 香川京子は『東京物語』『山椒太夫』『近松物語』だけでも充分おつりがくるくらいの邦画黄金期の大女優なのは誰もが認めるところなんだが
ほぼ同世代の京マチ子や若尾文子に比べると日本映画女優ベストテンのような企画だと先の二人と違い名前がまず挙がらないんだよね(それで代わりに吉永小百合が上位ランクインしてたりする) だからさ、知名度が低いとか日活のアイドル女優の方が知られているとかは、本来的外れでトンチンカンな話なんだよ
映画関係のスレでいちいち食いつくような話題でもない
橋本環奈や乃木坂の子の方がテレビでよく見るから有名、てレベルの発言 東宝だと原節子や司葉子のが目立つか
そもそもシネマヴェーラのラインナップ見たら知らないやつばかりで驚いたわ
東宝は出してない作品多すぎ >>644
俺もじめて聞いなんて日本語はじめて聞いたよw >>644
iPhoneの辞書だと本来的外れが出てくるのだがなあ >>645
東宝は過去作への遺産への愛がないからね
BD化したとしても黒澤と特撮だけだし。
黒澤と特撮も海外版と比べたら全てに置いて劣ってる仕様だしな
成瀬巳喜男作品なんて一本もBD化されてないし小津や溝口が東宝で撮影した作品も数少ないながら存在するがそれも未BD 高峰秀子はあの頃は珍しいフリーの俳優だったのに大映への出演作品少ないんだよな 京マチ子映画祭
若尾文子映画祭
市川雷蔵祭
やったんだから勝新太郎祭やらないのかな >>652
日本映画黄金期に小津、溝口、成瀬などの代表作に何本も出てるわけだから大女優ではあるけどキネマ旬報のベストランキングに入る女優に比べるとスター性(華やかさ)は薄いって印象はある。 >>651
稲妻
成瀬巳喜男作品で一番好き
あれは大映の3女優には出来ない役 >>653
勝新は映画好きに好かれてないからやっても人集まらない >>655
逆にあのラストははのちの東宝作品には無い感じだよな
指輪もどうやら本物だったし
それよりも隣の兄妹に悪意がないが故にジワジワとダメージを食らうのがちょっとクールで都会派なサスペンス映画のシチュエーションみたいだ
そう云うの大映は得意だったもんな >>655
『稲妻』って撮影監督が峰重義なのか
峰重義って日活の印象が強いから大映ってイメージ無かった
名キャメラマンだよね 猫と庄造と二人のをんなソフト化してくれないかな
すごく笑える映画だったな それこの前見たよ
香川京子が珍しいわがままな後添え役だった
私は渡り鳥いつ帰るまだ見たい
東宝の珍しい赤線映画 >>661
田中春男って結構どこの会社の作品にも出てるけど、どこと契約結んでたの? 若尾は小津のことをお嫁さんになりたいと当時思ったくらい素敵な人だったと言ってたよな 東京おにぎり娘見てたらよく聞くと沢村貞子が関西弁しゃべってるんだけど訛ってない
江戸っ子だから関西訛り難しいか >>668
若尾は増村とは名コンビだったのに結構批判的なこと言ってる >>653
長谷川一夫祭
山本富士子祭
田宮二郎祭もやらないの? 山本富士子は生きてるから生きてるうちに角川シネマ有楽町でやって欲しいね
京マチ子祭もギリ生きてる時だったから直筆メッセージ入りパンレット手に入れられた 若尾文子主演溝口健二監督の傑作『祇園囃子』をリマスターしてBD化してほしい
何故この傑作が今だに未BDなのだろうか... 50年代の溝口作品は全部ブルーレイ化されてると思っていたから意外 >>673-674
楊貴妃、噂の女とか出てないよな 「楊貴妃」はランラン・ショウとの合作だから
そういう権利関係でーみたいなのは……違うか 今大菩薩峠3見てるが中村珠緒が何回死んでも生き返って出てくるんだが 新藤兼人は楊貴妃や新平家物語なんて溝口健二に合わない題材を撮らせてと怒ってたが
溝口が脂ののってた時期の作品なんでどちらも面白い 外人がベストに選ぶ溝口映画って「赤線地帯」とか「噂の女」じゃなくて「山椒大夫」とか「雨月物語」で
日本に対するオリエンタリズム込みの評価でしかない感じがある 成瀬巳喜男の「噂の娘」があるから一瞬戸惑うことがある
こちらはブルーレイはおろかDVD化される気配もないが >日本に対するオリエンタリズム込みの評価でしかない感じがある
でしかないってw
それにW外人Wと一括りw 大映作品には喜劇と呼べるものがほとんどといってなかった
どれも陰気臭い作品ばかり
ラッパの方針だったのか 今東京おにぎり娘見てるが明るいよ
あとおけさ唄えばも雷蔵がコメディやってる
ていうか4Kチャンネルで大菩薩峠BS12で眠狂四郎時代劇チャンネルで橋幸夫との映画
ほぼ毎日雷蔵のこと見てるなw おにぎりと言えば、閉店時間のおにぎり食べながら愛の告白は名シーン 市川崑の映画は喜劇色強いのが多いんじゃない
上に日活のことが出ているが、これは映画会社のカラーだから仕方ないけど、日活は裕次郎の太陽族映画の伝統で若者の青春を描いた映画が得意だが、大映は青春スターが川口浩などしかいないから、これは苦手分野だったんじゃないかな
大映で「キューポラのある街」や「硝子のジョニー」みたいな映画は作れなかった気がする >>691
職人監督を否定する評論家は価値に乏しいな プログラムピクチャーを否定=かっこいい行為と思うアホな脚本家 松竹のシナリオ偏重主義を批判して演出面の評価もすべきだと訴えていた
西河克己や中平康ですら自分で脚本書いていてプログラムピクチャーを多数撮っているんだから
自分で脚本が書ける=プログラムピクチャーの否定ではないと思うんだけどな 今の映像関係者って大衆娯楽をカッコ悪いとか思ってね?
だから大河とかも駄作だらけなのだよ 溝口健二なんて芸術家コンプレックスが凄くて芸術映画ばかり撮って大衆向けのエンターテインメント作品は撮ってないじゃん 山椒大夫や雨月物語文学的ぶり過ぎて一度見れば十分
赤線地帯とかのが面白い 溝口健二はメロドラマというエンタメのド王道ジャンルの一つを手掛けてきた監督だろ?
文学ぶってるも何も山椒大夫なんて江戸時代から大衆に広く愛されてきた題材じゃんか >>689
若尾だと最高殊勲夫人とか閉店時間とか?
雷蔵は濡れ髪シリーズとか影を斬るとかもあるよな >>703
小津は王道のホームドラマを手がけてるね >>704
やっちゃ場の女
婚期
婚期では行き遅れの女演じてプンプンしてる
あの後結局結婚したのか気になる 小津や溝口は興行的にも一定の成績上げてた人達だよね 喜劇を作れないわけじゃないが
東宝の「クレイジー映画」や「若大将シリーズ」みたいな企画は出来ないというか
最初にクレイジーキャッツに目をつけたのは大映なんだけど出来た映画はヒットしなかったんだよな
それで東宝ではクレイジー映画は大成功するという 大映京都は時代劇でダイラケとかいとこいとか関西喜劇人がチョコチョコ出てて
コメディ時代劇はあるけどな スーダラ節ってタイトルなのに植木等は脇役だもんなあ 当時はヒット曲にあやかった歌謡映画というジャンルがあって
大映でも「おーい中村くん」とか「潮来笠」とか
主演は大映の俳優で、歌手本人はゲスト程度の出演なんだが
大映のクレイジー映画もそういうノリの映画なんだよね。 おーい中村くんから数ヶ月後公開された社長太平記には
団令子が彼氏役の久保明を「おーい中村くん」と呼ぶシーンがあったな 溝口健二は楊貴妃で入江たか子をいじめて降板させた監督だから、最低だな
嫌い 作品も世界的?長ったるい映像にしか思えない 森一生は『地獄門』の第2班監督をやってたんだけど、かなり映画制作に貢献して事実上合作みたくなったんで、衣笠貞之助は監督クレジットに自分の他に森一生を加えても良いと言ったんだが、森一生がそれを断った。ただ、『地獄門』がカンヌでグランプリ受賞したのを聞いて、監督クレジットに入れてもらえば映画界での自分の地位が上がったかも、と少し後悔したそうだ。 上で三隅研次の作風に衣笠貞之助と近いものがあるというレスがあるけど
同時に相違するところもかなりあるから衣笠はB班を三隅に任せることはほぼなかったらしいね
B班の監督として衣笠が信用してたのはやはり森だったって 森一生の「荒木又右衛門・決闘鍵屋の辻」「日露戦争秘史・敵中横断三百里」は黒澤明脚本なんだが
森一生が言うには黒澤明とは「羅生門」の時にちょっと話したくらいで深い付き合いはなく
それでも脚本を書いてくれたのは黒澤自身が映画を撮る時(決闘鍵屋の辻が1952年で黒澤の「七人の侍」が1954年)のために観客の反応を森の映画ではかってたんじゃないかと予想してる
敵中横断三百里の脚本メンバーが黒澤の「隠し砦の三悪人」と同じで公開も隠し砦の前年だしね
付き合いはなかったけど黒澤明は森一生の監督としての腕は評価してたわけだ 華岡青洲の妻見てるけどキャストスタッフが無駄に豪華
1967年の癖に白黒な所が難 大映倒産後の森田富士郎と西岡善信は五社英雄と組んだ大作映画ばかりになっちゃってなんだかなあ……宝の持ち腐れって感がするんだよな。篠田正浩と組む宮川一夫もそうだけど。 >>719
モノクロ映画を難だというおまえの頭が 難 >>721
ATGの金閣寺とか中尾彬が金田一の本陣殺人事件とかもあるけどな 増村保造はマリリン・モンローを演技指導して映画を作ってみたかったという夢(?)があった
駄作と言われる「エデンの園」もそこまで悪くないと思うけどなあ エデンの園はDVDにもなってないから見たことないな
ガキの頃映画館て見た、裸の男女が向き合ってるポスターは記憶にあるが 昔は白黒やカラーに拘りなかったんだけどカラーのが情報量多くて見てて楽しいから断然カラー派になった
赤線地帯とかカラーだったら絶対良かったよ
パンパンの服の色使いとか特徴的だから見たかったなー
小津安二郎もカラーになって進化したしな 例えば白黒を4Kリマスターしてもたかが知れてるけど夜の河や大菩薩峠は感動する程綺麗だったよ 溝口はあれだけメロドラマを作り続けてきたのに結果として遺作になった「赤線地帯」でメロドラマを否定してみせたのは流石というか 日本橋での品川隆二に違和感を感じる人は多いだろうな >>732
wiki見たら鶴田浩二の予定だったらしい
つるたこがお偉いさんの女を以下略 『日本橋』は豪華スターとスタッフを集めて作った映画なんだけどまだ市川崑の力不足でそんなに面白くないと思ったな ぎゃー蜘蛛が出たーーー とか叫びまくる奴が昔2枚目俳優だったのを知る衝撃よ 市川雷蔵がノーメイクで撮影所へ行ったら雷蔵だと気が付いてもらえず守衛に入るの止められたなんて話があるが
残っているノーメイクの写真見ると本当に当時言われてたようにそこらのサラリーマンと変わらないな
でもほとんどメイクせずに現代劇もかなり出ていてそこではスターのオーラがあるからそれだけ演技力があったということか 現代劇の雷蔵はオーラと云うよりも、妙にリアリティのある浮世離れした人物像がハマってた感があるな
それこそサイコパスや殺し屋やスパイなど、普通の感覚では漫画的な役作りになりそうなところを、実際にそう云う人たちがひと目に触れない側面を誤魔化すための外見的な生活って部分に重点を置いた存在感 雷蔵とダブル主演扱いされるくらい橋幸夫人気あったのかと思う今日この頃 大映じゃないけど、美空ひばりは歌って演技も出来るスターで、他にも北島三郎主演で「兄弟仁義」とか撮ってるし、高峰三枝子も歌う映画女優だったのだから、そんなに珍しいことでもないんじゃない 個人的な好き嫌いだからごめんなさいだけど
和田夏十の脚本って苦手
『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』も小津映画みたいなのを狙ってたんだろうなあとは思うのだがやっぱり駄目 あれ京マチ子が若尾文子が菅原健二好きだとわかってて取りましたって友達なのに酷っと思った
でも友情より恋を取るところはリアルかもしれん 記憶が曖昧だけど船越英二は京マチ子に惚れてるんだがフラれるんだっけ 若尾文子京マチ子の千羽鶴はDVD化されてるが木暮三千代版がソフト化されないのは何故だろう
映画館で見たが木暮三千代版のが良かった あなたと私の合言葉って有楽町やんな
そっちも京マチ子と菅原と出てたな
カメオで船越も出てるし >>751
木暮実千代は女優としての活躍もさることながら社会福祉活動家としての面が凄いわ >>754
そうなんだ
女優って時々そういう人いるよね
千羽鶴は主役の女性がずっとはぁはぁ言っててすごいやばい映画なんだけどあまり話題に上がらないね
今なら絶対映画化されないよなぁ 予定通り平幹二朗じゃなくて雷蔵だったら話題になってたのに 『千羽鶴』は吉村公三郎版のほうが好きかな
近藤明男が増村保造に純文学はダメと言っているがまあそういうところもあるかも 理解が及ばないものに出会うと人は
自分が悪いのではなくそのものが悪いのだと決めつけて安心する 吉村公三郎私も好きなんだけどあまり名前上がってるの見たことない 暖流はレビューサイトだとどちらも似たような点数
フィルマークスは増村の方が高いけど 暖流は話が詰まらない
戦前ああいうのが流行るのは分かるが
戦後しばらくしてからなぜ作ろうと思うのか >>762
左幸子は本当にすごい俳優さん
役柄の把握と演技の説得力が凄い >>757
増村は谷崎後期は合ってたんじゃないか?
檀一雄とかも良さそう
中村真一郎も合ったと思う
川端とか里見弴とか静かなのは全然駄目だろうけど
川端の「みずうみ」は女性にフォーカスすれば出来たんじゃないか >>747
小津の題材で和田夏十風にやる企画なんだろう
和田のセリフはやっぱり天才的だと思うし
病気で書かずに構成だけやるようになってからも上手い
ただセリフが基本的に言い合いだから好き嫌いはあるだろうね >>763
むしろ野村芳太郎版の出来がいい
増村版が最低かな
この人にメロドラマは無理 増村は原作レイプして自己流にするから賛否両論なの仕方ない
大江健三郎からはソフト化禁止食らってるし >>770
偽大学生はたしかにつまらないけど、あれは白坂依志夫がわるいのでは?
同コンビによる青空娘は最高。 >>767
一般的に代表作と呼ばれている作品が『清作の妻』『妻は告白する』『赤い天使』『華岡青州の妻』などだから大衆小説原作とはかなり親和性が高かったと思う
とはいえ貴方の仰られる通り『巨人と玩具』『卍』『痴人の愛』といった純文学原作でも名作を残しているから誰にでも言えることだけれど原作との相性次第なんだろうね
三島由紀夫の『禁色』や森茉莉の小説も映画化の要請があったようだけど増村は同性愛には興味がないと断っている 今松竹版稲妻見てたがあまりの面白くなさに映画館出てしまった 松竹版なんてあったのか
よく作る気になったな
あんなの成瀬の手腕あってこその映画だろ >>780
まぁ半分寝てたしもういいやって思って出た
藤田まことが顔長いと言われる度に映画館でドッと笑いが起きてたw >>780
成瀬もそうだけどキャストの時点で完敗ですわ 松竹版『稲妻』の唯一の見どころは穂積隆信の怪演かな? 温泉女医
キャストと雰囲気は良いけど若尾文子の相手役が丸井太郎なのだけは納得できない
最低でも川口浩あとは田宮二郎市川雷蔵を持ってこいや 『瘋癲老人日記』は木村恵吾でなくそれこそ増村に撮って欲しかった 和装姿の花嫁山本富士子を婚礼の日に奪い去る鶴田浩二の映画のタイトルなんだっけ?ググっても婦系図しか出てこない
CSで放送したけど何でDVD化されてないだろうていう作品だった >>789
春高楼の花の宴
衣笠と富士子は傑作と言うのはないと思うが相性いいよな
鶴田に引きづられて悪くなるのを衣笠が防いでる
婦系図は詰まらんが
泉鏡花は好きだがこういうリアルな話は面白くない >>790
ありがとう
あれすごい好きだった
家帰ってダビングしたの見つけるかなぁ 山田宏一が自分の好きな時代劇に1957年版「浪人街」や岡本喜八の「戦国野郎」とともに山本富士子の「人肌孔雀」をあげてたけど
それそんなに面白いの? 赤線地帯の遊女役達皆名のある女優なのに1人だけ大映のちょい役専門の女優さんなの不思議だよね >>792
観たことないなら観て損はない
山本富士子が好きなら必見 『対馬の幽霊/Ghost Of Tsushima』
難易度:万死/第1夜
ttps://iplogger.info/2PMTk7.link 若い樹々みたけど、姿美千子が新鮮で初々しいですねえ いまさらだけど松坂慶子も大映ではあるんだよな
入社してすぐに大映がつぶれたけど 潰れそうだったんでお色気路線やらされてたけど
当時の松坂慶子はチョット芋っぽいところあったね
「遊び」にも出てたけど
増村とやれなかったのは残念 増村監督作品で台詞の量で一番驚かされるのが「暖流」。
看護婦たちが噂話をしていると、噂されている当の本人の船越英二が現れるという場面は素晴らしい。
あまりのスピーディーさのせいで看護婦たちが何を喋っているのか一言一句までは到底聞き取られない。
そこに船越が現れると、看護婦たちはそそくさと去る。その間十数秒。
普通の監督なら3分くらいはかけてしまう場面だろう。
当時の映画雑誌を読んだら、脚本の白坂依志夫がエッセイで、
「『映画は映像で見せるものだからセリフは極力削るべき』などという考え方は古い」
と書いていたのでビックリした。
台詞で説明するのは古い、というのが常識的な考え方なんだろうが、まるで逆のことを述べている。
しかし、考えてみれば映画は無声映画から始まったのだから、「映像で説明する」ことの方が古いのは確か。
この考え方に沿って、白坂脚本&増村監督の登場人物たちは喋る喋る。
時には「つらい」「苦しい」だのと、自分の気持ちを台詞で直接言ってしまう。
TVの2時間ドラマでも有り得ないダイレクトさ。
TVの2時間ドラマでは主人公のつらさ苦しさを描けばそれでおしまいだけど、増村作品はそれは通過点にすぎない。
だから主人公は「つらい」「苦しい」という台詞もさっさと喋って、物語はそのつらさ苦しさのさらに奥底にあるものへと突き進んでいく。 >>801
映像でやろうがセリフでやろうが
映画は大衆芸術だから作者が喋ってしまうのが多いね 大映は五社のなかでいちばん質の悪かった映画会社
新東宝にも負けたからな >>798
木暮三千代 三浦光子 新珠三千代
この辺りは若い時芋っぽい
年取ってからいきなり色気付いてきた三大女優 >>805
大映映画、今でもけっこう見られているぞ >>806
大映ではなく日活だけど「洲崎パラダイス赤信号」の新珠三千代は色っぽかったよ >>802
んんん?起用するだけなら簡単でしょう
何を連想したのか 洲崎パラダイスは新珠三千代だけではなく、三橋達也や河津清三郎やら、真鍋理一郎やら、東宝暗黒街シリーズなのかニューアクションシリーズなのかよくわからんみたいな眩暈に襲われるが、芦川いづみの存在感で日活という現実に戻るなw
たまに成瀬組のスタッフ参加していたんだっけー?とOPタイトルで名前を探してしまうのもあるあるネタかw >>811
> たまに成瀬組のスタッフ参加していたんだっけー?とOPタイトルで名前を探してしまうのもあるあるネタかw
そんな奴いるのか? >>796
それあまりのつまらなさに脱落してしまった
今放送してた小林勝彦主演の時代劇もつまらない
やはり売れてるスターってそれだけで画面持つから売れるだけあるなと思った >>815
ネガティブなことしか言わない可哀想な奴だなあ
こっちも女中さん日記は脱落したけどね >>813
そうなんだ
ロケ多いし
それにロケ照明が凄く日活っぽいよね
リアル無視して照明でメリハリ付けるところとか
けどここは大映スレでスレ違いか 洲崎パラダイスは本物の洲崎パラダイスでロケしたんだよね また題名忘れたけど若尾文子と川崎敬三の恋愛もので最後くっ付かない煮え切らない映画を有楽町で見たな
あれもDVD化して欲しい 大映の美術のレベルってやはり凄くて
東宝の黒澤組が勉強に見学に来てたんだそうだ >>818
昭和31年の映画だから、売春防止法成立以前ですね >>821
赤線地帯もそうだね
原作は洲崎らしいが吉原に変更
松竹だけど夜の女たちもパンパンばりばりにいる時に撮った作品だね 赤線地帯は公開当時に黛敏郎の電子音楽がミスマッチとかなり批判がきたんだそうで >>822
廃止で当時話題だからそこ狙った企画だよね >>823
馬鹿にしたような音樂という溝口の依頼だったってね >>826
今調べたら実は熟したりでした
若尾文子のお兄さん役が田宮二郎だったんで珍しいなーとも思った作品 大映はなんというか溝口を早くに失ったのは大痛手ではあったけれど
そのぶん所謂「溝口組」のスタッフを他の監督も使えるようになったからなんていうか…
そりゃ黒澤組の中井朝一や村木与四郎なども黒澤以外の監督作品でもたくさん参加しているが
彼らをを上手く活かせる監督があまりいなかったというか
大映は宮川一夫や菅沼完二を使いこなせる名監督が大勢いたことが幸いしたみたいな >>806
三浦光子は「家庭日記」や「信子」では芋っぽいというか、二十歳前後なのに子供子供してる
敗戦直前に撮った「伊豆の娘たち」ではだいぶ大人っぽくなってた
戦後になって色っぽい役が多くなってきたね 信子って高峰三枝子の清水宏の戦前ドラマだろ!
古いわ! >>834
こういう人達見ると男関係で磨かれて来たんだなーと思って感慨深い >>836
松竹は四角関係での心中騒動があったからね
朝飯前 戦前の映画は紛失してしまい現在観られないものも多いから
それに清水宏の名前が出てきたけれど心臓の病気のせいもあったんだろうが戦後は戦前ほどの評価を受けている作品が少ない(伊藤大輔もそういうところあるけど)
戦前と戦後でやはり日本映画界も大きく変わって「古い」も仕方ないところもあるよ 売春婦映画ものでは赤線地帯より夜の女たちが上だと思う
ラストの心に迫るシーン見たいのが夜の女にはあるが赤線地帯はスターを見る映画になってしまってる 清水宏は戦後大映でも撮ってるじゃん
いいのないけど 戦後でも1940年代なら伊藤大輔も「素浪人罷通る」「王将」とか名作撮ってるよ
力が衰えてくるのは50年代以降
脚本家としては「薄桜記」みたいにいいの書いてるけど 若い時の若尾文子の相手役は川口浩だけど年取ってくると田宮二郎になるのな 山本富士子は完全に五社協定の被害者だけど
田宮二郎は田宮側にも問題があったような……
大映の対応の仕方ももちろん間違えてるが 俺は50代だから川口浩は探検隊の渋い隊長のイメージしかなかったのよ
だから若い頃の短い期間の若尾文子や野添ひとみ共演作の若くて陽気な川口浩は別人に見えるね >>849
あと根上淳も
年が経つと悪役に追いやられててどうしたんだろうという感じ 淡島千景と若尾文子が親子役やってて珍しく小沢栄が悪役じゃない映画
何でDVD化されないんだよ!と思ったら宝塚映画だった >>852
「からっ風野郎」は船越英二がインテリとはいえヤクザが既にミスキャストなのに根上淳が敵のヤクザの親分も合ってなかったなあ
神山繁の殺し屋は良かった >>836
映画法成立後の女優さんだから
清く正しくイモ臭くって役割を担っただけじゃない?
日劇にいた人だよね >>857
「不信のとき」のクレジットで若尾文子がトップに来ちゃって何故自分がトップじゃないんだと抗議したんだけど
田宮には悪いけど若尾文子と田宮二郎なら若尾をトップにするわ
ましてや主人公が女性の作品なんだから
それについての田宮の抗議に対して永田雅一の「お前はスターじゃない」も酷いとは思うけれど 「不信のとき」のシナリオ上の主役は田宮二郎。
会社は女性映画として売り出したいので若尾文子と(松竹から招いた)岡田茉莉子を前面に出した。
ここまでは田宮二郎も承知のこと。
彼が怒ったのはチョイ役にすぎない加賀まりこが、自分より大きくポスターに書かれたからだと思う。
永田より撮影所長が酷いことを言ったような気がする。
こういうトラブルは得てして「きっかけ」に過ぎず、長年の蓄積疲労が背景にあるのだろう。
川崎敬三も「これだけ仕事をしているのになぜ給料が上がらないのか」としょっちゅう愚痴をこぼしていたとのこと。 若尾文子と岡田茉莉子の共演で大映映画というと『妻二人』を思い出しますね。
パトリック・クェンティンの原作と違って主役の高橋宏治が内省的人物として描かれていたのが印象的でした。 岡田茉莉子の生き方下手”な役って、正直あってないと思う。
若尾が演じた役を、岡田が演じてもピッタリあうと思うけど…
その点「不信のとき」は、両方とも適役 大映倒産のあとエレベーター前でラッパは田宮二郎と偶然に出くわした
そのとき田宮からぼろくそに罵倒されて何も言い返せなかったという
落ちぶれたラッパは惨めだった
仕方ないよな、あれだけの非道なことをしたんだから 不信の時は演者皆んな年取ってて一回見たきりだな
10年前にやってたらお気に入りになったかも >>861
それは「妻二人」の話ですよね。
あれは若尾文子と岡田茉莉子のキャスティングは逆の方がいいと思う。 >>793
アレは本当は京塚昌子になる筈だったらしい。
出れなくて町田博子に変わった。 >>786>>787
丸井太郎も三角八郎とコンビで主演スター級に扱って欲しかった。
永田雅一が悪いんだよな。 >>867
テレビの「図々しい奴」で人気者になったのだから大映でも似たような映画作ればいいのにしなくて「図々しい奴」そのものも松竹と東映で映画化されてるって……そりゃ丸井太郎からすれば大映でも「図々しい奴」やってよとなるわな あんな見るからに自殺しなそうな見た目の人が自殺するから怖いよな
私なんてメンヘラでも自殺未遂した事ないのに 奥さんと仲悪いくらいで普通自殺せんだろ
理由はそれだけじゃない絶対まだなんかある 田宮二郎の自殺の理由も謎過ぎる
順風満帆なスター街道歩んでいたのに 大映追い出されても山本富士子さんは幸せそうに生きてるから大映はあまり関係ないんじゃないか 息子が出てた番組で語ってて印象に残ってるのは頭髪の心配してたとかなんとか
美男だったのは見た目の劣化も関係あるのかなぁ >大映追い出されても山本富士子さんは幸せそうに生きてるから
他人が幸せかどうかなんて分かるのか?
俺なんか自分が幸せかどうかも分からないのに >>882
数年前徹子の部屋見た時幸せそうだった
それだけ >>868
『日本橋』の品川隆二の役も、最初は雷蔵がやる予定だったんでしょ。 >>884
wiki見たら鶴田浩二の予定だったらしいけど >>884
ワイズ出版の近衛十四郎と品川隆二の本には鶴田浩二とあった
ちなみに焼津の半次は嫌いだったらしい Wikiなんて素人が書籍とかから書きこんでるだけやろ >>880
「悪名」シリーズを順に観ていくと、その辺の事情がよく分かるな >>885
市川崑もかなり癖のある性格だったそうだから
鶴田浩二と合うかなあ
撮影中に喧嘩になりそう >>879
映画に関しては間然に引き籠もっただろ
若尾みたいに映画に復活しなかった >>890
死んだ旦那に今でも恋してるわーとか孫から貰ったものとか披露したり家族に恵まれてんだと思う 今の自分は不幸で……なんて話す俳優・女優はいないと思うが >>893
大島渚が山本富士子復帰に挑戦して富士子も乗り気だったけど邪魔が入って駄目だった 山本富士子は井上雪子の69年ぶりの映画出演を破ってほしい 数年前シネマヴェーラ渋谷に山本富士子降臨したんだよね
私は渋谷はあまりチェックしてなくて知らなかったから後悔して地団駄踏んだなぁ >>879-898
山本富士子よりも叶順子の方が幸せかもね 叶順子のキャメラの光で目が悪くなって引退は本当かね?
あの口うるさい増村保造が自分と仕事した中でも特に良かった女優の一人として若尾文子や岸田今日子らとともに叶順子の名前をあげてるから早期の引退は残念 叶さんは演技上手い人だったよね
現代劇ならマチ子、富士子、文子より上手いと思ってたが >>900
元大映宣伝部さんのブログでは
「仕事が忙しすぎてギャラが低くて不満という説もあったが真相は不明」」
みたいな思わせぶりな書き方だったね >>904
今度会ったら本当に目の病気が理由なのか聞いてみたいと思います、と書いていたけど、真相はまぁ表沙汰にできない理由なんだろうね。 >>903
とはいえ増村は山本富士子の作品も撮ってるが良かった女優には入れてないんだよ 大昔の映画雑誌の中のコーナーで増村が監督した作品の女優をそれぞれ論じてたのあったな
売っちゃったけど 富士子、文子はともかくマチ子より上はなかなかおらんだろう 京マチ子って羅生門に出るために眉毛全剃りしたんだっけ
あと年取って美貌衰えても作品に出続けてた所もすごいなぁ
原節子みたいに引退するのもかっこいいけど ただ京マチ子は大映倒産までずっと専属だったから黒澤とのコンビ再びとか山田五十鈴・田中絹代といった邦画黄金時代の大女優揃い踏みみたいな企画が出来なかったのは残念だな
東宝の成瀬の「流れる」では山田五十鈴・田中絹代・高峰秀子の大スター勢揃いが出来ただけに 山本富士子がお富士さんて呼ばれてるのは知ってるけど
京マチ子や若尾文子の愛称は何?
あややは明らかに最近付けられたあだ名だし >>913
凄いよね
羅生門、雨月物語みたいな役やったと思ったら赤線地帯みたいな役もこなしちゃうし
そもそも羅生門と雨月物語からして役柄全然違うし 『濡れ髪牡丹』で雷蔵とペアでコメディ時代劇もやっているし
必殺の元締めもやってる<京マチ子
あ、必殺は山田五十鈴の方が有名だな 50年代の脂の乗り切っている時の溝口が撮る山田五十鈴の映画が観たかったな
山田五十鈴の良い意味での崩れた感じって溝口作品の世界観に合っていたと思うんだけど
戦前の『祇園の姉妹』などを観ても相性はバッチリだから 太平洋戦争中の憲兵隊レベルまで行かないと、全てパヨクに見える病気だからなw 個人的にはレッドパージでなんで加藤泰を追い出したかなあと
好きなんだよね加藤泰
そこまで左翼思想にかぶれてたというわけじゃないし共産党員でもない
山本薩夫や今井正も大映は起用しているのだから残してくれてても良かったんじゃないかな
時代劇の監督は間に合ってるでも「男の顔は履歴書」や「みな殺しの霊歌」でわかる通り現代劇も撮れるし
東映だから才能が開花したというのももちろんあるだろうけど松竹でも撮ってるから大映でも活躍出来たと思うんだけどなあ お前らの好きなWikipediaにも
「「人民女優」とのレッテルを張られ[1、レッドパージの対象にもなった」と書いてあるんだが >>920
大阪物語の次に山田五十鈴主演の現代劇を撮るつもりだったらしいね >>926
会社の方針の違いもあるんだろうが
その間も松竹、東映、日活のメジャー会社の映画に出てる
にしても……溝口健二の早世は痛いよなあ
永田雅一は日本の宝ではなく世界の宝なんです、お願いですから治して下さい!と叫んだそうだけど
白血病は当時は治療不可能だもんな…… >>926
お前の好きなWikipediaの小林旭の記事には「1954年第3期日活ニューフェイスに合格。」と記してあるが、本で調べればすぐにわかるが第3期日活ニューフェイスは1956年だ。
Wikipediaの二谷英明の記事には、「1956年年、小林旭らと第3期ニューフェイスとして日活に入社し」とある。
矛盾しているじゃないか。
お前はこんな信憑性の薄いWikipediaの情報を鵜呑みにしてるから、頭がアホなんだよ。 アカ呼ばわりはされているがレッドパージリストには載ってない(加藤泰は載ってる)>山田五十鈴 大映の美術と撮影での加藤泰作品も見てみたくもあるが大映であの特異なスタイルが許されたかどうか
加藤泰って羅生門の時には黒澤と大喧嘩して途中から来なくなっちゃったんだよね よし山本富士子の濹東綺譚見るかと思ったら東宝やんけ! >>929
お前がwikipediaだいちゅきなのよく分かったよw
東宝は労働争議のせいでアカに抵抗があって
山田五十鈴が一時東宝からパージされてたのはどっかで読んだ事ある
大映は長谷川一夫と名コンビだったのに
なんで出てないのか知らん 若尾文子が黒田にバロック美術のように美しさだって言われたのも
若尾文子の本読んだら誤解だと言ってた
やはり本読むのが一番良いな Wikipediaなんて素人が書いてるしな
どこの文献とかネタ元書いてるとこもあるけど
今は訂正されてるけど大島渚の少年のWikipediaで主人公と弟二人共孤児の施設の子供とか書いてたことあるわ
弟の方はスタッフの息子で後に山田洋次の家族に出てるのに >>928
溝口は1956年に死んだけど、
果たしてすぐ来る60年代に適応できたかな? >>932
古い、マイナーな日本映画の監督を語ろうみたいなスレで
内田吐夢が帰国後に東映に入社せずもし大映に入って大映の美術や照明で時代劇作っていたら凄く素晴らしい映画が出来たんじゃないかというのでちょっと盛り上がったことがあるのよ
東映は時代劇王国ではあるがお世辞にも美術が良いとは言えないからね
大映は本当に撮影含めてスタッフが優秀だから
この映画監督に大映で撮って欲しかったっていう妄想が膨らむんだな >>939
東映は時代劇のセットができず大映の大道具の
人たちから教わったと読んだな 東映って旧日活の人が集まって作った会社でしょ?
日活大将軍とか >>939
赤くなって帰ってきたから大映は無理だったかもね >>935
「十人の旗の会」だからね
つまりスト破りして新東宝(当寺は東宝第二撮影所)作った 東映は良い意味で節操ないから思想が左翼でも有能なら構わないよで
レッドパージの時に追い出された監督やスタッフをかなり引き取ってる
笠原和夫は「日本暗殺秘録」は右翼の映画だけど左翼の活動を入れても怒られなかったと述べてる
いち早くヤクザ映画やポルノやったのも顰蹙を買ったけどお陰で殿山泰司曰く70年代初頭に映画会社で唯一儲かってたとこにはなれたから
大映は良い映画制作会社なんだが山本薩夫や今井正に撮らせたのが限界で(大島渚も「天草四郎時貞」がコケなきゃ大映で映画撮るはずだったらしいけど)新藤兼人の本にあるようにレッドパージで解雇した人数は松竹の次に多い
当時の風潮世相を考えると仕方ないけどちょっと厳しすぎた感じもあるな 女と三悪人
クレジットどうなってるかなと思ったら
トップクレが山本富士子でトメが市川雷蔵だ ピチカートファイヴの小西康陽が大絶賛して90年代に市川崑の『黒い十人の女』がリバイバルヒットしたことがあったが
あれは名作というよりはカルト作品だよな
そもそも小西康陽は市川崑に出会うまではケン・ラッセルが世界一大好きな映画監督と述べてた
ケン・ラッセルの作品もカルト映画っぽいのだから >>931
木全公彦の話が本当ならレッドパージリストに載ってる
【フリー】
岩崎昶(製作者)、五所平之助(監督)、今井正(監督)、亀井文夫(監督)、関川秀雄(監督)、楠田清(監督)、山本薩夫(監督)、清島長利=椎名利夫(脚本)、久板栄二郎(脚本)、宮島義勇(撮影)、前進座一党、山田五十鈴(俳優)、岸旗江(俳優)、沼崎勲(俳優)、原保美等
http://www.eiganokuni.com/kimata/93-6.html 十何回目かの稲妻視聴終了
ラストの高峰秀子と浦辺粂子の慟哭からラストまでのシーン
何度見ても素晴らしいな >>938
大阪物語の構想段階で「これからは喜劇だよ」と依田義賢に語ってたり、青電車については成澤昌茂に「物語性はいりません」と注文つけてたりとちょうど作風を大きく変えようとしてる時期の急逝だったんだよな 遺作の「赤線地帯」が傑作だったから確かに出来不出来の激しい監督ではあるけど余程変な企画任されない限り60年代も充分やっていけたと思う
もっとも年齢的に60年代はよくても70年代に行く前に引退もあり得たかもしれないが(黒澤も70年代以降は迷走して映画も撮れなくなったから溝口の映画制作だと仮に70年代初頭まで現役だとしても正直資金的面できついと思う) 女と三悪人
山本富士子が大木実に綺麗すぎるのが玉に瑕だと言われてた
劇中で見た目こんなに持ち上げられるの山本富士子と原節子くらい 司葉子が日本一のヤクザ男の劇中で植木等に「綺麗すぎてビックリした」とか言われてた記憶がある >>958
そんなのコメディ系の時代劇でなんぼでもあるだろ 今は無きGyaoはたまに東映作品もあったけど大映と日活作品が多かったな
権利料がそれだけ安かったのかな GyaOは一時期東映作品がマイナー作品含めて大量にあったのにすぐになくなってしまった
未だにアマプラやU-NEXTでも配信されてない吸血死美人彫りまであったのに
あと驚くのは土本典昭の水俣シリーズ全作品配信とかも期間限定でやってた 市川雷蔵の死因が肝臓癌だったが親がやはり肝臓でだったからわかるけど手術しても再発率高いのよ現代でも
専門的なことは理解出かなかったけれど肝臓った復活機能があるから癌細胞も復活しちゃうらしくて 連投すまん
大腸から肝臓も俺の親と同じだ
特に若いと癌の進行が早い
当時抗癌剤があったかは知らないがツルッパゲになっても役者業に支障があったろだろうし 京マチ子は90代まで生きたし山本富士子若尾文子なんて今でも生きてるからそれは違うだろ >>966
東京と京都じゃ全然違うし
主演シリーズが勝新以上の数だったからな 無法者の島
つまんねーと思いながら見てたけど鶴田浩二が濡れながらパンツ姿で出てきた時から面白くなってきた
鶴田浩二って大映松竹東宝東映全部主役級で出てるね 「雲ながるる果てに」なんて独立プロでしょ
学徒航空兵の話だから出たとはいえ 鶴田浩二は思想は右よりだったのに反戦派の岡本喜八とは仲が良かった
思想面で言うと市川雷蔵や勝新はどんな感じだったのだろう特に確固としたものは無しかな
三波春夫はシベリア抑留で強烈な反共産主義になったそうだけど三隅監督とかもそうなのかな BS12で眠狂四郎2巡目してるらしいけど異常じゃない?
他に作品たくさんあるだろ >>976
BS初めてか?
異常でも何でもないw
浅見光彦なんか100巡くらいしてるぞwww 松竹は寅さんしかないけど
大映で雷蔵だと中野陸軍とか忍びとか親分とか色々あるのにねぇ 剣三部作はネットの口コミサイトとかだとなんか不評だよな 1962年のキネマ旬報ベストテンで「座頭市物語」は31位で大島渚が干されるきっかけとなった「天草四郎時貞」と同列タイ
これは結構意外 そもそも今どき60年代の邦画を熱く語る人なんて完全にマニアだし
公開当時はそれこそテレビドラマのように普通の人が結構気軽に観るものだったから
まあ評価は変わるわな
映画なんてぶっちゃけ自分がその作品を好きか嫌いかだけの問題なんで、
そもそも観客が「先生目線」で出来不出来について採点する風潮自体がおかしいと思うよ >>988
おかしくはないよ
そんな事は戦前からやってたし
サイレントの頃からあそこは俺ならこうやるみたいな事は普通 >>989
ウン、詳しくはよく知らないが
戦前に俺ならあそこはとか言っていたのは
映画関係者とか当時のハイソサエティとか映画に詳しい文化人とかかなり特別な人たちじゃないかな?
今みたいにDVDで観て評論家気取りでネットに匿名でちゃらちゃら書き込むのとはだいぶ違うと思うがね
>>990
ガイジって何? このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 197日 9時間 58分 13秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。