【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合5【京・若尾・山本】
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大映映画に関しての、総合スレです。
作品、俳優、監督、脚本、何でも構いません。
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【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合3【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1554124800/
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合4【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1613731922/ 街コン行きまくってた時映画好きの話して皆んな小津安二郎は知らないけど黒澤明は誰でも知ってたよ
さすがだと思った 一般人が誰を知ってる知らないなんてど〜でもい〜〜〜 流行歌の歌詞には真実も本質も含まれていませんので、真に受けると間が抜けますえ 何言ってんだよ
真実も本質も嘘もマコトも含まれてるから流行るじゃん んだべ
あなたにとっての本質はわたしにとっての表層 >>114
俺が一時期よく行ってたりらくるのマッサージの兄ちゃんは黒澤明という名前は知ってたが俳優だと勘違いしてたぞ それは黒沢年男じゃー
まあこっちの方が知名度は上かもしれん 雷蔵の遺作が「博徒一代 血祭り不動」って……せっかくの遺作だけどまんま東映の任侠映画で雷蔵や大映じゃなくてもいい
作品じゃん
これが最後の作品は辛いわ…… 黒沢年男は藤本P通して「黒澤作品に出たい」と言ったら
「苗字が気に喰わない 改名すンなら考えてもやる」と断られた 増村保造監督は鬼のような演技指導で有名で
名コンビの若尾文子はじめ皆同じような証言してるんだけど
船越英二だけは「監督から厳しい指導受けたこと全くありません」と述べてる
これは増村が船越なら演技指導徹底しなくても任せられると認めてたのか
逆に船越には何言っても無駄だろうと匙投げたのかどっちなんだろ そりゃ前者でしょ
こんなうまい役者世界でも滅多にいないから
説得力が異常 >>125
いや、むしろ三船敏郎と混同してる感じだった 増村保造スレで若尾文子がスターとして売れだしたのは1959年頃からと書いてあって
あれ1953年には「祇園囃子」1956年に「赤線地帯」で溝口作品出演だからもう1959年以前に大映のスターじゃんと思ったのですが実際のところはどうだったんですか? 玉尾はインスタ見てたら今でも勝新のこと愛してそうだよな
雷蔵との結婚するかも話私も本で読んだ 売れるってのはピンの主役で客入るのが条件じゃないかな 「十代の性典」はいまだに若尾文子の前ではタブーらしいから本人にとってはそれで人気者になっても恥としか思ってない でも個人的に増村作品は若尾文子と組んでない作品のほうが好き 大映の映画に司葉子出たことあったんだね知らなかった
若尾文子の写真集見ると表に出てない作品まだたくさんあるな
どんだけの量作ってたんだ でも若尾文子確か増村保造の没後かなり厳しい言葉で非難してたような 上野山功一亡くなったのか・・・
ご冥福をお祈りします >>140
永すぎた春
お嬢さん
獣の戯れ
に出演
いずれも主演
>>144
批判かなあ?
こてんぱんに絞られたと何度も言ってる
一回だけ自分のやり方を認めてもらったと 日本映画専門チャンネルって悪名と兵隊やくざよく放送してるけど何でだろう
あと市川雷蔵と勝新太郎て本雷蔵は興味あるけど勝新は興味ないから読むか迷う 特定の映画の放送が多いのは、放映権の購入の関係じゃないかな
1回放送する権利とか、期間中なら何度でも放送可とかね >>149
人気あるからでしょ
amazon prime videoとか他でも定番だし 『悪名』も『兵隊やくざ』も名作なんだけど長期シリーズ化に向いてない題材というか
どちらも極端にいえば第一作で話は綺麗に完結してるよね 毎回同じように完結するからエンターテイメントになるんや 長期シリーズ化に向いてない題材
だとしたらどうして長期シリーズになったんでしょうねえ?
じゃああなたはどんな題材が長期シリーズに向いていると思いますか? 俺は「あなた」とは別の人だけど
長期シリーズってサーガ形式とは別だと思っている
毎回緩やか、あるいはバッサリとリセットを行った上でバリエーションに物語を嵌め込んで行くのが一般的な長期シリーズの方法論かと
連続したストーリーが一貫して描かれるタイプの作品はシリーズと云うより、各作品が長編内の章立てになっている大長編物語(ロマン)とか呼ぶ方が妥当な印象
前者が若大将シリーズや男はつらいよシリーズ
後者が戦争と人間三部作やスターウォーズシリーズ
陸軍中野学校はどちらなのか難しいが、悪名は二作目までが後者で三作目以降が前者か 脚本家がシリーズで違うからしょうがないんだけど眠狂四郎も当初は自分も女である母から生まれた子ゆえ女は斬らないがポリシーだったのにシリーズが進むにつれて女も平気で斬るようになったね
性格も非情かと思えば人情家になったり 「悪名」シリーズはシリーズを重ねてもかなりの高水準を保っていたように思うが
勝新と田宮は日本映画史上最高のコンビかもしれんとさえ思う
流れるような演出の田中徳三と画面の美しい宮川一夫の相性がバッチリ合っていたのも大きいね 悪名はまだコンビて感じするけど兵隊やくざや犬シリーズはボーイズラブにしか見えない 見えたっていいし見えなくたっていい
そこをどうこう言う方がおかしい >>159
俺は真逆で悪名は最初は凄く面白かったけど
どんどんつまらない人情者になったという感想 その点、眠狂四郎は2作目で人情狂四郎が最高点に達して
それ以降はシリーズの無国籍エログロB級感と相まって
非情な剣客っぷりがハマっていった感じだね 「座頭市物語」「眠狂四郎無頼剣」
外様で敵役なのに主人公を食う存在感をみせる天知茂
井上ひさしに「『座頭市物語』は天知茂が勝新太郎に勝つのが納得いかない」と言わせしめ
「無頼剣」は雷蔵が自分より目立ってるという理由で天知茂の出ているシーンを削らせた ここで話題に出たから10年ぶりくらいに眠狂四郎見てるがまぁ面白いね
でも私が好きなのはぼんちや最高殊勲夫人みたいなの そもそも無頼剣は外伝的で天知主演のような造りしてるしね
狂四郎は補佐するかのようにキャラ改変され、最後の最後まで天知の印象が強く残る
よく雷蔵があれにOKだしたよな 三隅なら無頼より勝負、炎情の方が好きだね
元々無頼は眠狂四郎じゃない話よね 意外だよね
その話が本当なら雷蔵もスター様だったんだなと思った いくらヒットシリーズで大映がもうそれにすがるしかなかったとはいえ松方弘樹で眠狂四郎は無理がありすぎ
さすがの森一生や池広一夫でもどうしようもない
やはり市川雷蔵あっての眠狂四郎だから >>160
邦画三大BLシリーズ「悪名」「兵隊やくざ」「犬」シリーズすべてに深く関わった田中徳三監督
実は「鯨神」の本郷功次郎と勝新も結構キていると思った
>>165
>「座頭市物語」「眠狂四郎無頼剣」
外様で敵役なのに主人公を食う存在感をみせる天知茂
そうねえ三隅研次監督は天知茂が出ると人物の描写バランスが崩れるのかも
「斬る」でも最初の方の天知のところがピークになってしまっているように思うわ あとでカットしろとか言うくらいなら本読んだ時点で却下しろや分かるやろ 弁天小僧でも揉めたらしいが、元々伊藤と雷蔵は合わなかったらしいから
人気シリーズの一篇で意趣返ししてやろうという意識もあったんじゃないのか
と邪推したくなる カットしたらしいが無頼剣の天知茂はそれでも主演並みに目立ってるけどね >>162
同意
人情っていうか任侠だよね、ハードすぎてつまらない
悪名はアクションコメディのままがよかった
狂四朗は逆に、初期の気のいい青年みたいなのは、長谷川一夫っぽいヒーローに見える
ハードボイルドロマン時代劇は発明だね
>>166
あと「好色一代男」とか好き 殺陣といっても三船敏郎が黒澤映画でやったリアリティー重視のものもあれば勝新太郎や若山富三郎のように脅威の身体能力や刀さばきが凄く上手いもあるけど日本舞踊の流れを組んで踊るような殺陣もちゃんとある
この踊るような殺陣は歌舞伎出身の雷蔵は上手いと思うよ そういえば、今日の夜からBS12で狂四郎シリーズ一挙放送があるね。週一放送かな。 狂四郎の必殺技である円月殺法って刀で文字通り円月のように丸く弧を描いて相手に催眠効果与えるというかなり荒唐無稽といえば荒唐無稽な技なんだよね
劇中でも指摘されているが刀が自分の顔の真正面に来ると自分の視線塞ぐことになり隙が出来るわけだし
それが映画だと(原作の小説もだけど)不自然にならないから上手いんだろうな まあ出自からして、転び伴天連による黒ミサの儀式で生まれた栗毛の呪われた子だしな >>174
三隅研次は天知茂のことを個人的に買って評価してたから三隅作品に天知茂が出ると自然目立つようになる
同じ大映のシベリア抑留組でも西岡善信は学徒出陣の将校だったから三隅監督のほうが厳しいところに行かされたらしい
酒も飲めないし人付き合いも他の監督と比べると余りしなかった
本人は陰気な性格はシベリアのせいと言っていたようだが >>176
狂四郎に土下座させたりな
「無頼剣」は不可解なシーンが多い 柴田錬三郎は「これは狂四郎ではない」と激怒したってな 「座頭市物語」も天知茂ばかりかっこよくて
ぶっちゃけ勝新は薄気味悪い按摩にしか見えないからな
まあ名作というならそれはそれで にしか見えないて、薄気味悪い按摩だからそれで合ってると思うよ 「悪名」もそうなんだがシリーズものの宿命で「座頭市」も寅さんかよと思うくらい人情話になって座頭市も優しいおじちゃんになっていく >>194
テレビ版になると勝新の意向が強くなって異形の人に戻るんだよな >>189
あれは強盗の一味と知った上で探りを入れてたのかと思った 大映映画おしゃれ手帖て本買ったけど案の定中身全部絵
これが手間をサボらずに写真だったらどんなに良かったか 東映だと遠藤辰雄とか汐路章とか「何の映画観てもいつも脇役で出てんなあ」って俳優がすぐに思い付くんだが大映でそういう存在ってあんまり浮かばないというか強いて言えば木村元や伊達三郎や五味龍太郎あたりになるのか 大映ニューフェイス第10期は田宮二郎・叶順子・毛利郁子と才能がある若手が揃ってたんだが皆大映を不幸な去り方したな
叶順子は順調に行けばスターになれただろうに撮影の照明のせいで失明寸前になり引退は撮影所が悪いだろう 炎情剣は瑳峨三智子がやれば良かった。
中村玉緒は合わない。 元々目が悪かったのを悪化させるくらいはあったんだろうけど
「そのせいで失明寸前」というのは言い過ぎよ 炎情は傑作
玉緒ではラストに斬られてもあんまり感じるものがない 本郷功次郎は雷蔵・勝新に次ぐスター候補と言われてたんだが
これといった映画に出会えず伸び悩んだ印象だな
時代劇のスターにしたいのか現代劇のスターにしたいのか大映も扱いかねてた >>213
いわれていたんじゃなくて
大映側が勝手に言ってただけ
世間はそんな風には見てなかったしとてもそんな器じゃなかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています