心無??礙 無??礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃

【盤珪から】
心に、引っかかるものがなくなれば、
恐怖がある筈もなかろう。
仏とか衆生と言うのも迷い。
そんな夢から覚めよ。
それを、究極の涅槃と呼ぶ。

【白隠から】
神通力や妙用を特別視する必要はない。
つまらぬ拘りを一切捨て去れば、
 迷いがなくなるというだけの話。
"わきまえて”という
 儒者的な社会規範の無意味さに気付けばよいのである。
そもそも、日常生活を一心に追求しないから
 そういうことになるのである。