引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
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C[x_0, ..., x_n]_k → H^0(X, O(k))を上の方法で定める。 これが同型であることを示す。 線形性は明らか。 単車性: 多項式fが零切断に移るとすると、各ファイバーL'_xに制限しても0。つまり、L_x上の関数として0。 (1) 包含L ⊂ P^n × C^(n+1) (2) 第2成分への射影P^n × C^(n+1) → C^(n+1) (3) f: C^(n+1) → C を考える。(1)と(2)の合成は全射で、(3)はfが0でなければ零写像ではない。だから、すべてのファイバーに制限して0ということは、fは0である。 あとは全射性。 >>414 symmetric monoidal categoryのピカール群は群である ある環付き空間の上の連接層の圏はsymmetric monoidal categoryである >>424 まず、s∈H^0(X, O(k))を0でない任意の切断とする。次に、f∈H^0(X, O(k))をk次多項式Fから定まる切断とする。比 s/f を考える。これは、局所的にXの有理型関数で、開被覆の共通部分で変換関数が約分されて消えるから、X全体の有理型関数になる。 O(k)の切断はL_x上の切断だから、s/fはC^(n+1)\{0}上の有理型関数を定める。作り方から G = F s/f はC^(n+1)\{0}上の正則関数。Hartogsの定理から、これはC^(n+1)上の正則関数に拡張できる。 s/fがP^n上の関数で、Fは斉次多項式だったから、G(λz) = λ^k G(z)。これを満たす正則関数、これはk次の斉次多項式。作り方から、sはGの像。 O(n)を次数付き加群に附随する層として定義した場合は、これハナクソレベルに簡単なのね だから多分、O(1)を先に定義しておいて、O(-1)が∪(x, l) (x∈l⊂C^(n+1))であることを示す方が簡単だと思う >>414-415 直線束が同型であることの定義を誤解していると思われる Caution 5.13.1 If S is a graded ring which is not a polynomial ring, then it is not true in general that Γ_*(Ox) = S (Ex 5.14) とあるし、polynomial の場合に正しい事の証明 prop 5.13も15行ほどあるので自明とまで言えるかは構成次第だな >>428 「Hartogsの定理から」というのはよく使われるが 本当は「Hurwitzの定理から」が正しい。 >>432 直線束はファイバーの集まり∪E_xで、E_xはどれも同型ですよね? だから直線束は全部同型なんじゃないんですか? たとえばP^1で考えてみたら? P^nのPicard群はZだけど、別に一般的に考えなくても、自分の知ってる直線束2つ(OとO(1)とか、OとO(-1)とか、O(1)とO(2)とか)が同型でないこと調べたら? symmetric monoidal categoryのピカール群は群である ある環付き空間の上の連接層の圏はsymmetric monoidal categoryである したがって群にならなければ矛盾する P^1だと Oの大域切断は定数だけ O(1)の大域切断は2次元 >>437 骸骨の踊り >>438 クラゲのダンス >>436 >>438 それらが同型ではないという事実自体は知っています たとえばOとO(1)は大域切断が異なります 私の疑問は、それらはともに同型な1次元ベクトル空間の合併なのにもかかわらず、なぜ同型ではないのか、ということてす 層って、すべての点xのstalkが同型なら同型でしょ? なら直線束の切断の層って、stalkは全部O_X,xだから、全部同型なんじゃないの? 張り合わせかたが違ったら全体として同型にならないのは当たり前やん? R×[0,1]の端っこの張り合わせかた変えたら片方は円環になってもう一方はメビウスの帯になるでしょ? 前層の準同型φ: F → Gがあって、φが各xのstalkに誘導する準同型φ_x: F_x → G_xがすべて同型なら、FとGは同型 だが、各F_xとG_xに同型が存在しても、FとGは同型とは限らない。 もしそうなら、おっしゃる通り、与えられた階数rの局所自由層はすべて同型になってしまう 正則直線束(L_1, π_1), (L_2, π_2)が同型とは、複素多様体としての双正則同型f: L_1 → L_2で、 ・π_2○f = π_1 ・∀x∈X、fはベクトル空間の同型写像(L_1)_x →(L_2)_xを誘導する となるものが存在すること。 Xの開被覆U = {U_i}を十分細かく取れば(L_1, L_2が局所自明になる開被覆の共通部分を取ればよい)、∀i φ_1,i: π_1^(-1)(U_i) 〜 U_i × C φ_2,i: π_2^(-1)(U_i) 〜 U_i × C とできて、{(π_1^(-1)(U_i), φ_1,i)}, {(π_2^(-1)(U_i), φ_2,i)}はそれぞれL_1, L_2の正則な座標近傍。だから、fが同型であることは、∀i, j ψ_i,j = φ_j○f○φ_i^(-1): (U_i∩U_j) × C → (U_i∩U_j) × C が双正則で、ψ_i,jが各点xに誘導する線形写像 ψ_i,j(x, ・): C → C が同型となること。 結局この問題も前のHartshorneのprop 5.13絡みなんだよな Sが次数付環k[x0‥xn]、M=S、N=x0S+‥xnSをそれぞれ次数付きS加群としたとき、M^、N^がそれぞれO(0), O(1)になる この時Γ(P, M^) = M0、Γ(P,N^) = N0になるならO(0)、O(1)は非同型と言える(Global sectionの次元も計算できたことになる) 改めてRiemann-Rochのすごさがわかるなぁ Cartier divisorの方が自然だとは思うが、Weil divisorの方が簡単だし代数的サイクルなどにも発展していくのか? 1-コサイクル{(U_i, φ_i,j)}与えたときに、ラインバンドルはどう決まるんだっけ? X = ∪U_i L = ∪L_x (L_x = π^(-1)({x}))L_x 〜 C とする。φ_i,jは、 φ_i,j: (U_i∩U_j) × C → (U_i∩U_j) × C φ_i,j(x, z) = g_i,j(x) z (g_i,j(x)∈GL(1, C)) と表せて、各g_i,jは g_j,i g_i,j = 1 g_k,i g_j,k g_i,j = 1 を満たすとする。 π^(-1)(U_i) = U_i × Cとし、Lはすべてのiに関するπ^(-1)(U_i)の和集合とする。 π^(-1)(U_i)とπ^(-1)(U_j)は、φ_i,jで移りあう点を同一視する。 こういうことができるためには、第3のπ^(-1)(U_k)を取ったときに、π^(-1)(U_i∩U_j∩U_k)上で φ_j,i○φ_i,j = 1 φ_jk○φ_i,j = φ_i,k ⇔ φ_k,i○φ_jk○φ_i,j を満たすことが必要十分だが、それはcocycle条件そのもの。 >>454 > φ_jk○φ_i,j = φ_i,k ⇔ φ_k,i○φ_jk○φ_i,j → φ_j,i○φ_i,j = 1 φ_jk○φ_i,j = φ_i,k ⇔ φ_k,i○φ_jk○φ_i,j = 1 >>454 > φ_jk○φ_i,j = φ_i,k ⇔ φ_k,i○φ_jk○φ_i,j → φ_jk○φ_i,j = φ_i,k ⇔ φ_k,i○φ_jk○φ_i,j = 1 じゃあPic(X)がH^1(X, O_X^*)と同型であることは? >>458 (1) Pic(X)が群であることを示す テンソル積が積、自明なline bundleが単位元、双対が逆 (2) Pic(X) → H^1(X, O_X^*)の全射性を示す まず、line bundleを取ると変換関数が1-cocycleをなすから写像が定まる 任意の1-cocycleはline bundleを定めるから全射 (3) 単射性を示す 2つのline bindleの変換関数の比がcoboundaryになっているなら、それは同じline bundleの変換関数である 複素平面から原点を除いた空間はスキーム論では Spec(C[t, t^(-1)]) ですが、多項式の零点集合ではないので座表を使った代数幾何では扱えないのでしょうか? >>463 C[t, 1/t] 〜 C[x, y]/(xy - 1)だが V(xy - 1)の射影化V(xy - z^2)⊂P^2は群スキームになる? ならない 固有な群スキームがアーベル多様体 一次元アーベル多様体=楕円曲線 なかなかというか、導来圏の代数幾何学への応用は最先端の発展途上なテーマなイメージがあるが 代数幾何絡みの導来圏のテーマってフーリエ向井変換とtilting complexの話しか知らないな なんか発展あったのかな? small resolutionの特徴づけみたいことができるらしいが 孤立特異点の分類の話で 特異点解消が一次元の例外集合 を持つものでできるとき その解消をsmall resolutionという こういうものはあまり多くないから これらを特徴づけるいろんな条件が考案されている その中に導来圏を使ったものがあるらしい >>474 thx どっかで時間あったら探してみます どうやるんやろ やっぱクリスタル・コホモロジーよりエターナル・コホモロジーの方が進化系なん? ムーンシャインとかsyzygyとかも代数?エターナル・コホモロジーとどっちが強い? コホモロジーというのは障害らしいですね モンスターというのも倒すべきなんでしょうか? クリスタルやミラーシンメトリーやムーンシャインなどを駆使してモンスターを退治するんですよね? やっぱり、エターナル・コホモロジーが最強なんでしょうか? 導雷圏というのもアラベスクみたいでいいですよね 素敵な世界観です ChowモチーフはAbel圏じゃないが、Hodge structureはAbel圏になる τ∈H := {z∈C | Im(z) > 0}に対して C_τ: y^2 = 4x^3 - g_2(τ)x - g_3(τ) ⊂P^2 とする。ただし、 L = Z⊕Zτ g_2(τ) = 60 Σ[z∈L\{0}] 1/z^4 g_3(τ) = 140 Σ[z∈L\{0}] 1/z^6。 τも座標だと思って、 M: y^2 = 4x^3 - g_2(τ)x - g_3(τ) ⊂ P^2 × H としてみる。 γ = [[a b], [c d]]∈SL(2, Z), τ∈Hに対して、 γτ = (aτ + b)/(cτ + d) とする。Y = PSL(2, Z)\Hとすると、C_τの同型類とYの点が1対1に対応するので、 M → Y が定まる。 ここまで勉強した。 >>134 5章のテータ関数の章がまったく読解できんから教えてくれ。 まず、Corollaly 5.5. に出てくる双線型形式S(v, v)の定義がわからん。 おそらくVのHermitian form Hの実部からできる対称双線型形式なんだろうが、どこで定義されてる? それ以上に、困ってるのは以下の2つ おそらくB^上の双線型形式であろうu^(v)の定義がどこに書いてあるのか全く見つからない。 この章で頻繁に引用されるTheorem 2. 13. が存在しない。どの命題の間違いなのかも検討がつかない。 Igusa Mumford (Tata lectures on theta 1) Birkenhake-Lange Griffiths-Harris (Chapter 2) アホな質問ですみませんが 微分方程式で言う特異点と代数幾何で特異点って同じ意味ですか あと特異点解消定理と微分方程式ってどれくらい関係あるんですか >>500 同じ意味ではないが関連性はある あと、特異点解消定理が微分方程式の解の特異性の解析に 応用されたことがある 回答ありがとうございました 違う意味なのかー でもたまたま言葉尻と偶然重なったというか 関連性自体はあるのですね 関連性に興味出てきました >>502 >特異点解消定理が微分方程式の解の特異性の解析に >応用されたことがある >>501 >D-module齧ったら同じに見えてくる 宜しければ該当する論文やテキストなど具体的に挙げて下されば幸いですm(_ _)m M. F. Atiyah, Resolution of singularities and division of distributions, Comm. Pure Appl. Math. 23 (1970), 145–150. >>505 わざわざすみませんですがそれはググったらすぐ出てくるヤツですが ページ数もめっちゃ少ないしイチからちゃんと勉強できる文献じゃないですね textがいいなー ていうかもしかして回答してくれた人も 即興でググって出たソースだけで回答してくれたパターンかも? どうもあんまり両者は関係してないっぽく感じてきた Malgrange, B., Int´egrales asymptotiques et monodromie, (French) Ann. Sci. Ecole Norm. Sup. (4) 7 ´ (1974), 405-430 (1975). Varchenko, A. N., Newton polyhedra and estimates of oscillatory integrals, (Russian) Funkcional. Anal. i Priloˇzen. 10 (1976), no. 3, 1338. Grothendieckとか言う弟子が自分の研究継がなかったことに癇癪起こす老害 >>506 Varchenkoのはすごく有名だからtextもこの辺でググれば いろいろなものが見つかるのではないか J.M.Kantor Singularities and Newton polygons 教育的 M.Greenblatt Newton polygons and local integrability of negative powers of smooth functions in the plane 標準的 エンペンメン ショックペンメン カリィペンメン ジェアムアジスン ホッジって、何をほじるんだ? ハナクソか?*←これハナクソか? ハナクソつけたらベクトルが反転するのか? 冗談じゃねえよ。やってらんね Do you love algebraic geometry? I cannot find the oranges. X = Spec(R) Y = Spec(R/I) とする。閉埋め込み i: Y → X における Γ(X, i_*(O_Y)) Γ(Y, i^(-1)(O_X)) は何になるか考えてる。ただし、i_*(F)は、開集合U⊂Xに対して、F(i^(-1)(U))を対応させる前層。i^(-1)(F)は、開集合V⊂Yに対して、indlim[i(V)⊂U]F(U)を対応させる前層。 i^(-1)(X) = Yなので、 Γ(X, i_*(O_Y)) = Γ(Y, O_Y) = R/I。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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