代数幾何を勉強するためのスレッド
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ゆっくり代数幾何を勉強するためのスレッド。
初めてスレッドを立てるので、至らない点あれば教えていただけると幸いです。
HartshorneとLei Fuの本を併用して読んでいます。みんなで疑問点を潰し合う、私の備忘録にする、そういう風に使おうと思います。 私も代数幾何を勉強しています。
お互いに頑張りましょう。 自分はさいきん代数幾何の特に交叉理論の勉強してます
がんばろ〜 Liuを最後の章まで読みたい
並行して、楕円曲線と類体論をまったり勉強する Mumfordの代数幾何学講義を読む予定です
質問あったら書き込んでいくのでよろしく。 スレ主です。皆さんご参加ありがとうございます。嬉しいです。
一緒に頑張りましょう! 今日の進捗
1.Hartshorneの命題2.3の証明を追った。次のようなもの。
・Aが環のとき、(Spec A, O_spec A)が局所環付き空間である。
・φ A→Bが環の準同型であるとき、Spec BからSpec Aへの自然な局所環付き空間の射が誘導される。
・AとBが環のとき、任意のSpec BからSpec Aへの局所環付き空間の射は環の準同型から上の主張のようにして誘導される。
2.アフィンスキーム、スキーム、下部位相空間、構造層、スキームの射の定義をした。
スキームの例を2つ見た。アフィン平面の部分の行間にわからない部分があるが、もう少し考えてみようと思う。 解説はHartshorneに譲るとして、イメージは
・局所自由層(ベクトル束)の一般化
・層コホモロジーの理論が展開できる便利なやつ
かな 代幾といって思いつくのは、
青チャートの代数・幾何
山本の1次変換の基本
写像と軌跡 双有理幾何学というのは、射影幾何学の自然な一般化であって、本来直感的なもののはずなのに、まったく幾何学的な内容が頭に浮かんでこない Hartshorneの定義だと、構造層O_XがO_X加群として連接であることは自明に見えるのだが、私は何か勘違いしているのだろうか?
たとえば岡の連接定理は、複素多様体の正則関数の層O_Xが、O_X加群として連接ということを主張していて、これは大定理なんだよね?全然自明じゃないんだよね? >>14
それはスキーム論の特殊事情
一般の環付き空間に対する連接層の定義はもう少し複雑、例えばwikipediaで見ることができる 導来関手のwell-definednessがなかなか理解できなくて難しい。
特に射のwell-def 本気でDerived categoryの話しを勉強するならLNM10のresidues and duality の最初の方の解説読む方がいいかも。 因子と可逆層
線形系と有理写像
ampleness
交点数
ブローアップ
このあたりが重要なのは分かるが、頭が追いつかない
誰か、こいつらの意味や関係性を分かりやすくまとめてくれないか >>18
ありがとう。探して読んでみようと思います。
今アーベル圏でのホモロジー代数の準備をしていて、その中で導来関手が出てきたのだがよくわからなくて困っていたところで。。
参考にします >>19
それぞれ基本的な概念だから、苦労しながらでも本を読んで頑張るのが一番だと思う
とりあえずナイーブにではあるけど説明してみる
因子は余次元1の部分多様体に注目したもので、"動かす"ことで一致する2つの部分多様体を同一視した同値類を考える、という発想が基本
その同値類[D]からは自然に可逆層(=直線束)O(D)が定まる
また、Xの因子の同値類[D]を一つ定めると、とある手続きによりXから射影空間への有理写像が得られる
この写像は「O(D)の大域切断がどれだけあるか」ということに関係しており、特に大域切断が"十分に多い"場合にはこの有理写像は閉埋め込みを与える
このような因子を豊富(ample)であるという
交叉理論は、簡単に言えばXの任意の2つの部分多様体の交わりを定めようという話
どこに困難があるかというと、良い交わり方をしているとは限らないこと
これはdim(V∩W)>dimV+dimW-dimXとなる場合で、期待されるより大きな次元で交わってしまっている
どう解決するかというと、一方をうまく"動かして"よい交わり方をするように置き換える(ここでも動かして一致する2つの部分多様体は同一視するという考えを使っている)
ample divisorの特徴づけには交点数を用いたものもある
ブローアップは抽象的に定義するだけなら簡単、実際に計算したりすると大変になるけど
ざっくり言えばスキームや多様体の中の悪い点を解消する操作で、証明の中で使うことも多い
(ブローアップにより状況を改善してから主張を示して、ブローダウンしても同様に正しいことを示す、といった流れなど)
他にも多様体の様々な不変量がブローアップによりどのように変化するのか、といったことは基本的な興味の対象となっている 計算して分かった
因子から定まる有理写像って、二次曲線の立体射影を一般化したようなものか >>1
乙です
1さんは、代数幾何そのものを主戦場にされる予定ですか?
>>5
Mumford代数幾何学講義は自分も気になっていた本でした
応援してますよ >>23さん
自分はアカデミックに残って研究しようと言うつもりはないのですが、目標としては数論幾何を趣味でやろう考えています。 ハーツホーンなんか読んでも何にもならない
数論幾何をやりたいならサッサとSGA4を読もう
必要なスキーム論は適時EGAで補う >>19
>このあたりが重要なのは分かるが、頭が追いつかない
数論的な文脈に迫られて学ぶのが一番いい >>24さん
そうですか
モチベーションの維持が大変だと思いますが頑張ってください、応援しております
また気が向いたら進捗を書き込んでください、楽しみにしてますよ >ハーツホーンなんか読んでも何にもならない
さすがにそれはない
全部読む必要もない 広中平祐ってよくあんな時代に難解な
スキーム理論をものにして大定理を証明したよな >>33
広中さんは、局所理論は永田さんに、大域理論はグロさんに学んだんだろ。 代数分科会ってすげぇよな
分野が半端なく広いから、身内の研究内容しかわからない
他人の研究内容はほぼ分からん
でも自分の講演後に、知らない人からまさかの質問飛んできてまじでビビった
たった3分の講演でも身内以外に聞いている人がいたことに感動した 表現論絡みだよ
どこの分科会にも出ているよ
代数分科会だけは雰囲気が独特だね
他は和気あいあいだけど 代数分科会ってそんな感じなんだね
ここはまったり良スレになる予感 最近は大学のセミナーで代数的整数論(ノイキルヒ)をやっているのでそれほど代数幾何に時間が割けないのですが、ここ数日でデデキント環と少しばかり友達になれた気がして嬉しい1です。
さっきの進捗として
デデキント環を非自明なイデアルで割った環がアルティン環である
を示しました。(証明あってると思うけどそんなに自信ないので突っ込んでもらえると嬉しいです)
(証明)Oをデデキント環とし、IをOの非自明なイデアルとする。このとき、O/IはOがネーター環であることよりネーター、かつ次元が0である。
実際、O/Iの素イデアルはIを含むOの素イデアルと一対一に対応しており、Oがデデキント環よりそれらは全て極大イデアルである。
よって、再びイデアルの対応定理よりO/Iの素イデアルは全て極大イデアルになるので次元が0であることが従う。
以上より、O/Iが0次元ネーターであることが言えたのでアルティン環である。(終)
よかったらコメントお願いします トリップの付け方がわからないのですが、これであってるんですかね..
明日代数幾何の講義があるので進捗を話せたら話します(^^) Aを次数付き環とし、X=Proj(A)に対する、Serreのtwisting sheaf
O_X(n)
のアファイン開集合における切断が、具体的にどんな加群になるのかがわからない。
理解していない部分があると思うので、わかる範囲で正確に述べることを試みる。間違いがあったら、指摘して欲しい。
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Aを次数付き環とする。
X = Proj(A)
とする。これは、集合としては、
X = { P ⊂ A; 斉次素イデアル }\{ A自身, Aの1次の元全体で生成されるイデアル }
Xの開集合は、各斉次元f∈Aに対して、
D+(f) := { P∈X; f∉P }
で生成される。
各開集合D+(f)に対して、Xの構造層O_Xの切断は、
Γ(D+(f), O_X) = (乗法系f, f^2, f^3, ... によるAの局所化)の0次成分 (A[1/f]_0と書く)
fとして1次の元をとり、Xを各D+(f)に制限すると、
X|_D+(f) 〜 Spec(A[1/f]_0)
なので、Xはスキームになる。
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引き続きAを次数付き環、X=Proj(A)とし、Mを次数付きA加群とする。
Mに付随するO_X加群の層M~が、以下のように定まる。
各斉次元f∈Aと、開集合D+(f)に対して、M~の切断は、
Γ(D+(f), M~) := (乗法系f, f^2, f^3, ... によるAの局所化)の0次成分
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次数付きA加群Mに対して、n-th twisting M(n)を以下で定める
M(n)のd次成分 := Mのn+d次成分
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Aを次数付き環、X=Proj(A)とする。
A自身を次数付きA加群とみなして、
O_X(n) := A(n)~
と定義する。 M~の切断のところ。
> Γ(D+(f), M~) := (乗法系f, f^2, f^3, ... によるAの局所化)の0次成分
これは
> Γ(D+(f), M~) := (乗法系f, f^2, f^3, ... によるMの局所化)の0次成分
の間違い AをNoether環、BをA係数多項式環
A[x_0, x_1, ..., x_N]
とし、X=Proj(B)とする。
O_X(n) = B(n)~
まず、大域切断。
X=D+(1)、B(n)=B(n)_(1)と、Γ(X, O_X) = Aから、
Γ(X, O_X(n))
= B(n)の0次成分
= Bのn次成分
= (Bのn次単項式でA上張られる加群)
続いて、1次の斉次元x_0に対するD+(x_0)上の切断。
Γ(D+(x_0), O_X) = A[x_1/x_0, x_2/x_0, ..., x_N/x_0]
Γ(D+(x_0), O_X(n))
= { m/(x_0)^d; m∈B(n)のd次の元 }
= { m/(x_0)^d; m∈Bのn+d次の元 }
写像h: Γ(D+(x_0), O_X)*(x_0)^n → Γ(D+(x_0), O_X(n))を、
h(f*(x_0)^n) = f*(x_0)^n
で定めることができる。x_0は零因子でないから、hは単射。任意のm/(x_0)^nに対して、h(m/(x_0)^n * x_0) = m/(x_0)^nなので、hは全射。よって、
Γ(D+(x_0), O_X(n)) = Γ(D+(x_0), O_X) * (x_0)^n
----
より一般に、
次数付き環B、X=Proj(B)、1次の斉次元f∈Bに対して、
Γ(D+(f), O_X(n)) = Γ(D+(f), O_X) * (f^n)
よって、
O_X(n)|_D+(f) = (f^n) O_X|_D+(f)
となり、O_Xは可逆層になる。 さいご
> O_Xは可逆層になる。
は
> O_X(n)は可逆層になる。
に。 全射性のところ
> 任意のm/(x_0)^nに対して、h(m/(x_0)^n * x_0) = m/(x_0)^nなので
は
> 任意の
>
> m/(x_0)^d∈Γ(D+(x_0), O_X(n)) = { m/(x_0)^d; m∈Bのn+d次の元 }
>
> に対して、
>
> h(m/(x_0)^(n+d) * (x_0)^n) = m/(x_0)^d
>
> なので、hは全射。
に。 エタールコホモロジーはSuslin複体によって
グロタン位相を用いず定義することもできる 混合モチーフの導来圏から混合モチーフの圏を抽出
できるならその存在からスタンダード予想は解ける 局所化は分かるけど、完備化にはどんな意味があるの? Lei Fuのalg-geomの2章を読み進めています。
effaceableやuniversalな関手などの概念が出てきていてどういう気持ちからそのような概念が必要なのかよく分かってない段階です。
一応導来関手がこのような関手の例になっているのでとりあえず先を読み進めてみようと思います。もし詳しい方がいらっしゃればご教示願えると幸いです。
今は環付き空間Xに対し、Ox-mod上の層のアーベル圏が十分単射的対象を持つことの証明について読み進めています。なかなか手強いです >>39
これは間違いないね
思うに、数学で重要なのは、抽象的な一般論ではなく、各数学的対象が固有に持っている非自明な構造だ
たとえば、円分体の類体論は、Frobenius自己準同型という有限体が自然に持つ構造により記述される
その拡張である、虚二次体の類体論(虚数乗法)は、楕円曲線のモジュラー不変量と等分点という、こちらも自然な構造により記述される
特異コホモロジーもエタールコホモロジーも、単なる集合としてみれば、どちらも有限次元のベクトル空間であり、調べることは何もない……というわけには行かない
(l進)エタールコホモロジーにはGalois群が自然に作用するため、豊かな理論が生じる
特異コホモロジーも、ホモロジーのサイクルに対して積分が定義できることがde Rhamの定理に繋がる >>56 さん
ガロア表現は確かに楕円曲線やエタールコホモロジーなどの本で見かけるという風にきいたことはあるのですが、実際にガロア表現を学ぼうと思ったら必要な前提知識や、おすすめの本などはありますか? >>56
>抽象的な一般論ではなく、各数学的対象が固有に持っている非自明な構造だ
>調べることは何もない……というわけには行かない
ここにこそ鉱脈があるもんね そもそもエタールコホモロジーを定義できたのは「アーベル圏」「サイト」といった抽象的な一般論を見出したからでは 誰かが整備してくれた道具立ては、便利なものだから、ありがたく使わせていただけばいいのだ
ただ、その背後には膨大な具体例の考察があるのだ 圏論やホモロジー代数は、「数学」というより「フレームワーク」だからな SerreのAbelian l-Adic Representations and Elliptic Curves
おれは読んだことないが サイトに大幅な具体例があったようには思えない
むしろ位相を層に都合のいいように圏論的に書き直した、極めて自然な流れのように思える
これぞ数学の醍醐味だ 圏論もホモロジー代数も万人が数学って言ってるのに、
数学じゃないって言う方がおかしくないか? 内容か形式かというと形式寄りの議論だという意味だろう>数学じゃない ・島を見つける
・標準航路を作る
・植民して開拓する
でいう後ろのほうという意味だろう>数学でない
良スレを荒らしてすまん グロタンディークは形式よりで大発見してるし数学じゃないと言われると違和感感じるが……
ちょっとむきになってしまったわ、すまん
ここで終わりにしてくれ 一元論で考えるのがよくない
形式と実体の二面性があるので 代数幾何というのは数論幾何のためにある
というかすべての数学は数論幾何のためにある
数論幾何以外は数学じゃないし単なる道具だよ >>74
これは間違いないね
結局、数学の自然な発展って、数論幾何なんだよな 数論幾何を研究しても、なんの役にも立たない
タバコの煙の粒子の一秒後の位置を予測することさえできない グレブナー基底ぐらいになると普通に具体的で実用性のある数学だけどね。
可換環とか代数幾何の共通部分なのに 数学の正確な定義は分からないが、少なくともwikipedia、arxiv、mathoverflowなどで数学として扱ってるものを、
どこかの誰かさんが数学でないと言ったところで間違ってるとしか言いようがないだろう ここは代数幾何やそれにまつわる数学を勉強するためのスレッドなので何が数学かとか、数論幾何が現実世界の役に立つのかなど話し合うのに興味のある人は是非他所でやっていただきたいのです。
今日もスレ主は気ままに代数幾何を勉強しています。Lei FuのAlgebraic Geometryの第2章 prop1.15あたりまで勉強しました。
(X,O_x)をringed space, FとGをO_x module としたときに、Ext^1 o_x(F,G)(←これを以下単にExt と書くことにする)と、FのGによる拡大の同型類の集合(これをSとする)の間にはone-to-one mapが存在する
ことの学習をしました。両側向きの写像を構成し、Ext →S→Ext と合成すると確かにidentityになることは証明できたのですが、逆にS→Ext →Sと合成してidentityになるかがまだ証明できていません。もう少し粘ってみようかとは思っています。 結局行間が埋まらなかったので、諦めて必要な可換環論の準備をしました。(飛ばしたところはセミナーで友達に尋ねます)
Artin-ReesのlemmaとKrullの交叉定理の証明を追いました。結構な時間がかかりましたが、ひとまず嬉しいです。 エタールコホモロジーは、特異コホモロジーのアナロジーだし、楕円曲線のTate加群の一般化だから、背景に具体的な考察があると思うけど
まあ、個人の解釈の問題だし、数学観で数学ができるようになるわけじゃないから、どうでもいいけど 代数幾何学以前の話だけど、Dummit and FooteのAbstract Algebraは、具体例が豊富でいいですね やみくもに代数幾何を学んでも不毛なのだよ
数論幾何という明確な目標を目前に置くのだ 趣味でやるなら自己満足なんだから不毛とか関係ないよ
金にならなくてもポストを得られなくても仕事に繋がらなくてもそんなの関係ない
本人の満足だけが目的なんだから不毛という言葉が不毛 数学は趣味でやれるほど甘いものじゃないのだよ
子供がやる数学モドキのお遊びとは違うのだから >>89
>趣味でやるなら自己満足なんだから不毛とか関係ないよ
>金にならなくてもポストを得られなくても仕事に繋がらなくてもそんなの関係な
いや、趣味でやるにしても、ちゃんとストーリーや興味の核の紡ぐように学んで行かないと
数学の醍醐味が味わえずいずれ挫折する
というか、数学に「趣味でやる」「趣味でやらない」は関係ない。
本業でやるにしても、趣味でやるかのように取り組まないと、良い論文は書けない >>88
>やみくもに代数幾何を学んでも不毛なのだよ
>数論幾何という明確な目標を目前に置くのだ
その通り、代数幾何は道具でしかない
というより、全ての数学は本来は数論を前提にしないといけない。
形式的なかっこよさで代数幾何に飛びついても最初だけでいずれ挫折する
というか挫折すべき。挫折するのも才能 >96
数論が好きというより絡み具合がここまで有機的な知的構造物が
数論以外にない 数論幾何って、具体的にどんな分野があるの?
代数幾何なら、専門は双有理幾何ですとか、モジュライ理論ですとか言えるけど >>93
>本業でやるにしても、趣味でやるかのように取り組まないと、良い論文は書けない
禿禿しく同意 Lei FuのEtale Cohomology Theoryをかなりいい加減に読んでる
とりあえず、結構理解できたという実感があるので、DeligneのWeil Conjectureを読もうと思う 代数幾何学おぼえること多すぎ!
・超越拡大体
・可換代数
・Noether環
・局所化、Hom、テンソル
・準素分解
・整拡大、離散付値環
・次数付き環、Hilbert多項式
・完備化
・Krull次元
・Cohen-Macaulay環、Gorenstein環
・ホモロジー代数
・導来関手
・スペクトル系列
・スキーム論
・加群の層、とくに連接層
・固有射、射影射
・Weil因子、Cartier因子、線形系
・各種relativeな構成たち
・層係数コホモロジー
・複素多様体論
・多変数函数論
・ベクトル束
・Kähler多様体 グロタンディーク宇宙について分かりやすい新しい目の文献ありませんか >>102
一通り理解してあとは必要に応じて使っていたら空気になる
「覚える」というのとはちょっと違うと思う イタリア学派とか、こんな道具立てがなくても具体的なことやってたはずなんだよな
道具の勉強だけで1年以上かけるのはもったいないよね 代数幾何を勉強するためのスレッドで代数幾何の必須知識を勉強するのはもったいないとは モチビィックガロア群と多重ゼータで数論幾何を超えた数学を作る、みたいな話は夢があるよね。古庄さん達がやってるみたい。さっぱり分からないから言葉尻の印象だけど… こんなもん研究するには、SGA4とかDeligneのWeil Conjectureなんか、学部3年くらいまでに理解してなきゃ無理だと思えてくる そういう抽象的なのは専門家にまかせて、
俺、楕円曲線とか保型形式とかもっと具体的なことやるよ >>106
そうそう
不勉強の言い訳にするのは論外だけどそこが本質だと思うよ
このスレの何人が多少は画期的な論文を書けるものやら
>>102とか道具に圧倒されて終わる典型で某教授が代数幾何は墓場と言ってたのを思い出す
数学人生が前提なら個人的には複素代数幾何(や複素幾何)の方がずっと実り多いと思うね >>112
いや、スキーム論自体が数論的動機で生まれたのだから、
代数多様体自体を扱う【だけ】ならスキーム論なしでもあまり問題ないってだけ。
でも数論を代数幾何的に扱う時にはグロタンディーク数学が必要になる。 >>109
>こんなもん研究するには、SGA4とかDeligneのWeil Conjectureなんか、
>学部3年くらいまでに理解してなきゃ無理だと思えてくる
日本のように「少ないアカポス枠を無理やりゲットするため」には或いはそうかも知れないが、
研究自体には多分そんな事はないだろうし、
そもそも勉強と研究の境目を気にしてるようじゃダメだ
一生を準備だけで終わっても幸福と思えるくらいの人なら、なんとかなると思う
工学部なら学部生でも新しい結果を出したりするけど、
そういう他人からの評価を気にしないこと
勉強をしていて、「もう教科書にはあまり面白いレールがないな」と思ったら、
その時が自然に研究modeになる合図。
ずっと面白いレールがあり続けるのもそれはそれでいいかも知れない・・・。 >>113
でも複素幾何もスキームがないと無意味にゴタゴタする >>113
川又本に代数多様体の性質を調べるのにスキームの圏まで広げて初めて得られる結果があった気がする そりゃ一世代前の代数幾何を一生懸命習った人には苦かもしれないが、スキーム自体は別に難しいわけでも、著しく直感に反するわけでもないと思う 現在「日本国内の代数幾何の研究者」と言われている人を見ていると
必ずしも3〜4年生の時にハーツホーン読みましたという人だけではなく
いろんなバックグラウンド持ってる人が少なからずいる
よい研究テーマに出会うことと後から勉強する必要ができてた時に
自力で習得できる力があることが大切 これは、別にスキームを勉強したくないから言ってるわけじゃなくて、俺自身もうまく答えられないから、聞きたいんだけど
スキームが決定的に必要になる状況、あるいはあった方が圧倒的に見通しが良い状況ってどんなのなの?
つまり、古典的な代数的集合と座標環、あるいは複素多様体や複素解析空間では扱えないとか、すごく複雑になってしまうもの >>119
base changeとかするときは決定的に必要だろな。
R上の問題をQとか代数体上の話に還元したり、有限体上の話に持って行ったりとか。
その手の作業してる時に座標環が既約でなくなったり被約でなくなったりするともは通常の幾何学的な理解は完全に不可能になる。 >>119
複素代数幾何に限っても
・特異点解消
・Geometric Invariant Theory
どちらも初期にスキームの優秀さが発揮された例 ブローアップなんてrelative Proj使えば一行で定義できちゃう たとえば将棋が好きな奴が覚えることが多いのを苦にしないだろうし、代数幾何やってりゃ誰でも標準的に学ぶことを学ぶのが苦に感じるなら、あまり向いてないんじゃなかろうか
あまり基礎を疎かにするのもまずいが、Hartshorneの2章をしっかり理解してりゃ、必要な知識は調べつつ論文読めるだろうし、そうすりゃいいと思う
覚えることが多いと言っても、ほとんどは、具体的な例で考えれば直感的に分かることを厳密に定式化するための概念なわけなので、やっぱり、重要な具体例を抑えることが王道だと思う > ほとんどは、具体的な例で考えれば直感的に分かることを厳密に定式化するための概念
ほんとその通り 整数のスキーム
とか具体例の一番最初によく出てくるけど、直感で整数が正則関数だと分かったことはないのだが…… ポエムを投下すると盛り上がるのは低レベルだからやめなさい けっきょく物理屋さんに日本タイプの駄目純粋数学信仰が駆逐されるだけのような気がする。
将来的に。 >>133
バカっぽい実験物理学純血主義もご一緒にジェノサイドされてそうだよね。
その頃には。 >>134
> バカっぽい実験物理学純血主義
それはあなたの脳内にある藁人形 ウィッカーマンの中にでも実際に詰め込まれたのかな?。
それとも麦わらストローで甘い汁チューチューしてるのバレたくないのかな?。 >>136
この的外れな中傷が、私の指摘が妥当であることを物語る どんと焼きで寄生虫が断末魔あげてるようなのは松くい虫の鳴き声とは言い難いな。 今日の午前は、Fuの本でスペクトル系列を勉強した
この本では、一般的にAbel圏の関手F: C→C', G: C'→C''の導来関手に対して論じているが、
まあ、要は、f: X→Yと、Xの層Fに対して、順像関手f*: Sh(X)→Sh(Y)と、大域切断関手Γ(Y, ・): Sh(Y)→Γ(Y, O_Y)-Modを考えて、
E^{p,q}_{2} = H^p(Y, R^qf*)
⇒ H^(p+q)(X, F)
が得られるわけだ
証明をぜんぶ読むのはかったるいので、午後は具体例計算する これ、Hartshorneの副読本としてはいいと思うけど、つまらんやろ…… ネットに落ちてたAbel-Jacobiの定理の証明を読んだ
データ関数ってすごい あと、Diamond-Shurmanは面白いよ
おすすめ >>146
こういうやつ?
https://www3.nd.edu/~lnicolae/Printu.pdf スペクトル系列の計算
Cech-DeRham複体と格闘してた
良い計算練習になった
ついでに、Poincareの補題とか、1の分割みたいな、可微分多様体の基礎も復習した
層の完全性の定義と、Poincareの補題から
0→R→Ω^1→Ω^2→……
が完全であることが従い、パラコンパクトな可微分多様体上のC^∞級関数が1の分割をもつことから、Ω^iがΓ(X, *)に関してacyclicであることが従う ぬ?Ω^iがΓ(X,-)に対してacyclicとは? 大域切断関手に関する右導来関手の1次以上は消えること……あってるよね? あれ?大域切断取る関手の導来関手がH^i(-)でコレがvanishするのは条件いるのでは? もしかして
X^*のinjective resolutionが
0→X→I^0→I^1→‥
のときXを切り落とした
0→I^0→I^1→‥
が0番目を除いてacyclicになる話と混同してるんじゃないの?
コレが0番以外のとこexactとしてもΓ(x,-)は一般には完全関手じゃないからコレをI^*にヒットすると0番以外のとこに非自明なサイクル出てくるよ?
それを取り出したものが導来関手なんだから。 ご指摘ありがとう
解決できそうな文献をみつけたので、ちょっと整理してまた来ます Ω^iは、acyclic
証明:
0→Ω^i→I^0→I^1→…をΩ^iの入射分解
F^i := Γ(X, I^i)とおく。
0→F^0 -d-> F^1 -d-> ……に対して、
H^i(X, Ω^i) = Ker(d: F^i→F^(i+1))/Im(d: F^(i-1)→F^i)
i≧1に対して、任意のs∈Ker(d: F^i→F^(i+1))は、あるs'∈F^(i-1)が存在して、s = ds'となっていることを示す。
Xの開被覆U={U_j}を、
1. Γ(U_j, I^(i-1))→Γ(U_j, I^i)→Γ(U_j, I^(i+1))が完全
2. 任意のx∈Xに対して、ある開近傍x∈V(x)があって、U_j∩V(x)≠∅となるjは有限個
となるようにとる。
(1)は、I^(i-1)→I^i→I^(i+1)の完全性から取れる
(2)は、Xがパラコンパクトなら取れる
(1)より、各U_j上では、ds'_j = s|U_jとなるs'_j∈Γ(U_j, I^(j-1))が取れる。
{u_j}を、supp(u_j)⊂U_jとなる1の分割とし、s'∈F^(i-1)を、
s' := Σ (u_j s'_j)
とおけば、ds' = s。□
適切な仮定のもとで正しいと思うけど、ホモロジー代数をちゃんと勉強してないので(まあ、代数幾何学もちゃんと勉強してないけど)、都合のいい仮定を暗に設けているかも知れない
自分でも、何が理解できてないかは知りたいので、ご指摘よろしくおねがいします Ω^iはacyclicなのはそうだけどそこにΓ(X,-)をヒットさせてΓ(X,Ω^i)にするとacyclic性が消えてしまう。
Ω^iをOx-加群の列と考えたとき
Ω^iがacyclic Ox-moduleの列
⇔全てのx∈Xに対してΩ^i_xがacyclic
が成立してる、すなわち層がexactかどうかは各店のストークがexactかどうかで決まるのでlocalな問題になってしまう。
が、大域切断をとったchainがexactには一般には成立しない。
例えばX=S^1であるとき
Ω^1は各点の近傍でdθで張られる局所自明層。
Ω^2=0だから全部cycleだけど全ての点の近傍で原始関数を持つ、すなわちOx加群の層のchainとしてはacyclic。
しかしその大域切断はやはりΓ(X,Ω^1)=<dθ>だけどS^1全体で定義された関数Fを用いてdF=dθとなるものはとれない。
つまりdθはexact cycleでないcycle。
よってH^1(X,Ω^*)≠0。
ところで以上の話はΩ^*自体をOx加群の鎖と見たときの話でいわゆるドラームの定理の話。
ところがもう一つΩそれ単独をOx加群と見たときExt^1(Ox,Ω)が死ぬときがあってそれはなんかの条件下で成り立つ。
その時はいわゆるΩ^1から作られるKoszul complexをinjective resolution のかわりにとってcohomologyを計算できる。
もう少し一般化して
Thm
Aがenough injectiveなabelian cat.,X,Yがobjectで
0→Y→J^0→J^1→‥‥がacyclic、Ext(X,J^i)=0 のときExt^*(X,Y)はH^*(A(X,J^*))に一致する。
というのがある。
もちろんJ^*がinjectiveのときは前提条件は満たされて主張は自明だけど、必ずしもinjectiveでなくともXに対してだけExtが死んでれば良いというお話。
このお話は何に使うかというと、一般にはinjectiveな層は超巨大な層になって具体的に計算するのはほとんど無理でなんとかならんかというときに、injective sheafではなく、
考えてる表現関手に対してだけExtが死んでればいいだけならもっと小さいのが採れる場合があり、今の場合ならΩがそれに当たる。
因みにその場合にはΩはOxに対してrelative injectiveであるという表現の方が普通のハズ。 Γ(X, Ω^*)からなる複体のコホモロジーが消える、という主張はしていないと思ふ…… いや、Ω^*がΓ(X,-)に対してacyclicという言い方をされるとおそらくそうとる人が多いと思うんだけど。
その言い方は何かに載ってたの? Abel圏Cは十分多く入射的対象をもつとして、Cの対象Aが左完全な共変関手Fに関してacyclic
:⇔ R^i F(A) = 0 for all i ≧1
じゃないの? まず普通対象単独をacyclicと呼ぶことはほとんどない。
cycleは境界がないくるっと回ってる輪っかのイメージ。
acyclicはcycleがないという言葉。(a はないを表す接頭語)
つまりacyclicというのはそもそもなんかの境界作用素の定義されたものに対して呼ぶ呼び名。
なので
Ω^*がΓ(X,-)に対してacyclic
といってしまうとkoszul cpx Ω^*にΓ(X,-)をヒットしてできるchainであるΓ(X,Ω^*)、すなわちドラーム複体がacyclic問いう意味にしかとれないと思う。
任意のiに対してΩ^iがExt^k(Ox,Ω^i)=0 k>0 という事を表現する時にそのような言い方は普通しないと思う。 複素数体上以外の代数曲線のJacobian vatietyは、どのように構成するのでしょうか
複素数体の場合は、複素トーラスになるので、abel多様体になることが分かりますが 非特異代数曲線に対して、次数0の因子の同型類として定義される 代数幾何って物理では注目されていたけど
代数幾何で電子のスピンを表現してみても
なんかいまいちって感じでとてもじゃないけどスピンを完全に表現してるとは言い難い出来栄え >>169
なんか相当の駄目人間臭がする。コイツ。 代数幾何学の物理への応用なんて、(日本の)数学者は大して重要と思ってないだろう なんで、代数的サイクルとエタールコホモロジー、はこのスレで話題にならないの? >>175
全くもってそのとおりだと思う
参考書並べて満足してる奴ばっか >>176
アレは読める必要ないし
アレが読める人はアレを読む必要ない
素直にSGA4読むべき 2020年を目前にしてグロタンにまったく追いつけないんですが そもそも人類が代数幾何を大して理解していない
恥じることはない
一歩一歩、着実に学べばよい 代数幾何学の対象は、有限の次数の多項式のみですかね。 神戸大数学科のOBという人が学部での授業で、代数幾何位相幾何などは、最優秀の学生デモよく理解できないとかだったが 代数幾何は客観的に見てそりゃ難しいんだけど、そうは言っても、こう言ってる人って、「学校の勉強」の感覚が抜けてないんだと思うよ
「勉強ってのは、教科書があって、そこに書いてること覚えればいい」って意識のまま数学科入っちゃった人
数学が得意な人は、自分の関心のあること考えてたら自然と意味のある概念に行きついていた、という経験があるものだよ
微分積分をちゃんとやってたら、多様体や微分形式の概念は、学ばなくても既に知っていたというような
数学的に意味のある対象を考察することが数学なのだから、具体例は何かとか、同値な言い換えをするとどうなるのかとか、そういうこと考えてたら、自然とそうなるはずなんだよ スキームの定義さえわかれば
あとのことは適当でいいだろ 勉強の方法も理解の仕方も人それぞれなのだから、本人がそれでいいならそれでいいよ 曲線と曲面・因子やベクトル束を複素数体上でわかっていたら
スキーム知らんでも研究はなんとかなる
その辺でずっと食ってる人も多い
小木曽の曲線とか今野の曲線束とか金銅のK3あたりが読めないレベルなら知らんが ま、数学を理解する基本は具体例と証明だわな
でも、形式的に具体例考えても、あまり意味のないものはたくさんある(連続だがすべての点で微分不可能な関数とか)ので、
ある程度鈍感になって、さっさと応用を学ぶのも重要 >あまり意味のないものはたくさんある(連続だがすべての点で微分不可能な関数とか)
フラクタルとか知らん阿呆の妄言 別に自分が興味を持って調べる分にはいいけど、教える立場になったときに価値観を押し付けないようにね 図で理解したいのですが、オススメのサイトがあったら教えて下さい。 >>192
確率解析なんかはそういう関数を研究対象にしてるんだが >>195
よくもわるくも研究レベルになると価値観のせめぎ合いなんだけどね。 >>200
価値観とか言っているうちは、まだまだこども。
妄想だけでは、なかなか結果を出せないよ。 >>201
何が重要で何を枝葉と見るかは価値観の問題だろう >>204
それは一見枝葉に見えて実は重要だったという話でしょ? ポエムになると盛り上がるの、恥ずかしいからやめような スキームだコホモロジーだといってて
adjunction formulaも使えないバカ まあでも意味がわかっても使えなきゃただの雑学、蘊蓄にしかならん
(高校までの)教員側に立つのなら話は別だが、研究者を目指すならまずは何より研究できなきゃ話にならんわけで、そのために必要なのは蘊蓄ではなく正しい運用力でしょ 個人的な意見を述べれば、蘊蓄とか数学観はどうでもよくて、運用力がすべてだと思う 運用もいいが、未来へのビジョンも示してほしい、グロタンのように 代数幾何を勉強するならハーツホーンだスキームだと唱えるよりは
運用できる地道な力を身につけた方が健全
匿名掲示板だとゆるふわな話ばかりになりがちだが 代数解析なんてD加群の理論だと思えばいいんだよ
そういう意味では代数解析も数論幾何のためにある じゃあ、おまえら何のために代数幾何学やってんだよ
数論幾何学やれや
それか、高次元代数多様体やれよ 数論幾何学なんて代数・幾何学・解析学すべて入り交じっててワケわからんしな
あんなん、理解不能だわ
おまえらも大人しく代数幾何学やってろ >>231
代数解析を狭く解釈しすぎだろ。
佐藤幹夫が生み出して目指した数学を代数解析と呼ぶならば、D加群の理論を直接使わなくても研究できるような可積分な場の理論なんかも入ってくる。三輪神保らの研究とか。 >>236
あんまり広げて考えるとかえってわかりにくくなるでしょ
直接数論幾何に関わらない部分は深入りしないほうがいい 分かりにくくなる⇒深入りしないほうが良い
は論理の飛躍だ 論理なんてのは飛躍するためにあるのだろ?
というか、佐藤数学なんかにかぶれたってしょうがない 佐藤数学に深入りしなくてもよいが、
代数解析=D加群
と臆面なく言うのは幼稚だよ。 おまえらにD加群が分かるわけないだろ
エタールコホモロジーでもやってろ D加群はワイル代数の一般化だろ
量子ワイル代数というのもある おまえらに代数解析学が分かるわけないだろ
佐藤超関数でもムリなのに いいや、勉強スレじゃないよ
理解できないなら諦めるスレだよ
だから、おまえらは微分積分でもやってろ 代数幾何を勉強するため今は線形代数を勉強しています 代数解析はマイクロ関数やら擬微分作用素
なんかを使った超局所解析のことだわな
所詮は一種の微分方程式論に過ぎんだろ 代数解析を勉強するため今は微分積分を勉強しています 代数幾何学やるなら、先ずは数オリでメダル取ってからにしろ >>246
ミラー対称性に関係するから当然やらないと エタールコホモロジーやった
俺には簡単だったから佐藤超関数やってるよ モジュライもコホモロジーも
D加群も全部やらんと数学にならん アホか
双有理幾何学だけでいいんだよ
森重文がそうだろ? 導来圏がひとつ与えられたとき
それに対応する代数多様体の双有理同値類
を復元することはできるのだろうか? 導来圏をどこまで狭めれば
代数多様体の双有理同値類を復元できるか マンフォードの本ってかなり難しくないか?
ハーツホーンのが簡単なんだが >>284
RED BOOKのこと?
あれコホモロジーないから微妙よね。だったら最初からハーツホーン読む ハーツホーンなんて読むのムダだぜ
森の双有理幾何学読めや
てめーにはマンフォードは読めん、バカだから コホモロジーは別で補うのも良いぞ
スキーム論が中核だしそういう意味でred bookは良い >>298
Weilの代数幾何学本というとAMSから出てるFoundations of Algebraic Geometryか そうです
あと、ファンデアヴェルデンの
「Einfuhrung in die algebraische Geometrie」
もそれに関連して読んでみたい Shafarevich, Basic Algebraic Geometryも捨てがたいな
代数幾何童貞wの多い5chはハーツホーンばかり言い過ぎる EisenbudのThe Geometry of Schemes ハーツホーンはネタだから
本気で薦めてるわけじゃない 学部の大講義室で受けた講義でお勉強するようなもんじゃないぞ
理論系数理分野は。
まあ京大タイプの圧迫自主ゼミもなんだかなあと思うが。 京大なんて偏差値低すぎだろ
あんなんバカでも受かる >>306
ShafarevichのBasic Algebraic Geometryって2巻本だよね、あれ最初は1巻本だったのに
代数幾何の本ってどんどん分量が増えて行くイメージがある
Kuntzの1985年の「可換代数と代数幾何学」本の前書きによれば同じ内容を繰り返すことなく200シメスターも講義できる(ほど代数幾何学には
講義すべき内容が山ほどある)そうだから、分量が増えてしまうのは当たり前と言えば当たり前なのかも知れないが
因みにそのKuntzの英語版はMumfordも前書きを書いてるんだが、何故か著者のKuntz書いてるのがPrefaceでなくてForewordになっていて
MumfordがPrefaceを書いているという不思議なことになっている、更に英語版へのPrefaceはKuntzという実に不思議なことになっている ハーツホーンの本はよく纏まってるよな
それときたら、マンフォードはスキームしかないし、ダメだよな 代数群って言えば堀田の『線形代数群の基礎』って本があるが、正直分かりにくかった。あれほどひどい本って和書でも滅多にないと思う。読みながら著者自身の代数群への素養を疑わずにはいられない、そういう本だった。 >>313
代数幾何もどんどん具体化のほうに向かうから
複素代数曲線だけでもやることはたくさんあるからね
高次元だと独自にできることがまだ少ないけどこれから何十年もかけて進展するだろ
そう思えば代数幾何だけでも一人で全部理解するのは無理になってきて
いろんなテーマで分厚い本がたくさん書かれていくんでしょう 日本語でこれだけの本が読める喜びを噛みしめよう
森脇淳 アラケロフ幾何
川又 雄二郎 高次元代数多様体論
加藤 文元 リジッド幾何学入門
寺杣友秀 リーマン面の理論
向井 茂 モジュライ理論 1,2 数論幾何にもいろいろあるでしょ
数論幾何に「学」を付けるとなんかアホっぽい
なんでだろう? 今は情報幾何の時代
統計多様体の代数幾何でリーマン予想にアプローチ 数学科に進んだまではよかったが
才能の無さに気づいて愕然とするだろ 数オリも解けない奴が数学科に行くからダメなんよ
大学数学よりも数オリのが難しいしな 数オリみたいなパズル数学には一生関わらないほうがいい フィールズ賞候補の天才:ピーター・フランクルも数オリ推奨しているしな
フィールズ賞取るよりも数オリ金メダルのが凄いことだよな >>341
時間の無駄
代数幾何・数論幾何にはやることが山ほどある
ピーター・フランクルは数学知らないタレント フィールズ賞より数オリ金の方が上とか笑える意見だね 数オリと代数幾何学には、密接な関連があるんだよ
森重文がそうだろ?
大学への数学の学力コンテストやってたんだよ? 森重文って、京大だろ?
たいしたことないね
何で東大目指さなかったの? 東大でも京大でもどっちでもいいのでは?^ ^
そこからは先は本人の才能 アホか
京大なんてカスしかいねーぞ
東大だけなんだよ、別格なのは
それに森重文は数オリメダリストでもないし、数学はあんまできないだろ ちょっと調べりゃ分かりそうなもんだが、森さんが大学受験した年は東大が入試を中止してる。
後、森さんの頃は日本は数オリに参加してない。
ドヤ顔で書き込む前にこれくらい調べろよ笑 ID:T3mqZ/kn こいつはただのバカ・荒らしなんで無視してください ハーツホーンのコホモロジー難すぎだろ、あんなん
おまえら分かるのか? おまえら数論幾何学なんて理解不能じゃねーか
数学は天才のやるもんだよ
バカなおまえらには日本史が丁度いいんだよ
てか、その前に童貞卒業しとけや どうにもならないよ
現実世界には何も関係ないから、どうでもよいことだよ おまえらって、童貞だろ?
おっぱい触ったことあんの? このスレに、初等幾何学の面白さは分かるけど
代数幾何学は何が面白いのか分からないって言う
バカはいますか? ハーツホーンのコホモロジー難しすぎんだろ
あんなん、理解できないよな?
おまえら、どうなんだ?
スキームは分かるんだが A: 可換環、1∈A
X := Spec(A) := {[P]; P⊂≠A, 素イデアル}
I⊂A: イデアル
V(I) := {[P]∈Spec(A); I⊂P}
{V(I)}_{I⊂A}は閉集合系:
X = V((0)), ∅ = V((1))
∩_{i} V(I_i) = V(農[i] I_i)
V(I)∪V(J) = V(IJ) (⊃ ∵P: 素イデアル)
Zariski位相
O_X := {X\V(I)}_{I⊂A}
Hilbert Nullstellensatz
k: 代数閉体
A = k[x1, ..., xn]/(f1, ..., fm)
m⊂A: 極大イデアル ⇔ m = ∃(x1 - a1, ..., xn - an)
i.e.
極大イデアルm⇔ 点x, s.t. f1(x) = ... = fm(x) = 0
h: A → B , ring homomorphism
P⊂B: 素イデアル ⇒ h^(-1)(P)⊂: 素イデアル
∴ ∃h~: Spec(B) → Spec(A)
but P⊂B: 極大イデアル ≠⇒ h^(-1)(P)⊂: 極大イデアル
構造層
D(f) := {[P]∈X; f∉P}は開集合基
∃A~: X上の層 s.t. Γ(D(f), A~) = A[1/f]
∀[P]∈X, 茎A~_P = A_P = (A\P)^(-1)A
アフィンスキーム(Spec(A), A~) (X, O): 局所環付き空間
X = ∪ U_i: 開被覆
∀i, (U_i, O|U_i) 〜 ∃(Spec(A_i), A_i~)
(X, O): スキーム A = k[x, y]
X := Spec(k[x, y])\{(x, y)}
U = X∩D(x) = D(x) = Spec(A[1/x])
V = X∩D(y) = D(y) = Spec(A[1/y])
X = U∪V
∴ X: スキーム
(X, O_X): スキーム
U⊂X: 開集合
(U, O_X|U): スキーム O_X加群
X: 環付き空間
O_X: X上の層
F: 層
U⊂X: 開集合
・Γ(U, F): Γ(U, O_X)加群
・V⊂U, a∈Γ(U, O_X), f∈Γ(U, F), (af)|V = (a|V)(f|V)
準連接加群
O_X^J → O_X^I → F: 完全(∃I, J)
M: A加群
Γ(D(f), M~) = M ⊗ _A A[1/f]
: 準連接A~加群 A: 可換環
I⊂A: イデアル
π: A → A/I
i: Spec(A/I) → Spec(A)
閉埋込
(X, O_X): スキー厶
I: O_X加群
O_Xイデアル
Γ(U, I): Γ(U, O_X)のイデアル
閉部分スキーム
Y := Supp(O_X/I) := {[P]∈X; (O_X/I)_P ≠ 0}
はXの閉集合
i: Y → X : 包含写像
(Y, i^(-1)O_X/I) A = k[X], B = k[Y]
Spec(A) = Spec(B) = A^1_k
A^2_k = Spec(k[X, Y]) = Spec(A ⊗ _k B)
S上のスキーム・Sスキーム
X, S: スキーム
X → S
Sスキームの射
X, Y: Sスキーム
fx: X→S, fy: Y→S
f: X → Y
s.t. fx = fy *f
ファイバー積
S: スキーム
X, Y: Sスキーム
∃X ×_S Y: Sスキーム
px: ∃X ×_S Y → X, py: ∃X ×_S Y →Y
s.t.
∀Z: Sスキーム, ∀fx: Z → X, ∀fy: Z → Y
∃fz: Z → ∃X ×_S Y
s.t. px * fz = py * fy X: 位相空間
X: Hausdorff
⇔ Δ: X ∋ x → (x, x) ∈ X × X, Δ(X): 閉集合(直積位相で)
分離射
X: Sスキーム
Δ = id ×_S id: X → X ×_S X
X: 分離的
:⇔ Δ(X): 閉集合(Zariski位相で) 有限型
X: Sスキーム
f: X → S
∃{U_i}_i∈I: Xのアフィン開被覆
s.t. I: 有限、∀i, f(U_i) ⊂ ∃V_i: Sのアフィン開集合
Γ(U_i, O_X)は、Γ(V_i, O_S)代数として有限生成 X: Hausdorff位相空間
X: コンパクト
⇔ ∀Y: 位相空間, X×Y→Y (x, y)→y が閉写像
固有射
X: Sスキーム
X: 固有
:⇔ 分離的、有限型、
∀Y: Sスキーム, X ×_S Y → Y が閉写像
A^1_kは、固有ではない
∵ A^1 ×_k A^1 → A^2において、
xy=1の像は閉でない 訂正
> ∵ A^1 ×_k A^1 → A^2において、
A^1 ×_k A^1 → A^1において、 代数幾何学と数論幾何学って、どちらの方が難しいの? コホモロジーは難しすぎる
ここの奴らでは理解できまい 代数曲面論の基礎がコンパクトにまとまった文献教えて下さい 固有射
X: Sスキーム
X: 固有
:⇔ 分離的、有限型
∀Y: Sスキーム, X ×_S Y → Y 閉写像 閉埋込は固有
固有射の合成は固有
固有射は基底変換で不変
f: X → Y, g: Y → Z, g*fが固有、gが分離的なら、fは固有
k: 体
X: k固有代数多様体
⇒ Γ(X, O_X): 有限次元kベクトル空間 :⇔ 分離的、有限型
∀Y: Sスキーム, X ×_S Y → CP^n := {(x0, ..., xn)∈C^(n+1)\{(0, ..., 0)}}/C^*
i.e
x:=(x0, ..., xn)〜(y0, ..., yn)=:y
:⇔ ∃c∈C; x = cy
Proj(R)
R: 次数付き環
R = ⊕_[n≧0] R_n
I_0 = Σ[deg(r) = 1]Rr
X := Proj(R) := {[P]; P⊂R, 斉次素イデアル, P≠I_0}
I⊂R: 斉次イデアル
V(I) := {[P]∈X; I⊂P}
{V(I)}は閉集合系をなす
{X\V(I)}_{I: 斉次}をXの位相
f: 斉次元
D(f) := {[P]∈X; f∉P}
は開集合基
∃O_X: Xの層
s.t. Γ(D(f), O_X) = R[1/f]_0 (R[1/f]の0次の元全体) X := Proj(R)はスキーム
∵
{D(r); deg(r) = 1}は、Xの開被覆
(D(r), O_X|_D(r)) 〜 Spec(R[1/r]_0) Proj(k[x0, x1, ..., xn])
D(x0) = Spec(k[X1, ..., Xn]) (Xi = xi/x0) P^n = Proj(Z[x0, ..., xn])
S: スキーム
P^n_S := P^n ×_Spec(Z) S
射影射
X: Sスキーム
f: X → S
X: 射影的
:⇔ ∃n, i: X→P^n_S;
f = p2 * i 訂正
> :⇔ ∃n, i: X→P^n_S;
:⇔ ∃n, ∃i: X→P^n_S: 閉埋込; >>424
しかもkの代数拡大体
だから、kが代数閉体なら、構造層の大域切断はkになる X: スキーム
X: Noethetian
:⇔ ∃{A_i}_{i ∈ I}; A_i: Noetherian ring, I: finite;
{Spec(A_i)}_{i ∈ I}: Xの開被覆 準連接層
X: 局所環付き空間
F: O_X加群
F: 準連接
:⇔ ∀x∈X, x∈∃U⊂X: 開集合
s.t. O_X^I|U → O_X^J|U → F → 0 (∃I, J) X: Noetherianスキーム
F: 準連接O_X加群
∀f∈F(X)
F(X)_f 〜 F(X_f)
左辺 = F(X) ⊗ _O_X(X) O_X(X)_f
X_f = {x∈X; f_x in O_X, x^*} X: スキーム
F: O_X加群
F: 準連接 ⇔ ∀U⊂X: アフィン開集合, F|U = F(U)~ X: 局所環付き空間
F: O_X加群
F: 有限生成
:⇔ ∀x∈X, x∈∃U⊂X: 開集合, ∃n≧1
s.t. O_X^n|U → F|U : 全射
F: 連接
:⇔
F: 有限生成かつ
∀U⊂X: 開集合, ∀f: O_X^n|U→F|U, Ker(f): 有限生成 X: スキーム
F: 準連接O_X加群
(1)⇒(2)⇒(3)
(1)F: 連接
(2) F: 有限生成
(3) ∀U⊂X: アフィン開集合, F(U): 有限生成加群O_X(U)加群
X: Noetherianスキーム
(3)⇒(1) X: 分離的かつ準コンパクトなスキーム
準連接O_X加群は、直和、テンソル積、核、余核に関して閉じている R: 次数付き環
R := ⊕[n≧0] R_n
M: 次数付きR加群
M := ⊕[n≧0] M_n(R_m M_n⊂M_(m+n))
l: 整数
l-th twist of M
M(l): 次数付きR加群
M(l) := ⊕ M(l)_n
M(l)_n = M_(n+l)
ただし、M_n = (0) (n < 0) R: 次数付き環
X := Proj(R)
M: 次数付きR加群
次数付きO_X加群M~(O_Spec(R)上の加群ではない)を以下で定義
f∈R: 斉次元
M~(D(f)) := M_(f) := M ⊗_R R[1/f] の0次部分加群 スキームとコホモロジーって、どちらの方が難しいの? R: 次数付き環
X = Proj(R)
n: 整数に対して、O_X加群の層O_X(n)
O_X(n) := R(n)~ 素イデアルの全体がスキームの台集合だけど
環R自身を素イデアルとみなしてはいけないの?
もしかして、そういう流儀もあるのかな R: 次数付き環
X := Proj(R)
F: O_X加群
F(n) := F ⊗_O_X O_X(n) S: スキーム
i: P^n_S → P^n_Z: S→Zから定まる射
O_P^n_S(n) := i^*(O_P^n_Z(n))
一応
f: X→Y
F: O_Y加群
f^*(F) := f^(-1)(F) ⊗_f^(-1)(O_Y) O_X
これも一応
f: X→Y
F: Yの層
U ⊂ X: 開集合
f^(-1)F(U) := lim→[f(U) ⊂ V] F(V) X: 射影的Sスキーム
i: X → P^n_S
O_X(n) := i^*(O_(P^n_S)(n)) >>449
ないだろ
極大イデアルによる剰余環が全部0になるじゃん Rを極大イデアルとしなければいいだけじゃね
環(整域)は非単位的環(整域)の意味で定義しておいて、体を単位的環で除法ができるものとすれば何の問題もない
まあそんなものは見たことないけど、非単位的環自体は割と普通にあるから実際に考えられてるかもしれん その一般化でなんか面白い結果ぎ出るかどうかによる。
せめてよっぽど記述がらくになるかくらいでも。
矛盾しない程度では相手にされません。
理論に出てくる可換環が0と異なる単位元を持つという事を暗黙に使ってる世界にそうでないものを持ち込む事がメチャメチャ有用とこの道の研究者が納得するほどのものはない気はする。 おまえら位相幾何学やれよ
そっちのがよっぽど面白いぞ closed immeesionがprojectiveなのは明らかと書いてある
なんでなの? もしかして、
Proj(Z[x]) = Spec(Z)
X = Proj(Z[x]) ×_Z X = P^0_X
だから、任意のスキームは自身の上の射影スキームとみなしてる、ってことか
Projの定義に、次数付き環Rとして1変数多項式環は除くなんて断りは無いし、「閉埋込みは射影的」が成り立つなら当然同型も射影的だから、上の解釈も正しいから、そういうことか >>464
ガントチャート解釈から言わせてもらえば河川争奪そのものに見える。 Nagata embedding theoremのscheme-theoretic proofは、どの論文に載ってますか? >>466
https://math.stanford.edu/~conrad/papers/nagatafinal.pdf 間違えたこっち
http://math.stanford.edu/~conrad/papers/nagatafinal.pdf >>469
そういえば昔Deligneさんがなんか言ってたがここにあったか、ありがとう
469と470の違いがわからん 今日から代数幾何学はじめるぞー
R: 集合
Rが可換環であるとは、2つの二項演算
+: R×R→R
*: R×R→R
が定義されて、次の条件(1)-(8)を満たすことである。
(1) ∀a, b, c∈R, (a + b) + c = a + (b + c)
(2) ∃0∈R; ∀a∈R, a + 0 = 0 + a = a
(3) ∀a∈R, ∃-a∈R; a + (-a) = (-a) + a = 0
(4) ∀a, b∈R, a + b = b + a
(5) ∀a, b, c∈R, (ab)c = a(bc)
(6) ∀a, b, c∈R, a(b + c) = ab + ac, (a + b)c = ac + bc
(7) ∃1∈R; ∀a∈R, 1a = a1 = a
(8) ∀a, b∈R, ab = ba 以下、可換環の例
ℤ: 有理整数環は、通常の加法と乗法について、可換環になる。
℧: 有理数体
ℝ: 実数体
ℂ: 複素数体
Rを可換環とする。
R[X] := { Σ[i=0 to N] r_i X^i; r_i∈R } (R上の多項式環)
は、可換環になる。
R[[X]] := { Σ[i=0 to ∞] r_i X^i; r_i∈R } (R上の形式的べき級数環)
も、可換環になる。 以下、可換環の例
ℤ: 有理整数環は、通常の加法と乗法について、可換環になる。
ℚ: 有理数体
ℝ: 実数体
ℂ: 複素数体
Rを可換環とする。
R[X] := { Σ[i=0 to N] r_i X^i; r_i∈R } (R上の多項式環)
は、可換環になる。
R[[X]] := { Σ[i=0 to ∞] r_i X^i; r_i∈R } (R上の形式的べき級数環)
も、可換環になる。 R: 可換環
a∈Rが零因子
:⇔ ∃b∈R; b≠0, ab=0
0以外に零因子を持たない可換環を整域という。 R: 整域
K := { a/b; a, b∈R, b≠0 }/〜
a/b 〜 a'/b' :⇔ ab' - a'b = 0
は体(したがって可換環)になる
これを、Rの商体という
ℚは、ℤの商体である 詳しい人がいたら教えてください
https://ja.wikipedia.org/wiki/代数的サイクル
のf^*([Y'])=[f^-1(Y')]の[]←これは何ですか?
ちなみに、英語版のwikipediaも見ましたが書いてあることはほぼ一緒で[]は謎でした R: 可換環
I⊂Rがイデアルとは、
(1) a, b∈I ⇒ a + b∈I
(2) a∈I ⇒ -a∈I
(3) a∈I, r∈I ⇒ ra∈I
が成り立つこと。
Abel群としての剰余群R/Iは可換環になる。
これを剰余環という。 R: 可換環
I⊂R: イデアル
Iが素イデアル
:⇔
I≠R
ab∈I ⇒ a∈I または b∈I
Iが極大イデアル
:⇔
J:イデアルでI⊂J ⇒ J=R
Iが素イデアル⇔R/Iは整域
Iが極大イデアル⇔R/Iは体 100日後にスキーム論をマスターするワニです。
スキーム論をマスターするまであと99日 Yが定める代数的サイクル、つまりYの整閉部分スキームの形式的線型結合とかぱっと出てくる時点で、
0日目で終了してそうなんですが…… 代数幾何って、代数方程式で表される曲線の分類とかをするのが目標なんですよね。
それに対して、変態的なざりすき位相とかが必要になるのは何ででしょ?
座標平面で普通のピタゴラスの距離とか使ってちゃなんでダメなんでしょう。
層だかシーフだかが出てくるのもなんか必然性がよくわかんないんですよ。
冒頭の目標に対して、どのような要請でこーゆうものたちが登場するのか
初学者にはよくわかんないないです。
おかあさんみたいにやさしく説明してほしい。 たけし、もう死んでいいのよ
おかあさんは大丈夫だから >>489
全然分からない
俺たちは雰囲気で数学をやってる コンパクトなのに閉でない集合を考えたい
ハウスドルフ位相だと無理
ということは距離付け不能でないといかん 100日後にスキーム論をマスターするワニ 2日目
R: 整域
RがEuclid整域
:⇔
∃d: R\{0}→ℕ s.t.
∀a∈R, ∀b∈R\{0}, ∃q, r∈R;
a = qb + r (d(r) < d(b)) Euclid整域の例
ℤ: 有利整数環は、dを絶対値としてEuclid環になる。
k: 体
k[X]: k上1変数多項式環は、dを次数としてEuclid環になる。
ℤ[√-1] := { a + b√-1; a, b∈ℤ } : Gauss整数環は、d(a + b√-1) := a^2 + b^2として、Euclid環になる。
ℤ[ω] := { a + bω; a, b∈ℤ } : Eisenstein整数環(ω^2 + ω + 1 = 0)は、d(a + bω) := a^2 -ab + b^2として、Euclid環になる。 R: 整域
Rが単項イデアル整域(PID)
:⇔ Rのイデアルは全て単項イデアル、つまり、あるa∈Rがあって
(a) := { ra; r∈R }
の形
PIDの例
Euclid整域はPIDである
k[X, Y] := k[X][Y]: 2変数多項式環は、PIDではない
(X, Y) := { aX + bY; a, b∈R }は、単項イデアルではない R: 環
次の(1)-(3)は同値
(1) Rのイデアルの空でない任意の族は、包含関係に関して極大元を持つ
(2) Rのイデアルの任意の昇鎖 I_1⊂I_2⊂ ... は、あるNがあって、I_N = I_(N+1) = ...となる
(3) Rの任意のイデアルは有限生成
RがNoether環であるとは、上の条件をみたすこと Noether環の例
PIDはNoether環
Hilbertの基底定理:
R: Noether環
R[X]もNoether環
帰納的にR[X_1, ..., X_n]もNoether環
R[[X]]も、R[[X_1, ..., X_n]]もNoether環 R: 整域
u∈Rが単元
:⇔ ∃r∈R; ru = 1
r∈Rが素元
:⇔ (r)がRの素イデアル
r∈Rが既約元
:⇔
r = ab ⇒ aまたはbは単元 素元は既約元であるが、既約元は素元とは限らない
例
ℤ[√-5] := { a + b√-5; a, b∈ℤ }
において、
(1 + √-5)(1 - √-5) = 2 * 3
であり、1+√-5は既約元であるが、2も3も1+√-5の倍数ではないので、素元ではない Rの単元の集合をR^×と書く。
R^×は乗法に関して群になる。
R: 整域
Rが一意分解整域(UFD)
:⇔
∀r∈R\({0}∪R^×), ∃p_1, ..., p_n∈R: 素元 s.t.
r = p_1 ... p_n R: UFD
r∈R\({0}∪R^×)
r = p_1 ... p_n = q_1 ... q_m (p_*, q_*: 素元)
とすると、n = mで、適当に順序を入れ替えれば、p_i = u_i q_i (u_i: 単元, i = 1, ..., n)とできる
Rの既約元は素元である
PIDはUFDである UFDの例
PIDはUFD
R: UFD
R[X]もUFD
UFDじゃない例
ℤ[√-5] スキーム論をマスターだから50日目くらいにはスキームの定義に入ってないと厳しいな おまえらにスキームなんてムリだろ
大人しく微分幾何学でもやってろよ >>501
> r = p_1 ... p_n
のところは、いずれも、さらに適当なe_1, ..., e_n∈ℕが存在して、
r = p_1^e_1 ... p_n^e_n
に訂正します。
>>502も同様です。 おまえらにスキームなんてムリだろ
大人しくP≠NPでもやってろよ 100日後にスキーム論をマスターするワニ 3日目
R: 環
S⊂Rは、s, t∈S⇒st∈Sを満たすものとする
このような部分集合を積閉集合と呼ぶ
S^(-1)R := { a/s; s∈S }/〜
a/s〜a'/s' :⇔ ∃t∈S; t(as' - a's) = 0
これを、RのSによる局所化という R: 環
P⊂R: 素イデアル
f∈R
S := { f, f^2, f^3, ... }
RのSによる局所化を、Rのfによる局所化と呼び、R_fで表す
S := R\Pは積閉集合
RのSによる局所化を、RのPによる局所化と呼び、R_Pで表す R: 環
S⊂R: Rの非零因子全体
S^(-1)Rを、Rの全商環という
Rが整域なら、Rの全商環は商体 そういえば、環の準同型を定義していなかった
R, S: 環
f: R→Sが、環の準同型であるとは
∀a, b∈R,
f(a + b) = f(a) + f(b)
f(ab) = f(a)f(b)
f(1) = 1
が成り立つこと R, S: 環
R⊂S
s∈Sとする
sがR上整
:⇔ ∃f∈R[X]; fの最高次の係数は1で、f(b) = 0
SのR上整な元全体は、Sの部分環になる。
これを、RのSにおける整閉包という。
RのSにおける整閉包がSのとき、SはRの整拡大という。
RのSにおける整閉包がRのとき、RはSにおいて整閉という。
特にSがRの商体のとき、RがSにおいて整閉であることを、Rは整閉であるという R, S: 環
R⊂S
Rが体なら、RのSにおける整閉包も体
UFDは、整閉
以下の(1)-(3)は同値
(1) Rは整閉
(2) Rの任意の素イデアルによる局所化は整閉
(3) Rの任意の極大イデアルによる局所化は整閉 整閉でもUFDとは限らない。
ℤ[√-5]は、ℤのℚ(√-5)(ℚと√-5で生成される最小の体)における整閉包なので、整閉。
だが、UFDではない。
各素イデアルにおける局所化が整閉なら、元の環も整閉だが、
各素イデアルにおける局所化がUFDでも、元の環はUFDとは限らない。
やっぱりℤ[√-5]がそう。 >>516
【訂正】
> R, S: 環
→R, S: 整域 整閉ではない例
k: 体
R := k[X, Y]/(Y^3 - X^2) は整閉ではない
これは、Y^3 - X^2 = 0が原点に特異点を持つことから分かるのだが、それはまた後の話 Noetherの正規化補題:
k: 体
R := k[x_1, ..., x_n]/I ∃I: k[x_1, ..., x_n]のイデアル
このとき、Rのk上代数的独立な元a_1, ..., a_d(つまりk[a_1, ..., a_d]がk上d変数多項式環と同型になるもの)が存在して、Rはk[a_1, ..., a_d]上整になる。 >>514
さらに補足
R, S: 環
f: R→S : 準同型
Ker(f) := { r∈R; f(r) = 0 }
Ker(f)は、Rのイデアル
fが単射⇔Ker(f)={0}
fが同型(逆写像が存在して、それも準同型)⇔fが全単射
準同型定理:
f(R) 〜 R/Ker(f)
I⊂R: イデアル
R/Iのイデアルと、RのイデアルでIを含むものが1対1対応 >>514
>>521
さらに補足
R, S: 環
f: R→S: 準同型
J⊂S: イデアル
⇒f^(-1)(J)は、Rのイデアル
P⊂S: 素イデアル
⇒f^(-1)(P)は、Rの素イデアル Going up theorem:
R, S: 環
SはR上整
m < n
p_1⊂p_2⊂ ... ⊂p_nを、Rの素イデアルの昇鎖
q_1⊂q_2⊂ ... ⊂q_mを、Sの素イデアルの昇鎖
i = 1, ..., mについて、
q_i∩R = p_i
を満たしているとする。
このとき、Sの素イデアル
q_m⊂q_(m+1)⊂ ... ⊂q_n
を、i = 1, ...,nについて、
q_i∩R = p_i
となるように取れる。 Hilbertの零点定理:
k: 体
R := k[x_1, ..., x_n]/J (∃J: イデアル)
Rの任意の極大イデアルは、ある(a_1, ..., a_n)∈k^nが存在して、(x_1 - a_1, ..., x_n - a_n)の形 >>524
【訂正】
> k: 体
⇢k: 代数閉体 I⊂R: イデアルに対して、
V(I) := { x=(x_1, ..., x_n)∈k^n; ∀f∈I, f(x)=0 }
逆に、V⊂k^nに対して、
I(V) := { f∈R; ∀x∈V, f(x)=0}
は、Rのイデアル。
I⊂R: イデアルに対して、
√I := { f∈R; ∃n; f^n∈I }
はRのイデアルで、Iを含む素イデアルの共通部分。
Hibertの零点定理:
k: 代数閉体
R := k[x_1, ..., x_n]/J (∃J: イデアル)
I⊂R: イデアル
I(V(I)) = √I なので、
点 ⇔ 極大イデアル
部分代数的集合 ⇔ √I = Iとなるイデアル 100日後にスキーム論をマスターするワニ 4日目
R: 環
集合MがR上の加群であるとは、2つの演算
+: M×M → M
*: R×M → N
が定義されて、以下の(1)-(8)を満たすことである。
(1) ∀l, m, n∈M, (l + m) + n = l + (m + n)
(2) ∃0∈M; ∀m∈M, m + 0 = 0 + m = m
(3) ∀m∈M, ∃-m∈M; m + (-m) = (-m) + m = 0
(4) ∀m, n∈M, m + n = n + m
(5) ∀r, s∈R, ∀m∈M, (rs)m = r(sm)
(6) ∀r, s∈R, ∀m∈M, (r + s)m = rm + sm
(7) ∀r∈R, ∀m, n∈M, r(m + n) = rm + rn
(8) ∀m∈M, 1m = m 環上の加群の例
R: 環
R自身は、R加群である。
Rのイデアルは、R加群である。
逆に、Rの部分R加群は、定義からRのイデアルである。
I⊂R: イデアル
剰余環R/Iは、R加群である。
任意のAbel群は、ℤ加群である。
任意のベクトル空間は、体上の加群である。 R: 環
M, N: R加群
f: M→NがR加群の準同型であるとは
∀m, n∈M, ∀r∈R,
f(m + n) = f(m) + f(n)
f(rm) = rf(m)
が成り立つこと
Ker(f) = { m∈M; f(m) = 0 }
はMの部分R加群
f: M→N:R加群の準同型
fが単射⇔Ker(f) = {0}
fが同型⇔fが全単射
準同型定理:
f(M)〜M/Ker(f) R: 環
L, M, N: R加群
R加群の準同型の列
L→M→N
が完全とは、
Im(L→M) = Ker(M→N)
が成り立つこと。(Im(f) := fの像) R: 環
M, N: R加群
M→Nが単射
⇔0→M→Nが完全
M→Nが全射
⇔M→N→0が完全 R: 環
M, N: R加群
Hom_R(M, N) := { f:M→N; R加群の準同型 }
はR加群
L, M, N, X: R加群
完全系列
0→L→M→N→0
に対して、写像の合成から定まる系列
0→Hom_R(X, L)→Hom_R(X, M)→Hom_R(X, N)
および
0→Hom_R(N, X)→Hom_R(M, X)→Hom_R(L, X)
は完全 R: 環
M, N: R加群
以下の性質を満たすR加群Tと、双線形写像p: M×N→Tが、ただ一つ存在する
任意のR加群Lと、任意の双線形写像
f: M×N→L
に対して、R加群の準同型g: T→Lがただ一つ存在して、f = g○pを満たす
このTをMとNのテンソル積といい、
M ⊗_R N
で表す。 R: 環
L, M, N: R加群
M ⊗_R N 〜 N ⊗_R M
(L ⊗_R M) ⊗_R N 〜 L ⊗_R (M ⊗_R N)
R: 環
L, M, N, X: R加群
完全系列
0→L→M→N→0
に対して、
L ⊗_R X→M ⊗_R X→N ⊗_R X→0
は完全。 R, A: 環
f: R→A: 環の準同型
r∈R, a∈Aに対して、
ra := f(r)a
として、AはR加群になる。
このようなとき、AをR代数であるという。 R: 環
A: R代数
M: R加群
M ⊗_R Aは、A加群になる
これをMのAへの係数拡大という R: 環
M: R加群
S⊂R: 積閉集合
S^(-1)Rは、R代数
M ⊗_R S^(-1)R
を、MのSによる局所化といい、S^(-1)Mで表す。
S := R\P (P⊂R: 素イデアル)のときは、M_P
S := { f, f^2, f^3, ... } (f∈R)のときは、M_f
と書く。 R: 環
S⊂R: 積閉集合
L, M, N: R加群
完全系列
0→L→M→N→0
に対して、
0→S^(-1)L→S^(-1)M→S^(-1)N→0
は完全。 俺はそろそろ死ぬはず というかこの速さで大丈夫なのだろうか >>536
このテンソル積がピンとこないんだよな
でも非常に重要な概念だから逃れられない >>545
たしかに、教養の線形代数では、テンソル積まで扱うことは少なく、多くの場合、独学しなければならないですね。
さらに、専門書になると、具体的な加群のテンソル積の例などは詳しく述べられないことが普通なのも辛いですね。
テンソル積は、まずベクトル空間で考えるのが分かりやすいでしょう。
kを体、V, Wをkベクトル空間とし、{v_1, ..., v_n}, {w_1, ...w_m}をそれぞれの1つの基底とします。
テンソル積 V ⊗_k Wは、{v_i⊗w_j}_{1≦i≦n, 1≦j≦m}を基底とするベクトル空間です。
単純に、成分を表す添え字が増えただけのものです。そのようなものは、物理や工学で自然に出てきます。
この定義は基底の取り方に依存するため、特定のケースで計算するだけならいいですが、数学的には不便です。
したがって、特定の基底を用いずに、多重線形性によって特徴づけられるもの、要するに、
「v⊗w (v∈V, w∈W)」の形の元の形式和に、以下の関係を導入したものとして定義されます。
・(v + v')⊗w = v⊗w + v'⊗w
・v⊗(w + w') = v⊗w + v⊗w'
・a(v⊗w) = (av)⊗w = v⊗(aw)
これを普遍性を用いて書き直すと、上の定義になります。
普遍性から、存在さえ示されれば一意性は自動的に保証されます。
加群の場合も、定義と構成は全く同様です。
たとえば、1変数多項式環同士のテンソル積は、自然に2変数多項式環と同型になります。
k[X] ⊗_k k[Y] 〜 k[X, Y]
X⊗Y → XY
Kが有限生成k代数(たとえばkの有限次代数拡大体)なら、係数拡大の名の通り、係数をKに取り換えたものと同型になります。
k[X] ⊗_k K 〜 K[X]
X⊗a → aX
ベクトル空間と異なる大きく点は、0以外の零化元が存在する場合があることです。
なのでたとえば、
ℚ ⊗_ℤ ℤ/nℤ
の任意の元は、
a/b ⊗ m = an/bn ⊗ m = n(a/bn ⊗ m) = (a/bn ⊗ 0) = 0
となります。 >>546
うーん、なるほど
じっくり読んで勉強します!サンクス! 100日後にスキーム論をマスターするワニ 5日目
R: 環
Q⊂R: イデアル
QがRの準素イデアルであるとは、R/Qの零因子が冪零であること。
言い換えれば、ab∈Qならば、あるnが存在して; a∈Qまたはb^n∈Q(またはa^n∈Qまたはb∈Q)が成り立つこと。
準素イデアルの例
素イデアルは準素イデアルである。
pを素数として、(p^n)はℤの準素イデアルである。 R: 環
Q⊂R: 準素イデアル
√Qは素イデアル
Q⊂R:が既約イデアル
:⇔ Q = I∩J ⇒ Q = IまたはQ = Jとなること。
R: Noether環
Q⊂R:イデアル
Qが既約イデアルならば、準素イデアル。 R: Noether環
任意のイデアルI⊂Rに対して、Rの既約イデアル(従って準素イデアル)Q_1, ..., Q_nが存在して、
I = Q_1 ∩ ... ∩ Q_n
となる。しかも、どのQ_iを除いても共通部分が異なり、各√Q_iが互いに異なるように取れ、Iに対して√Q_iの集合は一意的である。
このような分解を、Iの準素分解という。
k: 体
k^nの代数的集合は、既約代数的集合の和に一意的に書ける。 学術の巨大掲示板群 - アルファ・ラボ
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IT 電子 工学 言語学 国語 方言 など メモ
Xを位相空間
F, GをX上の層
i: F→Gが単射
:⇔∀x∈X, Ker(f)_x = 0
p: F→Gが全射
:⇔ ∀x∈X, Coker(f)_x = 0
単射かつ全射なら同型 h: F→Gが単射(同型)
⇔ ∀U⊂X: 開集合, h(U): F(U)→G(U)は単射(resp 同型)
だが、全射に対しては正しくない。
X = ℂ\{0}
F = O_X: X上の正則関数の層
G = (O_X)*: その単元からなる層
h: F→Gを、開集合U⊂X、切断f∈F(U)に対して、h(U)(f) := exp(2πif)
とする。
∀x∈Xに対して、十分小さな開集合Uを取れば、∀g∈G(U)はlog(g)の像になっているから、hは全射。
だが、logはX全体で正則となるように取ることはできないので、h(X)は全射ではない。
局所的に単射も同時に成り立てば、大域的にも同型になる。 Xを位相空間、F, G, HをX上の層とする。
F→G→Hが完全であるとは、Im(F→G) = Ker(G→H)が成り立つことである。
命題:
0→F→G→H→0が完全
⇒∀U⊂X:開集合, 0→Γ(U, F)→Γ(U, G)→Γ(U, H)は完全
証明:
(i) 0→Γ(U, F)→Γ(U, G)の完全性
K = Ker(Γ(U, F)→Γ(U, G))、f∈Kとする。
0→F→Gが完全なので、∀x∈Uに対して、fのgerm f_xは0。つまり、各x∈Uに対して、開近傍x∈∃U_x⊂Uがあって、f|U_x = 0。
{U_x}はUの開被覆で、Fは層なのでf = 0。
(ii) Γ(U, F)→Γ(U, G)→Γ(U, H)の完全性
K := Ker(Γ(U, G)→Γ(U, H))
I := Im(Γ(U, F)→Γ(U, G))
とする。
I⊂Kであること。
g∈Iとすると、あるf∈Γ(U, F)が存在して、f→g。層の準同型とstalkへの写像が可換であることから、∀x∈U, f_x→g_x。
F→G→Hは完全なので、∀x∈U, g_x→0。h∈Γ(U, H)をgの像とすると、上と同じく、∀x∈U, h_x = 0。Hは層なので、(i)と同じ議論でh = 0。よって、g∈K。
K⊂Iであること。
g∈Kとすると、g→0。よって、∀x∈U, g_x→0。
F→G→Hは完全なので、∀x∈U, ∃f_x∈F_x s.t f_x→g_x。
各xに対して、開近傍x∈∃U_x⊂Uと、f'_U_x∈Γ(U_x, F)があって、(f'_U_x)_x = f_xとなっている。
g'_U_x∈Γ(U_x, G)をf'_U_xの像とすると、必要ならば各U_xを小さく取り直して、g'_U_x = g|U_xとできる。実際、U_xをどんなに小さく取っても≠とすると、(g'_U_x)_x ≠ (g|U_x)_x = g_xとなり、矛盾する。
∀x, y∈Uに対して、
f'_U_x|U_x∩U_y - f'_U_y|U_x∩U_y
→g'_U_x|U_x∩U_y - g'_U_y|U_x∩U_y
= g|U_x∩U_y - g|U_x∩U_y
= 0。
(i)より、Γ(U_x∩U_y, F)→Γ(U_x∩U_y, G)は単射なので、
f'_U_x|U_x∩U_y - f'_U_y|U_x∩U_y = 0。
Fは層なので、f∈Γ(U, F)で、∀x∈U_x, f|U_x = f_U_xとなるものが存在する。∀x∈U_x, f|U_x→g|U_xなので、f→g。
ゆえに、g∈I。□ 系:
Xは位相空間、F, GはX上の層とする。
h: F→Gが同型⇔h_x: F_x→G_xが同型 軟弱層の「軟弱」ってどういうイメージからきて名付けられたんですか?
どっちかっていうと軟弱というより硬直の方がしっくりきますんか 軟弱はsoftの直訳
もっと軟弱なやつにflabbyというのがある
佐藤超関数 全射と脆弱性がいまいちピンとこない
まあぶっちゃけ名前なんて割とどうでもいいけど 昔小松先生は講義でsoftやflabbyをグニャグニャとかグシャグシャという感じだとおっしゃってた 俺の中では、acyclic sheafが中心にある
acyclicってのは、高次のコホモロジーが消えるってこと、つまり、空間に穴が空いていないことのアナロジーだ
softってのは、そういう単純な層にぐにゃあって出来るイメージ 層係数コホモロジーなぞから代数幾何に入門するのは軟弱だというポアンカレ先生からのお叱りだ LiuのAlgebraic Geometry and Arithmetic Curvesの8章を頑張って読む この本は、具体的な曲線とか曲面での計算例がちゃんと載ってるし、可換代数の知識を多く仮定してないから、有難いわ なぜ、わざわざ数学板なぞに来て、なんの内容もないくだらない書き込みを繰り返すのだろう
ツイッターやヤフコメにでも書けば、もっとかまってくれるだろうに 脆弱はflasqueというフランス語の訳語で、柔軟という意味。 ウイスキー等を入れる携帯用の平たい水筒、いわゆるスキットルをフランス語ではflasqueという Iを可換環Aのidealとする。Iが正則元を含む ⇔ ann(I)={0} ですか? >>572
A=Z, I=2Zの時Iは正則元を持たないけどann(I)={0} 可換代数のトピックをググると、誰得なオッサンYouTuberが出てきて不快なことこの上ない 何人かいるけど
数学書よりやっぱり分かりやすいから、分からないトピックとか解説してくれてありがたい X=Spec(k[x,y])\{原点}
U_x:=X_x=Spec(k[x,y,x^(-1)])
U_y:=X_y=Spec(k[x,y,y^(-1)])
U_z:=X_xy=Spec(k[x,y,x^(-1),y^(-1)])
Γ(U_x,O_X)=k[x,y,x^(-1)]
Γ(U_y,O_X)=k[x,y,y^(-1)]
Γ(U_z,O_X)=k[x,y,x^(-1),y^(-1)]
Γ(U_xy,O_X)=Γ(U_yz,O_X)=Γ(U_zx,O_X)=Γ(U_xyz,O_X)=k[x,y,x^(-1),y^(-1)]
C^0(U,O_X)=Γ(U_x,O_X)⊕Γ(U_y,O_X)⊕Γ(U_z,O_X)
C^1(U,O_X)=Γ(U_xy,O_X)⊕Γ(U_yz,O_X)⊕Γ(U_zx,O_X)
C^2(U,O_X)=Γ(U_xyz,O_X)
∂^0:C^0(U,O_X)→C^1(U,O_X)
(b_xy,b_yz,b_zx)=:∂^0(c_x,c_y,c_z)=(c_y|U_xy - c_x|U_xy, c_z|U_yz - c_y|U_yz, c_x|U_zx - c_z|U_zx)
∂^1:C^1(U,O_X)→C^2(U,O_X)
(b_xyz)=:∂^1(c_xy,c_yz,c_zx)=(c_xy|U_xyz + c_yz|U_xyz + c_zx|U_xyz)
Ker∂^1={c_zx =-c_xy-c_yz}〜Γ(U_xy,O_X)⊕Γ(U_yz,O_X)
Im∂^0〜Γ(U_xy,O_X)⊕Γ(U_yz,O_X)
∴H^1(U,O_X)=(0) アデール環はSpec(ℤ)上の直線束のように見えます Spec(Z)上のスキームには、有限素点(つまり、素イデアル)に対応する点はあるが、無限素点に対応する点はない
それを補ったのがArakelov幾何 あとアデール超絶劣化版Q×ΠZ/pZ(商体の積)は何かに使えたりするんですかね?
こちらはストーンチェックコンパクト化と弱い類似が見られます 結局のところ、各点の剰余体が異なるのが、Spec(Z)を幾何学的に扱いにくくしてる諸悪の根源な気がする
一元体とかはそれを解消するためのりろんでしょ G. Faltings、この人数論幾何のあらゆる分野で著名な成果残してるけど、Abel賞取らないの? なめてんじゃねーぞ!
おまえはクズだろうが!
童貞のくせによ!! Ring Ri Ring Ring Ri Ring
Ring Ri Ring Ring Ri Ring Ring is ringing.
She is singing. カンカンカンカンカカンカン
カカンカカンカンカンカカン
カンカンカンカンカカンカン
カカンカカンカンカンカカン
カカンカン カカンカン
カカンカカンカンカカンカン 関数論
関数論
カン・スウ・ロン
関数論 関数論
関数論 関数論
関数論 関数論
オイラはオイラー
指数と虚数
イコールで結ぶ三角関数 正則関数
複素微分
コーシーとリーマン
ディーバーで消失
正則関数、解析関数
ベキ級数展開
解析接続
等角写像
調和関数 >>585
一元体を理想上の係数体だと思ってるのかね
剰余体=係数体(一定)となってるなら例えば遠アーベル的復元もカンタンらしいし Spec(ℤ)が体上有限型と見なせれば、曲線に対するWeil予想からRiemann予想が従うはず
というのが、分かりやすいモチベーションかな、とは思う 3月の宿題で(1)のみ正解の数弱@shukudai_sujaku
昨年度の大学への数学(大数)での勝率は、
学コンBコースが 1/1 = 100% ,
宿題が 3/10 = 30% でした!
宿題の勝率が低すぎると思うので、
これからは一層精進していきたいです!
https://twitter.com/shukudai_sujaku
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 3月の宿題で(1)のみ正解の数弱@shukudai_sujaku
昨年度の大学への数学(大数)での勝率は、
学コンBコースが 1/1 = 100% ,
宿題が 3/10 = 30% でした!
宿題の勝率が低すぎると思うので、
これからは一層精進していきたいです!
https://twitter.com/shukudai_sujaku
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) Twitterで代数閉体上の整域のテンソル積が再び整域であることの証明が難しいというのを見ました
正確な主張も含めて分かる方いたら詳しく教えてください 証明は大変だが、幾何学的には直観通りだ。証明が知りたいなら雪江代数3を読め。俺はそれで証明を追った。 3月の宿題で(1)のみ正解の数弱@shukudai_sujaku
昨年度の大学への数学(大数)での勝率は、
学コンBコースが 1/1 = 100% ,
宿題が 3/10 = 30% でした!
宿題の勝率が低すぎると思うので、
これからは一層精進していきたいです!
https://twitter.com/shukudai_sujaku
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 整域と整域のテンソル積って整域じゃないんだな
初めて知ったわ恥ずかしい
ℂ⊗ℝℂ
これが反例か 代数閉体上、という条件がどう効いてるのか直感的なイメージを知りたい >>617
なるほど、i⊗2-1⊗2iはC⊗_CCなら0だけどC⊗_RCではゼロじゃないから
(i⊗2-1⊗2i)(i⊗2+1⊗2i)=0になって整域ではなくなるんですね。 >>618
曲線の交点数を考えると代数閉体の良さがわかるよ >>620
すまん、整域のテンソル積が整域になる条件としてのことを指してた そうなのか、ありがとう
それでもある意味で代数的ということが関係してそうだけど、なぜなんだろう 〜 is of finite type
なんて言い方をしますが、is of という言い方は英語では普通に使われているのですか?
代数幾何の数学書以外でみたことないんですが。 This is a matter of importance.
これは重要な事柄である。
このof importanceは性質形容詞と見なせるので、形容詞の叙述用法によって叙述文
This matter is of importance.
この事柄は重要である。
も成立する
https://blog.goo.ne.jp/honmoe/e/0d84fb8d5d6c6a2e6224f05375a92601 finitely generated と finite type って同じ概念じゃまいの?
なんで用語を2種類も用意してるのでしょう。 アティマクに
環Bの部分環Aの素イデアルpに対して
(A_pではなく)B_pの記述があったのですが
これはどう定義されてるんでしょうか?
B\pは積閉になるとは限らない気がしました BがAの整拡大であれば、SをAの積閉集合とするとき、S^-1BはS^-1A上整拡大となる
特にS=A¥pとしてこれは積閉集合なので、S^-1BはA_pの整拡大
B_p=S^-1Bとする
というのはあった >>632
勘で
q=B∩p
とおいた時のB_qの事では? >>635
そのようなqが複数ある可能性があり、しかも複数あってq,q'とすると(BがAの整拡大の場合には)上昇定理とセットで述べられる定理としてq⊆q'が成り立たないかつq'⊆qが成り立たないので、特にq≠q'であり、B_pがpからは一意に定まらない >>636
ああ、Bの方がAの整拡大か。
ならばやっぱりq∈specB でq∩A=pとなるqについてのBqを一つ選んでいるのか、またはそれら全体の共通部分では? >>637
そう
すまん、勝手に無意識にp=q∩A(つまり、qがpの上にある)として読んでいたわ 遅くなってすみません
レスありがとうございます
5.2節 定理5.10
まさしく、BがA上整のときp=q∩AなるBの素イデアルqの存在を示すところです
なのでそのようなqの存在はまだ使えない気がします >>634
ああ!多分そういうことですね、わかりました
ありがとうございました >>639
少なくともB_pは積閉集合T={t| N(t)∈A\p}についての局所化なんじゃね? ヴェイユ制限(係数拡大)
L/k体拡大、XをL上定義された代数多様体として、k-スキームの双対圏からSetsへの関手
Res_L/k X : S→X(S ×_k L)
をヴェイユ制限と呼ぶ
SはスキームでL,kはSpecの省略三段論法として、S ×_k Lはスキームの圏の引き戻し(ファイバー積、基本変換)であり、
X(S ×_k L)
=Hom_Schemes(Spec(S ×_k L)→X)
例:
Spec(L)はアフィンスキームなので代数多様体
*をスキームとする
Res_L/k(Spec(L))(*)
=Spec(L)(* ×_k L)
=Hom(Spec(* ×_k L)→Spec(L))
=Spec(k)(*) ツイッターで議論されていたのですが、
環においてその乗法モノイドからその加法群(もしくは加法群から乗法モノイド)が自動的に決まってしまうような場合はどんな時に起こるんでしょうか?
ZやQの場合、どちら方向も一意に決まってしまいそうですがそれも自信ないです
またk[x]とk[x,y]の乗法モノイドは同型になるという呟きも見たのですがこれも分からないです うーん、加法群としての自己同型φ:R→Rがある場合
Rの新しい積×'をφによる通常の積×の引き戻し
a×'b≡φ^-1(φ(a)×φ(b))と定義すれば結合的かつ分配的
例えば可逆元kがあればφ(a)=k×aとして
a×'b=k×(a×b)とすれば新しい積を入れられる(このとき新しいunitはk^-1)
でもこの作り方だと構造としては元のと同型か 少なくともZ[i]とZ[x]/(x^2)は可法群として同型だけど環として同型ではないわな。 一般には決まらないだろ
そこが望月新一学派がやってること モノイドの言語(*,1)のモデルから、そのexpansionである環の言語(+,0,*,1)のモデルが一意に定まるときはどんなときか、という問題か
代数幾何で解けないとまでは思わないが、一般的にはモデル理論の問題に属する >>648
一般には無理でしょうけどどういうクラスの環ならば決まるかという感じですかね
元々はフォンノイマン正則環ならどちらか方向の一意性がありそうというのが発端でしたが、これは反例があり怪しいという感じになっていました
たしかに、望月さんの話は加法と乗法を分離して考えるみたいな話ですよね 不定冠詞として
a SES
an SES
どちらも正しいのですか? aかanは発音の問題だからどちらも正しい
ただし
上 「あ しーす」
下 「あねすいーえす」
な、ちょっと発音悪いが 前者は
あ しょーといぐざぐとしーくえんす
じゃないの Rを可換環、Iをイデアルとすると、根基イデアル√I = {r∈R| ∃n, r^n∈I}は、Iを含む素イデアルの共通部分。
r∈√Iとする。あるnが存在してr^n∈I。Iを含む任意の素イデアルPに対してr^n∈P。Pは素イデアルなので、r∈Pかr^(n-1)∈P。これから帰納的にr∈P。Pは任意に取ったので、√I⊂∩[I⊂P]P。
r∉√Iとする。積閉集合S={1, r, r^2, ...}はIと交わらない。Zornの補題より、Iを含みSと交わらないイデアルの中で極大なものQが存在する。QはR→S^(-1)R→S^(-1)R/Qの核で、最後の環は体だから素イデアル。よって、r∉Qなので、r∉∩[I⊂P]P。□ SをNoether環上の非特異な代数曲面。C, DをSのeffective divisorとすると、O(-C), O(-D)はSのイデアル層。x∈Sと、affine開集合x∈Uを取り、U内でCとDは共通成分を持たないとすると、xのある近傍では
C∩D = {x} or ∅。
したがって、√(O(-C)_x + O(-D)_x) ⊃ m_x O_S,x。
このとき、O_S,x/(O(-C)_x + O(-D)_x)はArtin環である。なぜなら、√(O(-C)_x + O(-D)_x)は、(O(-C)_x + O(-D)_x)を含む素イデアルの共通部分であるが、それが極大イデアルを含んでいるということは、(O(-C)_x + O(-D)_x)を含む素イデアルは極大イデアルしかない。つまり、0次元のNoether環であるから、Artin環である。
よって、i_x(C, D) = O_S,x/(O(-C)_x + O(-D)_x)のO_S,x加群としての長さは有限。これをCとDの交点数と定める。
effective divisor C, D, Eに対して、i_x(C + E, D) = i_x(C, D) + i_x(E, D)、i_x(C, D + E) = i_x(C, D) + i_x(C, E)が成り立つ。任意の因子Dは、二つのeffective divisor E, Fを用いてD = E - Fと書けるから、Dとeffective divisor Cに対して、
i_x(D, C) = i_x(E, C) - i_x(F, C)
i_x(C, D) = i_x(C, E) - i_x(C, F)
として定義域を拡張する。 B-sheaf
(X, O)を位相空間、BをOの開基とする
つまり、任意のU∈Oと任意のx∈Uに対して、x∈V⊂UとなるV⊂Uが存在
Bからabel圏への反変関手F
つまり、各V∈Bに対して切断F(V)が、W⊂V (W, V∈B)に対して制限写像r_WV: F(V)→F(W)が定まり、W⊂V⊂Uに対してr_WU = r_WV r_VUが成り立つもの
をB-前層という
Fかさらに貼り合わせ条件、つまり任意のV∈Bと、開被覆V=∪V_i(V_i∈B, V_i⊂V)に対して、
・f∈F(V)が任意のiに対してr_{V_iV}(f)=0ならf=0
・各f_i∈F(V_i)が任意のi, jに対してr_{V_i∩V_j V_i}(f_i) = r_{V_i∩V_j V_j}(f_j)を満たすなら、f∈F(V)が存在して、f_i=r_{V_i V}(f)となる
を満たすとき、FをB-層という。
Xの層Fが与えられたとき、Fの定義域をOからBに制限すれば、B-層が得られる。逆に、B-層が与えられるとXの層が得られる。
各開集合U∈Oに対して、{B_i∈B| B_i⊂U、U=∪B_i}は制限写像に関して逆系をなすから、逆極限lim[i]F(B_i)が定まる。これをUの切断として層が定まる。
(証明は単純計算だが、やっていることは前層の層化と本質的に同じである)
Rを乗法の単位元を持つ可換環とする。
任意のf∈Rに対して、D(f)={P∈Spec(R)| f∉P}の全体をBとすると、BはSpec(R)の開基になる。Spec(R)の構造層はB層から定まる。 A:=k[x, y]
X:=Spec(A)
m:=(x, y)∈X
f:=x, g:=y
deg(f)=deg(g)=1
deg(x)=deg(y)=0
として
B:=⊕m^d
p: A[X, Y]→B
X→f, Y→g
Ker(p) = (yX - xY)
Y:=Proj(B) = Proj(k[x, y][X, Y]/(yX - xY))⊂A^2 ✕ P^1
p_1: Y→Xは
Y≠0では、k[x, y]→k[x, y][X/Y]→k[x, y][X/Y]/(yX/Y - x)
X≠0では、k[x, y]→k[x, y][Y/X]→k[x, y][Y/X]/(y - xY/X)
{(0, 0)}✕P^1以外では同型
(0, 0)の引き戻しは、Y✕k(m)〜Proj(k[X, Y])=P^1 曲面論はスキーム論が活躍して面白い
Castelnuovoの定理まで頑張って読む 種数0の射影代数曲線がP^1に双有理同値なこと、およびそこからLürothが導けること
がいろいろな文献で明らかみたいに言われてるんですけど、証明の流れがわからない The Liu's book is more readable than Hartshorne's, so I really recommend you this. But since this book doesn't treat the topics of derived functors and spectral sequences, you need some supplemental book when you learn the advanced cohomology theory. f: X→Y separated
F: quasi-coherent sheaf on X
f*F on Y
for each open subsets U⊂Y
f*F(U) = F(f^-1(U)).
in the case of p = 0:
since H^0(Y, f*F) = f*F(Y) = F(X), H^p(Y, f*F) → H^p(X, F) is naturally defined by s → s.
in the case of p > 0:
take p-th Čech cocycle of f*F
U:={U_i}: affine open covering of Y
then V:={f^-1(U_i)} is an open covering of X
C^p(U, f*F) = C^p(V, F).
so H^p(Y, U) → H^p(X, V) is naturaly defined and H^p(X, V) → H^p(X, F) is defined by taking the limit over refinements of V, so there exists the canonical homomorphism
H^p(Y, f*F) → H^p(X, F).
moreover, if f: X → Y is affine or a closed immersion, V, defined above, is an affine open covering, so this homomorphism is an isomorphism. 初歩的な質問なのですが
代数幾何をやる為にやっておくべき分野は何ですか?
代数幾何はどの教科書で学ぶべきですか? べつに何もいらないのかと
あげると環論、位相空間くらいで
やってるあいだでも良い 幾何は大学以上は触れたこと無いのですが大丈夫でしょうか
あとどの教科書使っているのか教えてくれると助かります ありがとうございます
代数の基礎は雪江さんの本で学んだので今度ハーツホーンという人の本を買ってみようと思います 初めていうけど、小学一年生でわかるスキーム論の教科書を作る
相対性理論とかべつのでもいいけどまずはこれかと 細かいことや古典論を省けば、原理・原則ではこれらと一緒だろう
最初にロジックから入るのでもかまわない気も
反対圏 - Wikipedia<
・ ブール代数とその準同型の圏はストーン空間と連続写像の圏の逆圏と同値である.
・ アフィーンスキームの圏は可換環の圏の逆圏と同値である.
・ ポントリャーギン双対性を制限してコンパクトハウスドルフ空間ハウスドルフ可換位相群の圏と(離散)アーベル群の圏の逆圏の間の同値を得る.
・ Gelfand?Neumark の定理により,局所化可能な可測空間(と可測関数)の圏は可換フォン・ノイマン環の圏と同値である. ゲルファント=ナイマルクの定理 - Wikipedia
作用素環論において、ゲルファント=ナイマルクの定理とはC*環の基本構造定理。
C*環の構造を分類する基本定理であるともに、位相群上の抽象調和解析や正規作用素のスペクトル理論に応用される。
圏論的な観点では、局所コンパクト・ハウスドルフ空間のなす圏と可換なC*環のなす圏の反変同値を意味しており、
アレクサンドル・グロタンディークによるスキーム理論の形成にも影響を与えた。
可換及び非可換なC*環における構造を示した二つのゲルファント=ナイマルクの定理は、アラン・コンヌによる非可換幾何の創設の動機付けの一つともなっている。
東京大学数理科学研究科 集中講義数学基礎論
完全性定理とストーン双対性
ブール代数を対象としてブール代数準同型を射とする圏が、ストーン空間と呼ばれる位相空間を対象として連続写像を射とする圏と双対同値になる、
という定理は、ストーン双対性(Stone duality)定理と呼ばれている。
ストーン双対性定理は代数構造と位相構造の対応を表していることになるが、定理の一部分として、古典命題論理の体系の完全性定理も含んでいることが知られている。
ストーン双対性は、このように論理と代数と位相の三者の関係を表す定理であり、ブール代数以外にも同様の双対性が数々見つかっている。
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/kyoumu/20170911.pdf >>666
幾何学的な「点」と座標環の「イデアル」が対応してるという根本原理を口を酸っぱくして教えてもらわずに技術論的に可換環論のエキスパートやってるようなタイプよりかは盲目のポントリャーギンであるべきだと思うが。 >>669
小学生でもわかる次元ジャンプのヤオイ数学なら企画してる。 価値観の転換が必要なのだと思う
たとえばLebesgue積分が、測度中心の価値観から、線形汎関数としての積分が中心に移り変わるように
私の感覚では、スキームは
「閉点 + 既約部分多様体の生成点」
ではない
スキームはもっと多くの情報、たとえば係数拡大に関する情報などを持っている
スキームとは構造射の貼り合わせなのだ
そして、古典的な代数幾何に対応するのは、極大イデアルの集合ではなく、構造層の射の方だ
こう考えた方が、悩まなくて済むんじゃないだろうか? しらないがモチーフは、一般的な定義では含まれてないだろ?
しらないが確認のために書いとくと、おもにweil予想を成立させるようなコホモロジー論が
構成法によらず広範囲で成立しているといった感じのやつでいいのか
いつか勉強しようとおもってて手を出してなくしらないが 代数的サイクルの標準予想 - Wikipedia
代数的サイクルについての標準予想とは、代数的サイクルとヴェイユ・コホモロジー論の関係を記述する一連の予想。
アレクサンドル・グロタンディークが想定していたことであるが、彼のピュアモチーフの構成が半単純なアーベル圏をもたらすことを証明するためであった。
さらに、標準予想はヴェイユ予想の最も困難な部分の証明をも意味する。
最も困難な部分とは、ピエール・ドリーニュにより証明されることとなった「リーマン予想」の部分を言う。
標準予想は未解決のままであり、その応用は結果の条件付き証明を与えるだけでしかない。
固定したヴェイユコホモロジー理論 H(の存在)を、標準予想の古典的定式化は意味している。
予想の全体は代数的なコホモロジー類を扱っていて、
滑らかな射影多様体のコホモロジー上の射H??(X) → H??(X) が、サイクル類写像を通して積 X × X 上の有理係数の代数的サイクルである。
レフシェッツタイプの標準予想 (予想 B)
ヴェイユ理論の公理の一つは、いわゆる、強レフシェッツ定理である。レフシェッツ作用素Lが同型Ln?i : H?i(X) → H?2n?i(X)を与える。
この予想は、レフシェッツ作用素が代数的サイクルにより引き起こされることを意味している。
キネットタイプの標準予想 (予想 C)
射影子H??(X) ? Hi(X) ? H??(X)は代数的。全ての純粋モチーフは純粋ウェイトの次数付きピースへ分解することを意味する。
予想 D (数値的同値 vs. ホモロジカル同値)
特に、ホモロジカル同値がヴェイユコホモロジー論の選択には依存しないことを意味する。この予想はレフシェッツの予想を含んでいる。
ホッジ標準予想
ホッジ標準予想は、原始的代数的コホモロジー類上のペアのカップ積の定値性のことを言っている。もし成り立つと、レフシェッツ予想が予想 Dを意味する。
ホッジ予想は標数が 0 の体の上の多様体の予想 D とレフシェッツの定理とを含んでいる。
テイト予想は、すべての体上の?-進コホモロジーのレフシェッツの定理、キネットの公式、予想 D を含んでいる。 「圏論の世界」の伊藤先生の記事にあったモチーフの圏を分析することでゼータ関数の値の情報が得られるとかいう話めちゃくちゃ気になってる(若干スレチすまん テイト予想 (代数幾何学) - Wikipedia
数論および代数幾何学において、テイト予想は、代数多様体上の代数的サイクルをより計算可能な不変量であるエタールコホモロジー上のガロワ加群のことばで記述するもの。
テイト予想は代数的サイクルの理論において中心的な問題である。予想はホッジ予想の数論的類似物と考えることができる。
おそらく知られている最も重要な場合はテイト予想はアーベル多様体上の因子に対して正しいということである。
これは有限体上のアーベル多様体に対してはテイトの、数体上のアーベル多様体に対してはファルティングスの定理である(モーデル予想のファルティングスの解の一部)。
関連した予想
X を有限生成体 k 上の滑らかな射影多様体とする。
semisimplicity conjecture は、X の l 進コホモロジー上のガロワ群 Gal(ks/k) の表現が半単純であると予想する。
k が位数 q の有限体のとき、テイトはテイト予想と semisimplicity conjecture から strong Tate conjecture が従うことを示した。
strong Tate conjecture とは、ゼータ関数 Z(X, t) の t = q?j における極の位数は the rank of the group of algebraic cycles of codimension j modulo numerical equivalence に等しいというものである。
ホッジ予想のように、テイト予想はグロタンディークの代数的サイクルの標準予想の多くを含む。すなわち以下を含む。
レフシェッツの標準予想(レフシェッツ同型射の逆は代数的対応によって定義される)、
diagonalのキュネット成分は代数的である、
代数的サイクルのnumerical equivalence と homological equivalence は同じである。 不定域イデアルって何?どこ探しても出てこない
層とどう違うの?岡潔の元論文読むしかない? 実質おなじとおもってるが
通常、開集合Uを決めると関数らF(U)が決まるが
不定域イデアルだと関数を決めると開集合が決まる順では?
通常のイデアルの真似だとa,b∈Iとすると、それぞれ開集合U,Vなどが定まってるということかと?
定義の確認はしていない >>683
岡潔関連だと不定域イデアルとか上空移行の原理とかよく聞くけど
実態がよくわからないんで、あなたが論文読んで解説してくれるとみんな喜ぶと思う 岡の理論は難しいという定説がある。
一方岡の理論を層の言葉(連接層)で整理したカルタンの仕事がある。
だから岡の理論をそのままの形で学ぶ人は少ないのではないかと思う。
代数幾何では、連接層とは局所的にネター環上のネター加群のことであり解りやすい。 東大の講究の参考図書一覧は例年ネット上に公開されてるが、恐ろしくレベルが高くて驚く
私が学生の頃は(いや今でも以下のようなケースは少なくないだろう)、
学部の講究で古典的な代数幾何やRiemann面などをみっちりやって、修士1年でHartshorneの2-3章ともう一歩進んだ文献を読んで、あとは研究課題みつけて論文書こう
みたいなのがわりと普通だった
東大のホームページだと、4年の春にHartshorneどころか、もうスキーム論とか知ってる前提の本(Étale CohomologyとかMumfordのAbelian Varietiesとか)が普通に挙げられていて恐れ入る
代数幾何や整数論は超秀才じゃないとやっちゃいけないのかと思えてくる >>687
少ない知識、経験で論文を書くほうがはるかに難度が高いだろ
たくさん詰め込んだほうが楽 Cを代数曲線
異なる2点x, y∈Cが存在して、Weil因子の意味で、x 〜 yなら、C〜P^1である。 いや、非特異って条件がいる
曲線だから、ノーマルでいい ああ、あともちろんCは射影的
ベースは体ならオーケー 射影空間P^3の非特異4次曲面Sは標準束が自明
∵ X := P^3、i: S→Xを埋め込みとすると、
ω_S
= i^*(ω_X⊗O_X(S)) (∵ adjunction formula)
= i^*(O_X(-4)⊗O_X(4))
= i^*O_X
= O_S S上の楕円曲線を、固有かつ滑らかなスキームの射π:E→Sで幾何的点z=(Hom(Spec(k^-),E))によるファイバーE ×_S Spec k(z)が切断s(すなわちπ○s=id_E)を持つ種数1の連結曲線とする やっぱ、スキーム論やる前に複素多様体で、ラインバンドルとかその辺やっといた方がいいわ。
Griffiths-Harrisの1章の因子とラインバンドルのとこ、2章の線形系のとこ。とりあえず、この2つでいい。 あと、言うまでもなく可換環論
最低でも、Noether環と、代数のテンソル積、素イデアルによる局所化で保たれる性質(整拡大や平坦性など)は身についてないと話にならん
Cohen-Macaulay環とかそう言うのは、事前に知らなくても読める
まあ、Atiyah-MacDonaldを読めってことだな 曲線論はスキームはあってもなくてもどっちでも良い
層係数コホモロジーの存在とSerre dualityを認めて具体例をどんどん計算するのが良いと思う それは追及分野によるだろ
日本の伝統的なのだとそのあたりはいるかもしれないが >>697
そりゃそうだけど、
> Griffiths-Harrisの1章の因子とラインバンドルのとこ、2章の線形系のとこ。とりあえず、この2つでいい。
このくらいは、別にやっても苦にならんだろ。
そりゃ、多変数複素解析やKähler多様体や調和積分の一般論を一通りやってからスキーム論に入れとか言われたら、あとからやればいいんじゃないのと思うけど。 何に異論があるのかが正直よく分からない。
直線束と可逆層は本質的に同じもので、一般的に前者の方が具体的なイメージが付きやすいだろう。
そして、前者を知ること自体、環付き空間やČechコホモロジーを知っている人なら、1〜2時間も勉強すればできる。
線形代数やる前に平面のパラメータ表示や3次元ベクトルの外積を知っといた方がいい、って言われて異論のある奴いないだろ。 具体的なイメージが思いつくかは分からんが、可逆層のほうが分かりやすい気がする
可逆層とは、環付き空間X上の連接層Sであって、O_X加群のテンソル積に関して逆元Tが存在するものである
これだけ >>695
多様体としてみれば、自明じゃね?
もの見てからあとから見ればいいだろそんなの。 代数幾何の前に可換環論は、
効率悪すぎないか?
圏論、前層、可換環論の順ならそもそも代数幾何自明になってしまうし。
可換環論から代数幾何の流れだけはありえないと思う。 こんなの写経する僧侶
見てるみたいで甚だ見苦しい。
中世の俗化した僧侶のような、
娯楽研究者が増えて草。
働け。
こんな人材ばかりでは(教員も悪い)
大学の解体不可避では。
まあ、日本とか田舎だし、いいか。
勉強したい人海外行くだろうし。 >>704
すっさまじく妬み根性だけ発達してそうコイツ 定期的にバカが現れるな
代数幾何にコンプでもあるのか 妬みの意味がわからん。
日本語読めん社畜ゲーマーは
一生ゲームでもやってろ。 代数幾何コンプの意味もわからん。
代数幾何の前に可換環論を強要するそれこそコンプな風潮が意味わからんだけだ。 大学に残ってるって修士課程や博士課程ってことかい
日本の数学界ではむしろ能ありじゃないのか 理論なんてもんは、創り出すことにいみがあって、その能力のないやつが大学にいてもまともな研究などできんだろ、
(大)企業の研究者のほうがよほど有能ではないか。
アニメとゲームに脳をやられて、挙げ句にここで洗脳活動とは、いかにも見てられん。 まだ、現場に出て働いてるほうが有能ではないか?
一度社会も見ずに、修士博士などやっていて、果たして危機感を持って研究に取り組めるのか? 欧米の方が学士止まりで専門家気取りの日本の理系なんて採用したがらないけどな。
日本ローカルでも工学修士以上じゃないと研究開発部門に配属されない。 それはそうだ。
学士なんて話にならん。
海外で働く意志と気概があるなら
頑張ってくれ。
問題は、
学士レベルのことも写経しかできず、
完全に理解してないような
アニオタ、ゲームニキ、クソスレ先輩ではどう考えても海外では通用せず、
すぐに戻ってきて、所詮は、国のお荷物だ。
ということだ。 有限体Fp上のn次元空間(Fp)^nでの球面(?)
(x_1)^2+(x_2)^2+…+(x_n)^2=k (0≦k≦p-1)
の点の個数ってどうなってるんでしょうか p=2のときは簡単
一般のpは平方剰余を使えばいいのか k=0の時でさえ
nが奇数なら解の個数はp^(n-1)となりますが
nが偶数のときは違ってくるような気がしてとても変な感じです スキームを使わないと不便なので一番わかりやすいのって何 relativeなProjなどを普遍性を使わずに構成しようと思ったら結構大変ではないでしょうか 今更だけど、
>>154,157,160,162,164
こいつら(こいつ)は一体何を言ってんの?
関手Fに対して高次の導来関手が消える対象のことを、F-acyclic objectというのは普通に言うし、ほとんどのホモロジー代数の本にもHartshorneにも書いてあることだが >>720
通常はacyclicではなくrelative injectiveとかそんな感じの言葉を使う ネット上で意固地になってる人に何言っても無駄という好例だな 数論幾何とは・・・
トポロジーやら複素幾何やらひっかき集めた上で
自分たち以外には理解不能なオレ様定理を証明して
「な?」と自慢するだけの分野・・・
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました もしかして豊穣圏こそ「手段の目的化」と関係あるのか?。 中学3年生(今年卒業)の皆さんへ
高校数学の入門編講座の第1回をYouTubeにアップしています。
これから数学を得意にしようとする人に、最適ですよ。
https://youtu.be/lvVYgTYgN-E 松村の可換環論にでてくる「巴系」って、
英訳本では pakei なんでしょうか。それとも普通に s.o.p ですか?
それにしてもなんで「巴系」という略し方なんでしょうか。だったら「パ系」でいいのに。 schemeと層とコホモロジーがまだ簡単やね
それ以外の分野は難しすぎる スキームの先にスタックがあるし
スタックの先には導来スタックもある
どこまで行っても終わらないのが代数幾何 代数幾何学が数学の中で一番面白いよな
特にスキーム 秋月中井永田は岩波の、中野は共立のです
永田の抽象代数学は、入門書としては全く使えないだろうけど、永田の埋め込み定理が証明されている(らしい)から価値はあるでしょう >>746
その流れが、終わってきていることを象徴している。 永田の中小代数学ではなく
丸山・宮西の抽象代数幾何学 >>754
そんな本どこにあるの?
丸山、宮西、永田の『抽象代数幾何学』しか知らんけど。 永田の「抽象代数への入門」ね。
そんなのあったな。
何も書かれてへんやつ。 >>754
ごめんなさい
書名間違えました
抽象代数幾何学
です >>753
グロタンディークがそこまで抽象化を進まなかったことは先見の明があったのかなと思わせる 先見の明があったのは、モチーフに深入りせずに保型形式から来るl進表現を追求したセールだろ >>759
モチーフはスキームの抽象化とはベクトルが違う
モチーフもweil予想を自然に解くことを目的としていたが、そういう意味でスタック(ましてや導来スタック)を使っても自然には理論が展開できないということを見抜いていた(そのこだわりが正しいかは別にして)
セールもグロタンディークも先見の明はあったが、グロタンディークは人を見る目がなかった
モチーフも進めるにはグロタンディーク並みの天才が必須なように思われるが、グロタンディーク自身は周りが進めてくれるだろうと期待してたように思う 目についたので書いてみる
代数幾何の目標とはずばり何かね? 代数幾何の分野の難問の解決
例えばシャファレヴィッチ予想とか 日本の学部3年の知識から2年かそこらで代数幾何の最新理論に追い付いて、そこから問題見つけてオリジナルな結果を含む修士論文を書くなんて、まあ独学では無理でしょう 古典的な問題のモチベーションとか無視して、純粋に道具としてスキーム論や複素多様体を勉強して、指導教員の言うことを信じて、脇目も振らずに一つの問題に取り組めば、可能だろうけど、もうそうなるとなんの為に勉強しているのかという人生の問題になるね 因子や線形系すら出てこなくてひたすら連接層のコホモロジーの性質を証明している代数幾何学の本があるが、あれは面白いのか アメリカやイギリスでは高校に数学者のメンターが来たり先へ行く講義があったり、大学入試の学力試験が簡単なのでサクッと終わらせて大学数学に進むことができる
一方日本では学力試験が難しく、代数幾何へ進めば受験問題が解けるようになるわけでもないので、よほどの自信家でもない限り高校レベルで足踏みしなければならない
大学入学時点でのスタート地点が欧米に大きく遅れてるわけだから、間に合うわけがない >>776
むしろこの現実を受け止められる人が少ない >>776
受験テクはぜんぜん現代的な数理手法と噛み合わない。 代数幾何のテクニックは
この20年間に何回変わりましたか? スキームだのモチーフだのスタックだの導来圏だの…… >>779
その変転流転する時代性をガン無視して万古不易のごとく受験テク喧伝するのは有害極まりない。 >>783
カタストロフィー理論でなんでも説明してそう
コイツ まぁトムの理論の現代数学的な純粋数学的な評価は色褪せないけど。 Renes ThomのQuelques proprietes globalesの今世紀に入ってからの
被引用度数が300であることはそれを裏付けている
しかしカタストロフ理論はどうか >>783
逆
なんのエビデンスもなく難関学力試験で何かを鍛えた気になってるのが時代遅れ 大学入試問題が解けたら頭が良いとか学問の才能があるとか、そういう何の根拠もないことに基づいて、大学入試のような公的な試験を行うのは異常
まあ日本では、入試に限らず、会社の面接などでもトンチや心理テストしか聞かれないわけだが コンツェビッチは数オリのタイプではなかったと
聞いたことがある すみません質問です
arxivのワード検索で例えば代数幾何(AG)の分野の論文だけ
ヒットする検索方法はどうやればいいでしょうか? >>795
それを具体的にどうやったらいいんですか?
https://arxiv.org/search/advanced
このページのどの欄に何をすればいいのでしょうか 代数幾何あるある 1
「代数多様体って…イデアルだったんですね」 >>796
調べたいことを書いてくれ
身バレがいやなら、「例えばこういうことを調べるにはどう入力したらいいの?」を具体的に書いてくれ >>798
ワードは何でもいいんですけど。
例えば、elliptic surfacesをAGだけ、またはDGだけで検索する方法は
どうしたらいいでしょうか >>800
それでは正しい検索結果が出ないようなのですけど。
例えば
https://arxiv.org/search/?query="cohen macaulay"+math.AC&searchtype=all&source=header
だとたった13件しかヒットしないのですが
普通に"cohen macaulay"で検索するとACの分野で大量にヒットします 要するに検索ワード入力欄に
「検索ワード」と「math.AG」とを入力せよ、というアドバイスですよね?
でもそれでは上手く行かないっぽいです >>780
そんなに変わっとらんと思うよ。
そのへん気になるなら
代数幾何学より
∞圏の幾何を先にやればいいんでね? >>803
「空集合を要素に持たない任意の集合族に対して、
各要素(それ自体が集合である)から一つずつその要素を選び、
新しい集合を作ることができる」
「空でない集合の空でない任意の族 Aに対して
写像f:A→∪A(:=∪(A∈A)Aであって
任意のx∈Aに対しf(x)∈xなるものが存在する」
「∀λ∈Λ [A_λ≠φ] ⇒ Π(λ∈Λ)A_λ≠φ」 定理 次の命題は( ZF 上)同値.
1. 選択公理
2. C, D を圏, F: C→D を関手とする.
任意の d∈D に対して F から d への普遍射が存在するならば,
F は右随伴を持つ.
3. C を余完備な圏, D を圏, F: C→D を余連続な関手とする.
F はsolution set conditionを満たすとする.
このとき F は右随伴を持つ.
(General Adjoint Functor Theorem)
4. C を余完備かつco-wellpoweredで,generatoring setを持つ圏,
D を圏, F: C→D を余連続な関手とする.
このとき F は右随伴を持つ.
(Special Adjoint Functor Theorem)
5. C, D, U を圏, F: C→D , E: C→U を関手として,
各 d∈D に対して余極限 colim(F↓d→C→U) が存在するとする.
このとき F に沿った E の左Kan拡張 F†E が存在し,
F†E(d) ≅ colim(F↓d→C→U) である. 詳しく論ずるほどの知識はないが
昔はF.Hirzebruchが
今はJ.Lurieが有名 たとえば{(x:y:z);x^3+y^3+z^3=0}のような点集合は
そのままでは代数曲線だが
SpecZ上の曲線族とみなせば
代数曲面でもある
おおざっぱにはこんな関係があるとも思える 質問です。
体k上の射影空間P^nの因子類群がZとなることの証明でわからないことがあります。
写像
deg: Div(P^n) → Z
を、以下で定義します。ただし、正規代数多様体Xに対して、Div(X)はXのWeil因子のなす群です。
WをP^nの素因子とすると、Wは斉次多項式fの零点集合である(*)から、
def(W) := deg(f)
と定義する。一般の因子に対しては、これを線形に拡張する。
(*)は、P^nの斉次座標環k[X_0, ..., X_n]がUFDであることから、高さ1の素イデアルが単項イデアルであることから従います。
上の定義からdegが全射準同型であることは明らかですが、Ker(deg)が主因子のなす群であることの証明がわかりません。
deg(Σ W_i - Σ V_j) = 0(W_i, V_jは素因子)
として、各W_i, V_jを定める斉次多項式をf_i, g_jとすると
Σ W_i - Σ V_j 〜 (Π f_i/Π g_j) ---- (**)
であるので、Ker(deg)は主因子のなす群に含まれます。
逆に、(h)を主因子とすると、hは次数の同じ多項式f, gで h = f/gと書けるので、deg((h)) = 0であり、主因子のなす群はKer(deg)に含まれます。
上の証明で分からないのは、(**)と同様にして、任意の素因子Wに対して、斉次多項式fが存在して
W = (f)
となりますから、Wは次数が正でも主因子になってしまいます。だから、何か飛躍があると思うのですが、それが分かりません。私が勘違いしているのでしょうか? 次数が0でないと、fは有理型関数にならない。
deg(f) = dなら、f(ax) = a^d f(x)(a∈k, x∈k^(n+1))だから。 >>814
815や816では短すぎてわかりませんか?
もしそうだったらもっと丁寧に説明しますが >>817
すみません、できればそうしていただけると有り難いです 主因子の定義をもう一度よく読んでみてください
(815はそういう意味)
816は主因子の定義に踏み込んで説明してくれています
というわけで
主因子の定義をよく読んでみる気になりますか?
もしそうでなかったら主因子の定義を書きますが >>819
勉強のため、書いていただければ有り難いです。 念のためですが
主因子の定義をどこで読んだか教えてもらえますか
その定義より詳しい説明にしたいので >>821
「勉強のため」ということは
問題点は解決済みなのですね 代数幾何がトロピカル幾何の素材を提供している
という関係に見える principal divisor→degree 0の証明マダー トロピカル幾何があるってことは
テンペレート幾何もポーラー幾何もあるの?w 代数幾何学と数論幾何学って、どっちの方が難しいの? ネーター環よりアルティン環の方が
重要だという主張であろうか principal divisorの話はどこ言った?
めっちゃ待ってるんだけど >>840
質問した本人が「勉強のため」と
言っているのだから
問題点は解決済みなのだろう
大した問題ではなかろうと思っている野次馬は
黙っていればよろしい >>841
イヤ、大した問題ではないはおろかめっちゃ面白い問題だと思ってるけど?
少なくともオレには証明できないぞ >>839
宮西の本では最初にネーターの正規化定理と
アルティン・リースの補題が
基礎的な話題として書いてある
この段階ではどちらがどうとは言いにくいが
最近の変形論ではアルティン加群が非常に重要らしい >>841
勝手なこと言うなよ
「質問した本人」が言っている根拠は何だ?
>>817以降はお前の自演だろ >>842
841が言いたいのは
「定義から自明」
ではないのか Artin-Rees lemmaはArtin環の定理じゃないだろ >>846
アルティン性の本質に関わると勝手に思っているのだが
誤りであればご教示願いたい >>845
さぁ?
少なくともオレには“定義から自明”には思えないけど >>849
定義が分かっていたら自明でなくても満足しておきなさい
分かっていなければ問題だけど >>850満足はまぁいかないけど、流石に5chで解説は来なかったな >>851
(+5)+(-3)=2の解説でさえ
昨夜の探偵ナイトスクープでは
相手の中学生が8という誤答を書いた理由を聞いてから
それに合わせた説明をしていた
5chでも同じことで
誤答を書いた理由の説明が聴けないうちは
何も書けないということかな でも「定義が分かっていたら自明でなくても満足しておきなさい」とか書いてる時間で説明できそうなものだが イヤ、コレは元の質問者もオレもそうだけど、まぁまぁの教科書であまり詳しい解説がないから困ってるんであって「間違ってるみたいだけどどこが間違ってるのかわからないではない」
ので「間違ってるその解答を書いて」もへったくれもない
定義もwikipefiaに載ってる定義もハーツホーンの定義も同じでそこに曖昧さもないし
やはりこの問題は意外に難しくて5chの住人レベルでは手に余るんでしょ?
ちなみに
「主因子→deg=0」
が言えるのはいつだっけ?
体上の固有スキームなら言えるんだっけ? それはお前の質問であって、もとの質問は関係ないよね? f(z)を0でない有理関数とする.
f(z) が
点 P1, . . . , Pk ∈ P^1(C) でそれぞれ m1, . . . , mk 位の零点をもち,
点 Q1, . . . , Ql ∈ P^1(C) でそれぞれ n1, . . . , nl 位の極をもち,
他の点では零点も極ももたないとする.
このとき,因子 div(f) を
div(f) := m1P1 + · · · + mkPk − n1Q1 − · · · − nlQl
で定める.div(f) を f の主因子(principal divisor)という
因子 D = m1P1 + m2P2 + · · · + mN PN に対して,
その係数の和 m1 + · · · + mN を D の次数(degree)といい,deg D で表す.
つまり,deg D =Σ(i=1~N) mi である
任意の0でない有理関数 f(z) について,deg(div(f)) = 0 である
www.math.kyoto-u.ac.jp/~kawaguch/pdf/07Gaikan.pdf >>857
それハーツホーンの次数の定義ともwikipediaの定義とも違いますがな そもそも元の質問者>>814は
主因子の次数が射影空間では0になる証明がわからないと言ってるんだから、どんな定義にせよ、もっと一般の空間について定義されてるそれに決まってるやん?
それを射影空間でしか通用しない定義持ち出して、「ほら自明でしょ」とか何言ってんの?
それをしたいならハーツホーンらwikiの定義とその射影空間での別定義が一致すること言わないとダメやろ? >>858
一次元だからね
でも、意味が分かってれば何をどう一般化したのかわかるはず >>859
814は単に射影空間上での因子を誤解してるだけだと思う >>861
写像
deg: Div(P^n) → Z
を、以下で定義します。ただし、正規代数多様体Xに対して、Div(X)はXのWeil因子のなす群です。
もうこの辺だけで最低でもdegは正規代数多様体以上で定義されてるやん? >>863
どんな事言ってんのか知らんけど、ほんとに元の質問者の質問内容わかってんのか? そもそも>>814のdegは、Weil因子の次数じゃねーだろ
(この定理を示したら結果的に一致するけど) ID:P3U91e1p はそもそも代数幾何が分かってなさそう まぁ元の質問者のdegの定義も中途半端だからちゃんと描けば素因子Dに対して
degD=Σ[v; K(X)上の完備付値] v(D)
ただしv(D)は有理射X→spec KvによるDの像の定義多項式の付値
コレをDiv(X)全体に拡張したものがdeg
コレは代数幾何の教科書でほとんど違いはないからココに議論の余地はない
そもそも論としてdegは有理式に対して定義されてるものじゃなくてWeil Divisorに対して定義されてるもの
そもそもそこから質問者の質問内容が理解できてないんじゃないのか? >>867
わかってないし、主因子→deg=0の証明は勉強してた当時保留した記憶があるからちょっとわかってそうな奴のレスに一瞬期待したんだよ
見事に裏切られたみたいだがなwwww >>869
テキストの読み方が悪いんじゃない?
そういうことゼミで教授に教わらなかった? >>870
知らんよ
代数幾何の研究室でもないし、あくまで院生同士のセミナーで読んでただけだからな
まぁ
今のオレなら証明できるかもしれんけどそんな素人の証明じゃなくて、ちゃんと勉強した人の証明見たかったんだけどな
まぁ5chに期待してもこのレベル移行の話は期待できんわな 声がでかいだけで何の足しにもならない奴の典型だな
クラスの全員が一桁の足し算理解してるところに、一人だけ「8 + 7は感覚的に15よりも大きいと思う」とか言っていて、どんなに説明しても理解できないような奴 >>868
そもそも>>814はdegを有理式に対して定義などしていないが >>868
また、>>814はdegを正規代数多様体のWeil因子に対しても定義していないが >>873
そうだよ
まぁもういいよ
オレに絡んでる奴おそらく質問者のレベルにすら達してない 誰も証明できていないのに煽られるID:P3U91e1pには同情する
このスレ誰も代数幾何学理解できてない そやな
実際 principal divisor deg zero とかでググるとstack exchange とかでも質問来てて、この話ちょっと代数幾何勉強するときの鬼門なんだろな
まぁ専門外の話だからわかんなくてもいいとしよう >>814の質問は>>815-816でとっくに解決している
そして、ID:P3U91e1pは全く関係のないことを「>>814の質問」だと誤解して、誰も説明してないとか言っている >>814とは関係のない自分の質問として質問すれば、誰かが答えてくれただろうに
壁に向かって一人で騒いでて「なぜ誰も答えてくれないんだ」とか言ってるようなもん
傍から見れば頭がおかしい人にしか見えていない まぁお前には一生関係ない話だよ
コレまでもコレからも因子の次数を理解することはないだろうよ 「fとは別の関数」という意味でf'と書いたら、関係のない第三者がfの導関数のことだと勘違いして、とっくに解決済みの質問に対してまだ解決していないと騒ぎ出したようなもの 「f' = Kfとおく」を「fは微分方程式f' = Kfを満たす」という意味に取り違えて、一人だけ「fが指数関数であることの証明は?」とか関係ないことをずっと騒いでいるようなもの
>>815-816でたった10分で回答がついたことからも分かるように、>>814は普通に日本語が読めて数学的な内容が理解できている人なら誤読しない
教科書を行間を埋めながら読んだり、例を考えたりすると言った当たり前の習慣が身に付いておらず、聞き齧った知識を本をつまみ食いして補完するような勉強しかしていない証拠 >>883
別の質問って主張は確かだが、その例えはいまいちだな
代数幾何学で通常用いられる一般的な定義ではどうなるのか?という話とその例えはずれている >>884
> 代数幾何学で通常用いられる一般的な定義ではどうなるのか?という話
誰もそんな話してないよね? >>885
>>868
重ねて言うが別の質問だというのは確か
だが、代数幾何学を理解してないとか教科書の読み方が間違ってるとは思わないな まぁもういいよ
現在保留してた証明に再挑戦中
もちろんできてもここにはかかないけど
この土日の暇つぶし何やるか決まったのでよしとしよう
ここのレベルで代数多様体の因子の次数の話で参考になる話が聞けるはずもないわな >>889
数学を理解するということは
芸術作品の鑑賞とはちょっと違うよ >>890
学士院賞のIさんと比べてみたらわかるかもしれない
専門も近いことだし >>891
なんの事がわからんけど少なくともDivisorとLine Bundleを一対一に対応させる話はHartshoneとかでは少し後の話だし、確かlically UFDとか仮定してCartier Divisorに行って‥だったはず
そして射影空間のラインバンドルがO(n)の形してるとかそのセクションがどこに入ってるかとかが変換性から分かるなんて話がこの段階の議論で通用するはずがない >>891
理解がおぼつかないのではなく
暇つぶしに難癖をつけてみたかっただけだということがそれでよくわかった >>897
ampleとかvery ampleとか
見たことないの? >>896
藤原先生と加藤先生がそんな話をしていたのを
横で聞いていたことがあります 時々、自分がAbel多様体になった夢を見る
もしかすると、俺は本当はAbel多様体で、人間である俺が夢なのかも知れない 代数幾何学專門の人がTwitterで代数幾何学についてアドバイスをしているけど、いくつか同意できないところがあるな(もちろん、同意できるところもある)
特に位相は効率的に勉強して早く行ったほうが良いという点だが、
代数幾何の入り口であるザリスキー位相の議論も当然だが、それ以降も既約や閉部分スキームなど、手足のように位相の概念は登場するわけで、
位相はむしろしっかりやったほうが後々困らなくて済む 非ハウスドルフ位相と距離位相を平行して学ぶと混乱する
代数幾何で使うのは前者 >>909
そんなこと、なんでわざわざここに報告しに来たの?ww
本人に言えばいいじゃん!(笑) >>909
そうなんだ
あなたがそうしたいならそうすればいいだけの話だよね
法律で決まってるわけじゃないんだから Twitterの数学者でもない一個人の主張に、お前が同意できるかどうかなんてどうでもいいわ
Googleで「スキーム論 代数幾何」とか検索すれば、どう見ても素人の書いたくだらんアフィブログが大量にヒットするぞ
そっちにいちいちツッコミ入れてれば?(笑) ヴェイユ因子とカルティエ因子って、なにか関係あるの? >>922
locally UFDであるスキームだと一致するはず
他なんか条件あったかも
今手元にないからわかんないけどHartshorn の2.6のちょっと後くらいに載ってるハズ >>926
多様体上の関数みたいなものじゃないかな >>926
おおざっぱに言えば
余次元が1の
代数的または解析的な閉部分集合の
既約成分たちの整数係数の
形式的な有限和 有理型関数の芽の層を
零点を持たない正則関数の芽の層で割れば
因子の層になる >>926
有理関数の特異点や零点になりそうな点集合の候補 >>938
岩波数学辞典に書いてある10通りの定義のうち
一つでも頭に入っていれば通るだろう 数オリ解けるのと大学数学ができるのって、なんか関係あるの? >>942
もちろんある
大学数学は数学オリンピックだし 日本で無限多変数の解析接続をしていたのは
九州大学の梶原スクール Nishihara, Masaru Riemann domains over Banach-Grassmann manifolds. Asian-Eur. J. Math. 2 (2009), no. 3, 503–520. Thxでした、探して見てみます
ところで、無限次元代数幾何ってあるのかな? 小さな頃は毎日楕円曲線と遊んでいたし、ノートを開けば楕円曲線はそこにいたのだが、それが分からなくなってきた
数学的対象とは何だ? 自明でないことに価値があるわけ
けど、何が自明で何が自明でないかがわからなくなってる 代数幾何が専門の数学会理事長が
リーマン面の本を書いているくらいの
関係はありますね リーマン面の理論 (Japanese) Tankobon Softcover – November 29, 2019
by 寺杣友秀 (著) 共形構造あるいは等角構造を備えた2次元の空間と
局所的に近似的にユークリッド的な計量を備えた空間の概念は
どちらもリーマンに負う リーマン面の理論は一変数関数論または
代数曲線論または一変数代数関数論の話題で
リーマン幾何学は微分幾何学の一項目
勿論関係がないわけではないが リーマンが長生きしてたら、リーマン予想証明してた? リーマンが1851年に学位論文に書いた
等角写像の基本定理が証明されたのが
1900年頃だから
長生きしていればそれくらいは
証明できたかもしれない リーマンに関する絶対常識
1 リーマンショックとは無関係
2 サラリーマンとも無関係
3 リーマン予想の論文は恩師だったディリクレに捧げられた
4 リーマン面はアーベルとヤコービの関数論を基礎付けるためにリーマンが持ち込んだ概念で、その示性数にヒントを得てポアンカレはホモロジー論を展開した
5 「幾何学の基礎をなす仮説について」は多様体上の微分幾何の出発点であり、そこから展開した理論が一般相対性理論の数学的基礎となった
6 夫人はリーマンが偉大な数学者であることを知らず、怠け者だと思っていた >>969
フェルマー予想が解けるまでに何年かかったか知ってる? Abel賞が計算複雑性理論て
数学自体ネタ切れかよ 世界的には数学の潮流自体がそういう風になっている
日本の数学者は「純粋数学」に固執しすぎ
応用もせいぜい物理への応用くらいしか興味がない
そんなんだから世界から取り残されることになった 代数幾何、数論幾何とそれ以外
純粋数学と応用数学
数学とそれ以外
理系と文系
こういう恣意的なレッテルなんて学問の世界には関係ないし、どちらか一方でなければならない理由もない イメージできる選択肢の幅の狭さということで
理解できる
それぞれ選択肢を広げる努力はしていると思うが なんかアーベル賞もただ有名な人に上げるだけの賞になっちゃったね
チューリング賞がまさにそうだけど 基礎論や計算機科学がもてはやされるのは、べつに視野が広いからではなくて、単にヒルベルトプログラムの名残だろう たとえばP≠NPが証明されたとして、数学に何か豊かさをもたらすのか?
ホッジ予想やBSD予想に進展があれば、それは次世代の数学の方向性を定めるものだが
・問題を解いただけ
・くだらない理論や概念をでっちあげて内輪で論文濫造してるだけ
の数学者は偉大ではないぞ 他人の仕事の補完をするだけの数学者が偉大なのか?
リーマンを見習えよ 結局アーベル、そしてリーマン
形式よりも機構を論ぜよ
俺も同意する >>980
では聞くが、フェルマーの最終定理が証明されたことで豊かさをもたらしたのか?
確かに副産物としてワイルズのトリックは多少の応用があるが、今から見た結果論でしかなく(それで良いならP=NPも証明が未知なので応用があるかもしれない)、豊かさをもたらしたわけでもない
フェルマーの最終定理を用いて証明できることは(2)^1/n(nは3以上)が無理数であることくらいしかない
だが、たしかにワイルズはフィールズ賞やアーベル賞を受賞し、成果を評価された >>984
フェルマーの最終定理が数学に豊かさをもたらしたとこのスレで誰が言ってるの? >>985
数学の評価対象は豊かさであると仮定する
これはフェルマーの最終定理を証明したことが評価されたことと矛盾する
ゆえに仮定は誤りである やたら純粋数学ばかりもて囃してるのに
その純粋数学で大した成果を出せないのが日本の数学界 >>986
じゃあ君は賞を取ることを目標に数学をやればいいじゃん えっと、ID:iV7Uj5DA←こいつは何がしたいの?
お前がどう数学者を評価しようが、世界中の数学者はそんなの気にせず研究をしてるよ
立派なことじゃないか 他人の思考がすべて自分と同じじゃないと衝動的にネットに文句書き込んじゃう人って、幼稚だと思うよ ワイルズらが数学者として評価されてるかどうかとかなんて、自分の人生には全く関係ないのに、なんでそんなことが気になるんだろう >>988
今俺が議題にしているのは「数学界の評価」の話であり、個人がその枠組みの中でどう行動するかという話ではない
これは、数学者はそんなことは気にしていないとか、他人の思考が同じではないこととは論点が異なる >>992
君が定義した枠組みでは君の認識が正しいんだろ?
じゃあそれでいいじゃん
俺もそれでいいと思うよ たとえば、君が「ひらがなを綺麗に書く方法」に関する研究をして、それで何か成果が得られたとしよう
それが君の中で正しくて重要であると思うなら、それでいいじゃないか
ただ、俺はそれに興味がないし、他の人も興味がない人が多いと思う
だから、他人にそれを検証してもらったり、それを普及させたりしたいなら、追加の努力をする必要がある
もしそうなら頑張ってくれたまえ >>994
あなたはそもそも論点が理解できていないように思う
論点は「数学界は豊かさで評価するか」であって、実際に先程豊かさで評価しているとは言えないことを証明したが、その証明に俺やあなたの研究の話が少しでも登場しただろうか?(反語) >>995
たとえ話って理解できない?
ドローンの規制強化の議論で「包丁が凶器になるからといって販売禁止するのはおかしいよね」と言われて、「相手は包丁の話をしている」と解釈する人はいないよ >>995
あなたは
「数学界は数学者を研究内容の豊かさで評価していない」
という自説・解釈を持っていて、それはあなたの中で整合的なのだから、それでいいじゃん
俺はべつにそんなことに興味ないからどうでもいいし、否定もしない
それを他人に検証してほしい・普及させたいなら、俺は協力しないけど頑張ってください >>997
それは厳密には例え話に収まっていないからね
つまり、まず「ドローンは悪用されるから規制すべきだ」といった主張があって、その主張が前提としているロジック「悪用されるものは規制するべきである」の反例として「包丁は悪用されるが規制するべきではない」と述べている
あなたの「例え話」は、残念ながら例え話に過ぎず、議論のレールの上にない
恐らくあなたはクリティカルシンキングが苦手なのだろう
数学界がどう評価するかというフィロソフィカルな議論に対して「じゃあ君は〜やればいいじゃん」といったプラクティカルな話にずれたり、人格攻撃論法をしたり、
自分が論理的でないことに自分で気づき、それを自分で批判する、ということが中々できないのだろう
日本ではこういう人は取り立てて珍しくはない
というのも、日本のクリティカルシンキング教育が諸外国と比較して遅れていることがすでにデータで示されている
論理という土俵の上で行う議論について、自分で自分が土俵の上にいるかさえ分からなければ、当然議論は困難だ(もちろん、こちらが何度も土俵の上に戻してやることも出来なくはないが……) このスレッドは1000を超えました。
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