0245現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
2018/02/16(金) 15:33:04.70ID:wmUyW91w(>>240より)
仮定P’2:「R−Bf:RにおけるBfの補集合で、ベールの第一類集合で、R中稠密である、とする。」
↓
結論:この場合は、fは空集合(存在しない)
は、証明可能かもしれません。(定理1.7の証明で、「自動的に証明できている」という主張は無茶では?)
しかし
仮定P’2:「R−Bf:RにおけるBfの補集合で、ベールの第一類集合で、R中稠密である、とする。」
↓
f はある開区間の上でリプシッツ連続である
↓
結論: f はある開区間(=リプシッツ連続な開区間)の上で ”lim sup y → x |(f(y) − f(x))/(y − x)|< +∞”である
が言える (つまり、リプシッツ連続→”lim sup y → x |(f(y) − f(x))/(y − x)|< +∞” が成立。つまり、Bf内に開区間ありと)
(>>205より)
ですから、繰り返しますが
仮定は、補集合がR中稠密で、Bfは開区間など持ち得ない
結論は、Bfは開区間を持つ
です
だから、仮定から結論は、導けない。
この証明は不可能でしょう
だから、
仮定:補集合がR中稠密で、Bfは開区間など持ち得ない
から出発して
結論(A):そのようなfは空集合(存在しない)
結論(B):そのようなfは存在し、反例になる
このように、結論(A)か結論(B)か、どちらかをきちんと証明すべきです
(繰り返すが、仮定:補集合がR中稠密で、Bfは開区間など持ち得ない だから、結論が、Bf内に開区間あり は、まずいよと)
以上