お腹が空いたときのメモ
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夜、寝ようと思ってるのに
何か無性にお腹が空いたときの食べたいものを書いとく 亜里沙「モーニングサーブって何?」
絵里「ソーセージみたいなの…だったと思うけど」
希「皮なしソーセージやね」
穂乃果「パリッとした食感がないと物足りない気がしない?」
花陽「どっちも美味しいけど…」
ことり「お弁当に入れるとウインナーもタコさんやカニさんにしたりするから、パリッとした食感は無くなっちゃうね」
にこ「ウインナーの飾り切りも今は数えきれないほどバリエーションがあるわよ」
花陽「うさぎ、鳥、花、四つ葉のクローバーとかあるよね」
真姫「栄養バランス重視ならチーズが入ってるのもいいんじゃない?」
希「まあ、給食と違っていつも牛乳飲んだりしないもんね」
にこ「牛乳…」
希「え?…何?にこっち」
にこ「な、なんでもないわよ」
にこ(何食べたらそんなに…いや、聞くのもシャクだから聞かないけど!) 穂乃果「えーと…大谷翔平がいるほうがアメリカンリーグ?」
凛「うん。大谷がいるエンゼルスや、田中将大のニューヨーク・ヤンキース、菊池雄星のシアトル・マリナーズとか、DHがあるほうがアメリカンリーグだよー」
にこ「でも確かナショナルリーグもDH制にするとか言ってなかった?」
希「そういう話もあるみたいやね。日本と一緒やな」
真姫「まったく、隙あらばアメリカの真似をしたがるんだから…」
絵里「そのアメリカン・リーグが、ちょうど120年前の1900年1月29日に設立されたのよ」
花陽「ナショナルリーグより後でできたんだね」
海未「つまりMLBは2リーグ制になって120周年というわけですね」
絵里「というわけで…はい亜里沙。С днём рождения♪」
亜里沙「ありがとうお姉ちゃん♪これは何?」
絵里「アメリカンリーグと同じ誕生日の亜里沙に、アメリカンリーグにちなんだプレゼントよ♪」
亜里沙「わあっ、サルタラマッキアのユニフォームだ♪」
雪穂「さ、サルタラマッキア?」
凛「世界一長い名前のメジャーリーガーとして有名だった、レッドソックスなどで活躍した強打のキャッチャーだね」
雪穂「うわっ、ホントだ…SALTALAMACCHIAって、アーチ状の背ネームが長すぎてほぼ輪になってる…」
にこ「NAKANOWATARIでも長いと思ってたけどそれより二文字も多いのよね」
希「そうそう、あのバルバロ・エリスベル・アルエバルエナ・エスカランテ(ARRUEBARRUENA)よりも一文字多いし」
凛「んー?でもレッドソックスのユニフォームって、こんなカラフルな文字だったかにゃ?」
絵里「いや、実は名前入りが手に入らなくて…ことりに手伝ってもらったのよ」
穂乃果「この背ネーム、ことりちゃんの刺繍なの!?」
ことり「うん。頑張りました♪」
海未「どれだけ器用なんですか…」
亜里沙「ありがとう!お姉ちゃん、ことりさん♪」
凛「食べ物とは関係なさそうだけど…」
真姫「いや、そうでもないわよ。ほら、ここ」
花陽「塩、だね」
穂乃果「そっか、塩のソルト(SALT)だ!」 ことり「でも今日は塩じゃなくて、甘いケーキでお祝いしよう♪」
希「ケーキに立てたロウソクまで、サルタラマッキアの背ネームみたいに見えてくる…」
花陽「アハハ。確かに似てるね」
亜里沙「Хорошо♪」
ことほのゆきうみのぞえりにこまきりんぱな「はっぴばーすでーとぅーゆー♪」
海未「しかし…てっきり今日は穂乃果の和菓子ケーキで来ると思いましたが」
ことり「フフフ…ただのケーキだと思う?」
花陽「えっ。すごく美味しいけど…」モグモグ
真姫「…やっぱり何かあるの?」
穂乃果「前に何度か、こんな話をしたでしょ?」
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/healing/1546102029/315
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/healing/1546102029/490
真姫「おからケーキ!?」
ことり「ご名答♪」
雪穂「しっとりした生地で、全然おから感がないね」
亜里沙「とっても美味しいです♪」
にこ「美味しくて低カロリー、食物繊維も豊富!」
希「あー、そういえば1891年のハワイ王国女王リリウオカラニの即位の日が1月29日やったっけ」
凛「おから煮の人にゃ」
花陽「やっぱり!?」 絵里「サントリーといえば…」
真姫「烏龍茶?」
希「伊右衛門とか」
花陽「なっちゃん!」
凛「DAKARAもあるにゃ」
海未「どうぞ」
穂乃果「ありがと」
ゴクゴク…
穂乃果「ぷはー。今日も水が冷たいっ♪ってこれ水じゃん!」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
雪穂「サントリーの天然水…」
亜里沙「南アルプスの天然水だね♪」
にこ「要するに今日は何かサントリーに関する記念日ってこと?」
海未「ええ。1月30日はサントリーの創業者、鳥井信治郎の誕生日です」
穂乃果「ことりちゃんを信じろ?」
ことり「私じゃないよぅ…」
希「鳥井信治郎は大阪府大阪市出身や」
にこ「希とは違って本物の関西人ね」
穂乃果「関西といえば、1月30日は長谷川町子先生の誕生日でもあるよね」
亜里沙「サザエさんの人ですか?」
凛「サザエさんといえば関西なのー?」
海未「長谷川氏は佐賀県出身らしいですが…」
穂乃果「サザエさんはフグ田さんでしょ?」
真姫「フグ田→ふぐ→とらふぐ→大阪ってこと?」
絵里「フグが有名なのは山口県じゃないの?」
希「大阪はとらふぐの消費量が日本一なん」
ことゆきありえりにこりん「へー」
にこ「とらふぐなんて食べたことないわよ」
凛「サザエも滅多に食べないにゃ」 穂乃果「毎月30日は“みその日”でしょ?かつおだしでわかめの味噌汁を作れば、カツオとワカメが揃うよ♪」
海未「麩も入れましょう」
にこ「麩ね」
凛「フネ!?」
ことり「海未ちゃん…」
海未「な、なんですか?」
花陽(サントリーにサザエさん。日本人にはおなじみの“サ”のつく大家族…かな?) 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」パク
にこ「やっぱりポテトでしょ」モグモグ
花陽「アップルパイも美味しいよ♪」
希「なんで今日はマクドなん?」
亜里沙「ちょうど30年前の1990年1月31日、マクドナルドのСовет1号店がМосква́に開店しました!」
雪穂「へー。そんな最近なんだね」
海未「平成に入ってからですね」
凛「凛たちは誰も生まれてないけどにゃ」
絵里「それだけじゃないわよ。1月31日はアンナ・パブロワの誕生日でもあるんだから」
ことり「グレゴリオ暦換算だとバレンタインデーの頃だよね?」
穂乃果「もしかして、ニュージーランドのケーキの人?」
絵里「ええ。パブロワが公演でオーストラリアやニュージーランドを訪れたことを記念して、パブロワの名前のお菓子が作られるようになったんですって」
にこ「グレーテルのかまどで見た覚えがあるわね」
花陽「小麦粉を使わない、メレンゲのケーキだね」
真姫「パブロワもいいけど、1月31日といえば“歌曲の王”として知られるオーストリアの作曲家Franz Peter Schubertの誕生日でもあるわよ」
凛「シューベルトって、音楽の教科書に載ってる人?」
穂乃果「そうそう。エレンの歌第3番とか有名だよね」
希「進撃の巨人?」
真姫「いや、そのエレンじゃなくて…」
絵里「サラ。帰ろう」
亜里沙「お姉ちゃん♪」
にこ「また懐かしいの持ってくるわね」
穂乃果「よく“シューベルトのアヴェ・マリア”として演奏される曲があるでしょ?金色のコルダにも出てくる…」
花陽「あーーーべーまりーぃあー♪」
にこ「ってやつ?」
真姫「そう、それ」
亜里沙「マリア様じゃなくてエレンさんの歌なの?」
穂乃果「そうだよ。この曲の登場人物“湖上の美人”エレンが、マリア様に助けを求めて“アヴェ・マリア”と唱えるっていう話だから」
真姫「つまり本来は宗教楽曲じゃなくて、詞の物語の中でエレンがマリアの名を口にしたってだけの曲ね」
ゆきありうみのぞにこりんぱな「へー」 にこ「シューベルトねえ…食べ物とは関係なさそうだけど」
凛「シュー…クリーム?」
穂乃果「いや、アヴェ・マリアで安倍川餅!」
亜里沙「アベカワモチって何ですか?」
雪穂「きなこ餅とこしあんの餅のセットだよ。静岡県発祥で、元々はきなこ餅だけだったみたい」
海未「一月丗一日は晦日節。正月を締めくくる日ですからね」
花陽「お餅も食べ納めかあ…」
希「まあ、また食べたいときに食べていいと思うけどね」
穂乃果「いつでもどうぞ♪」 にこ「ブラウ・ブロとかいうマイナーなモビルアーマーに乗ってたジオンのニュータイプ?」
希「それはシャリア・ブルやんな」
亜里沙「スシを焼くんですか?」
雪穂「シャリ炙る…いや、違うと思うよ」
凛「いつの間にか声が変わってる常時半眼で出っ歯の緑色の怪獣だよねー?」
穂乃果「ガチャピンね。あれは恐竜じゃなかったっけ?」
海未「肉と野菜の餡を小麦粉の生地で包んで焼く中華料理ですね」
ことり「それは餡餅(シャンピン)」
絵里「フョードル・シャリアピンはロシアのオペラ歌手よ。丸の内で抜歯治療を受けたシャリアピンのために、日本のシェフが牛肉を叩いてタマネギに漬けて柔らかくして焼いたのがシャリアピンステーキ」
真姫「そのシャリアピンの誕生日が2月1日なのね」
花陽「ロシアと日本の友好の証がシャリアピンステーキなんだね」
希「ちょっと堅めのアメリカ牛やオージービーフも、よく叩いて焼けば柔らかくなるし♪」
凛「今日は希ちゃんのために凛がロッキーにゃ!」ブンブン
のぞりん「エイドリアーン!」
にこ「いや、拳で殴るんじゃないわよ。ちゃんと肉たたきがあるでしょ」トントン
穂乃果「今日は希ちゃんの声に感謝する日だから、タマネギもサービス!」トトトトン
真姫「まあ、声を商売道具としたオペラ歌手のために生まれた料理ならぴったりね」
穂乃果「くぅー!硫化アリルが目にしみる><」
ことり「アハハ。タマネギはそんなに増量しなくてよかった気もするけど…」
花陽「でも2月1日って、ほかにもいろいろあるよね。ニッポンハムの創業者、大社義規さんの誕生日でもあるし」
海未「肉を柔らかくすることも食肉加工の技術に通じるものですし、無関係ではないかもしれません」
希「お肉といえば、1933年に三重県松阪市ができたのも2月1日やね」
真姫「松阪牛なら叩く必要も無さそうだけど」
雪穂「2004年に岐阜県飛騨市ができたのも2月1日らしいよ」 にこ「牛といえば、2月1日は平下晃司の誕生日でもあるけど」
穂乃果「平下って、F1セブンの?」
海未「阪神に移籍する前は近鉄バファローズに居たんですね」
ことほのうみのぞえりにこまきりんぱな「びーうぃずゆー猛牛ベイベー♪」
絵里「しかも平下は宮崎県出身ね」
希「松阪牛、飛騨牛、宮崎牛…」
ことり「もっと牛(ぎゅ)っとー♪」
のぞほのぱな「もっ牛(ぎゅう)ー♪」
凛「そんなこと言ってもアメリカ牛やオージービーフが松阪牛や飛騨牛や宮崎牛に化けたりしないにゃ」
にこ「そーね…おとなしく肉が柔らかくなるのを待ちましょ」
希(歯の治療をしたばかりでもステーキが食べたかったシャリアピン…お肉が好きな人はいつの時代も一緒やな♪) 亜里沙「ふのひ?」
凛「フのヒ?」
ヒフミ「えっ」
ヒデコ「ひのふの…」
ミカ「ふのひ?」
穂乃果「じゃなくて、二月二日は“麩の日”なの」
雪穂「ふ菓子あるけど、食べる?」
フミコ「大きいけど軽いし、麩だから低カロリーだよね」
花陽「香ばしい黒糖のやさしい甘さがクセになるよね♪」
にこ「まあね」モグモグ
絵里「にこったら、黒糖ついてるわよ」クス
にこ「あ、そう」
絵里「そっちじゃなくて…」ペロッ
にこ「うひゃぁ!?な、なななな何してんの絵里!」
絵里「甘くて美味しいわよ♪」
にこ「…///」ドキドキ
穂乃果「こ、これは…負けてられないよ雪穂!」
雪穂「はぁ?…何の話?」
穂乃果「私も黒糖ついてない?」
雪穂「ついてないよ。っていうか何させる気!?」
穂乃果「ダメかぁ…じゃあ口うつしで食べさせてよ!」
雪穂「そんなことするわけないでしょ!?みんなの前で…」
亜里沙「みんなの前じゃなかったら…するの?」
雪穂「しないよ!?」
穂乃果「えー」ブー
凛「仲良しでうらやましいにゃー」
花陽「そ、そうだね」 真姫「ちょっと、あなたたち何やってるの!?」
絵里「何って…」
にこ「ふ菓子を食べてただけよ」
希「それにしては凄まじい百合オーラが出てたやん?」
穂乃果「なんか今日は百合シリーズの日って聞いたから、対抗しなきゃと思って」
凛「百合シリーズ!?」
ことり「初めて聞いたけど…」
海未「百合ではなく“ユリシーズ”だと思いますが…」
穂乃果「百合シーズン?」
海未「違います。ユリシーズはアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの小説ですよ」
真姫「James Augustine Aloysius Joyce(ジェイムズ・オーガスティン・アロイジアス・ジョイス)の誕生日が2月2日で、ユリシーズの刊行もジョイスの誕生日だったのよね」
ほのゆきにこりんミカ「へー」
希「それって、めくるめく百合の世界!?」
真姫「そんなわけないでしょ…ユリシーズの主人公は中年の男性だし」
凛「百合じゃなかったんだにゃ」
絵里「原典ではダジャレが多く使われてて希の好きそうな話ではあるけどね」
ことり「それより、パン屋さんのチーズタルト買ってきたよ♪」
花陽「あのパン屋さんのチーズタルト美味しいよね♪」
穂乃果「タルト!そういえば今日はタルト条約の日だよね」
にこ「タルト条約?」
凛「タルトにも国際的な決まりがあるのー!?」
絵里「違うわよ。それを言うならタルトゥ条約。ちょうど100年前の1920年2月2日、エストニアがロシアから独立したときの条約よ」
亜里沙「タルトゥはエストニアの地名だね」
海未「エストニアの独立が法的に認められてちょうど百年なんですね」
穂乃果「美味しいタルトを守るための条約じゃなかったんだ」モグモグ
花陽「条約は無くても美味しいタルトは必要だと思うよ」モグモグ
にこ「そーね」モグモグ 凛「麺がバリカタで雑煮?」
真姫「違う。ヤーコプ・ルートヴィヒ・フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ。19世紀ドイツの作曲家よ」
穂乃果「ヘブリディーズ諸島の人だっけ?」
真姫「念のため言っておくけどヘブリディーズ諸島の人じゃなくて、メンデルスゾーンがスコットランドのヘブリディーズ諸島へ行ったとき作曲したのよ」
穂乃果「わ、わかってるよー。メンデルスゾーンの誕生日が2月3日なんでしょ?」
にこ「ヘブ何とかなんて聞いたことないけど、要するに観光か何かでドイツからわざわざ旅行中に作曲したってこと?」
希「ヘブリディーズ諸島の無人島、スタファ島には観光客に人気のパワースポットとして有名な“フィンガルの洞窟”があるん」
凛「RPGのダンジョンみたいだにゃ」
絵里「レアなアイテムがありそうね!」
にこ「変なトラップや魔物だらけじゃないの?」
希「いやいや、フィンガルの洞窟は天然の大聖堂ともいわれるスピリチュアルな場所やからね」
海未「つまり単なる観光というより…」
ことり「宗教的な理由で訪れる人が多いってこと?」
希「まあ、あくまで自然のパワースポットやし特定の宗教に限るものやないけど。洞窟の構造と波が作り出す不気味な音から、古い言葉で“歌の洞窟”とも呼ばれてるんやって」
花陽「歌う洞窟かぁ…ちょっと怖いけど神秘的だね」
穂乃果「メンデルスゾーンはフィンガルの洞窟に感動して曲を作ったんだよね!」
真姫「そう、日本では曲自体もヘブリディーズ諸島より“フィンガルの洞窟”って呼ばれてるわ」
希「もちろん音だけやなくて見た目も絶景やんな」
雪穂「画像あったよ」
穂乃果「うわぁ、これ洞窟の中から撮った写真!?」
亜里沙「Хорошо!」
ことり「綺麗だね♪」
海未「でもこれ、どうやって撮ったんでしょう…?」
希「ボートでは洞窟に入れないんやって。中に入るには島に上陸して歩いて行くしか無さそうやね」
凛「ホントにRPGみたいだにゃ」
絵里「ゲームならいいけど、自分で洞窟へ入っていくのは大変そうね…」 穂乃果「まあ、スコットランドの無人島へは簡単に行けないし…」
希「ウチらは日本式の行事でスピリチュアルなご利益を貰おう♪」
亜里沙「セップンですね!」ンー
海未「接吻!?」
雪穂「違うよ亜里沙。節分。立春の前日のことだよ」
凛「鬼役はやっぱり海未ちゃんだよねー?」
海未「反撃していいなら喜んで鬼になりますが?」ニコ
花陽「は、反撃…」
穂乃果「うん。人に豆をぶつけるのはやめよう!」
のぞにこりん「福は内ー!」パラパラ
亜里沙「美味しいです♪」パリポリ
海未「恵方巻もありますから、みんなで食べましょう」
穂乃果「絵里ちゃんの分は青菜漬の葉っぱで巻いたよ♪」
絵里「ハラショー♪」
花陽(時代が変われば廃れる行事も多いけど…美味しい物を食べる楽しみがあれば、きっとずっと続いていくよね♪) 穂乃果「今日もパンが…」
ことり「穂乃果ちゃん」
花陽「サンドイッチ用のパンだよね?」
絵里「そうよ。今日は玉子焼きのサンドイッチを作るって言ってたじゃない」
穂乃果「そっか。2月4日はウェイワード・クリムゾンの誕生日だから…」
にこ「正確にはアニメ版のCV戸松遥の誕生日だけどね」
真姫「入れなくていいわよ」
海未「今日のサンドイッチは玉子焼きですよ。砂糖も入れましょう」
真姫「砂糖を入れたらそのぶんカロリーが高くなるじゃない。せっかくシンプルなサンドイッチなのに」
海未「砂糖がダメならハチミツでも構いませんが」
真姫「いらない。パンに合わせる卵料理に甘味料なんて入れないでしょ。オムレツでも目玉焼きでも」
海未「ですからオムレツでも目玉焼きでもなく玉子焼きだと言ってるじゃないですか。玉子焼きには玉子焼きならではの味付けがあるんです」
真姫「いや、和食の一品としての玉子焼きじゃなくてあくまでサンドイッチの具材なんだから甘さなんかいらないって。後から好みの調味料と合わせにくくなるじゃない」
海未「後からかける調味料なんて必要ありません。ゆで卵のサンドイッチだってそうでしょう?」
真姫「とにかく砂糖もハチミツも入れない!」
海未「入れたほうが美味しいんです!」
真姫「入れない!」
海未「入れます!」
穂乃果「ちょ、ちょっと真姫ちゃん、海未ちゃん。なんでケンカしてるの!?」
真姫「海未が意地でも砂糖を入れるって譲らないから…」
海未「意地って何ですか。嫌ならハチミツでもいいと言ったでしょう?」
真姫「どっちでも変わらないし」
海未「いいえ。全然違います」
真姫「同じよ!」
海未「違います!」
穂乃果「えぇ…なんでそんなことで…」
凛「くだらないケンカにゃ」
真姫「そんなことって何よ!」
海未「くだらないとは何ですか!」
ほのりん「ひいぃ!?」 希「まあ、まあ。二人とも落ち着いて。両方作ればいいだけやん?」
真姫「…両方?」
穂乃果「そ、そうだよ。全部同じ味じゃなくてもいいでしょ?」
海未「それもそうですね…」
真姫「まあ、それならいいけど」
ジュー
花陽「美味しそう♪」
ことり「2月4日はスリランカの独立記念日♪」
絵里「セイロンの紅茶はサンドイッチにぴったりね」
真姫「紅茶の香りを邪魔しないシンプルな玉子焼きのサンドイッチ。なら紅茶は香り高いウバで決まりね」
海未「玉子焼きのサンドイッチは安価な食材で作る素朴な料理ですよ。紅茶はルフナがいいと思います」
真姫「どうしてルフナなの。サンドイッチがシンプルだからこそ紅茶をウバにしてメリハリをつけるべきよ」
海未「いいえ。紅茶だけが高級なウバではアンバランスです。ルフナのほうが合いますよ」
真姫「ウバ!」
海未「ルフナ!」
にこ「また始まった…」
穂乃果「ウェイワード・クリムゾンの場合は一方的なワガママで済むけど…」
希「二人とも気が強いと大変やんな」
花陽「早く食べようよー」グー ことり「紅茶も両方淹れたよ♪」
雪穂「こっちがルフナで」
亜里沙「こっちがウバ♪」
海未「きれいに焼けていますね。美味しいです」
真姫「悪くないわね」モグモグ
絵里「ちなみに真姫が食べてるのはハチミツが入ってて」
穂乃果「海未ちゃんのは砂糖もハチミツも入れてないよ」
うみまき「あ」
海未「なるほど…甘味料を入れないと焦げ目がつきにくく、きれいに焼けるんですね」
真姫「ハチミツを入れるとしっとりしてパンに馴染むわね」
ことり「ね、どっちも美味しいでしょ?」
真姫「…まあね」
海未「なかなかやりますね…」
花陽(こうじゃないって思ってても、食べてみると美味しかったりするよね♪)モグモグ 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」パク
海未「またハンバーガーですか?」
穂乃果「意味もなく食べてるわけじゃないよ」モグモグ
凛「今日はマーク・ジョン・ハンバーガー投手の誕生日だからにゃ」
花陽「ハンバーガー…投手?」
真姫「何それ。ビッグマックポリスみたいな擬人化キャラ?」
にこ「いや、実在する人間よ。ハンバーガーって苗字らしいわ」
ことり「初めて聞いたけど…」
雪穂「ホントだ。ググったら載ってるね…」
亜里沙「この人がハンバーガーさん…」
絵里「ツインズ傘下の3Aロチェスター・レッドウイングスの選手らしいわね」
ことまきぱな「おおー しんじられぬー」
凛「しかもテキサス・レンジャーズ時代の2011年にメジャー昇格もしてるんだよねー」
希「テキサスのハンバーガー投手、テキサスバーガーやんな」
穂乃果「マックハンバーガーじゃなくてマークハンバーガーなのが若干惜しい…」
海未「人の名前で遊んではいけませんよ」 にこ「ハンバーガーもいいけど、あんたたち何か大事なことを忘れてない?」
凛「にゃ?別に何も…」
穂乃果「ハンバーガーにはピクルス?」
真姫「ドリンクでしょ」
花陽「ポテトにナゲットも♪」
にこ「誰がセットの話をしてるのよ。今日は2月5日でしょ。に・こ・の日!」
海未「はあ」
亜里沙「何かあるんですか?」
にこ「にこにーの可愛さを讃え、私に感謝する日よ!」ドヤァ
ことり「玉ねぎの皮むきでもしようか…」
雪穂「メガネ持ってくるよ」
にこ「ぬぁんでよ!?」
希「煮込みハンバーグの日やろ?」
絵里「ハンバーガー食べてまだハンバーグ食べるの?」
穂乃果「ファーストフードのハンバーガーのパティと、ご家庭で作る煮込みハンバーグは全くの別物だし…」
花陽「ごはんに合う最高のハンバーグ♪」
亜里沙「煮込みハンバーグを二個食べて、にっこにっこにー♪ですね!」
にこ「取らないで!」
真姫「誰の真似よ!?」
凛「やれやれにゃ」 にこ「牛レバーのにんにく炒め!」
穂乃果「美味しそうだけど…どうしてレバーなの?」
真姫「2月6日はウィリアム・パリー・マーフィの誕生日だから」
凛「パリのマフィン?」
絵里「えーと…ノーベル医学生理学賞の人?」
真姫「そう。貧血状態の犬に牛レバーを与え続けて治療に成功したウィスコンシン州出身の内科医よ」
ほのゆきありりんぱな「へー」
花陽「確かにレバーって体に良さそうだね」モグモグ
雪穂「ヘム鉄?とかいうのがいいんだっけ」
海未「植物由来の食品に比べて、動物性の鉄のほうが体に吸収されやすいという話でしたね」
希「単純にグラムあたりの鉄含有量は青のりが断トツだけど効率は悪いんやったね」
ことり「鉄もそうだけど、レバーはビタミンB12も豊富なんだよね」 ほの母「レバーもいいけど、今日はこれでしょ?」
亜里沙「あんパンですか?」
ほの母「そう。2月6日はやなせたかし先生の誕生日で、アンパンマンの誕生日でもあるのよ!」
えりありりんまき「へー」
雪穂「うち和菓子屋だけど…」
穂乃果「お母さん昔から好きだよね。アンパンマン」
亜里沙「穂乃果さんはアンパン嫌い?」
穂乃果「そんなことないけど…今はカレーパンやメロンパンのほうが好きかなぁ」
真姫「アンパンマンって割と何でもありじゃない?おむすび、天丼、かつ丼とか」
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/healing/1546102029/551
凛「前にもそんな話をしてたにゃ」
花陽「ごはんやパンだけじゃなく、いろんな食材のキャラクターがいるよね。野菜とか」
穂乃果「じゃあさ、牛レバーマンがいれば両方ありなんじゃない?」
絵里「いや、いないでしょ?アンパンマンにレバーマンなんて…」
海未「子供が苦手な食材は…野菜くらいならともかくレバーは臓器ですし」
にこ「肝臓に手足が生えて歩き回るとか、どんなホラーよ…」
希「しかも僕のレバーをお食べ、とか?」
雪穂「怖すぎ!?」
穂乃果「ダメかなぁ?」
ことり「食パンとレバーを一緒に食べるくらいにしておいたほうがいいと思う」
ほの母(レバーは必須栄養素を効率よく摂れる食材だけど、苦手な子も多いのよね。うちは幸い二人とも大丈夫でよかったわ♪) 凛「横浜といえば、やっぱりラーメンだよねー♪」
花陽「シウマイも美味しいよ!」
希「中華街の豚まん!」
海未「横浜月餅もありますね」
にこ「カレーも有名でしょ?」
真姫「いや、横浜といっても石鍋裕はフレンチの鉄人だし」
亜里沙「石鍋…熱い石を入れてグツグツ煮えるお鍋ですか!?」
絵里「それはちょっと違うような…」
雪穂「石の鍋なら韓国料理か何かに使うんじゃない?」
ことり「苗字が石鍋さんってだけだと思うけど…」
凛「でもフレンチなんてフレンチトーストしか知らないにゃ」
にこ「アメリカンドッグをフレンチドッグとも言うわね」
穂乃果「あとは…フレンチドレッシング?」
ことり「ポトフやブイヤベースとかあるでしょ?あれもフランス料理だよ♪」
ほのゆきりん「へー」
希「フレンチは置いといて、横浜といえば2月7日はカルロス・アントニオ・ポンセ・ディアスの誕生日やんな」
絵里「ポンセって、大洋ホエールズ時代の?」
にこ「プエルトリコ出身のポンセね」
凛「プエルトリコの人って何を食べてるのー?」
希「青バナナのモフォンゴや豆のシチュー、魚介類や肉料理もいろいろあるらしいよ」 海未「魚介類といえば…2月7日は蟹江一太郎の誕生日ですね」
穂乃果「かに?」
真姫「魚介類っていうか、カゴメの創業者でしょ?」
海未「ええ。“トマト王”と呼ばれた人です」
ことり「トマトジュースに、トマトケチャップ…」
花陽「にんじんのジュースも美味しいよね」
穂乃果「ケチャップを使うのは…ナポリタンやオムライスかなぁ?」
亜里沙「北海道の昆布で、表面がでこぼこした…」
雪穂「それはカゴメじゃなくて“がごめ昆布”だね」
海未「昆布とトマトですか?」
真姫「うまみ成分のグルタミン酸を含む食品ね」
絵里「でも昆布とトマトって…」
花陽「おでん!」
ことほのうみえりありゆきにこりんまき「えっ」
希「そういえば…たまにあるよね。トマトが入ってるおでん」
絵里「そ、そうなの?」
亜里沙(ポトフやブイヤベースもいいけど…ニッポンの冬はやっぱり、おでん♪) ポンポンポポンポンポンポポポポン♪
希「さて、今日は二月八日。針供養が行われます」
亜里沙「ハリクヨウ?」
ことり「折れたり曲がったりして使えなくなった針を、とうふやこんにゃくに刺して奉納する日だよ」
希「そのまま刺したらアカンのですよ。針は洗って、できれば熱湯で消毒してください」
凛「捨てちゃうのにわざわざ洗って消毒するのー?」
希「針は要らんけど豆腐やこんにゃくが勿体ないやんか。用が済んだら針を全部取り除いて豆腐やこんにゃくは料理して食べるんですわ」
海未「そ、そんな行事でしたっけ?」
希「とうふとこんにゃくは味噌つけて焼いて田楽にします。こんにゃくは後でええか。まずとうふを焼きます」
真姫「味噌つけて焼くんじゃなかったの?」
希「先に味噌つけたら味噌が乗ってる下に焼き色がつかないでしょ。全面にまんべんなく焼き色をつけてから味噌を乗せてさらに焼いてください」
絵里「そこまで焼き色にこだわるのね…」
にこ「土井善晴流ね」
穂乃果「そっか。2月8日は土井善晴先生の誕生日なんだね」
希「土井先生の口調はネイティヴの関西弁やからウチには難しいよ!」
雪穂「あ、戻った」
花陽「そこまで真似しなくても…」
凛「かよちんのほうが上手だよねー♪」
花陽「えぇ!?で、でも私は大阪じゃないからちょっと違うし…」 真姫「関西弁はいいから料理を作ってよ」
希「まあ、田楽といえばやっぱり竹串やから…」
海未「穂乃果。串打ちをお願いします」
穂乃果「まかせて!」
凛「2月8日は八村塁の誕生日だよ。バスケの技で串打ちするにゃ!」
穂乃果「いや、バスケと串打ちって全然関係ないと思うんだけど…」
にこ「無茶振りやめなさい。いつも通りでいいから!」
穂乃果「奥義、千手観音!」シュバババ
ことり「すりおろしたゆずの皮と果汁を加えたゆず味噌を作って…」
希「とうふとこんにゃくにつけて焼けば完成♪」
ことほのうみのぞえりにこまきりんぱなゆきあり「いただきます♪」
雪穂「ゆずの香りが効いてるね」
凛「熱々にゃ><」ハフハフ
花陽「おいしい♪」モキュモキュ 凛「穂乃果ちゃんの部屋は漫画がいっぱいだよねー♪」
希「いろんなジャンルの漫画があるね。見たことないのもたくさん…」
亜里沙「これ、テレビで見たことある!」
雪穂「“有閑倶楽部”だね。この間のグレーテルのかまどで紹介してた」
真姫「銀座マキシム・ド・パリのナポレオンパイね」
ことり「美味しそうだったよね♪」
花陽「食べたいなぁ…」
穂乃果「おせんべいと和菓子しかないけど…」
花陽「いただきます♪」
海未「結局食べるんですか…」
にこ「海未は食べないの?」
海未「食べないとは言ってません」
絵里「2月9日は漫画の日なのね」
凛「タッチ、クロスゲーム、MIX!」
希「あだち充の誕生日でもあるんやって」
えりありまき「へー」
凛「それに野球にとっても特別な日なんだよー。名古屋で日本初のプロ野球の試合があったのも1936年の2月9日!」
花陽「名古屋ってことは…中日?」
海未「ええ。中日の前身球団にあたる“金鯱”と巨人の試合ですね。それと中馬庚の誕生日も二月九日です」
亜里沙「肉まん、あんまん、カレーまん♪」
雪穂「それは中華まん」
真姫「中馬庚って、ベースボールを“野球”と訳したといわれてる人でしょ?」
凛「まだまだあるよー!谷佳知、高須洋介、岩村明憲、T-岡田の誕生日!」
花陽「岡田以外引退しちゃってるけど…」
絵里「まあ、でも指導者や解説とかで野球に関わる人ではあるわね」 希「野球もいいけど、今日はやっぱりこれやろ?」
雪穂「新米姉妹のふたりごはん?」
希「…といえば?」
穂乃果「やたら肉料理が多い!」
希「そう、2月9日は肉の日や!」
花陽「漫画をちょっと見ただけで食べたくなっちゃうね…どれも美味しそうで♪」
穂乃果「でも、この漫画の料理はちょっとハードル高いよ…」
ことり「本格的なのが多いよね。生ハム、チーズ、鹿肉とか」
凛「吉野家のCM見てもお肉が食べたくなるにゃー」
にこ「牛丼屋に行きたいの?」
希「それよりアメリカ牛かオージービーフで焼肉しよう!」
花陽(美味しい物はいろいろあるけど、お肉の誘惑って五感に訴えてくるというか…特別食欲を刺激するんだよね) 凛「瀬戸しお美味しいにゃー♪」サクサク
穂乃果「えび味が一番塩味が濃く感じるけど…」サクサク
真姫「“うまみ”の違いじゃない?ゆずや青海苔に比べてうまみ成分が多いのかも」
花陽「煎茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶にも合うね♪」
にこ「かっぱえびせんの塩味のほうがあっさりしてるわね」サクサク
ことり「お米と小麦粉の違いはあるけど味付けは似てるね」サクサク
海未「それより二月十日は“ふきのとうの日”ですよ」
穂乃果「へー。1988年にドラクエ3が発売された日なんだね」
雪穂「ふきのとうの日でしょ?」
穂乃果「うぐっ…だって、ふきのとうって超苦いし」
絵里「ゴーヤーより苦味が強いくらいかもしれないわね」
希「アケビの皮の部分よりは苦味も少ないやろ?」
海未「春らしくていいと思いませんか?年中出回る物でもないのですから」
穂乃果「春の物ならイチゴとかあるじゃん。わざわざ苦いの食べなくても…」
真姫「まあ、生物にとって苦味は毒だから本能的に避けるのは理にかなってるんだけどね」
絵里「毒といえば、ドラクエ3は随分やり込んだわよね」
亜里沙「毒といえばドラクエ?」
絵里「3からパーティー全員に一度に毒化判定をする“どくのいき”が追加されたのよ。それに魔法使い専用武器として“どくばり”も登場したし」
希「どくイモムシに、どくどくゾンビ。名前だけでわかる毒モンスターも増えたね」
にこ「カザーブ付近であれやらなかった?ばくだんいわの群れを毒針だけで倒して経験値稼ぎ」
穂乃果「あー!なぜか序盤なのに強い敵が出ちゃう場所があるんだよね。グリズリーに魔法おばば、デスストーカー!」
絵里「ばくだんいわだけは攻撃してこないから、仕留めるまで毒針だけで攻撃すれば確実に勝てるのよね」 凛「ドラクエ3は食べ物とは関係ないけどにゃ」
花陽「ちからのたねとかはあるけど、食べ物ってイメージじゃないし…」
真姫「ただのドーピングでしょ」
ことり「いのちのきのみ、ふしぎなきのみとかはくるみやペカンナッツに似てるかなぁ?」
雪穂「ピスタチオじゃない?」
穂乃果「ミックスナッツでみんなパワーアップだね!」ザラザラ
にこ「くるみやアーモンドは食べたほうがいいわね」パリポリ
希「それもいいけど2月10日は豚丼の日やんな」
真姫「BSE問題で牛丼が無くなったときの代用品?」
希「そっちやなくて昔から豚丼のほう。北海道のご当地メニューなん」
花陽「十勝帯広豚丼だね。お肉を焼いて甘辛のタレをからめた…」
希「そうそう♪」
海未「照り焼きのような感じですか?」
穂乃果「美味しそう!」
穂乃果(苦い野菜も栄養はありそうだけど、やっぱり好きな物を食べたいよね。エヘヘ) 凛「じんたんといえば、やっぱりラーメン♪」
海未「今日はインスタントですか?」
凛「簡単にできて美味しくてあったまるでしょ?」
にこ「まあ、悪くはないけど」trtr
真姫「っていうか、仁丹とラーメンって何か関係あるの?」
穂乃果「蒸しパンのイメージが強いけど…」
ことり「えーと…それって銀色のつぶつぶの仁丹じゃなくて」
雪穂「アニメのほうだね。あの花が何とかっていう…」
亜里沙「ケーキにトッピングする銀色のつぶつぶ?」
絵里「いや、それはアラザン。仁丹じゃないわよ」
亜里沙「ジンタンって何?」
雪穂「あれは、薬用の飴…みたいなものかなぁ?」
ことり「飴といえば、99年前の1921年2月11日にグリコのキャラメルが発売されたんだって」
希「キャラメルは置いといて、お惣菜のイカ天買ってきたよ♪」
凛「秒でスルーされたにゃ」
絵里「よっぽど苦手なのね。キャラメル…」
穂乃果「イカ天ってご家庭で揚げると油がハネて大変なんだよね」
花陽「美味しいよね。お惣菜のイカ天…タレをかけて天丼にしてもいいし♪」
にこ「今日も冷えるし鍋焼きうどんにでもしたら?」
海未「うどんや蕎麦の天ぷらはえび天かかき揚げじゃないですか?」
希「おうどんさんならごぼ天も定番やんな」
真姫「イカ…」
凛「イカの日は毎月10日でしょ?今日は11日だよねー」
ことり「真姫ちゃん?どうかした?」
真姫「…いや、この時期にイカといえば何か思い出さない?」
花陽「そういえば…凛ちゃんとイカを買ってきたことがあったような、無かったような」
『使えるかなーって』
『使えないわよ!』
『ま、真姫ちゃん。怒らないで…』 希「柔らかくて食べやすいボディの部分と、ボリューム満点のゲソ天!」
花陽「ぼ、ボディ?」
絵里「でも普通に売ってるのね?イカ不足で高騰って聞いたけど…」
希「若干値上げはしてるんやない?ただどうしてもボディと下足の需要は釣り合わないから」
凛「そっか。ゲソ以外の部分だけ使うことが多いんだにゃ」
にこ「だからボディのほうはペラペラでゲソ天は山盛りなのね」
花陽「ペラペラでも美味しいよ♪」サクサク
亜里沙(このままイカが減り続けたら、いつか衣だけになっちゃう!?イカさん、もっと増えてください!) 絵里「ティターンズのRX-110、昆虫みたいな姿のMA形態に変形する茶色のモビルスーツ」
にこ「ジェリドやマウアーが乗ってたやつね」
希「それはガブスレイやんな」
凛「ガブスレイじゃなくてボブスレーの日だよー」
穂乃果「ボンカレーの日?」
花陽「そういえば2月12日はレトルトカレーの日でもあるんだって」
海未「52年前の1968年2月12日、世界初の市販用レトルト食品“ボンカレー”が発売されています」
ことり「半世紀以上も前からあるんだね」
真姫「でも世界の食品の歴史を考えたら随分新しいって気もするけど」
亜里沙「レトルトのкарриって、もっと昔からあると思ってました」
希「50年以上かけて進化はしてるけど…」
花陽「最近よくある具が無いカレーは、やっぱりちょっと寂しいね…美味しいけど」
凛「お惣菜のとんかつを乗せてカツカレーにするにゃ!」
穂乃果「ゆで卵や漬物をトッピングしたり…」
ことり「サラダやスープをつけてもいいよね」 にこ「茶色いのはカレーやガブスレイだけじゃないわよ!」
雪穂「…キャラメル?」
希「いやいや、キャラメルは置いといて」
絵里「ボンカレーより10年も前の1958年2月12日、新宿・伊勢丹でハート型のチョコレートを販売したんですって」
海未「日本における、バレンタインにはチョコレートという風習の始まりですね」
ほのゆきありりん「へー」
凛「14日じゃなかったんだにゃ」
真姫「早めに始めないと当日に売れないからでしょ?」
希「チョコレートは昔から比較的日保ちするお菓子やったんやね」
穂乃果「確かに普通のチョコレートは冷蔵庫に入れておけば何年か賞味期限を過ぎても大丈夫だよね」
花陽「何年!?」
亜里沙「お姉ちゃんなら絶対すぐ食べちゃうよ」
絵里「アハハ。亜里沙…」
雪穂「バレンタインかあ…」
穂乃果「雪穂、誰かにあげるの!?」
雪穂「い、いや別に…」
『チョコいる?』
『これ、あんこ入ってるじゃん!』
雪穂(今年は…お姉ちゃんが喜ぶようなのを作ってみようかな?) 【七月】
凛「いい天気!今日こそ練習するにゃー♪」
凛(それは梅雨のある日。久しぶりに晴れて、凛は学校の屋上へ行ったんだけど…)
凛「あ、あれぇ?…誰もいないよー><」
凛(μ'sは九人になって、練習も賑やか…なはずだったのに、屋上には誰もいなくて)
『おかけになった電話は、電波の届かない…』
凛「もー。なんで誰も来ないのー?」
凛(先輩たちだけじゃなく、さっきまで一緒にいた真姫ちゃん、かよちんにもメッセージ送っても反応ないし…みんな帰っちゃったのかにゃ?)
凛「はっ!?この状況って…」
凛「イエニカエッチャッタノ!?」
ヒデコ「…それ、小泉さんの真似?」
ミカ「全然似てないけど…」
凛「あっ、あなたたちは…」
フミコ「こんにちは。凛ちゃん」
凛「えーと…誰だったかにゃ?」
ヒフミ「」ガクッ
凛「二年の先輩ってことはわかるんだけど…」
ヒデコ「穂乃果の友達だよ」
ミカ「μ'sのライブとかいろいろ手伝ってたのにー」
フミコ「…まあ、同じクラスの三人以外とはあまり話したことなかったよね」
凛「そうだ、穂乃果先輩たち見ませんでした!?」
ヒデコ「見たよ」
ミカ「八人で歩いてたよね」
凛「本当!?どこで見たんですかー?」
フミコ「やしのきのあいだから りゅうさにのまれて きえてしまった」
凛「…にゃ?」
ヒデコ「じゃあ、私たちはもう行くね」
ミカ「ここ暑いし…」
凛「ちょ、ちょっと待って!ヤシの木の間って何ですか!?」 フミコ「穂乃果ちゃんたちなら地下にいると思うよ」
凛「地下って…どこの!?」
凛(そして…凛も流砂に流されて砂漠の地下へ。地底湖の集落にたどり着いたにゃ)
花陽「凛ちゃん!」
凛「かよちん!みんな…どうしてこんなところにいるのー!?」
にこ「屋上じゃ暑くて練習なんかやってらんないわよ」
真姫「そーね。夏の日中の暑さは命にかかわるレベルだし」
海未「やっと全員揃いましたね。では行きましょう」
凛「行くって、今度はどこへ行くのー?」
ことり「ここへ来る途中に別の集落があったでしょ?」
凛「あの、なんか無口な人たちがいるところ?」
絵里「たぶん言葉が通じないんじゃないかしら?」
希「あの人たちは全員ロシア人なん」
凛「ロシア!?」
穂乃果「絵里ちゃんがいるから大丈夫だよ。行こ、凛ちゃん」
花陽「トパーズの首飾りを持って行かなきゃダメだよ。はい凛ちゃん」
凛「なんか美味しそうな色の宝石にゃ」
真姫「食べられないわよ。石だから」
【地底人の集落】
理事長「…」
凛「あれっ、理事長先生…ロシア人じゃなかったにゃ」
理事長「そのトパーズは…あなたたちの目的は何ですか?」
絵里「サルーインをたたき殺す!」
希「エリち」
理事長「確かに…ですが、そう簡単に戦士が集まらないからこそ、この結果なのです。何かいい方法があるんですか?」
絵里「…」
海未「ここは“サルーインを阻止する”が正解です」
凛「大地の剣をもらったにゃ」 ほの母「おお…ニーサの戦士よ!」
雪穂「おお…ニーサの戦士よ」
亜里沙「おお…ニーサの戦士よ♪」
凛「ガーラルシューズも貰ったよ♪」
絵里「…いや、そのニーサじゃなくてね…」
にこ「ボケるためだけに砂漠の地下まで行ったの?」
ことり「2月13日はNISAの日だけど…」
希「NISAっていうのは、少額投資非課税制度のことやんな」
凛「小学凍死…?」
穂乃果「カゼイ…ストレインシロタ!」
真姫「はいはい。あなたたちは知らなくていいわよ」
花陽「今日は食べ物の話を何もしてないけど…」
海未「二月十三日は苗字制定記念日でもありますが」
穂乃果「ヤマザキ?」
花陽「イシイさんにサトウさん、大塚食品に伊藤ハム♪」
希「苗字の苗って、豆苗の苗やんな」
穂乃果「豆苗…ってことは村上さん!?」
花陽(砂漠の地下でも豆苗って育つのかな?…やっぱり食べ物に困らない場所で暮らしたいよね) 凛「うまい棒おいしいにゃー♪」サクサク
花陽「カレー、めんたい、納豆、エビマヨ味♪」サクサク
希「たこやき味に牛タン塩味!」サクサク
ことり「チーズ味も美味しいよ♪」サクサク
にこ「コーンポタージュ味が最強でしょ?」サクサク
穂乃果「てりやきバーガー味だよ!」サクサク
雪穂「やさいサラダ味、ソース味、サラミ味も美味しいけど」
絵里「いや、今日はこれでしょ?」
海未「チョコですか。でも…」
亜里沙「これに似たお菓子食べたことある…」サクサク
にこ「うまい棒である必要がないうまい棒ナンバーワンね」
絵里「いいじゃない。美味しいんだから…」サクサク
真姫「っていうか、うまい棒の日は11月11日じゃなかったの?」
凛「そのはずにゃ」
絵里「11月11日といえばポッキー&プリッツの日ね。うまい棒の日なんて知らなかったわ」
希「確かに…まあ記念日が無くてもいいんやない?食べたいときに食べればいいし」
雪穂「2月14日説ってどこから出てきたんだろう?」
穂乃果「さあ…?」
にこ「チョコレートばかりじゃ飽きるからうまい棒を食べよう、とかじゃないの?」
凛「飽きるほど貰ったことがあるのー?」
にこ「うっさい。そういうあんたはどうなのよ?」
凛「凛はチョコレートよりラーメンがいいにゃ」
海未「ラーメン…いいかもしれません」
ことほのゆきありのぞえりにこまきぱな「えっ」
海未「二月十四日は“煮干しの日”ですから。煮干しでダシをとったスープとか…」
真姫「ラーメンのスープをわざわざ作るの?」
希「スープ自体は市販のスープでもいいんやない?煮干しでダシをとってお湯の代わりに使えば」
凛「なるほどにゃ。じゃあ今日はラーメン♪」
ことり「全然バレンタインっぽくないけど…」
花陽(チョコレートじゃなくても、好きな人が喜んでくれる物が一番いい…のかな?) 穂乃果「かまくら!」
ことうみのぞえりにこまきりんぱな「えっ」
亜里沙「鳩サブレーですか?」
雪穂「わらび餅じゃない?」
穂乃果「いや、その鎌倉じゃなくて。雪で作るかまくらだよ!」
にこ「穂乃果の口からその言葉を聞くと嫌な予感しかしないんだけど」
真姫「…まさか、今から私たちで作るんだよ!とか言わないわよね?」
穂乃果「あれっ、なんでわかったの?」
海未「ほ、穂乃果!雪が無ければかまくらは作れませんよ。いったいどこで作るつもりなんですか!?」
絵里「っていうか、その先は聞きたくないわ。考え直しなさい穂乃果!」
穂乃果「な、なんでみんなそんなに嫌そうなの?」
希「苦い記憶があるからに決まってるやん?」
ほの母「そういえば横手のかまくらは今日からだったわね」
亜里沙「ヨコテのカマクラ?」
ほの母「秋田県のお祭りよ。といっても一般公開が2月15日からってだけで、急に思いついて今日かまくらを作り始めるわけじゃないからね」
穂乃果「そ、そうなんだ…」
花陽「ちゃんとした大きなかまくらを作るのは大変そうだよね」
ことり「私たちが急いで作ってもすぐ壊れちゃうと思うよ」
真姫「そもそも私たちには材料が無いし」
凛「横手といえば焼きそばだよねー♪」
穂乃果「目玉焼きと福神漬けが乗ってる焼きそばだっけ?」
希「それもいいけど、2月15日は香川県高松市と神奈川県横須賀市ができた日やんな」
海未「香川といえば…」
絵里「うどん?」
花陽「横須賀ならやっぱりカレーかなぁ?」
ことり「うどんとカレーで…カレーうどん?」 にこ「ちょっと待って。最初に戻るけど鎌倉といえばホットケーキよ!」
真姫「その鎌倉は関係ないんじゃなかったの?」
にこ「それだけじゃなくて2月15日はカナダの国旗の日らしいわ」
雪穂「カナダの国旗…ってことは」
亜里沙「メープルですね♪」
にこ「そう、ホットケーキにはつきもののメープルシロップ!」
穂乃果「焼きそば、カレーうどん、ホットケーキ…」
花陽「話してたら全部食べたくなっちゃうね」
穂乃果「じゃあ、みんなでかまくらを作ってその中で」
真姫「それはもういいから」チョップ
凛(かまくら作るのは難しいけど、料理だったらみんながいれば何でもできそうだよね♪) にこ「これって確か…」
穂乃果「干し柿を使った柿ようかん」
にこ「へー。ありがと」
穂乃果「煉、小倉、栗、抹茶、黒糖、芋ようかんもあるよ♪」
にこ「ようかんばっかりそんなに食べきれないわよ。室生犀星じゃないんだから」
海未「にこの口から室生犀星の名前が出るとは…」
亜里沙「ヨーカンタノムの人ですね♪」
雪穂「グレーテルのかまどね」
海未「…なるほど」
絵里「どれも美味しいけど、どうして今日はようかんなの?」
ことり「2月16日は寒天の日なんだって」
えりありまき「へー」
凛「それと今日はにこちゃん祭だよねー♪」
にこ「はぁ?にこの日は2月5日でしょ。誕生日は七月だし」
絵里「もしかして…ニコライ祭のこと?」
希「ローマ教皇から伝説の聖人まで幅広いなぁ。ニコ何とかさんは」
にこ「私には関係ないわよ」
穂乃果「ようかんいらない?」
にこ「いや、それは貰うけど」
真姫「でも寒天って普段あまり使わないわよね。和菓子屋くらいしか…」
穂乃果「一度固まると85℃以上でしか溶けないから便利ではあるんだけど…」
花陽「でも、ようかんだけでもいろいろな種類があるってことは…何か新しいメニューもできそうだよね」
穂乃果「そっか。それだ!」
真姫「擂り鉢なんか持ち出してどうする気?」
穂乃果「新商品の開発!」ゴリゴリ
花陽「何ができるのかなぁ♪」ワクワク
穂乃果「あんこの代わりに枝豆の“ずんだ”を使った、ずんだようかん!」
雪穂「もう他のお店にあるみたいだけど…」
穂乃果「そうなの!?」ガーン
凛(凛たちが知らないだけで、寒天の世界も意外と広いのかもにゃ) 凛「畑のキャビア!」
ことり「それは“とんぶり”だね」
亜里沙「ショーユ漬けにして、ごはんにのせて食べます♪」
絵里「それは…どんぶり?」
にこ「ブリ…の塩焼き?」
希「照り焼き♪」
花陽「お刺身にお寿司も…」
穂乃果「ぶり大根とか?」
フミコ「塩ブリじゃなくて、えんぶり。青森のお祭りだよ」
海未「豊作を祈願する田楽の一種といわれていますね」
亜里沙「デンガク美味しかったです♪」
真姫「この間のとうふとこんにゃく?」
雪穂「ナスを使ったのも美味しかったけど」
亜里沙「夏休みに食べたね♪」
フミコ「その田楽じゃないけど…」
穂乃果「そういえばフミコってナスっぽい色してるね」
にこ「希のほうがナスっぽいわよ」
凛「毎月17日は国産なす消費拡大の日!」
希「でもナスは旬やないし」
花陽「味噌つけて焼くならおにぎりも美味しいよ♪」
真姫「それって田楽じゃなくて焼きおにぎりでしょ」
穂乃果「五平もちはどうかな?ごはんをつぶして作るの」
花陽「くるみ味噌が香ばしく焼けて…」
ことり「美味しそうだけどそれも田楽じゃなくて五平餅だよね」
穂乃果「お米で作る物だから豊作祈願っていうより豊作祝い?」
花陽「そうだねぇ♪毎月17日は“いなりの日”でもあるし」
海未「ぶり大根ではありませんが、二月十七日は切干大根の日だそうですよ」
真姫「切干大根はミネラルなんかが豊富で優秀な食材よ」
花陽「切干大根もいいなぁ…油揚げでも美味しいけど、ちくわやさつま揚げを刻んで入れても…」
亜里沙(ニッポンは不思議なお祭りと美味しい料理がいっぱいです♪) 穂乃果「…エアメールの日?」
亜里沙「はい♪」
ことり「エアメール…」
ことほのうみ「…」
【九月】
にこ「ちょっと…どういうこと?」
ことり「前から服飾の勉強したいと思ってて…」
希「留学って、どこへ行くん?」
ことり「ガンビアだけど…」
凛「フィットちゃん…とかいうランドセル?」
にこ「それは“安ピカッ”でしょ」
絵里「ドラクエ5の金髪ヒロイン。フローラに比べて最後まで使える呪文が少ない」
希「それはビアンカやんな」
真姫「卵や乳製品も一切食べない絶対菜食主義者」
花陽「それはヴィーガンだね」 ことり「えーと…ガンビア共和国は北大西洋に面した西アフリカの国だよ」
穂乃果「西アフリカ!?なんでそんなところへ行くの!?」
ことり「ガンビア共和国は国土の大半がサバンナで、様々な野生動物が見られます。サルのように長いしっぽをもつガンビアタイヨウリスや、野鳥、ヒョウ、カバもいますよ♪」
穂乃果「…で?」
にこ「つーか、服飾の勉強にいらないでしょカバ!」
海未「なぜかデジャヴュを感じます…」
【今日】
ことり「…なんてこともあったよね」
雪穂「まあ、結局行かないでくれてよかったけど…」
海未「そもそもどうしてアフリカなんですか。まさか単に野生動物を見に行きたかっただけ…なんてことはありませんよね?」
穂乃果「アルパカをモフモフしてることりちゃんを思い出すと本当にそうなんじゃないかって気がしてくるよ…」
ことり「と、とにかく今日はラザニアを作るよ」
凛「どうしてラザニアなのー?」
ことり「えーと…なんとなく?」
にこ「なんとなくでアフリカへ行ったりしないでよ」
ことり「行かないよ。たぶん…今のところは?」
穂乃果「ことりちゃーん!><」
ことり「行かない、行かない。エヘヘ」
ことり(穂乃果ちゃんやみんながいて、私の好きなものもたくさんあるし…やっぱり日本が一番だよね♪) 穂乃果「私のおすすめはピーナッツクリーム!」
花陽「つぶあんマーガリンも美味しいよ♪」
ことり「私はジャム&マーガリン♪」
希「ウチは焼きそばパンで勝負や!」
にこ「こんなに食べきれないわよ。なんで全部コッペパン?」
真姫「2月19日は地動説を提唱したポーランドの天文学者ニコラウス・コペルニクスの誕生日よ」
凛「にこちゃんにコッペパン?」
亜里沙「にこ何とかさんって本当にたくさんいるね!」
絵里「まあ、たぶんにことは関係ないけど…」
にこ「当たり前よ。名前にニコがつくだけでいちいち祝ってたら毎日お祝いになるじゃない」
海未「にこのお祝いは構いませんが穂乃果は一個だけにしてください」
穂乃果「二個食べちゃダメ?」
海未「二個はダメです」
にこ「なんか私が否定された気分ね…」
穂乃果「じゃあ雪穂と半分こして二種類食べようかな。一個は揚げパンで」
雪穂「また揚げパン?」
ほの母「昔は給食で毎週食べてたわよ」
亜里沙「Хорошо」
花陽「小学校六年と中学校三年、九年間も毎週揚げパンを食べるとしたら…」
真姫「夏休みや冬休みなどを差し引いても年間40個、通算360個くらい?」
ゆきありりん「おおー しんじられぬー」
穂乃果「一人で360個も揚げパンを食べる人がいるんだし、コッペパン二個くらい食べても良さそうなのに」モグモグ
海未「一日二個食べたら360個では済まないでしょう。年間730個、九年なら6570個以上ですよ」
凛「コッペパンを積み上げて月まで行けそうにゃ」
希「コペルニクスなら地球を何周って表現がいいんやない?」
穂乃果「そう…人がパンを作り、パンが人を動かし、パンを食べた人が地球を動かすんだよ!」
海未「もっともらしい事を言っても二個はダメです」
にこ「私をディスってるみたいに言わないでよ」 凛「2月19日といえば琴欧洲の鳴戸親方の誕生日だよねー」
穂乃果「なると…ラーメン?」
絵里「いや、琴欧洲といえばブルガリアでしょ?」
ほの母「じゃあ穂乃果の食事は今日からパンの代わりにヨーグルトね」
穂乃果「そんなぁ!?」
雪穂「健康的でいいんじゃない?」
穂乃果「食事プラスヨーグルトならいいけどヨーグルトが主食は嫌だよ!」
亜里沙「ブルガリアの人はお料理にヨーグルトをたくさん使うんだよね」
絵里「そうね」
凛「ヨーグルトになるとを乗せて鳴戸スペシャルにゃ!」
花陽「それは別々に食べたいなぁ…」
ことり(当時の常識を覆したコペルニクスみたいに、今は不評でもいつか定番になる料理ができたりするのかなぁ?) 凛「歌舞伎揚おいしいにゃー♪」サクサク
亜里沙「かっぱえびせんも美味しいです♪」サクサク
海未「そういえば二月廿日は歌舞伎の日ですね」
花陽「歌舞伎の日だから歌舞伎揚?」
絵里「甘辛の揚げせんべいね」
真姫「それって同じ物でもメーカーによって呼び方が変わるんじゃないの?」
希「それは言わないお約束や」
穂乃果「かっぱえびせんはどうして?」
亜里沙「カブキはエビさんがいます♪」
雪穂「海老蔵ね」
にこ「エビはわかるけどカッパというよりツルツルじゃない?」
ことり「そういえば毎月20日は頭髪の日だね」
希「カッパでツルツルといえば、2月20日は志村けんの誕生日やんな」
真姫「ノーコメント」
凛「志村けんでツルツルといえば新発売でしょー?」
亜里沙「新発売?」
ほの母「ケンちゃんラーメン新発売!懐かしいわねー」
凛「穂乃果ちゃんのお母さんもラーメン好きなのー?」
ほの母「ラーメンっていうか、おまけのシールを集めてグッズが貰えたりしたのよ」
雪穂「お母さんのシール集めがお姉ちゃんに遺伝したのか…」
真姫「いや、そんな遺伝ないでしょ」
ことり(性格は確かに似てるかも…) 絵里「懐かしいといえば…1872年にニューヨークのメトロポリタン美術館が開館した日が2月20日なんですって」
穂乃果「メトロポリタンって…あれ?」
希「主人公が絵の中に閉じ込められるあれやな」
にこ「あの唐突なバッドエンドが印象的な歌ね」
ほの母「私はともかく、今の高校生が知ってるものなの?」
雪穂「まあ、今はネットで何でも調べられるし…」
凛「懐かしいといえば、1997年2月20日に大阪ドームが完成したんだよねー」
花陽「私たち生まれてないけど…」
希「単に大阪ドームって呼んでたんは大阪近鉄バファローズの時代やね」
ことほのうみのぞえりにこまきりんぱな「びーうぃずゆー猛牛ベイベー♪」
雪穂「バレンタインはとっくに終わったけど」
海未「大阪近鉄のラストシーズンに千葉ロッテではバレンタイン監督が十年ぶりに復帰したんですよね」
亜里沙「イチバンデース♪」
にこ(辛うじて覚えてる事からネットやTVでしか知らないものまで…平成といってもいろいろね) 亜里沙「サザエさん最後の日!?」
凛「サザエさんは今も放送してるよねー?」
希「アニメやなくて原作の4コマ漫画が最後に掲載された日らしいよ」
海未「1974年2月21日ですね。翌日から休載して結局そのまま打ち切りになったそうです」
雪穂「あのサザエさんが打ち切りなんて想像できないなぁ」
真姫「ずっと続くと思われたものが終わるって最近は珍しくないんじゃない?」
花陽「カールが東京から消えたり…」
絵里「森永のチョコフレークも無くなったわね」
にこ「惜しまれるほど人気が出ないままひっそりと消える商品のほうが遥かに多いけど」
ことり「好きな物が無くなっちゃうのは寂しいよね」
穂乃果「サザエさんの最終回ってどんな感じだったのかな?」
希「どうやろな…休載からの打ち切りやったら最終回のつもりで描いたってわけでも無さそうやし」
にこ「特段いつもと変わらない感じってことね」
海未「ところで二月廿一日といえば“漱石の日”でもありますが」
亜里沙「丸大、プリマ、ヨネキュー、伊藤ハム、ニッポンハム♪」
雪穂「ソーセージじゃなくて漱石」
凛「ブタメン、ペヤング、チキンラーメン♪」
真姫「即席じゃなくて漱石よ」
穂乃果「和菓子とか、あとはやっぱり…塩?」
希「葬式やなくて漱石や」
亜里沙「昔の千円札の人ですよね?」
海未「ええ。夏目漱石にまつわる記念日です」
花陽「夏目漱石といえば、やっぱりようかん?」
ことり「いちごジャムの回もあったよね」
絵里「またグレーテルのかまど?」
海未「食べ物のエピソードだけをわかりやすくピックアップしてくれる手軽な資料ではありますね」
凛「昔の偉い人が穂むらにようかん買いに来たりしたの?」
穂乃果「どうだろう…私は漱石さんにも室生犀星にも会ったことないけど」
海未「当たり前です。時代が違うのですから」
花陽(漫画家も文豪も、きっと美味しい物に支えられて名作を残したんだね♪) 花陽「美味しいよねぇ。おでんのつゆがしみて甘くて柔らかくて…」
絵里「え?おでんににんじんを入れるの?」
亜里沙「缶詰には入ってなかったわ」
穂乃果「うちも入れるよ。にんじん♪」
雪穂「おでんは色が地味だからね。にんじんを入れると見た目が明るくなるでしょ」
亜里沙「Хорошо!」
真姫「いや、そうじゃなくてジュール・ルナールの小説“にんじん”よ」
海未「そのジュール・ルナールの誕生日が2月22日なんですね」
穂乃果「にんじんの小説って…擬人化?」
凛「にんじんを栽培する農家の話とか」
真姫「違うわよ。ジュール・ルナールの小説“にんじん”は、赤い髪で顔にそばかすがあって“にんじん”と呼ばれて虐げられる少年の話」
凛「赤い髪って…真姫ちゃん?」
希「真姫ちゃんはにんじんというよりトマトの赤やんな」
穂乃果「っていうか、赤い髪にそばかすって赤毛のアンじゃん」
にこ「“にんじん”って呼ばれてキレるやつね」
ことり「確か“にんじん”は赤毛のアンより十年前の作品だったような…」
真姫「そう。赤毛のアンも“にんじん”に影響を受けたって説もあるくらいだから」
ほのゆきありにこりんぱな「へー」
希「にんじんもいいけど、2月22日は“おでんの日”や♪」
絵里「それでおでんににんじんなのね」
真姫「にんじんよりトマトでしょ」
海未「やはり定番は大根ですね」
穂乃果「ごぼうを練り物で巻いたのもあるよね」
花陽「じゃがいもも美味しいよ♪」
ことり「おつゆがしみたふわふわのはんぺん♪」
にこ「しみ具合ならがんもどきが最強でしょ?」
希「こんにゃくも味がしみると美味しいよね」 絵里「逆に味がしみにくいのあるじゃない?あの小麦粉の塊みたいなの…」
凛「ちくわぶ?」
穂乃果「言われてみれば、ちくわぶは他の具材に比べて味がしみにくい気がするね」
にこ「奴はおでんの中でも異端ね」
雪穂「小麦粉使うんだったらうどん入れちゃえばいいような…」
真姫「小麦粉枠なんていらないでしょ?じゃがいもと練り物で満腹になるわよ」
花陽「でも時々食べたくならない?」
希「好きな具材上位に挙げることはないけど、無かったら寂しいかもね」
海未(長い歴史や地方の特色…おでんは進化や変化を経て具材の種類も際限なく増えていくのでしょうね。私はやっぱり昔から定番の物にひかれますが) 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」パク
海未「今日はカレーパンですか?」
雪穂「カレーパンの日は毎月8日じゃなかったの?」
穂乃果「違うよー。カレーパンも好きだけど、これはピロシキ♪」
絵里「揚げて作るカレーパンとは違ってпирожкиは焼くのが基本よ」
凛「カレーパンと同じだと思ってたにゃ」
真姫「つまりカレーパンよりは低カロリーになるのね」
にこ「周りの生地だけ比較したらそうかもしれないけど中身はピロシキのほうが高カロリーじゃない?」
花陽「カロリーのことは今日だけ忘れよう!」
希「おおっ、花陽ちゃんがいつになく燃えている…」
ことり「2月23日だから、いろんな“包む料理”を食べたいんだよね」
雪穂「“つつむ”なら2月26日じゃ…?」
花陽「“つつみ”の2月23日から“つつむ”2月26日までの四日間とします!」
亜里沙「お料理のオマツリですか?」
にこ「言ったもん勝ちね」
凛「餃子にシウマイ、春巻に小籠包♪」
ことり「ロールキャベツやパイ包みも♪」
希「肉巻きおにぎりも包んでるやん?逆にサンチュで包む焼肉もありやし♪」
海未「穂むらの饅頭があるじゃないですか。菓子折には包装紙もつきものですし、さらに饅頭自体を個包装している物もありますよ」
穂乃果「言われてみれば…ものすごく包まれてる!?」
雪穂「包装紙がつくと三段階も包んでるね」
穂乃果「まあ、あんこの饅頭より豚まんやピザまんのほうが好きだけど…」
真姫「カレーパンよりカレーまんのほうが低カロリーね」
花陽「ピザで思い出したけど、ブリトーやラッパーズとかもあるよね」
希「確かにあれも包んでるね。手軽に食べられて美味しいし」
絵里「いなり寿司はどう?」
にこ「包むというか、最初から袋状になってる油揚げにごはんを詰めてるだけじゃない?」
穂乃果「おでんの餅巾着のほうが包んでる感あるかも…」 花陽「竹の皮で包んだおむすびとか♪」
海未「伝統的な弁当のスタイルですね。日本的というか…」
ことり「包装紙もそうだけど、包む物自体は食べられない物でもいいんだね」
にこ「だったら…これよ!」
希「うぐっ…なんでキャラメルが出てくるん?」
にこ「キャラメルは一個ずつ包まれてるイメージでしょ。飴なら個包装が袋になってたり缶入りで包まれてなかったりするけど」
凛「キャラメルはくっつくからにゃ」
真姫「飴も高温になるとくっつくわよ。夏とか」
亜里沙(包む目的はいろいろだけど、楽しくて美味しい食べ物がいっぱいだね♪) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています