超高級クレカ会員がタダで楽しむ高級クルーズの実態
https://news.infoseek.co.jp/article/moneyplus_3223/

その中の1つ、米国生まれの高級クレカ「ラグジュアリーカード」が、横浜発・上海着3泊4日のクルーズツアーに、
会員200組を無料招待するという企画をブチ上げました。なぜこんな大盤振る舞いをするのか。
カードに入会し、高級クルーズツアーに潜入してみました。


なぜラグジュアリーカードはこのような優待を企画したのでしょうか。

国内で高級クレカの定番と言えば、アメックスやダイナーズ。かつてはゴールドカード以上のクレカは招待制で、
一部の人しか持てない特別なものでした。しかし、近年では誰でも申し込めるものが増え、
会員獲得競争は激しさを増しています。

その中で、ラグジュアリーカードが日本に上陸したのは2016年と後発です。最もランクの低い
チタンカードでも年会費5万円(税別、以下同)、ブラックカードは同10万円、ゴールドカード(招待制)は同20万円と、
年会費は決して安くはありません。知名度はまだまだ低く、顧客数は非公表ですがそう多くはなさそうです。

日本クレジットカード協会の調査によれば、国民1人当たりの平均所持枚数は2.9枚。知名度が高いものや
年会費無料のものが多くある中で選ばれるためには、他社にはない“特別感”“ステータス感”が必要です。

「今までのカードのイメージを超える、新しいサービスが必要」と、ラグジュアリーカードのハミルトン・林社長は話します。

そのために今回選んだのが、クルーズという優待でした。「日本ではまだクルーズは高額で
長い日数が必要というイメージがあり、楽しむという文化が根付いていません。ところが、
今回のように短い日数でもリフレッシュすることができます。カードを通じて、
新しい体験をしてもらうことが目的です」(ハミルトン社長)。


ラグジュアリーカード会員の平均年収は約2,000万円。30〜45歳が会員の中心で、3割が港区、
渋谷区、世田谷区在住です。都心で忙しく働く世代が多く、なかなか新しい趣味や休日の
過ごし方を見つける時間がない人たちが多いそうです。