銀行破綻が相次ぐアメリカ、過去最大の預金流出…3か月間で65兆円減る

米連邦預金保険公社(FDIC)は5月31日、2023年3月末の国内銀行の
預金総額が18兆7424億ドル(約2600兆円)だったと発表した。22年
12月末よりも4720億ドル(約65兆円)減った。3か月間の減少幅は、集計を
始めた1984年以降で最大となった。
預金総額の減少は4四半期連続。米国では個人、法人ともに原則、25万ドル
まで保護される。集計によると、対象外となる預金が約6630億ドル減った。