博多港(福岡市博多区)の防波堤に立つ赤い灯台(高さ19メートル)がクリスマス恒例の飾り付けで「サンタ灯台」に衣替えした。
今年は新型コロナウイルスの感染収束を願い、博多織のマスクを装着した姿で、25日まで港の安全を見守る。

 衣替えは2005年の福岡西方沖地震の復興や船の航行安全を願って同年に始まり、今年で16回目。
クリスマスカラーの赤と緑に織られた博多織のマスク(縦1・3メートル、横1・8メートル)は市内の企業から提供された。

 管理する福岡海上保安部の毛利直樹・交通課長は「新型コロナで苦しい状況だから市民のみんなを応援したい」と語った。【大坪菜々美】
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