>>672
自分で書いたレスの解説なのに余計に曖昧になってる

朝食前の運動が24時間の脂質酸化量に及ぼす影響
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&;item_id=39342&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1
長時間の連続測定に適しているメタボリックチャンバーを用いて、「低強度運動が体脂肪を減らすもっとも有効な運動であるか」について様々な条件で 24 時間の代謝測定実験を行なった一連 の研究がある。
これらの研究は運動そのものの影響を検討するためエネルギーバランスが等しい (24 時間の摂取エネルギーと消費エネルギーが等しい)条件で行なわれた。
Melanson et al. (2002)は運動による消費エネルギーを 400kcal に統一した低強度運動(40%VO2max)または高強度運動(70%VO2max)による 24 時間の脂質酸化量を比較した。
運動中の脂質酸化量は低強度運動(21.4±1.8 g)の方が高強度運動(11.6±1.7 g)よりも有意に高値を示した(P<0.01)。
しかし、 運動後も含めた 24 時間の脂質酸化量は有意な差が認められなかった。
Melanson et al.(2006, 2007, 2009a, 2009b)は運動条件や対象者の特性を変えた実験でも同様の結果を報告しており、 他の研究グループからも一致した結果が発表されている(Saris and Schrauwen. 2004, Bennard and Doucet. 2006, Bielinski et al. 1985, 表 1)。
これらの結果から Melanson et al. (2002)は、運動で脂質酸化量を増大させるには強度は関係なく、可能な限り多くのエネルギーを消費することに注力 すべきだと提言している。