ではさっそく、私から話題を投入します。

最初に、(a±b)±(c±d)  b=Δa、d=Δc を考えたいと思います。

誤差伝搬の式からルートが出てくるのは知識として知っているのですが、
感覚として、どうしてもシックリきません。

(a±b)±(c±d)を考えることとは、
感覚的には、a±bの範囲に真値があるものと、c±dの範囲に真値があるものを
足すということですよね。(ここまでで間違っていたらどうしようもないですが)

それで、Xの範囲がa±bなら、Xは、a-bとa+bの間のどこかに値があります。
一番小さな値でもa-b、一番大きな値でもa+bということですよね。

このような、範囲のあるモノ同士の数値の足し算は、
一番小さな値から一番大きな値の引き算と、一番大きな値同士の足し算の
範囲に収まる・・・と思います。(ここまでの私の感覚は違っているのでしょうか?)。

この考えで行くと、a±bでの一番小さな値であるa-bと、
c±dでの一番大きな値であるc+d、を引いた値である、
a-b-c-dが最も小さく、a+b+c+dが最も大きな値であり、
この間に真値があると考えられるように思います。
(ここまでで、私の感覚は違っていますでしょうか?)

今、これをα±βの形で表示したいのですから、α−β=a-b-c-d、
α+β=a+b+c+dを解けば、α=a、β=b+c+dと書けます。

どこにも√は入ってきません。

さて、この考え方はどこら辺がまずいのでしょうか?