物性物理学総合スレ4
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
新訳版に期待
>>904
んなあほな
キッテルエアプばかりですか? キッテルは文単位では理解できるが文意が理解しがたい文章ばかりで初心者には使い物にならない 確かに初学用ではない
文意や文章がどうこうと言うより、式変形や途中の説明がないことが多い
大学の固体物理の講義で指定されていたけど、他はそうでもないのかね
読んでない人多いのね
職場においてあるし例出すのめんどー 個人的には、初読用・独学用には溝口正が好きだなー
網羅的ではないが、式追うのに詰まることが少ないし、
キッテルのように初めに逆格子空間の話をウダウダ書いて飽きるというようなことはない >>909
http://www.cmp.sanken.osaka-u.ac.jp/cnd/cndnews.html
これの8号にキッテルを例にとった悪文の見本が掲載されている
これはキッテルに限る話ではないが
物理学の専門知識がある事と英文を上手く日本語文に翻訳できるかは別問題だから仕方がないことではある >>912
(一部を除いて)気持ち悪い文章だな
こんなもの出して,大学のセンターとして恥ずかしくないのかな
あ,阪大か 途中までは最新の知見をどんどん盛り込んでいく正統派の改定だったのに、膨れ上がりすぎて一度バッサリ縮小したら非難轟々、元に戻そうとして付け足したりして歪な本になってしまった
熱物理学や固体の量子論はよく書けているが、ISSPはイマイチと言われる理由がそこにある
現行の第8版はある程度持ち直しているらしいとか? 第二版だか第三版だかが一番いいと言う話は聞いた事がある。その頃に学生だった教授がKittelを推薦するけど、版が変わって昔ほど有用でなくなった為に教員と学生の間に齟齬が生じるらしい。
私は七版しか真面目に読んでいない為、真偽の程はよく分からないが、少なくともわたしの主観ではKittel固体物理入門第七版はお金を出すほどの書籍ではない。 >>910
溝口は内容に対して値段が高い
決して悪くはないのだが
3000円くらいなら良いんだけど >>913
現代版アシュクロフトってイメージかな
理論系の人なら背伸びして1冊目に選ぶのも良いかと >>922
値段ねぇ
細かいことまで載ってるし良いよ
他におすすめありますか? 伊達 宗行
新しい物性物理―物質の起源からナノ・極限物性まで (ブルーバックス)
ISBN-13: 978-4062574839
おすすめ(マジで)
物性の楽しさを知る前に数式に溺れるのは良くないと思うのです
まずは広く浅く物性物理を概観できる本は実は貴重 数式いじってると発見あるよね
定義から見直してみるとかでも発見あった
しょぼい論文にしかならんかったが そう言うことを言いたいんじゃないのだが
伝わらんのなら良いや >>925
いや俺も基本的にはいい本だと思ってるよ
ただオンデマンド印刷であの値段はって思ってしまっただけで あらら、podになってるの?
邦書って値下げしないよね
日本語で書かれていて発行部数少ないから仕方ないかもしれんが、
洋書の安さに唖然とするね また馬鹿と馬鹿がいちゃついてやがる
別のところでやれよ 作道恒太郎の固体物理3部作は半分くらいが図で構成されているので頭の悪い人にオススメ
もちろん私も愛用しております ザイマン
フェッターワレッカ
アンダーソンの凝集系物理学の基本概念
あたりかな。 完全なる個人的偏見だが、初心者向け固体物理の教科書を選ぶときには、
逆格子空間を何故考えるか?という理由に納得できる説明がしてあることと
音響/光学フォノンの原子変位の違いを分かりやすいイラストで示してある本を選ぶと、
そのほかのテーマについても初心者にやさしい説明がしてあるように思う。
理解している人にとっては煩わしいかもしれないが、こと初心者に限ってはそういう本の方がいい。
二冊目以降は定義だけ示して後は数式を展開していく本が良い。 >>947
なぜ逆格子空間を考えるんですか?
固体物理の教科書であまりそこをはっきり書いてるのは少ない気がして。 結晶に離散空間並進対称性があるからだろ
>>947は十中八九理解してないだろうが >>952
離散時間並進対称性があるのはその通りだが
だからってなんでわざわざ波数とか持ち出して逆格子空間なんか考えるんですか?
そのまま位置の次元で、つまり格子のまま考えればいいのに? 逆格子空間を導入するといろいろ便利なのは
わかるがそれだけの理由なんだろうか?
絶対普通の空間で考えた方が直観的に分かりやすいのに。 >>955
それで良いよ。だれも駄目とは言ってない。
でもなんでわざわざ波数空間で考えるのか?ということです。
波数空間を考えないと困る事って何だろうか? >>952
なぜ>>947は理解していないと思うのですか? ブロッホの定理を使い倒すため。という理由だと多少はそうかもな?とも思うんだけど、
ブロッホの定理そのものがなんでそんな定理が必要なのか?と素朴に思ってしまう。
ということで、私はどうもわからない。
固体物理学の教科書にもあまり明確にその辺を述べているのはなく。 ひとつ思っているのは、量子力学って、同時に物理量を測定できない(不確定性原理)。
だけど平面波だと、エネルギーと波数は同時測定が可能。なので横軸波数、縦線エネルギーのグラフを描ける(横軸位置座標 縦軸エネルギーは描けない)。
空間に並進対称性があるとブロッホの定理から平面波でなくてもエネルギーと波数が同時に決まるし、そのときの波動関数も固有状態として決まる。
ので結晶の構造やエネルギーなどの物理量を考える際に位置座標の空間で考えるとエネルギーと同時に固有状態にならないのでこのエネルギーのときはどうなっているという記述ができない。波数はエネルギーと同時に固有状態になるのでその記述ができるから。
なのかなと思っていてこれが自分の中では一番納得している理由。あまりそういう説明ないんだけど。だから間違えているかもしれないが。 エネルギーと位置が同時対角化できないことの物理的な意味を教えてください ある物理状態でエネルギーが決まっても位置は確率的な分布でしか決まらない。 そうなんですけど、それは何故ですか?
なぜ並進対称な系では位置が確定しないのですか? エネルギーを何かの関数として考えるときに
位置の関係E(x)というのは考えられないが、波数kの間E(k)なら考えられる。
ということなのかな。 >>963
並進対称の系だから位置が確定しないのではなく、量子力学だから位置が確定しない。
でも並進対称の系に限れは位置は確定しないが波数は確定する。 逆に並進対称の系だと、(幸運にも)Eとkが確定することの物理的にな意味はどうもまだすっきりわからない。
数学的にはブロッホの定理だろうが。
第2量子化が関係しそうな気がしますがまだ繋がってない。自分の中で。 結晶中の音や光といった波という描像を真空中を飛び回るエネルギーEkの粒子(フォノン、フォトン)という描像で理解するにもkは出てくるのでここから第2量子化にはつながる。
でもなんで並進対称な系だとこういうことができるんだろう。便利は便利だけど、本質的にはなんなんだろ。 >>967
知ってたら教えてください。
教科書にはあまりその辺書いてない。
具体的な例での計算は出てくるが基礎的な概念の意味についてちゃんと理解して納得したい。 並進対称性がある系を周期境界条件でフーリエ変換すれば結晶運動量の条件が出てくる
逆空間が必要というよりB.Z.で議論できるのが便利だから >>970
数学的にそうで便利なのはわかるけど、物理的な意味を捉えたい。
単に便利だから以上に
結構本質的なことなのだと、思っているのて。 ひとつわかったのは位置座標では議論がそもそも出来ないこと。縦線E 横軸xでプロットが出来ないから。なんでk空間は少なくとも議論が出来るようになる物理量だということ。
これでいいのかな。まだありそうだが。 >>971
実空間じゃフェルミ縮退を捉えられないのと同じで結晶ではB.Z.自体が物理だとしか答えられない 計算に便利だから、が本質ならそれでも良いけど、
教科書で「計算に便利だから逆格子を考えます」と明言しているケースは少ない。 >>973
はい。ありがとうございます。
自分で納得するように考えます。 >>974
多分計算に便利だから以上の本質があると思う。調和振動子で展開したりとかの数学的なテクニックなんかともとても相性が良くて非常に広範囲で使う概念じゃないですか。 ひとつ補足すると固体物理学の
別に電子論だけで使う概念じゃないからフェルミ粒子だけを前提とした答えを知りたいわけじゃない。 真空から運動量空間が出てくるように離散格子を考えれば自動的に逆空間が出てくる
すごく特別なことをしているわけじゃない >>980
その辺りに答えがありそうな気はします。
時間の連続性とエネルギーの関係があって。
空間の連続性と運動量の関係があって。
空間の連続性が並進対称性に緩和されたことで運動量でなく逆格子空間になる。
確かにこう考えると自然。 電池の起電力はどのようにして発生するのでしょか。そもそも起電力は電圧で、電圧は電位差、つまり電池の正極と負極で電位差が生じてる?だとしたら正極と負極の電位はどのようにして発生するのでしょうか。正極側に正の電荷、負極側に負の電荷でも生じるのでしょうか。 >>979
時間を無駄にしてるよ
今は別のことを勉強した方がいい
そのうち自己解決するからそれまで待て そればかり、やってるわけではないので、
御心配なく。
たまにはこういう基礎的なことも考えないとというだけですから。 そんなこと考えるな
は、そのうち分かるようになるのではなく
そのうち忘れてしまうだけ
物分かりの良いふりをしているだけの話 >>985
材料ごとに電子のケミカルポテンシャルが違うのは当たり前ではないですか? >>980
離散格子という条件を課して変形するとそうなるという話は自動的な事なの?
3と5を足すと8になるけど、これには意味がないよね いろんな人の考えを聞きたい。
ヒントがあるかもしれないから。
まあ、時間のあるときで良いが。
さしあたり、便利だからでも充分理由にはなるので。 自分が今いちばん納得しやすいのは、kがうまいQ数になるからという理由。
うまいというのは
Eと同時固有になるので解析や議論の良いべーになる。ということ。 物性論初心者なんですけど、ぼくは運動量の波数と逆格子の波数が一致するのが大事なんじゃないかなって思います
でも教科書では一致することがほとんど強調されてなくて、単なるぼくの誤解のような気もします >>992
当然と言い換えてもいいけど
言葉遊びをしたいわけじゃないんだから >>995
古典力学では物理量は実数。量子力学では一般的に物理量は演算子になる。
前者を、C数、後者をQ数と、呼んだりします。 周期性のある結晶ではブラッグ反射によって存在しない運動量があるから、運動量にうまく周期性を反映させたいとまず思う
で周期性は当然ながら結晶格子の対称性から出て来るわけ
さらにどうやって格子と運動量を結びつけるかというと、フーリエ変換した形が一番単純に表現できる
だから固体物理学では格子のフーリエ変換である逆格子空間で運動量を考える
こういう泥臭いというか手間のかかる流れで俺は理解しているが、キッテルみたいに先に逆格子を説明した方がコンパクトにはなる このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 565日 18時間 17分 42秒 レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。