特殊相対論の解説本などではMM実験が真空中の様に解説され、ローレンツ変換の導出に使ったりする為に
真空でなければならないような間違いを初心者に与えてしまう。それがそもそもの間違い。

MM実験以前にフレネル、フィゾーにより(透明)物質の運動が光の媒体(エーテル)に影響しないことが発見されていた
有名なのが水で満たした望遠鏡で光行差観測、や流水中の光速観測により物質運動は無関係である。
マイケルソンは物質運動に無関係な光の媒体(エーテル)と地球公転の相対速度を検出可能な精度のMM実験装を考案した。
その結果は光の媒体(エーテル)と地球公転の相対速度は(誤差の範囲で)検出されなかった。
アインシュタインはMM実験ではなく、フィゾーによる流水中の光速観測を基に特殊相対論を作ったと述べている。