>>141
> 量子コンピュータは情報を無限に重ねあわせることで超計算能力とする、
> その重ね合わせ計算の上限は存在しない、つまり速度値などなく無限速度である。

ダウト
量子デジタルコンピュータ(普通に「量子コンピュータ」と呼んだ場合に期待するもの)の計算能力はさほど高くないというのが
計算量理論の専門家たちによって(P≠NP予想が正しいと信じられているのと同様に)信じられている予想

より詳しく言えば計算量理論の専門家のほとんどが信じているのは
量子デジタルコンピュータによってNP完全ではないある種のNP問題(例えば素因数分解)は多項式時間で解けるが
NP完全問題は量子デジタルコンピュータをもってしても多項式時間で解けない、ということ

> 量子コンピュータのD-Waveは当初の説明からどんどん斜め上にずれ、本来の量子コンピュータとは違うものを
> 量子コンピュータであるといい始め、まったく違うそれを量子原理が使われるから量子コンピュータと嘯く

量子アニーリングをその動作原理とするD-Waveは量子コンピュータは量子コンピュータであっても
量子デジタルコンピュータではなくて量子アナログコンピュータ

だからこそ上に書いた計算量理論で信じられている予想が正しい限りは
量子デジタルコンピュータでは一般には迅速に解けないはずのNP完全な問題でも
D-Waveならば解の適当な精度の近似値ならば迅速に求めることが可能になっている