◆タイム・トラベラー他〜NHK少年ドラマシリーズの特撮作品〜
昭和47年にスタートしたNHK少年ドラマシリーズの中の特撮作品を語る >>516
鈴木に続いて北島が心神喪失状態になってしまったことを
担任の先生がみんなに報告する時の音楽は
主題曲を物哀しい感じに編曲したものだった。
浦川礼子との戦いが終わり,ペンダントを探していた理由を落合基に話をした後,
竹下清治が宇宙に帰っていく。
その途中で父と大野木刑事がそこに駆け付け,
基が2人に竹下が宇宙人だったことを話す。
「お父さんにも見えるよ。」と言いながら父も空を見上げた。
元通りになった鈴木と北下,身体から宇宙人が抜けた浦川礼子などを交えて
基や椿芙由子が学校で楽しい生活を送っている場面で終わる。
一連の場面でも主題曲を編曲した音楽が流れていた。 当時観た時、竹下と浦川の宇宙人対決は覚えてるのだが(エックス1号とかいう名前だったような)、
鈴木や北島が回復したシーンは思い出せないなあ。浦川礼子も消え去ったと思ってた。
なので、あのまま心神喪失状態で一生過ごすのかと思うと実に怖かった。
けっこう平和的な終わり方だったようで安心したよ。
DVDには最終話は入ってるようなので、今度見直してみよう。 >>519
浦川礼子に乗り移っていた宇宙人(確かエックス7号)が
「エックス1号,私は負けたのではない。言っておくが,この地球は,我々の物だ。」
という捨て台詞を残して去って行った。 宇宙人の姿は出たかなあ。これも忘れた。基本コンセプトはなぞの転校生に似た面もあるが
あちらは異次元人であり、宇宙人とは違う。
明日へ〜の方は宇宙人の地球侵略劇という壮大なお話である。なぞ転よりはミステリー色が
強い。謎の宇宙人がクラスメイトを次々に怖ろしい目に遭わせていくという物語。
竹下は謎めいた一面もあるが、正義感と優しさは持っていた。対して浦川礼子は冷徹な描写。
毎回終わり方が謎めいていて、次回への楽しみが持てた。 >>521
宇宙人は出ていません。
ミステリーという言葉の捉え方の違いかもしれませんが,
私は,ミステリー性は,『なぞの転校生」が上だと思っています。
ただ,どちらが好きだと問われれば『明日への追跡」と答えます。 少ドラはSF作品が突出して有名だけど、SFでない普通のドラマの方がはるかに多い。
SF以外の作品であれば、印象深かったのは「けんかえれじい」とかかな。ヒロインが竹下景子さん
だったし、押忍ムス団団長でファイアーマンの誠直也さんが出てた。お話は面白かった。 海外作品なら「地球防衛団」「荒野の王子」「リバーハウスの虹」「アルプスのスキーボーイ」など
が印象深い。超能力者の若者が主人公の地球防衛団は面白かった印象がある。 『明日への追跡』の主題曲は,動画では2つを見ることができ,それぞれ
「この哀愁漂う感じがたまらん」
「映画『犬神家の一族』のテーマ曲にも通じる哀愁を帯びたメロディーがすばらしい」
という書き込みがなされています。
本放送から43年が過ぎましたが,
作曲家・大野雄二氏の音楽は,現在でもNHKの『小さな旅』でも聴くことができ,
実況板ではそれが流れるたびに
「死にたくなる。」「鬱だ。死のう。」
という書き込みが殺到しますw 伊豆田さんと強く強く抱きあいながら濃厚なディープキスしたい でも謎の不可思議な人物というイメージはよく出ていた
不可思議というよりは「怖い」印象が強いかな >>531
浦川礼子が期末試験について自信ありの発言をしたので
ある男子が「さすがクラスの女王の貫録だぜ。」という台詞があった。 いわゆる敵キャラね それが女性だと役者さん選びからむずかしいよねえ
椿さんみたいな明るい美少女ではイメージ合わないし、どこか神秘的というか、クールで
影のあるイメージが求められるのな でもやはりその上に美少女でないといけないし、
ほんまに演じる方もむずかしいと思う 浦川さん役の人はその点上手く演じてた
少ドラ以外なら、原田知世のTV版「ねらわれた学園」では敵の高見沢みちる役を伊藤かずえ
さんが演じてたが、彼女は最高に上手かった 神秘的でクール、ちょっと怖い謎の美少女
原田さんをうまく引き立てていた ドラマ愛の詩の「六番目の小夜子」では敵役を栗山千明が
好演 いい作品になっていた 少ドラ出演者の俳優さんは、特撮作品でもおなじみの人がけっこう多く出てる
「赤外音楽」にはミュータント研究所所長で、死神博士の天本英世さんが出演
謎めいた所長を演じた このミュータント研究所のシーンだが、何と研究所員の服も
部屋全体も全て赤色というすごいカラーリング 当時、観てたテレビが白黒だったため
カラーで観ることができず残念であった
島田淳子さんだが、帰ってきたウルトラマンの第1話にちょこっとだけ出てる
アーストロンに襲われた村の少女役 タイム・トラベラーよりも前である
島田さんはその後、変身忍者嵐やウルトラマン80などに出演 少ドラは関連グッズなども発売されなかったし、資料本や解説書等も少ない
書籍で有名なものは「NHK少年ドラマシリーズのすべて」(アスキー出版局)と大和書房の
シナリオ本 アスキー出版局のものはスチール写真が多くきれいに載っている
グッズでは何年か前、東京NHKで続タイム・トラベラーなどのテレホンカードが発売されていた
サントラCDはタイム・トラベラー(続タイム・トラベラー含む)が出ている 貴重な曲だが音質が
今ひとつ 一時、オークションにタイム・トラベラーのシナリオが出ていた 島田さんはその後、歌も歌っててレコードを何枚か出してるし、ヌードを披露して話題になった
でもやはり、タイム・トラベラーの時の彼女がいちばん好きだな 島田淳子ちゃんはタイム・トラベラーでのセーラー服姿が強烈なのと、スカートがまくれたり
けっこうセクシーな場面もあった正・続タイム・トラベラーでの印象が圧倒的だった
このドラマは彼女のためにつくられたと言っても過言ではない
もしも彼女以外の女優さんが演じてたら、タイム・トラベラーはここまで有名にはならなかった
のではないかと思うのだ 謹賀新春
本年は「タイム・トラベラー」「続タイム・トラベラー」の全話発掘を切に望みますね。
でも当時のビデオ状況を考えれば厳しい現状ではあります。しかしそこを何とか。
ケン・ソゴルと芳山和子、木下清さんと島田淳子さんの名コンビがは忘れられないね。
あれ以上の名女優、名男優はどこを探してもいないだらう。映画「時かけ」の高柳くんも
悪くはなかったが、木下くんの神秘的な雰囲気にはかなわない。
原田知世クンもいいのだけど、ぽっちゃり島田さんのセーラー服姿は最強だったなあ。
深町家の塀を乗り越えた時にスカートがまくれたままになるあの映像、ぜしとももう一度
僕らに見せてほしい。 『明日への追跡』をテープに録音してあって
正月休みに聴く予定だったけど
今日はその暇が無かった。
明日は出掛けるので無理。 ♪空は茜色 きれいに影をうつしだす
とりのこされた涙 明日にはかわきます
どこかにあなたの やさしい笑顔見えます
今日も歩き疲れた 白いヒヤシンス
今日もそっと待ってる 白いヒヤシンス
白いヒヤシンス
この歌詞の「あなた」というのは、どう見てもやはり恒夫さんでしょうね。ヘンリーではない。(笑)
ドラマでは告白はしませんでしたが、お互いに好きであるという雰囲気は感じました。
もし何もなければ結ばれていたであろう二人。超能力を持ったがゆえに変わってゆく運命。
とても哀しくて切ない物語であると思いました。 「タイム・トラベラー」と「時をかける少女」
タイム・トラベラーのクレジットに「原作 時をかける少女」と表記されていました
この時をかける少女という言葉、実にロマンティックでいい響きだなと思いました
ただ、タイム・トラベラーと時かけって、内容はまったくといっていいほど別物なんですよね
タイム・トラベラーは時をかける少女が原作ではありますが、お話はほとんどオリジナルと
言っていいでしょう あの原作をここまでの作品に膨らませた手腕は凄いと思います
それに比べて時かけの映画版は、かなり原作に忠実に描かれています 本来の原作の
世界観は時かけ映画版のようなものなのでしょうが、タイム・トラベラーの世界観はまったく
異質なものです ちなみにタイム・トラベラーのリメイク映像化は、これまでまったくなされて
いません 現在リメイクしようとすると、精神病院の描写などがちょっとハードルが高いような
気がします それでも、可能であればリメイクしてほしいものだと思いますね [強い!にげろ!]
/  ̄ヽ
〔=±==〕
(*^◯^*) <横浜で非常に強い球団が発生しました
/VL∧/\
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【 交 流 戦 で 3 強】 >>553
上の方で同じような内容の書き込みを見た 久々にDVD「少年ドラマ・アンソロジーT」にてタイム・トラベラー最終話と明日への追跡を視聴
タイム・トラベラーの方は話がスピーディーに進みテンポもいいお話
タイムトラベルした戦時中が、まだ「27年前」というセリフが出てくるのが、終戦からたった27年しか
経ってなかったんだなとしみじみ おなじみの精神病院の描写もなんかコワい
全ての記憶を無くした和子が深町家の前で、忘れてしまったラベンダーの香りに気づくのが切ない タイムトラベルのシーンやラストの別れのシーン、ケンが和子の手をしっかり握っているのが
微笑ましい 「私の記憶を消さないで!」 タイム・トラベラーの哀しいルール
戦時中にタイムトラベルした吉川清掃婦は時間のエネルギーに押しつぶされ消滅する
顔がネガポジ反転で真っ黒になっていく場面は怖い 「空襲警報解除〜!」の声がリヤル DVDにはライブラリーとして、タイム・トラベラー、続タイム・トラベラー全話の音声、
続タイム・トラベラー、明日への追跡のスチール写真も収録されている
スチール写真は続タイム・トラベラーのものばかりで、タイム・トラベラーのものは入ってない
スチールの中には和子がエネルギー・スクリーン装置を止めるシーンなど珍しい写真もある
「タマエとレリの秘密」の回の写真がけっこう多い 明日への追跡
序盤は「なぞの転校生」っぽい展開 転校生の竹下の謎が描かれる そして対極する存在として
浦川礼子が登場 そしてクラスメイトが次々と謎の心神喪失状態に
落合の持つ金属製の缶がポイントになってくるが、ストーリー展開は割とゆっくりで話がなかなか
進まない印象も
全てが解決する最終回、竹下と浦川の洞窟での一大決戦にて竹下が勝利 浦川は去る
そして竹下も正体を明かし、宇宙へと旅立って行く まあ大まかにはこういう展開 最終回、竹下を助けた老人を殺したのは浦川礼子なのか さすれば竹下の父親を殺したのも
浦川礼子だったのか そのあたりは語られてなかったが可能性はないとは言えない
椿さんがどうやって助かったのかがはっきりと描かれてなかった
最後の学校での場面、よく見たら確かに宇宙人の抜けた浦川礼子は椿さんと笑ってるし、
鈴木や北島も元気になって落合とはしゃいでる
いちおう平和的なハッピーエンドであった 宇宙人の姿は出てこず最後まで人間の姿のまま もすかしたら人間と同じ姿の宇宙人で
あったのかも知れない 竹下はエックス11号、浦川はエックス7号だったね 『明日への追跡』の録音を10年ぶりぐらいに聴いた。その最終場面
浦川「エックス11号,私は,負けたのではない。言っておくが,この地球は私たちのものよ。」
竹下「待てえ!」
そこへ落合基が駆けつけ
落合「竹下!」
竹下「あの女は,行ってしまったよ。」「僕も行かなければならない。」
落合「どこへだい?」
竹下「М25世界だ。」
落合「じゃあ,君はやっぱり。」
竹下「そう。人間の言葉で言えば宇宙人さ。」
竹下「僕は,人間の形を借りてきたんだ。竹下という人を操って弟になりすましてね。」
落合「そうだったのか。」
落合「君は,いつか約束したね。俺は,この真実をどうしても知りたいんだ。」
竹下「僕たちの星,М25世界は,今重大なピンチなんだ。よ。高度な文明の発達に毒された人々は,
公害や汚染に平気になり,М25世界は,破滅寸前だ。そこで我々はこの地球に目をつけ,
移り住んでいい環境かどうか調査することになったんだ。」 竹下「2年前,この洞窟で死んでいた男の話を聞いただろ? あれは,僕の父なんだ。」
竹下「そして,父は,特殊な金属で作った報告書を持っていた。」
落合「それじゃあ,その缶と言うのは。」
竹下「そう。今ではその君のペンダントがそうさ。」
優しい感じのBGМ開始
竹下「それ,僕にくれないか?」
落合が竹下にベンダントを渡す。」
竹下「父は,こう書いている。地球は,美しい。我々の生存にも適している。だが,これ以上
公害や汚染が進めばМ25世界と同じ環境になる。人類のためにも移住は中止せよ。」
竹下「しかし,М25世界の滅亡は近い。」エックス7号のような,おお金持ちで恥知らずの一族は,
地球に移住してくるかもしれない。そうなったら,この地球の破滅も一層早くなるだろう。」 竹下「駄目だ。もう時間が無い。」
竹下「落合君,僕はこの地球が好きだ。М25世界に帰ってもエックス11号たちの移住は阻止するつもりだ。」君たちもこの地球を守るために頑張ってくれ。」
落合「でも,君たちはどうなるんだ。」
竹下「どこかよその星に行くよ。М25世界の破滅に間に合えばだがね。」
落合「竹下,この地球に来いよ。俺たちは,待ってるぜ」
竹下「ありがとう落合金。君たちの友情は,決して忘れないよ。」
竹下が宇宙に帰るために消えていく。
BGM終了 落合の父と大野木刑事が駆けつける。
父「どうした。昨日,みんなと東京に帰らなかったのか?」
落合「みんな,洞窟の中で倒れてますよ。」
落合「刑事さん,竹下清治と浦川礼子は,宇宙人だったんです。」
刑事「宇宙人?」
落合「2人は,М25という星に帰りましたよ。」
刑事「わしゃ,そんなことは絶対に信じないからね。わしゃ調べるからね。わしゃ,調べるからね。」 父「基,何を見ているんだ。」
落合「竹下だよ。あそこを飛んでいるんだ。」
最後のBGM開始
父「竹下君が? そうだったのか。」
落合「お父さん,いつか宇宙人を信じるって言ったよね。あいつは,俺の友達だったんだよ。」
父「お父さんにも見えるよ。はっきりこの米良見えるよ。」
落合「お父さん。」 落合「竹下の奴,どうしているかなあ。」
椿「今頃,エックス7号と戦っているんじゃない。」
落合「でも,俺,いつかあいつがまたこの地球に戻ってくるような気がするんだよ。」
椿「あたしもよ。」
鈴木や北島などが2人に駆け寄ってくる場面で終わる。 明日への追跡
DVDには最終回は収録されてますが、この最終回は第11回と第12回を再編集した再放送版
であるとのことです。この
最終回のみ35分。通常回が20分であるため、再放送版の最終回は
5分ほどカットされてることになります。再放送の時点で、オリジナルとは異なっていたということです。
最終回は鎌倉であろうと思われるロケが行われています。
エックス11号とエックス7号の戦いは火花を飛ばすような映像で処理されています。エックス7号が
浦川礼子の体から抜け出る描写がやや分かりにくいです。 『明日への追跡』は,再放送しか見たことが無く,20分+20分→35分になっていたので,
「〜だった。」という台詞があるものの,実際にはその場面が削られていることがありました。 「明日への追跡」は映像は全話発掘されてるみたいですが(本放送版か再放送版かは不明)、
全話DVD化は成されていません。やはり数多くの売り上げが望めないからでしょうか。
「少ドラアンソロジーT」に収録されてるのは第1話、第9話、最終話のみで、抜けてる部分は
ナレーターの田中信夫氏が新規収録であらすじを語るという構成になっています。
しかしやっぱり全話観てみたいですね。 明日への追跡
配役での注目は、基の父親役・滝田裕介氏 ドラマ内では主人公・基のよき相談相手として、
派手さはないが堂々とした父親を演じている 父親とのシーンはけっこう多く、この作品の
二次的なテーマは父と子の交流ではないかと思わせる
滝田氏は古くは「事件記者」で有名となり、ウルトラQやウルトラマンティガなどにも出演されてる
声優でも活躍され、スターウォーズのオビワン・ケノービやベン・ケーシーの声も担当された DVD収録の最終回は観たが、本放送版とどこが違ってるか今となっては分からない
おそらく11話あたりの、カットしてもそれほど影響のないシーンを飛ばしてると思われる ラストの場面、完全に忘れてた というか観たんだけど気がつかなかった
浦川礼子は笑って椿さんの横にいるし、鈴木や北島も元気になってはしゃいでる
個人的には、浦川礼子は洞窟の戦いで亡くなり、鈴木や北島は一生、あの心神喪失状態で
いることになったのだと思い込んでいた >>578
梶原一騎は,『巨人の星』で「厳しい父親というものは,こうあるべきものだ。」というものを
描きたかった。」と語っていたそうです。「厳しい父親」というのは,もちろん星一徹です。 タイム・トラベラー 続タイム・トラベラー
作品のスチール写真を時々購入しているが、数は続の方が圧倒的に多い
正編の写真は深町家の温室、和子の部屋、撮影風景など、ほとんど東京おとなクラブや
ランデヴーに載ってたのと同じものである
しかも確認したカラーの写真は、ピンクのセーターの和子が洗面台でローションの匂いをかいでる
シーンのもの、これ一枚のみである それ以外にカラーの写真は見当たらない >>584
すごいマニアだね
素人?
ブログでも書けばいいのに スチール写真とかはもうNHKにはほとんど残っていないようで、散逸してる感じ。
最近貴重な写真がきれいな印刷で載ったのは「NHK少年ドラマシリーズのすべて」の
書籍。上記の、ピンクのセーターを着た和子のカラー写真も載ってる。
あの本に載ってるスチールはタイム・トラベラー以外の作品でも珍しいものが多く、初めて
見る写真も多かった。編著者として名前が載ってる増山久明氏が少ドラに詳しいお方で、
資料等もお持ちであると思われる。
少ドラのスチールや台本などはヤフオクなどで時々出てくるのでチェックしている。 だいぶ前、下北沢の懐かしものグッズ店で少ドラのスチール写真も販売されてた
探せばまだあるかも知れない まあスチール写真や台本などをいくら持っていてもそれらは二次的な資料
映像資料にかなうものはない
現在、タイム・トラベラー正続に関しては映像は正編の最終回だけだが、音声のみは全話
残ってるので、スチールと合わせれば作品のイメージは感じることができる
作品によっては数枚のスチール以外全く何もないものもあるので(「暁はただ銀色」とか
「まぼろしのペンフレンド」「赤外音楽」など)、それに比べたらまだ恵まれてると言えよう
個人的にもう一度観てみたい作品は「赤外音楽」である 終末的な世界観をスタジオドラマで
構築したのはすごいと思う 映像の発掘が待たれる 『なぞの転校生』と『明日への追跡』で,
山沢典夫と竹下清治は,転校して来た時に,行動の基になっている考えを
みんなへの挨拶の中で言っている。
山沢−(前略)暴力は嫌いです。
竹下−人間にとって一番大切なことは,名誉を守ることと不正を憎むことだと思います。 展開的には「なぞの転校生」と「明日への追跡」はけっこう似通った部分がある
不可思議な転校生が現れ、その後いろんな事件が起こっていくというような・・・
転校生、山沢と竹下も謎めいたイメージを持ったキャラクターであることも共通
演じる役者もそういう人を探してきたのではなかろうか >>594
山沢典夫役は,直前に高野浩幸から星野利晴に変わったのだから,
そういう役者を探したということはない。
高野浩幸も長谷川諭も子役からなので,表現力が期待されていたと推測する。 少ドラはSF作品以外も秀作が多い
個人的には「ユタとふしぎな仲間たち」「つぶやき岩の秘密」は傑作だと思う
ユタは座敷わらしたちのキャラクターが実にユニーク 主人公との出会いと別れがとてもいい
つぶやき岩はロケの風景もきれいで、ミステリーなドラマとマッチする 主題歌が傑作 >>601
『ユタとふしぎな仲間たち』の主役が熊谷俊哉であることはよく知られていると思うが,
ユタが仲良くなった座敷わらしの一人が佐藤蛾次郎。 ユタとふしぎな仲間たち
1974年5月6日〜8日に放送された。1話25分・全3話。フィルム作品。
全編を1時間に再編集したものが昭和49年度芸術祭に出品され、テレビ部門ドラマの部優秀賞を
受賞している。この再編集版は出品時と受賞時に再放送された。
なお現存する映像はこの再編集版のみ。
この、再編集版でない全3話のものを観た記憶があるのだが、再編集版よりはお話の展開が
ゆったりしていた。この全3話の映像が残っていないのは残念である。
ユタ:役の熊谷俊哉さんがすでにお亡くなりになってるのが寂しい。熊谷さんは2015年の
少ドラ同窓会に出る意欲を持たれていたそうだが、その願いは叶わなかった。 佐藤蛾次郎さんは座敷わらしのリーダー格的役 存在感あったね お寺の鐘の音に乗って飛ぶんだよな 楽しい場面だった >>609
そうだった。ありがとう。
座敷童は,冷害で食べ物が無いせいで口減らしさせられて
成仏できなかったという東北の哀しい歴史を伝えるものだった。 少年ドラマシリーズのDVDは、そこそこリリースされてるけど、少年ドラマオナニー猿くんはもちろん全部定価で買って持ってるんだよねねねねねねねねねね? そこそこリリースされていないな 未発掘の作品の方が圧倒的に多い
有名なSF作品でも「赤外音楽」「まぼろしのペンフレンド」「暁はただ銀色」「夕ばえ作戦」
「続タイム・トラベラー」などは映像の影も形もない
「明日への追跡」と「未来からの挑戦」は全話発掘されてるが、全話DVD化に至ってない
全話DVD化されてる作品だって、もともとは視聴者が家庭用VTRで録画したものがマスター
こんな状態ではやがて少ドラは人々の記憶から消えていくだろう 寂しいことだ 少ドラの記憶が、というよりも少ドラの記憶がある人が順次消えていきそうな >>613
そこそこリリースされてないなら、持ってるの挙げて