◆タイム・トラベラー他〜NHK少年ドラマシリーズの特撮作品〜
昭和47年にスタートしたNHK少年ドラマシリーズの中の特撮作品を語る >>392
発売されてるDVD「NHK少年ドラマ・アンソロジーI」にはタイム・トラベラーの最終回が
収録されてますが、音声ライブラリーにはタイム・トラベラー全話の音声も収録されてます。
映像は最終回しか発掘されてませんが、音声だけは全話残っているのです。
音声だけを聴いても臨場感は伝わります。(放送禁止用語のカットはされてません)
本で読みたければ、タイム・トラベラーと続タイム・トラベラーのシナリオ本は大和書房と
復刊ドットコムより出ています。ただしこのシナリオは放送されたものとは少し違う部分も
あります。大和書房版にある写真やNHK少年ドラマシリーズ放送作品リストなどは
復刊ドットコム版にはありません。シナリオのみ。 このシナリオ本ですが、大和書房からはもう一冊、「幕末未来人」が出ています。
こちらも巻末に「NHK少年ドラマ傑作選」と題してタイム・トラベラーなどの貴重な写真が
載っています。こちらの本はレアで、再版されていません。 >>389
「まぼろしのペンフレンド」ですが、少ドラ版題名は「まぼろしのペンフレンド」で1974年4月15日
より全9回の放送。池上季実子さんらが出ています。
もうひとつはドラマ愛の詩シリーズ版で、題名は「幻のペンフレンド2001」 2001年1月6日から
12回の放送。谷口紗耶香さん、加藤夏希さんらが出演。
少ドラ版は映像も音声も発掘されてなく、題名どおりほとんどまぼろしの作品になってます。
ドラマ愛の詩版の方もDVD化されていません。お話は骨子は似てるようですが、少ドラ版の
方がさっぱり情報不足で、ドラマ愛の詩版との違いはよく分からないです。 正編だったか続編だったか、ケンソゴルが歴史の授業でナポレオンとヒトラーと同時代と混同していて「中世は得意じゃない」とか言ってたのを覚えてる アニメの時かけでも、正体が未来人の高校生は「数学は得意でも国語は駄目」と
言われていたな。 未来人から見ればナポレオンもヒトラーも時代的には僅差でしかないのだろうな >>396
正編ですね。深町一夫がテストの答案に書いた答。
「ナポレオン・ボナパルトのひきいるフランス軍は、アドルフ・ヒトラーのナチス・ドイツと戦って勝った」
で、「僕は中世の歴史は得意じゃないんです」と言う。和子が深町に大きな疑念を抱いた出来事でした。
そのあと和子は「深町君はいつからいるんだろう?」という疑惑を抱き、行事の写真を全部調べるが
深町は1枚も写っていない。このあたりの描写は、クラスの生徒や先生は深町の集団催眠効果によって
ずっと前からいたと思い込まされてるのだが、和子はタイムトラベル能力を身につけたためそれが
効かなかったものと推測されますね。 劇中ではとくに語られてないけれど、この頃から和子は深町のことを男性として意識してると思う
同級生の女の子にそのことをからかわれるシーンがある
そしてその思いは深町=ケン・ソゴルと関わっていき彼を救うことによりますます深まっていった
「時をかける少女」のお話のままなら恋を前面に出しても違和感はないが、「タイム・トラベラー」の
場合はファンタジーではないから、そういう恋愛部分は抑え気味だった
その気持ちが具体的にはっきり示されたのは、最終回でケンと別れる場面であった 「ケン、あたしの記憶を消さないで。あなたとの思い出が全部なくなってしまうなんて、嫌よ!」
ケンはタイム・トラベラーのルールで仕方がないんだと答える
「ケン、またあたしたちの時代に来るの?そうしたらまた会えるのね!」
ケンは、もし会えても君は僕のことをすっかり忘れてると言う
「ううん、あたし分かるわ、あなただっていうことが・・・」
最終回、和子がケンへの思いを語る名シーン 「愛してる」とかの言葉は出ないけれど、
和子のケンへの愛情は強く感じられたし、これが永遠の別れになるというタイム・トラベラー
の悲しい宿命が当時観てた僕らの心を打った >>399
やはり正編でしたか
不確かだったので用心の為「続編だったか」と書きました
小学生の時に観て以来なので記憶が曖昧でw
そう言えばタイムトラベラーって再放送ありましたか?
ウルトラマンとかだと何度も再放送が有って白黒で観た記憶は上書きされたらしくて、カラーで観た記憶しか無いんですよw >>402
我が家もウルトラマンの初放映の頃は白黒テレビだったが
再放映ではカラーだったからカラーの記憶しか無いな。 ウルトラマンの初放映はモノクロ。
後で総天然色にコンピューターで色づけした。
特撮マニアなら常識、とだけは言っておきたい。
さらにピグモンはガ えー、違うよ。ネガはカラーだけど、安くモノクロにプリントしたんじゃなかったかな。
放送機器もまだカラーに対応してなかったし >>402
タイム・トラベラーの再放送は一度だけ。1972年7月23日〜28日 毎日18時〜18時30分
この再放送ですが初回放送とちょっと変えています。それは、再放送は毎日放送だったので、
ラストの謎の男のセリフが、「また来週」だったのが「また明日」に変えられていました。
これ以降の再放送はないです。 その後マスターテープは上書きされて消滅! >>406
初回が1972年1月1日〜2月5日だから半年後に一回だけですね
どうりで忘れてるわけですw そう、最終回以外は当時リヤルタイムで観てた人の記憶だけしかないので、映像の場面は
もうほとんど忘れてますね。スチール写真やDVDの音声ライブラリーを聴いたら、かすかに
よみがえる程度。もう映像の発掘は不可能でしょうかね。 少ドラは学園ドラマが多いため、ヒロインはセーラー服に白ソックス姿が多い
この当時はまだブレザーの制服は少なかったようで、ドラマには出て来なかった
それ以前の特撮作品で、主人公またはヒロインがセーラー服姿というのはなかった
この点が実に新鮮であったという感じはある
男性にとって少女のセーラー服姿というのは最強であり、そこにはあこがれとほのかな
セクシーさと郷愁があった この制服姿こそ少ドラの真髄であると言える・・・(のかなw) 2015年2月8日・埼玉県川口市・SKIPシティにおいて実施されたイベント
「未来からの挑戦」の上映会が行われた後、NHK少年ドラマシリーズの中でも人気の高かった
SFドラマに出演されてた俳優達が集合して『同窓会トークショー』が開かれた
後日放送のNHKアーカイブでも取り上げるかと思われたが、その一部でさえも放送はなかった
出演者は、「なぞの転校生」より香川みどり役・伊豆田依子さん、岩田広一役・高野浩幸さん
山沢典夫役・星野利晴さん
「明日への追跡」より落合基役・沢村正一さん(現・翔一)、椿芙由子役・斉藤友子さん(現・とも子)
「幕末未来人」より和田文彦役・星野利晴さん、伊藤良役・沢村正一さん(現・翔一)
「その町を消せ!」より森田千鶴子役・斉藤浩子さん
「未来からの挑戦」より関耕児役・佐藤宏之さん、吉田一郎役・手塚学さん
これだけの豪華メンバーによるトーク、聴いてみたかったですねえ・・・ 映像の発掘は不可能、と嘆くんだったら発想の転換を図ってみれば如何?
音声は残ってるんだよね?
少年寅次郎ではオーディションで渥美清のそっくりさんが選ばれた
同じ手法で、当時のキャラのソックリさんたちを揃える!
あとは口パクで演技して、遺品の声を当てれば復元だ!
NKHに提言してもらいたい 当時のキャラのそっくりさん、なかなかおらんのとちゃいますか。
ケン・ソゴル木下清さん、あのちょっと人間離れした神秘感、持ってる人おるかな。
島田淳子ちゃんのあのひたむきな雰囲気や可愛さ、今の女優さんではおらんでよ。
やぱっりあの時代、昭和47年の時代が生んだ作品なんだと思うのや。
もう二度と作れないよ。 【文献紹介】
石山 透 大和書房「タイム・トラベラー」(1984年刊 990円)
「タイム・トラベラー」や「時をかける少女」のファンのみならず、「少年ドラマシリーズ」ファンの
間では「伝説のシナリオ集」となっている。ドラマのセリフを忠実に再現しているため、
映像や音声がなくても、ドラマを見たことがある人ならば、頭の中で和子やケンを再現できるであろう。
最終回以外のVTRが発見されていない今日、このシナリオ集は貴重である。
巻末には放送作品リストやテーマ曲の楽譜も掲載されている。
お宝度 ★★★★★ 蓬莱泰三 大和書房「幕末未来人」(1986年刊 1200円)
「幕末未来人」の脚本を担当された蓬莱泰三氏によるシナリオ本。
今やまぼろしの本と言えるほど入手が困難である。古書店でも滅多に見かけないシロモノ。
巻末の「NHK少年ドラマ傑作選 SF・ファンタジー篇」は豊富なスチールが収められた
貴重な資料となっている。「タイム・トラベラー」の珍しい写真や「つぶやき岩の秘密」の
菊容子さんの撮影スナップなども載っている。この本は再版されていない。
お宝度 ★★★★★ 蓬莱泰三 大和書房「幕末未来人」の入手は困難、と嘆くんだったら発想の転換を図ってみれば如何?
初版は残ってるんだよね?
鉄人28号ではリクエストで少年の付録もすべてが選ばれた
同じ手法で、この本も復刻する!
あとはメールで投票して、復刻の声を多くすれば復元だ!
復刻どっと混むに提言してもらいたい 馬場さんの替わりのそっくりさんといえば篠原信一
でも脊恰好はアントンくらいだからなぁ 「元気ですか〜〜〜〜〜〜っ、いやぁ、馬場さん久しぶり、すっかりちぢんじゃったね。オレと同じくらいだ」
「篠原です・・・(やば、亡くなったこと忘れてる。すっかりボケてるな・・・)」 『なぞの転校生』(昭和50年11〜12月)
『明日への追跡』(昭和51年5月)
『未来からの挑戦』(昭和52年1〜2月)
といった具合にSFの人気作品が続きいたので,
『幕末未来人』(昭和52年9〜10月)は,力が入ったようで,
初回のタイトルバックには,本編を入れ込んでいた。
しかし,悪い商人を駆逐することができず,
『水戸黄門』に代表される勧善懲悪ものを見慣れている側にとっては不完全燃焼で,
どうでもいいような結末で面白くは無かった。 1994年にフジテレビが放映した
「ぼくたちのドラマシリーズ」の『幕末高校生』は,
勧善懲悪の部分があって面白かった。
山本太郎が出ていたな。
同シリーズの『時をかける少女』もよかった。 少ドラとは関連ないけれど、日本ではNHK総合で1973年12月から1974年12月まで20分番組として
放送されたのが、アニメ「ミクロ決死隊」 このアニメは実に面白かった
映画「ミクロの決死圏」のアニメバージョンだが、設定は異なる マイクロン号に乗りミクロ化して
任務を遂行するのだが、登場人物がとてもユニーク
いちばん思い出深いキャラはミスター・ネンリキ(声:大塚周夫)で、ピンチになったら彼が
「ネンリキー」と独特のポーズで叫ぶと、あっという間にピンチから逃れられる
白いターバンに赤い服、インド人っぽいユニークキャラだった 「ミクロ決死隊」
「ミクロ〜イ〜ン!」の掛け声とともに体をミクロサイズ゙に縮小して人体の中に入り込み、
敵と戦う4人の男と女性1名。12時間経過すると元のサイズ゙に戻ってしまう。
<登場人物>
・ブラック・アイ:リーダー。片目に黒いアイマスクをしている。
・学者くん:黒縁メガネをかけた研究員。
・ミス・フラワー:メンバーの紅一点。
・ミスター・ネンリキ:ターバンを巻いたインド人。どんな困難な状況でも、「ネンリキ〜」の一言で
奇跡を起こして解決してしまう。正直言って、この人一人いれば他のメンバーは不要。 〜少年ドラマシリーズの音楽〜
「続タイム・トラベラー」は、あれはコーラスが入ってるのでいちおう歌ということになるのかな
あの歌のイメージどおり、続の方は正よりもファンタジー色が強い気がします
個人的には「タマエとレリの秘密」が好きなエピソードです
「怪人オヨヨ」の歌なんかは楽しい歌になってますね オヨヨという名前がユニーク
「マリコ」「その町を消せ」の歌もけっこういいと思います
やっぱり少年ドラマシリーズ主題歌全集CDを出してもらわねば
少ドラはどの作品も音楽が印象的ですねえ
印象的にはやはりタイム・トラベラーが最高で、あのちょっと切なくてちょっと不気味な曲は
素晴らしい 〜少年ドラマシリーズの音楽〜
質問です
『野菊の墓)で
「民さんは野菊のような人だ」
「政夫さんはりんどうのような人だ」
のシーンにかかっていたBGMと、主題歌について
わかる人いますか? 主題歌はスターリンの「バキューム」でした
BGMは覚えていません タイム・トラベラー 第4話「トカリベツの謎」
和子はラベンダーの花を持って8月の北海道・トカリベツへタイムトラベルする
そうして、超能力を使い果たして弱りきったケンを助けた
二人は現在に戻り、未来人の存在がみんなの知るところとなる・・・
和子がラベンダーの花を持って所在なさげにブランコに乗ってる姿が印象的
トカリベツという北海道の地名が謎のキーワードとして登場 「七瀬ふたたび」は悲しいお話だね。人とは違う能力を持ったがために迫害され、この世からも
追放されるというストーリー。
長いこと観てないんでだいぶ忘れてしまってるが、よく分からないのは、七瀬たち超能力者の
メンバーはなぜ北海道を目指して行ったのか。また、マカオまで行って稼がなければいけないほど
なぜお金が必要だったのか。このあたりの重要な設定を失念した。
ラストシーンも、あらすじ読むと「七瀬はテロリストの凶弾に倒れる」とあるがその場面は覚えていない。
まあとにかく悲しい物語ではある。 第1話、七瀬とノリオ、恒夫との出会いが運命的に描かれる。
何度も挿入されるがけ崩れで列車転覆の場面が緊迫感を増す。人の心が読める七瀬の
能力から、人々の心の卑しさ、醜さが巧みに描写されている。未来予知の能力を持つ恒夫との
出会いが七瀬たちの運命を変えてゆく・・・ 七瀬ふたたび
NHK少年ドラマシリーズの一作品として、1979年8月6日から18日、18:00 - 18:29に放送された
全13話。初めて制作された七瀬シリーズの映像化作品である。
同じく多岐川裕美が七瀬を演じたRKB毎日放送制作のTBS・東芝日曜劇場「芝生は緑」
(「家族八景」のドラマ化)が1979年2月と放送では先になっている。
原作者の筒井は多岐川が演じた七瀬を気に入り、『東芝日曜劇場』から『家族八景』ドラマ化の
話があった際に推薦し、多岐川が続けて演じることになったという。 この「芝生は緑」は明るい
コメディタッチのドラマらしいが、DVD化されていないため未見である。一度観てみたい。 君に「令和のアイコンさん」の称号を与える
このスレッドの発展に向け、より一層の活躍を期待する 七瀬、YouTubeで数話見たばかり
多岐川裕美が美人すぎてたまらない 当時新潮文庫で「家族八景」「七瀬ふたたび」と
続けて読んだ後、更に続きがあることを知って、
まだ文庫化されてなかった「エディプスの恋人」の
ハードカバーの単行本を買ったなあ…
「七瀬ふたたび」がエンターテイメントで面白かった
から期待したけど、なんか地味で悶々とした記憶がある。前後するけど、少年マガジンに読みきりで
赤塚せんせいが七瀬をマンガ化して、不思議な味わい
に戸惑ったな。
だいぶ後で、新田たつおが「怪人アッカーマン」で
七瀬またたびとかって下手くそなパロディ描いたときはつまんなくて怒ったな、新田たつおは今でも下手だけど 七瀬ふたたび
原作ではかなりストレートな表現がある。周りの人が妄想の中で七瀬を裸にしてレイプしたりする。
映像ではマイルドに表現されてるわけで、原作に忠実に映像化したら放送禁止になるだろう。 七瀬ふたたび・第8話「家族」は、家政婦として七瀬が働くという前作「家族八景」を彷彿とさせる
石堂淑郎によるドラマオリジナルエピソードであるらしい。
この話だけ他の話と関連がなく独立している感じ。七瀬の雰囲気もおだやかで優しい。
こういう姿こそが七瀬の本来の姿なのかも知れない。 少しこのスレッドを覗かせてもらった者だが、
多岐川裕美なら男子の多くが妄想の中で裕美を裸にしてレイプしたりしているはず
オカズにされた回数・・・七瀬ふたたびどころか、七瀬たびたびといえよう
ワシは七瀬では抜いていない
妄想の中でガムくんの菊ならちんちんを入れたことはありますよ、とだけは言っておきたい >>439
金持ちのお手伝いするやつだよね
小説でいうと、初期っぽい雰囲気もいいし、エディプスの恋人のSFもたまらない
筒井康隆かやはりすごいという話だけど 七瀬ふたたびは「少年ドラマシリーズ」末期の傑作として熱烈に支持された。
ヒロイン・火田七瀬を演じた多岐川裕美は、清純なお嬢さん風の雰囲気に時折クールな憂いと
妖艶さがあり、個人的には最も七瀬らしい七瀬であると思う。
また、石堂淑朗氏の脚本は、七瀬と彼女を慕うエスパーの一行の逃避行を描く中で、
少数民族への抑圧の哀しみをテーマとして内包し、表現した。 けっこう深い作品なのである。
スタジオ撮影の学園ドラマが多い少年ドラマシリーズの中で、七瀬は北海道という舞台設定もあり
屋外撮影やロケも多い作品となっている。鈴木征一の音楽が美しく、芥川隆行の語りが味わい深い。 原作の七瀬はかなり残酷。怨みのある相手にはヘンリーに「出来るだけ残酷に」
殺すよう指示を出す。筒井の女性観が反映されている?
一方赤塚漫画の七瀬は優しい。「私の事はどうでもいい」なんて台詞は原作七瀬は
言わないだろう。 赤塚せんせいも迷走してた時期だな、もう自分じゃ
描いてないだろうけど。筒井さんとは、まあ私的に付き合いはあっただろうけど、原作物のシリアスを何故描いたのかも謎だな。 残酷な七瀬は映像では出せないね。それをやると「哀しみのヒロイン」のイメージが崩れる。
本当は残酷な一面もあったのかも知れないが、少ドラ版ではあくまでも優しく他人を傷つけない、
清純なイメージに描かれていた。
ただ、自分の能力は人には知られぬようひっそりと生きていく姿が健気だったのが、どうして
テロリストに狙われるようになってしまうのか、そのあたりがよく分からない点である。
「家族八景」の七瀬のように地道にひっそりと暮らしていけば幸せだったと思うのだが。
やはり超能力者の仲間たちとの出会いが彼女の運命を変えていったのかも知れない。 少ドラ版七瀬は基本的に原作に準じた内容だが、原作では七瀬とは初対面以外顔を
合わせなかった恒夫がたびたび彼女と一緒に行動していることと、5人の超能力者が
先祖を同じにしている、という2点が大きな相違点である。
また七瀬を追う山村栄一(高橋長英)というルポライターが、原作にないオリジナル
キャラクターとして設定された。
七瀬と恒夫の関係は少ドラ版ではあっさりとしか描かれてないが、親しい友人を超えた
恋人とも言える存在だと思われる。七瀬が行くべき北海道を予知したのも恒夫である。
恒夫の予知はほぼ的中するが、確か一度だけ外れたことがあったような・・・
二人とも、生きていれば将来はきっと結ばれることになったであろうのに不憫である。 『なぞの転校生』では,高野浩幸が山沢典夫役,星野利晴が岩田広一役をやる予定だったのが,
直前になってひっくり返ったことが知られている。
「僕は,暴力は否定する。」に代表されるように
ちょっと棒読みのような独特の言い回しが山沢典夫らしさを出していると感じているが,
もし高野浩幸だったらそれをどう言うかが興味のあるところだ。 なぞの転校生
高野さんはすごい人ですよね。はるか昔のウルトラセブンにもペロリンガ星人の人間体で出演、
そして今年放送のウルトラマンタイガにて同じ役で出演された。フクシン君の冷泉さんと共演して
もらいたかったのが実に残念。
超人バロム1の健太郎役で大きく有名になり、その後も特撮作品にずっと出続けておられる。
なぞの転校生では転校生と関わりを持つクラスメイト役だが、雰囲気から見ればやはり高野さんは
岩田君、星野さんはなぞの転校生役でいいのではと思う。仮に高野さんが転校生役を演じたら、
彼なりに無機質なイメージの演技をされたと思うね。特撮ものには人一倍がんばる御人だから。 なぞの転校生
やっぱり当時の男の子は、ヒロインの伊豆田依子ちゃんに目が行ったのではと推測
すごく可愛かったしセーラー服がよく似合ってた ブルマー姿もあったっけ
序盤は岩田君の恋人だったのが、だんだん転校生の山沢君に心惹かれていく描写が
なんかリアルな女心を見たようで興味深かった >>449
体育大会でブルマー姿があったかもしれない。
『明日への追跡』では,浦川礼子役の森田あけみさんのブルマー姿があったよ。 >>451
ブルマー姿はスチール写真にもありましたね。少ドラヒロインはエロっぽさとは無縁だけど、
セクシーさはみんな感じる。やっぱりセーラー服姿が多いせいか、そのイメージが強い。
なぞ転の伊豆田依子さんは2015年の少ドラ同窓会トークショーにも出演されてたが、
当時とは少しイメージが変わってたかな。現在は芸能活動から引退され、主婦をされてる。
なぞ転がいちばんの代表作であろう。 >>452
伊豆田さん好きだった
その番組見たかったな なぞの転校生
2004年3月のNHKアーカイブスで、スタジオでドラマ(1回〜8回総集編と最終回)を
振り返った。ゲストは主人公 岩田広一役の高野浩幸さん。2014年にテレビ東京で
約40年ぶりにリメイクされた「なぞの転校生」で今度は、広一の父を演じた。
伊豆田依子さんと星野利晴さんは最近の写真で紹介された・・・と思う。
伊豆田さんはなぞ転のあとすぐに芸能界を引退されたそうで、実に惜しいことである。 なぞの転校生 少ドラ版以外に、テレビ東京版と映画版がある
●テレビ東京「ドラマ24」版 なぞの転校生
2014年1月11日から3月29日まで 全12回
出演は中村蒼、本郷奏多、桜井美南のトリプル主演
●映画版「なぞの転校生」
1998年12月26日に公開 出演は新山千春、佐藤康恵、 妻夫木聡ほか >>453
2015年の少ドラ同窓会トークショーはTV放送されてないんですよ。こちらの方のブログで
当日のレポートや写真なら見えます。
ttps://blogs.yahoo.co.jp/tomasieg/35677217.html
また、2004年のNHKアーカイブスの模様はこちらの方のブログで見えます。
ttp://isisis.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/nhk-3959.html
伊豆田さんはこちらの写真の方が若いですね。(放送年から見れば当然かw) NHK番組発掘プロジェクトのHPはこちら
この特集ページは「未来からの挑戦・復元上映会&少ドラ同窓会トークショー」がまだ実施
されてない時のもの 打ち合わせ風景などが写っています
ttps://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/features/201501/
なぞの転校生も当然のごとく、当時のマスターテープは上書きされて残っていませんでした
しかしこの頃になると家庭用VTRが普及してきたため、全話録画してる方がおられて
現在DVD化され観ることができるわけです ありがたいことですね
しかしさすがにタイム・トラベラー放送年となると家庭用VTRは少なく、映像発掘も厳しい現状
もう奇跡的な発見に期待するしかないでしょう なぞの転校生エピソード
少年ドラマシリーズ中でも特に人気の高かったこの作品。オープニングはフルート、ハープが
奏でる不気味なテーマ音楽がバックに流れ、石油コンビナートなどが並ぶ港湾から海へと
ゆっくり空撮が移動してゆくシュールなタイトルバックだった。ロング版とショート版あり。
当時、野外でのテレビ撮影は技術的にも大がかりで時間がかかったため、すべてNHKの
スタジオ内で行われた。通学路の林も、運動会で典夫が疾走するシーンも、すべて狭い
スタジオで撮影。アップやスローモーションを駆使して、そんな不自由さを感じさせない
演出だった。
当初、高野さんが典夫役を、典夫役の星野利晴さんが広一役をやる予定だった。
しかし直前に演出のディレクターが星野さんに「お前、高野より背が高いし、変な顔を
しているから、お前が宇宙人をやれ」と言って入れ替わったという。 伊豆田さんは可愛らしいしセクシーですよね
こんな子が恋人だったら男の理性も吹っ飛びますな 『なぞの転校生』の動画を見た。
テーマ曲にもなっているあの不思議な音楽が劇中で2度ピアノ演奏されている。
1度は学校で山沢典夫が香川みどりに聴かせ
もう1度は山沢典夫の家で「なぞの人々」wの誰かが。
山沢典夫の家の壁の曲線模様は
いかにも不思議な感じを出すめたのもので
スタッフが苦心して考えたものだろうな。 うむ、あの音楽はもの悲しくてちょっと不気味で不可思議な曲でしたね。
山沢君がピアノであのメロデイを弾き、それにつられるように香川みどりがどんどん
山沢君に惹かれてゆく。謎めいた転校生のイメージを表現したシーンでした。 >>464訂正
ピアノの場面がもう1度あった。
音楽室に転校生が集まっているところだ。
『明日への追跡』は,音楽担当が大野雄二だっただけに
竹下清司が父の墓前で別れを告げる場面や
浦川礼子との闘いが済んで竹下清司が消えていく場面
の音楽が秀逸だったことを覚えている。 頭脳明晰で容姿の似た転校生が集団で集まって同じような行動をするというのは
ある意味不気味ですよね。コンセプトは違うが外国映画「光る眼」で似たような集団が
出ていました。
なぞ転のこの不可思議集団はパラレルワールドから来た者でしたが、劇中で呼ばれてたかは
忘れましたが「次元ジプシー」と名付けられてました。この「ジプシー」という言葉は今では
差別用語になって使われないようです。 次元ジプシーはなぞ転だよ
タイムトラベラーは未来人 そうか?
謎転は見てないから判らないが、ケンソゴルのセリフで「次元ジプシーになっちゃう」みたいなセリフを覚えてるんだが >>467
『なぞの転校生』では
山沢典夫が生まれた所がD4世界で,
それから移り住んだのがD6世界。
地球は,D15世界だったかな? >>471
ケンソゴルは筒井康隆で次元ジプシーは眉村卓や >>470
あの一つ目か?
おそらく映画館が爆笑になったであろうw https://i.imgur.com/2ZUuf3X.jpg
いま電子書籍みたら、次元放浪民になってる
原作の放浪民をテレビでジプシーにしたのか
当時はジプシーだったのをどこかの段階で放浪民にしたのか
後者だろうなあ どうも俺の記憶の混濁らしいが、続タイムトラベラー最終回のインド人のことを何て呼んでた? >>476
それ見てない
あるいは、設定が似てるし、用語も共通してたのかも
現代に問題があって歴史を改変したい、もとはパラレルワールドか未来から来た、って違いしかないし >>476
シナリオでは「インド人の集団」という表記しかないですね。和子はその中の髭のインド人から
「ロックという人から、ラジオのようなものを芳山和子という人に渡してほしいと頼まれた」と
言います。ラジオというのはエネルギー・スクリーン装置のこと。おばあちゃんが装置を
メチャクチャに使って胎児に戻ってしまった恐るべき装置ですね。この装置が作動してるのを
和子が渾身の力で止めるシーンが特殊効果映像ですごかったです。
続タイム・トラベラーには「次元ジプシー」という言葉は出てきません。 「さまよえるインド人」という表現は最終回の題名にもなってる。彼らがさまよっていたのは
「時間のひずみ」という空間で、そこは出口がなく、そこに入り込んだ者は出口を探して永遠に
さまようことになるらしい。実に怖い話。
ちなみにそこにはたくさんの人がさまよっているらしく、お互いに出会うこともある。
ひとつ不思議なのは、和子はインド人と出会って会話をしている。だが和子は時間のひずみを
さまようことにはならず1972年の世界に戻って来れた。なぜかは不明。 続タイム・トラベラーは正編よりはいくぶんファンタジー色が強くなったとはいえ、未来人が
過去の世界で生きていくことができないなど、結構シビアな物語展開もある。
今作では和子はケン・ソゴルの助手的な立場になり、ケンと協同して事件を解決していく。
恋愛的要素はほとんど描かれない。未来人の仲間が初めて登場する。
この続タイム・トラベラー、映像が全く発掘されていない。正編以上に幻の作品になっている。
鶴書房の書籍には貴重なスチール写真が多く載っているが、印刷が悪いのが難点。 『風信子はどこへ』が主題歌だと思いこんでいたが,
今しがた動画を見て
終わりに流れていたことがわかった。
冒頭は,七瀬たちの将来を暗示するような寂しい曲だった。(いい曲だと思うが) 『なぞの転校生』の主題曲は,言い知れぬ不安を内包した曲だが,
最後になる3つの鈴の音が,「暗い時が終わり,これからは良くなる」ということを感じさせてくれる。 >>483
いちおう主題歌ということになってます。ラストに流れているというだけのことで、おそらく
あの歌は最後に流した方が余韻があると判断されたのか、あるいはロングバージョンは
けっこう長い歌なので最後に持ってきたかと思われます。
>>485
ロングバージョンの方だけにある、真ん中に入ってるパートの曲が実に不安感を煽りますね。
コンビナートの空撮映像がよくマッチしてて印象深いオープニングです。 「続・タイムトラベラー」 (1972年11月4日〜12月2日・全5回)
原作:オリジナル・シナリオ 脚本:石山透 音楽:高井達雄 語り:城達也
出演:浅野真弓(芳山和子) 木下清(ケン・ソゴル) 大月ウルフ(インド人)
大好評を博したタイム・トラベラーの続編。芳山和子は高校生になり、お話もよりシリアスな
ものになった。和子は、姿を消した3人の未来人をケンと共に探してゆく。 続・タイムトラベラーは正編に比べて記憶が曖昧で、覚えてる場面も少ない
そもそも題名が「続・タイムトラベラー」なのか「続タイム・トラベラー」なのかもはっきりしない
当時リヤルタイムで観た記憶しかないので、とにかく映像が発掘されないとどうしようもない
これまで断片的な映像さえないため、シナリオで記憶を呼び起こすしかない
いちばん強烈に覚えてるのはエネルギー・スクリーン装置で胎児に戻ってしまうお婆ちゃんと
大月ウルフさんのインド人! 『なぞの転校生』では岩田広一と香川みどり
『明日への追跡』では落合基と椿芙由子
がいずれもいわゆる「できている」とい設定で
組の者に冷やかされる場面があり,
思春期らしい設定というところを出している。
前者は,香川みどりが山沢典夫に惹かれてしまうが,
後者は,椿芙由子が竹下清治に惹かれるということは無い。
それどころか,椿芙由子は,竹下清治の秘密を解き明かそうとしていた。
今になって気がついたが,椿芙由子役の斉藤友子と竹下清治訳の長谷川諭は
2年後に『ゆうひが丘の総理大臣』で同じ組の生徒という設定で共演している。
なお,『ゆうひが丘の総理大臣』というと,中村雅俊が主演ということもあって,
学園ドラマの代表格となっている感じだが,
私は,その作品を全く評価していない。はっきり言って中身が全く無かったからだ。
それよりもほぼ同じ設定で製作された『青春ド真中!』は,秀逸そのものだった。
企画者が数多くの人気ドラマを作った岡田晋吉氏で,
氏のドラマは,常に心打つものがあった。 伊豆田さんと強く強く抱きあいながら濃厚なディープキスしたい