昔スターで後年没落した人物だけを語ろう 24 [無断転載禁止]©2ch.net
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宅麻は特撮のゲストもしてたね。天知さん事務所には若き日の奥田瑛二も
居た。甘いマスクゆえか戦隊ヒーロー、にっかつロマンポルノ相手役等。
奥田は上京理由は「政治家秘書に成るために上京」親類に政治家が居た。
観念めいた思想は、奥さんの血筋もだろうな。 斜視の新垣 隆は異様だったが 既知外では無いオーラが出ていた
斉藤由貴の斜視は人を不安にさせる既知外斜視だ
つかアイドル時代は斜視じゃ無かったよな 「飛び出せ青春!」や「くいしん坊! 万才」などで知られる俳優の村野武範さん(72)が
23日、佐賀市でのイベントで、がんにかかっていたと初めて告白した。「ステージ4で余命
いくばくもない」と宣告されたが治療で回復したといい、村野さんは「あきらめなければ、
いい道はある」と呼びかけた。
村野さんによると、異変は一昨年の5月。首の小豆大のしこりに気づき、診察をうけた。
「風邪」と診断されたが、別の病院に行くと精密検査を勧められ、中咽頭(いんとう)がんとわかった。
「余命いくばくもないと言われたが実感がわかず、『はあ、そうですか』という感じだった」。
「このまま死ぬんだ」と思ったが、妻が調べてくれた陽子線治療を約1カ月半入院して受け、日常に復帰した。 スカパーのAV俳優達の戦隊ヒーロードラマに出てた気がする
あと昨日、再放送で悪役やってた 林隆三の晩年は離婚裁判に費やされてたな。離婚し、数年で亡くなった。
知世との「早春物語」での林は渋い中年サラリーマンを見事に演じていて
私も一気にファンになった。ドラマだと夢見がちな情けない、やさ男役も多かっただけに。
澤井監督の代表作の一つ。「時かけ」でオタになった
男性ファンは好きな題材ではないかな。知世はスキー映画で
またアイドルに戻っていった。 村野武範の出てた八月の濡れた砂
沖雅也がでてたらどうだったんだろうな
いろんなタレントが事務所トラブルを抱えてるけど
スタートがコネ金のある大手事務所じゃないと沖雅也のように苦労するね 桂文字助という人は、
昔はそれなりの知名度がありましたか? >>91
モルモン教徒だから、反カルトの人種に目を付けられる。 斉藤由貴は「我輩は主婦である」のコロコロ太っていた頃が一番良かったな。
女は愛欲強くなると綺麗になるんだなと思ったよ。 >>97
旦那もモルモン教徒。
どっかの合同結婚式と同じで旦那とは、恋愛結婚では無いからな。
それにモルモン教徒は元々教祖が一夫多妻だった。だから旦那も理解出来るんだろう。逆のパターンただかな。 おまえら斉藤由貴大好きだよなw
パンツ被って記念写真でも撮っておけよww 斉藤由貴はバブル期の若手女優一番人気くらいのポジションだったのに、結婚後は露出が減ったから、世代ごとの知名度の差が凄く大きい
あれを見てると、女優にとって結婚育児はほんとにリスクが高いんだと思うな 斉藤由貴様さへ納得すれば土地、田畑、原株、投資信託
そのすべてを差し上げようw >>114
あの頃の斉藤由貴は顔がブルドッグだったなw 尻振って前かがみで「夢の中へ」?を歌ってたのは覚えている 文字助の生活保護も情けないが、芸人同士で付き合いはあったのだろうか。
売れなくなっても、食えなくなっても友人・コネは作っておくべきだな。
座布団運びなら尚更だろう
近所でも元・浅草芸人さんのスナックで噺家さんのミニ寄席とか、やってるけどね。 文字助は移籍組だけど談志の筆頭弟子だから、それなりに付き合いもコネもあるはずだ
あれは当人の生き方としか言い様がない
普通の芸人と落語家はちょっと違うんだよね
落語家志望者は売れたいじゃなくて「寄席芸人になりたい」という人が結構いるんだw
で、落語家は実は世間的に売れなくても数十人の常連客がいれば食べていける職業だから、それが成立してしまう
どこかで読んだんだけど、落語家は食えない。だけどぶっちゃけると役者よりは食えると 泰葉、再婚して可愛くなったな。イラン人の旦那も不細工ではないし。
湘南地方の一軒家でわんこと暮らしてるそうだが、自己破産でも家借りれたんだね。
外人さんは入り婿みたいに食わしてもらうのかね。 婚約のみ、外人はハゲのお金持ち、可愛くはない、性格は相変わらずぶっ飛んでる ドームで引退コンサートとかいちいち会見とかヌードとか昭和感覚のまま今を生きてるよな
まあ芸人だと思えば許せる範囲か?w 米朝が死んだ時丁度大阪に居たんだが
悲痛な顔造って訃報を読む2〜30代アナ連中
「正直誰だかよく知らない」と顔に書いてあったな 榎木は結構生き残ってる系だよね。絵描きの副業、劣化してないのもあるか。
映画ってよりはドラマ俳優だな。
浅見シリーズ持ってるから、田舎のケーブルテレビなどで再放送してる。
このスレで永島敏行の役の狭さを指摘してた人もいるが、ラブシーンも下手だし
軍服や農家のおっさん役、警視とか、泥臭い役しか見当たらない。かつては映画界の
ニューカマークラスだった。
農業タレントで政治家になったほうがいいかもな。 元SMAP三人がネットでSNS参戦だがどれくらい持つかな?
smowとか今更感だが今までの芸能界の流れを変えられるか、それとも没落していくのか 銀座などの中国人向け爆買い店は今も
愛ちゃんとのりPのポスターだらけ
のりPはシャブ騒動で中国での人気が勃興した位
元SMAPも中国を狙うだろう 暴露本を書いたフォーリーブス北公次も晩年は再結成してツアーを
してたが、ジャニーズ本体はどう思ってたんだろうか? 中居が事務所辞めないの
辞めた途端に薬で逮捕を恐れてるんでは 勝プロダクション作品の著作権表記が
(C)勝プロダクションから
(C)ティーエムプロダクションって表記方法が変わったけど
ティーエムプロダクションって、奥村雄大の個人事務所なんだなw 落ち目の人間を鞭打つ程心地いいものはない
だからこのスレも伸びる >>133
もはや自分のところのタレントとカブるわけでもなく
ヅラやら入れ歯のお爺ちゃんたちがドサ回りで頑張ってるんだから
放っておいてやれ、って感じ? フォーリーブスが今も全員存命だったら、間違いなく「夢グループ」に入って
ドサ回りしてただろうな。 昔はジャニーズでも
「今日からオマエ歌手デビューな!
オリジナルのカラオケマイカセットテープ作ってやるからな これ持って営業廻れ」
と問答無用で数百万録音費用借金させらてたらしい >>133>>139
フォーリーブサイクなんて知らんが
折り合いついたことも知らんのかよ
やっぱこいつら爺だなw >>143
今日はもう、すいません
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と__)_ヽ_つ ヽ_つ ジャニーズ黎明期は面白い話が多いね
代々木の米軍との関わりとか笠置シヅ子との関係とか
表に出てこないジャニ社長だけど、蜷川幸雄の番組には出演してた
昔からの付き合いらしい ジャニーは元々ナベシンの運転手だった
芸能界の謀略・策略は
密室=移動車内で行われる
だから芸能プロ社長は漏れ聴いた元運転手が多い 昔のタレントやマネージャーはお知りの穴つかってのし上がったんだろうな
周防、故長良とかさ あの大勲位でさえ
雇われ士官と呼ばれた短期海軍士官の頃
風呂場で正規士官の背中流しの下積み
今や『旬』の小池都知事の実父は海軍士官でね… >>117
自分は、連ドラはいすくーる落書きの女教師役時代がリアルタイムでDKだったので、はいすくーる落書きのイメージ強いなぁ。
世間的にはボンタン、短ランなどの時代が終わりに近付いた時代かなw
懐かしい スケバン刑事とNHK朝ドラと尾崎不倫のイメージしかない
歌は夢の中へだっけ?これは井上ヨウスイが当時一世を風靡した歌だからの理由
気づいたら同窓会(黒木瞳主演)だっけこれにデブ女で出演してた >>137
ここで他人叩くほど荒んだ生活してるだろうな、このスレで必死こいてるやつ(笑) ゴクミの娘がデビュー
年齢不詳のシナお面みたいな風貌
よく考えれば旦那のアレジは綺麗な
せんだみつおだったから
平常運転か >>157
東映カレンダーといいながら「東映っぽさ」はほぼないな。
何月でもいいから片桐竜次か福本清三でも入れてやれよ。 >>158
そうですよ北野先生、あたしは大賛成ですねぇ ピン子の夫、凄く胡散臭い医師でワロタ。内藤陳にそっくり。
がんセンターの医師だよね。愛人(ナース)に子供生ませるだけ(認知)の胡散臭さ満開。
斉藤の相手の医師もイケイケのオヤジでドン引きするね。パンツ被ったり
地鶏キスとか、乱痴気騒ぎとか好きそう。 ジャ二さんの庇護におかれたコーちゃんは何でもありかと思いきや、
虐待されてたんだよな。セクハラ&シャブで精神破壊。
マイケル・ジャクソンも父親からの壮絶な虐待、搾取でソロになった。
ラトーャやジャネットの女兄弟とは仲良かったけどね >>156
舘ってホビーショップみたいな事しないと稼げないのかよw >>154
今日はもう、すいません
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(※規定数に到達次第即終了します。) 西岡徳馬も、安室が大ファンだったのが有名だが、スターでもないし
Vシネ、連ドラの脇役から抜け出せなかった。
あの爺世代はメロドラマの相手役もこなせないと難しい。
一時期はバラエティタレントも。 吉永ババアどうでもいいけど
渡哲也が元気な姿を見せてくれるのは本当に嬉しいなあ 小百合さん、あと数年したら俺世代の妻役を演じるだろうなあ ホワイトハウスに韓国大統領ムン・ジェインファンクラブが出来た 東映カレンダーとか、買う人は限られてるよね。大昔の松竹カレンダー
はプレミアものがあるけど。
東映セントラル・アーツ時代の役者集合のほうが売れると思う。 仁科明子って、再放送していた大都会を見たら天使のようなのに、実はよほど黒い人なんやなあ。
大都会の天使キャラみていたら信じられない気分になる。
人は見かけによらんなあ。 諸口あきら死んでたのか!
50以上の元関西人しか知らんだろー >>177
東海地方だけど関西のラジオも聞けるから知ってるよ 檜舞台で演る歌舞伎役者は
活動写真・・・ロケ・・・地べたで演る元下層歌舞伎役者を「泥役者」とテッテ的に見下した
河原乞食はドブ河乞食を見下した訳だ これEテレで得た知識
牛の糞にも段々がある
仁科明子が松方弘樹との結婚を反対されたのも松方がド泥役者だったからだろう
松方は晩年「離婚で仁科に10億引っ剥がされた」と周囲に言っていたらしい
泥役者なんか死ぬ前に搾り取ってササラモサラにしちまえ! ってのが梨園なのだな 梓みちよのメランコリーって歌 さも自身をイメージしたような歌だとオモッってたが
後年の東尾トンビとの一件、ゲンナリしたもんだ
女は秘め事を墓場まで持っていけないんだな >>181
長門さんや白井さんやスターとの交際を暴露するやくざ連中もだなあ 長門暴露本、池内淳子が血相変えて否定したけど事実なんだんろうなと青年心に思ったものだ(真偽は知らんけど)
池内淳子ってそのイメージだけ強く心に残った女優さんになってしまった
本人にとってもとても女優イメージがた落ちなインタビューだったと思う 男の場合はヤった直後に仲間や周囲に話し、後に周囲が公で話すケースが多いんじゃないかな
山城新伍みたいなのがペラペラとしゃべる
あとは芸人が武勇伝として、あるいは噂としてペラペラとしゃべる >>182
佐久間良子なんて、なんであのタイミングで
鶴田浩二との事を語るかね。。
よー分からん。 そういやその手の本出してたジェームズ三木は今何してるんだ。
金はあるだろうから悠々自適か。 >>176
松方なんかと一緒になるより、
渡哲也の事を「渡のお兄ちゃん」って慕ってた方が、まだマシだったし
牧村三枝子の方が、渡哲也を慕う気持ちが半端じゃなかったよな。
何かのトークショーで、梅宮辰夫と鈴木ヤスシが喋ってたけど
渡瀬恒彦が不良番長の連中(梅宮・鈴木・大原麗子・安岡力也)と
飲みに行った時に、渡瀬が酔っ払い6人に絡まれてケンカおっ始め
鈴木ヤスシが、喧嘩沙汰起こしてNHKの番組降ろされるのが嫌で
ケンカを止めさせようとしたけど、大原麗子が「やっちまえ」ってけしかけて
安岡力也も参戦した話には笑った。 >>187
そら芸能人は男女ともども文字通りビッチでしょう
ビッチを尻軽程度の意味で使うのはやめたほうがいいよ >>186
あれは奥さんに「春の歩み」というノートの内容を暴露されたんだろ >>192
今日はもう、すいません
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と__)_ヽ_つ ヽ_つ 池内淳子は奔放なほうじゃないか。新東宝で売り出し中にジャズ歌手の柳沢真一と
電撃結婚、スピード離婚。大蔵貢さんの怒りを買い、エロ映画の脇、怪奇映画のヒロインに
。川島監督の「花影」で女優さんに戻った感じ。暴露本当時はホームドラマの女王で勢い
が落ちた頃だった。
長門には「謝れ」状態だったな。 紺野美沙子も怒ってたね。
津川雅彦が駐車場で自分のクルマへ向かう途中、兄の暴露本に関する
インタビューを受けて「俺が悪いんだ。俺のせいなんだ。」と
言ってたのが記憶に残ってる。 2014年11月、俳優・高倉健が83歳で亡くなった。しばらくして週刊誌などが小田貴という養女の存在を報じた。
養女は、40億円といわれる遺産を受けついだが、その死を実妹にも知らせず、いまだに遺族には会おうともしないのだという。
名優の謎に迫った『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)の筆者・森功氏に、元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏が聞いた――。
■20代の若造に「よろしくお願いします」と頭を下げる
長嶋茂雄、吉永小百合、高倉健。
1970年、私が編集者になった頃、死んでも会いたいと思ったのが、この3人だった。
長嶋とは引退後に何度か食事をした。雑誌の対談に出てもらったことがある。
サユリにはグラビアの撮影などでも会ったが、強く印象に残っているのが、川端康成の葬儀の日のことだ。
新米社員だった私は、裏木戸を見ていてくれといわれた。
葬儀が始まってしばらくすると、木戸口から入ってくる女性が目に入った。遠目からでも吉永小百合だとわかった。
初心な私は、彼女を案内する間、口もきけず倒れそうなぐらい緊張した。
喪服のサユリはため息が出るほどきれいだった。
高倉健には2度インタビューで会っている。最初は新作映画の記者会見場だったと記憶している
。立ち話だったが、「よろしくお願いします」と20代の若造に丁寧に頭を下げた。『昭和残侠伝』の花田秀次郎がそこにいた。
2度目は、たしか青山にあった彼の行きつけの喫茶店だったと思う。緊張していたので何を話したかは忘れたが、コーヒーの話題を覚えている。
コーヒー好きで知られる高倉健だが、日に何十杯も飲むからインスタントでも何でもいいんです、そういって照れたように頭をかいた。
■高倉の最後を見届けた唯一の人間
男が惚れる男というのは彼のようなことをいうのだろう。もともとファンだった私は、彼の行きつけの店をいくつか回った。
京都のイノダコーヒーはもちろん、田中邦衛に教えられた嵐山・渡月橋近くの「霧そば」、喫茶店「花の木」。
ハワイのベトナム料理店「マイラン・ベトナミーズ・レストラン」ではサムに高倉健専用ルームに案内してもらって、彼とツーショットを撮ってきた。
健康フリークで、ヒマがあれば運動をしていた彼も、『単騎、千里を走る』(2005年)あたりから年を感じさせ、遺作になった『あなたへ』(2012年)では老いが目立った。
2014年11月10日悪性リンパ腫で死去、享年83。
死後、しばらくしてから、彼に養女がいたことが報じられた。小田貴という女性だ。高倉の最後を見届けた唯一の人間。40億円ともいわれる遺産を受け継いだ。
だが不可解なことに、彼女は高倉の死を福岡にいる高倉の実妹にも知らせず、死後2日で火葬してしまったのである。実妹が、遺骨を分けてほしいというと、遺言で散骨してくれといわれたからと断っている。
彼女の「奇行」が週刊誌で報じられるようになる。生前、死んだらここへ入ると高倉がいっていた鎌倉霊園の墓地を更地にしてしまった。ここには結婚していた江利チエミがはらんだが、事情があって産めなかった水子墓もあった。
http://news.livedoor.com/article/detail/13693271/
2017年10月2日 15時15分 プレジデントオンライン ■なぜ「高倉健」の痕跡を消し去ってしまうのか
クルマ好きで、多いときは20台ぐらい所有していたといわれる高級車も売り払い、手を入れれば立派に使えるクルーザーも解体してしまった。
高倉との思い出が詰まっていたであろう世田谷区瀬田の家も壊して、新築した。
なぜ、そうまでして高倉健という俳優が生きた痕跡を消し去ってしまうのだろうか。
ファンならずとも疑問を感じてしまうのは無理のないことであろう。
その謎に挑戦したノンフィクションが講談社から出版された。
『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』、書いたのはノンフィクション・ライターの森功である。
彼は高倉健が出た福岡県立東筑高校の後輩。高倉は高校でボクシング部と英会話のESSクラブも創設し、ESSは今も残っているという。
明治大学に入り相撲部に入部した。学生時代はけんかと酒に明け暮れ、「明治の小田(高倉の本名は小田剛一<おだたけいち>)」と恐れられた。
酒癖が悪く、物を壊す癖があったと、自らインタビューに答えている。
それもあって、俳優になったら酒は飲まないと決めたようだが、その克己心には頭が下がる。
■大歌手・江利チエミとついに結婚するが……
この時期、戦後「銀座警察」と異名をとった、後の指定暴力団「住吉会」の幹部たちとの交友もあった。
中でも明治の1年後輩で後に住吉の理事長にまでなる直井二郎とは親しかったそうだ。
大学を出ても就職口がなく1年就職浪人をしていたが、知人に美空ひばりの事務所を紹介された。
東映本社の喫茶店にいる時、東映の重役にスカウトされたという話は有名だが、森によると、東映専務だったマキノ光雄(兄は映画監督のマキノ雅弘)だったという。
若いときからファンだった憧れの江利チエミと共演する機会を得て、結婚することになるのだが、美空ひばりや十朱幸代などからも愛を告白されたそうである。
大歌手・チエミを追いかけまわし、ついに1959年2月16日に結婚する。この日は高倉の誕生日でもあった。
徐々に売れ出した高倉にとって、一番幸せな時期であったのだろう。残念ながら子供はチエミの体の問題があり産めなかったが、彼女も精一杯高倉のことを愛した。
だが、チエミが縁戚の女の詐欺にあい何億という借金を背負ってしまう。そこから結婚生活は暗転していく。
12年半の結婚生活に終止符を打ち、その後、チエミは一人寂しく亡くなってしまう。高倉は生涯チエミのことを好きだったといわれる。
それが証拠に、新婚旅行で行ったハワイには別荘も買い、撮影が終わるとちょくちょく出かけていた。 ■「おだたけいち」ではなく「おだごういち」に
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の中で、チエミの代表曲「テネシーワルツ」を使っている。
2人は瀬田の自宅からすぐの法徳寺に墓を買っていた。高倉はチエミの月命日には闇に紛れて墓に手を合わせてきたという。
だが、離婚後もチエミのことを好きだったと彼の口から語ったことは、私が知る限りない。チエミはステージでもよく『唐獅子牡丹』を歌っていたのだが。
話を急ごう。この本の白眉は、高倉と養女との馴れ初めや、彼女の不可解な行動の謎に迫った章である。
森は、養子縁組の際の入籍申請書類を見ている。養女になった貴の母親と、高倉の従弟(高倉プロの専務・当時)のサインがある。
だが不思議なことに、高倉の本名である小田剛一のふりがなが「おだたけいち」ではなく「おだごういち」になっているのだ。
それも従弟のところには、何も書かれていない申請書を持ってきて、サインしてくれといわれたというのである。
高倉の実妹や親族たちは森に対して、高倉の死を知らされなかった悔しさを隠さない。
いまだに養女とは会えず、弁護士を通してくれといわれているそうだ。なぜこうまでかたくなに実妹や親族を拒むのだろう。
■「バレた、どうしよう」
そのくせ、高倉が死ぬ直前までCMに出ていた九州の会社には飛んで行って、高倉の死後もCMを放映してくれと、彼の死をマスコミ発表より早く知らせに行っている。
週刊誌のインタビューにも答えているのに、生前高倉ときわめて親しかった人間たちとは会おうともしない。
貴の経歴も、高倉の出会いもよくわかっていない。仕事をしていた「チーム高倉」のメンバーも、彼女の存在をほとんど知らなかったという。
森によると、貴は貴倉良子という名で女優やテレビリポーターをしていたそうだ。大部屋女優から、ホテルジャーナリストに転身しているという。
知り合ったのは1990年代後半。どうやら香港のホテルで知り合い、その後意気投合したらしい。彼女に会った数少ない人間も、彼女は家政婦だと思っていたと語っている。
親族たちが、高倉に何か異変があったのではないかと気づき、電話をあちこちにかけた。それを知った貴は、「バレた、どうしよう」と慌てふためいたそうだ。
そして、高倉の匂いを消すかのように家を壊し、墓を更地にし、愛車やクルーザーも処分してしまったのだ。
こんな話がある。棺桶をどうしようかという話になった時、貴は、「一番質素なものでいい」といったそうだ。さすがにそれはないだろうということで、従弟が桐の上等なものにさせた。
昨年末からステーションギャラリーで「高倉展」が始まったが、それを皮切りに全国でイベントを行っているが、人前に出ないわりにはそうしたことには熱心なのだ。 ■遺産だけでなく、映画の権利なども手に入る
さらに不思議なことに、生前高倉と親しかった人間たちが、口裏を合わせたように、かたくなと思えるほど、高倉との思い出を語らないのだと、森はいった。
森にいわせると、結婚ではなく養女になったのは、高倉健の遺産だけでなく、これからも入ってくる映画の権利など、もろもろの収入も手に入れられるからだそうである。
私にはよくわからないが、もしそうだとしたら、法律に詳しい人間が彼女の後ろにいるのだろうか。
疑念は膨らむばかりである。森は、彼女がそうした行動に走った理由について、こう推測している。
「心の底で燃やし続ける瞋恚(しんい)の炎が、彼女を駆り立てるのではないか」
■「人の世の栄華とは何を指すのだろうか」
それは、高倉本人への憎悪なのか、彼が残像を追い続けた江利チエミという女性への嫉妬の炎なのだろうか。森は結びでこう書いている。
「人の世の栄華とは何を指すのだろうか。生涯をまっとうするとは、いったいどういうことなのか。高倉の人生に接していると、そんな疑問が湧く。
生きる伝説とまで称されながら、その生きざまはわれわれと同じように、いやそれ以上に泥臭く、奥深い悩みを抱えてきた。
きらびやかなスポットライトの裏で必然的に生まれる陰影に支配されてきたともいえる」
高倉健という名を汚さず、理想の俳優像を作り上げようと必死に"演技"してきたのであろう。
ハワイのベトナム料理屋で、物置のような質素な部屋で高倉健が一人食事している姿を思い浮かべた。
200本以上の映画に出演し、日本一の俳優になった男が得たものは何だったのだろう。
有名になればなるほど孤独になる。
その孤独に耐えられない人間は、その道を選ぶものではない。高倉健なら、そう答えるのではないか。(文中敬称略) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています