小津安二郎の戦前作品 総合スレ
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『戸田家』と『生れてはみたけれど』のスレがあるが
戦前戦中の作品を中心に語ろう
広い意味では『晩春』以前、
『牝鶏』、『長屋紳士録』といった
模索期の作品などを含めてもいいかもしれない。
それらの作品と戦後との比較、変容その他いろいろ。 戦前の人たちが同時代に鑑賞したころは
もっと画質が良かったのかなあ?
今、残っているのは酷い。 弁士や楽隊つきだったり、
観客がわいわい言いながら見ていたらしいぞ。
自分の部屋で、一人でサイレント映画を見ても、
あまり面白くないのは当然。 浮草物語はサイレントだが
BGM付きだから感情が盛り上がる。 「東京の宿」サイレントだがいい。おなじみの坂本武、突貫小僧が出てる。
何よりも岡田嘉子が薄幸の女を演じている。本当に美人だ。 坪内美子といえば
浮草物語
一人息子
あとは脇役
戦後はNHKの事件記者
の飲み屋女将だけど
映像が残ってない。 >>40
そうなんだ。坪内美子はわき役が多いんだな。決して主演をはれない女優ではないと思うんだが。
また、それなりに固定ファンもあったと思うんだが。浮草物語でも完全に「おとき」か「おたか」
の陰に隠れてしまっているよね。 佐村っちのゴーストライター新垣さんは
小津のサイレントのピアノ伴奏もやっているね ぇえ――――っ!!
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(ニフフ 美人哀愁』(びじんあいしゅう)は、1931年(昭和6年)5月29日公開の小津安二郎監督
による日本映画、サイレント映画である。21作目の監督作品で、現存するのは脚本のみ
でありネガおよびプリントは失われている 情報がないとどこかにないのかと探したら、横浜市図書館の蔵書に↓の本があった。
小津安二郎作品集 1 井上和男/編集 立風書房 1983.9
内容:大学は出たけれど.落第はしたけれど.瓦版かちかち山.足に触った幸運.
お嬢さん.美人哀愁.東京の合唱
これ見ると知らない映画もある。
図書館には古い映画のビデオもあってタダで見られるのがうれしいが、美人哀愁
は残念ながらなかった。 関西の俺の町は貧乏で、図書館へ行っても何もない。
ホーレスのたまり場になっている。
館内が悪臭のため長居したくない。 黒澤が小津の映画がよくわからないという輩に
「サイレントをみてみろよ。素晴らしくいいぜ」って薦めてた。
俺もBSで小津のこれらの映画を見てとても新鮮に思った。
桑野道子が出てた映画もよかったな。 wikipedeaを見る限り、サイレント&小津&桑野道子 はないのでは。 サイレント時代常連の飯田蝶子、坂本武、斎藤達雄らは、
戦後は早い時期に少し出ただけであとは出演しなくなったなのはなんで?
年齢的に必要なくなったから? >飯田蝶子、坂本武、斎藤達雄
昭和30年の時点でもみんなまだ50代。
むかしはフケるのが早かったんだね。 戦前昭和の平均寿命は40代後半
明治は30代後半
江戸時代は30歳 >戦前昭和の平均寿命は40代後半
おまけに女のほうが短命。
お産で死ぬ女性」が多かった。
平均寿命が50歳超えたのは戦後。 赤ん坊がボンボン産まれて、すぐベンベン氏んだから
全体として平均寿命が短いのであって、当時から
超高齢ジジババは多かったんじゃなかった? アフリカあたりではいまだに平均年齢40代の国があるね。
そういう国ではたくさん産んでたくさん死んでいってるんだろうな。 明治とか江戸は30代?50過ぎ位が平均寿命かと思ってたわ 大昔の乳児死亡率は不明なので平均寿命の算出は無理。
無茶苦茶に高かったのは事実でしょ。
例 家康の子供。
50%は死んでたかも。
それだけでも分母が倍になる。 人別帳に記載される前に死んだ子は出生数にも上がってこない。 清水宏監督 1941年作品 女医の記録 田中絹代 佐分利信
https://www.youtube.com/watch?v=-CUCkoyS5S0
無医村を女子医専の人達が巡回する物語だが、病気で早く亡くなる子もいれば
意外に年寄りが元気に農作業している様子が出ている。映画といえば映画だが
自分の生まれた田舎も似たり寄ったりだったなあと思った。
この年の12月戦争が始まる。 サイレントの田中絹代がうれしい表情をするとき
「まぁ」といってほっぺたに手を当てる演技をよくするね 戦前、『懺悔の刃』を浅草で見たけど、何か質問ある? >>74
吾妻三郎さん、小川国松さんはご健在でしょうか? 小津の戦後作品「お茶漬けの味」は、戦地からの復帰第一作「彼氏、南京に行く」の脚本を改作改題したもの。まだ「南京大虐殺」なるデマが流布されておらず、彼は南京帰りとして凱旋帰国している。 使っている道具をみると分かるんだよね。朝鮮では日本兵が青龍刀を使っている
絵が書かれているけど馬脚。古来日本人はチビで非力だから細身でも折れにくい
刃物を開発した(材料が少なくて済むこともあったが)。刀も包丁もそう。
今でも切れる刃物は日本製というのが世界の定番。パクリ上手でもマネ不能。 懺悔の刃って、小津じゃないだろw
小津の弟子みたいな京都の監督がいて、戦争で死んだ。そいつの作品だろ。 やっぱり「出来ごころ」が最高に面白い。
あの辺のサイレントを見て小津のファンになった。 浮草
戦後・・・・完成された小津調。達者な出来栄え
戦前・・・・純朴な深い叙情性ではこちらの方が勝る 戦前の作品(喜八物)や牝鶏を見てたら、よくガスタンクが出てきます
がどのあたりですか?
煙突(東京物語)は大体、わかりました。
荒川ですね。 「出来ごころ」が一番面白い。笑いまくった。
坂本武が傑作だ。 戦前、終戦直後のは皆、youtubeに上がっていてありがたい。
欠食地蔵w 『マダムと女房』を見たけど、小津の作品としては瑕疵が多い >>94
「出来ごころ」はyoutubeで観た。
寅さんの原型みたいで、チヤップリンのキッドみたいな
笑いとペーソスという感じがいいね。
突貫小僧の演技も見もの。
まだ観れたっけ。 映画を見ると
戦前の自動車って方向指示灯もなくて
ヘッドライトだけついてたようだ。 『若き日』のおシャレさに驚いた。『一人息子』は名作だね。『父ありき』もいい 『長屋紳士録』の役者たちが良い。笠智衆のアノ妙な唄と飯田蝶子の、かけあいの間(ま)の面白さ。上質のユーモアだな。
https://www.youtube.com/watch?v=XK4ccsCI6Wc >>101
厳密に言うと戦後の作品だけど、このシーンは良いよね。笠智衆さんの唄なんて、超レアだしね。 笠智衆は覗き機関の唄やら詩吟やら芸達者。たぶんお経も上手い
若き日は無声映画だけど変な踊りを踊ってる 『浮草物語』(1934年)よりも『浮草』(1959年)のほうが断然面白いな。
それは、中村鴈治郎、京マチ子ほか他の脇役陣に依るものだろう。
但し、好みは、人それぞれだろうが。 非常線の女
の時代にも
銀座では汚穢車が
田舎の香水を 『戸田家の兄妹』のスレ、見あたらないな。好きな映画だが。 吉川満子って今の時代でも通じるスタイルだよね
小顔で長身 『淑女は何を忘れたか』(1937年.昭和12年)が面白い。ちなみに俺は斎藤達雄のファン。その飄々としたところは笠智衆に似ている。
>>110に同感。下町のきさくな、おばさん役が似合う。小津の此の映画のような軽いタッチのユーモアがいいね。
ついでに書いておくと『戸田家の兄妹』・・・昔はスレがあったが・・・にでている葛城文子が好き。明治の女性の品の良さをサラリと演じていて、俺には何か懐かしい。 俺はこの映画の桑野通子が大好きだな。
あのタバコを吸うシーンがとてもセクシー。
綺麗な女優だったのに早死にしたのが惜しい。 桑野みゆきは「彼岸花」のちゃーちゃん(久子)がとっても可愛い
「だってさ」「めっけるって」 大学は出たけれどってあったね。あれ今風の話かもね。
約100年前かな。そんな古くないか。
確か大学出て就職できない話だよね 「生まれてはみたけれど」は、フランスでは小学生に映画の必修で必ず観せている。映画文化の発達した国らしい。子ども達の好きな女優は、すでに死去した女優も結構いる。また「お早う」も観せている。 ドラキュラゲームみたいなのがくどくて繰り返しの鑑賞に耐えない
東京の合唱の家族で手を叩く遊びも長くてきつい 「大学はでたけれど」は、今の大学生に観せたい。田中絹代は戦前では、一番
出ているのでは。若い頃は可愛いイメージだ。 大学は出たけれどは現存してなくて
家庭用に出回ってた11分の短縮版が残ってるだけ 「大学は出たけれど」は、つべでみた。
笠智衆が出ていた。 小津の無声映画の女優の中心は田中絹代でいいだろうか。俳優は岡田?かな。
岡田茉莉子の父親。 斎藤達雄も、結構でていたよね。
小津がこの頃、3年連続してキネ旬1位をとったらしいが、「生まれてはみたけれど」は入っているかな。 『宗方姉妹』の最初の方に、斎藤達雄がちょこっと出てくるね。
私のイメージだと
長屋紳士録(1947年) 戦前作品
風の中の牝?(1948年) 戦前作品
晩春(1949年) 戦後作品
宗方姉妹(1950年) 戦前とも戦後とも言いがたい作品
麦秋(1951年) 戦後作品
以降ずっと戦後作品
って感じ。 斎藤達雄の「生まれてはみたけれど」は、良かった。子供が尊敬する父親が上司の前では媚びへつらい、失望する子ども。上司が坂本武。なぜか、戦前の小津映画には、笠智衆や坂本武もでるが、斎藤達雄の印象がある。キネ旬1位。
無声映画。 長屋紳士録は、飯田蝶子の代表作だと思うな。これは戦後だったか。ビデオ持っている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています