【もうひとつの小林聡美】廃市【大林宣彦@柳川】
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時をかける少女の10分の1以下の予算で作ったという、16mm映画。
2週間不眠不休で撮影したという、愛すべき小品。
三郎(尾美としのり)の視線が、最後まで、ずっと恐かった。
転校生のように終わるのかとおもったら、ちょっと、ぎょっとするエンディング。 この映画、俳優さんは全員ノーギャラで出ているんだそうです。
それで、ビデオやDVDが売れると、その印税が彼らにはいるという
仕組みらしいです。ちょっと、珍しいですよね。
最終的にどれぐらい貰えたことになるんだろうね>出演者 0.5%くらいとして、DVDで1万枚ぶんで、20万円くらいかな〜? これ結構好き、というかよく見てるよ。
柳川の寂れっぷりと退廃的な雰囲気がグッド。
あっしも、よく見るでやす。
チェロのメロディーは、監督自らの作曲らしいけど、素人だけに旋律に必然性が
なく、頭の中に残りにくい。おぼえにくい旋律なので、逆に何度繰り返して見ても
しつこくなくて良い。(さびしんぼう等は、あのオーラを持った旋律を何度も
何度も繰り返すので、ちょっとうっとおしくなることがある)
男優さんも、毒にも薬にもならないキャラクターで、邪魔にならなくて非常に
よろしい。この映画には合っている。名演技だと思うよ。 柳川が綺麗に撮れているかどうか、賛否両論あるみたいだけど、
映画館はともかく、家のテレビで見るぶんには、十分綺麗だと思う。
主人公2人が、夕方帰宅するところ(兄の船とすれちがう直前)などは、
うっとりするほど綺麗だよ。
少なくとも、この映画を見て、柳川に行きたくなる人はいても、
行くのを止めたくなる人はいないだろうなあ。
確かに、そのセリフはなくても、というのは2〜3あったけど、
それはあくまで物語の中でのセリフだから、自分はマイナスの感じは
もたなかった。
尾道映画にしてもそうだけど、なんだか、出演者全員とその地域全体に
愛着がわく。そういうところがあると思う。 なぜか繰り返し見てしまう映画
退廃的なあの雰囲気が自分の住む筑豊の炭鉱町に似てるからだろうか
全然関係ないけど森高千里の「長男と田舎もん」という歌も雰囲気がよく似てる
若い人が何故そこまで疲れ果てねばならぬのか、と 自分の場合は、朝めざめてから外出するまでのあいだ、ずっとDVDを
流しっぱなしにすることが多いなあ。あの雰囲気で1日をはじめると、
穏やかな1日になりそうで。。。。。
ちなみに、生まれてから、ずっと、住んでるところも学校の職場も都内です。
道楽がぁ昂じればぁ死ぬよりほかにすることものぅなりますたい 大林の映画のなかでは一番好きな作品。
(本当は 「麗猫伝説」 が一番好きなんだけどね。)
峰岸 徹のカッコ良さは最高。
麻のスーツに帽子かぶって、夕方舟で帰宅するとこなんて、映像も素晴らしいし、もう最高。
法事の後の宴席のシーンの退廃感も良いなぁ。
この作品の影響で、会社の机の引き出しには今も賞味期限切れのゴールデンバットが入っている。
尾美としのりも、最高に魅力ある年齢だったね。
転校生は子供すぎたし、さびしんぼうではもう大人の雰囲気が色濃い。
絶妙の年齢のときに、最高の役をもらって、見事それをものにしたと思う。
誰もそんなこと言ってないけど、彼の代表作といっていいのでは。
なにしろ、あの、代打逆転サヨナラ満塁ホームランのようなセリフがいい。
その直前の表情も。 柳川のどの場所に一番行きたい?
自分は、小林聡美さん+主人公の船と、峰岸さんの船がすれ違った
あのシーンのあたり、そして、あのくらいの時刻がいいなあ。
その他では、家の中に船があるのシーンもよかった。 福岡です
柳川でタクシーの運転手の方にいつが一番訪れるべき時季ですか、と聞いてみると
複数の方が5月、とおっしゃってました
行ってみて本当にそうかもしれないと思いました
菖蒲など、運河に咲く花が本当に綺麗です 24&26@TOKYO です。
27さん、ありがとうございます。
5月といえば、今ですねぇ。仕事がなければいきたいなぁ。
この映画の、水の音、水のにおい、いいですよね〜。
関東地方では、利根川の潮来が柳川に近いのかなと
思っていた(潮来はいちどいって船にのったこともある)けど、
映画みて柳川に惹かれるものを感じました。
とりあえず、今晩もDVDで柳川を想像して、うとうとしよう。
いいえ。こんなスレのことなんか、すっかりお忘れになるわ。 主役のジェームス三木の息子さんはまだ俳優してるのかい?
撮影中はウチの店でよく煙草を買ってもらいました。 質問日時: 2006/7/25 18:23:14 ブサイクの丁寧ないいかたを教えてください。
ベストアンサー以外の回答
回答日時: 2006/7/25 18:25:10 回答番号: 29,866,276
「おへちゃ」・・・
そういや宮崎駿の「柳川堀割物語」DVDコピったけどまだ見てなかったな。
よしっ!今夜見るぞ
この映画が好きな自分は
犬童一心監督の「金髪の草原」も好きです 柳川に実家がある
この映画が撮られた頃は化学物質や何やの影響で水が相当汚かったはず
今のほうが水は綺麗なくらい
映画監督というのは夢を作り出すのが本当に上手いもんだ
いわゆるヤンキーの多い、どちらかというとにぎやかな町なんだけどね
原作(福永武彦)は何回か読んだけど、映画とは大きく違うんでしょうか。
確か、大林監督は福永武彦の「草の花」を好きだったはずで、映画「ふたり」の主題歌「草の想い」は
私は「草の花」へのオマージュかと勝手に想像しています。
>>42
DVD特典のインタビューで「草の花」を暗唱できたと言ってたね 最初の方で背景がゆらゆらと揺れている場面がある・・・・
確か主人公の青年が歩いている場面。
あれは、風に揺れる天幕にそのシーンを映写し、それを再度撮影したのだろうか?
もしそうだとすれば、かなり実験的なテクニックだな。 根岸季依が若くて綺麗
時をかける少女の先生役ではぱっつんぱっつんで
小林聡美との姉妹役も違和感はないが
コレは違和感あり >>46
DVDに落とすとき、オリジナルのフィルムがすでに経年変化で
劣化していてああなったとばかり思っていたが。。。。。
16ミリだから、劣化にも弱いのかな、と思っていたのだが。。。。
違うのか?
そういえば、ヘンなのは最初の部分に集中している気もしないでもない。 劇場公開のときに見た人に聞くしかないですね。
きっと、ごくごく小規模でしょうから、見た人はすごく少ないと
思います。その少ない方、記憶がありましたらどうか教えて下さい。 >>46
面白そうだったので、ずっと昔に録ったビデオ(土曜映画劇場)を見てみました。アコムのコマーシャルに松居直美さんが出ている頃です。
確かに揺れてますね。
初めの方で、電話をかける場面でたばこも少し揺れていたような。もっとも古いビデオなので、信頼性にはやや欠けますが。
それでも主人公は揺れてないような感じがするので、意図的な何かかなあ、と思わないことはないですが。
>>41
「お謡いとか小唄とか俳諧とか、そげな道楽には誰しもひとかどは通じとるとです」
見た目はにぎやかな街なのではないか?
直之はそのにぎやかさのなかに退廃的なものを感じていたのだと思う
>>46
・・・・・揺れていました。
私はテレビの深夜放送で見たと記憶しています。
だから、、、フィルムなどの劣化によるものではないと思います。 >>46
劇場で何回か観たけど、たしか揺れてたと思う。
画面の一部だけね。
水面に映る情景を再現したかったのかねぇ。
ちなみに、俺が最初にこの映画を観たのは、劇団ひまわり本部にある「シアター代官山」で。 やっぱり猫が好き(初期の頃)の小林聡美も好きだが、廃市の彼女も
捨てがたいな。 聡美ちゃんは転校生貧乳からすこしは大きくなったのだろうか。
いまでも大ファン。 先ほど数年ぶりにDVDでこの映画を見たけど、この映画は夏の時期に鑑賞
するものだなと改めて感じた。その他、感じたことは
・台詞の語尾が聞き取りにくい箇所がある。
・尾美としのりが使い方が上手い。(特に目線で訴えかける演技は最高) 20年位前吉祥寺のバウスシアターでみた。当時もすでに、幻の映画といわれてたナ〜 寺で姉に会うので、小林聡美が墓参りに行くときは一人で行きたかった
のだね。 最後の別れのシーンで東京へ帰るのに長崎方面へ向かう列車に乗り込むのがそもそも変。
普通は西鉄電車(東京で言う京王や京急みたいな路線)で福岡天神へ向かうだろwって感じ。
あれは柳川を舞台にした映画ではない。ロケを柳川でしたというだけであって。 >>60
なるほど。 鉄道に詳しい、もしくは地元住民ならば気が付くのですね。
漏れは東海住民なので、全然不自然とは思わなかった。 おそらく夜行列車で東京に帰るんでしょう
鹿児島線だとブルートレインに乗るには大牟田、あるいは久留米まで行かないといけない、瀬高で乗り換えがいるんです
当時、柳川から列車で東京方面に行くには佐賀に出て「さくら」か「みずほ」に乗るほうが乗り換えも一回で済み、しかも早かったものです ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています