加藤泰
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ローアングルと同録。そして役者はノーメイク。数々の逸話語らいませ
う。 「喧嘩辰」は傑作だね。あんなに丁寧に作り込まれた映画も珍しい。 シネスコ・サイズを考えた画面作りが巧い監督ですね。
あの横長のスクリーンを無駄と思わせない。 孤高の人という作品 ご覧になられたお方 おみえですか?自分は見てみたいと思っています何か情報いただきたく思いますよろしくお願いいたします 昔11PMに出たの見たことある
内容はほとんど忘れたがえらい人やなと思った
「宮本武蔵」に関しての肯定的な意見を訊きたい。あれだけはどうにもつまらなかったので >>8
上映時間の関係で宮本武蔵伝の名場面ダイジェストになってしまっているからな。
ただ、これはBSで放映された際にTV画面で再見して気づき驚いたのだが、アップ
とローアングルを繰り返していく画面造形と繋ぎが異様なフォルムとリズムを
造り出していて圧巻と言うしかない。
恐らくは影響関係はないと思うが(泰さんが観ていたわけでもないだろう)、
あの造形美はまるでセルジオ・レオーネの映画を観ているかのようだった。この時
期に松竹・東宝で撮った大作はいっけん大味だがそうした面白さに満ちている。
凝った美術もそうだし、絵作りと編集を徹底しなければ気が済まないのは、やはり戦前にサイレントを
観て育った人が撮る映画なんでしょうね。さすがに山中貞雄と伊藤大輔の映画的な嫡子ですね。 >>7
妥協を許さないしワガママだし、スタッフ・俳優とプロデューサーにすれば怖い監督でしょ。
撮影時間も長引くので困ったらしい。
「宮本武蔵」でも松坂慶子に平然と「掛け持ちではできない。いまTVに出とる?
他の仕事は降りなさい」という意味のことを言ったとか。仕方がないので降りたんだろうけど、
それを松竹が許すというのも・・・許さざるを得ない気迫があったのだろうけど。
沢淑子(任田順好)とデキてしまい贔屓して出番を増やしたり、「任田くんを
お通にします」とか言い出したり平気でしたらしいね。みんな呆れていたらしいけど。
まあそれでも撮れるんだから業界でも買われていたんだろうな。山田・野村も加藤シンパ。 昔TVでスタンダードにトリミングされた「宮本武蔵」観たことあるw
>>10
「天城越え」では、三村+加藤 v.s. 野村/松竹みたいな構図になったみたい。 三村の瀬戸内2は加藤的映画の残骸のような出来映えが痛々しい。 陰獣は面白いけどあおい輝彦の肥った顔を仰角アップするのに抵抗はないのだろうか?
村上龍に見えてしまう… 『人生劇場』、田宮二郎の吉良常、渋くてカッコ良すぎる 水野晴郎が「好色五人女」撮ったらイヤだな。
せいぜい「懲役十八年」のエキストラだろう。 真田風雲録で中庭に猿飛が出現する(せりあがってくる)シーンの堂々たる大胆さ! 本当の意味で贅沢な映画を撮る人だ。J・ベッケルと並んで我が敬愛する映画作家(ジジイ臭い言い回し)。 三代目襲名で「偉い!」名演を見せた故・丹波氏との相性は悪かったとか。
森繁(故…ではない)も「あの穴掘り基地外」と言い、ロケでも仰角ローアングルにこだわる監督を毛嫌いしていたそうだ。 『沓掛時次郎 遊侠一匹』以外の名作って正直何があるの? 「日本侠花伝」「骨までしゃぶる」「瞼の母」「風と女と旅鴉」
「真田風雲録」「緋牡丹博徒 花札勝負」
……いくらでも、いくらでもあるだろ。
異論はあるかも知れないが、個人的には「人生劇場」も大好き。
むしろ自分は「遊侠一匹」「三代目襲名」が突出してるとは思えない。
上記に挙げた作品のどれをとっても、この二作より上だな。 「人生劇場」の出だし、凄いかっこよかった。
キャストも良かったんだが、渡の宮川には違和感があった。
「花と竜」では主演だったが、作品的にもいまひとつ。
「日本侠花伝」では悪くなかったが、なんか渡のキャラが加藤演出に合わない気がする。
そっかな? 個人的には、鶴田よか合うと思うが。
錦之助など典型だけど、どっか少年っぽい甘さのある男優を撮るのは
好きだったと思う。じゃなきゃ、安藤昇ぐらいアクの強すぎる顔か。
「炎のごとく」では使ったけど、文太とか、好きじゃなかったみたいね。
一度、小林旭を主役の映画を撮って欲しかった気もする。
大げんかになったかも知れないが(w 武士道残酷物語は、しっかり出来ていると思いながらもやや退屈した。
緊迫感とは違う息苦しさを感じたからだろうか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています