本当に並の映画じゃないよ。スクリーンの奥に本物の世界が広がっている感じ。
役者と風景と音楽が一体となって高度成長期の世界を映し出している。
こういう時代を表現した映画はほかに余りない(「洲崎パラダイス赤信号」とか)。
キューポラの映像にすいこまれそうな感じになる。これは現実逃避なのかな。