>>93
スレ違いかつ、いまさらだけど、映画もTVも、安定した品質の「作品」として観るに値し得るも
のがコンスタントに産み出された時代は、80年代で終わってしまった。
(撮影所系プログラムピクチャーに限れば、にっかつを除き、70年代で終わっている)

現在の映画界においては、作家も作品も、「線」ではなく「点」としてしか存在し得ず、
継続した観客層も薄く、創り手にとってこんなにしんどい時代も無いだろう。

また往年、映画の仕事が減った監督たちが雇われて逃げ込み、かつてはTV育ちの演出
家と撮影所系監督の競い合いが見られたTV界の作品的質の低下も著しい。
(どんなに労力を費やそうと、大半はもはや「番組」以上の何か「作品」にはなりえない。
 CS・DVD等の二次利用活性化の時代とは裏腹に・・・)

貞夫さんには、こうした時代に生きていく馬力も戦略も無かったのだろう・・・
大風呂敷かつ淋しい話だがマンセーできなくてスマソ。