【893】中島貞夫【愚連隊】
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ヤクザに対する愚連隊の痛快な反抗を描いた「893愚連隊」。
若き松方の愚連隊、近藤正臣のスケコマシ、高松英郎のヤクザ、
京都を舞台に大暴れ。
「粋がったらあかん。ネチョネチョ生きるこっちゃ。」
当時の鶴田、高倉の正統派任侠映画への批評的作品でもあった。 >>339
だから劇中で三上寛が歌っているじゃん。
ションベンだらけの湖に〜、
何もかもブチ壊せ〜って 女ライダーは走ってる姿は様になってるし、バス飛び移りも本人運転しててかっこいいじゃねーか
喋らせたのは間違いだがなw アマゾンがなかったら何も入手できなくなってしまった 東映実録路線の極北と呼ばれる「仁義の墓場」「実録私設銀座警察」は
それぞれ深作、佐藤の監督作であり中島が監督ではない。
残念だがそれが全てを物語っている。
あそこまで突き詰められないという中島の限界が露呈してしまった。
それが今の中島の微妙な評価に繋がっていると思うのだが 中島にも「脱獄広島殺人囚」という極北があるのにな。 同じ松方主演で山下将軍が「強盗放火殺人囚」を作り、「脱獄広島殺人囚」を容易に突き抜けてしまったよ 深作、中島などの当時の東映所属の監督だちの、
監督としての特徴の違いを述べよって言われても、難しいよな。
本人たちには何らかのこだわりってのがあるんだろうけど。
強いてあげれば、
役者の個性を引き出すのがより上手いのでは?
ってのは深作ってとこかな? >>347
「強盗放火殺人囚」って「沖縄10年戦争」や「広島仁義 人質奪回作戦」同様、
実録路線の燃えカスって印象しか無いのだが。 「強盗放火」は中島貞夫じゃないよ。
凡作という評価は同意だ。 >>351
山下将軍が、と>>347が書いておろうが。
ちゃんと読めよ。
凡作には同意。 「暴動島根刑務所」はまあまあ面白かったけど「脱獄広島殺人囚」に比べると
実録から「網走番外地」シリーズっぽい作り物路線に戻ってしまった感があるな。 >>352
「仁義と抗争」は、「資金源強奪」などと同様、‘やくざ映画の殻を被った男騒ぎ活劇’だよ。
流れ者の殺し屋の映画だ。
東映やくざ映画のつもりで見ると、肩透かしを喰う。
松尾昭典だけに、日活アクションっぽい。俺は、けっこう好きだ。 >>357
成程、そういう観方もあるのか。気に障ったようなら申し訳ない。
ところでこの作品、当初は「北関東やくざ戦争」って仮題が付けられてて
小林旭も出演する予定だったらしいね。 大阪電撃作戦では小松方正と織本順吉という名脇役がカリカチュアライズされた腰抜けやくざを演じているが
実際に大阪のやくざは「盗みはするけど殺しはしない」式のお調子者ばかりだよな。
有名どころでは山○組の中西○男なり小田○臣なり。
治安が悪いともいうが、市民もあんな感じなんだろう。 9月21日発売 ¥4725
瀬降り物語
バカ政ホラ政トッパ政 日本のアクションのカーチェイスって見てて恥ずかしくなるようなものばかりだけど
大阪電撃作戦は少しよかった。
太陽を盗んだ男のカーチェイスなんて作品の格を下げているものな。 >>362
そうか?
クルマの馬力ではアメリカに勝てないけど、
同時代では60セカンズの次ぐらいの位置は日本勢だと思うぜ?
役者自身が運転してバス横転とかなかなか無いぜw?
時代も監督違うけど、
いつかギラギラする日とかメタクソだぜ? メタクソってのは褒め言葉なのか?深作も役者を活き活きさせるのは得意でも
組長の首や組長最後の日のカーチェイスとなると、もう少しなんとかならんかと
イライラさせられたけどな。暴走パニック大激突なんかマンガ以下。 日本、アメリカ以外の国の作品でカーチェイスがすごいのってどんなのあるの? 『マッドマックス』シリーズだろう。
『人間の証明』のニューヨークでのカーチェイスシーンも
邦画では優れているものだと思うな。
あれは現地のスタッフの力なのかな。
あとは西村潔監督の『ヘアピンサーカス』とか。 日本車が2000ccがやっとの時代に、
アメ車は当たり前に4000、5000ccだからな。
その差はどーにもならん。
日本車は安かれ悪かれだったし。
でもまあ、カーアクション、カーチェイスって要は編集だし。
いや、ロケの為の道路使用許可を出さない警察にも問題はあるだろ。 そんな日本でサツをヨイショした映画は「レインボーブリッジ封鎖できません!」て劇中で
泣きいれてしまうお粗末。 サツだなんて、昭和時代の安物ドラマみたいだ。
ハジキとか、シャブとか、いま考えると大笑い。 琵琶湖の周りとか、造成地で派手なカーアクションをやっても
それだけなんだよ。
誰もが車で通った事があるような有名な通りや交差点でやれば
皆が関心を持ってくれると思うんだけれどな。
伊丹さんの「スーパーの女」や「マルタイの女」は結構頑張っていたと思う。
無許可のゲリラ撮影かCGか、マトリクスリローデッドみたいに撮影用にハイウェイを
作ってしまうか、それとも惑星ソラリスみたいに首都高撮影して、倍速再生
するとかw >>372
そういや思い出したんだが、>>371が書いてる「スーパーの女」でのカー・チェイスは、
見るからにコマ落としだった。
(映画の上映で‘倍速再生’なんてのはないよ) >>370
銃器対策課の三種の神器だな。
稲葉事件の映画化きぼん
あわてて検索して、出て来た頁の中のネタを書き写して自演して、
それで気まずさを誤魔化せたつもりになるパターンは、もう飽き飽きだよ。
>>373
村川透って1mmも才能のない、ボンクラの見本みたいな監督だよな。 >>370
チャカとポンさえあれば何もいらんですよ 「大阪電撃作戦」ってどのへんまで実在のモデルがいるんだろ。
小林旭、成田三樹夫ら川田組側はまだわかるんだけど、
双竜会+南原組側がよくわからない。
実際に明友会は他の団体と共闘していたのかな 南原組は基本川田で、高山だけ双竜会でしょ。
高田宏治の好きそうなはぐれ者やくざのつながりを描きたかったから高山(渡瀬)を出したのかも知れない。
実際、明友会は和平派の会長の趙(室田)対主戦派の幹部連という流れで抗争になってしまったらしい。
柳川も仲裁人に立ったが、会をまとめきれない明友会会長にすっぽかされた。
南原のおっさんのモデルは若頭補佐まで上り詰めた大阪の愚連隊出身の中西一男かな?
若頭補佐で本部長にもなった小田秀臣は明友会出身。 日本人やくざVS朝鮮人愚連隊の民族戦争になっているから
日本の組同士の抗争を扱った作品に比べて
非常に危険だし過激な側面を孕んでいると思います。 >>381
>柳川も仲裁人に立ったが、会をまとめきれない明友会会長にすっぽかされた
その背景は知りませんでした。
飯干晃一著「柳川組の戦闘」によると、
山口組系の南道会の縄張りミナミで「もてあまし者/明友会」を撃滅する、
これがいまひとつ進まなかった古豪ひしめく大阪戦略の要だったと。
で、青い城事件を発端とする明友会一掃作戦になったのですが、
明友会会長の姜昌興は西宮の諏訪組組長諏訪健次に仲裁を頼むも
山口組山本広に一蹴され、壊滅に至ったという経緯で、
その戦闘で柳川組が最も活発に動き、山口組内で評価が高まったとの事です。
映画のラストで描かれた手打ち式ですが、
明友会側の出席者として明友会会長の他に
南一家会長の許万根という人物がいたのですが、
この人物と組織の立ち位置がいまひとつわかりません。
もしかしたら、
やはり明友会と一緒に神戸に歯向かったということだったのかも考えてます。
柳川が頼まれて仲裁に動いたのは「人間狩り」が行われていた最中ですね。
つまり仲裁の動きは抗争前と抗争中、二つあったと。 「京阪神殺しの軍団」を見ると柳川も朝鮮人らしいが、明友会とは朝鮮人同士で
殺しあったって訳か。 柳川組のグリコ森永事件で有名なB元組長(明友会事件で懲役12年ぐらいもらった)は日本人だし
明友会から山口組に移籍し、NHKのドキュメンタリーにも出演した小田秀組組長・三代目山口組
若頭補佐兼本部長の小田秀臣も日本人。 青い鳥事件(サパークラブで田岡と一緒にいた山口組舎弟中川が殴られた事件)に居合わせて明友会事件で
三年もらった山本広の最初の親分(田岡の舎弟)も在日だ。 11月21日発売 各4725円
にっぽん'69 セックス猟奇地帯
驚異のドキュメント 日本浴場物語
セックスドキュメント 性倒錯の世界 8月27日のシネマヴェーラトークショーにヅラ彦共々来館決定あげ そのトークショー目当てで行ってみたら「満席につき(立ち見も)お断り」だった…orz
シネマヴェーラもこんな特別企画以外で普通程度に客が来れば万々歳なんだがなw
>>391
やっぱな・・・。
このスレ過疎りまくっているけど
そういうのって、
自分が思うよりも観に来るもんなんだよな・・・。 過疎になってるのはここだけでなくて映画板全体だし、
映画ファンのうち2ちゃんねるを見てる人は0.1%もいないってことでしょう。
実際、昨日のトークショーを見た人は誰も現れてないしね。 久しぶりに「日本暗殺秘録」観た
オールスター競演のオムニバスだけど千葉ちゃんの血盟団事件が他の事件よりかなり大きく取り扱われていたり
鶴田の226がモノクロだったり妙な構成
血盟団事件だけの企画の予定がオールスター映画に変わったとか何か事情でもあるのかね >>386
京阪神殺しの軍団は中島貞夫で見たかったけどね。
どう見ても山下耕作向きの題材じゃないよね。
やっぱり山下だとどっか品の良さみたいなものが捨てきれていないと言うか猥雑さが出ないんだよな〜。
「九州進攻作戦」では、その品の良さが活かされてたと思うけどね。
中島だと「人斬り舎弟」になるが、これは甲乙付けがたい。 >>395
知ってるなら詳しく
知らないなら出てこなくていいから >>398
詳しく知りたいなら、自分で調べればいいじゃん。
何言ってんの? わけわからん。 >>400
うん、呼んだ。
悪いけど、明日はゴミの日なんで、ゴミ置き場まで足を運んでくれないか。
ビニール袋いっぱいに詰まったゴミを玄関に置いてあるんだけど、外に出るのが面倒だ。
お駄賃、あげるからざ。 あれれ、‘からざ’だなんて書いてしまった。
カラザって、確か、卵の一部だよね。 キチガイが何かを書き込む際は、病院で診察うけて、必ず担当医さんの許可を得てからにしなさい。 小田和正が映画を作ったとき、尾藤イサオに出てもらったんだが、尾藤イサオは小田和正が歌手だと
知らなかったらしい。
小田和正は沖縄やくざ戦争とか日本の首領観て気に入ったのかな。 きのうヴェーラで「ジーンズブルース」と「血桜三兄弟」見てきmした。
小池朝雄、強いんだか弱いんだか、粋がってる割りにはチャカがないとブルっちゃってるし・・・
でも2本とも最高だった。音楽のセンスがいいな、若い >>404は、尾藤イサオが歌手だと知らないんじゃないか。
>>405
「血桜三兄弟」は、中島チンピラ映画路線の頂点だね。
どうにもやるせなくて、気分が落ち込んでるときに見るとキツイ。
荒木一郎が「マリリン・モンロー,ノー・リターン」を歌う場面が、ちょっと引っ掛かる。
我々は荒木一郎が歌手だと知ってるんで、彼がわざと下手に歌っていることに気付いてしまう。
荒木があの曲をちゃんと、声高らかに歌ったものも聴いてみたい。 つべで聞きたいと思ったら
野坂さんが歌ってた>ノーリターン
実際どうなんだろ
今度「やくざ戦争 二本の首領」見ようか迷うんだけど
これって面白いでしようか?
談合とかばっかりだったら132分は眠たくならないかなと・・・ >>408
映画としては悪くないけど、初期の中島貞夫のエネルギーを期待するとばかを観る
多分あなたは楽しめないと思われ >>408
三部作全て観たんだが、ハッキリ言って全然面白くない
東映のスターを並べただけで、ストーリーもありきたりでダラダラ時間だけ
長くて拷問だったわw 日本の首領は絶対深作が撮るべきだったな
中島が監督したせいで、せっかくの東映オールキャストが凡庸な、
つまらない駄作になってしまったのは残念だ 西村晃がベッドにスライディングする映画だっけ?
あのシーンは館内爆笑だったけどなあ くノ一忍法の脚本に倉本聰が携わっているのだが、なんでだと思ったら中島貞夫と大学で学友なんだな
中島貞夫の邦画指定席「花かご道中」(1961大映) KBS京都19:00〜
たま〜に自分の映画もやるんだけど今日は工藤栄一監督のひばりモノ。
この番組何が凄いって、映画本編はノーカット、ノーCMなんだよね。 『温泉こんにゃく芸者』はあまりのくだらなさに感動すら覚える。
ラストは小松芳正畢生の演技ではなかろうか? 「電撃作戦」と「広島殺人囚」見てきました!
西村晃=水戸黄門世代なんで、セックスドキュメントのナレとかこういうコミカルパートに出会えると新鮮でした。
なんでアメ公のトラックは晃ちゃんを轢いたんだろか・・・場内笑いであふれてましたが。。。。
>>413
ギリシャ悲劇の研究書を読むと、「オイディプス」の日本での初演は東大ギリシャ悲劇研究会によるもので、
演出は中島貞夫、上演用台本は倉本聰だと記されている。 先日ヴェーラのトークショー終了後、ロビーにいた中島監督から
北冬書房刊「殲滅」にサインして貰った。
大昔の、しかも限定版だったらしい本のせいか「また凄いものを
持ってるんだねえ」と笑っていたその顔が、幻の名盤解放同盟の
湯浅学に何となく似ているな、と思ったのは恐らく俺だけかw
中島貞夫の邦画指定席の放送日だし上げておくか。
俺の所は地デジ化で映らなくなったけど。。 東映は絵や音の使いまわしが当たり前だからね
仁義では俳優も使いまわしだし 時には「映像」も使い回しするからね。
「資金源強奪」の川谷と室田の出演カットが「暴走パニック・大激突」に流用されてたり。
予告編では、全然別の映画のカットがしょっしゅう混ざり込んでた。
いまだったら、「嘘、大袈裟」で告発されるよ。 国会図書館で1974年に出版された「殲滅」という中島貞夫研究本を読んだ。
文太や渡瀬や千葉のインタビューも中々面白かったが、その中で一番面白かった
のは本のタイトルにもなっている「殲滅」という中島自身による未発表
シナリオだ。このまま埋もれさせておくには惜しい作品だ。 その本で気になるのは、当時のオイルショックで紙の値段が高騰して
中島監督のインタビューの後半やいくつかのエッセイ
梶芽衣子や小池朝雄のインタビュー、権藤晋の評論をカットしたという件だよ。
ありゃま、コメが早いなw
そういう裏事情があったのは全く知らなかったw
って権藤晋という名前も知らない映画初心者ですわw サツに狙われとる時代劇スターいうんは松方のオジキなんかいの? 工藤栄一のはかなさはないけど、中島作品で虫ケラのように死んでいくチンピラは最高だ。 ピラニアの後世代のチンピラが不作だったのも
やくざ映画衰退の一因だろう。
清水健太郎、三浦洋一、ジョニー大倉、小倉一郎、にしきのあきら等
感情移入しづらい。 瀬降り物語は、結構異色作だね。
中島監督はこういう人も社会もプリミティブな作品撮りたかったのかな。 バクシャリでもいい。懲罰でもいい。刑務所に帰りたい。
脱獄・広島殺人未遂囚 コイツの本
東映以外の俳優の悪口ばかり書いてるな
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