【893】中島貞夫【愚連隊】
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ヤクザに対する愚連隊の痛快な反抗を描いた「893愚連隊」。
若き松方の愚連隊、近藤正臣のスケコマシ、高松英郎のヤクザ、
京都を舞台に大暴れ。
「粋がったらあかん。ネチョネチョ生きるこっちゃ。」
当時の鶴田、高倉の正統派任侠映画への批評的作品でもあった。 東映で助監督を募集していたのは何時頃までだろう。
団塊世代ではいないよね。
土橋亨監督の世代ぐらいまでかな? >>193
篠田は「こんなに人が多いんじゃ駄目だなあ」とか感じていたらしいが、ペーパーの語学・
論述で偶然、自分の得意なことが出て、創作試験も巧く書けたので、「これはいける
かも」と思ったらしい。前田陽一も創作の出来が良かったので入れた。
前田を強力に推したのは田村孟だったそうだ(当時の大船助監督採用は演出部主導の試験だった)
「国文学の院に行こうかと思っていたが、卒業時、実家にお金がなくなったので
就職した」とか言ってるけど、基本的には篠田もお坊っちゃんでしょ?
そんで、早稲田で陸上しながら近世文学か何か読んでたわけで、教養的・環境的には
贅沢に育った人なんだよ。監督としての評価は・・・だけどw
>>194
学歴や露骨な縁故も含めて、ああいう業界は贅沢に育った人じゃなきゃ入れない。今の代理店・キー局の
P・Dもいいとこの坊ちゃん嬢ちゃんや、大学で体育会でしたとか言う人が多いし。 現在、大阪芸術大学芸術研究所長で大阪芸術大学芸術学部映像学科教授。
映像学科長。元東映の鳥居元宏さんも教授。
大学で映画を学べるのは、ここと、東京芸大、日大芸術学部ぐらいなのかな?
今月は東映チャンネルで『日本の首領』三部作と『日本の仁義』
来月は『893愚連隊』を放送。 昭和41年の「任侠柔一代」もおもしろかった!村田英雄センセイ(笑)と
若き松方弘樹主演! やっぱプログラムピクチャーで冴える監督。 深作さんが『バトルロワイヤル』
佐藤さんが『男たちの大和』で復活したように
中島さんも最後の花火を打ち上げて欲しい。 『ジーンズブルース.明日無き無頼派』はニューシネマだね。
日常からの脱出、青春の暴走、世俗との相克、とても感傷的な作品だ。
ピュアなチンピラ渡瀬とクールな態度で熱いハートを隠している梶芽衣子の魅力が炸裂。
実録路線当時の東映での異色作。
邦画でニューシネマの影響下にある作品では一番好きです。
まだ十数本しか見てないんだけど、佐分利信(日本の首領)とか
志村喬(唐獅子警察)みたいな意外なキャラをやくざの大親分にするのは、
この人独特の演出手法でしょうか
それとも、たまたまその二つの映画だけがそうだったのでしょうか。
それと、原作見てないせいなんでしょうが、唐獅子「警察」という意味が
わかりませんでした。なぜ警察? >>206
今日の毎日に広告が載っていた。
大特集 「七十年代東映」 蹂躙の美学 中島貞夫、松方弘樹、リリーフランキー他
シナリオ付録 「実録.共産党」「日本暗殺秘録」笠原和夫
編集の四人組や、みうらじゅん、快楽亭ブラックとか気の進まない面々が多い雑誌だけれど
立ち読みしてくる。感想を書くからよろしく。 中島先生、大学で見たことあるが、とてもそんな凄まじい映画を
撮ったとは思えぬ、ものすげえ普通の爺さんだった。 >>206
読んだ。
中島貞夫に関する記述は「遊撃の美学」を参考にしている、
ってホントに抜書きやん。あとは福田和也らしい駄文。
監督へのインタビュー部分も新鮮味はなかったなあ。
他も特に突っ込んだ記事にはなってないし。こんなもんかね。 207です。付録も有るので買いました。感想は後ほど。
他に読んだ人も是非、書いてください。
en−taxi autumn『七〇年代東映』蹂躙の美学
そこには、既に起承転結も序破急もありはしなかった。静かな崩れと変質の時代を嘲笑するような
東映七〇年代、見るものを択ぶ、タガの外れた黄金ここにあり
1、現代暴力論 −もしくはヤタケタな東映映画作品なついて 福田和也
2、対談『脚本家.笠原和夫の「反」』 荒井晴彦×鮭秀実 進行、福田和也
3、「美能幸三に初めて会った夏」 岡田純良
4、『仁義なき戦い』の頃を思い出すと 松方弘樹 聞き手、吉田豪
5、『つるりとした気品−成田三樹夫の俳句』 石井英夫
6、『飲み、書き、演じたオトウさんたち−殿山さんとコミさんのこと』 内藤誠
7、『東横映画史略−満映後史、東映前史』 田中真澄
8、追悼石井輝男監督 『キングオブカルト 不死鳥の死』 リリーフランキー
シナリオ付録 笠原和夫 『実録、共産党』『日本暗殺秘録』 自分も読んだけど、記事内容がちょっと浅薄な気がしたなあ。
>>210さんの感想に期待。 劇場で「極道戦争 武闘派」を見て初めて中島貞夫を知った。
松山千春怖いよ。 産経匿名コラムの石井英夫が成田三樹夫を賞賛するというのがよくわからない。
成田の一番嫌うタイプの男だと思うんだけれど。 チンピラ映画の反抗性が良かったね。
親分中心の映画になってから魅力が無くなった。 今日ブックオフで「映像のスリット」買ってきたら
なんとサイン入りだった ほんとブックオフって怖い
ついに9月『893愚連隊』と『暴動島根刑務所』DVD発売だ。この調子で『まむしの兄弟』シリーズもDVD化して欲しい。 ラピュタ阿佐ヶ谷で「女番長 感化院脱走」を見た。
さすが中島貞夫と思った。 >>202
中島らしい意外性あるキャストといえば
荒木一郎、野坂昭如、三上寛といった
アングラ、サブカル系の文化人を起用するところか
あと火野正平もオイシイ役柄でよく使われてたな
「日本の首領」でも本筋と関係ないのに
ダメチンピラ火野のサブストーリーが丁寧に描かれてる >>219
毎週水曜夜7時〜 今日は「悲恋の若武者」 大阪電撃作戦は面白かったな。キャストの使い方が
同時期の深作より巧妙で良いね
レンタル落ちの「さらばわが友 実録大物死刑囚たち」見た
おもしろかった
隠れた名作じゃね?
>>228
「仁義なき」を彷彿とさせる
千葉ちゃんのハイテンション演技と
室田日出男の男根の怨念が凄いねwww 深作欣二は「バト・ロワ」二部作で命と引き換えに燃え尽きた。
石井輝男も出来はアレだが、晩年は自分の作りたいものを作り続けた。
佐藤純弥は「男たちの大和」で復活した。
山下敦弘、本田隆一たち教え子たちも活躍してる。
中島貞夫はどうするんだ。このまま終われないだろう。
健康状態も別に悪くないんでしょ。もうひと花咲かせてほしい。 >>232
東映の社員監督には橋本一がいるので(今のメジャーには恐らく数人しかいない正社員監督!)、
ロートル監督の出番はもうない。商業映画の大作を撮るベテランも澤井・出目・佐藤・降旗がいる。
残念ながら自主企画でも立ち上げない限り、中島さんが本編を撮れる可能性は限りなく低い。
深尾道典は撮ったらしいですが、まだ正式公開には漕ぎ着けていない。
中島と親しい牧口雄二も今は何もしていないらしい。牧口さんは東映のTV映画を黙々
と支え続けた人で、ある意味では中島さんなんかよりも偉い人なんですけどね。
倉本聰はフジの偉いさんと親しいので、まだ「優しい時間」「拝啓、父上様」などを
書かせてもらえる。中島さんも業界でまだ生き残っている旧友の倉本や村木良彦と組
んで何か出来ないものでしょうか? >>233
いや、そんなのは百も承知だよ。だからこそ、の奮起を促したいところ。
結局、企業内企画との折り合いをつけながら、自分の色を出してきた中島には、
撮影所システム以降の映画界の変化に無頓着でありすぎたというか。
本当に心の底から撮りたい企画というのはないのかもしれない。それを言っちゃおしまいか。
だからこそ、周囲というか、面白そうな原作なり題材なりの「場」を用意してやれる
プロデューサーの不在が痛い。
京都という場所柄からも、大作の企画のときに名前が挙がらないん一因だろう。
深尾道典は何を撮ったの? 牧口雄二は定年で東映を辞めたあと、映画から離れた。 >>234
深尾さんは「日を愛(かな)しむ」という新作があるらしいですが、詳細は全く不明です。牧
口さんも99年のテレ東「赤穂浪士」以来、TV映画も撮らなくなりましたね。
「赤穂浪士」も親しい松方に頼まれたんでしょうかね? TV映画は主演者や局プロに嫌われる(忘れられる)ともう駄目な
んですよね。残念ですが牧口さんを呼ぶ人はもういないのでしょう。
>撮影所システム以降の映画界の変化に無頓着でありすぎた
東映京都のスタッフを借りて(お金も借りて?)ATGで「鉄砲玉の美学」(73)
を撮ったり、寄せ集めのスタッフで教育映画「アゲインスト むかい風」(81)を
撮った人なので、それはないでしょう。ただ一から企画を立ち上げてとなると監督にもしば
しば金銭的なリスクが伴うのでやりにくいのでは?
上では気軽に倉本さんや村木さんの名前を出しましたが、それぞれに自分の仕事と生活があるので、同窓会気
分で中島さんと具体的にどうこうというわけにもいかないのだろうなと・・・。 東映チャンネルで「ポルノの女王/にっぽんSEX旅行」放映age >>232
>山下敦弘
大学の教え子?
中島の生徒だったんだ
糞ゴミDQN情報
富山県のDQN車(スポーツカー・マフラー付きの車(自称vipカーw)改造バイク)は
いい年して喧嘩上等とかぬかしてるらしいよ
喧嘩と組織力は負けたこと無いらしいw誰か買ってあげてw
狙った獲物は殺すまで甚振るらしいよーw
とにかく上等らしいw
中には無職のやつもいるから、朝昼晩いつでも喧嘩買うらしいwwww 有限会社井波運送 有限会社井波運送 有限会社井波運送 有限会社井波運送
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有限会社井波運送 有限会社井波運送 有限会社井波運送 有限会社井波運送 「温泉スッポン芸者」みたら、菅原文太と一緒に
ゲストっぽい感じで中島貞夫が出ていて、ちょっとビックリした。
>>238
ageておこう
複数の山下敦弘作品のエンドロールに中島貞夫の名前が協力としてクレジットされてる 先日、NHKのマキノ関連の番組に出ていた。
お元気そうでした。
KBSの解説の仕事はまだ出ているのかな? >>243
KBSまだやってるよ。
こないだは鶴田浩二の天竜しぐれ笠
この回は解説、CM、予告入れて1時間35分ってぇ〜短すぎぃ。正味1時間位の映画やった。 大阪電撃作戦DVDにならんかな
あれが松方の最高傑作だと思う >245
ラスト、松方さんがエレベーターの中で死んだまま突っ立ってるのを見た時、
中島貞夫は実録向きの監督ではないとつくづく痛感しますた。 映画撮ってほしいな
自分の作品のリメイクでもおもしろい 邦画指定席で中島監督のアクションモノを解説+裏話つきでやってほしいけど
時間帯と視聴層的に無理だろうな・・ 今夜の邦画指定席で「にたにえいめいさん」って解説されてたけど
江角英明氏と混同されてるのかな? あだ名は「えいめいさん」ではあるけど、それを意識したのか? 萬屋錦之助はキンちゃんだし、ニックネームで呼んだだけでしょ。
石坂浩二だって親しい人はヘイちゃんだし。 今日、「映画誕生の碑」という除幕式が京都市であって除幕の瞬間、
中島監督が「よーい、スタート」ってむっちゃ良い声で言ってたよ。
レンタルして見たけど、痛快な反抗でもなければ、京都を舞台に大暴れもしてなくね?
最後にインポ呼ばわりにキレた松方がちょっとだけ暴走するも、すぐ素に戻ってエンドじゃん。 今日の「狂った野獣」は結構面白かった
後半のカーアクションが少しダレ気味だったけど 貞夫マイベスト3
1位 脱獄広島殺人囚
2位 893愚連隊
3位 狂った野獣 >>261一位の脱獄広島殺人囚
今度浅草名画座で上映するみたいだから見に行こうかな
今、渋谷で上演してる
日本暗殺秘録・・・たしかに異色オールスター映画だけど
なんで媒体化が今までされないのか疑問な内容
そんなに過激な内容でない、と思うのだが やはり過激だけしからんと思うお方達がいらっしゃるんでしょうかね。
自粛好きな方達とかが。 もう自民政権じゃないんだしそろそろDVDレンタルでお願いしたい 天知茂のチンピラやくざぶりがカッコよかったな。
これがカラーだったらと思うと少しゾクゾクする 天知茂がチンピラやくざ? ほんとに観たうえで言ってるのか?
もともとはやくざだったかもしれんが自ら進んでチンピラの群れに身を投じてたし
チンピラやくざといっても間違いはないのでは? 東京では来月2月に京橋、3月に浅草で「日本暗殺秘録」が公開されるな。まだ観てないから観に行こうっと >>272
くれぐれも味噌汁の味には気をつけてくれたまえ 日本暗殺秘録
楽しみですね。
私も浅草名画座まで見に行きます。
出来れば渋谷ヴェーラで上映してほしかったけどやむを得ません >>273
観てきたよ。フィルムセンター満員大入り。そのカキコの意味がようやくわかったわw
>>274
俺も浅草に行くか迷ったけど、入場料が安いからフィルムセンターにしたわw
渋谷ヴェーラでは去年上映したよ 脱獄広島殺人囚、最後フィルムが切れたのかと思った。あれで終わりすか・・・? この左翼監督の映画はそれ系の奴が観たら面白いんだろね。
もういい加減、性根入れ替えたらどうかな?
日本の首領3部作について、脚本の高田宏治が語る。「第1部で完結。続編は付け足し。辰巳周平のモデル、地道行雄さんの死の件は山口組ではタブーで有った。原作の飯干晃一が医者に毒殺されたというフィクション(創作?)に、してくれた。それで映画化出来た」 仁義なき戦いと違って、もともと飯干晃一の原作は小説でしょ? とうとう中島貞夫は深作を超える作品を作り上げることが出来なかった
中島にとって深作はライバルではなく、ましてや仲間では決して無く、むしろ憎悪の対象として
ときに殺意さえ抱きかねない存在だったに違いない。
どんな傑作を撮ろうが、所詮は深作の劣化コピーしかつくれなかった中島貞夫
深作さえいなけりゃ、中島貞夫の評価は現在とは全く異なっていただろうな 4月から京都に越してきて、邦画指定席を知りました
今月の放映リストは局HPで見れるのですが
過去のリストをまとめてあるような情報サイトみたいなのご存じないですか?
チンピラ、アクション系のが見たいなあ 実録麻薬地帯が七月に東映チャンネルで放送予定です。
これは中島監督の作品で、観られる機会が少ない作品ですので、お見逃し無く。
七月は総長の首の放送もあります。
これもなぜか東映チャンネルでの放送が少ない。 >>283
最近『遊撃の美学』を読んだばかりで、すごくみたいよ『実録麻薬地帯』… >>284
あの人の作品は、良くも悪くも悪くも悪くも深作亜流じゃないし。 >>281
任侠映画がみんなマキノの亜流って言ってるようなもん。 酔ってスレッド読み返してたんだけど、
2004年の回顧上映は熱かったなあ
監督はお元気でしょうか 「戦争?やろうじゃないの!戦争だ〜いすき」
海軍少将:軍事未介入は日本に与えられた猶予
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月17日執筆者:葛衝)
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-09/17/content_20955517.htm
香港『文匯報』が先日「専門家による解読:外交的対応はここまで、中国
最高レベルの警告」を発表した。以下、その執筆者名及び抜粋内容。
北京の専門家によれば、12日早朝の中国国務委員による日本大使の緊急呼び出しは、
中国の外交担当トップの高官が日本に発した最高レベルの厳しい警告であるという。
日本は、14名の船員及び漁船を13日に解放こそしたが、それだけでは、まだ
完結したとは言えない。中国が所有権を持つ釣魚島の海域において、日本が
自国の法律を執行したことは、それ自体、国際関連準則に大きく違反することで
あり、日本がその国内法によって中国側の船長を裁くなどはもってのほかである。
中国側としては、領土やその主権についての原則問題においていかなる譲歩も
ありえないため、日本は直ちに無条件で船長を解放すべきである。
中国国防大学戦略研究所所長で海軍少将の楊毅教授は、今回の中国漁船拘束事件を、
昨今の中日間における一大危機だと言う。この期間中、中国側は最大限感情を
抑えて行動していた。中国国務委員が日本大使を緊急に呼び出し、誤った情勢判断を
しないよう要請したことについて、楊毅氏はこれを「外交における最終警告で
あることのアピールである」と考える。 >>281
「仁義なき戦い」シリーズは、ポスト六十八年の内ゲバの時代を象徴するものとして
熱狂的に迎えられた。それは、三島由紀夫が絶賛して六十八年の学生に迎えられた「総長賭博」
に代表される、古典的かつ美学的なヤクザ映画をこえる新しさとして受け取られた。
しかし、東映の実録シリーズは笠原.深作コンビから中島貞夫監督による「脱獄広島殺人囚」
「暴動島根刑務所」「実録外伝大阪電撃作戦」などへ変貌していく。福田和也が言うように、
「暴力の横溢の中でのならず者の祝祭というテーマは、深作によってではなく、より本質的には
中島貞夫によって具現化され、展開された」(現代暴力論―もしくはヤタケタな東映映画作品について)
という事は可能である。 糸圭秀実 (1968年) 文太と拓ボンの絡みは、まむしシリーズですでにあったんですね。仁義、県警の前に中島貞夫がすでに見抜いてたんですかね?
一本気、心意気だけで生き抜く男はやっぱり文太じゃないと。痛感します。堅気の男に任侠を感じさせてくれた作品だった。コメディタッチだけど
軽くない作品と思いました。 あれは当時の言葉でいうハンヤクじゃないか。
堅気とはいえんじゃろ。 >>290
暴力の横溢の中でのならず者の祝祭というテーマは、深作によってではなく、より本質的には
中島貞夫によって具現化され、
深作のテーマは一貫して戦後の繁栄から取り残された者達のこんな筈ではなかった、という
思いを描く事だから、そうした者を生み出す構造を探っていけば組織内部の暗闘を描いていく
方向に向わざるを得ない訳で、チンピラ達にしか興味が無いと言っている中島には「日本の
首領」のような作品は不向きに決まっており、凡作と化したのもやむなし。 この人の映画はとかく理屈っぽいが、作家性は深作より断然上。
更に沖縄やくざ戦争などは俳優のパブリックイメージを最大限に活かしている。
深作や村川透なんかの俳優の使い方が全然甘く見えるほどに。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています