【893】中島貞夫【愚連隊】
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ヤクザに対する愚連隊の痛快な反抗を描いた「893愚連隊」。
若き松方の愚連隊、近藤正臣のスケコマシ、高松英郎のヤクザ、
京都を舞台に大暴れ。
「粋がったらあかん。ネチョネチョ生きるこっちゃ。」
当時の鶴田、高倉の正統派任侠映画への批評的作品でもあった。 中島貞夫作品で他に若者の反抗を描いた作品は
「懲役太郎・まむしの兄弟」、「現代やくざ・血桜三兄弟」「鉄砲玉の美学」
「ジーンズブルース・明日なき無頼派」、「実録外伝・大阪電撃作品」「総長の首」等
他にも「日本暗殺秘録」(傑作です!)や「日本の首領」シリーズのような大作。
ポルノ、時代劇にも佳作があります。
今は大阪芸大で教えてるね、またKBS京都で映画解説や映像製作にも関わってるようだ 中島貞夫の邦画指定席
解説がイイ!!
だから、本編より、前後の解説だけはギラギラで見てしまう。 >5
私も邦画指定席楽しみにしてるけど、解説中に言葉に詰まるのが気になる。
ボケたの?って思っちゃう。
あと、中村賀津雄=カッちゃんとか、懇意の役者については馴れ馴れしいのは如何なものか。
大川恵子を紹介する時は必ず「東映城のお姫様」の肩書きつき。 >7
KBS京都です。多分、1局ローカルだと思う。京都・滋賀・大阪くらいが範囲かなぁ。
邦画指定席の名の通り、古い邦画ばかり放映。時代劇映画が中心ですが、
東映・大映のプログラムピクチャーが多いですね。やっぱり有名作品は放映料が
高いのでしょう。 あれでしょ?
多分、何をしゃべるかてって言うのを決めずにスタジオに入ってんじゃないかなぁ
中島さん。
それと、当時を知っている年配の人に親しみやすいように
当時の愛称を使ってるんじゃぁないでしょうか・・・>かっちゃん(中村嘉津雄)とか・・・
だから、大体、「あ、これも言っておかないと・・・」って所とか名前とかでつまってる。
中島貞夫と言えばやはり松方と組んだ「脱獄・広島殺人囚」と「暴動島根刑務所」だろ。
野坂昭如 三上寛 荒木一郎
といった個性的な面々と人脈あるよね 日本暗殺秘録ねえ
去年に湯布院で見たけどそんなにたいしたことないよ。
ダラダラと長いし。俺が好きだったのは文太が人を斬るところと
千恵蔵が千葉真一を「味噌汁が辛い!ヴァカぁ」と怒鳴りつけるところ。
『鉄砲玉の美学』は面白いですか?
これも観るのが難しい。 中島さんって、
役者さんのいろんな部分を引き出してくれるような
演出があって好きだな。
深作さんってその辺は、その役者のもっているもので
表に出てる部分しか使わないイメージがある。
中島貞夫か・・・。
傑作も多いんだけど、正直「?」な映画も多いよなァ。
「バカ政ホラ政トッパ政」とか「唐獅子警察」とか。 プログラムピクチャアの時代は玉石混合の中から
よい作品を見つけていたと思う。
駄作も楽しいよ。文太、旭、渡瀬が出るだけで楽しいよ。 中島貞夫監督 今はサンテレビのドラマ「ニトナツ」の監修をしております。
なかなか面白いドラマです。女性監督で。音楽もいい。テレビ神奈川で毎週日曜の夜に放送しています。 プログラムピクチャア時代が良かった。
『日本の首領』シリーズぐらいから面白くないな。 東大卒という学歴があまり作品のイメージと結びつかないよね
マキノの弟子であるせいか
プログラムピクチャーの職人って感じだな 中島監督のセックスドキュメント物を観た人いますか? 「実録外伝、大阪電撃作戦」は実録物の傑作だと思う。
あのテーマ曲は胸が騒ぐよ。
山口組側から描かず、明友会の愚連隊を主人公にした発想がいいね。
チンピラ達が無惨に追い詰められていく。あのチンピラ達の存在が胸に迫る。
松方、渡瀬、石橋蓮ニ、志賀勝、壮絶だよね。
大組織の若頭役の小林旭も堂々としていて、カッコイイ。 日本の仁義の野坂昭如、何を言ってんだかわかんないよ。 「安藤組外伝 人斬り舎弟」が好きだな。
花形敬は色んな役者が演じているがこの映画の文太が一番“らしさ”を感じさせる。 「人生劇場」では、深作欣二、砂糖純彌と並んで3人監督なんだけど、
どういう役割分担だったんだろう。 分担も何も、スケジュールが押し押しで、
行き当たりばったりでその場面ごとに手が空いてる者が演出したらしいよ。
何しろ、初日の舞台挨拶では、
松坂慶子が「何とか間に合った」って感激して泣いてたくらいだから。 >35
レスありがとうございます
予告編を見たら「三人監督!」「11大スター競演!」って大げさなタイトルだったけど、
内容はイマイチでした 京都文化博物館で
沢島忠監督の講演会を聞きにいったところ
東映時代の後輩である中島貞夫も来てました
気付いた人何人かにサインを求められてましたよ >>14
>中島貞夫と言えばやはり松方と組んだ「脱獄・広島殺人囚」と「暴動島根刑務所」だろ。
この前ツタヤに逝ったら両方ともあったので借りて観ました。
すんごく面白かった!松方最高! >37
いいなぁ、中島貞夫のサイン。
京都だと「中島貞夫の邦画指定席」で有名なんだろうね。
俺なら「大奥丸秘物語のファンです」って言うんだけどなぁ。 >>31
松方が梅宮を連れて渡瀬と交換しに行くところが好きだ。チンピラがドラム缶に
詰められて下から火を炊かれるシーンにはびっくりした。 温泉こんにゃく芸者
にゃーくにゃーく にゃーくにゃく のテーマが耳から離れない 日本の首領がリメイク(?)されてるみたいなんですが、
ファンの皆様、どう思います?
主演は松方さんらしいです。
東映製作で中島作品ですか?
松方の役は鶴田が演じた若頭の辰巳周平かな。
松方は鶴田浩二を強く意識してるから、あの役はやりたいんだろうね。
シネマパラダイスが作るらしい、なんかもうパート3まで出来てるみたい。
監督は高瀬將嗣さん
中島さんの日本の首領をリメイクしたのかどうかはわからないけど
ストーリーは近しい様子。
関西の暴力団が全国制覇を目指すって言うものらしいから。 >>44
「新・日本の首領」で検索すると、いろいろ情報が出てきますね。Vシネ予
算であのスケールが出るかどうか・・・。 山口組をモデルに飯干晃一が書いた原作とは無関係みたいだね。
時代設定は昭和55年頃らしい。現時点でのヤクザスター勢ぞろいかな。 俊藤浩滋、石井輝男、笠原和夫、深作欣二、山下耕作、工藤栄一、
沢島忠、小沢茂弘、高田宏治
ここ数年、東映の関係者のインタビュー本がいっぱい出ているね。
中島さんと鈴木則文も読みたいね。 松方弘樹とのコンビでは
この人がベストだろうか
菅原文太とも「まむしの兄弟」を作ってるが 邦画指定席でしか知らなかったけど、監督やってた方だったんですね。
単に語りの雰囲気が好きで見ていたのですが。
ちなみに奈良ですがKBSはきれいに写ってます。 邦画指定席でバリバリのギャングものとか
とんでも無国籍ものとかもやって欲しい・・・
京都映画祭で総合プロデューサーやらはるのね。
俺としては新作撮って欲しい マジで >>47
ワイズ出版から近々、中島貞夫本が出るかもだ。
ついでに刊行記念で新文芸坐で、ニュープリを含む特集上映があるかもだ。 なんで成人映画指定になったんだろ?
それらしいシーンないじゃん。 日本映画監督協会の「特報」コーナーにて中島貞夫インタービューがあります
ttp://www.dgj.or.jp/japanese/tokuho/index.html >58
京都では、映画解説の爺でしかないのに、実は結構評価されてるのね >52
出るかもだ。
かも。でいいじゃん。
かもだ。はイヤぽ >>61
もう撮らなくていいでしょ? 後進の指導には熱心なようですが。
最近の極妻は岩下志麻の明治座座長公演かい、ありゃ? カメラが動かないし画面も編集も
平板。やたらキラキラ映っている志麻タンだけは満足。ワシらは退屈。
とりあえず96年のTVの「眠狂四郎」の時点で相当にヤバかった。ビデオ撮りの枠内で丁寧に画面を造
り込んでたけど、随所の合成に失笑。マサカズのニヒル芝居もすでにギャグになってしまっていた。
(TVといえば、80年に撮った「東京クーデター Xデー日曜日」ってどんな作品だったのだろう?)
今日から新文芸坐の特集だっけ? まだ面白かった貞夫が観れるな。 新文芸座に行ってきた。
『鉄砲玉の美学』は面白かったなぁ。渡瀬のアホ面を見てるだけで楽しかった。
『日本暗殺秘録』は退屈。冗長。
『893愚連隊』『狂った野獣』も期待外れだった。 >>65
「鉄砲玉の美学」個人的には佳作程度だとおもうけど
頭脳警察が大音量で流れるなか、全力疾走する渡瀬がカッコ良すぎ! >>65、こういう奴は中島との相性ゼロ。
無理して通うなよ。 >>65
お前、プログラムピクチュアの面白さが分かってないな。 『鉄砲玉の美学』『893愚連隊』『狂った野獣』、面白かった
です。特に狂った野獣はもう一度観てみたいです。鉄砲玉の
美学のオープニングの歌、耳から離れません。
ただ、『日本暗殺秘録』だけは、まあ途中で眠たくなってしまい
話に集中出来なくなったせいもあると思うのですが、あまり
楽しめませんでした。またちゃんと観る機会があったら、感想が
違うかもしれません。 >65
ふざけるんじゃねぇよ! てめぇの善人面をいつかぶっとばしてやらぁ! >>68
いや、もっと面白いプログラムピクチャアあるでしょ。
マキノとか、健さん系任侠ものとかさ。
若大将なんか嫌いだけど、中島よりは面白いと思う…
面白いというより主人公のクズさ加減が好きというのなら分かる。 >>71
いや、深作の「仁義の墓場」もいいけど、中島の「総長の首」も最高ですよ。
個人的にはこの2本と北野武「ソナチネ」が今まで見たやくざ映画のベスト3です。
中島は本当に完成度の高さはめざしていない。
深作も破綻してるが、中島は深作以上に破綻しているところが魅力だと思う。
お祭り的にいろいろなものが盛り込まれている世界の魅力です。
マキノでも深作でもなく森崎東に近いような気がします。 >>72
>マキノでも深作でもなく森崎東に近い
言い得て妙だね。
俺自身は、中島作品は長尺よりも90分前後に収まってる
ものの方が面白いと思う。
『狂った野獣』をひさしぶりに観て、渡瀬が全編スタントなしで
やってるのに気がついて驚いた。 正しい中島貞夫好きがたくさんいて嬉しいなあ!
ストーリーの破綻を恐れることなく
映画をうねらせ躍動させる手腕は見事!
「脱獄・広島殺人囚」のあのラストショットの松方!
良かったなあ!
「首領を獲った男」とか「激動の1750日」あたりは停滞してたけど
その後撮った「新・極妻」とか「武闘派」とかは
若返ったかのように面白かった。
トークショー、聴いてきました。
893愚連隊、せぶり物語
この二本を愛着ある作品に挙げておられました。
次回作の構想もあるとのこと。 「男の勝負」。演出そのものは、とくにどうということは無いか…。
美術や、独特のセットの感じは結構雰囲気があった気がする。
だれか詳しい人、解説してください。
「同期の桜」は、普通に感動的だが、冒頭、ラストの実録の挟み方がいいですね。 >>75
瀬降り物語は公開当時、ちょっとと思ったんだけど・・ >>77
「男の勝負」、わざわざ「監修マキノ雅弘」なんてクレジット入れなくてもよかったのと違うかな?
マキノ御大の名を冠するには、キャストがちょっと弱かったのかな。
村田英雄、天知茂に特別出演の高倉健はいいのだが、悪役が天津敏だけで1時間半を引っ張るのは、
ちょっとしんどいよ。 「男の勝負」ってマキノが監督する予定だった奴?
男の勝負
(略)
スクリプター:マキノ雅弘 マキノマサヒロ / 諸角義雄
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD21965/
スクリプターって、おい! >80
それでマキノが倒れたか、どうかして、中島になったという。
様式っていうか、村田英雄の歌の挿入とかはいかにもってかんじで
笑えたけど…
あと高倉健の殴りこみのシーンとかね…。村田英雄が任侠映画で
占める位置とかがよくわからんけど、この映画ではよかったと思う。
ただ一番いいのはやっぱり高倉だろうか。
>72
オレも『総長の首』大好き。
ジョニー大倉も清水健太郎も小倉一郎も……、
登場人物たちが皆悲しかった。
舟木一夫が白塗りの刺客で出ててスグ死んじゃうんだけど
いいんだよなぁ、リアルで。
中島貞夫で言えば、『温泉スッポン芸者』に笹沢佐保や菅原文太
とともに特別出演していたのが印象に残る。 今日「脱走広島殺人囚」観ました。松方の生臭さ、元気落としてる人にキクよ。渡瀬の見せ場がもうちょっと欲しかったなあ。
今度「暴動島根刑務所」観ますわ。 深作の映画は今ひとつのものもそれなりに観れるが、中島の駄作は「やる気あるのか」と
言いたくなるような観るに耐えないものが多い。
だが同時に目を見張るような大傑作も多いのは確か。
中島の魅力は、いいときはいいが、駄目な時は徹底して駄目、そんな人間らしさではないだろうか。
深作みたいに強く生きられない駄目人間の私は、これまで何度中島の作品に慰められたことだろう。
>>78
文芸座の創業者はサンカ文学の第一人者・三角寛。
日本でも珍しいサンカ映画「瀬降り物語」制作当時も
三角の義理の息子で当時の支配人・三浦大四郎が企画協力で参加しているぐらいだから
このコヤで「瀬降り物語」を上映することは多少の意義はあるかもね。 文芸坐混んでますか?
週末に行こうと思ってるんですけど
かなりの混雑を覚悟しなければいけないですかね。 土曜昼からは立ち見がいた。
火曜最終二回は2割程度。 >>85
東池袋に三角寛の関係者がやっている店があるとか。
飯屋だったかな? >>86
新文芸座はいつになく込んでいるけれども、トークショーのある日以外は、ほぼ確実に
座れるのではないかと思う。みんな、ウェルメイドな日本製の娯楽映画を見たいんだよ。
「芸術的完成度」はイマイチでも、入場料に見合う以上の楽しさがあるのはたいしたものだ。
今度の土曜は、蓮実御大がゲストだから、きっと立ち見が出るでせう。 貞夫相手に何話すのか聞いてみたいな。
誉め殺しの天才だからな。 >>84
正直、80年代以降の深作はしっくりこない映画ばかりだが、現場の熱意は感じる。
貞夫の映画には、どうもそうしたパッションが薄いような気がするんだが・・・。
カメラが動かないなど、撮影・照明の労力を惜しんだかのような映画になってしまうのは、単純
に京撮のスタッフの動きが悪くなっているせいかな? とも思うんだけど・・・。
こうした薄さは、80年代以降の邦画に常に感じることで、仮に撮影所の衰
退が原因だとすると気の毒ですね。
TVでも自分の趣味を通していた工藤さんは偉かったなあ。もっとも、その工藤さんにしても、
晩年はだんだん撮るものが無くなっていった訳だが・・・。 >>91
あ、言うまでもなく2行目は、「80年代以降の貞夫の映画には」ということですね。
貞夫は「実録外伝 大阪電撃作戦」や「安藤組外伝 人斬り舎弟」が好き。
なぜか公開当時は余り語られなかった記憶があるが、88年の梶間俊一・陣内孝則
の「疵」は、「安藤組外伝」の事実上のリメイクだね。 >>91
80年代以降の深作の映画は、撮影所システムが崩壊したなかで
何ができるのか、何を撮るべきなのか、自問自答しつつ悪戦苦闘している
過程がみてとれる。で、ようやくたどり着いた果てが「バトル・ロワイアル」で
あったという道筋は感動的であったりするわけだけど。
中島はそこまで方法論的に意識的ではなく、よくもわるくも撮影所システムのなかの
プログラムピクチャー出身の職人としての位置に、本人も周囲も安住していたんだろう。
流されるままに、与えられる企画をこなしていっただけのようにみえる。
だからもう、よっぽどのことがないかぎり、新作を撮ることもないだろうし、
実現したとしても、正直、あまり期待はできない。 >>93
スレ違いかつ、いまさらだけど、映画もTVも、安定した品質の「作品」として観るに値し得るも
のがコンスタントに産み出された時代は、80年代で終わってしまった。
(撮影所系プログラムピクチャーに限れば、にっかつを除き、70年代で終わっている)
現在の映画界においては、作家も作品も、「線」ではなく「点」としてしか存在し得ず、
継続した観客層も薄く、創り手にとってこんなにしんどい時代も無いだろう。
また往年、映画の仕事が減った監督たちが雇われて逃げ込み、かつてはTV育ちの演出
家と撮影所系監督の競い合いが見られたTV界の作品的質の低下も著しい。
(どんなに労力を費やそうと、大半はもはや「番組」以上の何か「作品」にはなりえない。
CS・DVD等の二次利用活性化の時代とは裏腹に・・・)
貞夫さんには、こうした時代に生きていく馬力も戦略も無かったのだろう・・・
大風呂敷かつ淋しい話だがマンセーできなくてスマソ。 >>94
ほぼ同意。
今回の特集も事実上「回顧上映」だし・・・
でも、『893愚連隊』や『真田幸村の謀略』を観て
こんな映画を撮りたいって思う若い人たちが出てきて
くれたら嬉しいね。
安里麻里みたいに70年代東映アクション
を今に甦らせるだけの力量を持ってる監督(予備軍)は
きっといるはずだから。 >>95
安里麻里は映画美学校系の人らしいが、そういう志向の人なの?
日本の自主界は往々にして妙にミニマリズム志向が強く、娯楽映画志向のヲタクと
は二極分化しているように思うが・・・。
(恐らく欧米では必然的形式として産み出されたであろうインディーズ風味−ジャームッシュ、
流行ったねえw−が、日本に輸入されるとただのスタイルになってしまう)
一方で、一時期持てはやされた室賀厚を観たときも思ったが、プログラムピクチャー的作品
までもが、もはや「点」としての作家性の中から産み出さざるを得ず、また継続した体
制の中で撮り続けられるわけでもない。こういう苦しさですよね。
こういう時代に中島貞夫を観る意味って、いったいなんだろう? と思ってみたりもして。 中島貞夫は大阪芸大の先生をやってて、生徒から熊切、山下敦弘など、
輩出してますよ。
決して安住しているわけじゃなくて、こういう逸材を育てることを今も実践されて
います。 >>94-96
失われたものと現在の英G亜状況とやらの断層を考えると、
徒労感を覚えるというか、絶句してしまうような。
>>97
大阪芸大で教鞭をとって更新の育英にあったり、京都映画祭の
総合プロデューサーを務めたりといった活動は評価しますよ。
あくまで映画監督中島貞夫の個人の活動は、ということ。 今日の『沖縄やくざ戦争』のプリントはボロボロ、切れまくってた。
最後の松方と梅宮の海上対決はこれからっていうところで「終」だったけど、
公開当時もそうだったのでしょうか? 以前うちの大学の集中講義にも中島貞夫来てたよ。
今でもうちの教授は映画学の授業で、
中島貞夫の映画の4日間を教科書にしてる。
それと「首領を獲った男」を参考に。
すごい親切で分かりやすいね、この本。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています