家族　【松竹】

**この子の名無しのお祝いに** · 03/11/13 15:32

いい作品だし、泣けるし、鉄道ヲタも評価してくれるし。

**この子の名無しのお祝いに** · 2005/12/06(火) 03:03:53

>>99
仔細を聞こうか。

>>100
やはり反応があったか。
俺も反射的に思い出した。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/18(水) 22:10:42

支援

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/18(水) 22:34:59

島を出るときの桟橋のシーンで共産党のポスター
がチラっと映るね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/18(水) 23:52:15

当時の炭坑のまちではごく普通だったんでしょうね

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/19(木) 23:13:35

>>104
戦後の炭鉱街では宗教と共産主義がせめぎ合いをしていたらしいよ。
九州のある地方に層化信者が多いのはその名残。

それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/20(金) 19:04:26

>105「それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。」

激しく同意同感
おれは見ていて、あ　ドキュメンタリー　と半分錯覚みたいな感覚に襲われて
いやいや　映画映画　いい映画　と覚醒
この浮遊感覚がたまらん

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/21(土) 01:52:46

東北本線の車内で世間話してるおっさんたちは地元の人たちだよね。明らかに。
あと大阪の地下街で迷って座り込んだ時周りの人たちが興味深げに見てたけど
あれもガチだよね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/21(土) 17:19:36

タイトル前画面にもあるけど、行く先々で地元の人が出てるらしいね。
DVD特典監督インタビューにあったが、あの東北本線車中の人たちは、
農協関係の人で、多少は打ち合わせもしたらしい（正確な表現は忘れた）
・・どうかなあと思ったが、映画のなかで十分使える（失礼な表現だが）と思った・・
みたいなことを山田監督が言ってた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/21(土) 21:38:15

DVDのインタビューで、ドキュメンタリータッチという言葉を山田監督も使ってるね。
・・それで、主人公たちが出会う人々も、実際にその土地で暮らし、仕事をしている人たちに出てもらいたかった。
俳優として素人の人たちがどれくらい芝居ができるのか不安もあったが、
実際に自分が毎日やっている、やってきた仕事、生き方に関しては
リラックスすればうまい芝居をしてくれることがわかった。・・
てなことを山田監督が言ってる。

区役所？で、井川比佐志が火葬について無理を言うところ、
「　・・あなたもわからないかたですねえ・・　」
あの職員も現場の素人らしいね。
鎌倉の市役所でカメラをまわしてテストしてみて自信をもったと言ってる。
（あのシーンをどこで撮ったかはよくわからん）

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/01/23(月) 18:05:43

しかし、この頃の山田洋次は才能が惜しげもなく発揮されているよな。
男はつらいよでも「望郷編」なんて初期の集大成とも言える傑作を撮っているし。
それが「幸福の黄色いハンカチ」になってくると、後々まで山田作品の欠点でもある
リアリティの無い嘘臭い若者が出てきたりねぇ・・・・。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/01(水) 22:37:24

もう一度「家族」「故郷」みたいなの撮って欲しいな。
暗かろうが重かろうが構わないから。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/02(木) 00:13:13

激しく同意同感

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/06(月) 12:03:22

むしろあれ位ヒリヒリした作品を撮って欲しい物だ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/06(月) 21:08:42

ヒリヒリね　うん　それでもいい　まだまだ期待してるんだよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/11(土) 16:14:06

新幹線での移動シーンの車窓ですが、浜名湖シーンと富士山シーンの間の
小さな町と駅はどこですか。掛川だと思うんだが・・。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/11(土) 23:00:49

ぐぐってみたら掛川駅開業は1988年で比較的新しい。
浜松かなぁ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 01:51:37

なんでそんなに気になるの？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 09:23:30

おれ通りすがりの者だけど　
おれも好きで繰り返し見てる映画だとさ
そういうディテールってのも大げさな、ホントにどうでもいいツマランところが
ものすごく気になることがよくある。まわりから変人あつかいされるのよ
（１１５が変人だと言ってるわけじゃないから　誤解のないように）

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 11:15:59

そこのところ、DVDでなんども見てみたが、おもろかったな。
４６分のところで、早苗がむずかって泣く。民子があやす。
それからすぐ比較的大きな水面が見える。ここが浜名湖だよね？

で、カットがかわって（４６分３１秒）、町、４階建てのマンションとか駅が映る。
同時にここから、民子の「子守歌」が始まる。
ここが浜名湖と連続しているんだとしたら、掛川まではいってない。
浜松のどこかだと思うが、おれにはわからない。
ただ、浜名湖から連続しているとすると、以下の民子の子守歌が長すぎるんだな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 11:18:05

それから（連続して）山っぽいところが映って、工場が見えてくる。
東芝とか、チラっと見える。（４７分０６秒）
それから、右手に富士山。
まだ、民子は子守歌をうたってる。
４７分１９秒でカットがかわるまで、民子の子守歌は連続している。切れない。
この富士山が見えだすあたりは、清水は過ぎてるんだよな？　富士、吉原あたりかな。
いずれにしても、問題は、民子の子守歌が始まるカットの町、駅は
民子の子守歌が連続していることからすると、富士山が見えるあたりとかなり近いことになる。
すると、掛川ではないことになる。
ただ、フィルムを編集しているわけだから、子守歌の連続性と
窓外の景色が別であっても、ここでは問題ない。
映画の流れとして自然ならいいわけだろう。
掛川でもいいんじゃないか。

やがて民子はぐっすり眠る。
笠（役名わすれた）が民子を起こして、「富士山の見ゆる」
ここも、富士山が見えだしてから、民子が眠って起こされるまで、連続が悪いが、
映画の流れとしては、まったく問題ない。
それから、すぐ東京に入って、あのテーマが流れて・・　
ながながスマン

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 11:37:29

ばぁ～。（byハナ肇）

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/12(日) 11:40:44

http://vnictp.s20.xrea.com/x/cgi-bin/yae/news2/test/read.cgi/news2/1085011665/l50

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/13(月) 20:57:13

チンケやなかね！

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/14(火) 12:13:54

>>120
夕闇迫る東京の街並みによくあった音楽でしたね。
で、その後帰宅ラッシュの山手線があって、
上野駅広小路口広場でハナさんのばぁがあって…。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/14(火) 14:11:51

でも帰宅時ってそれほどのラッシュにはならんと思うんだが（山手線は特に）

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/14(火) 17:05:39

あの～、連絡船って酔いますか？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/14(火) 18:25:24

>>125
1970年、高度経済成長期だったというのがあるかも
にしてもあの混み様は凄まじいね
家族にとっては大阪に続くカルチャーショックだっただろう

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/14(火) 21:46:11

電車の本数も今より少なかっただろうしね

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/15(水) 22:38:24

>>126
青函は波が荒い時は乗り物に弱い人はリリースしちゃうかもね
宇高は穏やかだった記憶があるなあ
いずれにしても太平洋・日本海のフェリー航路に較べればそんなに
揺れなかったな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/18(土) 19:28:42

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/02/18(土) 20:07:21

今日、「クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」
を見ました。とても良かった。泣いてしまいました。
そして「家族」を想い出しました。
「ほら　これが万博よ」
「大阪で博覧会やっとるそうじゃの」
「おじいちゃん万博でしょ」
「家族」久し振りに借りて観てみようと思います。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/03/01(水) 16:41:21

飛行機がまだ高かったんだねえ。福山の前田吟の給料が2.5万円だって。汽車代が一万何がしだったから
今で言うと、10万円いじょうかな？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/03/19(日) 16:33:19

今日もDVD見て泣いてしまった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/04(火) 21:26:22

涙が涸れる位泣きたい時に一番良い映画だな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/05(水) 13:04:44

どこらへんで泣くの？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/06(木) 07:28:34

そうねえ・・　おいら通りすがりだが、
まず最初に、連絡船が島を離れて、大型船が映って、
佐藤勝の音楽がかぶりますね。まずあそこで泣けますね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/07(金) 01:12:44

新幹線が夕闇の中、終点東京駅に近づいて佐藤勝の音楽に「東京」のテロップ
が入るシーン、なんだかゾクゾクする。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/07(金) 12:43:47

笑うのはﾊﾅ肇の「ばぁ～」のシーン

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/12(水) 22:19:46

大学で宮崎晃の講義の中で
万博のシーンの苦労話を聞きながら鑑賞した
色々ショックな作品だった

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/13(木) 22:42:56

>>135
・精一一家が乗る船を遠くで見送る島の神父さん。
・福山駅での源造と力のやりとり。
・東京で早苗が死に至る迄の出来事。
・北海道に着いて酒宴の翌日に源造が大往生。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/04/18(火) 21:48:33

さっき気が向いたんでDVDの字幕を出してみたんだが、一寸酷い出来だな。
言葉の一言一言が大事な作品なんだから、戸田翻訳の洋画みたいな雑な字幕は
作らないで欲しいな。

↑ · 2006/04/21(金) 20:07:40

kwsk

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/01(月) 21:19:40

支援 & 保守

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/08(月) 16:11:14

幾ら飛行機が高くて、直行便がなかったとは言え、あの家族にはそっちを選択して欲しかった。
旅の無理がたたって肉親を２人も亡くしたら、金銭に換えられない損失だろうに。

最後に
「美しい初夏の風景」
「初めて自分たちの子牛が生まれた」
「奥さんの胎内にも新しい命が」
で無理矢理ハッピーエンドししようとしても無理があるよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/08(月) 23:26:09

>>144
ほんと、何であんな無理なハッピーエンドを付けたのか未だに理解出来ない。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/10(水) 22:27:40

あの開放感があるラストが大好きです。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/20(土) 23:15:15

じいちゃん、すごー疲れたとて・・・。
っ！
じいちゃん？　　じいちゃーん！　

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/21(日) 21:00:20

民子。おいはアホやったね。なんでこんげんば思いばして北海道に来んばならんかったとね。

泣かんね父ちゃん。泣かんね…
父ちゃんが泣けばうちはどうしたら良いか分からん。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/22(月) 02:20:48

こんげんば？　泣かんね？
ほんとにそう言ってる？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/23(火) 22:40:50

>>148
通りがかりの人を泣かせるんじゃないよ（号泣）。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/05/23(火) 23:31:15

>>150
たしかに、ぽろぽろぽろ。(大号泣)

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/06/15(木) 18:28:47

保守

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/07/01(土) 19:50:50

支援age

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/08/04(金) 22:14:38

いくらなんでも下がりすぎ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/15(金) 15:44:08

またもや下がりすぎ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/16(月) 18:57:09

>>135
笠智衆が車窓から、前田吟に「もう　あえんかもしれん」と言う所から、
前田吟が、１人で車を運転しながらメガネをずらして泣くところまで。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/17(火) 18:16:13

久々に上がっていたのでカキコ。
この一家はクリスチャンという設定だったが、前にTV見ていたら長崎の五島列島を
取り上げていて、あの辺りに住む住民の半数以上はクリスチャンで洗礼名を持って
いるというのを見て、「あっ、「家族」ってそういう所もキチンと考えていたのか」
と感心した覚えがある。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/21(土) 07:30:31

トロッコに乗り手を振り、トンネルに消えていくおっちゃんも良い。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/21(土) 07:59:36

>>158
伊王島のシーン、慌ただしく旅立つ家族を見送る牧師さんの
後ろ姿から、遠景に切り替わって「家族」の文字が重なり
テーマ曲が流れるあたりが好きです。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/23(月) 19:51:49

引っ越す時、水道代未払いだったけど、山田監督は、倍賞をどのような
人物に描きたかったんだろう。
　万博であったエロ親父からの借金も踏み倒す想定だったのか？？？
　家族を御覧になった皆様、どう解釈していますか？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/24(火) 18:45:32

電車の中でほおばる、おむすびがうまそうでした。
コンビニが無い時代は、おむすびって、和菓子屋さんで赤飯のおむすび売ってるくらいだった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/25(水) 21:29:41

>>160
良い意味でも悪い意味でも「女のしたたかさ」だろ。
序盤、精一が「女はあつかましかね」とふてくされる場面があったでしょ。
あれだよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/26(木) 22:03:58

>>162
　なるほど、確かに精一さん言ってたね。さすが若き日の山田洋次、庶民の姿
を読みきってるんですね。
　”21世紀の女子もあつかましかね。”

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/16(木) 07:01:01

おい、民子！

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/17(金) 21:58:59

合間合間の回想シーンがぐっとくる
特に若き日の笠智衆と精一と前田吟の子供時代と
精一と民子の馴れ初めの笠智衆の仕草

厳しいであろう生活の中にあるかけがえのない幸せって感じで

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/12(火) 23:02:43

>165
そう思うよ。かけがえの無い幸せ感がたまらないのよ。

「あんたぁ奥さんですか。」もいいんだけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/01/15(月) 21:57:58

支援age

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/01/31(水) 20:44:54

伊王島age

↑ · 2007/02/01(木) 22:29:40

「伊王島からの手紙」くらい言わなきゃw

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/10(土) 09:24:44

「同胞」とどっちが面白い？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/10(土) 23:00:03

>>170
「家族」は山田洋次の最高傑作と同時に、邦画ロードムービーで他の追従を許さない。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/18(日) 21:59:23

山田洋次スレが上がっていたからついでにage

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/26(月) 21:23:46

やすらぎ伊王島ってところがそのまま、「伊王島からの手紙」ってふざけた広告をだしてるが…

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/20(火) 12:33:10

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/20(火) 15:41:03

>>171
「少年」観たら「家族」なんてウンコだよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/04/25(水) 22:48:03

>>175
「家族」に比べたら「少年」なんてケツ毛に絡んだウンコですよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/14(木) 01:36:29

保守ついでに山田洋次スレから転載。

328 名前：この子の名無しのお祝いに投稿日：2007/06/13(水) 21:47:27 ID:Ewhlc7Uc
これTSUTAYAのブログでハケーン。

ttp://blog.tsutaya.co.jp/dj_a_shi/1897

内容はまあ普通だが、これを載せているTSUTAYAの懐の深さにびっくり。
自社の扱う商品をここまで批判させるかな。
ちょっとTSUTAYA見直した。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/07/12(木) 15:37:27

伊王島から保守。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/07/12(木) 20:01:00

そろそろnecoで再放送してくんないかな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/09/01(土) 14:35:21

前年「男はつらいよ」をヒットさせ、シリーズ化をはじめた山田洋次監督が、シリーズ
第５作「男はつらいよ　望郷編」の前に撮影した作品が「家族」だ。
山田監督にとって初めてのオールロケ作品だった。ロケ撮影のあらゆる制約に対応する
ため、最新鋭の機材、最小限のスタッフを駆使した実験的挑戦でもあった。スタッフは
24名。通常の作品の半分以下だ、結髪、衣装、演技事務（俳優の面倒をみる人）はゼロ。
これらの仕事をスタッフの誰かが代行したにしても、俳優への負担が大きかったことは
推測できる。"その場の情景"を重視するドキュメントな技法を貫こうとするあまり、撮影
不可能な状況にしばし陥った。が、スタッフ、出演者一体の協力がその都度困難を乗り
越える原動力となった。
全ての会話は同時録音を基本とした。周囲の騒音、列車の振動音なども生かして、ドキュ
メンタリー的効果を上げた。長崎本線、山陽本線、新幹線、東北本線、室蘭本線の列車が、
同じレールの上を走っているのに、振動音がそれぞれ違うことを証明し、録音スタッフを
驚喜させもした。
四月上旬に長崎から撮影を開始し、六月中旬に北海道の中標津で撮影を終えたこの"意欲作"
は公開当時大きな話題を呼んだ。列島を縦断する慎ましい家族の旅を見つめたこの映画は、
高度経済成長期の日本を問い返した。キネマ旬報ベストワン、監督賞、脚本賞、女優賞、
男優賞を受賞。その他、この年の映画賞を軒並み独占した。山田監督の実力が初めて世に
認められる契機となった作品である。「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」へと続く
山田監督第２期へのスタートと呼ぶ人もいる。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/06(土) 16:13:40

保守age

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/07(水) 17:18:12

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 18:39:23

なんで北海道へ行くんだっけ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 19:34:03

深夜に観たなー
懐かしい。
ＤＶＤ買うまではいかないけど、また観たいな。
大阪のシーンが印象的。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/17(日) 22:49:03

>>183
炭坑の元同僚が北海道の開拓地で酪農をやっているから。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/02/20(水) 20:13:59

>>183
アメリカ式酪農たい。
人に使われるのは、嫌じゃみたいな事言っていたよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/03/12(水) 13:02:38

赤ちゃんが死んで、おじいちゃんも死んで・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/03/14(金) 19:33:58

>>186
敢えてマヂレスするけど、高度経済成長だった当時でも手に職の無い炭坑夫が就ける
職なんて限られていた事の方が大きいから。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/03/18(火) 18:18:56

前年「男はつらいよ」をヒットさせ、シリーズ化をはじめた山田洋次監督が、シリーズ
第５作「男はつらいよ　望郷編」の前に撮影した作品が「家族」だ。
山田監督にとって初めてのオールロケ作品だった。ロケ撮影のあらゆる制約に対応する
ため、最新鋭の機材、最小限のスタッフを駆使した実験的挑戦でもあった。スタッフは
24名。通常の作品の半分以下だ、結髪、衣装、演技事務（俳優の面倒をみる人）はゼロ。
これらの仕事をスタッフの誰かが代行したにしても、俳優への負担が大きかったことは
推測できる。"その場の情景"を重視するドキュメントな技法を貫こうとするあまり、撮影
不可能な状況にしばし陥った。が、スタッフ、出演者一体の協力がその都度困難を乗り
越える原動力となった。
全ての会話は同時録音を基本とした。周囲の騒音、列車の振動音なども生かして、ドキュ
メンタリー的効果を上げた。長崎本線、山陽本線、新幹線、東北本線、室蘭本線の列車が、
同じレールの上を走っているのに、振動音がそれぞれ違うことを証明し、録音スタッフを
驚喜させもした。
四月上旬に長崎から撮影を開始し、六月中旬に北海道の中標津で撮影を終えたこの"意欲作"
は公開当時大きな話題を呼んだ。列島を縦断する慎ましい家族の旅を見つめたこの映画は、
高度経済成長期の日本を問い返した。キネマ旬報ベストワン、監督賞、脚本賞、女優賞、
男優賞を受賞。その他、この年の映画賞を軒並み独占した。山田監督の実力が初めて世に
認められる契機となった作品である。「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」へと続く
山田監督第２期へのスタートと呼ぶ人もいる。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/03/19(水) 16:39:41

この映画の倍賞千恵子はメイクがちょっときついね。のっぺりとした。
田舎の女が無理している感じを狙ったのかな。同時期のさくら役がとても
可愛いかっただけに少し残念だったな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/03/28(金) 22:43:30

保守っとくか

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/05/12(月) 23:21:46

保守

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/07/02(水) 17:05:15

>>190
そりゃ自分でメイクしてたんだから…

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/09/26(金) 20:11:19

久しぶりに「故郷」見たら、船大工の棟梁の台詞に思わず泣いてしまったよ・・・。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/10/14(火) 23:20:24

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/11/06(木) 10:57:18

おっと、この作品のスレがあったとは！
民子3部作、額に汗する倍賞千恵子の姿に女性の美しさを感じる。
泣けるシーンがたくさんあるが、俺は函館で旦那に買ってもらった赤いコート
を着た倍賞千恵子に胸打たれた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2008/12/29(月) 10:58:49

うまいのうage

**この子の名無しのお祝いに** · 2009/03/24(火) 23:46:40

やすらぎ伊王島の新しい厨房は地獄だ!! 出勤は朝5時、帰ってきたのは、今だし…

で保守。

**この子の名無しのお祝いに** · 2009/06/17(水) 07:59:39

保守

道徳 ◆0M5mKYppic · 2009/08/10(月) 16:41:38

こんなスレあったのか！

長崎県彼杵郡伊王島

彼杵郡って調べたらもうないんだね

長崎～鳥栖～小倉～福山(弟の家で一泊)～大阪(万博見学)～東京(早苗ちゃん死亡)～仙台～青森～(連絡船寅さん登場)
～函館～釧路～標津

(笠智衆死亡) 鹿が生まれるたみ子にも子が授かる。

こんな映画だったよな？