家族 【松竹】
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いい作品だし、泣けるし、鉄道ヲタも評価してくれるし。 裏ぶれた名画座で家族と故郷の二本立て見た日にゃ、あんた……(つД`) 昔、鉄道雑誌の旅鉄で家族が乗車したと思われる列車を
推理している記事を読んだ覚えがあるな。 昔、鉄道雑誌の旅鉄で家族が乗車したと思われる列車を
推理している記事を読んだ覚えがあるな。 ナイロビの日本大使館で見たな。
ケニア人は理解できたんだろうか・・・。 寅さん以外の山田洋次という可能性を感じさせるこの映画。
>>3
私は『砂の器』と二本立てで見たい。
コピーは「古きよき日本の四季よ、寂しからんや」でどうだ。 みなさま、寒くなってまいりましたね!
しかし、あの場所だけはつねにヒートアップ!!!
あの熱い戦いをもう一度!勇敢な戦士たちよ、集まれ!
「罵声でぶちのめせ」
http://kn.sakura.ne.jp/~en-dai/cgi/basei/basei.cgi
山田洋次さんはリアルな現実社会を描くのには向いてないのでは。
リアルな人間関係を描くのは得意だとおもうけど。 山田洋次の非「寅さん」系の映画では、最高の作品だね。
笠智衆の演技に泣かされた。 けちんぼ松竹でも、やれば出来るんだよなあ・・・
こういうロケ映画。 家族、遙かなる山の呼び声、幸福の黄色いハンカチを一気に見たよ
これって三部作? 佐藤勝の音楽がいいんだよなあ
特にタイトルに流れる音楽
あと笠智衆に「もう会えんかもしれん」と言われ、
絶句して涙目になる前田吟には見るたびに泣かされる 福山駅から列車に乗り込んだ時、車内の乗客が戸惑っている様に
見えた。 >13 ああそれ俺も印象に残ってる。小さかった頃のカローラかなんかの車だよな。
赤ん坊が上野で死んじゃうなんて当時は九州から北海道へ移動するって大変だったんだよな。 17さんへ。激しく同意。あの駅のシーンの笠智秋のセリフは、そんなの
来るとは思わなかったから衝撃だった。そのうえ、あの涙目だもの。なんか
あそこが、あの映画のクライマックスになっちゃってて、東京で子供が死ぬ
シーンもラストで笠さんが死ぬシーンも、あんまりジーンと来ないんだよな。 つづき。
正確に再現すると
前田、それまで、父の笠を、けっこう邪険に扱っている
賠償、笠、井川は電車の中、前田はホーム。電車の窓を覗き込んで、
前田「姐さん、(お金の入った封筒を出して)これで親父に酒でも飲ましてやってください。酒さえ
あればご機嫌なんですけぇ」
前田「そんじゃ、父ちゃん、元気でな」
笠 「(賠償の背後から)、ああ、お前も〜、元気でな〜。・・・もう会えんかもしれん」
賠償「何いうの?、おじちゃんはっ」
うつむいていた前田、ゆっくり顔をあげる
目に涙が滲んでいる
賠償、絶句
こんなシーンだったね。
特にこの映画のファンという訳ではないが、このシーンだけは強烈で印象に残ってる
寅さんDVDは二枚しか買ってないけど
家族が出たら絶対買う
でも故郷ってそんなに琴線に触れなかったんだよな
家族を見た後だとまだ幸せな方だよと思えてしまう 24さんへ。俺は故郷大好き。家族も好きだけど。故郷のね、井川比佐志が
「この腐れエンジンがっ」っていう所とか、尾道の造船所に行くとき、不安
だから、一緒に来て欲しいくせに、嫌々連れてくみたいな言い方する場面とか
が好きだったな。それを見てた笠さんの「○○(孫の名)〜、素直に育てよ〜」
みたいなセリフがわらえた。あと渥美清の「まず労働が違う。船長さんの方が、
ずっときつい。それに給料が違う。船長さんの方が、ずっと安い」ってセリフも
印象的だったなぁ。
上野駅のクレージーの面々が打ち合わせしてるシーンは
なんかすごいリアリティあるな
全員じゃなかったけど おおっ!さすが懐かし邦画板!!
まさか2ちゃんでこの作品を語れるとは思わなかった。
作品板時代、寅さんスレで話題を振っても何の反応もなくて・・・。
基本的に山田洋次の作品は偽善的で嫌いなんだけど(ファンの方、すいません)、
「家族」「故郷」の2作は本当に素晴らしい作品だと思う(「息子」も次点で)。
「家族」で印象に残っているのは、既出だけど福山で次男との別れの場面と、東京で
瀕死の赤ん坊を抱えて病院を探している時、宿屋の親父役の森川信が知らん顔して
コメディドラマに見入っている場面。
あと、スレ違いだけど「故郷」で嵐の中、主人公夫婦を待つ笠智衆演じる仙造老人と
渥美清演じる魚屋の松下さんが語る場面での、渥美清の一見淡々していて暗い影のあ
る語りは何度見ても泣かされる(もっとも、私が小林信彦の評伝を読んだせいもある
のだが)。
すいません、渥美清好きなんもので「故郷」の方に話の軸がずれてしまいました。
失礼しました。 >>31
>宿屋の親父役の森川信が知らん顔してコメディドラマに見入っている
あれって当時実際に放映されていたTV版の寅さんだそうです。
それにしても東京の人々=冷淡、という描き方には思わず苦笑。。。
(ラッシュの国電車内、旅館、病院、役所の対応etc.)
#しかし肉まんのお姉さんだけは親切だったが、何か意図があるんだろうか?
そして早苗ちゃんの遺骨を抱いて乗った東北本線の列車・・・その寂しすぎる車窓風景と音楽。
悲嘆にくれて、いよいよどうしようもなくなったところで寅さん登場!
見ている側はなんだか救われた気分になるんだよね。
あと、大阪駅で「いい仕事ありまっせ」と声をかけてきたのは自衛官の一本釣り。
山田洋二の実体験に基づくんだそうです。
故郷はとても台詞の少ない映画です。
それでも、映像で泣けるんです。
普通は台詞を聞いて泣くもんでしょ。
山田洋次には脱帽。 井川比佐志さんてあまり話題にならないけどいい役者だよね。
大阪万博のシーンは泣けます。 大阪万博で「花沢徳衛」のエロおやじを思い出しました 大阪地下街で道に迷う場面の手持ちカメラのロング・ショット映像は、
最高にサスペンスフル。
山田洋次のテクニシャンぶりがうかがえる。 何年か前に「家族」と「息子」のシナリオが一緒に
掲載されてる本が出てるね。 >>32
あくまでも私の勝手な妄想ですが、両作(家族・故郷)は「高度成長の中で取り残された人達」
を描いていると思います。
「家族」での東京の人達は「高度成長に乗っかった人達の象徴」で、風見一家に冷たく描かれて
いるのはそのせいだと思います(私も東京原住民で、よく東京を悪く歌うフォークソングにムカ
つく達なのですが、この映画だけは不思議と何とも思いませんでした)。
肉まんをくれるお姉さんは、多分地方から出てきた人という設定で、そういう思いやりのある心
を持った人もいるんだよ、というのを描きたかったのではないかと勝手に思っています。
>>34
個人的に「故郷」で泣かせる場面の一つに、渥美清演じる松下さんがアンパンと牛乳でお昼を
取った後、海を見ながら「浜千鳥」を朗々と歌う場面がありました。
家族のポスターだったら絶対入札したんだけどなあ
ttp://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f15988297
でもここの人のカキコ見てるともう一度故郷も見てみようかなと
夫婦の子供がウルトラマンエースの主題歌の、
それもサビの部分を繰り返し歌うのが印象に残ってるな 精一!
子供を亡くした井川に笠が叱るシーン。
不覚にも泣けた。
だって俺も誠一という名前だから、笠が本当の父親に見えた。 山田洋次作品のDVD化は遅れてるぞ!
シネスコで家族が見たい 「家族」はあのラストシーンさえなければ本当に素晴らしい映画なのに・・・。
>>43
「故郷」も忘れないでくれ。 >>44
家族のラストシーンのどこが気にくわなかったの?
そう言うネタでもうちょっとこのスレッドを盛り上げよう
じゃないの!
ゆうべ、「家族」の前田吟と笠智衆の別れのシーンで
またまた泣いてしまったYO! >>45
あくまでも俺の個人的な感想と妄想だからそのつもりで聞いてね。
気に入らないのは、取って付けた様なハッピーエンドのシーン。
あの一場面で、大変な苦労をして日本を縦断した一家の数々のドラマが、一気に
安っぽく無意味なものになってしまった。
個人的には笠智衆演じるおじいさんが大往生して、埋葬した場面で終わった方が
良かったと思う。
蛇足だけど「故郷」でも、最後の桟橋の別れの場面で、渥美清演ずる松下さんが
出しゃばり過ぎて白けてしまう。
あの人は他の土地から来た「余所者」というポジションだからこそ、自分の船を
守るために意固地になっている井川比佐志演ずる精一に対して、醒めた態度で接
する場面が活きるはずなのに、ああいう風に地域の人が集まる場を仕切る立場に
なるのはおかしいと思う。
読み返すと、何だか評論厨みたいだなぁ(苦笑)。
不快になった皆さん、スマソ。 >>46
あのラストシーンがないとつらい旅をした
家族が報われないじゃないですか
無意味ではないと思いますよ
おじいさんの埋葬で終わってしまったら
やっぱりあんな旅をした事は間違いだったと
いう終わり方になってしまうと思う
井川比佐志もつらすぎるし、
おじいさんも早苗ちゃんも浮かばれませんよ
寅さんだってどんなつらくても
いつもの音楽で明るく終わるじゃないですか
山田洋次らしいと終わらせ方という事で(笑)
故郷はもう何年も見てないから今度見返してみよう >>47
俺は逆にあんな安っぽいハッピーエンド見せつけられたら、死んでいったおじいさんや
娘が報われないと思うし、埋葬の場面まで「苦労の連続だったけど、がんばれ風見家」
と思っていたのが、「はぁ?じいさんや娘死んで半年も経っていないのに、もう次の子
種の話かよ?」と一気に白ける。
個人的には、開墾した畑に蒔いた作物の種から芽が出てきて「俺たちは頑張るぞ」とい
う内に秘めた様な感じで終わった方が綺麗なハッピーエンドになったと思うが・・・。 山田洋次の映画って寅さんと新作以外は
なかなかDVDにならないなあ
家族はもちろんなんだけど同胞も大好きな映画
おばあちゃんちが岩手だから見ててなんだか
なつかしいんだよね
芝居見てて三崎千恵子が思わず目頭を押さえるカット、
あれは泣ける… 同胞に出てた、自分のラブレターを自分で配達しちゃった
郵便配達の人って男はつらいよにも出演してたよね?
たしか平田満が出てたやつだっった 賠償が大阪万博会場で金借りてバックレたおやじに遭遇するシーンが印象的。
なさそうでありそうなんだよなあ。 今朝、フジテレビの番組で「モグ」とかいう
肌触りのいいクッションを売り出した社長の
再現映像が流れてたんだけど
ワゴンに商品載せて社長自ら全国行商をしたという再現映像が
流れた時に家族のメインテーマが流れた
それだけでこの社長に感情移入してしまった(笑)
選曲した人、わかってるね! 70年を肌で知ってる世代にはタイムマシンの
ような映画ですね。高度経済成長と庶民の生活
大阪万博がなつかしい。
自動車や電車、家の中の家具なんかも懐かしい。
ああいうのが普通だった時代だね。 家族のメインテーマって?
新幹線車内の場面から東京の場面に切り替わった時に流れる音楽? >>55
クレジットタイトルで流れる曲と
東京の場面に流れる曲だよね
男はつらいよ望郷篇と同じ年に
この映画も撮影してるってすごいよなあ >>58
望郷篇までの「男はつらいよ」はかなり過密スケジュールで撮られていたらしい。
(ソース:小林信彦「おかしな男・渥美清」)
そんな状況でこんな秀逸な映画を撮れたというのは、本当に凄いことだと思う。 万博のシーンは嫌だったな。(悪口じゃなくてね)
というか万博とあの家族の図式は残酷。 >>61
ああいう山田洋次らしくない、ヒリヒリとした物があるから俺はこの映画大好きだ。
「故郷」もそうだけど、高度経済成長に置いていかれた人々の悲哀を上手く描いている。
あと、山田作品にありがちな、リアリティの無い嘘臭い若者が出てこないのも良い。 「故郷」はウルトラマンエースの所為で比較的最近の話に思えてしまうんだよね。
造船所の賃金に隔世の感があるから変な違和感を感じてしまう。
セブンから帰マンまでのギャップって大きいな。 寅さんが終わって、こういう路線に回帰するかと思ったら
時代劇に逃避してしまったか・・・
今の時代に撮り難いテーマなのかもしれないけど。
ラストはハッピーエンドでよかったと思う。
たとえ松竹の予定調和と言われようとも。
でないと、見てて救われない。
>>38
岩波書店の同時代ライブラリーで出てますね。 83 名前:名無しでGO! メェル:sage 投稿日:2005/08/18(木) 01:51:45 ID:oi1alWF10
今日「家族」のDVD買ってきたんだけど、この映画って衣装・床山さんすら付かない
最小限のスタッフだけで、実際に2ヶ月掛けて長崎→中標津間をロケして撮ったらしい。
鉄的には列車の振動音が各線によって違うのが見所(つまり、実際に撮影時に録られた
音を使っている)。 DVD特典の監督インタビューはひどいよ
どうでもいい話ばかりでさー企画の意図やロケの苦労話(特に大坂)知りたかったのに
構成の鈴木が駄目なんだよなあ〜 >>83
なに?
一緒に買ってきた「故郷」を先に見たんだが、色々といい話していたよ。
そう言われると、「家族」の方は見るのがちょっと欝だ・・・。
あと、知らない女優がナビゲーターをしていたロケ地再訪みたいな企画は酷すぎだな。
あれだったらNHKの「名曲アルバム」みたいに淡々と紹介してくれた方が良かった。 「家族」を注文した。楽しみだ。
>女優がナビゲーターを なんでも余計な味付けをしたがる風潮はあるな
つまらん味付けをしたものでなければ受け付けないバカな視聴者が多いから
仕方ないといえばいえる。しかしくだらん。 DVD メール便でいまさっきついた。テレビ占領されてるのでこれからまずパソコンで見る。 こないだ見た「鬼婆」DVDはよかった
佐藤慶秘蔵の8ミリメイキングは、撮影楽しそう?と思ったし
佐藤・新藤・吉村の音声解説も聴き応えがあったよ
「家族」もせめて音声解説して欲しかった
たいしたことじゃないけど前からちょっと気になっているんだが
ラストの仔牛が生まれるところから
倍賞の向かって右、上のあれは犬歯だろうかね、光って金属の冠に見える
まあ たまたまなのかよくわからんが たいしたことじゃない スマン さくらを見慣れた目から見ると 民子の眉が太いというか濃いというかちょっと気になる
それに赤い口紅の似合わないこと まあ もちろん意図的にそういうメイクをしているわけだろうし
その効果は抜群
色ボケ爺の花沢徳衛からちょいとした色仕掛けで3万円借りるあるいはだまし取る
ここの倍賞の演技も新鮮でいいなあ 「家族」を見て感動して「故郷」「同胞」と行こうと思うのですが、
「故郷」「同胞」DVDは買いですか?どっちか1つで十分?ちなみにどっちも未見。 >>91
「故郷」は間違いなく買い。
「同胞」はちょっと微妙かな。
>>92
どうも有難うございました。
高いDVDなんで慎重になってしまいます。助かりました。 今「故郷」を見てたんだけど、回想シーンで民子が娘の名前を「早苗」って言ってた。
倍賞さん、それ「家族」じゃん・・・・・。
(「故郷」は"千秋"と"まゆみ") ほんとに まだ「故郷」は見てないんだけど見るときに注意してみる >>94
大和丸新造(?)のシーンだね。
千秋とまゆみって、子役の本名みたいだから
はじめは「家族」の早苗って設定で、途中で子役の本名使うことにしたのかな。
「故郷」ってそもそもその場その場で台本書いていたっていうし。 >>96
新造かどうか分からないけど、大漁旗を掲げて船上で石崎家が酒宴を開いている場面。
脚本の手法は今回DVDを買って初めて知ったけど、正直驚いた。
話を早苗の件に戻すと、あの場面が撮影スケジュールのどの辺りで撮ったかが分かれば、
その説が有効かどうか分かるね。 TUTAYAで「家族」「故郷」「息子」かりて見ました
さらに「下町の太陽」も借りてみたよ
「同胞」が置いてないので残念。
「鬼の爪」「たそがれ」も観ました 家族…伊王島ロケの時うちの車(軽のライトバン)にスタッフと役者さんを載せていたらしいが。 砂利運搬船が転覆したってニュースで「故郷」思い出してしまった。
映画に出てくる船は自分から転覆するような仕組みのもんだったけどねぇ‥ >>99
仔細を聞こうか。
>>100
やはり反応があったか。
俺も反射的に思い出した。 島を出るときの桟橋のシーンで共産党のポスター
がチラっと映るね。 >>104
戦後の炭鉱街では宗教と共産主義がせめぎ合いをしていたらしいよ。
九州のある地方に層化信者が多いのはその名残。
それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。 >105「それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。」
激しく同意同感
おれは見ていて、あ ドキュメンタリー と半分錯覚みたいな感覚に襲われて
いやいや 映画映画 いい映画 と覚醒
この浮遊感覚がたまらん 東北本線の車内で世間話してるおっさんたちは地元の人たちだよね。明らかに。
あと大阪の地下街で迷って座り込んだ時周りの人たちが興味深げに見てたけど
あれもガチだよね。 タイトル前画面にもあるけど、行く先々で地元の人が出てるらしいね。
DVD特典監督インタビューにあったが、あの東北本線車中の人たちは、
農協関係の人で、多少は打ち合わせもしたらしい(正確な表現は忘れた)
・・どうかなあと思ったが、映画のなかで十分使える(失礼な表現だが)と思った・・
みたいなことを山田監督が言ってた。 DVDのインタビューで、ドキュメンタリータッチという言葉を山田監督も使ってるね。
・・それで、主人公たちが出会う人々も、実際にその土地で暮らし、仕事をしている人たちに出てもらいたかった。
俳優として素人の人たちがどれくらい芝居ができるのか不安もあったが、
実際に自分が毎日やっている、やってきた仕事、生き方に関しては
リラックスすればうまい芝居をしてくれることがわかった。・・
てなことを山田監督が言ってる。
区役所?で、井川比佐志が火葬について無理を言うところ、
「 ・・あなたもわからないかたですねえ・・ 」
あの職員も現場の素人らしいね。
鎌倉の市役所でカメラをまわしてテストしてみて自信をもったと言ってる。
(あのシーンをどこで撮ったかはよくわからん) しかし、この頃の山田洋次は才能が惜しげもなく発揮されているよな。
男はつらいよでも「望郷編」なんて初期の集大成とも言える傑作を撮っているし。
それが「幸福の黄色いハンカチ」になってくると、後々まで山田作品の欠点でもある
リアリティの無い嘘臭い若者が出てきたりねぇ・・・・。 もう一度「家族」「故郷」みたいなの撮って欲しいな。
暗かろうが重かろうが構わないから。 ヒリヒリね うん それでもいい まだまだ期待してるんだよ 新幹線での移動シーンの車窓ですが、浜名湖シーンと富士山シーンの間の
小さな町と駅はどこですか。掛川だと思うんだが・・。 ぐぐってみたら掛川駅開業は1988年で比較的新しい。
浜松かなぁ。 おれ通りすがりの者だけど
おれも好きで繰り返し見てる映画だとさ
そういうディテールってのも大げさな、ホントにどうでもいいツマランところが
ものすごく気になることがよくある。まわりから変人あつかいされるのよ
(115が変人だと言ってるわけじゃないから 誤解のないように) そこのところ、DVDでなんども見てみたが、おもろかったな。
46分のところで、早苗がむずかって泣く。民子があやす。
それからすぐ比較的大きな水面が見える。ここが浜名湖だよね?
で、カットがかわって(46分31秒)、町、4階建てのマンションとか駅が映る。
同時にここから、民子の「子守歌」が始まる。
ここが浜名湖と連続しているんだとしたら、掛川まではいってない。
浜松のどこかだと思うが、おれにはわからない。
ただ、浜名湖から連続しているとすると、以下の民子の子守歌が長すぎるんだな。 それから(連続して)山っぽいところが映って、工場が見えてくる。
東芝とか、チラっと見える。(47分06秒)
それから、右手に富士山。
まだ、民子は子守歌をうたってる。
47分19秒でカットがかわるまで、民子の子守歌は連続している。切れない。
この富士山が見えだすあたりは、清水は過ぎてるんだよな? 富士、吉原あたりかな。
いずれにしても、問題は、民子の子守歌が始まるカットの町、駅は
民子の子守歌が連続していることからすると、富士山が見えるあたりとかなり近いことになる。
すると、掛川ではないことになる。
ただ、フィルムを編集しているわけだから、子守歌の連続性と
窓外の景色が別であっても、ここでは問題ない。
映画の流れとして自然ならいいわけだろう。
掛川でもいいんじゃないか。
やがて民子はぐっすり眠る。
笠(役名わすれた)が民子を起こして、「富士山の見ゆる」
ここも、富士山が見えだしてから、民子が眠って起こされるまで、連続が悪いが、
映画の流れとしては、まったく問題ない。
それから、すぐ東京に入って、あのテーマが流れて・・
ながながスマン
>>120
夕闇迫る東京の街並みによくあった音楽でしたね。
で、その後帰宅ラッシュの山手線があって、
上野駅広小路口広場でハナさんのばぁがあって…。 でも帰宅時ってそれほどのラッシュにはならんと思うんだが(山手線は特に) >>125
1970年、高度経済成長期だったというのがあるかも
にしてもあの混み様は凄まじいね
家族にとっては大阪に続くカルチャーショックだっただろう >>126
青函は波が荒い時は乗り物に弱い人はリリースしちゃうかもね
宇高は穏やかだった記憶があるなあ
いずれにしても太平洋・日本海のフェリー航路に較べればそんなに
揺れなかったな。 今日、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
を見ました。とても良かった。泣いてしまいました。
そして「家族」を想い出しました。
「ほら これが万博よ」
「大阪で博覧会やっとるそうじゃの」
「おじいちゃん万博でしょ」
「家族」久し振りに借りて観てみようと思います。 飛行機がまだ高かったんだねえ。福山の前田吟の給料が2.5万円だって。汽車代が一万何がしだったから
今で言うと、10万円いじょうかな? そうねえ・・ おいら通りすがりだが、
まず最初に、連絡船が島を離れて、大型船が映って、
佐藤勝の音楽がかぶりますね。まずあそこで泣けますね。 新幹線が夕闇の中、終点東京駅に近づいて佐藤勝の音楽に「東京」のテロップ
が入るシーン、なんだかゾクゾクする。
大学で宮崎晃の講義の中で
万博のシーンの苦労話を聞きながら鑑賞した
色々ショックな作品だった
>>135
・精一一家が乗る船を遠くで見送る島の神父さん。
・福山駅での源造と力のやりとり。
・東京で早苗が死に至る迄の出来事。
・北海道に着いて酒宴の翌日に源造が大往生。
さっき気が向いたんでDVDの字幕を出してみたんだが、一寸酷い出来だな。
言葉の一言一言が大事な作品なんだから、戸田翻訳の洋画みたいな雑な字幕は
作らないで欲しいな。 幾ら飛行機が高くて、直行便がなかったとは言え、あの家族にはそっちを選択して欲しかった。
旅の無理がたたって肉親を2人も亡くしたら、金銭に換えられない損失だろうに。
最後に
「美しい初夏の風景」
「初めて自分たちの子牛が生まれた」
「奥さんの胎内にも新しい命が」
で無理矢理ハッピーエンドししようとしても無理があるよ。
>>144
ほんと、何であんな無理なハッピーエンドを付けたのか未だに理解出来ない。 じいちゃん、すごー疲れたとて・・・。
っ!
じいちゃん? じいちゃーん!
民子。おいはアホやったね。なんでこんげんば思いばして北海道に来んばならんかったとね。
泣かんね父ちゃん。泣かんね…
父ちゃんが泣けばうちはどうしたら良いか分からん。 >>148
通りがかりの人を泣かせるんじゃないよ(号泣)。 >>135
笠智衆が車窓から、前田吟に「もう あえんかもしれん」と言う所から、
前田吟が、1人で車を運転しながらメガネをずらして泣くところまで。 久々に上がっていたのでカキコ。
この一家はクリスチャンという設定だったが、前にTV見ていたら長崎の五島列島を
取り上げていて、あの辺りに住む住民の半数以上はクリスチャンで洗礼名を持って
いるというのを見て、「あっ、「家族」ってそういう所もキチンと考えていたのか」
と感心した覚えがある。 トロッコに乗り手を振り、トンネルに消えていくおっちゃんも良い。 >>158
伊王島のシーン、慌ただしく旅立つ家族を見送る牧師さんの
後ろ姿から、遠景に切り替わって「家族」の文字が重なり
テーマ曲が流れるあたりが好きです。 引っ越す時、水道代未払いだったけど、山田監督は、倍賞をどのような
人物に描きたかったんだろう。
万博であったエロ親父からの借金も踏み倒す想定だったのか???
家族を御覧になった皆様、どう解釈していますか?
電車の中でほおばる、おむすびがうまそうでした。
コンビニが無い時代は、おむすびって、和菓子屋さんで赤飯のおむすび売ってるくらいだった。
>>160
良い意味でも悪い意味でも「女のしたたかさ」だろ。
序盤、精一が「女はあつかましかね」とふてくされる場面があったでしょ。
あれだよ。 >>162
なるほど、確かに精一さん言ってたね。さすが若き日の山田洋次、庶民の姿
を読みきってるんですね。
”21世紀の女子もあつかましかね。” 合間合間の回想シーンがぐっとくる
特に若き日の笠智衆と精一と前田吟の子供時代と
精一と民子の馴れ初めの笠智衆の仕草
厳しいであろう生活の中にあるかけがえのない幸せって感じで
>165
そう思うよ。かけがえの無い幸せ感がたまらないのよ。
「あんたぁ奥さんですか。」もいいんだけど。 >>170
「家族」は山田洋次の最高傑作と同時に、邦画ロードムービーで他の追従を許さない。 やすらぎ伊王島ってところがそのまま、「伊王島からの手紙」ってふざけた広告をだしてるが… >>171
「少年」観たら「家族」なんてウンコだよ。 >>175
「家族」に比べたら「少年」なんてケツ毛に絡んだウンコですよ。 保守ついでに山田洋次スレから転載。
328 名前:この子の名無しのお祝いに 投稿日:2007/06/13(水) 21:47:27 ID:Ewhlc7Uc
これTSUTAYAのブログでハケーン。
ttp://blog.tsutaya.co.jp/dj_a_shi/1897
内容はまあ普通だが、これを載せているTSUTAYAの懐の深さにびっくり。
自社の扱う商品をここまで批判させるかな。
ちょっとTSUTAYA見直した。 前年「男はつらいよ」をヒットさせ、シリーズ化をはじめた山田洋次監督が、シリーズ
第5作「男はつらいよ 望郷編」の前に撮影した作品が「家族」だ。
山田監督にとって初めてのオールロケ作品だった。ロケ撮影のあらゆる制約に対応する
ため、最新鋭の機材、最小限のスタッフを駆使した実験的挑戦でもあった。スタッフは
24名。通常の作品の半分以下だ、結髪、衣装、演技事務(俳優の面倒をみる人)はゼロ。
これらの仕事をスタッフの誰かが代行したにしても、俳優への負担が大きかったことは
推測できる。"その場の情景"を重視するドキュメントな技法を貫こうとするあまり、撮影
不可能な状況にしばし陥った。が、スタッフ、出演者一体の協力がその都度困難を乗り
越える原動力となった。
全ての会話は同時録音を基本とした。周囲の騒音、列車の振動音なども生かして、ドキュ
メンタリー的効果を上げた。長崎本線、山陽本線、新幹線、東北本線、室蘭本線の列車が、
同じレールの上を走っているのに、振動音がそれぞれ違うことを証明し、録音スタッフを
驚喜させもした。
四月上旬に長崎から撮影を開始し、六月中旬に北海道の中標津で撮影を終えたこの"意欲作"
は公開当時大きな話題を呼んだ。列島を縦断する慎ましい家族の旅を見つめたこの映画は、
高度経済成長期の日本を問い返した。キネマ旬報ベストワン、監督賞、脚本賞、女優賞、
男優賞を受賞。その他、この年の映画賞を軒並み独占した。山田監督の実力が初めて世に
認められる契機となった作品である。「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」へと続く
山田監督第2期へのスタートと呼ぶ人もいる。 深夜に観たなー
懐かしい。
DVD買うまではいかないけど、また観たいな。
大阪のシーンが印象的。
>>183
炭坑の元同僚が北海道の開拓地で酪農をやっているから。 >>183
アメリカ式酪農たい。
人に使われるのは、嫌じゃみたいな事言っていたよ。 >>186
敢えてマヂレスするけど、高度経済成長だった当時でも手に職の無い炭坑夫が就ける
職なんて限られていた事の方が大きいから。
前年「男はつらいよ」をヒットさせ、シリーズ化をはじめた山田洋次監督が、シリーズ
第5作「男はつらいよ 望郷編」の前に撮影した作品が「家族」だ。
山田監督にとって初めてのオールロケ作品だった。ロケ撮影のあらゆる制約に対応する
ため、最新鋭の機材、最小限のスタッフを駆使した実験的挑戦でもあった。スタッフは
24名。通常の作品の半分以下だ、結髪、衣装、演技事務(俳優の面倒をみる人)はゼロ。
これらの仕事をスタッフの誰かが代行したにしても、俳優への負担が大きかったことは
推測できる。"その場の情景"を重視するドキュメントな技法を貫こうとするあまり、撮影
不可能な状況にしばし陥った。が、スタッフ、出演者一体の協力がその都度困難を乗り
越える原動力となった。
全ての会話は同時録音を基本とした。周囲の騒音、列車の振動音なども生かして、ドキュ
メンタリー的効果を上げた。長崎本線、山陽本線、新幹線、東北本線、室蘭本線の列車が、
同じレールの上を走っているのに、振動音がそれぞれ違うことを証明し、録音スタッフを
驚喜させもした。
四月上旬に長崎から撮影を開始し、六月中旬に北海道の中標津で撮影を終えたこの"意欲作"
は公開当時大きな話題を呼んだ。列島を縦断する慎ましい家族の旅を見つめたこの映画は、
高度経済成長期の日本を問い返した。キネマ旬報ベストワン、監督賞、脚本賞、女優賞、
男優賞を受賞。その他、この年の映画賞を軒並み独占した。山田監督の実力が初めて世に
認められる契機となった作品である。「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」へと続く
山田監督第2期へのスタートと呼ぶ人もいる。 この映画の倍賞千恵子はメイクがちょっときついね。のっぺりとした。
田舎の女が無理している感じを狙ったのかな。同時期のさくら役がとても
可愛いかっただけに少し残念だったな。 久しぶりに「故郷」見たら、船大工の棟梁の台詞に思わず泣いてしまったよ・・・。 おっと、この作品のスレがあったとは!
民子3部作、額に汗する倍賞千恵子の姿に女性の美しさを感じる。
泣けるシーンがたくさんあるが、俺は函館で旦那に買ってもらった赤いコート
を着た倍賞千恵子に胸打たれた。
やすらぎ伊王島の新しい厨房は地獄だ!! 出勤は朝5時、帰ってきたのは、今だし…
で保守。 こんなスレあったのか!
長崎県彼杵郡伊王島
彼杵郡って調べたらもうないんだね
長崎〜鳥栖〜小倉〜福山(弟の家で一泊)〜大阪(万博見学)〜東京(早苗ちゃん死亡)〜仙台〜青森〜(連絡船 寅さん登場)
〜函館〜釧路〜標津
(笠智衆死亡) 鹿が生まれる たみ子にも子が授かる。
こんな映画だったよな? >>196
これも三部作なのか、、、
日本の首領見終わってから、これもみなくちゃな 倍賞千恵子は本当にいいね
この人に代わる人が本当に出てきていないのが惜しい
今、喜劇一発大必勝見てる
>>202
蓮佛美沙子なんかはどう?
大林宣彦が「20年に一人の逸材です」とか言ってたらしいけど。 いい映画だ・・・
山田洋次ではダウンタウンヒーローズもいい・・・ 福山駅で家族を見送った後、
一人運転する軽自動車の中で、涙を拭う前田吟・・・・・・・・
泣けるぜ 北海道に着いた笠が土地を耕した時に転んで舌を出すんだけどそれが好き >>208
その前の福山駅での別れのシーン、万札の入った封筒を渡す前田吟、その前田に
笠智衆が「もう逢えんかもしれん」と一言。
それが現実となるのも… このスレ読み返すと、俺のレスらしきものがちらほらあるんだが
歳のせいか確信がもてん 泣きまくりそうで借りられないんだけど、
明日TUTAYAで借りようかな…。 初めて観た
懐かしい四十年代に萌えた
賠償智恵子のキャラも良い
名作じゃね 三部作って言うけど、家族以外の2作は知名度だいぶ落ちるかな
同胞っていまだに観たことがない、、はらからという読み方がなんか不気味で 函館の駅前の汚さに感激
1970年ってまだ地方都市はあんな感じの場所が沢山あったような
残雪の函館山いいね〜 同胞は何故かこうこうの映画鑑賞会で見せられた。
最初はいかにも文部省推薦っぽくて適当に見てたがだんだん引き込まれたな。 福山に着く前の家族の語らいがこの家族の幸せの絶頂なんだな
おにぎり食べながら、お産の時に乗ったオンボロトラックの語らいの場面が
じいちゃんが死んだ時に思い出して泣けた 弘の家に行くまでのくだりも面白い
小さな軽四に大人4人と子供2人乗って
子供がオシッコを訴えると夫が民子に駅でジュース飲ませたことを叱責し
民子は飲ませたのはじいちゃんやろが と叱責し
じいちゃんは あれは 牛乳
で終わるシーン 寅さんの賠償智恵子と違うキャラで面白い
チンケとのやり取りもなかなかの名場面 大して過酷な移動でもないのに二人も死人が出るとか呪われてんな あの旦那にしては指定席は取っていたみたいだからまだマシだよな
昔は満席状態の自由席に赤ちゃん抱っこして幼児も連れて長距離
移動する親子沢山いたよな?しかも煙草の煙は充満してたし たぶんレストランでビールでも飲みながら待ってたんだろう この映画の千恵子って すれっからしの女を演じているんだ 昭和50年代までは当たり前だった
子供の乗り物酔いも酷かったわけだよな この映画面白いと思うけどテレビ放映したことないよね? なぜなら楽しいはずの祝日を暗い気持ちで過ごしたのを覚えているから iTunes storeにあるのを見つけて十数年ぶりに見た
泣いた あの時代の鉄道や街の雰囲気などを上手く留めた映画として貴重なフィルムですね 新幹線で都内に入って行く車窓がいい感じだ
浜松町あたりって今でもあまり変わってないよな 当時34、5歳の春川ますみさんのミニスカがエロすぐる…
平井理央と本田朋子にも勝ってるwwwww
カソリックのオナ禁ネタっていらねーだろ
結局下ネタ挟まなきゃ不安なんだな山田って ついにきたか
テレビだとハードルが下がって面白さ倍増なんだよな 昔の日本の風景目当てに見ていたが
北海道に着いてからしばらくの間は「あれ?山田洋次にしては良いんじゃない?」
と思った。
「話に聞いてた土地はこんな僻地だったのか!先が思いやられる」という驚きや失望を表しているのだろうが、意味を逸脱した開放感がいくらか感じられた。 今日21:00からBSで放映あったのに
書き込みゼロかよ
名作なのに とても面白かった
倍賞千恵子かわいい。でも、頭のリボンとか、なんか素っ頓狂な色で、そこがまたいい。
旅の途中で笠智衆がしゃがんでるシーンが多かったけど、くたびれた感じが出ててよかったな。
それに最後のほうで炭鉱節を気持ちよさそうに歌ってるシーンもよかった。 ほんの数分の出番だけど、森川信がいい味だしているよねえ。 ラストで倍賞千恵子が生まれてくる子牛のまねしてたのが笑えた。
両手つっぱらかして、舌出して。 笠智衆は一貫して、入れ歯を外して出演していたのだろうな。
それがくたびれた感じにも繋がっていたのだろう。
若い頃の倍賞は、まだ目尻がピッと上がっていて、斜め横顔が黒木メイサに似ていた。
すれっからしの女? 一番すれっからしの女たる役所だったのは、駅 Staition じゃないかな。 この映画は、名作だ。家族が抱える普遍的な問題が描かれている所などは、東京物語にも重なる。
しかし余り取り上げられない。それは内容がかなりシリアスだからだろうな。
若い頃の山田監督は、ストイックだったw 2人も殺すことはなかろうに。
しかし今でもストイックな面をのぞかせることもある。
「おとうと」のラストは、実は寅さんなんだと発言した時に、そう思ったよw 連投失礼。 この間初めてこの映画を観たけど、黒澤監督の「生きる」と東京物語を足して割ったような映画だな。 伊王島も去年、橋で繋がっちゃったからな。
船着き場に行く途中の風景はかろうじて、当時の面影あったかも。 この前のBSで初めて観て、全く泣かなかったし、大して面白くもなかったけど
この映画を観た3日後くらいに「故郷」という作品も観たくなってレンタルして
観た。個人的には「故郷」の方が心に残ったな。
「同胞」も観たいんだがどこもレンタルしてないw 昔の都会や北海道などに夢見て、田舎を捨てた人も、この映画のようなものだった んじゃないのかな? あまり細かく計画立ててないような 函館の駅前の汚さに萌えた
1970年頃って舗装道路でなかったんだ >>274
リアルってホンモノなんだから当たり前じゃん
作り物、セットがリアルってなら話も分かるが 上野駅のクレイジーキャッツがカッコイイ(植木はいないけど) 上野の安旅館のオヤジが当時の東京の自営業を営んでいる奴らの
人間性をよく表してくれていた 9/21
13:00〜14:50
NHK-BSプレミアム
またやるぞ 人間はみな平等だっていうけど、そうじゃない。
人の分まで楽しむ人間がいて、人の分まで苦しむ人間がいる。
その中でも僕達は最低のところで生きている。 俺たちも永遠じゃない
やがては誰もが死んじまう
ただ花と違うのは考えることだ
もっと沢山の栄養を吸収したい
もっと太陽の光を浴びたい
できれば一人で独占したい
嵐が来て他人が流されても、同情はするが助けることはない
俺たちは同情が好きだ
俺たちは他人の不幸が好きだ
俺たちはいつもいつも自分を他人と比べている
いつもいつも小さな不満がある
孤独で、自分の無力を嘆いている!
…もうそんな生き方は辞めよう
初めからやり直すんだ
ただ自分の足元と空を見つめるだけでいい
ただそこに咲いている花みたいに… 名古屋市の住宅で67歳の女性が死亡しているのが見つかりました。警察は女 性に暴行を加えた疑いで39歳の長男を逮捕しました。
逮捕されたのは名古屋市名東区の大学院生・木本隆義容疑者(39)です。
愛知県警によりますと、木本容疑者は23日午前8時ごろ、母親の美代子さん (67)が自宅で首にひもを巻かれて死亡していると110番通報してきまし た。
警察が調べたところ、美代子さんは首を吊った状態で死亡していて、両腕に 複数のあざがあり、調べに対して木本容疑者が美代子さんへの暴行をおおむね認 めたため、23日夜、傷害の疑いで逮捕しました。
木本容疑者は美代子さんと2人で暮らしていて、警察は24日、遺体を解剖し て詳しい死因を調べるとともに、傷害の動機や経緯について木本容疑者を追及す る方針です。(24日00:53) 高度成長期にしては、記録としての風景に暗い雰囲気があるね
そういう場面だけを映したわけではないだろうに
時代の流れの中でゆとりを無くし、死を象徴とした家族の断絶に幸せな時代を感じない
生真面目な山田の演出が作品を凡庸にしたが、しかしそれで良かったのではとも思わせる 長崎から北海道の旅で二人も死んでしまうとは恐ろしや 当時の東京の世相や風景を上手く描写している
旅館のオヤジみたな奴は東京のデフォルトだったし
役所の窓口のオヤジが小生意気なことを言うのも東京デフォルト >>302
役所の窓口のオヤジは正しい事言ってるだろう。どう考えてもわがままにしか聞こえないよ。
しかし最後の牛の仔が産まれるくだりは要らなかったな。民子が旦那を励ますシーンで終われば完璧だったのに。あと万博会場で伊王島の助平ジジィと鉢合わせた場面とかさ。
でも傑作ですよ。 >しかし最後の牛の仔が産まれるくだりは要らなかったな。
民子が新しい生命の誕生を喜べるようになった、回復したと、
それを示すための演出。あっていい。 「ここは人類の進歩と・・・ちょ・・・調和のばんかく・・・万博会場やろがっ!あんたそれでも日本人ね⁉︎」
この倍賞千恵子の台詞回しに痺れた。「調和」と「万博」って単語を興奮してとっさにいいだした感が出てるね。
あと大阪でへばってた爺ちゃんがビール飲んで生き返る顔が何ともいえん。新幹線の中で「富士山の見ゆる」って寝てる民子起こしてまで言ってみたけどスルーされたのが切ない。 山田映画では倍賞は優等生っぽいキャラが多いけど、
家族の民子はちょっとしたたかで図太くて子供っぽい感じの異質なキャラ。
その異質さが妙にそそるw 結構好きだなこのキャラ。 倍賞千恵子って、もともと悪女役とかうまい人だから。
『霧の旗』は有名だけど、中村登監督の『斑女』では岡田茉莉子の恋人(佐々木功)を堕落させる女を演じている。 2015年1月11日BSフジで放送。2年4ヶ月ぶりBSプレミアム以来の放送。
風見民子の妊娠がわかって助手席に乗ってドアを閉めた時、亮太の頭を直撃してた。
倍賞さんの笑顔と金歯?がキラッと光る。若々しい倍賞さんはいいよ。 これは何回も放映されるのに「同胞」が全然TVに乗らないのは何故? 10年くらい前に当時BS2で倍賞千恵子特集があった。5本放送されたと思う。
「下町の太陽」「幸福の黄色いハンカチ」「遙かなる山の呼び声」あとの2本は忘れた。
「故郷」と「同胞」だったかも?それ以来、放送された記憶がない。
是非放送してほしい。 2015年1月11日BSフジが放送変更されていた、残念!放送なくなった。
10年くらい前に当時BS2で特集があったと思って調べてみたら
「同胞」はやってなかった。「故郷」と「家族」は10年くらい前にもやってた。 家族はつらいよが上映される頃には番宣で家族を放送しそう 酪農には美津子のガタイの方が向いてる
昼も夜もよく働いてくれるはず >314
上の奴は「映画 同胞」じゃなくて、「同胞のロケ地も訪れたドキュメンタリー」だろ 同胞は、一人でこっそり見るにはいい映画なんだけど
アカの自世代肯定青春万歳を大っぴらに公開するって恥ずかしいわ 昔から思うんだけど同胞をはらからって読むのがなんかキモチわるい 私は早苗という名前だから、民子が「早苗ちゃん!」と叫ぶ度に胸が痛くなる。
男はつらいよの長崎の島出身の宮本信子の赤ん坊も早苗だったなあ。
函館駅前の朝市の真向かいに「平松屋」という看板を掲げた商店が映っていた。
看板には所番地も書かれていたんで、Googleで見てみたら、外観は変わっているけど、
平松屋は健在だった。靴屋だったんだね。函館に住んでいたことがあるので、
あの駅前の風景は驚きです。
ラストの民子の金歯にも驚いたけど、春川ますみさんは手に包帯だかガーゼハンカチだかを
巻いていて、血がにじんでいるように見えるんだけど、あれは何なんだ。
とりとめのないことをダラダラ書いちゃってスミマセン。 老人と病人は似たようなものだからな。心身の負荷に対する耐久性が乏しいという点では。 大阪がきれいなのが意外だった。
地下道を、ようやく抜けたと思ったけど
あんまり進んでいなかったみたいなとこはおもしろかった。
大都市にやってきたとき良くある話っだけど。 北海道で1から農業なんて、よほどの覚悟がないとあり得ないな。今の時代に、そんなことやる人いるのかな? ブラジルだって会場に繋がる駅や空港くらいは綺麗にするだろ >>334
北海道に限らず、全国的に耕作者が減って農地が荒れてきている。
近年富良野で大阪から新規で就農した人がいるよ。
俺の近所では岐阜から30代で新規で就農した。もう5年になるけど会社勤めより気楽だよ。 映画無関係に雑談したいだけなんだろうから放っておいてやれよ 監督も若いのによくこんなストイックな映画を撮ったもんだなと。
最後のシーンもコメディならありだけど。
「故郷」とかも。 ガキは大島の映画「少年」の次男坊だよな
少年の時のスタッフの息子だったらしい 地味だけど移動が多いからある程度
こういうのに慣れてた方がいいだろうけど、
昔からこうコネって多かったのかも。
「お引越し」も結局何百人とオーディションしたけど、ぱたっと
知り合いの飲食店の娘に決まったとか読んだし。 最初に田畑を見たときのインパクトは凄かったと思うよ
あんな顔してんの未だに見かけないもんな この映画で倍賞千恵子は、独身時代には海員閣で働いていたんだね 初めて観たけど早苗と笠が死んだのは嘘臭いさすが山田演出あと最初あんなバタバタして出発するかな、とにかく2人死んだのはやり過ぎ >>350
たぶん伊王島町役場に勤める職員役で、同じ島民ということじゃないんかなぁ? 前田吟が月賦でようやく手に入れた新車を傷つけらかとあたふたするシーンに共感した。
そうだったんだよあの時代は。リアルタイムで思い出した。 声優の池田秀一が風見隆の役で出演しているらしいんですが、どんな役でしたっけ?
思い出せません >>357
字幕にはありませんね。声優の池田秀一が風見隆の役で出演しているとしたら
1970年で21歳のはずですが。別人のような気がします。
該当する役があれば、風見力(前田吟)の子供役でしょうか?
子供が4人映っていますので、そのひとりであればまだ子供ですね。 >>358
観返しましたが、池田秀一さんらしき二十歳前後の俳優は出てきません
脚本の段階では風見隆という役があったけど撮影されなかった、のかも 誤報じゃないの?wikiって時々まちがえているからな。
たとえば「幸福の黄色いハンカチ」の医者もまちがえてる。里木佐甫良さんは欽也の工場の社長。 wikiまちがえてるって言えば、梅野泰靖さんの役もそうかな。
梅野さんが風見一家に長崎駅前で
「亮太君にあったらよろしくな。俺は相変わらず役所勤めしとって」なんて言ってるから
役所の人でしょ、先生ではないし。
花沢徳衛さんの(チンケ)はニックネームだし、民子がチンケに「しんぺいさん」って言ってる。 シャアのひとはかなりの小男らしいから
その線で探せば見つかるかも これ、見方によっては九州男は自己チューって皮肉込めた作品かなと思うからなぁ なぜクリスチャンである必要があったんだろう。
長崎の、何らかの団体とのタイアップだったんじゃないかと勘繰ってしまう。
「幸福の黄色いハンカチ」に登場する、「銀座カンカン娘」を歌う女は、
明らかに共産党系宣撫隊とのタイアップだよね。 倍賞千恵子は、旦那の無謀な夢に、何だかんだといいながらも、ついていく、あまり文句も言わない、男にとってはとてもいい女に描かれてるな。 東京編の冒頭に出てきた浜松町の世界貿易センタービル、解体されるのね いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
少しでも多くの方の役に立ちたいです
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
BVF30 久々BSプレミアムでやってたから観たきど、肉まんくれた姉ちゃんの太ももエロっw >>375
元ストリッパーだもんな。
でも、どうしてもジョナサン一家の母ちゃん。 笠智衆の産まれた土地に近い者だが、出演者の九州弁あまり違和感ないわ。昔の役者さんは上手いなあ。 dtvでまとめて見ましたがこのコミカルなあるある感と残酷な現実感を引き継いでるのは意外にも是枝監督だと思う。 とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
5ZW 上野公園の売店であんまんくれた娘の名前わかる方いますか? 寅さんのレギュラーの人たちは寅さんでの役に見えてしまうw 子どもが亡くなった数日後に宴会
「月がぁ〜でたでぇ〜たぁ〜・・・」
ばちが当たって死亡?
オカルト映画 >>382
大好きな酒飲んで故郷の歌歌って気持ちよく酔って床につきそのまま大往生
最高の逝き方だと思います 数日前に孫が死んでるのに宴会するか?って話
カトリックはOKなのか? 数日後どころか通夜で飲めや歌えやなんてよくあること、今は知らん いまでも高齢者の通夜ならめずらしくないだろうが、幼い子となるとなあ ┌─────────────────────────────┐
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└─────────────────────────────┘ 「家族」「幸福の黄色いハンカチ」
日本映画史に名を刻むロードムービーの傑作
奇しくも二本とも山田作品
この人の思想信条には共鳴出来ないが
作品は素晴らしい !: ∨: : : : : : : : :!: ;ハ:、 : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヽ. /: /
y': : : : : : : : :|: i j:i\: : : : : \: :_: : : : : : :|: : : : : Y: :/:i
/: : : : : : : : :: :ハ::i !| \;. '´: ̄:ヽ、: ̄ : : : i : : : : : ∨: :i
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i| !: : |: : : :::i:::::ヽ:|ヽ ,.;=≠ /:./: : : : j/ ageます・・・
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ヽ: :ヽ、 : ヽヽ、::::::iヽ ' '´´/' : : : : : ;' _,.-‐―、
ヽ:\`ヽ:ヽjヽ.:/! : ヽ. ー_'´ /' : : : : : / /ヽ. _∠ー'´ヽ
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