NTT西日本 加齢臭がする支店で全員有休全消化――思っていたより「まったり」な職場
http://www.mynewsjapan.com/reports/2020

NTT西日本の採用は、いわゆるリクルーター制を今でも堅持している。
採用活動をする先輩社員のことを、文系ではリクルーター、理系ではコミュニケーターと称し、
ボランティアとしての参加を強制。学生を評価して人事部に情報をあげ、
正式な面接に有望な人材を選別したうえで送り込み、内定後までフォローするのがミッションだ。
ここ数年リクルーターを務めている若手社員が言う。
「学生は選考だと思っていませんが、もちろん選考です。
第一志望なの?と聞くと、バカ正直に『第五志望くらい』などと平気な顔で言う人もいて、
しかも第一志望だと言う人は全然いない。(不利になるのに)ずいぶんと無防備だな、と思っています」
【Digest】
◇リクルーターとしての仕事は「サビ残」扱い
◇在籍する大学によって甘くなる評価
◇公務員試験の日に「内定者の集い」ぶつけ試す
◇“平均年齢41.8歳”子会社抜きのマジック
◇給料は安いが転勤しなくてよい子会社プロパー
◇本社と支店の行き来が激しい
◇サービスが特殊でポータブルスキルが身につかない
◇「自分の子どもには入社を勧めない」理由
◇仮面社員が資格試験に受かって辞めていく
◇ボーナスの年功要素が弱まった
◇9年目で「エキ3」が最速
◇3割カット拒否の「満了型」は左遷先マーケ部で単純労働
◇「家族持ちはキツそう」な給料
◇2年目社員が独身寮で硫化水素自殺
◇選挙のビラ配り、投票依頼の電話――強制的な労組活動
◇セクハラ・パワハラ――役に立たない組合
◇怒鳴るカルチャー、「週3〜4で割り勘」の飲みハラ 
◇「40代はまだ若手」、やる気ない人多い支店
◇有休は全消化しないと怒られる
◇昨夏やっと初の女性支店長生まれる