原田雪渓老師の著書は、そこら辺によくある生き方指南や難解な禅問答の本とは一線を画す

表現が難しい心の状態を、子供向けの絵本並みの分かり易さで説明してくれるのだ

 

著者『The・禅』の一部から

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人間は絶えず認識を起こしています。

認識というのは、'もの'を認めるということです。

人間は、過去と、未来のことしか認識できません。〜 心が動揺する、いろいろ焦りがあるというのは、すべて過去と未来のなかから出てくるものです。

 

現在とかいまというのは、ものと自分との間にまったく距離のない状態です。

いまという状態があるわけではありません。

本当に人とものとの距離のない状態を「いま」と呼んでおります。

問題が起きている、安心がない状態というのは、絶えず自分とものとの距離を認めている。

そのくらい、私たちの現在の生活というものは、わかる、わからないに関係なく、ものと一体になっている。そういうことを難しい言葉で、「諸行無常」と言っております。(※1)
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シンプルな文章だが伝えている内容は深い



あるblogからのコピペだが