>>963 続き
さらに律法には一つの問題点があります。
それは律法を守ろうとする動機が、罰を受けたくないという恐怖心だけだということです。

律法を守り罪を犯さないようにすることの、もっと強い動機が人に必要とされました。
それが旧約時代に行われた贖罪の為の動物の犠牲です。

自分の罪の行為が、愛する動物に死をもたらすことと同じ行為であると
知らされることは、罪を犯したくないという強い動機になります。

さらにそれはイエス・キリストの十字架の贖いとして完成されました。
この十字架の贖いは動物の犠牲にまさって人の心に働きかけ、
心にある聖霊の思いを、行為としてなそうとする強い動機となります。