釈迦の時代も、諸法は無常にして無我と説き、空と同趣旨を説いた。しかし、悟り=涅槃までを無常無我とはしなかった。無常無我の滅を涅槃としたわけです。般若心経以降、諸法の中に悟り=涅槃をも含めて、空としてしまった。釈迦の涅槃を変えたわけです。