>>319
悟即是空という根本智が得られた後に衆生に悟りを説くために空即是悟という後得智が生まれます。
※大乗仏教の場合、まあ元ネタは阿含経にあるのですが。

<根本智の参考までに>
「中論」第一八章 アートマンの考察

五 業と煩悩とが滅びてなくなるから、解脱がある。業と煩悩とは分別思考から起こる。ところでそれらの分別思考は形而上学的論議(戯論)から起こる。しかし戯論は空においては滅びる。

六 もろもろのブッダは「我(アートマン)が有る」と仮説し、「無我(アナートマン)である」とも説き、また「アートマンなるものは無く、無我なるものも無い」とも説いた。
 ※ 中観派には<定説>というのがないのである。

七 心の境地が滅したときには、言語の対象もなくなる。真理は不生不滅であり、実にニルヴァーナのごとくである。 (これが根本智になるかと思います)
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