あと五蘊皆空を五蘊非我つまり五蘊のどこにも我無しと
とる人もいます。つまり無常なるものは我がアートマンに非ずという無我相経
のアレですが、そうとると阿含と同じことになってしまうと思いますが、空を
照見する菩薩が主人公なので、そこで見ている「我」がいるのです。