「不確定性原理」
信号処理と量子力学とに関係していて
コーシー=シュワルツの不等式
である”不確定性”の存在が証明されるという(下記)
”不確定性”=誤差 と読み替えれば分かり易いかも
そして、コーシー=シュワルツの不等式を使うから
不等式が出てくるのは、当然のこと
(不等式は基礎論とは、無関係だが、量子論理という分野があるそうな)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E8%AB%96%E7%90%86
量子論理
量子論において見られる現象と相似するような形式論理の体系で、分配律が成り立たない無限多値の論理である[1]。ギャレット・バーコフとジョン・フォン・ノイマンの1936年の論文[2]に始まり、1960年代に直交モジュラー束(orthomodular lattice)の研究と並行して多くの研究成果が出された[3]。
https://en.wikipedia.org/wiki/Quantum_logic
Quantum logic's best chance at revival is through the recent development of quantum computing, which has engendered a proliferation of new logics for formal analysis of quantum protocols and algorithms (see also § Relationship to other logics).[18] The logic may also find application in (computational) linguistics.

https://www.mathwills.com/posts/136
MathWills @KimChan
信号処理と不確定性原理と量子力学と 2020/12/12

信号処理の授業で不確定性原理の話が出てきて、証明を見たら、量子力学の不確定性原理とまったく同じやんけ!と思った経験を整理しました。
本投稿では、信号における局在性の定義を説明してから、その不等式制約を示して、最小波束を導出します。
最後に、一次元量子力学の不確定性原理も定数倍を除いてまったく同じ証明であることを説明します。(量子力学の知識がなくとも、お楽しみいただけるかと思われます。)

目次
信号とフーリエ変換
局在性の定義
局在性の制約
最小波束
cの制約
最小波束の計算
量子力学との関係
おわりに

後で使うコーシー=シュワルツの不等式を復習しておきます。
コーシー=シュワルツの不等式
任意の信号
g(t),h(t)について、以下の不等式が成立する。等号が成立するのは、
∃c∈Cに対して、
h(t)=cg(t)を満たすときのみである。

局在性の制約
実は、時間領域と周波数領域における局在性(分散)の積、つまり
(Δt)^2 *(Δω)^2
の値には不等式制約が存在します。
これをコーシー=シュワルツの不等式を用いて証明するのですが、