数学はただのパズル、物理こそ正統
数学者は、実在し得ない枝葉末節の部分を弄んでいるだけ
物理から生じる数学だけが本物 >>73
あくまでも先か後かの話はしていないと言い張るのであれば、
>物理の研究が既存の数学の限界に到達したために、数学者に新概念の定式化を促したこと
この文章については次のように反論すればよい。
・ 代数方程式論は、物理の研究が既存の数学の限界に到達した結果として
生まれたものではないし、物理が数学に新概念の定式化を促す形で
代数方程式論が生まれたわけでもない。代数方程式論は物理とは
無関係に生まれ、進化し、最終的には群の概念が姿を現した。
今となっては、群の概念は物理の道具として必要不可欠であるが、
そんな重要な道具が、物理側の要請によって数学の方で生まれてきたわけではなく、
むしろ物理とは無関係の文脈から数学独自の歩みによって出てきたわけで、このことは
>物理の研究が既存の数学の限界に到達したために、数学者に新概念の定式化を促したこと
という主張に対する明確な反論になっている。 ちなみに、いくつかの数学が物理側からの要請で生まれてきたことは事実である。
だが、ここで大切なことは、「そういう経緯ではない数学もある」ということ。
>>1に言わせれば、
「そういう経緯ではない数学はただのパズルだ」
ということらしいが、だったら群の概念はまさしく
「そういう経緯ではない数学」の代表格なのだから、
>>1に言わせれば群なんてただのパズルのはず。
しかし、群の概念は物理でもたくさん使われる。
ここが>>1の限界。