馬頭観音さま、足立恒夫さんではないかと言われる
大沢 健夫氏を、「相当な博学でもありますしね」と評される
なるほど

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岡潔/多変数関数論の建設 (双書12―大数学者の数学) 単行本 – 2014/10/24
大沢 健夫 (著)現代数学社

馬頭観音
5つ星のうち5.0 この種の本で望まれる最高の出来映え。
2014年11月19日に日本でレビュー済み

最近、頭書とジーゲルのモジュラー関数論が出たことを知り、早速買って、取り敢えず頭書を読んだわけです。高校数学程度の予備知識をもった人の、岡潔が建設した多変数関数論とその周辺の道案内です。いやぁ〜、見事な出来映えです。ここまで書ける人は見渡すところ、この人しかいないのではないかな? 文章もお品がありますね。相当な博学でもありますしね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E7%AB%8B%E6%81%92%E9%9B%84
足立 恒雄(あだち のりお、1941年(昭和16年)11月12日[1] - )は、日本の数学者。学位は、理学博士。早稲田大学名誉教授[2]。専攻は、代数的整数論・数学思想史。

「数学が汎宇宙的な普遍性を持つ真理の体系であり、一貫した発展を遂げているという思想」に疑問を呈し、数学は人類の種としての固有の財産であり、また時代・民族・個人に大いに依存しているという観点から、『√2の不思議』・『無限のパラドクス』・『数とは何か、そしてまた何であったか』等の啓蒙的な著作を多数著わしている。